【倫理転生】



odi et amo,
憎しみながら愛する。

quare id faciam, fortasse requiris,
何故だと、貴方は聞くのだろう。

nescio,
自分でも分からない。

sed fieri sentio et excrucior.
ただ、その感情に苦しむのだ。



人格


+ 『人間』のハイル

『人間』のハイル(主人格)


人物


自我(ジガ)(モト)めし探求者(タンキュウシャ)(カミ)(カタ)りし冒涜者(ボウトクシャ)
────虚無(キョム)空白(クウハク)中立者(チュウリツシャ)
「僕の前に立ち塞がるのなら、善も悪も関係ないさ」
名前 ハイル
本名(ドラッグで表示) 肉体:イリヤ・アレクサンドロヴィチ・パステルナーク
精神:ヨハン・ミハイロヴィチ・ザハロフ
性別 男性
倫理観/道徳観 倫理観:中立
道徳観:中庸
種族 幻獣
年齢 20代後半に見える
誕生日 不明
身長/体重 184cm/89kg
趣味 料理/銃の整備
好き 会話/煙草/酒
かき氷/カシューナッツ
嫌い 独りで部屋に居ること/自分の考えを曲げること
ビール/柿の種
得意 銃器の扱い/ポーカフェイス
大切 自分/居場所
所属 【祖国】の軍人
【診療所】の患者
【聖王の騎士団】団員
【無限機構】の副総統
【対能力者用生物兵器創造計画研究室】の実験体
容姿
髪型:無造作な短髪
髪色:暗い金髪
形:奥二重瞼
色:青
上:草臥れたワイシャツと擦り切れた茶色のロングコート
下:紺色のダメージジーンズ
その他 顎下に短い無精髭
来歴
元・第3スペツナズ独立親衛特殊任務旅団で、第1支隊副隊長を務めていた男性。とある任務の中で消息を断ち、MIA(作戦行動中行方不明)とされた。最終階級は大尉。
両親は幼い頃に他界しており、唯一の肉親である妹を溺愛している。
妹は原因不明の病気に掛かっており、その研究と治療費の為に入軍。そこで類稀なる才能を発揮して親衛旅団へと抜擢された。
特に潜入・偵察の技術に優れ単独での潜入工作任務に就くことも多く、頻繁に情報機関からの勧誘を受ける程の実力を持つ。その繋がりからある日、「祖国国家保安委員会」と言う情報機関のエージェントから個人的に祖国の軍人の間で流れているある“噂”を調査する旨の依頼を受け、報酬の額の多さからそれを受諾した。
その噂というのが「人体実験をして異能者を作り出している」というものであり、結論から言えば彼はその存在を突き止めた。『対能力者用生物兵器創造計画』と呼ばれるそれは、人間と幻獣を融合させ、能力者と呼ばれる者達に対抗する力を得ると言うものである。
そして、更に計画の詳細まで探ろうとした彼は祖国側に気付かれ、口止め兼研究素材として自分自身がその計画のモルモットとなり、以降、表の世界から彼の存在は「消されて」しまった。
人物像
短い金髪と青い瞳を持つ典型的な祖国人。いつも擦り切れた茶色のロングコートを着込み、腰に付けた拳銃を隠している。
ヘビースモーカーの上、酒好きという駄目人間臭全開だがそれなりに頭は回る。
いわゆる記憶喪失で、街の路地裏で目覚める前の記憶が無い。が、色々と調べまわった結果、自分の置かれた境遇と、その犯人が祖国だと言う事は知識として知っている。
対能力者用生物兵器創造計画の実験体で、人工的に作り出した五体の幻獣と融合しており、その身体は既に人間のものから幻獣のものへと変化している。また、融合が不完全な状態で安定してしまった為、本来溶け合う精神がそれぞれ個として存在しており、多重人格となっている。
性格は良くも悪くも中立で、善悪の境界が非常に薄い。人助けをしたかと思えば平気で犯罪を犯したりと、その行動は極端であり、時としてそれがトラブルを起こす。
基本的には自分優先で、規則や社会規範などは二の次である。また、その所業から警察関係者には苦手意識を持っており、基本的に関わらないスタンスを取る。
もしも関わってしまった場合は極力短時間で会話を切り上げその場を離れるか、昏倒させてさっさと逃げようとする。
六花という少女に付けてもらった「ハイル」という名を名乗り、記憶を取り戻すため【祖国】について調べている。なお、ハイルとは幸福・救済の意。
現在は喪った仲間達を想いながら各地を放浪としている。

かつて悪として戦った理由は『復讐』と『八つ当たり』と『平和』。
自分をこんな体にした祖国が憎くて、自分より幸せそうな人々が妬ましくて、世界が平和では無いのはこんな風に幸せを妬む者が居るから、彼は世界を滅ぼし、全人類から『幸福』を奪い去る。
曰く、全ての人が不幸で疲弊した状態が平和であり、誰かが一人でも幸福な者が居ればそこが争いの火種となる。
故に彼は世界を滅ぼす。人間らしい迷いと想いを胸に、化物の如く──。

戦闘


能力
(メグ)(メグ)りし化生(ケショウ)円環(エンカン)──【倫理転生】(リンリテンセイ)
能力強度- 分類-変身系 属性-虚無
破壊力-null 防御力-null 射程距離-
持続力-A+ 応用力-D+ 汎用性-
特殊な専用の拳銃で自らの頭を撃ち抜き、強力な幻獣へと変身する能力。
混沌、邪悪、中庸、善良、秩序の5つの倫理に役割付けられた別の人格へと、肉体ごと変化させる。
1ロール中に使用出来る人格は『中庸』と、他2つで3種類。
かつては必ずハイルを挟まなければ別の人格へと移れなかったが、現在では成長か完全同化の予兆か、別人格同士で直接変身出来るようになっている。
情報
身体能力 常人
初期装備 変身用拳銃
利き腕/利き足 両/両
技術/知識 技術:祖国式軍隊格闘術
その他特筆事項 特になし
戦法
彼に戦法というものは特に存在しない。元々優れた軍人であった彼だが、融合実験の際に身体の神経は破壊され幻獣化。その影響で一般人と何ら変わらない程度にまで身体能力の落ち込んだ彼が能力者相手に対抗するのはほぼ不可能であるからだ。
強いて戦法を挙げるとするならば、格闘技術で場を凌ぎながら別の人格に交代する、だろうか。
ただし、その技術も大きく鈍っており、油断した素人にならば多少通じる程度のものでしかない。

技術・知識

+ 祖国式軍隊格闘術
・祖国式軍隊格闘術
その名の通り、祖国の軍隊で採用されていた格闘術。
敵の武器を抑えつつ行動を封じ、確実に命を断つ事をコンセプトに作られている。
とはいえ至近距離かつ銃器や刃物を相手取る事を前提としているので、能力者に通用する場面は少ない。
+ 『混沌』のエレボス

『混沌』のエレボス


人物


勝手気儘(カッテキママ)傍若無人(ボウジャクブジン)
────唯我独尊(ユイガドクソン)影法師(カゲホウシ)
「俺様の自由を邪魔する奴ァぶっ殺すッ!」
名前 エレボス
本名(ドラッグで表示) アレクセイ・マカロヴィチ・ドストエフスキー
性別 男性
倫理観/道徳観 倫理観:混沌
道徳観:中庸
種族 幻獣
年齢 不明
誕生日 不明
身長/体重 174cm/62kg
趣味 賭博/釣り
好き 自由/悪戯/酒
キシュカ/ジンジャーエール
嫌い 束縛されること/自分の考えを曲げること
紅茶/スコーン
得意 騙し合い/挑発
大切 自分
所属 【祖国】のマフィアのボス
【診療所】の患者
【聖王の騎士団】団員
【対能力者用生物兵器創造計画研究室】の実験体
容姿(人間時)
やや黄
髪型:オールバック
髪色:茶掛かった黒髪
形:上三白眼
色:黄緑
上:黒のズートスーツ
下:黒のベルボトム
その他 黒のソフトハット/サングラス
来歴
祖国に名を馳せる一大マフィア『ヴァロータ(門)』のトップを務めていた男。多くの国家に最も危険なマフィアの一人として指名手配され、ある日、遂に祖国国家保安委員会の手で捕らえられた。
そして、本来そのまま死刑の執行を待つ筈だった彼は、死刑「と言うこと」にされ、対能力者生物兵器創造計画の一つ、「神」の素材とされた。
ミノタウロス1匹、ドッペルゲンガー1匹、ヴァルコラキ11匹と融合させられた彼は本来の肉体を失い、影で出来た肉体を持つ。
エレボスとなった後、さらにハイルとの融合に使用され記憶の多くを失ってしまう。
人物像
後ろに撫で付けた短い黒髪と黄緑の瞳を持つ……筈だったのだが、融合実験の際に本来の肉体を失い、不定形の影となった。本来の肉体は『マールィシュ(坊や)』の愛称の通り、マフィアにしては童顔で迫力の無い顔立ちをしており、その為にサングラスを常用していた。
影となった肉体は自由自在な形を持つが、ハイルとの融合の影響で、共有している肉体から離れる事が出来なくなっている。
現れる際は主に共有の肉体を本体である影で覆い、影で出来たミノタウロスの形を取る。本人曰くそれが一番「自然に出来る」のだとか。ただし彼の変身は特殊で、ハイルの肉体+影と言った形なので影を極力小さくして悪戯に利用したりしている。
人間の頃の肉体も再現出来る筈なのだが、自分の姿を忘れているためどうにもならない。
性格は我侭で傍若無人、自分のしたいように事を為し、自分の行動を縛られる事を非常に嫌がる。
すぐに冗談や悪戯で誰かを怒らせ問題を起こす、全人格の中でも随一のトラブルメーカー。

かつて悪として戦った理由は『復讐』と『自由への渇望』。自由を愛してやまず、束縛される事に耐えられない彼は、自身を不自由な身体と境遇に投げ落とした祖国を憎み、憎悪している。また、道を歩いている人間を意に介さず、押し飛ばしながら歩こうともそれは『自由』ではなく、束縛されている事実から目を逸らしているだけであり、本当の自由とは何も身に纏わず、誰も居ない道なき道を行き、『自分』という自分を最も束縛する者を殺すことだと言う。
故に彼はこの世の全ての生物を殺し尽くし、ありとあらゆる文明を破壊し尽くし、最後に自分を殺す為に混沌を振りまく。
だが、「まずは祖国」らしく、会っただけで殺しにかかるということは無い。悪戯はするが。

戦闘


能力
()より()(ダ)した恐怖(キョウフ)根源(コンゲン)──原初の暗黒(ゲンショノアンコク)
能力強度- 分類-操作系 属性-暗黒
破壊力- 防御力- 射程距離-
持続力- 応用力-A+ 汎用性-
自身の周囲に在る影を操る力。強度や形は影の量により左右され、量が増えるごとに脳へと負担が掛かる。
また、彼の性格から影は防御よりも攻撃向きの性質を持ち、実用レベルで防御に使用する場合は攻撃の倍程度の影が必要となる。
情報
身体能力 達人並み
初期装備 変身用拳銃
利き腕/利き足 右/右
技術/知識 知識:記憶の断片/技術:闇より暗きもの
その他特筆事項 特になし
戦法
スピードで撹乱しながら影による幅広い戦術で至近・近距離から攻めるスタイルをとる。敵が守ると攻める癖があるので、カウンターを得意とする相手に弱い。もしも影に対策を打つならば弱い光源では逆に影が増えてしまう為、強い光源が必要となる。

技術・知識

+ 記憶の断片
記憶の断片
幻獣となる前の記憶の一部。
記憶を完全に失っていないのはカロンとエレボスだけである。
+ 闇より暗きもの
闇より暗きもの
四肢の如く操れる影による技の数々。
何万回と死んじまえ(ReddishHell)
【効果】
拳に集めた影を地面や壁に打ちつけ、そこから何百と枝分かれした『刃の木』を生やす技。
拳で殴りつけた場所に『種』を植えつける必要があるが、一瞬で伸びる刃の破壊力は凄まじい。
原初の暗黒(Erebos)
【効果】
夜にしかつかえない技。
地球の影である夜を掴み、100mを超す巨大な大剣として顕現させる。
もはや振れるような重量はなく、ただ相手に向けて倒すことしか出来ない。
脳に凄まじい負荷をかけ、使用後は手足の一本すら動かせなくなるとっておき。
+ 『邪悪』のニュクス

『邪悪』のニュクス


人物


純黒(ジュンコク)(ソ)まる(ハイ)かぶり
────()われ(コワ)れたコッペリア。
「貴方の腸で蝶々結び、綺麗に飾ってお話しましょう?」
名前 ニュクス
本名(ドラッグで表示) アリサ・ミハイロヴナ・ザハロフ
性別 女性
倫理観/道徳観 倫理観:中立
道徳観:邪悪
種族 幻獣
年齢 14歳前後に見える
誕生日 不明
身長/体重 146cm/44kg
スリーサイズ 71/55/68
趣味 お菓子作り/チェス
好き 目に映る全て
ルフナのロイヤルミルクティー
嫌い 「お気に入り」を人に壊されること/自分の考えを曲げること
ブラックコーヒー
得意 誰かを褒めること/ピアノ
大切 自分
所属 【祖国】の市民
【診療所】の患者
【聖王の騎士団】団員
【対能力者用生物兵器創造計画研究室】の実験体
容姿
純白
髪型:膝まであるストレート
髪色:真黒
形:一重のどんぐり眼
色:緋色
上:黒いショートラインのフリルドレス
下:黒いタイツ
その他 ツインエンプレスのリボン
来歴
彼女は元々、祖国に住まう何の変哲も無い少女であった。生まれてすぐに両親を失い、年の離れた兄に縋り生きていく毎日。
そんなある日、彼女は体調を崩し倒れてしまう。割れるように頭が痛いと訴える彼女を兄は医者に見せたが、原因は不明。しかし、日に日に衰弱していく妹を見て、兄はこの原因不明の頭痛の研究のために大量の金を集め始めた。
彼女に知らされることは無かったが、兄は軍の特殊部隊員。金は十分に集まる筈だったのだが、ある日、忽然と兄が姿を消した。
もはや自分一人では立ち上がることも出来ない彼女には兄の帰りを待つ事しか出来ず、ヘルパーの力を借りながら少女は独り、兄の帰りを待ち続けた。そしてある日、少女のヘルパーが彼女の家に行くと、動けない筈の少女の姿が忽然と消えていた。
当然のことながらヘルパーは警察に届け出たが相手にされず、以降、少女の姿を見たものは居ない。少なくとも、かつての心優しい少女の姿は──。
兄と同じように拉致され、祖国の研究に使用された彼女は、その身をデルピュネー、アポピス、アジ・ダハーカ、ザッハーク、ニンフ、エキドナらの幻獣に喰らわれ、邪悪な化け物と化していた。
大きく残る筈の素体となった人格は、心優しい少女のものから、歪で禍々しいものになり、実験途中で多くの研究者を殺害。聖骸布による封印を施され、その状態のまま一人の軍人との融合実験に使用された。
人物像
光も飲み込む様な真っ黒な長髪に、同じく真っ黒なショートラインドレスを着た少女。右サイドにツインエンプレスのリボンで小さいテールを作っており、睡眠時と入浴時以外はいつも付けている。
緋色の目は常に黒い包帯のような聖骸布に覆われており、その魔力の半分以上を封じられている。聖骸布は手首、足首、首、目の部分に巻き付いているが、彼女の行動や視界を遮ることはない。また、全力を出すと全身の聖骸布が溶け出し、背中に巨大な漆黒の翼が生える。
性格は歪と言う他に無く、目に映る全てに好意を向け、愛を囁く博愛者。しかし同時に、愛するが故に破壊したいと言う強烈な衝動を持ち、特に生物を見ると殺さずにはいられない。
だがその一方で損得勘定を出来る程度の思考は持ち、破壊をしない方がメリットが多い場合は大人しくしている事もある。ただし、彼女のメリットに金銭や身の安全などは無いが。
その行動は非常に気ままで、愛を囁き、その「生」を堪能し、共に在ることに感動し、しかし衝動が抑えられなくなれば殺してしまう。
全てを愛するが、勿論例外もあり、特に「お気に入り」に対して害為す者には一切容赦しない。
特に聖なる気を持つものがお気に入りで、メイのことが大好き。

かつて悪として戦った理由は『愛』。ただひたすらに全てのモノを愛し、破壊したいが故に、彼女は死を振りまく。
そこに何かの信念や使命がある訳ではなく、ただ彼女は彼女であるが故に、世界に敵対するのだ。

戦闘


能力
可憐(カレン)()()黒死蝶(コクシチョウ)──闇夜(ヤミヨ)のドレス
能力強度- 分類-魔法系 属性-
破壊力- 防御力- 射程距離-
持続力- 応用力- 汎用性-
強大な闇の魔法を操る力。天蓋を夜に染める程の魔力から放たれる魔法は人知を超えた神の所業。
主に「死」や「黒」、「闇」等からイメージされる魔法を扱う。
常に聖骸布により力を抑制されており、目を覆う聖骸布を解いた時、そこに在るのは死を齎す神である。
情報
身体能力 常人並
初期装備 変身用拳銃
利き腕/利き足 左/左
技術/知識 技術:純愛邪神式詠唱術
その他特筆事項 特になし
戦法
ひたすらに相手を愛し、慈しむ様に壊していく。わざと長く苦しむように威力の低い、かつ痛みの強い魔法を絶え間なく発動し、じわじわと相手を死に追いやる。力の特性上、中距離以遠を保つかと思いきや以外にも近距離で戦おうとする。何故ならば、そうしなければ苦悶の表情が見えないからだ。
しかし、それは愛するが故の戦い方であり、もしも彼女を本気で怒らせることがあれば、容赦も情けも何もない強大な闇魔法が遥か遠くから牙を剥くだろう。

技術・知識

+ 純愛邪神式詠唱術
・純愛邪神式詠唱術
恋われ壊れた愛に生きる邪神の、死と闇と夜を齎す魔法の数々。
愉しい愉しい円舞曲(BlacknessOrb)
【効果】
対象の付近に無数の眼球を作り出し、それと繋がった巨大な眼球を自身の近くに展開する魔法。
そして、ニュクスの任意のタイミングで巨大な眼球を真っ黒な杭が貫き、連動して全ての眼球から杭が飛び出す。
【詠唱】
見よ、私は彼女の生を踏みにじる。その肌を病で犯し、彼女に触れた者をも病毒で死に至らしめよう。(Behold, I will throw her into a bed, and those who commit adultery with her into great oppression, unless they repent of her works.)

彼女が子を宿せば、その子を打ち殺し、その小さき死肉を彼女の胎へと返してやろう。(I will kill her children with Death, and all the assemblies will know that I am he who searches the minds and hearts.)

私は全ての声を聞き、全ての罪を血と恐怖で洗い流してやろう。(I will give to each one of you according to your deeds.)

さあ、悔いるがいい。(Repent.)
真っ赤な花を散らして(CriminalBaby)
【効果】
触れた血液に限界以上の魔力を込め、任意のタイミングで爆発させる魔法。
爆発と言えど魔力の膨張であるため、爆炎が発生する訳ではない。
自身の魔力と親和性の高い己の血液でなければ、実用的な速度で魔力を込められない。
【詠唱】
地獄では蛆が尽きず、火が消えることもない。('where their worm doesn't die, and the fire is not quenched.')

地獄では蛆が尽きず、火が消えることもない。('where their worm doesn't die, and the fire is not quenched.')

地獄では蛆が尽きず、火が消えることもない。('where their worm doesn't die, and the fire is not quenched.')

人は総て、業火で塩の柱とならねばならない。(For everyone will be salted with fire, and every sacrifice will be seasoned with salt.)
正体不明(U.N.Owen)
【効果】
一節ごとに完結している連続詠唱。一節完成するごとに一体の少年の影が現れ、相手に抱きつこうとする。
そして、ニュクスの任意のタイミングで少年を魔力の膨張による爆発をさせる事ができる。
影の数は最大で10人。身体能力等は普通の10歳程度の少年と同じ。
【詠唱】
10人のインディアンの男の子、食事に出かけた。一人が咽喉を詰まらせて、9人が残った。(Ten little Indian boys went out to dine; One choked his little self and then there were nine.)

9人のインディアンの男の子、夜更かしをした。一人が朝寝坊をして、8人が残った。(Nine little Indian boys sat up very late; One overslept himself and then there were eight.)

8人のインディアンの男の子、デヴォンに旅した。一人がそこにとどまり、7人が残った。(Eight little Indian boys traveling in Devon; One said he'd stay there and then there were seven.)

7人のインディアンの男の子、薪を割った。一人が真っ二つになって、6人が残った。(Seven little Indian boys chopping up sticks; One chopped himself in halves and then there were six.)

6人のインディアンの男の子、蜂の巣で遊んだ。一人が蜂に刺されて、5人が残った。(Six little Indian boys playing with a hive; A bumblebee stung one and then there were five.)

5人のインディアンの男の子、訴訟を起こした。一人が裁判所にいって、4人が残った。(Five little Indian boys going in for law; One got into Chancery and then there were four.)

4人のインディアンの男の子、海に出かけた。一人がニシンに飲まれ、3人が残った。(Four little Indian boys going out to sea; A red herring swallowed one and then there were three.)

3人のインディアンの男の子、動物園にいった。一人が熊に抱きつかれ、2人が残った。(Three little Indian boys walking in the zoo; A big bear hugged one and then there were two.)

2人のインディアンの男の子、日光浴をした。一人が日に焼かれて、1人が残った。(Two Little Indian boys sitting in the sun; One got frizzled up and then there was one.)

1人のインディアンの男の子、一人ぽっちになった。自分で首をくくって、そして誰もいなくなった。(One little Indian boy left all alone; He went out and hanged himself and then there were none.)
歪んだ傀儡人形(DoppelSpiegel)
【効果】
自分の影に自分の血を垂らし詠唱する事で発動。質量を持った影を生み出す。
この影は何も行動出来ないが、ニュクスに対する攻撃を全て引き受ける事が出来る。
ただし、逆に影に対する攻撃はニュクスが引き受けることとなる。
また、引き渡した攻撃により影が死んだ場合、余剰分のダメージがニュクスに返ってくる。
【詠唱】
お母さんが私を殺した。(My mother has killed me.)

お母さんが私を殺して、(My mother has killed me,)

お父さんが私を食べた。(My father is eating me,)

兄弟たちはテーブルの下に座って、(My brothers and sisters sit under the table,)

私の骨を冷たい大理石の下に埋めるの。(Picking up bury them under the cold marble stones.)
高嶺の花は美しく(Noli me tangere)
【効果】
上空に無数の真っ黒な杭を出現させ、それを降らせる魔法。
杭の量・大きさにより魔法の完成までの時間が変わる。
【詠唱】
彼は墓に住み、何人も、鎖さえも彼を繋ぎ止める事は叶わなかった。(He lived in the tombs. Nobody could bind him any more, not even with chains,)

彼はあらゆる鎖を千切り、あらゆる枷を砕き、あらゆる者の抑圧を否定した。(the chains had been torn apart by him, and the fetters broken in pieces.)

夜昼の境なく慟哭し、咆哮し、啼泣し、自傷する。(night and day, in the tombs and in the mountains, he was crying out, and cutting himself with stones.)

神の子は彼に問う。汝は何者か?(He asked him, "What is your name?")

彼は答えた。我が名はレギオン。(He said to him, "My name is Legion")

大群である──。(for we are many.)
世界よ、貴方を愛している(MessiahComplex)
【効果】
総ての闇と、己の魔力で形成した超巨大な槍を生み出す魔法。
詠唱を始めると同時に空が夜に塗り代わり、詠唱中ニュクスはその場から動けなくなる。
ただし、その威力は絶大の一言で、膨大な詠唱に見合うだけの、必殺を通り越した超弩級の一撃となる。
【詠唱】
さあ、大いなる物語を歌おう。(MAJORA CANAMUS)

私は知っている。我が罪を贖う者が、死してはいない事を。(I know that my Redeemer liveth,)

そして、彼が後の日に、この世に現れる事を。(and that He shall stand at the latter day upon the earth.)

例え私の肉が腐れ落ちようとも、なお生きる神を私は見つめるだろう。(And though worms destroy this body, yet in my flesh shall I see God.)

今、救世の主は蘇り、早々に眠りについた贖いし者達の初穂となった。(I know the my Redeemer liveth; For now is Christ risen from the dead the first fruits of them that sleep.)

一人の過ちにより齎された死は、一人の偉大なる救世により覆される。(Since by man came death, by man came also the resurrection of the dead;)

アダムの罪により人が死する様に、キリストによって我らは生かされる。(For as in Adam all die, even so in Christ shall all be made alive.)

汝らに神秘を告げよう。我らは死によって永遠の眠りにつくのではなく、総てがラッパの音と共に変貌するのだ。(I tell you a mystery; we shall not all sleep, but we shall all be changed in a moment, in the twinkling of an eye, at the last trumpet.)

死者はラッパの音と共に決して朽ちぬ者として蘇り、我らは永遠へと変わる。(The trumpet shall sound and the dead shall be raised incorruptible; and we shall be changed.)

有限は無限へと変わり、朽ち果てるべき者は永遠となり、死者は不死者へと変わるのだ。(For this corruptible must put on incorruption; and this mortal must put on immortality.)

その時、死を下した者達は、死は消え失せたと高らかに叫ぶだろう。(Then shall be brought to pass the saying that is written, Death is swallowed up in victory.)

嗚呼、死よ、汝の棘は何処に在るのか?(O death, where is thy sting?)

嗚呼、死よ、汝の勝利は何処に在るのか?(O grave, where is thy victory?)

死の棘は罪であり、罪の力は絶対なる律法である。(The sting of death is sin, and the strength of sin is the law.)

しかし、神に感謝せよ。神は救世主を通して我らに勝利を齎すのだ。(But thanks be to God, who giveth us the victory through our Lord Jesus Christ.)

神が我々に味方するならば、誰が我々に敵対しようか。(If God be for us, who can be against us.)

誰が神に選ばれた者を糾する事が出来るだろうか?(Who shall lay anything to the charge of God's elect?)

一体何処の誰が我々を咎めようとするだろうか?(It is God that justifieth. Who is he that condemneth?)

否。我々の為に死して、なお蘇った神の右に座す者が、我々に手を差し伸べるだろう。(It is Christ that died, yea rather, that is risen again, who is at the right hand of God, who makes intercessions for us.)

死してその鮮血により我々を救った彼こそが、力と富、知恵、威力、名誉、栄光、そして賛美を受けるに相応しい。(Hath redeemed us to God by His blood to receive power, and riches, and wisdom and strength, and honour, and glory, and blessing.)

いと高きものと、神の子に、総ての賞賛と栄光が共に在らんことを。(Blessing and honour, glory and power, be unto Him that sitteth upon the throne and unto the Lamb, for ever and ever.)

かく、あれかし(──Amen.)
+ 『中庸』のカロン

『中庸』のカロン


人物


行雲流水(コウウンリュウスイ)水天彷彿(スイテンホウフツ)
────形影相弔(ケイエイソウチョウ)(ヒト)(カタ)
「彼に謝らねばならない、彼に謝ってはならない──」
名前 カロン
本名(ドラッグで表示) イリヤ・アレクサンドロヴィチ・パステルナーク
性別 男性
倫理観/道徳観 倫理観:中立
道徳観:中庸
種族 幻獣
年齢 ハイルと同じ
誕生日 不明
身長/体重 ハイルと同じ
趣味 剣術
好き 昼下がりの散歩
ムリンツィ/コーヒー
嫌い 自分の意志を曲げる人/自分の考えを曲げること
ホロデッツ/酸味の強いもの全般
得意 近距離戦闘
大切 家族
所属 【祖国】の軍人
【診療所】の患者
【聖王の騎士団】団員
【対能力者用生物兵器創造計画研究室】の実験体
容姿
やや褐色
ハイルと同じ
ハイルと同じ
上:裸
下:ウールの布
その他 髑髏の面/七つの鈴
来歴
元・第3スペツナズ独立親衛特殊任務旅団で、第1支隊隊長を務めていた男性。妻と息子を持ち、軍務の合間の暇を見つけては会いに行くほどの愛妻家にして子煩悩。しかし何か事情があった様で、周囲に家族の事を話すことは無かった。
ある日、消息を断った友人の進めていた「祖国の非人道的な研究」に関する調査を引き継ぎ、独り祖国の闇に沈んでいった。友人の調査を引き継ぐ事を決意してからは、家族に危険が及ぶ事を恐れ帰る事はなくなり、息子に愛用していた剣を托してから二度と家族と会う事は無かった。
やがて友人と同じ様に調査を悟られた彼は、同じく実験の素体として使用され、デュラハンを基礎とした他多数の妖精種族、計105匹との融合の果てに幻獣となってしまった。
人物像
実験の際に肉体を失い、精神としてしか存在しない祖国人。顕現の際もハイルの肉体を僅かに作り変える程度で、人格の変更すらあまりする事はない。なので、カロンの能力を振るうのは基本的にはハイルで、カロン自身が表に現れる事は滅多にない。
顕現した際はハイルの肌がやや褐色となり、首、両手首、両足首、両耳の七箇所に小さな鈴が付き、腰に布が巻かれただけの半裸となる。
その為、ハイルはカロンへの交代に抵抗があり、カロン自身もある理由から進んで力を貸すこともない。
性格は真面目で、一々物事を難しく考えるきらいがある。だが、堅物なように見えて意外と俗物で、それなりの欲求はあるらしい。
武人然とした話し方をするが、本人曰くそれは演技で、実は喋り辛くて仕方がないとか。

かつて悪として戦った理由は『贖罪』と『諦め』。
ある理由から彼はハイルに対しての贖罪を誓っており、その為にハイルの意向に従う事が多い。そして、本来は善人寄りの性格なのだが、全てを諦め、ハイルに対する後悔しかない彼は、ただひたすらにハイルの意向通りに生と死を分かつ。

戦闘


能力
(ワレ)(ナンジ)(ナンジ)(カゲ)──常世(トコヨ)()くは泡沫夢幻(ホウマツムゲン)
能力強度- 分類-魔法系 属性-
破壊力-C+ 防御力-C+ 射程距離-C+
持続力-B+ 応用力-B+ 汎用性-B+
無を司る魔法を扱う能力。
無とは文字通り、四大元素を含まない属性のことで、魔法の中でも物質的側面の多い属性である。
情報
身体能力 軍人並
初期装備 変身用拳銃
利き腕/利き足 両/両
技術/知識 技術:愚者による虚無詠唱/祖国式軍隊格闘術・旧/紅龍無シン流・偽
知識:完全なる記憶
その他特筆事項 特になし
戦法
主に近距離での戦闘を好み、付かず離れずの戦い方をする。何故なら彼は万能であると同時に、器用貧乏だからだ。離れれば遠距離の得意な相手に、近すぎれば近距離の得意な相手には敵わないが、まだ近い方が対処のしようもある為、彼は一歩踏み込めば間合いに入る距離を好む。攻撃スタイルは魔法剣士と言った所か。魔力を固めて生成した剣を振るい、隙を魔法で潰していく形を取る。

技術・知識

+ 愚者による虚無詠唱
・愚者による虚無詠唱
『無』の性質を持つ魔力を詠唱により魔法とする技術。
非常に応用力が高い反面、詠唱がやや複雑になっている。
愚者の仮面(Persona)
【効果】
ハイルとカロンの魂を同調させ、さらに魔力と身体能力を向上させる魔法。
しかし、魂の同調とは即ち融合であり、長時間の使用は人格消失の危険がある。
【詠唱】
世界の関節は外れてしまった。(The time is out of joint.)

嗚呼、何と咒われた因果か。(O,cursed spite,)

それを直す為の命だったとは。(That ever I was born to set it right.)
自覚無き大罪(the Fool)
【効果】
両手の人差し指の延長線上にビー玉程度の大きさの白い球体を作り出す魔法。
球体は人差し指の向いた場所に移動し、物理的な防御を無視して対象を削り取る。
しかし、『防ぐという意志』さえあれば容易に防げるため、主に召喚された使役物などに使用する。
【詠唱】
嗚呼、此の地の人々は何て素敵なんだろう。(How many goodly creatures are there here.)

嗚呼、人間は何と美しいのだろう。(How beauteous mankind is.)

素晴らしい、新たな世界。(O brave new world.)

その感動は、無知故に在る。('Tis new to thee.)
+ 祖国式軍隊格闘術・旧
・祖国式軍隊格闘術・旧
祖国の軍隊で採用されている格闘術。
しかし一世代前のもの。
高級軍人である父を持つ彼は幼い頃より習っていたこちらを好む。
+ 紅龍無シン流・偽
・紅龍無シン流・偽
帝國のとある名家に伝わる剣術を見様見真似で覚えたもの。
流石に奥義は習得できず、基礎的な部分を自己流にアレンジしている。
なし
+ 完全なる記憶
・完全なる記憶
唯一、人格の中で生前の記憶を失っていない。
故に全ての事情を知り、生前の全ての知識を有する。
+ 『善良』のヘメラ

『善良』のヘメラ


人物


純白(ジュンパク)(ソ)まる(ネム)(ヒメ)
────()われ(コワ)れたシルヴィア。
「もう元には戻れない。私は化け物だから──」
名前 ヘメラ
本名(ドラッグで表示) レイラ・イリイニチナ・パブロヴァ
性別 女性
倫理観/道徳観 倫理観:中立
道徳観:善良
種族 幻獣
年齢 20代半ばに見える
誕生日 不明
身長/体重 172cm/61kg
スリーサイズ 91/65/90
趣味 ピアノ/バレエ
好き ニュクス/目に映る全て
無糖クッキー
嫌い 自分の考えを曲げること
ショートケーキ/ウォッカ
得意 教えること
大切 自分
所属 【祖国】の市民
【診療所】の患者
【聖王の騎士団】団員
【対能力者用生物兵器創造計画研究室】の実験体
容姿
純白
髪型:膝まであるウェーブのかかった長髪
髪色:濃い金髪
形:二重のややつり目
色:薄い水色
真っ白な布を体に巻き、その上から茨が巻きついている
その他 特になし
来歴
元々祖国で教師をやっていた女性。休日の度に地元の少年ギャング達に勉強を教えに行くなど、怖い物知らずのお人好し。
ある日、その少年ギャング達に勉強を教えていた所に警官隊が突入。関係者として逮捕され、そのまま彼女は戻ってこなかった。
というのも、元々身寄りのないギャング達を実験の素材にしようと祖国のエージェントが警官を装い捕まえに来たところに、不運にも居合わせてしまったため、彼女も実験の素材となってしまった。
当然、本命の素体の前に使用する、実験データ収集用の使い捨ての予定だったのだが、研究者達の適合確率計算では在り得ない程に幻獣と深く適合してしまい、奇しくも予定外の「成功」となってしまった。
しかし、精神の殆どを幻獣との適合によって破壊され、歪なメンタルを形成してしまっている。
ハルピュイアとガルダ、ニンフ他966匹の妖精種族という大規模な合成だった為か、その性質は歪みに歪み、ニュクスとは違い博愛主義ながら無愛でもある。
人物像
膝まである長い金髪に、水色の瞳。体には純白の布と茨が巻き付いており、聖なる気を周囲に撒き散らす。全力で戦う時は背中に巨大な純白の羽が生える。
ニュクスと同じく博愛主義であり、それ故に何も愛さない性格。
彼女曰く「全てを愛する事は、何も愛さないと同義」「愛とは優劣があって生まれるもの」。
実際に彼女は全てを平等に慈しみながらも、全てを無感情のままに破壊する事が出来る。
与えられた「善良」という役割に忠実であろうとするが「正義」では無く、自分の目的の為ならばどんな悪行だろうと行う。
その在り方は「善良」の矛盾を現し、その概念の儚さを示している。
ただ、唯一ニュクスのみは上記の無関心と同義の愛ではなく、本当の意味で妹の様に愛している。また、ニュクスが愛し、共に肉体を共有している他の人格に対しても友人程度の情は持っているらしい。

かつて悪として戦った理由は『愛』と『無関心』。ニュクスが望み、ニュクスが喜ぶから、彼女は世界を滅ぼす。
それが悪いことだと理解はしているが、所詮、ニュクス以外は取るに足らない礫瓦。
故に、彼女は『善良』でありながら世界に死を振り撒く。全ては愛する一人の為に──。

戦闘


能力
(カミ)よ、(カミ)よ、何故(ナゼ)(ワタシ)見捨(ミス)てたのですか?──白昼(ハクチュウ)(ユメ)
能力強度-A+ 分類-魔法系 属性-
破壊力-A+ 防御力- 射程距離-A+
持続力- 応用力- 汎用性-
強大な光の魔法を扱う力。天蓋を昼に染める程の魔力から放たれる魔法は人知を超えた神の所業。
主に「聖」や「生」、「光」等からイメージされる魔法を扱う。
情報
身体能力 常人並
初期装備 変身用拳銃
利き腕/利き足 右/右
技術/知識 技術:独善聖霊式詠唱術
その他特筆事項 特になし
戦法
主に超火力で圧倒する手段を取る。が、与えられた「善」という役割の為、意味と理由が無ければ致命傷を避けて攻撃しようとする。しかし、殺害が必要と判断すれば絶え間ない超火力の魔法が飛び交い、周囲の地形ごと相手を蹂躙する。

技術・知識

+ 独善聖霊式詠唱術
・独善聖霊式詠唱術
乞われ壊れた利己に生きる聖霊の、生と光と昼を齎す魔法の数々。
明けの明星(Lucifer)
【効果】
魔方陣を展開し、そこから凄まじい破壊力を持つ光線を放つ魔法。魔方陣の大きさ、枚数によって威力と展開時間が変動する。
魔方陣はある程度任意の場所に展開出来るが、出現と同時に強い光を放つので騙し討ちは出来ない。
自分の身長ほどの魔方陣を三枚重ねて放った光線は街の一角を吹き飛ばすほどの威力となる。
【詠唱】
嗚呼、邪なるかな。嗚呼、禍害なるかな。己が命を欺く者共よ、汝等我が災厄なるかな。(Behold, I give of the synagogue of Satan, of those who say they are Jews, and they are not, but lie.)

さらば我が愛を以って汝等に大いなる審き与えん。愚昧なる地を這いずる者共よ、我が威光に平伏せよ。(Behold, I will make them to come and worship before your feet, and to know that I have loved you.)
安息の息吹(R.E.Q.U.I.E.M)
【効果】
周囲に浄化と安息の光を放ち、周囲50mに存在する全ての生命の、死以外の状態を治癒する。
非常に強力な回復魔法ではあるが、範囲内の全生物に作用し、対象を選べない欠点がある。
【詠唱】
万物よ、我を礼賛せよ。聞きし者よ、須らく我を礼賛せよ。(The Spirit and the bride say, "Come!" He who hears, let him say, "Come!")

渇いた者は、皆須らく我が下に集うべし。我は汝らに、生命の水を与えよう。(He who is thirsty, let him come. He who desires, let him take the water of life freely.)
怒りの火(MegiddoBlaze)
【効果】
空に浮かぶ星々から無数の光線を放つ魔法。
発動は早く、威力・殲滅力もそれなりにあるが、発動から到達までに時間差がある。
【詠唱】
神である主、今いまし、昔いまし、後に来られる方、万物の支配者がこう言われる。(Says the Lord God, who is, and who was, and who is to come, the Almighty.)

私はアルファであり、オメガである。(I am the Alpha and the Omega.)

私は、最初であり、最後であり、生きとし生ける者である。(I am the First and the Last. I am the Living one;)

私は死を患ったが、見よ、永久に生き永らえている。(I was dead, and behold I am alive for ever and ever.)

死とハデスに通ずる鍵は、私の手の内に在る。(And I hold the keys of death and Hades.)
+ 『秩序』のアイテール

『秩序』のアイテール


人物


勧善懲悪(カンゼンチョウアク)予定調和(ヨテイチョウワ)
────安寧秩序(アンネイチツジョ)防衛者(ボウエイシャ)
「僕の法と秩序は何者にも壊せないさ」
名前 アイテール
本名(ドラッグで表示) レフ・ユーリエヴィチ・ガールシン
性別 男性
倫理観/道徳観 倫理観:秩序
道徳観:中庸
種族 幻獣
年齢 12歳前後に見える
誕生日 不明
身長/体重 151cm/47kg
趣味 読書
好き 挑発/左右対称
スナック菓子/コーラ
嫌い 束縛されること/自分の考えを曲げること
野菜/苦いもの全般
得意 暗算
大切 自分
所属 【祖国】の少年ギャングのボス
【診療所】の患者
【聖王の騎士団】団員
【対能力者用生物兵器創造計画研究室】の実験体
容姿
髪型:無造作な短髪
髪色:暗い金髪
形:奥二重瞼
色:青
診療所の患者服
その他 無し
来歴
親に捨てられ幼少の時分にストリートチルドレンとなった少年。似た境遇の子供達を集め、少年ギャングを結成した。
窃盗、暴力、強盗とどんな悪事にも手を染め生きていた彼らは、その孤児という境遇に目を付けられ、警官に偽装した祖国のエージェントによって攫われ、幻獣との融合実験の材料とされた。
アメミットを基礎とした他多数のジン計51匹との融合の負荷に耐えられなかった彼の肉体は極端に弱体化し、当初は心臓を動かすことも難しかった。
しかし、彼の肉体は不要でもあった為、最低限の生命維持のみ施され、彼はその薄弱な命のままハイルとの融合に使用された。
しかし、これが功を奏した様で、彼のバイタルサインは安定し、普通の子供と同程度には回復した。
人物像
短い金髪と青い瞳を持つ少年。性格は元ギャングだけあって非常に生意気。
恐らく全人格の中で最も性格が悪く、口を開けば他人を煽る。悪気なく煽る。悪気があっても煽る。ただし本人は軽いスキンシップのつもりらしい。
安定と秩序と整然とした状態が好きらしく、やたらと騒がしい状態が嫌い。そのため、無闇に世間を騒がす犯罪者は好きではなく、なるべくその行為を阻害しようとする。

かつて悪として戦った理由は『孤独への恐怖』と『自我』の為。
混ざり合った幻獣にその精神を気付かず侵され、その与えられた『役割』に狂っていく他の人格達を見て、彼は自分が気付かぬ内に自分を失っていくことを恐れた。だからこそ、彼は『秩序』という役割を与えられていながら、その影響はあまり出ていない。故に彼は秩序とは正反対の行動。世界の破壊に協力する。
騎士団に居れば孤独ではないから。自分達と同じ、何処にも行けずに足踏みをしている愚か者ばかりだから──。

戦闘


能力
絶対(ゼッタイ)にして唯一(ユイイツ)城塞(ジョウサイ)──不可侵(フカシン)(ホウ)
能力強度- 分類-防御系 属性-
破壊力-null 防御力-EX 射程距離-
持続力- 応用力- 汎用性-
守護に長けた絶対の鉄壁。その魔力の殆どを防御に費やした存在そのものが不可侵の壁。
情報
身体能力 常人並
初期装備 変身用拳銃
利き腕/利き足 左/左
技術/知識 技術:絶対なる秩序
その他特筆事項 特になし
戦法
ただひたすらに防御。防御。防御。隙があれば魔法で応戦。他の人格には無い防御力が取り得だが、逆にそれしかない為、戦闘能力は低い。

技術・知識

+ 絶対なる秩序
・絶対なる秩序
守護の魔力による魔法の数々。
なし
+ 『正義』のアリサ

『正義』のアリサ


人物


魔女(マジョ)(ウソブ)蝋人形(ロウニンギョウ)正義(セイギ)(カタ)りし信奉者(シンポウシャ)
────独善主義(ドクゼンシュギ)絶対者(ゼッタイシャ)
「世界の為に一人を犠牲にすることが許されるなら、
私達の為に世界を犠牲にしたって良いじゃない」
名前 アリサ=アヴァター
本名 アリサ・ミハイロヴナ・ザハロフ
性別 女性
倫理観/道徳観 倫理観:秩序
道徳観:破綻
種族 人間
年齢 14歳前後に見える
誕生日 10月08日
身長/体重 146cm/44kg
スリーサイズ 71/55/68
趣味 お菓子作り/チェス
好き 身近な人々
ルフナのロイヤルミルクティー
嫌い 自分の考えを曲げること
ブラックコーヒー
得意 誰かを褒めること/ピアノ
大切 家族
所属 【祖国】の市民
【診療所】の患者
【聖王の騎士団】団員
【対能力者用生物兵器創造計画研究室】の実験体
魔女の契約者
容姿
純白
髪型:膝まであるストレート
髪色:真黒
形:一重のどんぐり眼
色:緋色
全身:祖国の軍服(黒い外套付き)
その他 額に無数の棘で貫かれたような傷跡がある
来歴
ゼオルマの魔法によって、ニュクスの過去──即ち人間であった頃のアリサ・ミハイロヴナ・ザハロフが再現されたもの。
ゼオルマによってハイル達6人の記憶をすべて植え付けられ、常に記憶と感情の共有を強制されている。
本来であれば既に狂っているのだが、ゼオルマの魔法によって発狂を禁じられているため、
常に認め難い悍ましい過去の記憶と、凄まじい情報の奔流に苛まれている。
普段は「アカシア写本」の管理人格として活動しているが、ニュクスの代わりに表の人格として現れることも出来る。
人物像
ニュクスと同様の外見ながら、より人間的で明るくハツラツとした性格。
本来は信仰に篤く、正義感の強い人間だったのだが、ハイル達の記憶を得た事で精神に大きな変化が起き、
「大切なものの為に覚悟を以って悪を為すならばそれは正義である」と独善的な性格となっている。
生前は病弱で働けなかったため、兄であるハイル(ヨハン・ミハイロヴィチ・ザハロフ)に頼り切りだったことを後悔している。
聖痕症候群の第二病変患者で、額に無数の棘で貫かれたような傷跡がある。
祖国軍の研究機関が、聖痕症候群患者であるアリサを狙った際に、
ついでに彼女の身近な人間を消す為に材料として確保した「死んでも良い消耗品」達──それが【倫理転生】の人格達である。

戦闘


能力
狂々(クルクル)()わる無数(ムスウ)手札(テフダ)──ワイルドカード
能力強度- 分類-複合系 属性-
破壊力- 防御力- 射程距離-
持続力- 応用力- 汎用性-
無限の可能性を秘めた過去と未来の情報管理者。
【倫理転生】を構築するすべての人格情報を統合し、すべての能力を扱うことが出来る。
人格を変更せず直接能力を変えることが出来るため、複数能力のコンボを使用出来る応用性のある能力。
『タロットワークス』<ツインエンプレス>を出現させ、それに何らかの衝撃を与えることで能力の変更が可能。変更回数は1レスにつき1回まで。
情報
身体能力 能力による
初期装備 変身用拳銃
利き腕/利き足 左/左
技術/知識 技術:能力による
その他特筆事項 能力による
戦法
近距離をメインに複数の能力のシナジーを活かす立ち回りを心がけ、基本的には複数能力による飽和攻撃を仕掛けるが、それが通用しない場合は大きな一撃を用意する事もある。
基本的に速攻型であり、対応させる側でいようとする。
というのも、戦闘経験の無さや実直な性格が原因で対応力が低く、
ひとたび対応させられる側──つまり防御に回ってしまうと、そのまま押し切られてしまうことがあるため。
同じく経験や性格的な理由で騙されやすく、幻覚やトリックに弱い。

技術・知識

特になし

所持品


+ 武具
・武具
+ アイテム
・アイテム

日記


21/08/22(日)
追手の追跡から逃れている時、ゼオルマと再会した。
……根源、過去、真実。彼女の戯れによって、僕達は目を逸らしていたものを直視する羽目になった。
そして、それらの情報は僕達が悪を為す事を真に決意するのには十分なものだった。
協力者として少佐殿の情報を受け取り、彼女に別れを告げた。

22/05/31(火)
ゼオルマからの情報を頼りにとある廃区画を調査。
目的の人物である少佐殿──アケローンを発見し、接触した。
僕達の“悪”を為すには、彼の力──そのカリスマ性が必要だ。
未だ少数の【同盟】ではあるけれど、いつか彼を旗印に無数の巨悪が集うだろう。

+ 過去の日記
16/03/24(木)
運び屋の運ぶ荷物を強奪した。
その中身は、ある組織の情報。
──これで、より戦争の火種が大きくなると良い。
しかし、エレボスは彼女に速度勝負で負けた事を本気で怒っているようだ。
暫くは喧しいBGMつきの生活かな。

16/01/20(水)
公園でニュクスが三条 雪音と出会った。
どうやら、ニュクスに似て人を殺さずにはいられない質らしい。
殺し合いの末、右腕を切り落とされた。
体は全員で共有しているからたまったものではないのだが……。
ともかく、その実力は本物だ。
無限機構に誘えたことでプラスマイナスゼロということにしよう。

16/01/06(水)
無限機構の拠点でゼオルマと再会した。
とはいえ、そこまで見知った中ではないのだが……。
どうやら無限機構に参戦したいようで、それを受け入れた。
全く、いつ見ても反吐が出る邪悪さだ。
あの悪意が、精々世界を不幸に陥れる事を願おう。

16/01/04(月)
かつての学園裏の一員墨宮 雪華をスカウトしにいった。
しかし、敢えなくフラれる。
彼女が無限機構に与する事は間違ってもなさそうだ。
であれば、敵ということになる。
無限の戦争の、その敵と。

16/01/03(日)
白スーツの男性と出会った。
軍需品生産と傭兵派遣を行っている会社の社員らしい。
能力者に対して何らかの感情を抱いており、率先して殺そうとしている。
是非とも無限機構の一員に迎えたいのだが……。

16/01/01(金)
ついに、かつての神殺機関の首領。
そして、リチャードとも語らったと言う男。
レナート・コンスタンチノヴィチ・アスカロノフを見つけた。
彼と共に、僕らは世界に敵対しよう。
その名は【無限機構】。旗印は貫かれたケツァルコアトル。
さあ、戦争の始まりだ。

15/12/31(木)
亞戦 赤紅と出会った。
ニュクスによって街を滅ぼした直後の事だったので、
ニュクスの殺人衝動によって戦闘に。
もっとも、彼も乗り気だったようだが……。
僕達と共に世界を滅ぼさないかと誘ってみたところ、断られた。
彼は、僕がもっとも危険視する“強者”のようだった。
もし、次に会うことがあれば、生かしては置かない。

15/12/30(水)
軍服の男性と出会った。
『可能性』というものを憎悪しているらしく、
可能性を信じるかどうか、という問いにYESと答えたら、攻撃してきた。
可能性──果ては神すら殺す。神を憎む。可能性が神だと彼は言う。
神、神、神。何処まで行ってもついて回る名前だ。
またいずれ、彼とは出会い、そして、殺しあうことになるだろう。
可能性ではなく、必然として。

14/09/06
騎士団拠点にてラルと話をした。
とても純粋な少女といった印象で、とても尊い存在の様に感じられた。
話をしていると心が落ち着き、彼女を守りたい気分になってくる。
兄弟のようだ……なんて少し傲慢だろうか。

14/08/30
診療所でかぐやちゃんと話をした。
本当は黙って消えるつもりだったが、タイミング悪く遭遇してしまった。
彼女はこちらを理解し、助けようとする相変わらずの善人だったが、僕らはそんな事は望んでいない。
人格同士のいざこざはあったが、結局、半ば突き放すようにその場を後にした。

14/08/01
騎士団の面々による『使徒』の討伐作戦。現れたのは二体の使徒で、結果としては勝利したが辛勝と言わざるを得ないだろう。
あれクラスの化け物がまだ居ると言う。だが、騎士団はまだ僕に必要だ。
その為にも、全ての火の粉を払いのけよう。世界を滅ぼすのは、僕だ。

14/06/20
警官から逃亡中、知らず知らず『聖王の騎士団』の本拠地に入り込んでしまった。
中で休んでいると首領代行であるリチャード・ロウが現れ、なんと僕を手厚く歓迎してくれた。
そこで騎士団の目的を聞き、僕は祖国への復讐のため、あるいは他の人格達の目的のために入団する。
そして、話の中に登場した『聖王』なる人物と会うためにリチャードからの試験を受け、辛くも偉大なる吸血鬼『伯爵』を撃破し、これに合格した。

14/不明/不明
診療所への帰宅途中、近道になる竹林を通ったら東雲貫幸と出会った。
迂闊にも警官だと言う事に気付かず、自分が犯罪者だとバラしてしまう。
適当に昏倒させて逃げるつもりが、ヘメラの暴走により取り返しの付かないことになってしまった。
「善良」を担う彼女が見せた邪悪さは何だったのだろうか。何か嫌な予感がする。
ともかく、診療所の患者である事を語ってしまった為、暫くは帰れないだろう。

13/12/16
夜、買い物から診療所への帰路にてショコラとココと出会う。
ショコラの眷属やエレボスの暴走で色々と大変な一日だった。
さあ、リンドブルム公国に向かう準備を進めよう。

13/10/26
アカデミーにてニュクスがミスコンに出場。と共演し、意気投合する。
しかし、例の殺人衝動が抑え切れず、アイテールに交代。診療所で会う事を約束してその場は別れた。
本当にこのまま人格を分離させても大丈夫なのだろうか。

13/10/01
出雲にてメイさん日下部さんの協力の下、ニュクスの意識を呼び起こす。
しかし、本来ならばすぐに起きるはずのヘメラが現れず、事態は予想以上に困窮した。
結局、全員の協力によってニュクスの無力化とヘメラを呼び起こすことに成功。
皆一様に疲弊していたが、なんとか事態は終結した。
あの二人には感謝してもしきれない。

13/09/11
駅のホームで日下部かぐやと出会う。
家まで送ってもらう途中に人格の異変が起き、彼女の勤める診療所へ移動。
人格の融合が始まったことを知る。
治療のためには聖人と出雲で会う必要がある。
それまではしっかり療養しよう。

13/07/07
夏祭りの会場で六花と出会う。
美味しいかき氷を作る少女で、僕に名前をつけてくれた。
明るく悩みなど無いように見えたが、僕と同じ記憶喪失らしい。
記憶を無くして平気な訳がない。次は僕が彼女の悩みを聞いてあげよう。

13/06/28
神室居 鉋と出会う。
例の【声】の暴走を止め、病院まで連れて行ってくれた。
どうにも戦闘を楽しんでいる節があり、恩返しに戦うというのも有りかもしれない。
その為にも【声】を消すのではなく、支配するのも手なのだと気付く。


人間関係


+ 神室居 鉋
・神室居 鉋
青い瞳を持つ若い男性。
まだエレボスを抑え切れなかった時に、暴走を止めてくれた。
やや戦闘狂の気があり、自己を高める事に余念が無いようだ。
助けてくれたお礼に煙草を1パックあげた。
+ 月兎 六花
・月兎 六花
「ハイル」という名前を付けてくれた少女。夏祭りの会場で出会う。
白銀の髪と赤い瞳、そして頭に生えた白い兎の耳が特徴的。
冷気を操る類の力を持ち、周りに常に雪が降っている。
貰ったかき氷は非常に美味しかった。
+ 日下部 かぐや
・日下部 かぐや
診療所の医者にして自分達の主治医。
頭の猫耳と背中の白い翼が特徴的な少女。
ニュクスの暴走を止め、多重人格の治療を約束してくれた。
頭が上がらない程感謝している。
+ メイ・明日架・月代
・メイ・明日架・月代
白銀の毛と猫耳が特徴的な少女。
聖人ということで日下部 かぐやを経由し、ニュクス暴走の際に協力して貰った。
ニュクスに対する餌のような役割だったにも関わらず了承してくれたいい人。
ニュクスも随分と気に入っているようだ。
+ 白雪 桜
・白雪 桜
アカデミーのミスコンでニュクスと競演した少女。
真っ白な髪が特徴的なお花屋さん。
彼女を気に入ったニュクスが殺しかけたので、いつか謝らないといけない。
+ ショコラ
・ショコラ
ココと一緒に居る黒猫。
「にゃんぱいあ」という生き物らしく、吸血鬼のような力を持っている。
眷属も沢山いて、(色んな意味で)凄い猫である。
+ ココ
・ココ
ショコラと一緒に居るドラゴン。
普段は人間の姿でいるらしい。
近いうちに彼らの故郷に連れて行ってもらう約束をした。
+ 東雲 貫幸
・東雲 貫幸
槍を出現させる力を持つ警察官。
思想と意志の食い違いから敵対した。
己の正義を信じ行動する「正義の味方」。
いつか、どちらの意志がより強く正しいか決着を付ける必要があるだろう。
+ リチャード・ロウ
・リチャード・ロウ
「聖王の騎士団」首領代行。神すら使役する召喚師。
聖王を崇拝し、敬愛する男性で、一応は騎士団のリーダーという事になっているらしい。
性格は紳士そのもので、実際に弱っている所を助けてもらったりもした。
だが、聖王様の為ならばなんでもするタイプなようだ。
+ 伯爵
・伯爵
リチャードの使役する吸血鬼。
凄まじい身体能力と特殊な能力により苦しめられた。
その強さはまさに伝説の吸血鬼そのものだったが、満月の夜にしか全力は出せないようだ。
性格は傲慢そのものだったが、それに足る実力と誇りと意志を持っていた。
エレボスの全力によりなんとか勝利したが、次にやれば結果は分からない。
+ ラル
・ラル
「聖王の騎士団」団員。多重人格の少女。
とても世界滅亡を企てる組織の一員とは思えない純粋な子。
一緒に居ると妹のような、そんな安心感を覚える。
絶対に死なせたくはない。
+ 軍服の男性
軍服の男性
『可能性』を憎悪する、軍刀を持った男性。【無限機構】の一員。
何の因果か、敵対しているにも関わらず、同じ組織に所属している。
狙われているような気がするが、気のせいと思いたい。
+ 亞戦 赤紅
亞戦 赤紅
戦いを好む男性。炎を武器として纏う。
強者。僕らの敵。生かしては置けない。
+ レナート・コンスタンチノヴィチ・アスカロノフ
レナート・コンスタンチノヴィチ・アスカロノフ
【無限機構】首領。男性。
共に無限機構を作った。
僕一人では出来ない戦争を、大きな、大きな戦争を、
彼と共に行けば、起こすことが出来るだろう。
+ 白スーツの男性
白スーツの男性
ゾンビを召喚し操る力を持った男性。
軍事産業系の会社に務めているらしい。
能力者に対して何らかの感情を抱き、殺そうとしている。
+ 墨宮 雪華
墨宮 雪華
今はなき学園裏の関係者の女性。
学園裏を復活させるべく動いているらしい。
+ ゼアグライト・オールディ・ルヴィー・マルクウェン
ゼアグライト・オールディ・ルヴィー・マルクウェン
【無限機構】の一員。通称ゼオルマ。
強力な魔法を扱う、悪意に満ちた女性。
聖王の騎士団で共に戦った事もある。
ニュクスは彼女の事を気に入っているらしい。
僕はあまり好きになれないな……。
+ 三条 雪音
三条 雪音
学生にして、【無限機構】の一員。
詳細は不明だが、大剣を消したり現したり出来る女性。
ニュクスと彼女は、世界中の人間を殺した後、
殺しあう約束をしている。
本人達は愛だと言っているが、理解できない。
+ 運び屋の女性
運び屋の女性
運び屋の女性。
彼女が運んでいる荷物を奪い取るために襲撃した。
荷物こそ手に入れたが、仕掛けられた勝負には負けたといったところか。
+ アケローン
・アケローン
【同盟】相手。少佐殿。英霊部隊指揮官殿。
嘆きの河のような死を内包した巨悪。
僕達は彼の渡し守(カロン)であろうと誓った。
共に悪を為すのであれば、彼以上の人物は存在しないだろう。

追記


意見・指摘等も此方へお願いします。
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その他


+ 能力原文、Q&A
・能力原文
この能力者は拳銃で頭を撃ち抜くことで5つの姿に変身できる
姿は倫理により分けられ、中庸・混沌・邪悪・善良・秩序に分けられる
それぞれ特殊な能力を持ちステータスも大きく異なる
1ロール中に3種類の姿を自由に使用できる

  • 中庸「名前自由」
攻撃:B+
防御:B+
魔力:B+
速度:B+
備考:平均的な能力で様々な曲面に対応できる
属性(授与時に受理した人が決める)の魔法を低・中のランクで使用できる

  • 混沌「名前自由」
攻撃:A
防御:E
魔力:D
速度:A
備考:攻撃に特化した姿
影を自由に操り影の弾や影の剣を使用できる
防御は極端に低く子供のパンチでも通じるほど

  • 邪悪「名前自由」
攻撃:C
防御:E
魔力:A
速度:B
備考:魔法に特化した姿
ある属性(授与時に受理した人が決める)の魔法を低・中・高のランクで使用できる
飛行も可能

  • 善良「名前自由」
攻撃:E
防御:B
魔力:A
速度:C
備考:邪悪と同じ

  • 秩序「名前自由」
攻撃:E
防御:S
魔力:D
速度:E
備考:絶対防御の姿
必殺技級以外の攻撃を防ぐ
申し訳程度の魔法能力もあり低ランクの魔法を扱える

姿の変更はシームレス

  • 通常
攻撃:C
防御:C
魔力:-
速度:C
備考:普通の一般人と同じ

・Q&A
Q.ステータスのランクの詳細をお願いします
S:最上級、身体能力で言えば人外級
A:上級、身体能力では達人
B:優秀、身体能力では一般能力者
C:普通、身体能力では一般人
D:並以下、身体能力では運動オンチ
E:最低、身体能力では虚弱
Q.姿形はある程度自由で良いんでしょうか?
超巨大とかでもない限り自由
Q.魔法は自分で考えることになるんでしょうか?
そうです
Q.魔法のランクごとに出来ることを教えてください
高:天候操作、家屋破壊など大規模
中:周囲の環境操作など中規模
低:火を起こしたりと小規模
Q.おそらく、弱体化させることになりますが、よろしいですか?
いいですよ

+ 用語集
設定に登場する用語の解説。
+ 裏設定
ロールに登場しない、あるいは登場頻度の低い設定。
また、意図的に隠したい設定も此処にあります。
+ ハイルとカロンの肉体と人格
ハイルの肉体はイリヤ・アレクサンドロヴィチ・パステルナーク。
オレク・イリイチ・紅龍の父親にして故人。
カロンの既に失われた肉体はヨハン・ミハイロヴィチ・ザハロフ。
イリヤの親友にしてニュクスの本体であるアリサの兄。
しかし、現在ハイルの人格として行動しているのはヨハンであり、イリヤがカロンとして存在している。
これは融合実験の際に起きた事故が原因であり、ヨハンはその事を知らず、イリヤは全てを知っている。
+ 小ネタ
自己満の宝庫。
読む必要はない。
+ 元ネタ
元ネタは名前の通りギリシア神話の神。
原初の神カオスの子供であるエレボス(幽冥)とニュクス(夜)、さらにその二柱の子供であるアイテール(高天の気)とヘメラ(昼)とカロン(冥界の河の渡し守)。
本体であるハイルだけは完全オリジナル。能力は募集条件が「ペルソナとかメガテンっぽいやつ」だったので言わずもがなペルソナ3。
+ イメージソング
趣味全開なのは気にしてはいけない

・ハイル
EXEC_Z/.

・エレボス
EXEC_ViiBaCi_MjiiRa/.

・ニュクス
EXEC_CHRONICLE_KEY/.

戦闘時
EXEC_over.METHOD_SUBLIMATION/. ~ee wassa sos yehar

・カロン
EXEC_SPHILIA/.

・ヘメラ
EXEC_FLIP_ARPHAGE/.

戦闘時
METHOD_REPLEKIA/.

・アイテール
EXEC_COSMOFLIPS/.
+ ハイルの煙草
好きな銘柄は「DAVIDOFF MAGNUM」と「SOBRANIE BLACK RUSSIAN」の二つ。
DAVIDOFFの方は最初からコートのポケットに入っていたのをちまちまと吸っている。
SOBRANIEは街に来て偶然見つけ、試しに吸ってみたら思いの外美味しかったため、定期的に購入している。
メインはSOBRANIEの方で、いつも吸っているのはこれ。
リラックスしたい時や、特別な時はDAVIDOFFを吸っている。
どちらの銘柄も中々手に入らないのが小さな悩みらしい。

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最終更新:2022年06月23日 16:57
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