似顔絵描き - ときめきメモリアル大辞典

似顔絵描き【にがおえかき】

『1』の1年目の文化祭で美術部が発表する出し物。
訪れた客の似顔絵を描くというシンプルな出し物である。

しかし、片桐彩子か藤崎詩織が美術部に所属しており、かつ主人公が見学側で訪ねた場合だと
伊集院レイが似顔絵を描いてもらっているという光景に出くわすことになる。
文化祭でまで伊集院の顔を見る羽目になるとは何たる不幸、と考えがちだが、
伊集院が本命の時はアルバムに1枚追加できるチャンスとも考えられる。
しかしこの時に最も不幸なのは「ちゃんと描いてあげないと親衛隊がうるさい」などという状況に
否応なく巻き込まれてしまった片桐であろう。客を選べないというのは悲しいものである。

また主人公が描いてもらおうとしたところ伊集院が割り込んできて
「順番を譲らないなら秘密をバラす」と大人げないハッタリ（単なるハッタリか本気かはともかく、主人公に思い当たる節があるらしい）をかけてまで
似顔絵を諦めさせるパターンもある。
伊集院の秘密と関係があるのかどうかは分からないが、仮にそう(*1)だとすると怒るに怒れないものがあるかもしれない。
あるいは単純に構ってほしかった（それこそ憎まれ口を叩きあいながらも仲の良い友達のように接してほしかった）のかもしれない。
でも似顔絵の一つ二つでやっぱり大人げない気もする。

どちらにせよ普通にプレイする限りでは殆ど出番のない、伊集院が絡む貴重なイベントである。

関連項目

• 文化祭