カリーナ・スミス
概要
天文学者の女性。卓越した知識と洞察力を持ち、政府や街の人間からは魔女と呼ばれ怖れられている。
孤児院の出身であり、父が残してくれたカリーナという名前と
ガリレオ・ガリレイ*の日記を大事にしている。ガリレオの日記が
ポセイドンの槍の行方を表す地図であると考察し、自分自身の追求する道を切り開いてきた。
科学で説明できない事柄には頑固であり、呪われた父を持つ
ヘンリー・ターナーとは意見が合わないことも。プライドが高く、誤りを認めようとしないところもある。ヘンリーとはお互いの命の危機を救う場面もあり、信頼関係が結ばれている。
エピソード
天文学者のカリーナ・スミスは知識が豊富な女性という理由で英国軍から魔女として追われながら、生き別れの父が残してくれた日記が
ポセイドンの槍のありかを示す地図であることを突き止め、槍を捜し求めていた。カリーナは
魔の三角海域から生還した青年
ヘンリー・ターナーに接触し、自分を犠牲にして彼を英国軍から逃がす。カリーナは街で強盗を働いた海賊
ジャック・スパロウとともに処刑されそうになるが、ヘンリーやジャックの仲間たちによって救出される。
カリーナは父が残した地図の謎を解くため、ヘンリーは父を呪いから解放するため、ジャックは
アルマンド・サラザールの魔の手から逃れるためにポセイドンの槍を求めて手を組むことに。ジャックは船員たちには目的を明かさないまま
ダイイング・ガル号というボロの海賊船で出航した。
ポセイドンの槍のありかは星にあると推測するカリーナだが事態はなかなか進展せず海賊たちは痺れを切らし始める。そこへジャックに復讐するため海の亡霊
アルマンド・サラザール率いる
サイレント・メアリー号が現れる。ジャックから亡霊の話を聞いていなかった船員たちは大慌て。
島にはジャックに恨みを持つ海賊ピッグケリーが住んでおり、ジャックは彼の不細工な妹ビアトリスと無理矢理結婚を強いられる。そこへ
ヘクター・バルボッサが乱入し、サラザールがジャックを追っていることを知らせると、バルボッサは黒ひげから回収した剣でジャックの持つボトルシップの
ブラックパール号を元のサイズに戻し、ともにポセイドンの槍を探す旅に合流した。
カリーナが星を頼りに舵を握る中、ブラックパール号と
サイレント・メアリー号の戦いが勃発。ヘンリーは人質に取られてしまった。
旅の途中、カリーナは地図(日記)をどこで手に入れたかをバルボッサに尋ねられ、自分が孤児でありこの日記とカリーナという名前が父親が残してくれた唯一の家族との繋がりだと答えた。バルボッサは北で一番輝く星というヒントだけでカリーナという名を言い当てた。
ジャックたちは旅の終着点に辿り着くと、海が真っ二つに割れ、その底にポセイドンの槍が姿を現した。そこへサラザールに身体を乗っ取られたヘンリーが現れてジャックに襲いかかる。サラザールの身体から脱出したヘンリーとカリーナは槍の謎を解読し、ポセイドンの槍を破壊した。海の呪いは解け、サラザールも人間の姿に戻った。海の裂け目が戻る中、ジャック、ヘンリー、カリーナはブラックパール号の錨に乗って海上へ脱出しようとするが、サラザールの魔の手がカリーナに伸びていた。そこへ現れたバルボッサはカリーナを守るため、サラザールもろとも海の中へと消えていった。カリーナは落ちていくバルボッサの刺青を見て彼が父親であることを悟る。
カリーナはヘンリーと結ばれ、ヘンリーと父
ウィル・ターナーの感動の再会に立ち会った。
登場作品
2010年代
実写キャスト
声
最終更新:2024年09月08日 17:15