ラクーン・トゥインズ

名前：Racoon Twins
デビュー：『ピーター・パン』（1953年）

概要

ネバーランドでピーター・パンの子分として活躍している、動物のコスチュームを身に纏ったロスト・ボーイズのひとり。

ラクーン・トゥインズはアライグマのコスチュームを着た双子。媒体によっては「ツインズ」と呼ばれることも。

原作だとマーマデュークとビンキーという名前が与えられている。

エピソード

ピーター・パン

ネバーランドのピーター・パンの仲間であるロスト・ボーイズは、嫉妬深いティンカー・ベルに唆されてピーターが連れてきたウェンディ・ダーリングを撃墜して叱られる。

ピーターからウェンディの弟ジョン・ダーリングとマイケル・ダーリングを任されたロスト・ボーイズはインディアンとの戦闘ごっこに挑むが、娘のタイガー・リリーが行方不明になって気が立っていた酋長に捕縛されてしまう。

ピーターがフック船長からリリーを救ったことで酋長に感謝されインディアンの宴を楽しんだ一行だが、ウェンディはロスト・ボーイズを連れて家に帰りたいと言い出す。ウェンディはピーターも誘うが、大人になろうとする彼女に失望したピーターと激昂したピーターは彼女らと対立してしまう。

ウェンディと弟たちとロスト・ボーイズはピーターの隠れ家（首吊り人の木）から出たところをフック船長の一味に捕らわれてしまう。そこへ駆けつけたピーターに救われたロスト・ボーイズは海賊に立ち向かい撃退。ロスト・ボーイズはピーターたちと残ることになり、ピーターはジョリー・ロジャー号に妖精の粉を振りかけると、空飛ぶ船で三姉弟をロンドンの子供部屋へと送り届ける。

ピーター・パン2 ネバーランドの秘密

ピーターがウェンディの娘ジェーンを連れてきて大はしゃぎのロスト・ボーイズだが、ジェーンは戦争のせいで夢見る心を失っており、子供っぽいピーターやロスト・ボーイズと喧嘩になってしまう。

反省したピーターとロスト・ボーイズはジェーンに謝罪し、彼女の提案で宝探しをすることになった。しかし、ジェーンはフック船長にそそのかされてピーターの宝の在り処を聞き出そうとしていた。ジェーン以外の全員が捕まり、さらにピーターはジェーンが妖精を信じなかったことからティンクの力が弱まっていることを責める。

危機一髪のピーターと仲間たちは、改心したジェーンとティンクに救われてフック船長に反撃した。

その他

『ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出』では、最後の記念写真の場面のみに登場する。

登場作品

1950年代

1953年
ピーター・パン

1955年
ピーターパン空の旅　※ディズニーランド

？（1963年）
？（1983年：TBS版）
高柳潤 / 佐藤隆浩（1984年）
安藤亮子 / 水上志乃（1980年代：旧録版）
奥澤惇（2002年）

実写

『ピーター・パン＆ウェンディ』（2023年）では、ケルシー・イェーツ＆スカイラー・イェーツ / 梅崎音羽が演じる。女の子に設定変更されており、ウェンディ・ダーリングにロスト・ボーイズなのに女の子もいることを指摘され、「だから？」と言い返している。

タグ：

キャラクター

「ラクーン・トゥインズ」をウィキ内検索

最終更新：2024年09月08日 17:41

ディズニーデータベース