ジョジョの奇妙な東方
~FF・of・fate~
~FF・of・fate~
第一話:河童とミジンコの出会い
犯人がプッチ神父だと伝える事が出来た。アナスイも助かったようだ。何より、徐倫にさよならを言う事が出来た!
「生きる」という事は「思い出を作る」事だと考えている彼女にとってこれ以上、望むものは何もなかった。そして彼女―FFは目を閉じ、見えない何かに身体を預けた…つもりだった。
「生きる」という事は「思い出を作る」事だと考えている彼女にとってこれ以上、望むものは何もなかった。そして彼女―FFは目を閉じ、見えない何かに身体を預けた…つもりだった。
「いっ…でぇぇぇぇぇ!」
突然身体を襲った痛みに彼女は飛び起きる。見ると、自分の腕に緑色のレーザー(?)が刺さっていた。
自分は死んだはずではなかったか、という考えが浮かんだもののこのまま死んでやる道理もない。
自分は死んだはずではなかったか、という考えが浮かんだもののこのまま死んでやる道理もない。
「げげっ!生き物!?」
声がするほうを見ると、河の中でやたらゴテゴテした水色のカッパを着た少女がびっくりしたように此方を見ていた。彼女の背負ったリュックから自分の腕に刺さっているのと同じようなレーザー(?)が出ているので恐らく自分に攻撃してきたのは彼女だろう。
「てめぇッ!いきなり何をするだァー!ゆるさん!」
「うわぁっ!怒ったっ!?」
徐倫に教わった方法で喧嘩を売ると、相手は半泣きになりながら河の上流へ逃げていった。どんな考えがあるかは知らないが、水の中は自分の独壇場だ。
FFは彼女を追うことにした。
FFは彼女を追うことにした。
「うげっ!追って来た!?しかも速っ!?」
にとりは焦っていた。
まさかあのフレームのような物体が生きていて、あまつさえ河童である自分と同じスピードで泳いで来るとは思っていなかった。
慌てて持ち合わせのスペルカード(以下スペカ)を確認する。
「河童のフラッシュフラッド」一枚、「デリュージアルメア」一枚。
「オプティカルカモフラージュ」は今回持ってきていないし、「お化けキューカンバー」はさっき使ったばっかりだ。
まさかあのフレームのような物体が生きていて、あまつさえ河童である自分と同じスピードで泳いで来るとは思っていなかった。
慌てて持ち合わせのスペルカード(以下スペカ)を確認する。
「河童のフラッシュフラッド」一枚、「デリュージアルメア」一枚。
「オプティカルカモフラージュ」は今回持ってきていないし、「お化けキューカンバー」はさっき使ったばっかりだ。
「スペルカードルールでは耐えきられた場合ってどうなるんだっけ…?」
そもそもルールに耐えきるなどという発想そのものがないのだが。
「こうなりゃ、やるしかないっ!水符!河童のフラッシュフラッドぉ!」
にとりは覚悟を決め(と言っても半泣きの状態でだが)、迫ってくる黒フレーム(にとり命名)にスペカを放った。
「ん?なんだ?」
逃げていった敵(勝手にFFがそう判断した)が何やら叫びながら、トランプのようなものをふりかざすのが見えた。どうやら攻撃する意思が固まったらしい。
「ほぅ。何をするかは知らないが、このフー・ファイターズに水中戦を仕掛けた事を後悔させてや…何ィッ!?」
確実にFF弾を当てるためにスピードを上げたFFは、突如現れた大量の水の玉(としか表現できない)にモロに激突してしまう。慌てて後ろに下がろうとしても、縦横無尽に動き回る水の玉にぶつかるばかりだ。
「くそッ!うざったい!」
腕や足で払おうとしても、どういう素材で出来ているのか全く動かせない。それどころか、払った腕にダメージがいく始末だ。「逃げ方が」、「わからないッ」!
「うぉぉぉぉぉッ!?」
FFは、水の玉の濁流に飲み込まれたッ!
「やった!やったわ!あの黒フレームをやっつけた!」
双眼鏡(にとり作)で黒フレームを見ていたにとりは、歓喜の声を上げた。あれだけフラッシュフラッドを喰らえば流石に倒れるだろう。
「取り敢えず、まずは成分を調べなきゃね。まさかお化けキューカンバーを耐えきるとは思わなかったし。ひょっとしたら、最強の素材を手に入れたんじゃない私!?あれが量産された暁には妹様もスキマも敵じゃないわ!」
「ほぅ。そんなに硬いのか私は。」
「勿論!弾幕ごっこで耐えきるなんて誰も思いつかないだ…ろう…か…ら…」
真後ろから聞き覚えがある声がして、にとりは完全に固まった。
「え、そんな馬鹿な…?」
にとりの頭の中で見たこともない髪を立てた男が何かいっている。
「あ…ありのまま今起こったことを話すぜ![フラッシュフラッドが直撃したと思ったら背後に立たれていた]!喰らいボムだとか、グレイズだとか、そんなチャチなもんじゃ断じてねぇ!もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」
「取り敢えず誰かに言われる前に言っておくわ。ポルナレフ自重しなさい。」
「何を言っているのかわからんが…、いくつか聞こう。お前はスタンド使いか?」
にとりが頭の中の銀戦車と漫才をしているのを無視し、黒フレームが何か言ってきている。
「スタンド?知らない!知らないから命だけは勘弁してっ!お願い黒フレームさんっ!弾幕ごっこは無条件で私の負けでいいからー!」
「黒フレーム?私のことか?まぁスタンドを知らないならいいさ。何も命を取ろうってんじゃない。さっき攻撃してきた理由を知りたいだけさ。」
「う…」
まさか、「スペカ使って分解して構造を調べようとしてました」などとは口が裂けても言えまい。
(本当のこと言ったら確実に殺されるっ…)
にとりはうまい言い訳を見つけようと必死に(泣きながら)考えた。