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総評/Rewrite - (2013/11/19 (火) 02:16:04) のソース

タイトルリスト
[[Rewrite]]
[[Rewrite Harvest festa! ]]

*特徴
リトルバスターズ!、CLANNAD、AngelBeats!&クドわふたーに続き参戦したkey最新タイトル。
新キーワード能力&bold(){シフト}が初めて登場したタイトルでもある。

TD時点では[[《オカルト》]]が中心となるかと思われたが、それは共通ルートまでの話。
各種[[「瑚太朗」]]は[[《オカルト》]]だが、あとはてんでばらばら。TDで[[《オカルト》]]だったキャラも個別ルートに入り特徴が変更・消滅しているものが多い。
最近のタイトルの様に特徴への依存度は低く、レベルや色を参照する効果が多数存在する。
[[クロックを増やし自己パンプする瑚太朗>“書換能力者”瑚太朗]]や[[咲夜を呼び出すちはや>“喚起の法”ちはや]]、[[特定キャラ以外を衰弱させるルチア>ひまわり畑のルチア]]等、原作再現の効果を持つキャラも多い。
また「異能の力を使うには生命力を消費する」という原作設定からか、使用するとクロックが増える効果も少なくない。 

チェンジによる早出しや、イベントやCXシナジーによる各種パンプなどパワーによる押しに優れ、他にも各種相討ち、移動持ちレベル0、クロック送りなど優秀なパーツを有する。 
しかし、レベル2でのアタッカー不足に陥りやすく、チェンジを使用しないと戦いづらいところがある。 
また、回収やサーチはいくつかあるものの、どれも対象や使用タイミングに大きな制約がかかる為、手札を増やしたり整えたりすることに関してはかなり苦手な部類に入る。 
相手の場に触れるカードも少ない為、どれだけ苦手な部分をカバーしながら押していくかが重要になる。

2012年夏季戦略発表会にて、ファンディスクである『[[Rewrite Harvest festa!]]』のブースター参戦が決定した。
無印とは対照的に[[《オカルト》]]を持つキャラが多く存在し、特徴統一が組みやすくなった。
また、レベル2キャラの追加や汎用回収持ちなど、無印での欠点をカバーしている。
回復耐久殺しの[[“カリスマ魔女様”朱音]]の登場により、2013現在、規制を受けても尚止むことの無い回復優位な環境に一石を投じる立ち位置にもなった。 

ショットやバーン、クロック飛ばし等の豊富な詰め能力、各ヒロインに1枚ある回復、瞬間火力に優れた強力なパンプ等、リトバスの佳奈多同様の回復メタなど、多芸なタイトルである。
しかしそれを支えるべきハンド/ストックアドの稼げる手段が限られており、消耗戦に弱い。計画的で無駄のない運用が求められる。
また、2種のブースターにも関わらず各色でCXの効果が偏っており、CXシナジーを複数採用しようとすると効果が重複するといった欠点もある。 

チェンジ方式は「アンコールステップ/チェンジ先とのコスト差+①/自身を控え室に置く」
        「アンコールステップ/チェンジ先とのコスト差/自身をクロックに置く」の2種。

*主なデッキタイプ

・シズルチア 
[[ひまわり畑のルチア]]を後列に据え、各種静流とルチアで戦うタイプ。基本的に緑中心で組まれる。 
特にレベル1での盤面のパワーと、[[此花 ルチア]]のクロック送りによる詰めが強力。 
ただし、色の関係上回収・サーチ共に貧弱になりやすく、プレイングによる手札維持が重要となる。 
流すか、あるいはチェンジするしか選択肢のなかったレベル2帯も追加パックの[[Rewrite Harvest festa! ]]により、[[“最強の座”静流]]および[[“神速攻撃!”静流]]の登場で安定力が大幅に上昇した。
回復力向上と+2000/+1CXによる盤面制圧を意識したタッチ青型、 同じく回復力の向上を図りつつレベル1相討ちや扉といったグッドスタッフを積んだ緑タッチ赤も存在する。
以前はレベル×500応援が黄色にしか存在しなかった為タッチ黄も見られたが、現在はあまり見られない構築である。
 
・朱音早出し 
[[千里 朱音]]の2段チェンジを狙う型。基本的に黄赤で組まれる。 
チェンジによる盤面制圧と、無理なく相討ち・サーチイベント・レベル比例型応援が搭載できることが売り。 
反面、チェンジでの登場では実質的に回復しない為、回復量が伸び悩みがち。 
回復量不足を補うために、赤かタッチ青のレベル3が積まれることが多い。 

・ちはや&咲夜
各種ちはやと咲夜のシナジーを使い攻める型。ちはやと咲夜が共に黄赤にまたがる為、これらの色が中心となる。
序盤は主に[[“最強の魔物”咲夜]]と絆元の[[“鳳家のお嬢様”ちはや]]のセットと[[水着のちはや]]、
中盤以降は[[鳳 咲夜]]と[[“喚起の法”ちはや]]・[[“守りの包帯”ちはや]]を使うことになる。
回復や詰め能力、継続的な盤面制圧などに特別秀でた部分があるわけではないが、タイトル内でも使いやすい部類のサーチカード「[[木漏れ日サイクリング]]」を搭載しやすく、ストック消費も少なめなので扱いやすい。
また、[[鳳 ちはや]]の効果上レベル3になる前に貯めたストックを多めに使っても支障がないというのも特色。

・朱音&ちはや軸
[[Rewrite Harvest festa! ]]で追加された黄赤カードが中心となるデッキ。現在にタイトル内で最もメジャーなデッキタイプである。

上述のシズルチアと違ってレベル1帯序盤のパワーラインは並だが、レベル1後半には[[“一緒に歩く道”ちはや]]の多面早出しがくるため油断ならない。
[[“一緒に歩く道”ちはや]]のノンコスト回収の[[対応CX>>守るべき人]]は扉である、[[“いたずらなキス”ちはや]]や[[“カリスマ魔女様”朱音]]などのタイトル内屈指のパワーカードを難なく投入できる上にフルゲートも可能。
特に全盛期環境では[[手札入れ替え型の集中>お風呂上りの朱音]]と[[自ターンパワーパンプ持ち身代わり>“散る桜の宿命”咲夜]]など強力なサポートと一緒に運用できる為、比較的安定させやすい。

制限カード改定後の2013年下半期環境では、[[“模索する者”篝]]など代物カードが存在する為デッキコンセプト自体は維持できるものの、選抜制限の影響によりパワーラインは一段落ついただろう。

優秀のカードが非常に多いものの、全体的にストック消費が多いのが難点。
また[[“一緒に歩く道”ちはや]]のストック消費と素出しデメリットを持つ欠点をカバーする為後列カードへの依存度が高い為、対後列系カードに非常に弱い。

なお、黄赤+青のレベル0(&[[助太刀>“誰かのために”静流]])が基本だが、[[“最良の記憶”篝]]、[[“神速攻撃!”静流]]など黄赤以外レベル3を投入する為3色構築が多い。  

**参考
(WGP2013環境)
[[ブシロードワールドグランプリ2013 in 東京地区決勝大会(Bブロック) 1位>http://ws-tcg.com/deckrecipe/recipe_wgp2013_tokyo.html#24]]
[[ブシロードワールドグランプリ2013 in 札幌地区決勝大会 1位>http://ws-tcg.com/deckrecipe/recipe_wgp2013_sapp.html#18]]
(WGP2012~BCF2013環境)
[[ブシロードカードファイト2013 in 京都地区決勝大会 ジャパングランプリ(2ブロック) 1位>http://ws-tcg.com/deckrecipe/recipe_bcf2013_kyo.html#15]](黄赤)
[[ブシロードワールドグランプリ2012 ネオスタンダード 全国決勝大会 第3位>http://ws-tcg.com/deckrecipe/recipe_wgp2012_zenkoku.html#3]] (黄赤青)
[[ブシロードワールドグランプリ2012in 金沢地区決勝大会 WGP2012ネオスタンダード 1位>http://ws-tcg.com/deckrecipe/recipe_wgp2012_kana.html#1]] (黄赤t緑)

・小鳥軸
各種小鳥のカードを使い戦っていく。基本的に黄青の2色で組まれる。
特徴シナジーが少ないリライト内では珍しく、特徴《植物》を参照する効果が数多く存在する。
[[レベル比例型応援>“書き換える運命”小鳥]]、[[レベル3へのチェンジ>“最高の祝福”小鳥]]、[[植物サーチ>“祝福の花冠”小鳥]]、[[回復効果持ちレベル3>神戸 小鳥]]といったカードが揃っているので、盤面制圧、手札の質、ダメージレースの面はそれなりに優秀。
その一方で、[[“秘蔵のネタ”小鳥]]や[[“森ガール”小鳥]]など、《植物》の比率が高いほど実力を発揮しやすいカードもあるので、これらを採用する場合には他ヒロインのカードを採用しにくいという一面を持つ。
黄色の比率次第では、オーバーカウンターである[[この良き日に、真心こめて。]]を無理なく投入できる。
//各種小鳥のカードを使い戦っていく。小鳥は黄と青の色にしか存在しないので、必然的にこの2色でデッキを構築することになる。タイトル内では珍しく植物の特徴を参照にする効果が多いので他のヒロインのカードを採用しにくい。しかし、小鳥のカードにはレベル比例型応援、3レベルへのチェンジ、植物サーチ、クロック回復効果持ちレベル3がいるので、盤面制圧、手札の質、ダメージレースの面はそれなりに優秀で、他のヒロインのカードを採用しなくてもある程度のデッキを構築可能。

カードプールの関係上、手札を増やす効果が後半に使用出来るものしかないので、序盤に何も考えずアタックしていくと手札が足りない状況になってしまう。終盤までのペース配分を考えたプレイングを心掛けたい。


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