北朝鮮軍装備大全@ ウィキ
3M6シュメル
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3M6シュメルを視察する金日成(画像出典:KCTV)
- 概要
1950年代にソ連の特殊迫撃砲設計局が開発した初期の対戦車ミサイル。愛称のシュメルはロシア語でマルハナバチを意味し、NATOコードネームはAT-1スナッパー。MCLOS(手動指令照準線一致)誘導方式で、ミサイルはオペレーターがジョイスティックで目標まで誘導する。システムが大型で持ち運び出来ないため、GAZ-69小型トラックに車載化したタイプとBRDM-1装甲偵察車に車載化したタイプが開発され、前者は2P26、後者は2P27と呼称される。エジプトやキプロスに輸出されたものは6日間戦争や消耗戦争、トルコとの戦闘に導入されたが戦果は芳しくなかった。
北朝鮮は2P26に搭載された3M6シュメルを導入し、1975年にリバースエンジニアリングしたとされているが詳細は不明。国産化と量産はされなかったようで、現在は退役済みと見られる。
- 要目
全長:1150mm
翼幅:750mm
直径:136mm
発射重量:22.5kg
速度:90~110m/s
射程距離:500m~2.3km
最大射程までの時間:20秒
誘導方式:有線誘導式(MCLOS)
弾頭:5.4 kg 3N13 HEAT
開発年:1955年~1958年
生産数:数千発
配備期間:1961年~(ソ連)
運用状況:恐らく退役済み
翼幅:750mm
直径:136mm
発射重量:22.5kg
速度:90~110m/s
射程距離:500m~2.3km
最大射程までの時間:20秒
誘導方式:有線誘導式(MCLOS)
弾頭:5.4 kg 3N13 HEAT
開発年:1955年~1958年
生産数:数千発
配備期間:1961年~(ソ連)
運用状況:恐らく退役済み
朝鮮民主主義人民共和国の陸海空軍(著 ステイン・ミッツァー/ヨースト・オリマンズ 和訳版監修 宮永忠将 翻訳 村西野安 平田光夫) 大日本絵画 ISBN978-4-499-23327-9 C0076