フェアリー・ゴッドマザー
名前:Fairy Godmother
デビュー:『
シンデレラ』(1950年)
概要
陽気でほがらかな性格で、悲しみにくれるシンデレラを持ち前の明るさと不思議な魔法でフォローする。友達にプレゼントされたドレスをめちゃくちゃにされ、舞踏会に行けないと泣いていたシンデレラにステキなドレスとカボチャの馬車をプレゼントする。魔法の呪文は「
ビビディ・バビディ・ブー」という不思議な文字列。この魔法は夜の12時になると解けてしまう。
妖精のデザインは難航していたが、アート・ディレクターの
ケンドール・オコナー*が自分の妻メアリー・アリス・オコナーの数十年後の姿をイメージしてデザインしたものが
ウォルト・ディズニーの目に留まり、現在のデザインとして採用されることになった。2006年に彼女の功績を讃え、その名を冠した施設がオープンした際には、シンデレラもお祝いに駆けつけた。
エピソード
舞踏会へ行けなくなり傷心の
シンデレラの前に妖精のフェアリー・ゴッドマザーが現れる。ゴッドマザーは妖精の魔法でシンデレラにドレスと
ガラスの靴を与え、かぼちゃを
馬車に、
ジャックと
ガスを馬に、馬の
メジャーを御者に、犬の
ブルーノを従者へと変身させる。妖精の魔法は12時になると解けてしまうと知り、シンデレラは急いで舞踏会へと向かう。
フェアリー・ゴッドマザーはネズミたちとの約束でシンデレラの物語を読み聞かせていた。ジャックとガスが来る頃には物語は終わっており、二匹はがっかりする。ネズミたちは
国王の城に移住してからの物語を本にまとめることにする。
第2話「Tall Tail」では、小さなネズミの身体に嫌気が差したジャックの願いを聞き入れて彼を人間に変える。その後、人間としてあまり活躍できないジャックが幸せそうではないことを指摘する。春の訪れを祝う祭りが始まると、
国王の乗った象が暴れ始めるアクシデントが発生。ゴッドマザーは象を怖がらせることができるのはネズミだと助言し、ジャックの願いを聞き入れて再びネズミに戻す。ジャックはネズミの友達と再会し、ネズミであることを誇りに思う。
第1話から第3話を絵本にまとめたネズミたちは、その本をシンデレラにプレゼントした。彼女が本を読み始めたところで物語は幕を閉じる。
シンデレラと王子(
プリンス・チャーミング)の結婚記念日を祝うフェアリー・ゴッドマザー。彼女が
魔法の杖を手放した隙に、シンデレラの意地悪な義姉
アナスタシアが魔法の杖を拾ってしまう。返すように求めるゴッドマザーだが、魔法が暴発してゴッドマザーは石像に姿を変えられてしまう。シンデレラの意地悪な継母
トレメイン夫人は杖を使って時間を巻き戻してしまう。
改心したアナスタシアが魔法の杖をシンデレラに返却すると、シンデレラはゴッドマザーを元の姿に戻した。ゴッドマザーはシンデレラに時間を元に戻そうかと提案するが、シンデレラと王子には必要ないのであった。
その他
KH
トラヴァースタウンの魔法使いの書斎に登場。
マーリンとともに得意の魔法で
ソラたちをサポートする。召喚石を彼女のもとへ持っていくことで召喚魔法を習得できる。
ストーリー上必ず手に入る召喚魔法である
ジーニーと
ティンカー・ベルは自主的にソラの仲間になるため、召喚石を経由せずに習得する。
登場作品
1950年代
1970年代
2000年代
2010年代
2020年代
声
最終更新:2024年09月08日 18:57