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ジャスパー・バダン

名前:Jasper Badun
デビュー:『101匹わんちゃん』(1961年)

概要

ジャスパー・バダンとホーレス・バダンはこそ泥の兄弟。

ジャスパーはひょろ長いほうで、ドジなホーレスを引っ張る役割を果たす。その代わり、ホーレスが正しいことを言ったとしても彼の発言をバカにしてしまうことも。

クルエラ・ド・ビルに雇われ、15匹のダルメシアンを誘拐するように命じられる。

エピソード

101匹わんちゃん

クルエラ・ド・ビルから依頼を受けたジャスパーとホーレスは、ナニーの留守番中を狙って電気屋に扮し、ロジャー・ラドクリフ夫妻の家に潜入。15匹のダルメシアンの子犬を誘拐した。ロンドン*中からド・ビル屋敷にかき集めた99匹の子犬を殺して毛皮を剥ぐように命令されるが、怠けてテレビ番組「私の秘密の罪」を見ている隙にネコのチブス軍曹が潜入される。子犬を逃がそうとするチブスを追い詰めるジャスパーとホーレスだったが、15匹の子犬の両親ポンゴパーディタに襲撃され、子犬の逃走を許してしまう。

ジャスパーとホーレスはオンボロ自動車で必死に追いかけるが、クルエラの車と激突して逃げられてしまう。

101匹わんちゃんII パッチのはじめての冒険

刑務所の中のジャスパーとホーレスは、保護観察期間中のクルエラから保釈金を支払われ、再び彼女の犬泥棒に加担させられてしまう。ジャスパーがケーナイン・クランチのトラックをジャックし、ホーレスとチェリー・ツリー農場でCMソングと美味しいクランチで98匹の子犬をおびき寄せて盗み出した。そして誘拐の阻止に来たナニーを捕まえ、井戸の中へと閉じ込めた。

98匹の子犬を手にしたクルエラは、ダルメシアンを素材にしたアートを作るように芸術家ラースに提言するが、ラースはその残虐な行為を拒否。ラースに裏切られたと感じたクルエラは彼を束縛し、ダルメシアンの毛皮のコートへの熱を再燃させる。クルエラ一味は子犬たちを助けに来たパッチとサンダーボルトも捕らえる。

またもやジャスパーとホーレスの怠慢で子犬に逃げられ、クルエラたちは子犬を追う。子犬を匹いるパッチを追い詰めたクルエラたちだが、サンダーボルトの突然の登場とお得意の死んだふりに怯んだ隙にバスに追われ、テムズ川*へと飛び込みお縄となる。ジャスパーとホーレスに愛想を尽かされたクルエラはこれまでの悪事が明るみとなり、精神病棟へと隔離されるのであった。

ジャスパーとホーレスはクルエラの脅迫が認められ、心を入れ替えてブティックをオープンする。

101匹わんちゃん (TV)*

小悪党としてラッキーをはじめとする子犬たちの騒動に巻き込まれたりしている。クルエラの手下をやめたわけではないが、性格は大分丸くなっている。

登場作品

1960年代


1990年代


2000年代








実写

『101』ではヒュー・ローリー / 千田光男(劇場版)、大塚明夫(テレビ朝日版)が演じる。

クルエラ』では、ジョエル・フライ / 野島裕史が演じ、幼少期はジギー・ガードナー / 室伏佑哉が演じた。12歳の時に母を亡くして行き場を失ったエステラ(後のクルエラ)を仲間に引き入れ、ホーレスと三人で泥棒稼業を始める。デザイナーになりたいエステラのために履歴書を改竄してデパートの仕事を調達するなど仲間想いの一面を見せる。

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キャラクター
最終更新:2024年09月08日 23:32