無料両替屋
トーチポートを拠点とする冒険者たちが、街に戻るとまず向かう場所のひとつが“無料両替屋”だ。
住宅街の奥に入ると、そこには古い大きな屋敷がある。
冒険者が今回の冒険の成果を袋に担いでその屋敷に向かえば、付近で遊んでいた子供たちに瞬く間に囲まれることになるだろう。
子供たちをなんとか潜り抜けて屋敷に入ると、風通しの良い窓や大きな暖炉によって快適な室温を保たれたリビングルームが冒険者を迎える。
はしゃぐ子供たちの声を聞きつけて出てきたこの屋敷の主人は、冒険者たちの成果にわずかに唇をゆがめると直径10フィートはある巨大な円卓に目を向ける。
冒険者がその無数の銅貨や銀貨、金貨を円卓に広げるのを待ちかねたかのように、先ほどの子供たちが部屋になだれ込み、店主の許可と同時に真剣な眼で硬貨を積み重ね始める。
店主であるエルフのフォイ爺さんは子供たちが何か危険な物(呪われた財宝はもちろん、角の尖った彫刻なども含めて)に触れないように注意深い視線を投げながらも、冒険者に美味しい紅茶を差し出してくれるだろう。
住宅街の奥に入ると、そこには古い大きな屋敷がある。
冒険者が今回の冒険の成果を袋に担いでその屋敷に向かえば、付近で遊んでいた子供たちに瞬く間に囲まれることになるだろう。
子供たちをなんとか潜り抜けて屋敷に入ると、風通しの良い窓や大きな暖炉によって快適な室温を保たれたリビングルームが冒険者を迎える。
はしゃぐ子供たちの声を聞きつけて出てきたこの屋敷の主人は、冒険者たちの成果にわずかに唇をゆがめると直径10フィートはある巨大な円卓に目を向ける。
冒険者がその無数の銅貨や銀貨、金貨を円卓に広げるのを待ちかねたかのように、先ほどの子供たちが部屋になだれ込み、店主の許可と同時に真剣な眼で硬貨を積み重ね始める。
店主であるエルフのフォイ爺さんは子供たちが何か危険な物(呪われた財宝はもちろん、角の尖った彫刻なども含めて)に触れないように注意深い視線を投げながらも、冒険者に美味しい紅茶を差し出してくれるだろう。
“無料両替屋”は、トーチポートを拠点とする冒険者たちに人気の両替屋のひとつだ。そこでは“無料で”冒険者の持ってきた財宝を両替してくれることで知られている。
“無料両替屋”では、甘い焼き菓子と銅貨1枚で雇われた付近の子供たちによって硬貨の枚数確認が行なわれる。 子どもたちの枚数確認の精度は正確無比であり、また開店以来、硬貨1枚紛失することのないモラルの高さは特筆すべき物である。この“品質”はすべて子供たちの自主性によって管理されており、それを店主は何よりの誇りとしている。
“無料両替屋”では、甘い焼き菓子と銅貨1枚で雇われた付近の子供たちによって硬貨の枚数確認が行なわれる。 子どもたちの枚数確認の精度は正確無比であり、また開店以来、硬貨1枚紛失することのないモラルの高さは特筆すべき物である。この“品質”はすべて子供たちの自主性によって管理されており、それを店主は何よりの誇りとしている。
子供たちの“業務”の合間に行なわれる店主との雑談は、冒険者には留守中の街の噂や情報を、店主にはさまざまな冒険譚と地域情報を与えてくれる。また、冒険者が望めば彼が行なってきた冒険について、店主はその豊富な知識に裏づけされた助言や関連知識を披露してくれるだろう(そして、そうした冒険譚は子供たちにとって何よりの報酬なのだ)。
子供たちの確認作業が終われば、次は両替だ。
彼はその資産を背景として、細々とした値段から眼を見張るような値段まで実にさまざまな宝石や硬貨を取り揃えているため、冒険者たちは自分たちの用途にあった価格の宝石を手に入れることができる。
店主は〈呪文学〉にも秀でているため、触媒にするのに必要な宝石類と交換することも可能だ。
どちらにせよ、遥か昔に失われた国や、伝説にしか聞いたことがない遠方の帝国の硬貨などを持ち歩くのでは余計な手間がかかることもあるため、ここに訪れた冒険者は持ち込んだ硬貨をすべて、現在トーチポート周辺で使われている硬貨に両替することを好む。
彼はその資産を背景として、細々とした値段から眼を見張るような値段まで実にさまざまな宝石や硬貨を取り揃えているため、冒険者たちは自分たちの用途にあった価格の宝石を手に入れることができる。
店主は〈呪文学〉にも秀でているため、触媒にするのに必要な宝石類と交換することも可能だ。
どちらにせよ、遥か昔に失われた国や、伝説にしか聞いたことがない遠方の帝国の硬貨などを持ち歩くのでは余計な手間がかかることもあるため、ここに訪れた冒険者は持ち込んだ硬貨をすべて、現在トーチポート周辺で使われている硬貨に両替することを好む。
<サービス内容>
- 硬貨の枚数確認
- 硬貨への両替
- 宝石への両替
- トーチ・ポート周辺のニュース
- 〈知識〉をベースとした冒険中での遭遇に対するよもやま話
- 工芸品の〈鑑定〉(ただし、参考価格であり、実際の購入は行なっていない)
価格:すべて無料。とはいえ、冒険で成功を収めた冒険者は幾ばくかの心積もりを置いていくことも多い。これは子供たちへの報酬や冒険者のお茶代などに使用される。
フォイ爺さん
エルフの男性、バード1/エキスパート7
258歳(爺さんと呼ばれているが実はまだエルフとしては中年である)
外見:明るい灰色の髪。緑色の瞳。細身で枯れ枝のような身体だが動作は力強い。
性格:子供好きであり、話好き。冒険者に親しみを持っており親身に話を聞く。また、売れない絵を描くのが趣味。
普段の居場所:住宅街の奥にある自分の両替屋にいるか、街角で絵を描いている。
その他の説明:故郷のエルフの村を離れ、トーチ・ポートに移り住み、今は両替屋を営む。
258歳(爺さんと呼ばれているが実はまだエルフとしては中年である)
外見:明るい灰色の髪。緑色の瞳。細身で枯れ枝のような身体だが動作は力強い。
性格:子供好きであり、話好き。冒険者に親しみを持っており親身に話を聞く。また、売れない絵を描くのが趣味。
普段の居場所:住宅街の奥にある自分の両替屋にいるか、街角で絵を描いている。
その他の説明:故郷のエルフの村を離れ、トーチ・ポートに移り住み、今は両替屋を営む。
「ふぉっふぉっふぉ。冒険は大成功らしいの」
「お主らが手に入れた財宝は、旧コンラート家ゆかりの物じゃろうな」
「お主らが手に入れた財宝は、旧コンラート家ゆかりの物じゃろうな」
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(でみ)