第1試合
タナカユウキ 対 王島優子
タナカユウキ 対 王島優子
タナカは28歳。身長185cm 体重105kg かつて新東京プロレスのエース候補と言われながら真の強さを追求するためREAL-ONE結成。打撃とレスリング技術に優れるとの評価。
王島優子は24歳。身長160cm 体重非公開。愛くるしいルックスと抜群のお洒落センス。キュートな仕草や表情を交えた試合運びで人気。
『いよいよ、始まります!世紀の対抗戦!第1試合の選手2人がリング・インです!!』
両選手がコールされる。
ムスッとし表情で黒のトランクスのタナカに対し
ピンクのビキニ風コスチュームの優子はニコニコと愛想を振りまき周囲に投げキッス♪
キューティ・レディースに憧れる女性ファンたちからも黄色い声援が上がる
ピンクのビキニ風コスチュームの優子はニコニコと愛想を振りまき周囲に投げキッス♪
キューティ・レディースに憧れる女性ファンたちからも黄色い声援が上がる
『チッ、勝負の前にふざけやがって真面目にやれ!』
タナカがボソッと呟く
タナカがボソッと呟く
『お客さんを沸かせてナンボでしょ♪プロ意識ないな~w』
と優子は意に介さない、
と優子は意に介さない、
カーーン!!
ゴングが鳴った。試合開始。
舐めやがって、男の怖さをたっぷり教えてやるよ!』
と言うと優子に向い高速のタックルを仕掛ける。
さすがに女を殴るのはまずいからな。寝技でグチャグチャにしてやる。コスチュームが脱げてもそんなふざけたビキニ着てる方が悪いんだからな。
さすがに女を殴るのはまずいからな。寝技でグチャグチャにしてやる。コスチュームが脱げてもそんなふざけたビキニ着てる方が悪いんだからな。
ところが、そのタックルに合わせて優子の膝蹴り。
『ぐわっ』
思わず膝を着くタナカ
『いっけなーイ、普通の技出しちゃったw』
ペロリと舌を出すと優子は反対側のロープに向い駆けだした。
ペロリと舌を出すと優子は反対側のロープに向い駆けだした。
タナカがあっけに取られているとロープの反動で飛びながら帰ってきた優子は空中でクルッと後ろを向くとピンクのビキニパンツに包まれたヒップをタナカの顔面に炸裂させた。
『ぐはッ』
ダウンするタナカ。
ダウンするタナカ。
『イェーイ♪』
両手で上げピースサインをしながら優子がピョンピョン飛び跳ねる。
両手で上げピースサインをしながら優子がピョンピョン飛び跳ねる。
会場からはドッと笑いが起こる。
『畜生!!』
怒りに震え起き上がろうとするタナカ
怒りに震え起き上がろうとするタナカ
するとピョンピョン跳ねていた優子がまたもやクルッと後ろを向き、それに合わせて再びのヒップアタック♪
タナカ再びダウン。
タナカ再びダウン。
会場から黄色い歓声、
キューティーレディース側のセコンドたちは顔を見合わせてはクスクスと笑いを漏らす。
キューティーレディース側のセコンドたちは顔を見合わせてはクスクスと笑いを漏らす。
タナカは焦っていた。
立ち上がろうとすると優子のヒップアタックを顔面にくらってしまう。
立ち上がろうとすると優子のヒップアタックを顔面にくらってしまう。
タイミングや向きを変えようとしても同じなのだ。
ダウンしている田中をしり目にピース・サインをしたり投げキッスをしたりふざけているように見える優子だが
それは同じ攻撃でも観客を飽きさせないための優子のサービス。
ダウンしている田中をしり目にピース・サインをしたり投げキッスをしたりふざけているように見える優子だが
それは同じ攻撃でも観客を飽きさせないための優子のサービス。
優子はタナカの動作を見逃さない。
立ち上がろうとするタナカの顔面に的確に尻を打ち付ける。
立ち上がろうとするタナカの顔面に的確に尻を打ち付ける。
顔面に衝撃を受け、何度もダウンし、時には後頭部をマットに打ち付け
タナカは徐々に体力を消耗していった。
タナカは徐々に体力を消耗していった。
マットに膝をつき荒い息を吐くタナカ。
それを指さし『また、お尻くらわせちゃうぞー♪』と笑いながらセクシーに尻を振る優子。
女性ファンから黄色い声援。
女性ファンから黄色い声援。
『クソッ!!』
また、立ち上がろうとするタナカ。
また、立ち上がろうとするタナカ。
しかしまたもや強烈なヒップ・アタックをくらいダウン。
ダウンしたタナカを指さしまたもや『イェーイ♪』と嘲笑。
『みんなも一緒にー!!』と場内にアピール。
キューティー・レディースの女性ファンたちも優子に合わせ
『イェーイ♪』と声を発しながらダウンしたタナカを指さす。
『イェーイ♪』と声を発しながらダウンしたタナカを指さす。
『チ、チクショウ』
場内の女性ファンからの嘲笑を受けて屈辱に震えるタナカ。
場内の女性ファンからの嘲笑を受けて屈辱に震えるタナカ。
しかし、ダメージは大きくマットに仰向けに倒れたまま起き上がることが出来ない。
それを上から見下ろす優子。
『今度はこうだよーッ!!』
と言いながら高々とジャンプ。
と言いながら高々とジャンプ。
尻から落下し、それをタナカの顔面にくらわす。
今度はヒップ・ドロップだ。
今度はヒップ・ドロップだ。
これもふざけた技に見えるが優子の素晴らしい跳躍力で高い位置から落下するヒップ。
それは見た目の可憐さと違い強烈な破壊力を持つのだった。
それは見た目の可憐さと違い強烈な破壊力を持つのだった。
それを何発も顔面に受けるタナカ。
完全にグロッギー状態。
完全にグロッギー状態。
本来なら凄惨な光景の筈だが可愛らしい風貌の優子がセクシーな仕草から技を繰り出すので誰もそうとは気付かない。
こ、こんな筈では。。。』
仰向けにダウンしながらタナカは混乱していた。
ガチンコ最強を自任していた自分がピンクのビキニコスチュームの女子レスラーに全く歯が立たない。
しかも相手は尻しか使ってないのに。。。
仰向けにダウンしながらタナカは混乱していた。
ガチンコ最強を自任していた自分がピンクのビキニコスチュームの女子レスラーに全く歯が立たない。
しかも相手は尻しか使ってないのに。。。
そこに再び優子の強烈なヒップドロップ。
『グハッ!』
タナカの顔面にキュートなヒップが襲いかかる。
『グハッ!』
タナカの顔面にキュートなヒップが襲いかかる。
『サービス・ターイム♪』
タナカの顔の上に尻を乗せたまま優子が場内にアピール。
『な、何が始まるんだ??』
と思うタナカ。
と思うタナカ。
すると優子はタナカの顔に尻をグリグリと押しつける。
優子の尻に顔を潰されタナカは息が出来ない。
『フガッ、フガッ』
情けない息をもらしながら手足をバタつかせるタナカ。
それを観てまたもや女性ファンから黄色い歓声と爆笑。
情けない息をもらしながら手足をバタつかせるタナカ。
それを観てまたもや女性ファンから黄色い歓声と爆笑。
『大サービスなんだからね、タナカさん♪』
とタナカの顔に押しつけた尻を振りながら優子が言う。
とタナカの顔に押しつけた尻を振りながら優子が言う。
タナカの顔を尻で弄ぶ優子。
すると
『10分経過ー!!10分経過ー!!』
リングアナのコール。
『10分経過ー!!10分経過ー!!』
リングアナのコール。
『ありゃ、もうこんな時間。次もあるからそろそろ終わらせますか』
と優子はタナカの顔から尻を浮かす。
と優子はタナカの顔から尻を浮かす。
『プハー、ゼイッ、ゼィ』
解放されたタナカは仰向けの体制で、ようやくありついた空気を必死に吸い込む。
解放されたタナカは仰向けの体制で、ようやくありついた空気を必死に吸い込む。
優子はそんなタナカの髪をグイッと掴んで引きずり起こした。
そして、正座の姿勢を取らせると両腕を後ろに捻りあげる同時に手首も極める。
その状態からタナカの首の上に自分の尻を乗せ体重をかける。
そして、正座の姿勢を取らせると両腕を後ろに捻りあげる同時に手首も極める。
その状態からタナカの首の上に自分の尻を乗せ体重をかける。
『ヒップ・ホールド♪』
と叫ぶ優子。
と叫ぶ優子。
『ギャーッ』
思わず悲鳴を上げるタナカ。
思わず悲鳴を上げるタナカ。
優子の新技。ヒップ・ホールド、またの名を尻固め
ふざけた名前だが手首・肘・肩・首の全てを極める恐ろしい技だ。
ふざけた名前だが手首・肘・肩・首の全てを極める恐ろしい技だ。
激痛に悲鳴をあげ続けるタナカ。
全身がバラバラになりそうだ。
全身がバラバラになりそうだ。
もう駄目だ。悔しいがギブアップだ。
タナカはは観念した。
タナカはは観念した。
だがタナカは気付いた。
でも、どうやって!?
でも、どうやって!?
タップしようにも両の手は極められている。
首も極められているのでレフリーの問いかけにうなずくこともできない。
首も極められているのでレフリーの問いかけにうなずくこともできない。
『ギ、ギブアップ。。。』
涙目になり弱々しく声を発するタナカ。
涙目になり弱々しく声を発するタナカ。
『えー、何!?そんなちっちゃい声じゃ聞こえなーい』
と優子。
と優子。
『それにまだ全力で極めてないんだからね、そーれ♪』
優子がさらに体重掛ける。
優子がさらに体重掛ける。
『ひゃー、あひぃーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!』
情けない悲鳴をあげるタナカ。
情けない悲鳴をあげるタナカ。
『さあ、もっと行くよー』
と優子。
と優子。
『あああーーー、痛い!痛い!!痛いぃー!!!』
『ギブアップ!!ギブアップ!!ごめんなさーい!!!もう許してーーーーーーーーーー!!!!!!』
涙と鼻水で顔をグチャグチャにして泣き叫ぶタナカ。
『ギブアップ!!ギブアップ!!ごめんなさーい!!!もう許してーーーーーーーーーー!!!!!!』
涙と鼻水で顔をグチャグチャにして泣き叫ぶタナカ。
キューティー・レディースファンの女性客たちがそれを指さして大笑い。
黄色い嘲笑が渦巻く中で試合終了のゴングが打ち鳴らされた。
黄色い嘲笑が渦巻く中で試合終了のゴングが打ち鳴らされた。
対抗戦 第一試合
○王島優子
(12分58秒 ヒップ・ホールド)
×タナカユウキ
○王島優子
(12分58秒 ヒップ・ホールド)
×タナカユウキ
『あんまり弱いから、お尻だけでやっつけちゃいましたー!!イェーィ♪』
リング内では優子がお尻をふりふりしながらアピール。
女性ファンから黄色い歓声と拍手。
リング内では優子がお尻をふりふりしながらアピール。
女性ファンから黄色い歓声と拍手。
その一方で泣きじゃくりながら花道をひきあげるタナカ、惨めな姿であった。。