鍔鑿組 - シノビルド ～シノビガミ忍法構成考察wiki

この流派について

自らの身体を機械に改造して戦う流派。加入条件は【機忍】を修得すること。
中忍のうちは【機忍】が邪魔になりがち。
そのまま【機忍】を活かすのか、諦めて腐らせるのか、背景【双子】などを使って追い出すのかはしっかり考えよう。
2つある攻撃忍法はギャンブル性が強い。とはいえダメージには期待できるので、鍔鑿組らしさを出したいならこれらの攻撃忍法を中心に構成を組み立てるのがいいかも。

構成一覧

• 【暗密】+コスト獲得系忍法 構成

【暗密】+コスト獲得系忍法 構成

運が良ければ5点ダメージを叩き出せるし、そうでなくてもダメージの期待値が2.5点もある、間合3の接近戦忍法である【暗密】だが、その一方で「コスト6」「使用時に生命力-1」「運が悪ければダメージ0」といった見逃せないデメリットも抱えている。
特にコストに関しては深刻で、自分はプロット6に行かざるを得ず、相手にプロット1～3に逃げられたらどうしようもなくなる。
そこで、なんとかコストを誤魔化してプロット3～4あたりから【暗密】を利用できるようにしようというのが今回の構成。

「使用時に生命力-1」のデメリットも普通に辛いので、攻撃系の忍法ばかり修得したなら奥義に【不死身】、【不死身】以外の奥義を使いたいなら回復系の忍法を修得するなど、とにかく回復手段は用意しておこう。

使用可能コストを増やせる忍法の一例

• 【調息】

汎用サポート忍法。おそらく一番お手軽なコスト獲得手段。
自分のプロット値から、そのラウンドで使用したコストを引いた値を次回のラウンドに使用可能コストとして持ち越せる。
【調息】自体がコスト1消費することに注意。
実質的に【暗密】を使用できるのは2ラウンドに1回というペースになる。【調息】を使うラウンドはできるだけコストを使わずに過ごさなければいけないので、そのラウンドに何をするかはちゃんと考えておこう。
コストを使わない攻撃忍法【射撃戦攻撃】【集団戦攻撃】【水霊】などを使ったり、奥義【範囲攻撃】をばら撒いたりなどなど。

• 【水師】

古流忍法：川並衆の装備忍法。修得には背景【末裔】か背景【時の旅人】が必要。
使用可能コストを3も増やせる上にスペシャル値が-2されるという嬉しい忍法……だが、それを発動させるには戦場を水中にしなければならない。
自分がシーンプレイヤーの戦闘では【水師】自体で戦場変更できるのだが、当然クライマックスフェイズでは戦場変更できないため、結局自力で戦場を水中にできる【誘導】などを持って置かなければならない。
そしてこの流派に入るために【機忍】が必要なので、忍法構成は【暗密】【誘導】【水師】【機忍】でほぼほぼ固定されてしまう。
中忍でこの【水師】構成をやりたいなら、鍔鑿組以外の流派に入って【他流派の血】で【暗密】を修得して作ったほうが【機忍】を無駄に修得せずに済むので無難だったりする。どうせなら御斎学園に入って【戦場の極意】を修得するのがオススメ。

• 【道具箱】

斜歯忍軍：大槌郡の装備忍法。修得には背景【他流派の血】が必要。鍔鑿組が大槌郡の忍法を背景【他流派の血】で修得可能かはGMに要確認。また、追加ルール「特殊忍具（霊装・呪紋・変心丸）」適用必須。
【道具箱】で呪紋を2個獲得することで、使用可能コストを2も増やすことができる。
特に何もしなくても2増えてくれるというのは単純に便利で、コストを誤魔化す手段として【道具箱】はよく使われがち。
強いて言うなら忍具の枠を2つ圧迫するのがデメリットだが、普通のシノビはそもそも忍具が2個より増えることはそうそう無いので無問題。

• 背景【家宝（集中）】

忍法では無いが便利なので紹介。
背景の【家宝】で「集中」を指定することで、「所持するだけで使用可能コストが1増えるプライズ」を獲得することができる。
基本的にはこれ単体では無く他のコスト誤魔化す系の忍法（特に【道具箱】）とセットで使われがち。
【暗密】【道具箱】の組み合わせでは確実に相手を捉えるためにプロット4に行かざるを得なかったが、【家宝（集中）】も組み合わせることでプロット3か4かでの駆け引きができるようになる。

他に相性のいい忍法はこちら

• 【吸精】

隠忍の血統の流派忍法。【機忍】で習得可能。
攻撃に成功したときに使用可能で、指定特技の判定に成功すれば生命力を1回復できる。
【機忍】の影響で使用するのにコスト2がかかるため、プロットの配置には気をつけなければならない。

• 【望郷】

ハグレモノ：世界忍者連合のサポート忍法。【機忍】で習得可能。
回想シーン使用時に生命力を1d6点回復できる。運次第にはなるが回復量が期待できる。
ギャンブルの要素があるので逆に今回のコンセプトに合っているかもしれない。
【機忍】の影響でコストが1になっていることに注意。また、回想シーンを使うタイミングが少し難しくなるのはデメリット。

• 【頑健】

汎用装備忍法。
【機忍】を腐らせることになるが、そんなに悪い選択肢ではない。

• 【獣化】

隠忍の血統：凶尾のサポート忍法。【機忍】で修得可能。
接近戦ダメージを1点追加し、【暗密】で確実に1点以上ダメージを与えることができるようにする。
コストが重いので最初のラウンドは【獣化】の使用のみに費やすことになるが、逆に言えば1回成功すればその後コストを払わずに火力増強されるので、今回のようなコストの重い型には合っている。

忍法構成例

構成例：【接近戦攻撃】【暗密】【道具箱】【機忍】【獣化】+奥義【不死身/定め・回数制限】

奥義開発必須。
【獣化】で【暗密】の安定感を高め、生命力が減ってきたら奥義【不死身】で回復する。
【道具箱】で呪紋を2つ獲得しておくことで、プロット4から【暗密】を使用できる。
ただでさえ【暗密】がギャンブルなので【不死身】は確実に回復するために「定め」の改造を施しておきたい。
もしとことんギャンブルしたいならあえて「定め」ではなく「目覚め」にするのも面白いかもしれない。