マンティス(Mantis)
初登場:Avengers #112 (1973年6月)
属性:人間→宇宙的生命体、元地球人、女性
概要
父親はグスタフ・ブラント(Gustav Brandt)というドイツ人(後にライブラという
ヴィランになる)。母親はルア・ングイェン(Lua Nguyen)というベトナム人というドイツ系ベトナム人。生まれるとプマ寺院というクリー出身の平和主義の生命体
コタティ(半分植物)たちの寺院へ送られ、マンティス(カマキリ: 雌が雄を食べることから、強い女の意味)の名前を与えられ、セレスティアル・マドンナ(宇宙人の伝承にある救世主を産む母親)候補として育てられる。
18歳になると、記憶を消され、ベトナムの孤児という偽の記憶を与えられて、通常の人間生活を送るようにさせられた。
彼女はバーで売春婦をしていたが、初代
ソーズマンと知り合う。マンティスは、アベンジャーズに敵対したり、味方になったりしていた
ソーズマンを助けて、彼に惚れられていた。マンティスはアベンジャーズに参加し活躍。しかしセレスティアル・マドンナ候補だと知ると、
征服者カーンがマンティスを殺そうとするが、
ソーズマンはマンティスをかばって命を落とす(これが
アベンジャーズ初の犠牲になる)。
能力
能力: 格闘技の達人、修行による神経システムの操作
精神系:
テレパシー、エンパシー、幽体離脱、植物操作能力、パイロキネシス(発火・火炎操作能力)、プレコグション(予知能力)
体力系: 超耐久力、自己治癒能力
トリビア
- 基本的にラブ&ピースの人。
- 最初は、普通の人間の肌の色(白人っぽい)だが、後に緑色になる。
- 「私(I)」という言い方をしない。自分を指すときは、「この者(This one)」という言い方をする。(例)「マンティスと呼ばれるこの者が、格闘で勝負を挑む」
- この喋り方は意識して行っているものらしく、あせった時にはうっかり「私(Me)」と言いかける場面もあった。
- セレスティアル・マドンナの地位はムーンドラゴンと争うことになったが、最終局面でマンティスが勝つ。理由は「ムーンドラゴンには人間性が足りない」から。
- 他社のコミックに出演している。ライターのスティーブ・エングルハートは、DCコミックスとEclipsコミックスにマンティスを出している。DCコミックスでは「ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ」にウィロー(Willow)という名前で、Eclipsコミックスの「スコーピオ・ローズ」にローレライ(Lorelei)という名前でそれぞれ出演している。
- ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー結成の立役者? スターロードがチームを結成するため、仲間たちがチームを組みたくなるよう、テレパスであるマンティスに命じてテレパシーで「説得」させた。しかし、ばれたときに一同から総スカンを食らった。
- キャプテン・アメリカやソーなどをキス・マークだらけにしてしまった、お色気&ラブアンドピースキャラである。
最終更新:2021年07月04日 15:19