KPの極意
どのTRPGでもよく「KPは難しい」ということが言われている。
そこでどのTRPGでも...特にこのTRPGで使えるKPの極意を描いていく。
これがKPをやりたいと思っている人の手助けになれば幸いである。
その1・ルールを無視せよ
KPが大変だと思う理由の一つに「ルールブック通りに裁定できる気がしない、不安」というのがあるだろう。
なれば難しいルールを無視してしまうのも手の一つだ。
代替案や、最悪の場合RPとその場のノリで流してしまう。
己の好きなようにルールを改造、解釈していいのもTRPGの醍醐味である。
その2・KPは絶対権力
KPには「ゲームを運営する責任」を負う代わりに「ゲーム内での絶対権力」を有しています。
つまり、あなたが駄目といえば駄目だしOKならばOKなのである。
「独裁になってしまうのでは...」や「自分勝手にやるのはいけないんじゃないか」、そう思えたならあなたは皆を思いやれる人間なので、少し大きな態度で行った方がいいだろう。
あなたが運営しなければその卓は成立しないのだ。
なればPLは協力してKPに協力するのが義務であり、ともに遊ぶ以上の責任である、あなたはKPとして胸を張って判断を下そう
その3・設定も舞台も自由!
例えばクトゥルフ神話TRPGでなら神話生物から逃げまどいながらも事件解決の糸口をつかむTRPGといえるだろう。
ダブルクロスも突如レネゲイドウィルスによって人を超えた力をもった者達が日常を守る物語だ。
だが、KPが望むならば「神話生物を打ち倒すクトゥルフ神話TRPG」や「日常を壊す側に回るダブルクロス」だってあってもよいのだ。
ネクロノミコン?ファルスハーツ?その設定があなたの作りたいと思う世界観を縛ってしまうのであればそれを無視してしまうのも手なのだ。
街も、人も、組織も世界も、全てがあなたの意のままなのである。
その4・でも程々にね?
ここまでたくさん自由だから好きにしろ、と言ってきたがもちろん限度はあるわけである。
突出するのは長所であるが、同時に失敗しやすいという短所も持っている。
どれが自分の持ち味なのか、それを卓を回しながら見定めていこう。
最終更新:2019年04月11日 17:11