オオミノガ

Eumeta variegata (Snellen, 1879)
日本産最大のミノガ。有名な種だが、外来のオオミノガヤドリバエによる寄生で、近年個体数が激減したと言われている。それ以前として、本種の分布は局地的で、いるところには1つの木にミノがたくさん付いていたりするようだが、自分は本種のミノを長年見たことがなかった。
2022年8月に愛川町でようやく古ミノを発見(下写真)。その後、何と、自宅の鉢植えのラズベリーに幼虫が付いているのを発見。ということは、近所にも生息地があるはずだが、未だ見つからず。
これの観察記録は、下記を参照。
(note 2023.09.09) 自宅の庭に孤立発生したオオミノガ
齋藤孝明, 2023. 厚木市の自宅の庭に孤立発生したオオミノガ. 神奈川虫報, (210): 70--71.


2022.08.20 神奈川県厚木市
自宅の鉢植えラズベリーに突然出現した幼虫。大食漢で、葉がどんどんなくなっていく。


2022.08.01 神奈川県愛川町
農家の納屋の壁で見つけた古ミノ。

最終更新:2023年11月25日 08:59