ホープ (Hope) / ホープ・サマーズ (Hope Summers)
初出:X-Men #205 (2007年11月)
種族:
ミュータント、女性
概要
「サマーズ」の名は彼女を産まれてすぐに保護し養女として育てた
ケーブル(ネイサン・サマーズ)から受け継いだもので、
サイクロップス(スコット・サマーズ)の家系とは血のつながりはない。
ただし、スコットの恋人
ジーン・グレイや実の娘
レイチェル・サマーズを思わせる赤い髪や強力なミュータントパワーを考えると、今後何らかの設定が加えられる可能性も有り得る。
母はルイズ・スパルディングという一般人だとわかっているが既に死亡。父が誰かは現在のところ明らかにされていない。
能力
オメガ・レベルと言われる強力な力を持つ。
近くにいるミュータントの能力を模倣する能力。
このとき、模倣相手のミュータント能力の強さには関係なく、最大限に強力なパワーを発揮する。
ローグのように相手に直接触れる必要はないが、近くにいなくてはならない。離れると能力が消える。
まだこの能力が明らかになる前に
テレパシーや
テレキネシスを使用したが、これはケーブルの影響を受けていたものと思われる。
また他者のミュータント能力を制御させ、まだ覚醒していない能力を引き出すことができる。
養父のケーブルから教えを受けた高度な戦闘術やサバイバル技術を持ち、戦闘では能力だけでなく銃火器を使用することも多い。
経歴
セレブロにより
M-day以降初めて産まれたミュータントの赤ん坊を発見。
X-MENが現場に行くと、街は焼け野原になっていて、既に赤ん坊は連れ去られた後だった。
いくつもの組織の間で争奪戦になった後、
ケーブルが赤ん坊を救うため未来へと旅立つ。
未来の世界を舞台に
ケーブルと
ビショップの争奪戦が続く。
ケーブルはこの赤ん坊こそミュータントの未来を救う存在だと信じ、ビショップはミュータントの未来を破滅させる存在だと信じていた。
ケーブルは赤ん坊を"ホープ”と名付け、養女として育てることになった。
成長したホープはケーブルと共に現代へと帰還。
ミュータントの本拠地
ユートピアへの旅と、ミュータントの抹殺を目論む
バスチオンたちとの死闘が続く。
ホープと融合するため、宇宙から強大なパワーを持つ
フェニックス・フォースが飛来する。
X-MENはいよいよホープがミュータントを救う力を得る時が来たと期待し、
アベンジャーズは過去の経験から
フェニックス・フォースを危険視し、両者の激突が始まる。
しかしアクシデントからフェニックス・フォースはホープ以外の5人のX-MENに分けて取り込まれ、
フェニックス・ファイブを生み出した。
ホープは
アイアンフィストの故郷
クン・ルンで修行し、精神と肉体を鍛える。
アベンジャーズとの戦いの中でフェニックス・ファイブが破れると、フェニックスの力はホープに宿り、
スカーレットウィッチのカオス
マジックとホープは力を合わせ「ノーモア・フェニックス」と唱えると、フェニックスの力が世界中に拡散。さらに、世界中で新たなミュータントが現れ始めるのだった。
かくして、ホープがミュータントを救うという予言は成就した。
最終更新:2025年04月27日 01:11