ミイデラゴミムシ

Pheropsophus (Stenaptinus) jessoensis Morawitz, 1862


2018年1月 神奈川県厚木市産 体長17.5 mm

捕まえようとすると熱いガスを噴射してくること、また、幼虫が土中でケラの卵を捕食することで有名。
厚木市内の休耕田の湿地が本種の多産地となっており、夜間に訪れると多数の個体が地上を徘徊しているのを観察できる。ガス噴射能力を侮ってはいけない。土中から越冬中の個体を掘りだしてもすぐに噴射してくる。ガスは酢酸臭。ガスの霧を浴びると確かに一瞬熱く感じて、その後茶色のシミが皮膚に残る(数日で落ちる)。

最終更新:2021年09月23日 11:09