ルーン三家


——北欧の神秘、大神の文字を受け継ぎし血脈。


北欧に根付く魔術師の家系のうち、特に色濃く神秘を残す三つの家系とその分家。
狭義には「ウォルドグレイヴ」「スクルデン」「フラガ」の総称とされる。
三つの本家はそのいずれもが神代からの魔術を受け継いでおり、魔術協会に属していないながら神秘の質は引けを取らない。
20年ほど前、フラガの若き当主が協会の門を叩き、結果としてその軍門に下った。
そのことをウォルドグレイヴ、スクルデン両家が糾弾し、均衡状態だった派閥間の対立が再び表層化しつつある。

ルーン三家は組織ではないが、便宜上このような形式で記述するものとする。


ウォルドグレイヴ家

 優雅にして豪奢、魔術師に於ける「陽」の部分を際立たせた様な家系。
 極めて特殊な魔術刻印を代々受け継ぎ、その性質から一子相伝の法を徹底している。
 元は「巫術(セイズ)」を専門とした巫女の家系であり、ルーンと並んで研究対象とする家も少なくない。
 また血脈故の遺伝特徴か、総じて神秘に対しては真摯な在り方を持つ者が生まれ易い傾向にある。

〇本家・ウォルドグレイヴ


〇分家・オルヘスタル


〇分家・ブロイエルス


〇分家・ボルウールヴ



スクルデン家

 古き王家を源流に持つ家系。『石板』と呼ばれる何かを継承しているというが、詳細は不明。
 表の世界における古豪の資産家としても知られており、経済界においては必ずと言っていい程耳にする名前である。
 専門は北欧に由来する「古きルーン」であり、その一部には現代のルーン文字も織り交ぜたハイブリットとなっている。

〇本家・スクルデン


〇分家・シーグルヴェルト


〇分家・ローレンツェン


〇分家・アルドヴァンユ


〇分家・フュルギエリャ



フラガ家

 戦神の宝具を受け継ぐ「伝承保菌者(ゴッズホルダー)」の家系。
 当主は魔術協会の封印指定執行者であり、単純な戦闘技術であればウォルドグレイヴ、スクルデンを大きく上回る。
 現在は戦闘特化の魔術を扱っているというが、刻印の起源は北欧・ケルト双方の流れを汲んだルーン魔術にある。

〇本家・フラガ

  • 現当主  バゼット・フラガ・マクレミッツ

〇分家・ヴァニール


〇分家・モルフェッソン



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最終更新:2021年12月31日 14:15