It was end of world(後編)

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It was end of world(後編)  ◆ew5bR2RQj.



「……私が思ったことを言ってもいいですか?」

レナの質問に対し、北岡は首を縦に振って肯定の意を示す。
糾弾されるのを覚悟し、彼女と視線を合わさないように下を向いた。

「私は……北岡さんは悪くないと思う
 わざとやったわけじゃないんだし、それに浅倉って人に襲われたから行かなかったんですよね?」
「え? あ、あぁ……」

レナの返答が予想外のものであったことに面食らう。

「でも、ちょっとは北岡さんにも責任はあるんじゃないかな」

突然の糾弾に、心臓が跳ね上がる。
だがしばらくして、その言葉の内に責める意思が無いことに気付いた。
同意を求めるような、そんなニュアンスである。

「じゃあ、どうすればいいのよ」

北岡は縋るようにレナに答えを求める。
総合病院で詩音に責められた時や、五ェ門が死んだと誤解した時。
決して口には出さなかったが、北岡はずっと罪悪感に苛まれていた。
いい年した男が中学生に縋る様は無様ではあるが、もう形振り構っていられる余裕はない。

「謝ればいいんだよ」
「え?」
「ごめんなさいって、言えばいいんだよ」

レナの口から出た言葉に、思わず北岡は呆けてしまう。

「詩ぃちゃんにさ、謝ろう、ごめんなさいって」
「なっ……謝るって……そんなことで詩音が許すわけがない!」

にっこりとはにかみながら、子供のような道理を告げるレナ。
北岡は驚愕を隠すことができず、その荒唐無稽さに反論の言葉を並べだす。

「大丈夫だよ、詩ぃちゃんはとっても優しい子だから
 それにあのカメレオンみたいなライダーを倒すには、同じライダーの力が必要だと思うんです」
「まさか、この状況をひっくり返す策って……」
「うん、詩ぃちゃんを説得するんだよ」

北岡は絶句する。
総合病院であれだけ啖呵を切った様を見ると、とてもではないが彼女が優しい性格だとは思えない。
マグナバイザーの一撃ですら致命傷になりかねない今、詩音の前に出ること自体が危険なのだ。

「どんなに可能性が小さくても、私たちにできることをした方がいいと思います」

レナの言葉で、北岡の脳裏につかさやアイゼルの姿が思い浮かぶ。
浅倉に追い詰められた時、彼女たちの協力があったからこそ逃げ切ることができた。
今の自分には有効な作戦はなく、このまま何もしなかったら五ェ門や蒼嶋が死ぬ。
それこそ本当の”殺人者”なのではないのか。

「……分かった、詩音に謝る」

拳を強く握り締め、北岡は詩音の前に出る決意をした。


「ゼェ……ゼェ……」
「あら、もうおしまいですか? まあでもボロボロの状態でよくここまで持ちましたね」

デルフリンガーを杖代わりにして片膝を着く五ェ門。
全身の至る箇所に傷があり、呼吸は既に乱れ切っている。
激しい運動をしたせいで腹部の裂傷は開き、真っ赤な血が滴り落ちていた。

「詩ぃちゃん!」

詩音がギガホーンを突き出す寸前、それを制止するように北岡とレナが姿を現す。

「レナに……北岡、今更何の用ですか?」
「もうやめようよこんなこと……詩ぃちゃんも五ェ門さんもボロボロだよ」
「だから何度も言ってるじゃないですか、絶対に嫌だって」

心底呆れたといった様子で、詩音はレナの懇願を一蹴する。
その様子を見ると、とてもではないが説得など不可能に思えた。

「詩音、話を聞いてくれ」
「私はお前の顔も見たくないですし、声も聞きたくないんですけど」
「頼む」

マグナバイザーで威嚇する詩音に対し、あくまで言葉一つで応戦する北岡。
二つの視線が空中で交錯し、バチバチと火花を散らす。

「俺がゾルダのデッキを置いてったのは金髪の男のせいだし、悟史のところに行けなかったのも浅倉に襲われたせいだ」
「言い訳のつもりですか? 私はお前を許す気は――――」
「でも、悪かった」
「は?」
「この通りだ」

深々と頭を下げ、謝罪の意を示す北岡。
彼の性格を知っていた五ェ門や詩音は、その姿を見て呆然としている。
演技で頭を下げることはあるが、本気で頭を下げることは絶対にしない。
二人とも北岡をそのような人間だと理解していた。
故に、今の彼の行動はあまりにも予想外だった。

「……今更……今更何のつもりですか……」
「詩ぃちゃん?」
「そんな風に頭を下げたって、もう悟史くんは戻ってこないんですよ!」

マグナバイザーの銃口が光り、一筋のエネルギー弾が迸る。
それは目にも留まらぬ速さで空中を駆け、北岡の頬を切り裂いた。

「言葉だけの謝罪なんかいらないんですよ! 本当にそう思ってるなら悟史くんを返せよおおぉッ!」
「詩ぃちゃん……悟史くんはもう死んじゃったんだよ……」
「黙れ! 悟史くんは私が生き返らせる! だからこいつは殺さないといけないんだ!」
「死んじゃった人は生き返らない……生き返っちゃいけないんだよ……」
「うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいッ!」

狂ったように叫びながら、詩音はマグナバイザーを乱射する。
しかしロクに狙いを定めていなかったため、銃弾は滅茶苦茶な方向へと消えて行く。
呆然としながら、北岡もレナも五ェ門もデルフリンガーもそれを見ていた。

「あは……あははははははは、そうだ!」

何かを思い付いたのか、詩音は背負っていたデイパックに手を突っ込む。
取り出した先に握られていたのは、刃が血に塗れた鉈。
詩音はそれに目配せすると、北岡の足元へと放り投げた。

「アンタが本当に申し訳ないって思ってるなら、それで自分の首を掻き切って死んでください」

そして、底冷えするような声でそう告げた。

「なっ……」
「本当は爆殺してやりたかったんですけど仕方がありません、これで我慢します」
「詩ぃちゃん!」
「はぁ、だから言ったじゃないですか、私はそいつを許す気はないって
 それに万が一許すようなことがあっても、悟史くんを生き返らせなきゃいけないからどのみち殺しますよ」

ここで北岡はようやく理解した。
詩音の目的は悟史の蘇生に入れ替わっていて、自分への復讐はその手段にすぎない。
殺害する順番や方法が変わっただけで、彼女の心はとっくの昔にV.V.の甘言に取り憑かれていたのだ。

「それにレナ、さっきから私に文句ばかり言ってますけど、なんでアンタは何もしないんですか?」
「え?」
「アンタ、圭ちゃんのこと好きだったんですよね?」

唐突に突き付けられた言葉に、レナの顔はほんのりと紅く染まる。

「わ、私は別に……」
「別にとぼけなくていいですよ、多分知らないのは圭ちゃんとお姉くらいでしょうし」
「そ、そうなの?」
「ええ、とっても分かりやすかったですよ、少なくとも沙都子や梨花ちゃまは絶対気付いてますね」

まるで放課後にファーストフード店で交わされるような会話。
今が一触即発の状況であることを、思わず忘れそうになってしまう。
しかし、足元に転がる血塗れの鉈が忘却を許さなかった。

「楽しかったですよねぇ、毎日毎日部活やったり、村中を駆け回ったり……なんだかとても昔のことのように思えます」
「そうだね、だから――――」
「でも、みんな死んじゃったんです」

思い出を語る暖かな声色から一転、凍りつくようなものへと変貌する。

「悟史くんも、沙都子も、お姉も、圭ちゃんも、みんな死にました、もう二度と部活をすることはできないんです」
「……っ!」
「なんでアンタは、何もしないでいられるんですか?
 手を伸ばせば、楽しかった時を取り戻すことができるんですよ?」

一陣の風が、彼らの頬を撫でる。
V.V.の言葉が真実であれば、死者を生き返らせることも容易い。
周囲に建ち並ぶ民家のように壊れてしまった日常も、この手で取り戻すことができるのだ。

「そんなことしても、きっと圭一くんは喜ばない」
「……」
「人を殺した先に幸せになれる未来なんかない
 生き残った私たちは、私たちの世界を生きていかなきゃいけない
 悟史くんも、魅ぃちゃんも、沙都子ちゃんもきっとそう思ってるはずだよ」

詩音を諭すように、レナは言葉を紡いでいく。
それは綺麗事であり、すぐに突き崩すことができる詭弁なのかもしれない。
それでも殺人という十字架を背負っていくよりは、ずっと素晴らしいことのように思えた。

「ああそうですか、分かりましたよ」
「詩ぃちゃん!」
「本当はアンタ、圭ちゃんのことが好きでもなんでもないんです」
「え……」
「だってそうですよね? 好きな人を生き返らせようと思うのは当然のことなんですから」

明確な拒絶だった。
竜宮レナ園崎詩音の境遇は非常に似ている。
もしかしたら、彼女たちの立場が入れ替わっていた未来があったのかもしれない。
だが、今の彼女たちが交わることは決してない。
平行に並んだ二つの直線のように、どれだけ進もうと交差することはないのだ。

「私たちの世界って言いましたよね……そんなものもう私にはありません、私の世界はもう終わってるんですよぉッ!」

バックルに手を伸ばし、そこから一枚のカードを取り出す。
そこに彩られているのは、ゾルダを象徴するバッファローの刻印。
五ェ門が制止しようとするが、その動きはあまりにも遅い。

「全てが終わったらみんな生き返らせるつもりだったけど、レナなんかいらない!
 私と悟史くんの未来を否定したアンタなんかいらない! 北岡や五ェ門と一緒に死ね!」


――――FINAL VENT――――


詩音の足元に転がっていたガラス片から、轟音と共にマグナギガが姿を現す。
間髪入れずに、詩音はマグナバイザーをその背中に装填。
マグナギガの両腕が上がり、膝、胸、額の砲門が開く。

「くけけけけけけけけけけけけけッ! みんな、みんな死んじゃえぇぇッ!」

キャノン砲、バルカン砲、ビーム砲、ロケットランチャーなど、あらゆる砲撃が視界を埋め尽くす。
その攻撃範囲は北岡、レナ、五ェ門のみならず、遠くで戦っている蒼嶋やスザクすらも含む。
北岡やレナが死を覚悟して目を瞑る中。
デルフリンガーを構えた五ェ門が、彼らの前に立ちはだかった。


   ☆ ☆ ☆


「でやあああああぁぁぁぁぁッ!」

雄叫びを上げながら、迫りくる砲撃を斬り落とす五ェ門。
銃弾やロケット弾は斬り落とし、熱線や撃ち漏らした分はデルフリンガーが吸収する。
病院でエンド・オブ・ワールドが放たれた際、彼は同じ手段で対処している。
だから、きっと今回も出来るはずだ。
全身を激痛が蝕み、刻一刻と身体から血が抜け落ちていくが、それでもこの攻撃を通すわけにはいかなかった。

ピシッ、と音が響く。

「すまねー、どうやら限界みてぇだ」

デルフリンガーの刀身に、小さな罅が入る。
今までの戦闘に加え、エンド・オブ・ワールドを二度も吸収したことで限界が訪れたのだ。
罅は一瞬のうちに全身に広まり、ぽろぽろと崩れ落ち始める。

「そうか」
「なんだよ、怒んねーのかよ」
「どこに怒る必要がある?」
「いや、最期の最期で役に立たなかったからよぉ……」
「お主はよくやってくれた、むしろ付き合わせてすまなかったと思っているくらいだ」
「っ、謝ってくれるなよ、これでも結構楽しかったと思ってんだぜ、兄ちゃん達と一緒にいるのさ」
「ふっ……最期まで兄ちゃんか」
「別にいいじゃねーか、っと、もう本当に限界みてーだ」

デルフリンガーは半分以上が欠け、もはや剣として機能することはない。
鍔の部分が、爆風に煽られ今にも吹き飛ぼうとしていた。

「でもよ、二回もあの爆発を吸収したんだ、魔力はたっぷり溜まってる」

今にも朽ちていきそうなデルフリンガーが、黄金のような輝きを放ち始める。

「だからよぉ……あの姉ちゃんにお返ししてやろうぜ、五ェ門!」
「ああ、行くぞ、デルフリンガー!」

両脚に力を込め、光り輝くデルフリンガーをしっかりと支える五ェ門。
両手でデルフリンガーを柄を握り締め、空を仰ぐかのように振り上げる。
迫りくる兵器と、マグナギガ、その後ろにいる詩音を見据えながら、惜しむように光刃を振り下ろす。

「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!」」

光が、世界を包み込んだ。


   ☆ ☆ ☆


「ハァ……ハァ……」

マグナギガの姿を視認した瞬間、スザクは反射的に逃げ出していた。
既に変身は解除されていて、その手には黄緑色のカードケースが握られている。
周辺を見渡すが、ここが何処だか分からない。
滅茶苦茶に逃げ出したため、彼自身も何処に向かっていたか知らないのだ。

「クソッ!」

いや、そもそも逃げ出したこと自体が彼の意思ではない。
その身に刻まれた一つ目の呪い。
絶対遵守のギアスが発動し、『生きろ』という命令が彼に逃亡を強制していたのだ。

「俺は……また! クソ……クソォ……」

地べたに這いつくばり、何度も何度も拳を振り下ろす。
山小屋でもそうだった。
ギアスが彼の身体を縛り付け、最愛の人の命を奪い取った。
そして今回は、最愛の人の蘇生を一歩遠ざけた。
あのまま蒼嶋駿朔と戦っていたら、確実に彼を殺すことができただろう。
まだ、ファイナルベントのカードを残していたのだから。

「待っててね……水銀燈……」

皮膚が破けて真っ赤になった拳をぶら下げ、幽鬼のようにスザクは歩き出す。
その顔に生気はなく、精悍な騎士だった頃の面影は微塵もない。
そこにいるのは、人形に操り糸を取り付けられた哀れなマリオネットだった。

――――好きな人を生き返らせようと思うのは当然のことなんですから

逃げ出す直前、ゾルダに変身していた少女が放った言葉を思い出す。
彼女のことは何も知らないが、言葉には非常に深い共感を覚えた。
そう、当たり前だ。
愛する人を取り戻す手段があるのなら、他者を蹴落としてでも手を伸ばす。
自分は間違ってなどいない。
ひたすらにそう信じながら、ゆらりと歩き出すスザク。

「水銀燈……」

奇しくも彼を支配しているギアスは、彼から水銀燈を引き離すように発動している。
元親友からの、せめてもの哀れみなのか。
知る者は、何処にもいない。


【一日目 午後/Fー9 南】
枢木スザク@コードギアス 反逆のルルーシュ(アニメ)】
[装備]:ゼロの銃(弾丸を三発消費)@コードギアス 反逆のルルーシュ、ベルデのデッキ@仮面ライダー龍騎(一時間変身不能)
[所持品]:支給品一式×2(食料は一つ多め)、ワルサーP-38(3/9)@ルパン三世、ワルサーP-38の弾薬(11/20)@ルパン三世、
     日輪の鎧@真・女神転生if...、Kフロストヅーラ@真・女神転生if...、確認済み支給品0~1(武器はない)
[状態]:ダメージ(中)、『生きろ』ギアスの効果継続中、惚れ薬の効果継続中、記憶と精神の一部に混乱、疲労(中)
[思考・行動]
1:参加者を全員殺し、水銀燈を生き返らせる。
2:狭間偉出夫は絶対に許さない、見付け出して殺す。
[備考]
※ゾルダの正体を北岡だと思っていましたが、違う可能性に気付きました。
※水銀燈は死亡したと思っています。
※ユーフェミアの事を思い出せなくなっています。
第二回放送を聞きませんでした。


   ☆ ☆ ☆


「う……あぁ……」

全身を焼き尽くすような熱と痛みを感じ、詩音の意識は覚醒する。
血液で染みる目を開くと、そこに広がっているのは空。
自分は地面に転がっているのかと、ぼんやりとした思考で理解した。

「おふ……ごええぇっ!」

急に胃を搾り取られるような苦痛が走り、喉の奥から何かがせり上がってくる。
たまらずにそれを吐き出すと、手の平が大量の血液で真っ赤に染まっていた。

「あれ、私……」

いつの間にか変身が解除され、ゾルダからただの人間に戻っていたことに気付く。
慌てて周囲を見渡すと、自分の足先にデッキが落ちている。
軋む身体を持ち上げ、焼け焦げた手を伸ばす詩音。
だがその手がデッキを掴む寸前、上から伸びてきた手がそれを掠め取ってしまった。

「ひっ……」

五ェ門だった。
全身を覆い尽くすような火傷を負い、腹部の裂傷は黒一色に染まっている。
柄だけとなった剣を持つ姿は、今にも崩れ落ちてしまいそうに儚い。
しかし、その目だけは輝きを失っていなかった。
あらゆる悪を切り裂く刀のように、鋭く澄み切った色をしていた。

「返してもらうぞ、これは」

ただ一言だけ告げ、踵を返す五ェ門。
そのままふらふらとした足取りで、彼は立ち尽くしている北岡やレナの下へと戻っていく。
傍目に捉える彼らに、一切の傷は見当たらない。
負傷しているのは、五ェ門と詩音だけだった。

「か……かえ……」

去っていく五ェ門に手を伸ばすが、その手はこれでもかというほど震えている。
放とうとした言葉は、最後まで喉の奥から出て来なかった。


「五ェ門!」

覚束ない足取りで近づいてくる五ェ門を、北岡とレナは歩み寄って支える。
彼らが無事であることを確認すると、五ェ門はふっと穏やかな笑みを浮かべた。

「北岡殿、これを……」

ぷるぷると震える手で、五ェ門はゾルダのデッキを差し出す。
細腕ながらも筋肉を蓄えたその腕は、見るも無残な程に焼け焦げている。
それを見た北岡は悔しそうに俯きながら、無言でデッキを受け取った。

「五ェ門さん!」

デッキを手渡した瞬間、糸が切れたように五ェ門の身体は崩れ落ちる。

「これで……契約は果たしたぞ……」

爛れた目で空を仰ぎながら、独り言でも言うかのように語る五ェ門。
大切そうに握り締められた剣の残骸を見て、北岡はデルフリンガーの最期を理解する。
最初はうるさい奴だと思ったが、あの陽気さに救われたことがあった。
五ェ門にしてもそうだ。
悟史の呼びかけに応えると言った時、面倒くさい奴と契約してしまったと思った。
病院での情報交換の際、正直者過ぎて鬱陶しいとも感じた。
だが、事情も聞かずに浅倉との戦闘を請け負ってくれた時。
つかさの殺人を暴露して、言わずともこちらの事情を察してくれた時。
とても頼もしい人間だと思った。
融通が利かず、怒りっぽくて、すぐに暴力を振るう。
でも頼り甲斐があって、意外と陽気な性格をしていて、一緒にいると悪くない。
北岡にとって、五ェ門とはそんな人間だった。

「おい、五ェ門!」

そんな五ェ門が、今にも死に逝こうとしている。
今までに感じたこともない巨大な喪失感が、北岡の胸に去来していた。

「そんな……悲しそうな顔をするな……北岡殿にはふてぶてしい顔のほうが似合ってる……」

くくっと喉を鳴らしながら笑う五ェ門。
からかうような物言いに、思わず北岡は捲し立てる。

「な、なによそれ、せっかく人が悲しんでやってるのに」
「なんだ、悲しんでくれていたのか……あの北岡殿が……意外だ」
「お前なぁ……ああ、そうだよ、悲しんでるよ、悪い?」
「いや、悪くない、これから死ぬというのに、とても穏やかな気分だ」

からかうような口調から一転、真面目な声色で言葉を紡ぐ。
先ほどの自分の発言を思い出し、北岡は小っ恥ずかしい気分になってしまった。

「……このような場所ではあったが……お主やつかさ殿といるのは楽しかった……」
「ああ、俺も……悪くなかったよ」
「最初は北岡殿こと……なんだこのペテン師とすら思っていたのだがな……不思議なものだ」
「あのなぁ、それ今言うことか?」
「最初に出会った時のことを忘れたか? 喋る剣とは随分と面食らったぞ……」
「あの時は俺も必死だったんだよ、でも悪かった」
「いや……今では良かったと思ってる、デルフリンガーも言っていたぞ……お主たちと一緒にいるのは楽しかったと……」
「俺も、俺も楽しかったよ、だからさぁ……死ぬなよ」
「それは……無理な……相談だ……」

五ェ門の目から鋭さが消え、ゆっくりと光が失われていく。

「つかさ殿のこと……頼んだぞ……」
「ああ、任せてよ」
浅倉威は……必ず倒すのだぞ……」
「言われなくても分かってるって、あいつは必ず倒す」
「そうか……そうだったな」

五ェ門の身体から力が抜け、鼓動が徐々に弱まっていく。
死が、すぐそこで鎌首をもたげていた。

「なぁ、五ェ門」
「……どうした?」
「ありがとう」
「……どういたしまして」

【石川五ェ門@ルパン三世 死亡】


五ェ門の鼓動が止まったのを確認し、北岡は労るようにその身体を地面に降ろす。
ようやく戻ってきたゾルダのデッキを握り締め、悔しそうに歯を食いしばる。

「北岡さん……」

蹲るように座り込む北岡の背後から、しっとりと湿ったレナの声が聞こえる。
そんな時だった。

『一定以上の衝撃を確認しました、首輪の爆破機能が作動します』

そんな訳の分からないことを告げる電子音声が、彼らの耳に届いた。

「きゃあっ!」

背後から届くレナの悲鳴。
思わず振り返ると、そこには信じ難い光景が広がっていた。

「あははははははははははっ! レナァ!」

けたけたと笑いながら、レナを逃すまいとしがみ付く詩音。
彼女の全身は血に塗れ、身体のところどころは焼け焦げている。
だが、その目はぎらぎらと輝いていて、裂けてしまうのではないかと思うほどに笑い続けていた。

「アンタだけは……アンタだけは幸せになんかさせない……私と一緒に死ねぇ!」
『27……26……25……』

首輪の電子音は、詩音の首輪から発せられていた。


   ☆ ☆ ☆


五ェ門が立ち去っていくのを見ながら、詩音は自分自身の命が長くないことを悟った。
悟史への恋心や、魅音への思慕、圭一や沙都子への友情。
様々な思いが交錯し、彼女の意識は沈みゆく。
沈みゆくはずだった。

(なんで……)

僅かに身体を起こした時、目に見えたのはレナの背中。
仲間が死んでいるにも関わらず、何もしようとしない女の背中。
何かをしようとした自分を、真っ向から否定した裏切り者の背中。
心の奥から、ドス黒い殺意が湧き出る。
竜宮レナは殺す、何としてでも絶対に殺す。
死に逝く意識の中、彼女が最期に抱いたのは元友人への殺意だった。
しかし、武器の入ったデイパックは先程の一撃で焼失してしまっている。
それでも何かないかと思考を巡らせた時、感覚の鈍くなってきた腕が首輪に触れた。

――――これはね、君たちを縛る枷さ。もし途中で逃げようとしたり、誰も殺さなかったり、行っちゃいけない場所に行ったりしたら、それ爆発しちゃうから

この首輪によって、参加者は支配されている。
ならば、首輪を強引に外そうとすればどうなるのだろうか。

「あは……はは……」

爆発するに決まっている。
それに気付いた瞬間、彼女は無我夢中でその首輪を掴み取った。
そのまま最期の力を振り絞り、首を掻き毟るように何度も何度も力を込める。
爪が剥がれ、皮膚が擦れるが、もはや痛みを感じることはない。
そして、電子音が響く。

『一定以上の衝撃を確認しました、首輪の爆破機能が作動します』


「離せッ!」

北岡がレナから私を引き剥がそうとするが、必死でしがみ付いて抵抗する。
このままの状態でいれば、北岡も道連れにすることができるだろう。
あんな陳腐な謝罪で、悟史くんを殺した罪を許すわけがない。

『18……17……16……』

首輪の電子音が、刻一刻と時を刻んでいく。
あと少しで、仇を取ることができる。
みんなを見捨てた竜宮レナと、悟史くんを殺した北岡秀一
お前らがのうのうと生きていることなんか、絶対に許さない。
ゆっくりと恐怖を味わいながら、身体をばらばらにして死に晒せ。

「うわっ!」

北岡の身体が跳ね跳ぶ。
その方向を見ると、無様に尻もちをついている北岡の姿があった。
力みすぎたせいで吹き飛んだのかと思ったが、それにしては吹き飛んだ距離が長過ぎる。
その理由を考え始めた瞬間、私の身体は暖かな感触に包まれていた。

「ごめんね、詩ぃちゃん……」

レナが、私の身体を抱き締めていた。
その姿を見て、レナが北岡を押し飛ばしたのだと気付く。

「私、詩ぃちゃんに酷いこと言っちゃったよね……許してくれるか分からないけど……ごめんね……」

嗚咽を漏らしながら、レナは謝罪の言葉を語る。

「詩ぃちゃんはもうすぐ死んじゃうんだよね……罪滅ぼしになるか分からないけど……私も一緒に逝くよ……」

レナの顔を見上げる。
目を真っ赤に腫らしながらも微笑む彼女の顔は、まるで聖母のように美しい。
心の奥底から湧き出た殺意が、抜け落ちていくのを感じる。

「私……私……ッ!」

両の目から、溢れるように涙が零れ落ちる。

『5……4……3……2……』

電子音声は、無常にも爆発までの時間を刻み続ける。
止めようと思っても、もうどうしようもない。

『1……』

目を、瞑る。

『0』


ドカンッ――――――――


   ☆ ☆ ☆


「ここは……」

詩音が目覚めた時、目にした風景は見覚えのあるものだった。
魅音や沙都子が通っている雛見沢分校。
彼女も部活に参加するため、足繁く通っていた所だ。

「詩音ー、早く席に着いてよー、部活始めらんないじゃん」
「そうですわよ、さっさと席に着いてくださいまし」
「おい、詩音、ボーッとしてんなよな」

声のした方向を見ると、そこにはもう会えるはずのない三人の姿があった。

「お姉に沙都子に圭ちゃん……なんで……」
「なに呆けてんだよ? さっさと席着けよな」

ぶっきら棒でがさつな圭一の声。
普段なら女の子になんて態度だと言い返していただろう。

「どうしましたの詩音さん? さっきから変ですわよ?」
「え、うぅん、なんでもありません、今日は何をするんでしたっけ?」

夢を見ていたのか、と思う。
随分と悪趣味な夢だったが、夢だったのなら気にするまでのことでもないだろう。
そう自分を納得させて、彼女は席に座ろうとする。

「うーん、それがまだ決めてないんだよねー、それにまだ一人来てないし……」

そういえばレナや梨花の姿が見えない。
一人と言っていたから、どちらかは用事で不参加なのだろう。

「ごめんごめん、ちょっと先生に捕まっちゃって……」
「え?」

引き戸式の扉をガラガラと鳴らしながら、申し訳なさそうに入ってくる人物。
彼女にとって、あまりにも予想外な人物。

「もう、こんなにレディーを待たせるなんて、紳士としてあるまじき行為ですわ」
「俺はレディーじゃないけどな……」
「前にメイド服着て街中歩いてたし、圭ちゃんももうレディーみたいなもんじゃないかな」
「だーーっ! あの時のことは言うなぁ!」

金色の髪を揺らしながら、麗しげな表情を浮かべる。
線は圭一よりもちょっとだけ細く、街を歩いていれば誰もが振り返る美少年。

「悟史……くん?」
「どうしたの、詩音?」

ずっと、ずっと会いたかった、北条悟史だった。

「わっ……ど、どうしたの、詩音!?」

一目散に駆け寄って、悟史を力いっぱいに抱き締める。
他の三人が見ているけれど、そんなことは関係なかった。

「悟史くん、悟史くん……!」
「ホ、ホントにどうしたのさ、困るよ、みんなの前で……」

頬を真っ赤に染めながら、困ったように項垂れる悟史。
そんなことはお構いなしに、詩音は彼の胸に顔を埋めた。
そうして、一分が経過した頃だろうか。
詩音の頭に、暖かな手が乗せられる。

「むぅ……」

【園崎詩音@ひぐらしのなく頃に 死亡】


   ☆ ☆ ☆


「なんだ、今の爆発は……」

進行方向で起こった大爆発。
規模としては、朝を迎える前に森林方面で起きたものと同じくらいだろうか。
凄まじい轟音と爆風に、狭間は気圧されてしまった。

「戦いは終わったか」

あの規模の爆発であれば、戦闘に終幕を引くことも容易いだろう。
これで邪魔者を掃除する手間が省けた。
あとは蒼嶋と戦い、その胸にこの刀を突き立てるだけだ。

「くくっ……」

期待を胸に仕舞い、一歩ずつ進む狭間。
視界の先には、既に崩れ落ちた教会を捉えている。
ぼんやりとだが、何人かの人影も見えた。
間違いなく、あそこに蒼嶋がいる。

「ついに……ついに私は……」

溢れる渇望は抑え、あくまで理知的に狭間は歩く。
ぼんやりとしていた人影は、やがてはっきりと背格好が分かるまでに見えてきた。
侍風の男と、首のない女の死体。
スーツを着た男に、セーラー服を着た少女。
そして、少女の足下で蹲る三つ目の――――

「なんだ、あれは」

目を、疑った。
制服の裾で目を擦り、再び目の前に広がる光景を見る。
変わっていなかった。
侍風の男と、首のない女の死体。
スーツを着た男に、セーラー服を着た少女。
そして、少女の足下で蹲る三つ目の――――死体。
見覚えのある青いブレザーを着た男の死体。

「蒼……嶋……?」

蒼嶋駿朔の死体だった。


   ☆ ☆ ☆


ボロボロになるまで甚振られた蒼嶋は、ベルデが去ってからもその場から動くことができなかった。
遠くで大爆発が起きて、しばらくした頃だろうか。
耳を劈くような電子音を聞いて、彼はゆっくりと顔を上げる。
狂ったように笑う詩音が、レナを逃すまいとしがみ付いていた。
爆発を告げる電子音は、彼女の首輪から告げられている。

(あの女……)

レナを道連れに自爆するつもりなのだろう。
最期の最期までしつこい女だと、蒼嶋は心中で毒づく。
無論、そのままにしておくつもりはない。
走っても十分に間に合う距離であり、そのまま投げ飛ばせば被害は軽微で済む。
その考えの下に立ち上がった瞬間、ガクンと腰が落ちた。

(ったく、なんでだよ……)

ダメージを受けすぎたのだろう。
足に鉛を括りつけられたかのように身体は重い。
その後も何度か立ち上がろうとしたが、やはり身体は動かなかった。

(あーあ、でも、まぁ……俺も頑張ったんじゃねーの?)

寝そべって空を見ながら、蒼嶋は自嘲する。
シャドームーン程ではないといえ、ベルデも仮面ライダーの一人だ。
ガーディアンの加護を受けていても、やはり根本的な実力が違いすぎる。
それを一人で抑えたとなれば、十分に勲章物だろう。

(大体よぉ、俺なんか元々大した奴じゃないんだって)

たまたまCOMPを入手し、結果的に狭間と戦うことになっただけの人間。
最終的に戻ってきたのは自分だけであり、一緒に戦ったアキラすら見捨てて帰ってきた。
確かにレナは可愛いし、何度も助けられた。
だが、軽子坂高校にもそんな人間はいっぱいいた。
放課後によく遊び回った友人や、彼女にしたいくらい可愛い美少女、相談に乗ってくれた先生。
そんな人達を見捨てて、自分はたった一人で帰還している。
数年間も一緒にいた人たちを見捨てたのだから、数時間しか一緒にいないレナを見捨ててもおかしいことではない。

「ごめんね、詩ぃちゃん……」

レナが、詩音を抱き締めていた。

(なんで……)

詩音は何度もレナを殺そうとしていたし、今も殺そうとしている。
いくら友達だからとはいえ、そこまでした人間をどうして許そうと思うのか。
何としてでも引き剥がし、何処かに押し飛ばすのが普通なのだ。

(なんでだよ……)

なのに、レナは抱き締めている。
一緒に心中する覚悟で、詩音の身体を抱き締めている。

(そんなの見せつけられたら……俺……)

――――立て!

何処かから、声が聞こえた気がした。

――――いつまでもダラダラしてないで、やりたいことがあったらすぐやる!

まるで説教のようだった。
数時間しか聞いてなかったはずの声なのに、やけに懐かしい気がした。

「ごめん……そして、ありがとう」

全身に力を込め、蒼嶋は立ち上がる。
何度試しても立ち上がれなかったのに、今度は一発で立ち上がれた。
”彼女”の時は手が届かなかったが、今は手を伸ばせば届く。

「やっぱり俺にはぐだぐだ考えてるのは似合わねえや」

レナは自分の世界を生きなければいけないと言った。
戦いながらではあったが、その言葉ははっきりと聞こえた。
だから、レナはここで死んではいけない。
レナは生きて、自分の世界を生きなければいけないのだ。

「ああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――――ッ!!」

走る。
全身の力を振り絞り、力任せに蒼嶋は駆けた。

『5……4……3……2……』

レナの下にまで辿り着く。
だが、詩音を投げ飛ばしている時間はない。
レナの身体から詩音を引き剥がし、同時に彼女を突き飛ばす。

『1……』

Kフロストマントをレナの身体に投げ、そして力任せに詩音を押し倒した。

『0』

自分の身体が、飛び散るような感覚を感じる。
それでも自分は笑っているのだと、薄れていく意識の中で何となく彼は思っていた。


   ☆ ☆ ☆


「ディアラハン!」

北岡やレナを押し退け、蒼嶋の死体に近づく狭間。
右手を翳し、自身が覚えている最高の回復呪文を唱える。
すると身体の傷は小さくなっていき、やがて完全に傷は見えなくなる。
だが、それは死体のままだった。

「ディアラハン! ディアラハン!」

何度も何度も呪文を唱えるが、まるで手応えを感じない。
穴の開いたバケツに水を入れているような、そんな気分だった。

「ディアラハン! ディアラハン! ディアラハンッ!」

それでも彼はずっと呪文を唱え続けていた。
これが無駄な行為ではないと、自らに言い聞かせるかのように。
ずっと、ずっと。

【蒼嶋駿朔@真・女神転生if... 死亡】


【一日目午後/F-9 教会】
【北岡秀一@仮面ライダー龍騎(実写)】
[装備]レイの靴@ガン×ソード
[所持品]ゾルダのデッキ@仮面ライダー龍騎@二時間変身不可、レミントン・デリンジャー(0/2)@バトルロワイアル
[状態]疲労(大)、軽症
[思考・行動]
0:病院にいるつかさを信じる。
1:浅倉と決着をつける。
※龍騎勢が、それぞれのカードデッキを持っていると確信。
※一部の支給品に制限が掛けられていることに気付きました。
※病院にて情報交換をしました。

【竜宮レナ@ひぐらしのなく頃に(ゲーム)】
[装備]:鉈@ひぐらしのなく頃に
[所持品]:支給品一式、インスタントカメラ(数枚消費)@現実、空飛ぶホウキ@ヴィオラートのアトリエ
     真紅の下半身@ローゼンメイデン、Kフロストマント@真・女神転生if…
[状態]:疲労(大)、悲しみ
[思考・行動]
0:蒼嶋の死に呆然。
1:C.C.ヴァンと合流する。
2:翠星石蒼星石も探す。
3:水銀燈、後藤、シャドームーン、縁を警戒。
[備考]
※この会場の西端と東端、北端と南端は繋がっています。
 どこかの端からエリア外に出ると、逆の端の対応する位置へとワープします。
※ギアス、コードについて一定の理解を得ました。

【狭間偉出夫@真・女神転生if…】
[装備]:斬鉄剣@ルパン三世
[所持品]:支給品一式、ニンテンドーDS型探知機
[状態]:疲労(小)、精神疲労(小)、人間形態
[思考・行動]
1:???
[備考]
※参加時期はレイコ編ラストバトル中。
※水銀燈は死亡したと思っています。

※五ェ門の遺体に傍にデルフリンガーの残骸@ゼロの使い魔、五ェ門のデイパック(支給品一式(水を消費)、確認済み支給品(0~2)(剣・刀では無い))が落ちています。
※蒼嶋の遺体の傍にブラフマーストラ@真・女神転生if…、庭師の鋏@ローゼンメイデンが落ちています。
※蒼嶋のデイパック(支給品一式×3、どんと来い超常現象全巻セット(なぜベストを尽くさないのか付)@TRICK、スイカ(残り4玉)@スクライド、
 織田のバイオリン@バトルロワイアル、未確認支給品(0~1)、秘密バッグ@ヴィオラートのアトリエ)は爆発に巻き込まれて破壊されました。
※詩音のデイパック(支給品一式×3(食料と水を一つずつ消費)、AK-47(カラシニコフ銃)@現実、AK-47のマガジン×9@現実、鉈@バトルロワイアル
 クマのぬいぐるみ@ひぐらしのなく頃に 、確認済み支給品0~2(銃器類は入っていません) 消毒薬@現実(現地調達)×1 )は爆発に巻き込まれて破壊されました。

【Kフロストマント@真・女神転生if…】
キングフロストが使っている絢爛華麗な赤いマント。
防御力75、回避18。
炎に対する耐性を持ち、さらに体力を3上げる効果がある。
男しか装備できない。


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138:It was end of world(前編) 園崎詩音 GAME OVER
蒼嶋駿朔
石川五ェ門
北岡秀一 139:0/1(いちぶんのぜろ)
竜宮レナ
狭間偉出夫
枢木スザク



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