マイケル・ダーリング - ディズニー データベース

マイケル・ダーリング

名前：Michael Darling
デビュー：『ピーター・パン』（1953年）

概要

ロンドン*に住む少年。父はジョージ、母はメアリー、姉ウェンディ、兄ジョンや乳母犬のナナと暮らしている。幼い男の子で、常にお気に入りのテディベアを持ち歩いている。

毎晩、ウェンディからピーター・パンのお話を聞き、ジョンと海賊ごっこをして楽しんでいる。

エピソード

ピーター・パン

ロンドン*に住むダーリング家の息子たちジョン・ダーリングとマイケルは姉のウェンディからピーター・パンの冒険物語を聞いていた。ある晩、パーティーへ行く支度をしていた父のジョージ・ダーリングはピーター・パンの夢物語にうつつを抜かすウェンディに八つ当たりし、今日限りで子供部屋から卒業するように宣告した。

その晩、ウェンディが保護していたピーターの影を引き取りに、ピーターと妖精のティンカー・ベルがウェンディたちの子供部屋を訪れる。ウェンディが子供部屋を卒業すると聞いたピーターは彼女と弟たちに妖精の粉をかけてネバーランドへと連れ出す。ジョンとマイケルは孤児のロスト・ボーイズと仲良くなり、インディアンに捕縛される。インディアンの酋長は娘のタイガー・リリーが行方不明であることに立腹していた。

ピーターがフック船長からリリーを救ったことで酋長に感謝されインディアンの宴を楽しんだ一行だが、ウェンディはロスト・ボーイズを連れて家に帰りたいと言い出す。ウェンディはピーターも誘うが、大人になろうとする彼女に失望したピーターは彼女らと対立してしまう。

ウェンディと弟たちとロスト・ボーイズはピーターの隠れ家（首吊り人の木）から出たところをフック船長の一味に捕らわれてしまう。そこへ駆けつけたピーターはフックの卑怯な作戦もかわして彼を撃退。フックは天敵のチクタクワニに追いかけられて彼方へ逃げていった。ピーターはジョリー・ロジャー号に妖精の粉を振りかけると、空飛ぶ船で三姉弟をロンドンの子供部屋へと送り届ける。

パーティーから帰宅した父のジョージと母のメアリー・ダーリングに大人になる決意ができたと話すウェンディ。一家が外を見ると、ピーターの空飛ぶ海賊船の面影が浮かんでおり、ジョージも「昔子供の頃に見たことがある」と懐かしむのだった。

その他

『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』では、ピーター・パンが活躍していた頃のライブラリ映像に登場する。

『ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出』では、ミニーマウスの呼びかけに応じて、ピーター・パン、ウェンディ・ダーリング、ジョン・ダーリングとともに写真撮影のためにみんなを呼びに行った。

登場作品

1950年代

1953年
ピーター・パン

1955年
ピーターパン空の旅　※ディズニーランド

2000年代

2001年
ハウス・オブ・マウス ミッキーとディズニーのなかまたち*
ミッキーのマジカル・クリスマス 雪の日のゆかいなパーティー

2002年
ピーター・パン2 ネバーランドの秘密（カメオ出演）

2010年代

2012年
ディズニー エピックミッキー：ミッキーのふしぎな冒険*

2014年
ジェイクとネバーランドのかいぞくたち*(#82)

2018年
ディズニー マジックキングダムズ　※ver3.2.0：2018年8月追加

2020年代

2022年
チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ（カメオ出演）

2023年
ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出

声

• トミー・ラスク（1953年）
• アーロン・スパン（ディズニー・オン・アイス）
• コルビー・マルグルー*（2014年～2015年）

• 守屋良彦（1963年：日本コロムビア版レコード）
• 菅谷政子（1983年：TBS版）
• 鈴木一輝（1984年）
• 清水由加里（1980年代：旧録版）

実写

1951年のクリスマス特番『The Walt Disney Christmas Show』では、アニメ映画版で声を演じたトミー・ラスクがマイケルに扮して登場した。

『ピーター・パン＆ウェンディ』（2023年）では、ジャコビ・ジュペ / 木村新汰が演じる。ネバーランド到着直後、マイケル・ダーリングとともにフック船長に捕らえられる。アニメーション版にあったロスト・ボーイズとインディアンの戦闘が削除され、ドクロ岩でフックに拷問されるタイガー・リリーの役どころがジョンとマイケルに変更された。