ケイ
名前:Sir Kay
デビュー:『
王様の剣』(1963年)
概要
腕っぷしに自信があり、ワートを扱き使っている。しかし頭はあまり良くなく、偉大な魔法使い
マーリンには大馬鹿者と称されている。
エピソード
中世のある年の7月、12歳の孤児
ワートは、乳兄弟ケイの狩猟に同行するも足手まといになってしまう。ケイはワートに森の中へ矢を探しに行かせて、一人先に
スワヴィージ城へと戻った。無事城へ戻ってきたワートは魔法使いの老人
マーリンと気むずかし屋のフクロウの
アルキメデスを連れて帰ってきた。マーリンはワートの家庭教師を引き受けることになる。
その晩、エクターの友人
ペリノー卿が城を訪問し、
ロンドン*で開催される馬上試合トーナメントで次の王を決めるという知らせを持ってきて、ケイが出場に意欲を見せる。ワートもケイの従者としてロンドンへ行けることになった。
ワートはマーリンの魔法を用いた家庭教師を受けるが、エクターは彼の話を信じようとせず嘘をついた罰として皿洗いをさせる。その皿洗いを魔法でサボったことを知ると、ワートをケイの従者から外してしまう。
クリスマス*になり、騎士となったケイの従者ホブスがおたふく風邪にかかってしまい、エクターはワートをケイの従者として復帰させる。新年になり、エクター、ケイ、ペリノー卿、ワート(と同行したアルキメデス)は馬上試合トーナメントに参加するためロンドンを訪れる。ケイの試合直前、ケイの剣を宿屋に忘れてきたことに気付いたワートとアルキメデスは宿屋に戻る。ワートが持ってきたのは、その剣が抜いた者を次の王と定める「王様の剣(
エクスカリバー)」であった。トーナメントは中断され、再び力自慢たちが剣を抜こうとと試みるが、やはり抜けない。ペリノー卿と
ブラック・バートに促されたワートは王様の剣を抜けることを証明した。ワート(アーサー)は「アーサー王、万歳!」と讃えられ、エクターはこれまでの非礼を詑び、ケイもアーサーにひざまずいた。
登場作品
1960年代
2000年代
声
最終更新:2024年09月08日 17:36