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どっちみち話すことなんて見当たらないし

お前から得るものなんてないわけだが

そんな状況でも耳を傾ける自分に

なんだか切なくなってしまうよ


心にこびりつく情と

身体にまとわり付く欲望


火の付かないマッチの原因を探るなんて

バカバカしくてやってらんないから

早く新しいのを出せって言ったって

お前にはわかんねえだろうな


宇宙服を着て深海に潜ってみたら

案外居心地いいかもしれないな


月の上をスクーターでどこまでも行けば

ガス欠になるまでには宇宙人に会えるかな


誰もいない公園で真剣に

念力でブランコを動かしてみたり


お前が捨ててしまったワンピースを

野良猫の寝床にそっと敷いてみたり


夢なら夢で字幕でも書いとけって

お前が言ってるのはきっとそんなこと


どっちみち話すこともなければ

共感することもないわけだから

お前が何を言ったって自由

何に傷ついても自由

忘れられなくて結構

だから俺の時間だけは奪わないでくれないか


面白いと感じる瞬間

確実に俺はお前よりも深く深く

自虐的に生きているってことを

わからなくっていいからさ

わかったふりとかしなくていいからさ

順番なんて来ないんだからさ

黙って指くわえて見てなよ  ねぇ?
最終更新:2007年03月14日 06:20