『えっ、キューティ・レディース!?あんな小娘たちは全然怖くないっすよ。若造どもにまぐれで勝ったからってイイ気にならないで欲しいね』
こう語っているのは男子プロレスラーのササイケンイチだ。
こう語っているのは男子プロレスラーのササイケンイチだ。
『本来、男が女に負けるはずはないんだよ。機会があればオレが小娘どもにたっぷりお仕置きしてやるんだけどね。ガッハッハ!』
自信満々で語るササイ。それもそのはず、彼は最大手団体である新東京プロレスのエースでWWGPの王座を連続防衛中なのだ。
自信満々で語るササイ。それもそのはず、彼は最大手団体である新東京プロレスのエースでWWGPの王座を連続防衛中なのだ。
これは今シリーズ最終戦であるWWGP王座防衛戦、ライバルのゴトウケイジとの一戦を控えてのテレビインタビューである。
『ふーん、生意気だね』
たまたま、それをを観ていた王島優子と前川敦子はうなずき合った。
たまたま、それをを観ていた王島優子と前川敦子はうなずき合った。
新東京プロレスのシリーズ最終日
セミファイナルを終え、場内の盛り上がりは最高潮に達していた。
いよいよメインエベント。WWGPタイトルマッチ 王者ササイケンイチvs挑戦者ゴトウケイジの一戦である。
いよいよメインエベント。WWGPタイトルマッチ 王者ササイケンイチvs挑戦者ゴトウケイジの一戦である。
『挑戦者ゴトウケイジ入場ー!!』
リングアナがコールしゴトウの入場テーマソングが流れる。
リングアナがコールしゴトウの入場テーマソングが流れる。
ゴトウが入場してくる。
だが、様子がおかしい。
だが、様子がおかしい。
ゴトウはボコボコに腫らした顔に涙を浮かべながらミニスカート姿の小柄な女性に頭を小突かれながら歩いてくるのだ。
『おい、あれって王島優子じゃ!?』
そう、ゴトウの頭を小突きながら歩いているのはキューティ・レディースの人気女子レスラーの王島優子!!
そう、ゴトウの頭を小突きながら歩いているのはキューティ・レディースの人気女子レスラーの王島優子!!
王島優子ともにリングインするゴトウ。
優子に促されマイクを取ると、弱々しい声でこう話す。
『ファンの皆さん!スイマセン!!この通り不慮の怪我で今日の試合が出来なくなってしまいました。』
顔だけでなく全身が痣だらけだ。
優子に促されマイクを取ると、弱々しい声でこう話す。
『ファンの皆さん!スイマセン!!この通り不慮の怪我で今日の試合が出来なくなってしまいました。』
顔だけでなく全身が痣だらけだ。
『ええーーーー!!!』
ファンから大ブーイング。楽しみにしていたタイトルマッチが中止なのか。
ファンから大ブーイング。楽しみにしていたタイトルマッチが中止なのか。
『アハハ♪大丈夫、大丈夫。ちゃんとウチらが挑戦者用意してあげるから♪』
と、ゴトウからマイクを奪い優子が笑って会場に語りかける。
と、ゴトウからマイクを奪い優子が笑って会場に語りかける。
そこへ、リングアナのコールをまたずササイがリングに駆け上がってきた。
『テメー、王島!!ゴトウに何しやがった!!テメーがオレとやるってのか!!』
すごい剣幕でササイ。
すごい剣幕でササイ。
『まっさかーwアタシとアンタじゃ勝負にならないよ♪』
と嗤う優子。
と嗤う優子。
『何ぃ!!』
とササイ。
とササイ。
『玲奈、お出で!!』
と優子が客席に呼びかける。
と優子が客席に呼びかける。
すると、まだあどけない顔の長身の女の子がリングに上がってきた。
着ていたワンピースをリング上でするりと脱ぐと下は豹柄のビキニ風コスチューム。
着ていたワンピースをリング上でするりと脱ぐと下は豹柄のビキニ風コスチューム。
『ホウッ』
と客席からため息が漏れる。
と客席からため息が漏れる。
可愛い童顔に似合わぬ高身長、引き締まったスレンダーな身体、そして素晴らしい巨乳!
『この娘ねぇ、松木玲奈っていって今年デビューした新人なの。立派な体格してるのにまだ1勝も出来なくて自分はプロレスにむいてないんじゃないかって悩んでるみたいなんだよねー。
だからね、大丈夫だよ♪男子のチャンピオンくらいになら簡単に勝てる実力はもうあるよ♪って励ましてあげてたところなんだ♪』
と優子。
だからね、大丈夫だよ♪男子のチャンピオンくらいになら簡単に勝てる実力はもうあるよ♪って励ましてあげてたところなんだ♪』
と優子。
『そんなこと言ってる時にゴトウさんが不慮の怪我しちゃったみたいだから、ちょうどイイね。玲奈をを貸してあげるよ♪』
と優子が続ける。
と優子が続ける。
ゴトウをボコボコにして怪我を負わせたのは優子に違いないのだがシレっとそんなことを言う。
『テメー!!王島!!このヤロー!!こんなガキはすぐに片付けて次にお前をぶちのめしてやる!!WWGP王者を舐めるなよ!!』
こうしてWWGPタイトルマッチは急遽、挑戦者を変更して行われることになった。
WWGPタイトルマッチ60分一本勝負
王者 ササイケンイチ 対 挑戦者 松木玲奈
ササイケンイチは40歳。身長182cm 体重115kg 新東京プロレスのエース!現在、WWGP王座を連続防衛中
松木玲奈は17歳の高校生女子レスラー。身長174cm 体重非公開。恵まれた体型ながらキューティ・レディースのリングでは連敗中で未だ勝ち星0。
ゴングが鳴り試合開始!
リング中央で向き合う二人!
リング中央で向き合う二人!
ん!?何かおかしい
公称では身長182cmのササイの方が174cmの玲奈よりもかなり大きいはず。
公称では身長182cmのササイの方が174cmの玲奈よりもかなり大きいはず。
なのに、向いあう二人をみると明らかに玲奈の方が背が高い。
違和感を感じた客席がざわめく
『あたし、ホントは181cmあるんです。でも、女の子がそんな大きいのって恥ずかしいから174cmってことにしてるんです
でも、それにしてもオジサン背が低くないですかーw』
と玲奈。
でも、それにしてもオジサン背が低くないですかーw』
と玲奈。
身長182cmをうたっているが実はササイは175cmもない。
サバを読んでいるのだ
サバを読んでいるのだ
『男子レスラーって弱いくせに変なとこで見栄を張るって先輩たちが言ってたけど本当ですねw何だか勝てる気がしてきました。初勝利に向けて頑張ります♪』
とセコンドの優子に向けて玲奈が言う。
とセコンドの優子に向けて玲奈が言う。
『舐めんなよ!!』
ササイは猛然と玲奈に襲いかかると胸に逆水平を叩きこんだ!
『キャッ!!』
玲奈は可愛い悲鳴をあげる。
玲奈は可愛い悲鳴をあげる。
しかし、
『あれ!?痛くない。』
と不思議そうな玲奈。
と不思議そうな玲奈。
『何だと!!』
もう1発!!
逆水平を叩きこむササイ。
もう1発!!
逆水平を叩きこむササイ。
だが、玲奈は全然平気でキョトンとしている。
『ならばっ!!』
今度は低空タックルを仕掛けるササイ。
今度は低空タックルを仕掛けるササイ。
しかし玲奈はビクともしない。
脚にしがみつくササイの頭を右腕でグイっと押さえつけるとササイは簡単にマットに押さえつけられた。
脚にしがみつくササイの頭を右腕でグイっと押さえつけるとササイは簡単にマットに押さえつけられた。
『あのーオジさん、真面目にやってます!?新人だからって手加減無用です♪』
とササイの首根っこを押さえつけ、頭をマットに押さえつけながら玲奈が言う。
とササイの首根っこを押さえつけ、頭をマットに押さえつけながら玲奈が言う。
リング下では優子が腹を抱えて笑っていた。
日頃、キューティー・レディースの先輩レスラーの猛攻を受け続けている玲奈。
ササイの攻撃程度への耐性は充分のようだ。
ササイの攻撃程度への耐性は充分のようだ。
首根っこを押さえつけられたササイは身動きが取れず足をバタバタさせながら叫んだ。
『おい、このヤロー、放せ!!バカ!!』
『おい、このヤロー、放せ!!バカ!!』
『あっ、ゴメンなさい』
すなおに手を放してしまう玲奈。まだ、こういうところが新人だ。
すなおに手を放してしまう玲奈。まだ、こういうところが新人だ。
起き上がったササイが玲奈に必殺のラリアット!!
しかし、相変わらず玲奈は平然としている。
『ほら!!お前からも行け!!』
リング下から優子。
リング下から優子。
『ハイ!!』
元気に返事すると
元気に返事すると
『いきまーす♪』
と言いと、ササイの頬を張った。
と言いと、ササイの頬を張った。
バチーン!!
ササイはコーナーまで吹っ飛んだ。
ササイはコーナーまで吹っ飛んだ。
コーナーを背にへたりこんだササイは先ほどまでの強気はどこへやら怯えた表情を浮かべる。
『な、何なんだ、こいつ。。。』
『な、何なんだ、こいつ。。。』
『そんな攻撃してると相手が弱いんだからすぐ試合終わっちゃうよ♪
いろんな技でお客さんを喜ばせなさいっていつも言ってるでしょ!!』
いろんな技でお客さんを喜ばせなさいっていつも言ってるでしょ!!』
セコンドの優子がリング下から玲奈にアドバイスする。
『あ、は、はい』
と答える玲奈。
と答える玲奈。
一瞬、考えた後
『あ、そうだ♪』
と、うなずくとコーナーにへたり込むササイに向って猛然と串刺し式のヒップアタックをお見舞いする。
『あ、そうだ♪』
と、うなずくとコーナーにへたり込むササイに向って猛然と串刺し式のヒップアタックをお見舞いする。
『ぐはッ』
ササイの顔は玲奈の尻とコーナーの間に挟まれる。
ササイの顔は玲奈の尻とコーナーの間に挟まれる。
玲奈はそのまま尻をササイの顔から放さずにグリグリとコーナーに押し付ける。
豹柄のビキニに包まれた玲奈の尻に潰されササイの顔は無様に歪む。
呼吸が出来ずに『ヒィヒィ』と悲鳴を漏らすササイ。
『ほら、そこでアピールでしょ♪』
とリング下から優子。
とリング下から優子。
「はいッ!』
返事をすると、玲奈はコーナーのササイに尻を押しつけながら客席に向かって投げキッス♪
返事をすると、玲奈はコーナーのササイに尻を押しつけながら客席に向かって投げキッス♪
『ヒョーッ!!』
場内大歓声。
場内大歓声。
『クソッ!!クソッ!!』
尻に潰され身動きの取れないササイは屈辱にまみれながら足をバタバタさせる。
それを愉快そうに見ている優子。
尻に潰され身動きの取れないササイは屈辱にまみれながら足をバタバタさせる。
それを愉快そうに見ている優子。
実戦で初めて自分の技が通用している!!
玲奈は嬉しい気持ちになり、ニコニコと楽しそうに尻でササイの顔を弄んでいる。
客席に向かってウィンク♪パフォーマンスも自然と出るようになっているようだ。
玲奈は嬉しい気持ちになり、ニコニコと楽しそうに尻でササイの顔を弄んでいる。
客席に向かってウィンク♪パフォーマンスも自然と出るようになっているようだ。
『あ、そうだ♪』
パチンと手を叩くと玲奈はようやくササイを尻から解放した。
パチンと手を叩くと玲奈はようやくササイを尻から解放した。
『プハーっ』
ようやくありついた酸素にササイは大きく息を吸う。
ようやくありついた酸素にササイは大きく息を吸う。
しかし、呼吸の自由は束の間だった。
膝立ちになっているササイに大きく手を伸ばし背中を抱え込んだ!!
ベアハッグだ!!
ただのベアハッグではない。
膝立ちになったササイの顔はちょうど玲奈の巨乳に押し付けられている。
『新しい技を思いついちゃいました。おっぱいベアハッグでーす♪』
と玲奈。
膝立ちになったササイの顔はちょうど玲奈の巨乳に押し付けられている。
『新しい技を思いついちゃいました。おっぱいベアハッグでーす♪』
と玲奈。
背骨も折れよと凄い力で締め付けられるだけではない。
顔は玲奈の巨乳に圧迫され窒息寸前のササイ。
顔は玲奈の巨乳に圧迫され窒息寸前のササイ。
耳を澄ませば、玲奈の胸の間から『ヒィヒィ』というササイのかすかな悲鳴が聞こえる。
『そうそう、巨乳が持ち味なんだからそれを活かさなくっちゃ♪』
リング下から優子が声をかける。
リング下から優子が声をかける。
『バカな!バカな!』
玲奈の胸に顔をうずめたままもがき苦しむササイ。
玲奈の胸に顔をうずめたままもがき苦しむササイ。
WWGPの王者である自分が豹柄ビキニ姿の新人女子レスラーに手も足も出ずに弄ばれている!!17歳の女子高生に!!
玲奈におっぱいベアハッグを極められたササイは涙を流しながら失神しかけた。
『ほら、その程度で楽にしてあげちゃダメだよ!』
リング下から優子が声をかける。
リング下から優子が声をかける。
『あっ、はーい』
玲奈は技を解く。この程度で試合を終わらすな。もっと時間をかけていたぶり、辱めろ!と言う優子の指示だ。
玲奈は技を解く。この程度で試合を終わらすな。もっと時間をかけていたぶり、辱めろ!と言う優子の指示だ。
豹柄ビキニの新人女子レスラーの恐ろしい技からようやく解放されたWWGP王者ササイ。
だが、目は虚ろ、涙をボロボロ流しながらへたり込んで茫然自失。ダメージは大きい。
だが、目は虚ろ、涙をボロボロ流しながらへたり込んで茫然自失。ダメージは大きい。
『あれれ、オジサン元気無くなっちゃった、どうしよう??』
まだまだ試合の組み立てに未熟な新人の玲奈。そんなササイを前にして、どうしたらいいのか分からなくなってしまったようだ。
まだまだ試合の組み立てに未熟な新人の玲奈。そんなササイを前にして、どうしたらいいのか分からなくなってしまったようだ。
『ホラ、男の気付けにはどうしろって教えたっけ!?』
セコンドの優子が声をかける。
セコンドの優子が声をかける。
『あ、はい、そうか!』
と、玲奈はササイの両脚を取った。
そして豹柄のビキニパンツからすらりと伸びた脚をササイの股間に押し付ける。
そして足の裏を小刻みに震わせ始めた。
電気按摩!!
と、玲奈はササイの両脚を取った。
そして豹柄のビキニパンツからすらりと伸びた脚をササイの股間に押し付ける。
そして足の裏を小刻みに震わせ始めた。
電気按摩!!
『あががっががががががーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!』
股間への刺激にササイが珍妙な悲鳴をあげる。
股間への刺激にササイが珍妙な悲鳴をあげる。
『なーんだ、オジサン、まだ元気な声が出るじゃない♪』
楽しそうにササイの股間を弄ぶ玲奈。
楽しそうにササイの股間を弄ぶ玲奈。
『うーん、今度はどうしよう??』
ササイの股間から足を放すと玲奈は思案した。
ササイの股間から足を放すと玲奈は思案した。
『そうだ♪』
ササイを仰向けに引きずり倒すと、その首にキレイな長い脚を絡みつける。
首4の字!
ササイを仰向けに引きずり倒すと、その首にキレイな長い脚を絡みつける。
首4の字!
『むぐぅーーーー!!!!』
玲奈の太ももにガッチリと首を絞められまたもや身動きの取れないササイが無様な悲鳴をあげる!
玲奈の太ももにガッチリと首を絞められまたもや身動きの取れないササイが無様な悲鳴をあげる!
『そうそう、イイよ♪その美脚もアピールしなきゃ!!』
とセコンドの優子。
とセコンドの優子。
先輩に褒められ嬉しそうな玲奈、
『えい♪えい♪』
可愛い声を出しながら気絶しない程度の絶妙な苦痛を与えるよう脚の力を加減する。
『えい♪えい♪』
可愛い声を出しながら気絶しない程度の絶妙な苦痛を与えるよう脚の力を加減する。
顔を真っ赤して苦しむササイ。
涙をボロボロとこぼしている。
涙をボロボロとこぼしている。
試合は60分1本勝負。
試合開始から50分間、さまざまな技を試すのが楽しくて仕方が無い玲奈はニコニコと笑いながら生かさず殺さずの絶妙の力加減でササイを弄んだ。
タイトルマッチだと言うのに
豹柄のセクシービキニの新人女子レスラーから尻・胸・太もも等をつかった技の練習台のごとく弄ばれるWWGP王者ササイ。
豹柄のセクシービキニの新人女子レスラーから尻・胸・太もも等をつかった技の練習台のごとく弄ばれるWWGP王者ササイ。
ずっと泣きっぱなしで顔は涙と鼻水でグチャグチャになっている。
『そろそろ時間だよ。もう本気でぶちのめしちゃってイイよ!!』
とセコンドの優子。
とセコンドの優子。
『はーい♪』
『行くよー♪』
とハイキックをササイの頭部めがけて放った!
とハイキックをササイの頭部めがけて放った!
それが当たらなかったのは決してササイが上手くよけたからではない。
恐怖とこれまでのダメージにへたり込んだところを偶然にもその上を玲奈の脚が通過していったにすぎない。
だが、そのハイキックの物凄い威力は誰の目にも明らかだった。
『ひいー、あんなの頭に当たったら死んじゃう』
ササイは震え上がった。
ササイは震え上がった。
キューティー・レディースとREAL-ONEの対抗戦のことを知っていたササイは、こんな時にどうすればよいか思い出した。
玲奈の足もとに土下座して頭をマットに擦りつけると、
『ごめんなさーい!ギブアップです。勘弁して下さい。お願いですーーーーーー!!!!!!!!!』
泣きながら懇願した。
『ごめんなさーい!ギブアップです。勘弁して下さい。お願いですーーーーーー!!!!!!!!!』
泣きながら懇願した。
『えー、でも玲奈、今日はまだ一回もキックしてないんだよー。つまんなーい!』
と玲奈。
と玲奈。
『ひえーーーー!!』
キックを浴びたくないと、怯えきったササイは必死である。
かつてキューティー・レディースに敗れた男子レスラーたちの真似をして命乞いする。
キックを浴びたくないと、怯えきったササイは必死である。
かつてキューティー・レディースに敗れた男子レスラーたちの真似をして命乞いする。
言われもしないのに三遍廻ってワン!をしたり犬のチンチンのポーズを始めるササイ。
そのあまりに無様な姿に戸惑った玲奈は『どうしよう』とばかりにセコンドの優子を仰ぎ見る。
優子は苦笑しながら
『無様すぎるからもう勘弁してあげな』
『無様すぎるからもう勘弁してあげな』
それを聞くとササイは優子に向い
『ありがとうございますーーーーう!!』
と土下座すると腹を見せて仰向けになり犬の降参のポーズを取った。
『ありがとうございますーーーーう!!』
と土下座すると腹を見せて仰向けになり犬の降参のポーズを取った。
『仕方ないなー』
玲奈はササイの顔にドン!と尻を落とし腰かけた。
玲奈はササイの顔にドン!と尻を落とし腰かけた。
『フガ!フガ!!』
無様な声を発したササイは新人女子レスラーの豹柄ビキニに顔を潰されながら3カウントを聞いた。
無様な声を発したササイは新人女子レスラーの豹柄ビキニに顔を潰されながら3カウントを聞いた。
玲奈は連敗脱出。記念すべき初勝利。
WWGPタイトルマッチ
○松木玲奈
(52分30秒 体固め)
×ササイケンイチ
(52分30秒 体固め)
×ササイケンイチ
新チャンピオン誕生
第60代WWGP王者 松木玲奈
第60代WWGP王者 松木玲奈
栄光あるWWGPのベルトはキューティー・レディースに流出した。
かつては最強の男の象徴と言われたそのタイトルは新人女子レスラーの登竜門的なモノに姿を変えたのであった。