アキノヒメミノガ

Bacotia sakabei Seino, 1981

幼虫のミノは市街地のガードレールや街路樹でも見つかる。採集記録は少ないが、かなり普通に分布している種と思われる。
2020年11月の観察で、本種の♂は日中に羽化し、日中に交尾することが判明。夜間や早朝に♂を見つけるのは非常に困難だが、日中なら容易に見つかる。
成虫の活動の詳細は、齋藤(2022f)を参照。
齋藤孝明, 2022f. アキノヒメミノガの成虫期. 誘蛾燈 (247): 22--23.


2020.11.29 神奈川県厚木市 羽化直後の翅が伸び切っていない♂


2020.11.29 神奈川県厚木市 交尾中のペア。野外での撮影例は珍しいのではないだろうか。


2020.11.29 神奈川県厚木市 交尾中のペア。


2019.09.07 神奈川県厚木市
緑色の陸生藻類?が付いている古いガードレールに、こんな感じでミノが多数付いているのが見つかる。


2019.11.28 神奈川県厚木市
同地で見つけた♀(無翅)。フェロモンを出して♂をコーリング中。


2019.12.10 神奈川県厚木市
同地で見つけた羽化直後の♂。



2019年12月 厚木市産♂


2019年12月 厚木市産♀

最終更新:2022年09月04日 09:21