早出し

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早出し - (2016/12/03 (土) 17:39:07) のソース

早出しとは、自身の現在のレベル以上のレベルのキャラを特定のコスト・条件を満たして舞台に登場させる能力の総称。
大きく分けて自身の効果によるレベルダウン・キーワード能力『&bold(){チェンジ}』・イベントの3つの方式が存在している。
レベル3の早出しは特に強力で採用率も高い。→[[レベル3中心化現象>http://www9.atwiki.jp/ws_wiki/pages/188.html#id_2e985ecb]]
一方で近年は多数の早出しメタも登場している。
//主にキーワード能力&bold(){チェンジ}を経由して行われる。一時的にレベルを下げてプレイできるカードについては[[レベルダウン]]の項も参照のこと。

>FS/S03-006
>カード名:士郎&セイバー
>カテゴリ:キャラクター
>色:黄
>レベル:3 コスト:2 トリガー:1
>パワー:9500 ソウル:2
>特徴:[[《マスター》]]・[[《サーヴァント》]]
>
>【永】あなたの山札が5枚以下なら、あなたの手札のこのカードのレベルを-1。
>【自】このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分のクロックを上から1枚選び、控え室に置いてよい。
>【自】[①]このカードがアタックした時、クライマックス置場に「[[黄金の別離]]」があるならあなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは相手のレベル2以下のキャラを1枚選び、ストック置場に置く。
>
>シロウ、手を─────!
>
>レアリティ:R
>illust.TYPE-MOON
----

>RG/W13-062
>カード名:パジャマの美琴
>カテゴリ:キャラクター
>色:赤
>レベル:2 コスト:1 トリガー:1
>パワー:7000 ソウル:1
>特徴:[[《超能力》]]・[[《カエル》]]
>
>【自】このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分の山札を上から1枚見て、山札の上か控え室に置く。
>【自】&bold(){チェンジ}[② 手札を1枚控え室に置き、このカードを思い出にする]あなたのクライマックスフェイズの始めに、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の控え室の、「[[一つ屋根の下 美琴&黒子]]」を1枚選び、このカードがいた枠に置く。
>
>慌ただしいわねぇ…
>
>レアリティ:U
>illust.

>DC3/W23-048
>カード名:姫乃の覚悟
>カテゴリ:イベント
>色:緑
>レベル:2 コスト:2 トリガー:0
>
>あなたは自分の手札のカード名に「姫乃」を含むキャラを1枚まで選び、舞台の好きな枠に置く。
>
>……ありがとう、兄さん
>
>レアリティ:U
>illust.
----
//2013年までののヴァイスシュヴァルツにおいて、[[回復]]と並んでタイトル間の強弱の基準となってきたメカニズム。特にレベル2からレベル3へのチェンジが強力で、2011年以降の[[トーナメントシーン]]においては必要不可欠な要素であった。
//2014年上半期環境においては[[艦隊これくしょん -艦これ-]]の参戦以降、各タイトルにエンドカードが刷られ始めた事もあってゲーム全体の速度が劇的に加速。ダメージレースに比重が置かれている現在では、増刷されている早出しメタによってキャンセル以外の手段でダメージが無効になる事や[[回復]]や[[バーン]]など最終的な勝利に直結するアドバンテージを得られない事をデメリットとしてバランスを取っている意図が見受けられる。

*・チェンジ
初出は[[THE KING OF FIGHTERS]]。決められたタイミングに発動する自動能力で、自身よりレベルの高いキャラを登場させることができる。
発動のタイミングは、例えば戦国BASARAはアンコールステップのはじめ、KOFはドローフェイズのはじめ、アイマスはクライマックスフェイズのはじめといったように、タイトルごとに決められている。 
査定的にはクライマックスフェイズ(チェンジ後即殴れる)>アンコールステップ(すぐには殴れないが、相手ターンは高パワーで居座れる)>ドローフェイズ(次ターンまで生き残る必要がある)と、タイミングが早いものほどチェンジコストも重く設定されている。 
なお、アンコールステップチェンジは「チェンジ元がレストしていること」が誘発条件に含まれているため、スタンドもしくはリバース状態でアンコールステップを迎えるとチェンジできない。リバース状態のキャラからチェンジ出来るとアドバンテージが大きすぎる為の制限である。
また、【自】アンコールを使用してレスト状態で復帰したキャラや、[[ラブバインド 海未]]のアンコールステップで使用した【自】のコストでレストしたキャラは誘発タイミングでレストしていなかったので【自】チェンジが誘発しないことに注意。
同様に、【自】チェンジで登場したキャラは誘発タイミングで舞台にいなかったので【自】チェンジが誘発しない([[双海 亜美]][[双海 真美]]。など)。連続誘発でチェンジループでチェンジ元に戻ったり、二段チェンジを一気に解決して2レベル上の早出しを実現などはできない。

アンコールステップのチェンジはチェンジ後の相手ターンをしのぎやすくなる[[“冥土帰し”]]、[[“散る桜の宿命”咲夜]]などのアンコール付与・身代わりの相性が抜群。
非常に採用率が高かったことから、上記のカードと[[“輝く青空の下で”ちはや]]・[[パジャマの美琴]]などは規制経験も持つ。
ドローフェイズチェンジは1ターンをまたぐ必要があるのでチェンジ元が前列向けキャラだと扱いづらい。逆に[[揺れ動く気持ち まどか]]などの後列向けキャラがチェンジ元となる場合は安全にチェンジしやすい。

また、チェンジ先がレベル1である場合や、チェンジ元と同レベルである場合はチェンジコストが軽減されている。
具体的には、チェンジ元がレベル0で、チェンジ先がレベル1の場合はチェンジコストが通常より1コスト軽減されている
(クライマックスフェイズチェンジコストは通常チェンジ元とチェンジ先のコスト差額+1コストであるところが、コスト差額だけとなっている)、
チェンジ元チェンジ先共にレベル1の場合、コストは0未満にはならないので代わりにチェンジ先が、チェンジ元へのチェンジ能力を持つチェンジループとなっている、
チェンジ元チェンジ先共にレベル2の場合、チェンジ元のコストより1コスト高いカードにコストなしでチェンジできる、など。

チェンジ元の行き先は、主に控え室であるが、稀に手札やレベル置き場のものもある。
当然ながら、行き先が手札のものはコストが重くなっている。
行き先がレベル置き場のものは、チェンジ先がレベル置き場から出てくるのでレベルは増えないが、
使い捨ての擬似経験のようになっており使い勝手が非常に悪化している。

なお、発動タイミングが相手ターンのもの([[“黒羽の鎧”エルザ]]など)や、CXシナジーを誘発条件としたり、チェンジ先が山札から登場するもの([[水谷 絵理]]など)には&bold(){チェンジ}のキーワードは与えられていない。
通常は意識する必要はないが、ラブライブ!などに存在する、チェンジ持ち対象のサーチやチェンジを誘発条件とする【自】の対象外となることに注意。

*・レベルダウン
[[士郎&セイバー]]などのように、手札で発動する永続効果で自身のレベルを下げることで早出しできるキャラ。チェンジと違いチェンジ元が必要ないのが最大の利点。
条件は[[士郎&セイバー]]などの「デッキ枚数が5枚以下」、[[リームシアン・ラ・ヴァース]]などの「控えのCXが6枚以上」など様々な種類が存在している。

[[夏祭りの長門]]は舞台のキャラを参照するタイプの早出しで、他と比べると調整がしやすく条件がかなり容易。規制がかかって以降はこのタイプのレベル3はあまり見られなくなった。
[[貴族の務め ルイズ]]は経験による早出しが可能。こちらも非常に条件が緩く、発売からわずか105日という早さで選抜指定を受けている。以降に登場した類似カードは、パワーが低かったり[[回復]]ができないなどの調整を受けているものがほとんどである。

*・イベント
[[姫乃の覚悟]]などイベントを利用した早出し。[[戦姫絶唱シンフォギア]]のタイトルコンセプトの一つとなっている。
クライマックスフェイズチェンジよりも少ないリソースで、メインフェイズ中に早出しが可能。
一方でイベントの投入自体が大きな事故要素になり、イベントを回収するカードも少ないので安定性は低い。

*・早出しメタ
【自】[(コスト)]あなたがこのカードの『&bold(){助太刀}』を使った時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは相手の、レベルが相手のレベルより高いキャラを1枚選び、(控え室に置く、山札の下に置くなど)。 

[[帰ってきた笑顔 美夏]]を代表例とするメタカード群。助太刀としてのパワーは通常よりも500下がっている。
[[ひどすぎる完二ちゃん]]など3コスト必要なもの、[[帰ってきた笑顔 美夏]]などのキャラが必要なものなど必要なコストは様々。
除去に加えてバトル中にキャラがいなくなることからダメージの無力化ができる強力なメタカード。アタックする順番を考えないとアタックすることすらできなくなるため十分注意。 
もちろん、相応に重い能力なので、コストを1軽減した代わりに低レベルキャラのリアニメイトを許す亜種も作られている。

助太刀として使うものの他に、[[署内一の頭脳派 足立]]なども存在。
[[問題児 ナツ]]、[[銀の魔銃 マミ]]など対レベル3能力を持つカードもその一種だといえる。
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//ネオスタンダード構築が主流の現在では必要性が薄いので一覧表を削除。