クビボソゴミムシ

神奈川中西部では個体数が多い普通種の印象。2017年10月には、明神ヶ岳山麓の林道上で多数の個体が徘徊していのを確認している。見た目には、熱ガス噴射機能を持つオオホソクビゴミムシに中途半端に擬態しているように見えなくもない。実際、明神ヶ岳山麓と厚木市内湿地では、両種とも同時期に観察したことがある。が、本種もオオホソクビも夜行性で、見た目を似せても無意味な気がするので、単なる偶然かもしれない。

水辺、乾燥地、植林など様々な環境で見られ、冬には乾燥した崖からも見つかる[森正人2014a]。


2017年10月 神奈川県厚木市産 体長22 mm

最終更新:2021年08月29日 20:32