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*エクスパンションリスト [[魔法少女まどか☆マギカ]] *特徴 メインキャラクターの内2人が緑に偏っているからか、ブースターでは緑が40枚、他は20枚ずつの編成になっている。 総数は100枚だが、色が4色なので5等分できないからだろうか。 その名の通り、[[《魔法》]]のキャラとその特徴にシナジーした効果が主となるタイトル。 本編で魔法少女サイドに踏み入っていないまどかママと上条くんとまどかの友達を除いて、ほぼ全てのカードが《魔法》を持っているのも大きな特徴。 レベル0帯は近年の作品では非常に落ち着いているものの、レベル1帯は容易に高パワーを出せたり、絆による回収で手札に加えやすいため高水準で安定している。レベル2帯においては簡単に強化可能な2/2/9500を2種類備える上に、擬似リフレッシュによるパワーパンプキャラがいたりと優秀なカードが揃っている。 ミルキィホームズ同様、後列向けキャラがチェンジ元に設定されており、比較的安心かつ盤面に負担をかけずにチェンジを行う事ができるが、チェンジ後に空いた後列の穴をきちんと埋められなければ盤面全体のパワーは落ちてしまう事に注意。 トップクラスの集中・チェンジコストの踏み倒しができる特徴パンプ持ち・回復・手札回収など優秀なサポートが多い反面、マミ・ほむら&まどか・さやか&杏子でそれぞれシナジーが完結してしまっており、変則的なデッキを組もうとすると構築に歪が出てしまう。 また、ブースターリリース当時、最終盤で勝利に直結するようなCXシナジーがなく、詰め手段についても実用的なものが[[佐倉 杏子]]のデッキトップ盛りやイベントによるトップ操作など、微弱で確実性が低い。チェンジキャラも含め後列の採用キャラを良く考えないと配置に問題が生じるといったような難点がある。 あまり考えずに組んでもそれなりにはなるが、本格的に戦うなら構築力とプレイングをそこそこ高いレベルで要求されるタイトル。 2014年の店内大会プロモとして[[希望と諦念 ほむら]]の配布により、詰め能力を飛躍的に改善させる。 ブースター内レベル3のキャラは[[化物語]]、[[Rewrite]]などを上回る7種収録が、TD限定のレベル3が存在しないという調整を行う。 また、[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版]]同様に「黄色があるのにショットアイコンのCXがない」ブースターであり、「トレジャーアイコンのCXが2種存在する」ブースターである。 2012年10月にTVアニメ版を再編集した前後編の劇場版、2013年末には新規ストーリーである新章・叛逆の物語が上映された。現状には追加ブースターの製作する事が無いものの、今後の追加パックの期待が持てる。 //2014年2月ショップ大会で配布されるプロモの番号がブースター版と同番であるため追加ブースターの製作が無い事が判明した(エクストラ/ブースター追加の予定があるのであれば時期的にもシンフォギアGのように新規番号になる)。 //アニマス参加前、IM/S13~のPRカードとしてアニマスのカードが存在する。 同2012年4月に、本作(及び[[Fate/Zero]])の英語版トライアルデッキの発売する、 [[魔界戦記ディスガイア]]の構築済みデッキ以来、久しぶりの英語圈向け商品展開である。 翌年3月に、英語版環境初めてブースターの発売が決定した。 チェンジ方式は「ドローステップ/チェンジ先とのコスト差/自身を控え室に置く」 *主なデッキタイプ 半分のカードプールは緑である特殊な色配分を持つか、基本には緑構築・t緑構築は主流となる。 //同タイトルで唯一の早出し+CIP回復持ちレベル3[[アルティメットまどか]]、そのチェンジ元であるレベル型応援[[揺れ動く気持ち まどか]]は非常に優秀である為、どのタイプのデッキであってもほぼ採用される(※)。前述の2カードの色の都合上、基本には緑構築・t緑構築は主流となる。 //※ただし、&bold(){TD内のカード([[初回特典のPRカード>運命に挑むほむら]]含みだが)やブースター内のC・CCカードしか使用しない}も、白リーグ優勝経験のあるデッキが存在する。(参考:[[2013年BCF仙台大会 白リーグ優勝デッキ>http://ws-tcg.com/deckrecipe/recipe_bcf2013_sen.html#14]]) **まどか&ほむら軸(緑・緑t赤) 最もカードプールが多い緑をベースとした構築。緑らしく、終始高パワーのキャラを展開しやすい。 1/0/6000や1/1/7500になるキャラ、マーカー式とはいえ2/2で10000~11500になる[[まどか>因果の終着点 まどか]]が存在し、緑限定とはいえ[[1/1/2500のカウンター>希望を守る まどか]]があるためパワー負けが少ない。 また、[[アルティメットまどか]]のCXシナジーで登場する[[“戦い続ける”ほむら]]は高パワーかつ被フロント時にデッキトップを操作できるため、非常に高い防御・持久力を持つ。 チェンジ元である[[揺れ動く気持ち まどか]]はレベル比例型の応援であり、無理なく投入できる上に絆での回収も可能。 [[《魔法》]]サーチの集中やクロック回収、2種の絆/トレジャーのCX、により、緑の弱点である手札枯渇がカバーできるため単色であっても完成度の高いデッキが構築できるのも強み。 イベントによる相手デッキトップの操作も可能であり、全体的にバランスを取りやすい。 緑単構築以外、[[扉>さやか VS 杏子]]、[[魔法少女現る]]と[[佐倉 杏子]]を使用する為緑t赤構築の使用者が少なくない。 参考:[[BCF2013 ジャパングランプリ 全国決勝大会 出場デッキ>http://ws-tcg.com/deckrecipe/recipe_bcf2013_zenkoku.html#06]] **さやか&杏子軸(青赤・青赤t緑) 青と赤を基本色とした構築。回収手段が豊富なので安定したキャラ展開が期待できる。 レベル0帯では2種の3500キャラに相打ち効果持ちが存在しペースを掴みやすい。また、[[《魔法》]]版[[アヴェンジャー>反英雄アヴェンジャー]]とまではいかないが、容易にクロックアンコールが付与できる[[キュゥべえ>サポート役 キュゥべえ]]がいるため序盤からハンドアドを稼ぎやすい。 レベル1では絆による[[1/0バニラ>見滝原中学二年生 さやか]]回収+パワーパンプ1000の[[杏子>林檎のおすそわけ 杏子]]や強制とはいえ1/0/6500の擬似クロックアンコールを持つ[[さやか>癒しの祈り さやか]]がいるため、ストックや手札の消費を抑えつつ高いパワーラインで舞台を維持できる。 レベル2以降は、イベントを筆頭とした回収手段で整えた手札を展開し、2/2/9500キャラやチェンジで呼べる[[レベル3杏子>佐倉 杏子]]で攻め込み、ゲームエンドまで持っていく形になる。 さやかと杏子のどちらを主体にするかで構築は変わるが、どちらも高パワーとハンドアドを維持しやすい。 ただ、緑を組み込まない場合はストックを稼ぐ手段がアタックしかないため、計画的に使わないと途中で息切れしてしまうので注意が必要。 **さやか軸(青赤緑) タイトルカップにてよく見受けられた緑青t赤の回復型デッキ。 同年WGP環境で[[“カリスマ魔女様”朱音]]の登場により回復デッキの抑制環境では、朱音の対抗手段として投入する。 一言には、文字通り「さやか」であるキャラや、回復メタにも対応できないカウンター回復・「さやか」系のデメリット回避イベント[[さやかの願い]]を軸にした構築。 レベル0~1帯の構築や戦術はさやか&杏子軸のまま、レベル2帯で扉と[[魔法少女現る]]など回収・手札交換を絡め、[[アルティメットまどか]]へのチェンジ狙し、 最終盤面で高パワーを発揮できる[[美樹 さやか]]とレベル応援で圧倒し、[[さやかの願い]]やCIP回復でレベル3を数ターン持続する、そのまま押し切る。 2014年前期では、他タイトルから回復メタの強化により、回復メタの影響を受ける[[アルティメットまどか]]に代わり、待望の詰め能力を持つ[[希望と諦念 ほむら]]を投入したデッキが多い。 まどか&ほむら軸の安定性、さやか&杏子軸の高パワー2方の長所を持ち1方に、 通常より多いイベントの投入が必要に加り、各レベル帯の必須の色は全て異なる為、手順間違いなら色事故は致命的。 構築が非常にナイーブである事を含めて、使いこなすにはかなりの経験やセンスを必要とする。 **マミ軸(黄・黄t緑・黄t赤) [[BCF2012全国決勝準優勝経験>http://ws-tcg.com/deckrecipe/recipe_bcf2012_zenkoku.html#2]]のあるデッキ。 黄色を主体に赤or緑をタッチした構築。 2種のCX連動に加え、バウンストリガー・[[銀の魔銃 マミ]]によって相手の早出しを意識した構成が可能。 場持ちに関しても、[[サポート役 キュゥべえ]]がある他、全体的に軽いコストで強い盤面が作れるためストックに関しても問題ない。 が、2種の連動をしっかりと使いこなす必要があるため、使用難易度は高い。 #comment_num2(log=コメントログ【総評魔法少女まどか☆マギカ】001,num=20)
*タイトル基本データ **作品番号 MM,MR **エクスパンション |セット名|セット番号|エキスパンション形式|セット枚数|備考| |[[魔法少女まどか☆マギカ]] |W17|BP/TD|100&br()+TD限定5|| |[[劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語]]|W35|BP|101&br()(新規100+再録1)|| |[[マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝]]|W59|BP/TD||| *特徴 お茶の間から業界、そして世界にまで一大ムーブメントを巻き起こした魔法少女アニメがヴァイスシュヴァルツに参戦! 主要特徴は[[《魔法》]]。チェンジタイミングは「ドローフェイズ」。 その名の通り、[[《魔法》]]のキャラとその特徴にシナジーした効果が主となるタイトル。 本編で魔法少女サイドに踏み入っていないまどかママと上条くんとまどかの友達を除いて、ほぼ全てのカードが《魔法》を持っているのが大きな特徴。 発売当初は[[“戦い続ける”ほむら]]を軸とした圧縮耐久デッキが流行していたが、後に強固なパワーラインを持つ[[美樹 さやか]]・レベル応援の[[揺れ動く気持ち まどか]]からのチェンジに対応する[[アルティメットまどか]]の2種のCIP回復持ちを主軸に据えた回復耐久デッキが[[トーナメントシーン]]を席巻。 [[回復メタ]]が登場した後も[[さやかの願い]]が[[回復メタ]]に引っかからないことから活躍が続き、PRとして配布された[[希望と諦念 ほむら]]によって高い詰め能力も得たことから、長らく追加パックの無かったタイトルでありながらトーナメントシーンで生き残っていた非常に稀有なタイトル。 2015年5月には劇場版・叛逆の物語のブースターが発売。新規のLv3としてクロック送りの[[“まどかのために”ほむら]]、CIP回復とバーンを持つ[[直感的なタイプ 杏子]]や早出しできる[[円環に導かれた者 さやか]]などが追加。 他にも優秀な前列・後列が追加されており、デッキの選択肢が大幅に広がった。 *デッキタイプ タイトル屈指の強力な回収イベント[[魔法少女現る]]を使用する為に赤を加えた混色デッキが多く見られる。 **【マミ軸】、【マミ&なぎさ軸】(黄) 黄色を主体としたデッキ。 バウンストリガー・[[銀の魔銃 マミ]]によって相手の早出しを意識した構成が可能だったことから、早出しの蔓延したBCF2012決勝トーナメントにおいて活躍を見せた。 参考:[[BCF2012全国決勝準優勝デッキ>http://ws-tcg.com/deckrecipe/recipe_bcf2012_zenkoku.html#2]] 叛逆の追加によって、手札交換役の[[マミ&なぎさ]]を筆頭として、各種アタッカーや全体1000パンプの[[“魔法少女たちのお茶会”マミ]]とチェンジ先でショット持ちの[[“今が幸せ”マミ]]などが加わり、以前より格段に扱いやすくなった。 **【まどか&ほむら軸】(緑) 最もカードプールが多い緑をベースとした構築。 Lv1帯は1/0/6000の[[隠された思い ほむら]]や1/1/7500になる[[弓の魔法少女 まどか]]、緑限定1/1/2500カウンターの[[希望を守る まどか]]、Lv2以降は[[擬似リフレッシュ]]に加えパワーパンプを持つ[[時間遡行者 ほむら]]や[[アルティメットまどか]]のチェンジ元でレベル応援を持つ[[揺れ動く気持ち まどか]]など、終始高パワーのキャラを展開しやすい。 参考:[[BCF2013 ジャパングランプリ 全国決勝大会 出場デッキ>http://ws-tcg.com/deckrecipe/recipe_bcf2013_zenkoku.html#06]] 叛逆の追加では、[[“孤独な戦い”ほむら]]の絆で回収できる[[“誰かが望んだ姿”まどか]]のほか、[[“まどかのために”ほむら]]と[[悪魔となったほむら]]の2種の[[クロック送り]]持ちレベル3などが追加されている。 参考:[[WGP2015 in 仙台 ネオスタンダード3位>http://ws-tcg.com/deckrecipe/detail/recipe_wgp2015_sendai_01]] **【さやか&杏子軸】(青赤) 青と赤を基本色とした構築。回収手段が豊富なので安定したキャラ展開が期待できる。 1/0バニラの[[見滝原中学二年生 さやか]]と『絆』による回収+パワーパンプ1000をもつ[[林檎のおすそわけ 杏子]]のセットや、強制とはいえ1/0/6500の擬似クロックアンコールを持つ[[癒しの祈り さやか]]によってストックや手札の消費を抑えつつ高いパワーラインで舞台を維持できる。 レベル2以降は[[魔法少女現る]]による回収で手札を整え、[[美樹 さやか]]と[[さやかの願い]]の2種の回復リソースによって回復耐久を目指すこともできる。 ***キーカード ・[[見滝原中学二年生 さやか]] このカード自体は何の変哲もない1/0バニラだが、[[林檎のおすそわけ 杏子]]との組み合わせで高いパワーラインを生み出すことができる。 回収が容易なことからLv1帯のカードを通常のデッキより減らすことができ、[[魔法少女現る]]と[[さやかの願い]]の2種のイベントを投入するためのデッキスペースを生み出せるのも大きな利点。 **[[【魔法デッキ(MM)】]] 上記の【まどか&ほむら軸】と【さやか&杏子軸】を組み合わせたもの。 緑の[[時間遡行者 ほむら]]、青の[[美樹 さやか]]と[[さやかの願い]]、赤の[[魔法少女現る]]など各色のパワーカードが用いられる。 上述したパワーカードの組み合わせによって高いデッキパワーを生み出せるものの、各レベル帯の必須の色が全て異なる為に色事故が致命的で、使いこなすにはかなりの経験やセンスを必要とするデッキタイプ。 ***キーカード ・[[見守るほむら]] このタイトルを代表する『集中』持ちキャラ。 回収する対象が[[《魔法》]]全般なのでこのデッキに限らずあらゆるデッキに採用できる。強力な手札増強手段になるのはもちろん、[[時間遡行者 ほむら]]との相性も抜群。 参考:[[BCF2015 in 博多 ネオスタンダード1位>http://ws-tcg.com/deckrecipe/detail/recipe_bcf2015_hakata_01]] ---- *コメント欄 #comment_num2(log=コメントログ【総評魔法少女まどか☆マギカ】001,num=20)

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