総評 > 初音ミク -Project DIVA-

「総評/初音ミク -Project DIVA-」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

総評/初音ミク -Project DIVA- - (2013/11/02 (土) 00:44:51) のソース

*タイトルリスト
[[初音ミク -Project DIVA- f]]

*特徴
あのボーカロイドたちが歌う、大人気音楽ゲームがヴァイスシュヴァルツに参戦。
[[アイマス>THE IDOLM@STER]]、[[シンフォギア>戦姫絶唱シンフォギア]]に続く[[《音楽》]]タイトルで、すべてのキャラが《音楽》を持ち、それに対するシナジー効果を多数所持している。またCXの名前も、前述の2作品と同様に楽曲名が使用されている。
主に黄色はリンとレン、緑はミク、赤はルカとMEIKO、青はKAITOを含めて複数のキャラが担当している。
//初音ミクだけあって、全てのキャラが《音楽》を持ち、シンプルで使いやすいデッキ構成が出来るだろう。
//だが、それ以上の「何か」を求めるのはやや厳しいともいえる。
//ぶっちゃけ、強さや使用感の面白みを求めるなら「お隣」へどうぞ。
//黄色はリンとレン、緑はミク、赤はルカとMEIKO、青はKAITOと愉快な仲間たちが担当している。

[[D.C. D.C.Ⅱ プラスコミュニケーション]]ブースター以来、久しぶりに16種類のCXが収録されるブースターとなる。
(TD限定のものも含めると18種類あり過去最多)。
それ故に、CXの封入率はCCもCRも同じとなっており、またCCであっても4枚揃える為に他作品よりも多くのBOXを必要とする。
更にBOX特典PRの種類数が過去最多(16種類)であり、しかもその全てがCXである。よって、BOXから入手可能なCXは更に多い32種類となる。(封入数もBOXあたり4枚と過去最多)
また、1枚のCXに対して2つのキャラがシナジーを持っているパターンも存在する。
主にデュエット曲がそれにあたるが、他にも一部の初音ミクの曲に、PRカードで新たなシナジーが追加された例もある。

上記に伴って、CXシナジーを持っているキャラの数が他ブースターに比べて多く、CXへの依存度が高い作品。
それは同時に、CXを握れない限り何もできないキャラが多く、単体で仕事が出来るキャラが少ないと言い換えられる。
ゲームの仕様上、デッキに組み込むCXは種類を絞った方が使いやすくなるため、せっかくの豊富なCXの選択肢を活かすのは難しい。

近年のブースターとして参加する新規タイトルでは珍しい、2009年前期以降に追加されたキーワード能力「記憶」「経験」「シフト」「加速」を持つカードが存在しない。
能力は全体的にシンプルなものが揃っている。
//逆に言えば、尖った能力をもったカードがあまり存在しないため、現環境では若干厳しい戦いを強いられている。
//一方で、《音楽》スタンに有用なパーツが多いので、オープン大会用にいわゆる《音楽》タイトルにタッチでこのタイトルを入れる需要はありうる。
//また、どうしてもこのタイトルを使いたいというプレイヤーによって、「リモコン」軸のいわゆる「ソウルぶっぱ」構築がなされていることも見受けられる。
//ソウルぶっぱは環境についていけないタイトルの最後の手段ではあるが、それにしてもこれは早すぎる・・・

レベル3のキャラはTD限定を含めて7種。

-原生作品(本作の場合、原生ソフト)として参加ではなく、二次派生作品として初登場するタイトルは[[MELTY BLOOD]]以来2例目。
--同時期に他TCGに原作が参戦するため、大人の事情の理由と推測される。

//1枚のCXに対して、シナジーを持っているキャラが複数いるパターンが多い。
//モデルとなっている原曲がデュエット形式の曲だけでなく、初音ミクのLv0とLv1、Lv1とLv2が同じCXに対応したシナジーを持っていたりもする。
//逆に言うと、CXシナジー無視で奔放に構築できるほどの自由度はなく、CXを選択するとほぼ自動的に軸となるキャラが確定し、ネームシナジーまで入れるとそれだけでデッキが完成してしまう、なんてことも。
//当然ながらデッキのCXシナジー依存は大きめで、しかもそれらすべてががエンドカード級や爆アドなどということは言うまでもなくありえない。
//現実にはシンプルではあるものの「使いやすさ」には疑問符が付く上、スタンパーツとなるカードもすくない。
//必然的に、タイトルカップでもなければ大会でお目にかかる機会も少ないだろう。
//
//久々に「ドロー・キャラ1体にソウル+3」のCX、全16種BOX特典(すべてがCX)として炎、扉、本以外2種目の特殊CXが登場しているが、
//特典系CXはCXシナジーを持たない為、CXシナジー依存が多い本作品では、現状のプールでは投入は難しい。
//レベル3のキャラは最多のまどマギと同じの7種類、カード性能などを気にしなければ(ここ重要)ラストカードの選択肢が多い。
//ただ、それらがエンドカードとは成り得ないというのが悲しいところ。
//
//同じ音楽系タイトルであるアイドルマスターとシンフォギア同様に、CXのカード名が楽曲名となっている。

//-原生作品(本作の場合、原生ソフト)として参加ではなく、二次派生作品として初登場するタイトルは[[MELTY BLOOD]]以来2例目。
//--同時期に他TCGに原作が参戦するため、大人の事情の理由と推測される。

//--余談であるが、ボーカロイドと深い関係がある[[ブラック★ロックシューター>ブラック★ロックシューター(リスト)]]と関連するカードがTD限定カードとして登場したももの、同一タイトル扱いになったり、ネオスタンダード特例が適用されたりといったことにはなっていない。ヴァイスシュヴァルツに登場するブラック★ロックシューターはあくまで単一のアニメ作品であり、ボーカロイド関連作品というわけではないからと思われる。
//--余談であるが、ボーカロイドと深い関係がある[[ブラック★ロックシューター>ブラック★ロックシューター(リスト)]]と関連するカードは、本作のTD限定カードとして登場ものの、ヴァイスに登場するブラック★ロックシューターはボーカロイド関連作品ではなく、ノイタミナ作品として参加する為、セガ系作品であるDiva fとは無関係扱い。(当然ながらネオスタンでは組めない)
//ブラロはボカロからの派生作品じゃなく、クリプトン社も公式には別物と発言してるからネオスで組めないのは当たり前です。
//今回の電撃参戦は版権の穴(プレシャスメモリーズは初音ミクの版元であるクリプトン社との独占契約だが、Project Diva-fはSEGAが版元(クリプトン社はあくまで版権貸与)である事を利用した)をついた事によって実現したものであるため、今後の追加はそういった色々な事情から難しいといえる。


*主なデッキタイプ

#comment_num2(log=コメントログ【総評初音ミク -Project DIVA- f】001,num=20)