アオゴミムシ

Chlaenius (Chlaenius) pallipes (Gebler, 1823)

超普通種だが、美麗種。厚木市内の休耕田の湿地に多産しており、初夏に夜間に見に行くと活発に動き待っている個体がたくさん見られる。秋にはあまり見られないので、春繁殖型か?

Chalaenius属は、産卵時にマッドセルという泥壺を作り、その中に産卵する習性があるため、マッドセル作りに適した土質条件が必要である。本種は特に、雨後に出現する適した水分量を含む土壌を利用して産卵することが知られている[香川2009]。


2018年12月 神奈川県平塚市産♂ 体長14.5 mm
相模川河口の砂洲の朽木の下にいた個体。おそらく、増水時に流されてきた個体。

最終更新:2021年09月09日 00:00