アルキメデス
名前:Archimedes
デビュー:『
王様の剣』(1963年)
概要
気難しい性格で、最初は
ワートへの態度が冷ややかだったが、彼のピンチを幾度となく救っている。
エピソード
森のコテージに住む魔法使いの老人
マーリンは気むずかし屋のフクロウのアルキメデスに、誰かが屋根を突き破ってやってくると予言する。その通りに現れた
ワートの家庭教師を引き受けたマーリンとアルキメデスは、ワートの里親
エクター卿の
スワヴィージ城で居候することになる。
その晩、エクターの友人
ペリノー卿が城を訪問し、
ロンドン*で開催される馬上試合トーナメントで次の王を決めるという知らせを持ってきて、エクターの息子
ケイが出場に意欲を見せる。ワートもケイの従者としてロンドンへ行けることになった。
教育を始めたマーリンはワートとともに魚に変身し、城の堀を探検する。アルキメデスはカワマカスに追いかけられたワートを助ける。リスに変身する第二のレッスンにも同行する。
第三のレッスンで、ワートは小鳥に姿を変える。ワートは飛行中に鷹に襲われて邪悪な魔女
マダム・ミムの住処へ撃墜される。アルキメデスは慌ててマーリンを呼びに行き、ミムを妨害する。ミムはマーリンに決闘を挑み、ルールを破ってマーリンを倒そうとするが、マーリンの知恵の前に敗れて寝込む。
クリスマス*になり、騎士となったケイの従者ホブスがおたふく風邪にかかってしまい、エクターはワートをケイの従者として復帰させる。ワートは念願の地位に立てることを喜びマーリンに報告するが、マーリンはケイの従者ごときで満足するワートに失望し苛立ち姿を消してしまう。
新年になり、エクター、ケイ、ペリノー卿、ワート(と同行したアルキメデス)は馬上試合トーナメントに参加するためロンドンを訪れる。ケイの試合直前、ケイの剣を宿屋に忘れてきたことに気付いたワートとアルキメデスは宿屋に戻る。しかし、町中の人々はトーナメントを見に出かけたため誰もいなかった。その時、ワートは広場の前の石の台に差し込まれた剣を見つけて、引っこ抜いて借りていくことにする。ワートが戻ると、その剣が抜いた者を次の王と定める「王様の剣(
エクスカリバー)」だと判明し大騒ぎになる。トーナメントは中断され、再び力自慢たちが剣を抜こうとと試みるが、やはり抜けない。ペリノー卿と
ブラック・バートに促されたワートは王様の剣を抜けることを証明した。ワート(アーサー)は「アーサー王、万歳!」と讃えられ、エクターとケイもアーサーにひざまずいた。
急に玉座についてしまったアーサーは困り果てていた。そんなアーサーとアルキメデスのもとにマーリンが帰ってくる。20世紀のバミューダ旅行から戻ってきたマーリンは王となったワートを見て喜ぶのであった。
その他
登場作品
1960年代
2000年代
2020年代
声
最終更新:2024年09月08日 16:09