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グーフィー・ムービー ホリデーは最高!!

原題:A Goofy Movie
公開:1995年4月7日
時間:85分
監督:ケヴィン・リマ
旧題:グーフィーとマックス ホリデーは最高!!



  • 目次

ストーリー

夏休み最後の日、気になる女の子ロクサーヌを振り向かせたいマックスは親友のP.J.ボビー・ジムルースキーの協力のもと、人気ロックスターのパワーラインに扮して終業式でゲリラライブを開催した。マックスは一躍学校のヒーローになり、ステイシーの家でパワーラインのコンサートの生放送を見るパーティーにロクサーヌを誘い、見事OKをもらう。しかし、メイザー校長がマックスを問題児とみなし、慌てたグーフィーはマックスと親子の絆を深めるため、父との思い出の地デスティニー・レイクへのキャンプを勝手に決めてしまう。

マックスはロクサーヌに「パワーラインのコンサートに出るため、一緒にパーティーに行けなくなった」と咄嗟に嘘をついてしまう。かくして罪悪感を抱えたままドタバタな自動車旅行が幕を開ける。

概要

グーフィーの初主演長編映画。彼の長編映画への出演は『ロジャー・ラビット』(1988年)以来、7年ぶり。

TVシリーズ『パパはグーフィー』の三年後を描いており、キャラクターや一部設定が引き継がれている。同シリーズからのキャラクターの声優陣は基本的に続投しているが、グーフィーの息子マックスは変声期を迎えジェイソン・マースデンに変更されている。当初はテレビスペシャルとして企画が検討されていたが、劇場用に昇格した。

グーフィーとマックスのコミカルな面だけでなく、彼らの感情や親子愛を描いたロード・ムービーとなっている。ジェフリー・カッツェンバーグ*が娘とドライブに行き絆が深まったエピソードを参考にしている。


1994年の感謝祭シーズンの公開を予定していたが、アニメーションのキャプチャに使用していたモニターにピクセル不良が見つかり、本編の4分の3に手戻りが発生したため、延期となった。

音声収録は2年半のうち、43日間かけて実施された。カッツェンバーグはグーフィーの声を普通の喋り方にするよう提案し、グーフィー役のビル・ファーマーは困惑したという。1週間半ほど経ち、マイケル・アイズナー*ロイ・E・ディズニー*はいつものグーフィーの喋り方を希望し、収録済みの台詞も録音し直した。

マイケル・ジャクソンやプリンスの影響を受けているポップスター、パワーラインの歌声はR&Bのテヴィン・キャンベルが担当し、主題歌の「アイ・トゥ・アイ」と挿入歌の「スタンド・アウト」を歌唱した。また、ポッサム・パークの司会者の声を担当したパット・バトラムは本作が遺作となる。

音楽はカーター・バーウェル*が担当。同時上映は『ミッキーのアルバイトは危機一髪』(1995年)であった。

ビデオ用アニメーションとして続編の『史上最強のグーフィー・ムービー Xゲームで大パニック!』(2000年)が制作されている。

キャスト

グーフィー ビル・ファーマー 島香裕
マックス ジェイソン・マースデン(台詞)
アーロン・ロアー(歌)
山口勝平(台詞)
淵上義人(歌)
ピート ジム・カミングス 大平透
P.J. ロブ・ポールセン 高乃麗
ロクサーヌ ケリー・マーティン 麻生かほ里
ボビー・ジムルースキー ポーリー・ショア 塩屋翼
ステイシー ジェナ・フォン・オイ 荒木香恵
メイザー校長 ウォーレス・ショーン 大木民夫
リサ ジュリー・ブラウン 松井菜桜子
チャド ジョーイ・ローレンス
レスター ケヴィン・リマ 沢りつお
モルデカイ 大塚明夫
メイプルさん ジョー・アン・ウォーリー
トリーニー パット・キャロル(台詞)
ロージー・ゲインズ(歌)
ウェンデル コーリー・バートン
雪男 フランク・ウェルカー* -
ウエイトレス フローレンス・スタンリー
ポッサム・パークのMC パット・バトラム 大木民夫
ロクサーヌの父 ケヴィン・リマ -
女の子 ブリタニー・アライズ・スミス
ロビン・リチャーズ
エリザベス・デイリー(写真館の叫び声)
かないみか
ミッキーマウス ウェイン・オルウィン(カメオ出演) 青柳隆志
ドナルドダック -(カメオ出演) -
パワーライン テヴィン・キャンベル -
その他 エリッサ・ガブリエッリ
シェリル・バーンスタイン


楽曲



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タグ:

長編映画
最終更新:2025年01月19日 19:29