白鴉城、設定街区
リプレイ:第三回
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トレーラー
白鴉城。この高層街では力だけが全てであり、力がある者にとっては鴉さえも白い。かつての鉱床に構えられたこのスラム街は、深く掘られた鉱床の孔に周囲を囲まれ、今も上へ上へと居住区が重ねられ続けている。孔の底で闇にまみえた白鴉城の古い支配者は、今も闇を求め続けているという。彼を囚えた闇は、忍神の力宿す神器か、それとも・・・
忍術バトルRPGシノビガミキャンぺーン「白鴉の城、黒闇の果て」:第三回
導入
キャンペーン第三回、今回でついてに、12人のPCが出揃う。ともに鍍金の大鴉と関り合いを持つアキとアリスのように、回を跨いでPC同士に設定と因縁が重なり合っている。それは公開されているものもあれば、非公開として隠されているものもある。この先PCたちが同じ回に登場したとき、あるいは片方のPCが預かり知らぬところで、物語は進行していく。
さあ、残る4PCを紹介しよう。
さあ、残る4PCを紹介しよう。
プリプレイ①:松露
PC1
あなたは最下層に生きる忍びだ。かつて友人と二人で闇にまみえ、ともに逃げ延びた経験がある。あなたの使命は【脳裏にちらつく闇の恐怖を克服する】ことである。
秘密
闇にまみえたその時、あなたを庇うように一歩後ろを逃げる友人が、迫る闇に触れてしまったように見えた。あれ以来友人はなんとも無さそうだが、もしも何かがあったなら、あなたは友人を全力で守ろうと誓った。
あなたの真の使命は【大切な友人を守り抜く】ことである。
なお、あなたは真の秘密を持ち、この秘密を獲得したキャラクターはその場で情報判定を行い、成功すれば真の秘密も獲得できる。(通常の情報判定でも獲得できる。)
また、あなたはこの真の秘密を獲得していない。情報伝達でのみ獲得することができる。
秘密
闇にまみえたその時、あなたを庇うように一歩後ろを逃げる友人が、迫る闇に触れてしまったように見えた。あれ以来友人はなんとも無さそうだが、もしも何かがあったなら、あなたは友人を全力で守ろうと誓った。
あなたの真の使命は【大切な友人を守り抜く】ことである。
なお、あなたは真の秘密を持ち、この秘密を獲得したキャラクターはその場で情報判定を行い、成功すれば真の秘密も獲得できる。(通常の情報判定でも獲得できる。)
また、あなたはこの真の秘密を獲得していない。情報伝達でのみ獲得することができる。
最下層
白鴉城を囲むように深く掘られた鉱床の孔、白鴉城直下に残された地盤部分に沿って、街の中に住むことが出来ない最下層民の集落が形成されている。この区画を知る者は居住街区の住人にはもはや僅かだが、露出した岩肌に無数に掘られた横穴とそれを繋ぐ木板の通路が、あまりに頼りなくしかし生き続ける彼らをたしかに象徴している。地下に暮らすということは孔の底の闇に近づくということであり、ここの住人たちは闇背負いの脅威に最前線で直面している。
最下層という場所は、闇が湧き出すとされる地底、孔の底に最も近く、居住街区や階段街区とは比べ物にならないほど闇と、闇背負いの脅威に晒される場所である。
今回の松露くんのハンドアウトは、かつて闇に囚われようとした二人の友人の片方であり、もう片方の友人が闇に侵蝕されたのではないかと危惧するPCだ。
一方で、このPCは自身にも自覚できていない真の秘密が存在し、それを獲得するには、感情を持つ誰かから伝達されるのを待つ他ない。その真の秘密に何が書いてあるのか分からないままPCを作成しなければならない。
今回の松露くんのハンドアウトは、かつて闇に囚われようとした二人の友人の片方であり、もう片方の友人が闇に侵蝕されたのではないかと危惧するPCだ。
一方で、このPCは自身にも自覚できていない真の秘密が存在し、それを獲得するには、感情を持つ誰かから伝達されるのを待つ他ない。その真の秘密に何が書いてあるのか分からないままPCを作成しなければならない。
三々華
10年前、刻封獄事件への追加部隊として現場へ入り、そこでの地獄絵図を経験してしまう。
結果闇背負いを人間の延長として捉えてしまい、狩りを辞める。
その後は、階段街区より先に往くならまだしも最下層以下に留まる闇背負い達までも狩ろうとする鴉を狩る為に自ら落ち、今に至る。
普段は巡回がてら人間を襲う闇背負いに牽制をかけ、奥地へ入り込み過剰な闇背負い狩りをしている。
結果闇背負いを人間の延長として捉えてしまい、狩りを辞める。
その後は、階段街区より先に往くならまだしも最下層以下に留まる闇背負い達までも狩ろうとする鴉を狩る為に自ら落ち、今に至る。
普段は巡回がてら人間を襲う闇背負いに牽制をかけ、奥地へ入り込み過剰な闇背負い狩りをしている。
キャラクターイメージはブラッドボーンに登場する狩人狩りデュラ。闇背負いに対し、倒錯した憐憫を抱く青年。そして、この後に紹介されるPC②の友人。さて、恒例の名乗りの前に、PC②のプリプレイをやってしまおう。
プリプレイ②:haratomo
PC2
あなたは最下層に生きる忍びだ。かつて友人と二人で闇にまみえ、ともに逃げ延びた経験がある。あなたの使命は【脳裏にちらつく闇の恐怖を克服する】ことである。
秘密
あなたは迫る闇から逃げる途中、闇に覆われた。それは魅力的な冷たさであなたを囚えた。しかし、闇はあなたを見初めることは無かった。あなたの心はいまだ闇を求め続けている。あなたの真の使命は【闇の徴を獲得する】ことである。
また、この秘密を友人であるキャラクターが獲得した場合、そのキャラクターはあなたに対してマイナスの感情を獲得する。
秘密
あなたは迫る闇から逃げる途中、闇に覆われた。それは魅力的な冷たさであなたを囚えた。しかし、闇はあなたを見初めることは無かった。あなたの心はいまだ闇を求め続けている。あなたの真の使命は【闇の徴を獲得する】ことである。
また、この秘密を友人であるキャラクターが獲得した場合、そのキャラクターはあなたに対してマイナスの感情を獲得する。
アキ、白兎と演じてきたPL、haratomoに配られたのがこれ。PC①の友人にして、ともに闇に近づいたPC。そう、闇は人間を見初め闇背負いとして侵蝕する一方で、人間も、闇に近づいたものは魅入られ、それを求めようとする。PC①がPC②の身を案ずる裏で、PC②は友人に打ち明けることなく闇を求めようとしている。もしもPC①がこの秘密を知ってしまえば、PC②に対してマイナス感情を抱いてしまうほどの秘密。
haratomo:GM、二重人格をやりたいです。
haratomo:気弱な女の子の人格と、その子のピンチにだけ表出してその子を護る強気な女の子をやりたいなと。
GM:二重人格か。ちょっと考える。
haratomo:気弱な女の子の人格と、その子のピンチにだけ表出してその子を護る強気な女の子をやりたいなと。
GM:二重人格か。ちょっと考える。
GM:よし、考えた。相談なんだけど、[Information Concealed]ではダメですか?
haratomo:ふっ、ふーん。構いませんよ。RPとかの詳細はこんな感じでいいですかね。
GM:うん、そこはどっちかっていうとこんな感じで・・・
haratomo:ふっ、ふーん。構いませんよ。RPとかの詳細はこんな感じでいいですかね。
GM:うん、そこはどっちかっていうとこんな感じで・・・
これも、現時点では非公開設定とさせていただく。まずは、現時点で開示できる設定のみで、二重人格の女の子の設定をご覧いただこう。
あかね
最下層に住む孤児。非常に憶病な性格で、危険に満ち溢れた最下層においていつも目に涙を浮かべながら生活している。
が、なぜか本当に命の危機に遭遇したことは幼い頃に数えるほどしかない。本人はこれを「幸運」のおかげだとしており毎日自分に幸運をもたらしてくれる「かみさま」に感謝の念をささげている。
が、なぜか本当に命の危機に遭遇したことは幼い頃に数えるほどしかない。本人はこれを「幸運」のおかげだとしており毎日自分に幸運をもたらしてくれる「かみさま」に感謝の念をささげている。
あお
『闇』に見えた時にあかねの内に芽生えた別人格。最下層に住む多くの住人がそうであるように、他人を蹴落とし己のみが助かることに何の躊躇もない。忍としての力を持つのも彼女の方で、己が唯一大切に思っているあかねが危機に陥ることがないように、最下層で暮らす上での汚れた部分を一手に担っている。三々華とともに闇にまみえて以降、あかねを護る力のため、闇を求めている。
そして、あかね/あおと三々華の関係は以下の通り。
三々華との関係
あかねの両親は三々華が追っていた闇背負いにより殺されてしまった。それから三々華によりあかね/あおは育てられた。あかねからしたら三々華は「面倒を見てくれるやさしい人」、あおからすると「あかねを守るという目的は共通してるが、警戒してるし、されている人」くらいの認識
贖罪のためか、あるいは親愛の情によるものか。そして護りたい少女は不穏な人格を生じてさえいる。人であれ、闇背負いであれ、自らが護りたいと誓ったものを守り抜く騎士にして狩人。隠忍の血統、三々華。

キャラメーカー名:ストイックな男メーカー
https://picrew.me/image_maker/13338
https://picrew.me/image_maker/13338
ただあかねのため、護ってあげなければ生きていくことさえままならないだろう人格のため。それ以外の全てを排し、それだけのために生きる少女。そして、護られつつもその存在を自覚出来ていない少女。比良坂機関の下位流派:常夜、あかね/あお。


キャラメーカー名:amachiromaker
https://picrew.me/image_maker/168503
https://picrew.me/image_maker/168503
プリプレイ③:イナスファ
PC3
あなたは最下層を担当する鴉だ。あなたの使命は【闇背負いを倒す】ことである。
秘密
あなたは最下層で生まれ、闇背負いの脅威に対抗するために鍛錬を積み、鴉に入った。闇背負いを倒し、最下層を守りたいというあなたの思いは本物だ。この秘密を情報判定によって獲得したキャラクターは、あなたと互いにプラスの感情を獲得する。
秘密
あなたは最下層で生まれ、闇背負いの脅威に対抗するために鍛錬を積み、鴉に入った。闇背負いを倒し、最下層を守りたいというあなたの思いは本物だ。この秘密を情報判定によって獲得したキャラクターは、あなたと互いにプラスの感情を獲得する。
輪、礫ときて、イナスファくんが次にプレイするのはこのハンドアウト。PC①②と比べてハンドアウト自体はシンプルだが、PC設定がそうであるとは、もちろん限らない。
東雲
“新月の儀式”により生まれ落ちた存在。生まれて直ぐの“それ”は、夜闇がそのままかたちを成したような、朧げな漆黒のかたまりであった。蟲が蛹の中でかたちを変えるかの如く、“それ”は突如として人のかたちに収束した。そうして生まれた存在―――夜の落とし仔は、とある忍者により最下層へとさらわれた。その忍者は自らを「夜をはらうもの」と名乗り、落とし仔を一人の忍者として育て始めた。
そうして育った彼女は、自らの出自を恨んだ。人々を苦しめる闇を憎悪し、その闇を神と崇める黒夜教を憎悪した。夜明けの夜空―――東雲と名付けられた彼女は、闇背負い討伐を心に誓う。いつか全ての夜が明け、輝かしい空にまみえるその時を信じて。
彼女の身体は人のかたちを保っており、息もすれば血も出る。しかし自らその力を行使するとき、彼女の身体は闇に蝕まれる。夜明けとはすなわち、夜が最も深くなる刻であるが故に。
そうして育った彼女は、自らの出自を恨んだ。人々を苦しめる闇を憎悪し、その闇を神と崇める黒夜教を憎悪した。夜明けの夜空―――東雲と名付けられた彼女は、闇背負い討伐を心に誓う。いつか全ての夜が明け、輝かしい空にまみえるその時を信じて。
彼女の身体は人のかたちを保っており、息もすれば血も出る。しかし自らその力を行使するとき、彼女の身体は闇に蝕まれる。夜明けとはすなわち、夜が最も深くなる刻であるが故に。
例によって格好良い設定を持ってくるねイナスファくんは。白鴉城キャンペーンは、半ば意図的に、直訳調のような、あえてスタイリッシュさを排したネーミングや雰囲気を目指して設定を作成しているのだが、イナスファくんの持ってくる設定は、このバランス感覚にぴったりとそぐうのだ。
新月の儀式、そしてもはや人でさえ無いという設定。さてどうしようか、と思った。思ったが。
葉富の非公開設定、アリスの時計、礫の石笛、あかね/あおの非公開設定、そして、鍍金の大鴉。まあ、人外が一人参加するくらい大したことではないか。
ここからGMが膨らませた新月の儀式の設定は以下の通り。なお、送られてきたさきの東雲の設定は全部採用である。
新月の儀式、そしてもはや人でさえ無いという設定。さてどうしようか、と思った。思ったが。
葉富の非公開設定、アリスの時計、礫の石笛、あかね/あおの非公開設定、そして、鍍金の大鴉。まあ、人外が一人参加するくらい大したことではないか。
ここからGMが膨らませた新月の儀式の設定は以下の通り。なお、送られてきたさきの東雲の設定は全部採用である。
新月の儀式
5年前、黒夜教の大司教及び司教全員が一同孔の底に会し、[Information Concealed]を生贄として儀式忍法「人の形」を遂行した。「人の形」とは生贄を人の形へと変える儀式だが、その実態は、生贄より抜き去った本質から新たに生命を創造する人体錬成の禁忌である。もはや白鴉城に禁忌など存在しはしないのか、あるいは、それはけして“人体”などではありはしないのか。
実際のところ、[**]の密かな妨害により、新月の儀式は完全には成功しなかった。人の形となれなかった新月の残滓は白鴉城の各地に飛び散ったが、それでも、[Information Concealed]
新月の残滓はそれにとって、欠けた自らを埋め、本当の自分を知るために必要なものである。そして、それの目的のためにも。
実際のところ、[**]の密かな妨害により、新月の儀式は完全には成功しなかった。人の形となれなかった新月の残滓は白鴉城の各地に飛び散ったが、それでも、[Information Concealed]
新月の残滓はそれにとって、欠けた自らを埋め、本当の自分を知るために必要なものである。そして、それの目的のためにも。
東雲と夜をはらう者
新月の儀式により、大司教月夜がそれを産み落とした時、鴉の大隊が突入した。大司教月夜は疲労により動くことが出来なかった。司教たちも、月夜を守り脱出する者、産み落とされたそれを守ろうとする者と様々に交錯し、最終的に極夜が鴉に捕らえられ、産み落とされたそれは[**]によって黒夜教には秘密裏に連れ出された。
彼は自らを「夜をはらう者」と名乗り、それを「東雲」と名付けた。それが全ての残滓を集め、[Information Concealed]白鴉城の夜は明ける。夜明けとは最も闇が深き刻である。月が、沈む刻なのだから。
彼は自らを「夜をはらう者」と名乗り、それを「東雲」と名付けた。それが全ての残滓を集め、[Information Concealed]白鴉城の夜は明ける。夜明けとは最も闇が深き刻である。月が、沈む刻なのだから。
新月の儀式により生み出された「人の形」。闇に最も近く、闇と最も親和し、そして闇を最も厭うもの。最も闇が深き刻。鞍馬神流の下位流派:魔王流、東雲。

キャラメーカー名:少年少女好き?
https://picrew.me/image_maker/46940
https://picrew.me/image_maker/46940
プリプレイ④:ninnzinnsann
PC4
あなたは最下層に生きる忍びだ。あなたの使命は【闇背負いを倒す】ことである。
秘密
あなたはかつて闇背負いだった。しかし、気がつくとあなたは闇背負いで無くなり、最下層に放り出されていた。鴉に捕らえられ人体実験を受けていた記憶がわずかに残るばかりで、何があったかは思い出せない。しかし、意識が冷たく呑まれるあの感覚だけは今でも決して忘れることはない。
秘密
あなたはかつて闇背負いだった。しかし、気がつくとあなたは闇背負いで無くなり、最下層に放り出されていた。鴉に捕らえられ人体実験を受けていた記憶がわずかに残るばかりで、何があったかは思い出せない。しかし、意識が冷たく呑まれるあの感覚だけは今でも決して忘れることはない。
葉富、アリスとプレイしてきたninnzinnsannの最後のハンドアウト。闇背負いから人間に戻ってきた謎の人物。一方で、キャラ設定はPLGMともに難航していた。
元闇背負いという設定がうまくハマるキャラが出来ず、いっそ第二回に登場した九重巌が正気を取り戻した姿をやるか?という案まで出た。今にして思えばこれも悪くなかったなと思うが、しかしその方向も没になり。
同時に、GMはここまで出揃った11人のPCの設定と、用意してあるNPCの関係性をうまく繋げ、風呂敷を畳みきれるように試行錯誤をしている時期であった。そしてその中で、どうしても設定を繋げきれないNPCがいた。黒夜教司教、夜御使、極夜。単純に、司教を3人も用意したのが多すぎたという説はあったが、第二回で登場した概念である黒夜教は、そのNPC4人それぞれに上手くPCを絡ませることが出来なかったのである。
ん?夜御使、極夜?夜御使とは、意識を保ち自我を残した、「闇背負い」?なるほど。
そんなわけで、ninnzinnsannに相談することになったのだ。
元闇背負いという設定がうまくハマるキャラが出来ず、いっそ第二回に登場した九重巌が正気を取り戻した姿をやるか?という案まで出た。今にして思えばこれも悪くなかったなと思うが、しかしその方向も没になり。
同時に、GMはここまで出揃った11人のPCの設定と、用意してあるNPCの関係性をうまく繋げ、風呂敷を畳みきれるように試行錯誤をしている時期であった。そしてその中で、どうしても設定を繋げきれないNPCがいた。黒夜教司教、夜御使、極夜。単純に、司教を3人も用意したのが多すぎたという説はあったが、第二回で登場した概念である黒夜教は、そのNPC4人それぞれに上手くPCを絡ませることが出来なかったのである。
ん?夜御使、極夜?夜御使とは、意識を保ち自我を残した、「闇背負い」?なるほど。
そんなわけで、ninnzinnsannに相談することになったのだ。
GM:今度のPCさ、司教極夜やらない?
夜陰
かつて鴉の研究施設に居た闇背負い。研究の過程で闇の侵蝕から解き放たれ、記憶を失って最下層に流れ着いた。星空のような結界を作り出す力で、闇背負いから最下層の民を守って暮らしている。
他のPLには非公開であるが、その正体は、新月の儀式の際に鴉に捕らえられた黒夜教の司教が一人、極夜である。
他のPLには非公開であるが、その正体は、新月の儀式の際に鴉に捕らえられた黒夜教の司教が一人、極夜である。
白鴉城のキーパーソンの一人であり、その記憶を失っている壮年。掴みどころがなく、しかしその芯が揺らぐことの無いトリックスター。ハグレモノの下位流派:影絵座、夜陰。

キャラメーカー名:しげる男子メーカー(β)
https://picrew.me/image_maker/81574
https://picrew.me/image_maker/81574
以上、12人全てのPCが出揃った。互いに関係性が見え隠れするPC同士もいれば、現時点ではそれが隠されているPC同士もいる。
彼らが交わり、その因縁に気づく瞬間を、PLたちとともに、楽しみにしていてほしい。
それでは、メインプレイに入ろう。
彼らが交わり、その因縁に気づく瞬間を、PLたちとともに、楽しみにしていてほしい。
それでは、メインプレイに入ろう。
オープニング
GM:例によってオープニングは省略。第四回以降はシナリオによってはオープニングするから安心してね。
あかね:わ、わかった・・・
三々華:そうだ。俺は背景「絆」を修得しているので、セッション開始時にあかねに任意の感情を獲得できる。忠誠(プラス)を獲得しよう。
GM:了解です。
あかね:わ、わかった・・・
三々華:そうだ。俺は背景「絆」を修得しているので、セッション開始時にあかねに任意の感情を獲得できる。忠誠(プラス)を獲得しよう。
GM:了解です。
メイン①:あかねのドラマシーン
GM:では例によって今回は最下層シーン表です。
あかね:9・・・です。
GM:9-地下深い最下層とはいえ雨露をしのぐ必要はあり、崖面には無数に横穴が掘られている。
あかね:三々華さんの、秘密を獲得します。雨宿りするシーンとかでいいですか・・・?
三々華:了解した。
あかね:9・・・です。
GM:9-地下深い最下層とはいえ雨露をしのぐ必要はあり、崖面には無数に横穴が掘られている。
あかね:三々華さんの、秘密を獲得します。雨宿りするシーンとかでいいですか・・・?
三々華:了解した。
あかね : 「あ……さざんかさん……こんにちは……」
三々華 : 「ん」
三々華 : 「何か用か」
あかね : 「雨宿り……しようと思って……」
あかね : 「さざんかさんも……?」
三々華 : 「冷えるのは、好かん」
あかね : 「そっか……あたしも……だから、おそろい?」
三々華 : あかねへ何かを投げて寄越す
あかね : 「わわっ」
三々華 : みると、小型の水筒だった
三々華 : 「もってけ」
あかね : 「これは……?」中を見る
三々華 : 「冷めにくいようになっている」
あかね : 「わあっ……!ありがとうございます!」ぺこり
三々華 : 「ん」
三々華 : 「何か用か」
あかね : 「雨宿り……しようと思って……」
あかね : 「さざんかさんも……?」
三々華 : 「冷えるのは、好かん」
あかね : 「そっか……あたしも……だから、おそろい?」
三々華 : あかねへ何かを投げて寄越す
あかね : 「わわっ」
三々華 : みると、小型の水筒だった
三々華 : 「もってけ」
あかね : 「これは……?」中を見る
三々華 : 「冷めにくいようになっている」
あかね : 「わあっ……!ありがとうございます!」ぺこり
三々華の秘密
闇にまみえたその時、あなたを庇うように一歩後ろを逃げる友人が、迫る闇に触れてしまったように見えた。あれ以来友人はなんとも無さそうだが、もしも何かがあったなら、あなたは友人を全力で守ろうと誓った。
あなたの真の使命は【大切な友人を守り抜く】ことである。
なお、あなたは真の秘密を持ち、この秘密を獲得したキャラクターはその場で情報判定を行い、成功すれば真の秘密も獲得できる。(通常の情報判定でも獲得できる。)
また、あなたはこの真の秘密を獲得していない。情報伝達でのみ獲得することができる。
あなたの真の使命は【大切な友人を守り抜く】ことである。
なお、あなたは真の秘密を持ち、この秘密を獲得したキャラクターはその場で情報判定を行い、成功すれば真の秘密も獲得できる。(通常の情報判定でも獲得できる。)
また、あなたはこの真の秘密を獲得していない。情報伝達でのみ獲得することができる。
三々華の真の秘密
闇が見初めたのは友人ではなく、友人を心配して振り返り、闇と目を合わせてしまったあなたであった。あなたはまだ自覚していないが、闇背負いとなっている。あなたは隠されたプライズ「闇の徴」を持ち、この真の秘密の所持者のみが見ることができる。あなたがこの真の秘密を獲得した時、あなたの真の使命を【闇背負いとしてなるべく多くの人間を倒す】に変更する。ただし、獲得時に友人に対してプラスの感情を持っている場合、あなたの真の使命は依然として【大切な友人を守り抜く】ことのままである。
プライズ:闇の徴
闇背負いとなった者の身体の芯から末端へ伸びる霊脈。クライマックス及びエンディング開始時にこのプライズを所持していて見ることができるキャラクターは闇背負いとなるが、このプライズを失うと闇背負いではなくなる。
このプライズは戦果としてのみ所有権の移動が発生する。
なお、闇背負いとなったキャラクターは、背景:魔人と背景:劣勢因子を追加で獲得する。
このプライズを闇背負いであった経験を持つキャラクターが見た時、その真の使命を【闇の徴を獲得する】に変更する。
このプライズは戦果としてのみ所有権の移動が発生する。
なお、闇背負いとなったキャラクターは、背景:魔人と背景:劣勢因子を追加で獲得する。
このプライズを闇背負いであった経験を持つキャラクターが見た時、その真の使命を【闇の徴を獲得する】に変更する。
以上の通りである。三々華とあかねがかつて闇にまみえたとき、闇が見初めたのは三々華の方であった。三々華はあかねを案ずる一方で、実際には闇に侵蝕され始めており、それを自覚してしまうと破壊衝動に呑まれてしまう、はずだった。
しかし、三々華とあかねの絆が、あかねに対して持つプラスの感情が、三々華の意志を強固に保たせた。三々華は破壊衝動に呑まれることはなく、彼の真の使命は依然として「あかねを守り抜く」ことである。
しかし、三々華とあかねの絆が、あかねに対して持つプラスの感情が、三々華の意志を強固に保たせた。三々華は破壊衝動に呑まれることはなく、彼の真の使命は依然として「あかねを守り抜く」ことである。
あお : 『へぇ……サザンカ……なるほどねぇ……』
三々華 : 「失せろ。お前に寄越したものではない」
あお : 『この街では手にあるものは自分のものだよ?何を言ってるんだい?』
三々華 : 軽く舌打ちをする
あお : 『どうしてもって言うなら、ボクと少し遊んでかない?』
三々華 : 「ふざけろ。そういう得物はまだ無い」
三々華 : そういう、というのはあおをピンポイントで殴れるものと言う意味
あお : 『でもボクはサザンカと遊びたいんだ。理由はもちろん知ってるでしょ?』
あお : 『あかねを守る、がボクの一番の目的だからね』
三々華 : 「ダニ風情がよく吠える」
三々華 : 「俺は行く」
三々華 : 「失せろ。お前に寄越したものではない」
あお : 『この街では手にあるものは自分のものだよ?何を言ってるんだい?』
三々華 : 軽く舌打ちをする
あお : 『どうしてもって言うなら、ボクと少し遊んでかない?』
三々華 : 「ふざけろ。そういう得物はまだ無い」
三々華 : そういう、というのはあおをピンポイントで殴れるものと言う意味
あお : 『でもボクはサザンカと遊びたいんだ。理由はもちろん知ってるでしょ?』
あお : 『あかねを守る、がボクの一番の目的だからね』
三々華 : 「ダニ風情がよく吠える」
三々華 : 「俺は行く」
ここであおが忍法「追出」を使用。自身が秘密を獲得した相手に戦闘を挑む忍法であり、一度のシーンで秘密の獲得と戦闘による「戦果」の獲得を行うことが出来る強力な忍法である。そして、判定に失敗した。
三々華 : 紫煙をのこして姿はもう無い
あかね : 「……はえ?さざんかさん……?どこ……?」
あかね : 「ひとり……どうしよう……?」不安そうに辺りを見渡して、床に置かれた水筒に気づく
あかね : 「あったかい~……」飲んで笑顔
あかね : 「……はえ?さざんかさん……?どこ……?」
あかね : 「ひとり……どうしよう……?」不安そうに辺りを見渡して、床に置かれた水筒に気づく
あかね : 「あったかい~……」飲んで笑顔
そしてあおが仄めかした通り、、あかね/あおの真の使命は三々華が持つ「闇の徴」を獲得し、闇に身を委ねること。自らの身が闇に侵されていると知ってなおあかねを守ろうとする三々華と、その三々華から闇を奪い取ろうとするあお。残酷な構図だが、データ的には二人の共闘が約束されたといえる。
(理想をいえば、あかね/あおが闇背負いになってしまうことを防ぐのもあかねを守る範疇に入るのであろうが、東雲や夜陰が明確に闇背負いである三々華や最終的に闇背負いになるあおを狙うため、そちらから守るほうがデータ上優先されるという裁定だ。)
(理想をいえば、あかね/あおが闇背負いになってしまうことを防ぐのもあかねを守る範疇に入るのであろうが、東雲や夜陰が明確に闇背負いである三々華や最終的に闇背負いになるあおを狙うため、そちらから守るほうがデータ上優先されるという裁定だ。)
そして、プライズ「闇の徴」に記載された一文。かつて闇背負いだった者は、「闇の徴」を求める。夜陰は、三々華の真の秘密を獲得し、このプライズを見てしまった瞬間、真の使命が書き換えられることになる。
この先、どのようにメインフェイズが転ぶのか、1シーン目にして波乱の動き出しとなった。
この先、どのようにメインフェイズが転ぶのか、1シーン目にして波乱の動き出しとなった。
メイン②:三々華のドラマシーン
三々華:シーン表は6。忍法「草」で獲得した従者であるくノ一を東雲にけしかけて感情を取らせよう。
GM:6-最下層は陰鬱な場所と思われているが、階段街区に最も近い“一等地”は、未だ活気を残し、なんとか地上へと這い上がろうとする者たちがしのぎを削っている。
GM:了解です。
東雲:ヒヒヒ。「操り人形」は嫌だナ、全ク。
GM:6-最下層は陰鬱な場所と思われているが、階段街区に最も近い“一等地”は、未だ活気を残し、なんとか地上へと這い上がろうとする者たちがしのぎを削っている。
GM:了解です。
東雲:ヒヒヒ。「操り人形」は嫌だナ、全ク。
「草」は、下忍カテゴリのエネミー数種類から一人を従者として従えることが出来る忍法で、そのうちの一種、くノ一は、「操り人形」という強忍法を修得している。
「操り人形」は、修得者に対して感情を持っているキャラクターの手番に使用し、そのキャラクターの行う攻撃を自在に操るというもの。デメリットとして、そのラウンド中操られたキャラクターに入るダメージは操り主に入るものの、実質的にはキャラクター一人を最低でも行動不能に陥らせることが出来る強忍法である。
ちなみに、「操り人形」は今後も幾度となく猛威を振るい、最終的にこのキャンペーンにおいてはナーフを受けることになるのだが、その一因として、今回の時点から我々がルールミスしていたことがあった。メインフェイズにおいて、感情判定をされたくないと思うなら、そのシーンに登場しないことを選ぶことが出来るのだが、我々はそれに気付かなかったのである。「操り人形」は今後も大変脅威として扱われるが、このあたりを納得頂きたい。
「操り人形」は、修得者に対して感情を持っているキャラクターの手番に使用し、そのキャラクターの行う攻撃を自在に操るというもの。デメリットとして、そのラウンド中操られたキャラクターに入るダメージは操り主に入るものの、実質的にはキャラクター一人を最低でも行動不能に陥らせることが出来る強忍法である。
ちなみに、「操り人形」は今後も幾度となく猛威を振るい、最終的にこのキャンペーンにおいてはナーフを受けることになるのだが、その一因として、今回の時点から我々がルールミスしていたことがあった。メインフェイズにおいて、感情判定をされたくないと思うなら、そのシーンに登場しないことを選ぶことが出来るのだが、我々はそれに気付かなかったのである。「操り人形」は今後も大変脅威として扱われるが、このあたりを納得頂きたい。
さて、本題に戻ろう。三々華のくノ一が東雲に対して感情判定を行おうとしているところであった。
東雲(しののめ) : 一等地を巡回してる
くの一 : 失礼、そこのお嬢さん?
階段街区の女性 : に扮する
東雲(しののめ) : 「ア?なんだオマエ?」
東雲(しののめ) : 「みない顔だナ……?」
階段街区の女性 : ここが、最下層?であってるのでしょうか?
東雲(しののめ) : じろー
階段街区の女性 : こちらの方だと聞いてきたのですけれど
東雲(しののめ) : 「あぁ、上の連中カ。帰りな帰りな」
東雲(しののめ) : 「闇背負いに殺されてもシラネーゾ?」
階段街区の女性 : いえ、小書坊という書店に用があるのです・・・闇背負いは恐ろしいですけれど・・・
階段街区の女性 : でも、どこか分からずに・・・・
東雲(しののめ) : 「あの耄碌ジジィのとこか……、あんたも好きだなァ?」
階段街区の女性 : 私のご主人が・・・ちゃんと使いを済まさないとどんな目にあわされるか・・・
東雲(しののめ) : 「あそこはなー……。あそこの角を曲がった先の壁を30mばかし走れば近道だゾ」
階段街区の女性 : 30mっ・・・そんな間に闇背負いに襲われたりしたら・・・・・・・・
階段街区の女性 : 怖くてこれ以上歩けそうにありませんっ・・・
階段街区の女性 : ちらっ
東雲(しののめ) : 「……」
階段街区の女性 : ちらっ
くの一 : 失礼、そこのお嬢さん?
階段街区の女性 : に扮する
東雲(しののめ) : 「ア?なんだオマエ?」
東雲(しののめ) : 「みない顔だナ……?」
階段街区の女性 : ここが、最下層?であってるのでしょうか?
東雲(しののめ) : じろー
階段街区の女性 : こちらの方だと聞いてきたのですけれど
東雲(しののめ) : 「あぁ、上の連中カ。帰りな帰りな」
東雲(しののめ) : 「闇背負いに殺されてもシラネーゾ?」
階段街区の女性 : いえ、小書坊という書店に用があるのです・・・闇背負いは恐ろしいですけれど・・・
階段街区の女性 : でも、どこか分からずに・・・・
東雲(しののめ) : 「あの耄碌ジジィのとこか……、あんたも好きだなァ?」
階段街区の女性 : 私のご主人が・・・ちゃんと使いを済まさないとどんな目にあわされるか・・・
東雲(しののめ) : 「あそこはなー……。あそこの角を曲がった先の壁を30mばかし走れば近道だゾ」
階段街区の女性 : 30mっ・・・そんな間に闇背負いに襲われたりしたら・・・・・・・・
階段街区の女性 : 怖くてこれ以上歩けそうにありませんっ・・・
階段街区の女性 : ちらっ
東雲(しののめ) : 「……」
階段街区の女性 : ちらっ
ここでくノ一が感情判定に成功、互いにマイナスで感情を獲得した。
東雲(しののめ) : 「……しゃーねーナ」
階段街区の女性 : っありがとうございます!
東雲(しののめ) : 「今日は気分がいいからナ。特別だゾ」
階段街区の女性 : 本当に!本当にありがとうございます!
階段街区の女性 : あなたは・・・闇背負いが怖くはないのですか?
東雲(しののめ) : 「あー……?」
東雲(しののめ) : 「別に、あんなん壁のシミみたいなもんダ。なんてことはネーヨ」
東雲(しののめ) : 「叩いてこすれば、そのうち消えるっテヨ」
階段街区の女性 : そう・・なのですか・・お強いのですね・・・・
階段街区の女性 : っありがとうございます!
東雲(しののめ) : 「今日は気分がいいからナ。特別だゾ」
階段街区の女性 : 本当に!本当にありがとうございます!
階段街区の女性 : あなたは・・・闇背負いが怖くはないのですか?
東雲(しののめ) : 「あー……?」
東雲(しののめ) : 「別に、あんなん壁のシミみたいなもんダ。なんてことはネーヨ」
東雲(しののめ) : 「叩いてこすれば、そのうち消えるっテヨ」
階段街区の女性 : そう・・なのですか・・お強いのですね・・・・
今後、東雲が獲得した情報はくノ一へ伝達する。三々華は、何かしらの情報や忍具と交換で、くノ一からその秘密を受け取ることが出来るという寸法だ。
(通常のシノビガミであれば、秘密の受け渡しは一方的に行うことが可能だが、このキャンペーンでは何かとの交換に限るというルールになっている。)
(通常のシノビガミであれば、秘密の受け渡しは一方的に行うことが可能だが、このキャンペーンでは何かとの交換に限るというルールになっている。)
メイン③:東雲のドラマシーン
東雲:シーン表は11だナ。
GM:おっイベント付きです。
GM : 11-秘密の抜け穴。忍びにとってこれほど聴き慣れた言葉もなかろうが、それでも、この最下層から旧街区への抜け穴が存在しようとは。
GM:ということで、このシーンに登場したPCの誰かがランダムな特技での判定に成功すれば、シーンに出たPC全員、旧街区への入り口を知ることができ、今後旧街区に立ち入ることが出来るようになります。
東雲:フーン。いいンじゃネーの。
あお:ボクもその道には興味あるな。
夜陰:俺もそれには出たいね。
東雲:いいゼいいゼ。出てきナ。
GM:おっイベント付きです。
GM : 11-秘密の抜け穴。忍びにとってこれほど聴き慣れた言葉もなかろうが、それでも、この最下層から旧街区への抜け穴が存在しようとは。
GM:ということで、このシーンに登場したPCの誰かがランダムな特技での判定に成功すれば、シーンに出たPC全員、旧街区への入り口を知ることができ、今後旧街区に立ち入ることが出来るようになります。
東雲:フーン。いいンじゃネーの。
あお:ボクもその道には興味あるな。
夜陰:俺もそれには出たいね。
東雲:いいゼいいゼ。出てきナ。
この判定については、3人とも成功し、旧街区へのアクセス権を獲得。
一方で、東雲の手番行動としての感情判定は失敗。振り直しを行うことはせず、そのままシーンは終了となる。はずだった。
ここで、イベントが発生する。条件は、あかねと東雲がメインフェイズで同じシーンに登場すること。
一方で、東雲の手番行動としての感情判定は失敗。振り直しを行うことはせず、そのままシーンは終了となる。はずだった。
ここで、イベントが発生する。条件は、あかねと東雲がメインフェイズで同じシーンに登場すること。
東雲(しののめ) : 「……オ。おいおっさん」
東雲(しののめ) : 「この辺に抜け穴があるってきいたンだが……」
夜陰 : 「お?なんだいお嬢さん。」
あかね : 「ひえっ……!こわいおにいさん……!」
あかね : 「お姉さん……助けて……!」東雲の影にかくれる
東雲(しののめ) : 「オ?なんだなんだ~?」
東雲(しののめ) : 「この辺に抜け穴があるってきいたンだが……」
夜陰 : 「お?なんだいお嬢さん。」
あかね : 「ひえっ……!こわいおにいさん……!」
あかね : 「お姉さん……助けて……!」東雲の影にかくれる
東雲(しののめ) : 「オ?なんだなんだ~?」
夜陰 : 「怖い?怖いタァ心外だなぁ。」
夜陰 : 「まぁ。そうやって何事にも用心した方がいいのは確かだ。見た目で判断しない様になれば更に加点だな。」
東雲(しののめ) : 「そうだゾ?人をみかけで判断しちゃいけないなァ~?」
あかね : 「なんかむずかしいこといってる……こわい……」
東雲(しののめ) : 「オイオイ。なんでこんなのが最下層でまだ生きてンダ……?」
あかね : 「それはかみさまのおかげで……」
東雲(しののめ) : 「ア?神だァ?」
東雲(しののめ) : 「ワロス」
夜陰 : 「まぁ。そうやって何事にも用心した方がいいのは確かだ。見た目で判断しない様になれば更に加点だな。」
東雲(しののめ) : 「そうだゾ?人をみかけで判断しちゃいけないなァ~?」
あかね : 「なんかむずかしいこといってる……こわい……」
東雲(しののめ) : 「オイオイ。なんでこんなのが最下層でまだ生きてンダ……?」
あかね : 「それはかみさまのおかげで……」
東雲(しののめ) : 「ア?神だァ?」
東雲(しののめ) : 「ワロス」
夜陰 : 「優秀な保護者がついてんだろうね。こーいうのには触らんほうがいい。」
あかね : 「あっでもかみさまってのは私がかってによんでるだけで……」
あかね : 「……わろす?」
夜陰 : 「そっちの嬢ちゃんの方が話が通じそうだ。抜け道だっけ?」
東雲(しののめ) : 「ソソ。この辺にあるらいいンだワ」
東雲(しののめ) : 「手伝ってくんネーカ?」
あかね : 「わろす……いきものの名前かな……噛んだりするのかな……」一人考え込んでいる
夜陰 : 「はぁーそんなもんがねぇ。面白そうだ。ヨシ!手伝っちゃろう!どっちにしろ寝床を変えにゃならんしなぁ。」
あかね : 「あっでもかみさまってのは私がかってによんでるだけで……」
あかね : 「……わろす?」
夜陰 : 「そっちの嬢ちゃんの方が話が通じそうだ。抜け道だっけ?」
東雲(しののめ) : 「ソソ。この辺にあるらいいンだワ」
東雲(しののめ) : 「手伝ってくんネーカ?」
あかね : 「わろす……いきものの名前かな……噛んだりするのかな……」一人考え込んでいる
夜陰 : 「はぁーそんなもんがねぇ。面白そうだ。ヨシ!手伝っちゃろう!どっちにしろ寝床を変えにゃならんしなぁ。」
ここで東雲が感情判定に失敗。
東雲(しののめ) : 「……」
東雲(しののめ) : 「……マ、そこの嬢ちゃんも達者でナ」
東雲(しののめ) : 「……マ、そこの嬢ちゃんも達者でナ」
そのとき、東雲の血が熱く滾るような感覚に襲われた。これまで感じたことのない感覚、そして、力が湧いてくるような気持ち。
東雲(しののめ) : 「―――ッ!?」
東雲(しののめ) : 「な、ナンダぁ?こいつは……?」
東雲(しののめ) : 「な、ナンダぁ?こいつは……?」
東雲は、「新月の残滓:あかね(1/3)」というプライズを獲得した。あかねの方は、一見動じた様子はないものの、何かが、揺らいだ気がした。
新月の残滓:あかね(1/3)
あなたを生み出した新月の儀式の際、儀式が完全に成功しなかったために白鴉城に散らばったエネルギーの残滓。
これの持ち主が参加する戦闘で勝者となったとき、あなたは戦果に加えてこれを一つ獲得できる。
あかねはこれを残り2つ持つ。
なお、新月の残滓の持ち主が死亡した場合、残り全てが移動する。
これの持ち主が参加する戦闘で勝者となったとき、あなたは戦果に加えてこれを一つ獲得できる。
あかねはこれを残り2つ持つ。
なお、新月の残滓の持ち主が死亡した場合、残り全てが移動する。
これは東雲の設定に記載された通り、新月の儀式によるエネルギーの残滓であり、東雲が夜を払うため、自らに欠けたものを埋めるため、必要なものであるのだと、東雲には理解出来た。そしてこれと同じものが、この白鴉城にはあと4つ存在するだろう、とも。
あかね : 「お姉さん、大丈夫……?」
東雲(しののめ) : じー
東雲(しののめ) : 「……」
東雲(しののめ) : 「オイ嬢ちゃん」
あかね : 「ひっ……!」ちょっとこわい
東雲(しののめ) : 「精々、“夜”には気を付けナ」
東雲(しののめ) : とだけ吐き捨てて、横穴の何処かに消えていく
あお : 『アイツ、あかねに対してよからぬことを考えてるみたいだったな……警戒するか』
東雲(しののめ) : じー
東雲(しののめ) : 「……」
東雲(しののめ) : 「オイ嬢ちゃん」
あかね : 「ひっ……!」ちょっとこわい
東雲(しののめ) : 「精々、“夜”には気を付けナ」
東雲(しののめ) : とだけ吐き捨てて、横穴の何処かに消えていく
あお : 『アイツ、あかねに対してよからぬことを考えてるみたいだったな……警戒するか』
メイン④:夜陰のドラマシーン
夜陰:シーン表は9だね。また雨宿りかな?
GM:そうですね。
夜陰:東雲と感情を取ろうかね。
GM:そうですね。
夜陰:東雲と感情を取ろうかね。
夜陰 : 「お嬢さんお嬢さん」
東雲(しののめ) : 「んァ?」
夜陰 : 「さっきの抜け道。見つかったかい?」
東雲(しののめ) : 「おかげさんでナ。たすかったゼ」
夜陰 : 「助かったなら良かった。助かりついでで悪いんだけど、知りたいことがちょっとあってね。」
東雲(しののめ) : 「オ?なんだなんだ?」
夜陰 : 「自分が何者か。」
夜陰 : 「は、冗談だとして 今夜の宿を探しててね。」
夜陰 : 「どこか雨宿りできそうな場所でもご存じない?」
東雲(しののめ) : 「……アー。なるほどナぁ」
東雲(しののめ) : 「そうさなぁ……」
東雲(しののめ) : 「んァ?」
夜陰 : 「さっきの抜け道。見つかったかい?」
東雲(しののめ) : 「おかげさんでナ。たすかったゼ」
夜陰 : 「助かったなら良かった。助かりついでで悪いんだけど、知りたいことがちょっとあってね。」
東雲(しののめ) : 「オ?なんだなんだ?」
夜陰 : 「自分が何者か。」
夜陰 : 「は、冗談だとして 今夜の宿を探しててね。」
夜陰 : 「どこか雨宿りできそうな場所でもご存じない?」
東雲(しののめ) : 「……アー。なるほどナぁ」
東雲(しののめ) : 「そうさなぁ……」
感情判定は成功。互いにプラスの感情を取り合った。
東雲(しののめ) : 「金があるなナ、ここから50mくらい上にいいとこがアルゼ」
東雲(しののめ) : 「……自分が何者か、ネェ」と独り言
夜陰 : チラッと振り返って
夜陰 : (彼女も訳ありかねぇ。タダの人間にはちょっと見えないしなぁ。)
東雲(しののめ) : 「……自分が何者か、ネェ」と独り言
夜陰 : チラッと振り返って
夜陰 : (彼女も訳ありかねぇ。タダの人間にはちょっと見えないしなぁ。)
1サイクル目終了
現時点の感情、情報の状況は以下の通り。
感情
情報
三々華とあかね/あおが共闘態勢を取ったであろう他は、感情を結び合ったのみの1サイクル目。さあ、2サイクル目を見ていこう。
メイン⑤:東雲のドラマシーン
東雲:シーン表は4ダ。
GM : 4-最下層のさらに最下。露天掘りが終わり、孔の底へと繋がる調査坑道の入り口が、二、三口を空けているのみである。
東雲:さっきノが気になるナ。あかね/あおの秘密を狙うゼ。
GM : 4-最下層のさらに最下。露天掘りが終わり、孔の底へと繋がる調査坑道の入り口が、二、三口を空けているのみである。
東雲:さっきノが気になるナ。あかね/あおの秘密を狙うゼ。
東雲(しののめ) : ではその地底を見下ろしている
東雲(しののめ) : 「……デ、嬢ちゃんはなんでいるんダ?」
あお : 『それをボクに聞くんだ?人にものを尋ねるときは自分からって習わなかったのかな?』
東雲(しののめ) : 「……アー」
東雲(しののめ) : 「そういうノか……」
東雲(しののめ) : 「それも含めて、お前に聞いてるんだがナ」
あお : 『ご明察。ボクはあお。何卒よろしく』
東雲(しののめ) : 「オイラは、まぁ。東雲でいい」
あお : 『それは知ってる。あかねの影にいるのがボクだからね』
東雲(しののめ) : 「じゃあこっちの話に答えなヨ。こいつはなんなんだ?」
東雲(しののめ) : 残滓を弄びながら
あお : 『さあ?ボクだって知りたいよ。なんてったってボクはこんなかよわい女の子なんだよ?知るはずもないじゃないか?』とくるりと回ってみせる
東雲(しののめ) : 「ホントかヨ……」
東雲(しののめ) : 「……デ、嬢ちゃんはなんでいるんダ?」
あお : 『それをボクに聞くんだ?人にものを尋ねるときは自分からって習わなかったのかな?』
東雲(しののめ) : 「……アー」
東雲(しののめ) : 「そういうノか……」
東雲(しののめ) : 「それも含めて、お前に聞いてるんだがナ」
あお : 『ご明察。ボクはあお。何卒よろしく』
東雲(しののめ) : 「オイラは、まぁ。東雲でいい」
あお : 『それは知ってる。あかねの影にいるのがボクだからね』
東雲(しののめ) : 「じゃあこっちの話に答えなヨ。こいつはなんなんだ?」
東雲(しののめ) : 残滓を弄びながら
あお : 『さあ?ボクだって知りたいよ。なんてったってボクはこんなかよわい女の子なんだよ?知るはずもないじゃないか?』とくるりと回ってみせる
東雲(しののめ) : 「ホントかヨ……」
情報判定に成功。あかね/あおの秘密を東雲と夜陰が獲得。また、三々華のくノ一にも伝達したが、現時点では三々華には伝わっていない。東雲及び夜陰視点では、あかね/あおが闇背負いになろうとしており、敵に当たることが判明した。
東雲(しののめ) : 「……マ、いいワ」
あお : 『へぇ、いいんだ?気になるんじゃない?その残滓が何か』
東雲(しののめ) : 「マァ、そうだが。俺はあいつらを殺せればなんでもイイ」
東雲(しののめ) : 「お前も精々“夜”に気を付ケ―――これも知ってるンだったナ」
東雲(しののめ) : 「ジャーな」
東雲(しののめ) : といって、身体がとらえどころのない黒雲に変じて霧散します
あお : 『へぇ、いいんだ?気になるんじゃない?その残滓が何か』
東雲(しののめ) : 「マァ、そうだが。俺はあいつらを殺せればなんでもイイ」
東雲(しののめ) : 「お前も精々“夜”に気を付ケ―――これも知ってるンだったナ」
東雲(しののめ) : 「ジャーな」
東雲(しののめ) : といって、身体がとらえどころのない黒雲に変じて霧散します
あかね : 「……ふえっ、なんで私こんな場所にいるの……?さざんかさーん……!」
メイン⑥:夜陰のドラマシーン
夜陰:シーン表は9。よく降る雨だねえ。
夜陰:三々華の秘密を抜こうか。
夜陰:三々華の秘密を抜こうか。
夜陰 : 「どうしたんだい?こんなところをウロウロして。」
三々華 : 「──。」冷たい視線
夜陰 : 「オー怖い。そこの宿に泊まることにしたから散歩してたんだけどね。」
三々華 : お前が何だと言いたげ
夜陰 : 「まぁ。いいかぁ。じゃあねぇ~」
三々華 : 「──。」冷たい視線
夜陰 : 「オー怖い。そこの宿に泊まることにしたから散歩してたんだけどね。」
三々華 : お前が何だと言いたげ
夜陰 : 「まぁ。いいかぁ。じゃあねぇ~」
簡潔なやり取りの中で、夜陰は三々華の秘密を獲得し、そのまま真の秘密まで獲得(それぞれ東雲に伝達)。そして必然、「闇の徴」を目にすることになり。夜陰の真の使命は「闇の徴の獲得」へと上書きされた。
メイン⑦:あおのドラマシーン
あお:また9だね。本当によく降る雨だ。
あお:夜陰の秘密を調べよう。
あお:夜陰の秘密を調べよう。
あかね : 「あー……また雨……」雨宿りしてる
あお : 『ちっ、変な気配がするな……』
あお : 『ちょっと調べるか……』降る雨粒が一か所に集まっていき、水鏡を形成する。そこには夜陰の姿が
あお : 『ちっ、変な気配がするな……』
あお : 『ちょっと調べるか……』降る雨粒が一か所に集まっていき、水鏡を形成する。そこには夜陰の姿が
移りだされた夜陰の姿はシャワー中というものであったが、情報判定には問題なく成功。夜陰の秘密をあおと三々華が獲得。すでに見ることが出来るようになっている「闇の徴」と合わせて、夜陰の変更後使命を認識することになった。
あお : 『なんか、イヤなもの見せられた……』シャワー中のつぶらな瞳を思い出しながら
あお : 『はぁ……』ため息が雨音に溶けていく
あお : 『はぁ……』ため息が雨音に溶けていく
メイン⑧:三々華のドラマシーン
(シーン表は振り忘れ)
三々華:くノ一と情報を交換して、それから東雲の秘密を獲得しようか。
東雲:GM!出来た!
GM:?
東雲:くノ一ちゃんの立ち絵!
GM:????
GM:こいつ立ち絵作るとGMがNPCにするって思ってないか?
東雲:チガウヨ
GM:まあ実際違わないんだけど。三々華さん、名前決めてあげてー。
三々華:マジかよ。じゃあ真菰(まこも)で。
GM:了解。可愛いなこいつ。(立ち絵を見ながら)
三々華:くノ一と情報を交換して、それから東雲の秘密を獲得しようか。
東雲:GM!出来た!
GM:?
東雲:くノ一ちゃんの立ち絵!
GM:????
GM:こいつ立ち絵作るとGMがNPCにするって思ってないか?
東雲:チガウヨ
GM:まあ実際違わないんだけど。三々華さん、名前決めてあげてー。
三々華:マジかよ。じゃあ真菰(まこも)で。
GM:了解。可愛いなこいつ。(立ち絵を見ながら)

キャラメーカー名:amachiromaker
https://picrew.me/image_maker/168503
https://picrew.me/image_maker/168503
すでに獲得していた夜陰の秘密と交換する形であかね/あおの秘密を獲得する三々華。あかね/あおの秘密の効果で、あかね/あおへと持っていた秘密はマイナスに変更されるものの、一度固めた決意は揺れることはなく。依然、三々華の使命は「あかねを守る」こと。
自らが闇背負いであるという事実を受け止め、しかしあかねを守ろうとする三々華であった。それでは、状況を整理し、クライマックスへと移ろう。
2サイクル目終了
現時点の感情、情報の状況は以下の通り。
感情
情報
三々華:自身の真の秘密、あかね/あおの秘密、東雲の秘密、夜陰の秘密
あかね/あお:三々華の秘密、三々華の真の秘密、夜陰の秘密
東雲:あかね/あおの秘密、三々華の秘密、三々華の真の秘密
夜陰:あかね/あおの秘密、三々華の秘密、三々華の真の秘密
三々華:自身の真の秘密、あかね/あおの秘密、東雲の秘密、夜陰の秘密
あかね/あお:三々華の秘密、三々華の真の秘密、夜陰の秘密
東雲:あかね/あおの秘密、三々華の秘密、三々華の真の秘密
夜陰:あかね/あおの秘密、三々華の秘密、三々華の真の秘密
三々華とあかね/あおが共闘し、夜陰と東雲は他すべてが敵になるものの、クライマックス開始時点では一時的な共闘を提案。2対1対1の陣営構造は、まずは2対2から始まることとなった。
クライマックス
今回のクライマックス戦闘は、あまりに一方的な勝負だった。真菰の「操り人形」は東雲に一切の行動を許さない。そして、行動が可能な夜陰は、敵の攻撃の間合を縮め、自らに攻撃が届かなくする忍法「影舞台」と、それと同じ効果を持つ妖魔武器を獲得する「夜駕籠」を使用して万全の態勢を整えようとするが、この判定にともに失敗。
続く第二ラウンドも、東雲の行動が縛られ、夜陰は準備のための判定に失敗、逆凪となる。
そうして、この2ラウンドの隙を逃すあかね/あおではなかった。自身が秘密を獲得している相手に対する攻撃忍法にHPダメージを1点追加する「揺らし」と、集団戦ダメージ(変調付与)を与える分間合とコストが優秀な「集団戦攻撃」のコンボにより、安定した間合から確実にHPダメージ1点を与えていく。そして、変調の方も、背景「梟雄」により戦国変調というHPを削ることに特化した変調に置き換えられており、実質的に長射程の1.5点相当のダメージが与えられる。これにより削られた夜陰のHPは、三々華のクリティカルヒットで0となり、脱落。
もはや共闘する味方を失った東雲は、そのまま行動を縛られ続け、敗北した。そして三々華とくノ一が自主的に脱落。あかね/あおが勝者となった。
続く第二ラウンドも、東雲の行動が縛られ、夜陰は準備のための判定に失敗、逆凪となる。
そうして、この2ラウンドの隙を逃すあかね/あおではなかった。自身が秘密を獲得している相手に対する攻撃忍法にHPダメージを1点追加する「揺らし」と、集団戦ダメージ(変調付与)を与える分間合とコストが優秀な「集団戦攻撃」のコンボにより、安定した間合から確実にHPダメージ1点を与えていく。そして、変調の方も、背景「梟雄」により戦国変調というHPを削ることに特化した変調に置き換えられており、実質的に長射程の1.5点相当のダメージが与えられる。これにより削られた夜陰のHPは、三々華のクリティカルヒットで0となり、脱落。
もはや共闘する味方を失った東雲は、そのまま行動を縛られ続け、敗北した。そして三々華とくノ一が自主的に脱落。あかね/あおが勝者となった。
エンディング①:三々華とあお
あおは、戦果として「闇の徴」を獲得することを選択。
あお : 『それじゃあ、もらうよ』ズズズズッと
三々華 : 「阿呆、それが何かわからんわけでもなかろうが!」
あお : 『そう。これは『闇の徴』。闇背負いの力の源』
あお : 『ボクにはこの力が必要なんだ。これがあれば、あかねを守れる』
三々華 : 「お前が地獄に落ちて行くだけなら高笑いしてやろうさ」
三々華 : 「その道連れに引きずり込まれると言うことが……クッ」にわかに闇の徴から放たれる瘴気が強まる
真菰(まこも) : 三々華さん・・・
三々華 : 「下がれ真菰!お前も巻き込まれるぞ!」
あお : 『それじゃあ、もらうよ』ズズズズッと
三々華 : 「阿呆、それが何かわからんわけでもなかろうが!」
あお : 『そう。これは『闇の徴』。闇背負いの力の源』
あお : 『ボクにはこの力が必要なんだ。これがあれば、あかねを守れる』
三々華 : 「お前が地獄に落ちて行くだけなら高笑いしてやろうさ」
三々華 : 「その道連れに引きずり込まれると言うことが……クッ」にわかに闇の徴から放たれる瘴気が強まる
真菰(まこも) : 三々華さん・・・
三々華 : 「下がれ真菰!お前も巻き込まれるぞ!」
あおのもとに向かう闇、それは暴走するような気配も孕みながら、しかし。
データ上、あおは「魔人」と「劣等因子」の背景を獲得したことになる。「魔人」は、任意に妖魔化を行える背景。そして「劣等因子」は妖魔化の有無にかかわらず、エンディング時に「制御判定」が要求されるというもの。
「制御判定」とは、妖魔化の度合いに応じて難易度が上がる判定で、失敗するとキャラクターロストとなる危険なもの。このキャンペーンではロストではないものの、シナリオ上大きく物語が動くことになる。
今回、あおはこの制御判定に成功。無事、闇の力を手にすることが出来た。
データ上、あおは「魔人」と「劣等因子」の背景を獲得したことになる。「魔人」は、任意に妖魔化を行える背景。そして「劣等因子」は妖魔化の有無にかかわらず、エンディング時に「制御判定」が要求されるというもの。
「制御判定」とは、妖魔化の度合いに応じて難易度が上がる判定で、失敗するとキャラクターロストとなる危険なもの。このキャンペーンではロストではないものの、シナリオ上大きく物語が動くことになる。
今回、あおはこの制御判定に成功。無事、闇の力を手にすることが出来た。
あお : 瘴気に包まれるも、それが収束していく。そこにはニヤリと笑うあおの姿
あお : 『ね?ボクの心配はしなくていいよ』
三々華 : 「馬鹿野郎がッ………」
あお : 『それじゃ、サザンカも『体には気を付けて』。』と闇に包まれて消える
あお : 『ね?ボクの心配はしなくていいよ』
三々華 : 「馬鹿野郎がッ………」
あお : 『それじゃ、サザンカも『体には気を付けて』。』と闇に包まれて消える
エンディング②:夜陰
夜陰 : 「断ったつもりでいたんだが」
夜陰 : 「タバコも闇への欲求も断てなかったなぁ」
夜陰 : 「タバコも闇への欲求も断てなかったなぁ」
しかし、闇に近づいた夜陰は、同時に感じるものもあった。今後も闇に近づくとき、あるいは黒夜教に近づくとき、記憶の一部を思い出すかもしれない、と。
夜陰 : 「黒夜教、ねぇ」
エンディング③:東雲
東雲(しののめ) : 闇の徴のやり取りをする三々華さんとあおさんを見下ろしてます。
東雲(しののめ) : 「……どいつもコイツモ。何が楽しくてこんなん求めてンのカネ」
東雲(しののめ) : と手元の残滓を眺めながら
真菰(まこも) : まったくですね。「お嬢さん」?
東雲(しののめ) : 「………………」
東雲(しののめ) : 「カエレ」
真菰(まこも) : 三々華さんにも、あんなものに手を出さずにいてほしかったのですが
真菰(まこも) : そう怖い顔をなさらないでくださいませ。東雲さん
東雲(しののめ) : 「やかましいンだよナ……」
東雲(しののめ) : 「もうかまうなヨ。お前のごしじんも闇から遠ざかったロ?」
東雲(しののめ) : 「……どいつもコイツモ。何が楽しくてこんなん求めてンのカネ」
東雲(しののめ) : と手元の残滓を眺めながら
真菰(まこも) : まったくですね。「お嬢さん」?
東雲(しののめ) : 「………………」
東雲(しののめ) : 「カエレ」
真菰(まこも) : 三々華さんにも、あんなものに手を出さずにいてほしかったのですが
真菰(まこも) : そう怖い顔をなさらないでくださいませ。東雲さん
東雲(しののめ) : 「やかましいンだよナ……」
東雲(しののめ) : 「もうかまうなヨ。お前のごしじんも闇から遠ざかったロ?」
真菰(まこも) : そうですね、けれど、私もあなたも、三々華さんも、闇からは逃れられない。
真菰(まこも) : 出来れば、私たち皆で手を取り合っていきたいのです。
真菰(まこも) : どうか、覚えておいていただきたく・・・
東雲(しののめ) : 「どの口がいうんダヨ……」
真菰(まこも) : 私たち、みな最下層の出。
真菰(まこも) : 本当は、争わずに済むならそれが一番でしょう?
真菰(まこも) : 今回のことが気になるのなら、必要ならあなたのためにも働きましょうとも
東雲(しののめ) : 「……ハハッ」と笑い飛ばします
東雲(しののめ) : 「俺の出身はずっと下ダ。くらーいくらい、孔ノ底」
東雲(しののめ) : 「同族意識なんぞ、妄想はヤメとくんだナ」
真菰(まこも) : そうですか・・・
でも、覚えておいてください。私は、本当にそう思っています。こんなこと、三々華さんには言えませんけれど。
真菰(まこも) : 出来れば、私たち皆で手を取り合っていきたいのです。
真菰(まこも) : どうか、覚えておいていただきたく・・・
東雲(しののめ) : 「どの口がいうんダヨ……」
真菰(まこも) : 私たち、みな最下層の出。
真菰(まこも) : 本当は、争わずに済むならそれが一番でしょう?
真菰(まこも) : 今回のことが気になるのなら、必要ならあなたのためにも働きましょうとも
東雲(しののめ) : 「……ハハッ」と笑い飛ばします
東雲(しののめ) : 「俺の出身はずっと下ダ。くらーいくらい、孔ノ底」
東雲(しののめ) : 「同族意識なんぞ、妄想はヤメとくんだナ」
真菰(まこも) : そうですか・・・
でも、覚えておいてください。私は、本当にそう思っています。こんなこと、三々華さんには言えませんけれど。
そう言って去る真菰。正直に告白すると、GMはこの時点ではとくに真菰のことは考えていなかったため、何かそれっぽいことを言わせて後々につなげようとしていたのだった。今後、上手くつながらずに苦しむGMの姿が目撃されるようになるのだが、東雲の出自が孔の底である、という格好いいRPを見られたので良しとしておこう。
東雲(しののめ) : 「……どいつもコイツモ、暇だねェ」
東雲はそうして、いつまでも目の前の孔を見下ろしていた。
東雲はそうして、いつまでも目の前の孔を見下ろしていた。
アフタープレイ
「操り人形」は、ゴミ。これを持つ相手と同じシーンに出ないようにすればある程度は防げるものの、無理やり感情を取らせる手段は存在するため、完全に防げるわけではない。
そして何よりの問題は、絵面が最悪で、やられた側が本当に楽しくないところ。これから幾度となく登場する。そのうちナーフが入るから許してほしい。
そして何よりの問題は、絵面が最悪で、やられた側が本当に楽しくないところ。これから幾度となく登場する。そのうちナーフが入るから許してほしい。
シナリオ自体は、綺麗に三々華の「絆」が活躍した結果に終わった。三々華からは闇が抜け、代わりにあかね/あおに闇が宿った。あかね/あおは危険な力を手にした一方で、三々華はそのことに自責の念を感じている。
一方、東雲と夜陰は自らの存在を補完するため、残滓を、そして闇を求めることになる。東雲の存在を定義する新月の儀式とその残滓。次にそれとまみえる日は、そう遠くはない。
一方、東雲と夜陰は自らの存在を補完するため、残滓を、そして闇を求めることになる。東雲の存在を定義する新月の儀式とその残滓。次にそれとまみえる日は、そう遠くはない。
これにて12人すべてのPCが出揃った。次回以降は、GMが設定したハンドアウトとシナリオに、どのPCが登場したいかをそれぞれ選んで、登場したPCたちで物語を進めていくことになる。アキとアリス、白兎と東雲や夜陰。彼らが出会い、物語が動くときは、これもまた遠くはない。
それでは、第三回も、お付き合い頂き、大変ありがとうございました。
次回予告(特別)
GM : 次回予告!
葉富空 : 空(うつほ)です!NPCで出てきそうな設定になっておきながら今日の今日までGMに放置されていた可哀想な女の子!葉富瑞穂の妻です!
葉富空 : GMが第4回のハンドアウトに困ったので、急遽登場しました!
葉富空 : 私は死なずに生きていられるのでしょうか!
葉富空 : そして私はナニモノなのでしょうか!
葉富空 : それでは
葉富空 : 第四回、月夜の訪れ
葉富空 : お楽しみに!
葉富空 : じゃーんけーんパー!
葉富空 : 空(うつほ)です!NPCで出てきそうな設定になっておきながら今日の今日までGMに放置されていた可哀想な女の子!葉富瑞穂の妻です!
葉富空 : GMが第4回のハンドアウトに困ったので、急遽登場しました!
葉富空 : 私は死なずに生きていられるのでしょうか!
葉富空 : そして私はナニモノなのでしょうか!
葉富空 : それでは
葉富空 : 第四回、月夜の訪れ
葉富空 : お楽しみに!
葉富空 : じゃーんけーんパー!

キャラメーカー名:amachiromaker
https://picrew.me/image_maker/168503
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