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ガラスの靴

名前:Glass Slipper
オブジェクト:『シンデレラ』(1950年)

概要

フェアリー・ゴッドマザーが舞踏会へ向かうシンデレラのためにプレゼントしたガラス製の靴。サイズは4.5。

ゴッドマザーが彼女に与えた馬車や御者は、カボチャや動物を魔法の力で変形させたものだが、ガラスの靴は唯一ゼロから作り上げたものであり、12時を過ぎて魔法が解けても消滅することはない。

ガラス製だが、魔法のおかげで履き心地に問題はない。シンデレラが履いている時は特に目立った足音はしないが、アナスタシアが履いている時はガラスの音がカタカタ鳴る。

英語ではslipperと表記されるが、スリッパではなくハイヒール。ちなみにシャルル・ペロー*の原作に登場するのは毛皮(vair)の靴であり、フランス語から英語に翻訳された際に、ガラス(verre)と誤訳されたのが原因ではないかとされている。

靴の前面にはアニメ版ではハート、実写版では蝶の装飾がされている。実写版ではスワロフスキー製の3つのパーツに分かれた靴となっており、これは靴のきらめきを保つための策であった。シンデレラ役のリリー・ジェームズは靴に足が合わなかったため、履いているシーンはCG処理となっている。

シンデレラはアニメ版では左の靴、実写版では右の靴を舞踏会に置いてきてしまう。アニメ版では置いてきた左の靴を割られる演出があり、実写版では持ち帰った左の靴を割られる演出があるため、最後に試すのはいずれも右の靴。

2009年12月、ケビン・ジョナスは妻のダニエルにウェディングギフトとしてガラスの靴をプレゼントした。

2010年6月、藤本敏史(FUJIWARA)が木下優樹菜に東京ディズニーランドシンデレラ城*前でなかむら硝子工房のガラスの靴を渡してプロポーズした。同年8月に結婚し、2019年12月離婚。

登場作品

エピソード


ゲーム


エピソード

シンデレラ

フェアリー・ゴッドマザーが裸足のシンデレラに魔法で履かせた。国王の城の舞踏会に参加したシンデレラは左の靴を落として走り去り、帰り道で魔法が解けて右の靴だけが手元に残る。翌日、大公が持ち主を探してシンデレラの屋敷を訪れるが、トレメイン夫人が左の靴を割ってしまう。シンデレラは手元にあった右の靴を出して見せ、プリンス・チャーミングと結ばれることとなる。

シンデレラIII 戻された時計の針

時空が巻き戻り、トレメイン夫人は魔法の杖でガラスの左の靴のサイズを変え、アナスタシアが王子の運命の相手にすり替わってしまう。トレメイン夫人はシンデレラの持っていた右の靴を割り、勝ち誇る。

ジャックガスが王子の記憶を取り戻す場面では、小鳥たちが修理した右の靴を彼に見せる。

ハウス・オブ・マウス ミッキーとディズニーのなかまたち*

「盗まれた作品」では、ドナルドダック司会のショーに耐えられなくなったシンデレラが会場を走り去る際に靴を落とし、デイジーダックに呼び止められている。

「ビッグ・バッド・ウルフ」では、ビッグ・バッド・ウルフのトランペットで会場のガラス製品が割れる中、ガラスの靴も割れてしまっている。

「ミニーが迷子?」では、スカットルの管理している落とし物リストの中に含まれている。

「教授はなんでも知っている」では、ルードヴィッヒ・フォン・ドレイク*がアナスタシアにガラスの靴を履かせようとする大公を見かけ、持ち主がシンデレラであることを教える。

その他

ロジャー・ラビット』では、エディ・バリアントジェシカ・ラビット*ベニー・ザ・キャブ*を呼ぶシーンの背景に横たわっている。

シュガー・ラッシュ:オンライン』では、シンデレラがガラスの靴を割り、ヴァネロペ・フォン・シュウィーツに武器として向ける。

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最終更新:2024年09月08日 23:08