frame_decoration

サンダーボルト

名前:Thunderbolt
デビュー:『101匹わんちゃん』(1961年)

概要

人気番組「サンダーボルト・アドベンチャー・アワー」や「サンダーボルト P.I.」に主演するスター犬。

ハンサムなジャーマン・シェパード・ドッグで茶色い毛を持つ。ドラマでもサンダーボルトという役名を使用している。

スタイリッシュな身のこなしで、宿敵ダーティー・ドーソンをはじめ、ボーン・ダディ、ドクター・ウォンコ、マスクド・マローダーズなどのヴィランと戦って平和を守る。特技は死んだふりで、油断した相手の隙を突く戦法を得意としている。

パッチラッキーからは尊敬の眼差しで見られているが、番組で見せている姿と本人のギャップにがっかりさせてしまうというパターンが定型化している。『101匹わんちゃんII』では番組を事実と思い込んでいたパッチを、TVシリーズではサンダーがスタントマンを使用していることでラッキーを失望させているが、いずれもサンダーが勇気を出して名誉挽回するストーリーとなっている。『101匹わんちゃんII』の大まかなあらすじは『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』の第3話「ヒーローはつらいよ」と同じであり、そちらにはサンダーとそっくりの犬フラッシュが登場している。

エピソード

101匹わんちゃん

テレビ番組「サンダーボルト・アドベンチャー・アワー」の仲で、サンダーボルトは宿敵ダーティー・ドーソンに狙撃される。サンダーは得意の死んだふりでドーソンを油断させ、近づいてきた彼にタックルする。川に落ちた二人は争いながら流されていき、物語は次回予告を迎える。

サンダーボルトの冒険

『101匹わんちゃん』の翌週の放送にあたる本作では、滝つぼに落ちたサンダーはドーソンを逃してしまう。間一髪のところでシェリフに救出されたサンダーは、ドーソンを追いかけるも爆薬で道を塞がれてしまう。シェリフが諦めかけた時、サンダーは崩れた岩を利用してドーソンを足止めし、見事逮捕に成功する。

101匹わんちゃんII パッチのはじめての冒険

「サンダーボルト・アドベンチャー・アワー」で、サンダーボルトは宿敵ダーティー・ドーソンと列車の上で死闘を繰り広げる。サンダーは勇敢に戦い、トミーの救出に成功する。

このドラマに主演しているスター犬のサンダーはロンドン*で、共演者を探すオーディションをしていた。そこで、サンダーの番組を実話だと思い込んでいる大ファンの子犬パッチと出会う。オーディションの後、サンダーは間抜けな相棒役を演じるリトル・ライトニングから「スタッフがサンダーを降ろそうとしている」という情報を聞く。何とか自分がヒーローにふさわしいことを証明しようと、本当のヒーローらしいことをしてマスコミに写真を撮られようと思いつく。サンダーは「サンダーボルト・アドベンチャー・アワー」の全話の詳細を完璧に暗記しているパッチを相棒にして街へと繰り出す。しかし、なかなかマスコミは駆けつけない。

そうこうしているうちに、夕暮れの遠吠えによってパッチの98匹の兄弟が誘拐されたという情報が入ってくる。サンダーとパッチはクルエラ・ド・ビルのアジトに潜入するも、背後から殴られて捕らえられてしまう。そこへ現れたライトニングがサンダーを主役から下ろすために嘘をついたことを明かし、さらにサンダーがただの役者であることをパッチにバラす。パッチは番組の記憶からケージの鍵をこじ開け、兄弟たちを連れて脱出する。パッチの期待を裏切り落ち込むサンダーは、クルエラに捕らえられた芸術家ラースを救出し、代わりにパッチのもとへと送り届けてもらう。

サンダーは、クルエラ、ジャスパー・バダンホーレス・バダンに追い詰められているパッチを助けに参上し、得意の死んだふりで彼らを翻弄。パッチとの見事な連携でバスを発進させ、クルエラ一味とライトニングを撃退する。サンダーは101匹のダルメシアンとともに新聞に取り上げられ、パッチとともに本当のヒーローとなった。

そして、「サンダーボルト・アドベンチャー・アワー」のオーディションの合格者は99匹のダルメシアン全員であった。

登場作品

1960年代


1990年代


2000年代


2010年代




タグ:

キャラクター
最終更新:2024年09月09日 09:21