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目を閉じれば何が見えるのかと

暗い夜道を歩きながら試してみた


あなたはどこにいますか

ここでは寒さも温かさもわかりやすい


きっとそこには綺麗なビルが建っていましたね

でももう見えません

感じるのは冷たい風

心が軋む音がより大きくなって

身体に流れる血がだんだん熱くなって

もうしばらくすればここにはいられなくなる


救いの手は眩しすぎて掴めないから

僕らはいつも過ちを犯してしまう


わかっているのにやってしまうのは

不完全だからなのかただ馬鹿だからなのか


すべてを消し去った後に何が残るかを考えれば

今すぐにでも首をかききって死にたくなる


終わりの無い命を本気で欲しがるよりも

始まりのない死を選びたい


もうここにいたくないんだ

もう何も感じたくないんだ


その意味を理解してくれなくてもいいんだ

ただ僕はそこにいる

ただあなたはそこにいる


近づいても離れても

どんなに肉を切り刻んでミキサーにかけても

僕らはひとつにはなれないんだ


目を閉じて耳を塞いですべての情報から逃げても

僕は追われている

自分が生み出す呪いに追われている


何もかもが霧の中で蠢くだけ蠢いて

どれひとつとして成就などしない

口先ひとつで操れても

騙されたフリがうまくても

ごまかせない自分の中に存在しているモノ
最終更新:2005年12月17日 05:47