組織別分類

総督府内務省公安部 N.C.G. 第七行動班

ロフォカレ占領攻戦後の行政再編で、2730年に総督府内務省公安部内に設置された、内務省・首相直属のテロに対する攻性組織・防諜機関。新市街内外で発生しうる犯罪の芽を予め摘むことを目的とした工作部隊。設立時における予算申請の名目が国際救助隊であったことからも、秘密組織である。その実は、少数の人間と少数のエルダーによる混成部隊。少数精鋭の実力を持ち、異常犯罪やサイバー犯罪などの市民に与える影響の大きな犯罪の捜査、テロリズムの抑止・検挙、暗殺などのカウンターテロと、それに伴う警備又は要人警護も担当する、総合的な防諜機関といえる。

本来、新市街警備隊は第六班までしか編成されていない為、第七の存在は組織内部でも一部の人間にしか知らされていない。

Slayer

ΔIX(デルタ・ナイン)
  • 記憶喪失の青年。イライのスレイヤー。癖が強くあちこちに毛先が跳ねている赤い髪と浅葱色の瞳が特徴的。モデルや映画俳優並みのハンサム顔。
  • 戸籍情報や出生時に記録される個人番号など一切の情報がロフォカレのメインサーバーに記録されておらず、すべてが謎の青年。アニムスが一部損傷しており、アニムスに保存された記憶領域に障害があると診断されている。障害発生の原因は度重なるアニムス転送による弊害とされているが如何せん自身に関する情報を何一つ覚えていないため、頼れるのは肩に刻まれた「ΔIX」という刻印のみ。
  • まだ実装段階にない最高級品質の軍用カスタムが施された義体を着用している。義体には今までの軍用にはない多重光学迷彩やマグレヴユニット、超速再生などの様々な特殊機能が搭載されている。デモンカースを使用していなくともマグレブユニットによる磁気浮遊などで金属製の壁を走ったり、超速再生機能により損傷してもすぐに回復するなど、人間離れした力を持っており、デモンカース使用者にも引けを取らない。
  • 記憶喪失の身の上で生きていくために第七行動班に雇われ、ドラッドーに言われるがまま老獣族を確保、時には殺害してきたが、クリムゾンクイーンと対峙した時から自分のしていることが正しい事なのか疑問を抱き始め、任務に集中できなくなり、第七行動班を離脱。
+ネタバレ注意
  • 記憶を失う前は、芭瑠波羅組の末端構成員だった。ホワイティア所属の闇医者の紹介で組に参入した新人で、多くの兄貴分にボロ雑巾のようにしごかれる毎日を送っていた。しかし芭瑠波羅組若頭・グレン・シンジョウ(新庄紅蓮)の娘、カレンが海外留学から帰国し組に顔を出した時に気に入られ、紅蓮に彼女の世話役として任命され、彼女の護衛役となっていた。さらにカレンから、主人と護衛役というよりも友人のように接して欲しいという要望を受け親しい関係を築いていた。
  • 紅月会と杯を交わす日が近くなったある日、反対派の紅月会の一部と思われる集団が若頭邸宅を襲撃。若頭や護衛に当たっていた他構成員と共に戦うも予想を超える人数に気圧され若頭を殺されてしまう。実の父の死に飛び出したカレンを庇ったデルタナインはカレンを襲おうとした鈍器によってアニムスに強い衝撃を与えられ気を失いかけた。護衛役を失ったカレンが紅月会の構成員に酷く嬲られていくのを地べたを這って眺めるしか出来なかった。軍用義体の超回復機能で回復しつつある肉体に鞭を打ち、力を振り絞って反撃するが違法改造した紅月会の義体によって一蹴されてしまう。カレンと共に紅月会に殺されることを覚悟したが、消えゆく意識の中カレンが最後に放った言葉と共に地上25階の窓から突き落とされ、義体とアニムスに更に大きなダメージを負いながらも生き残った。
  • しかしアニムスと義体に与えたダメージはかなり重く記憶喪失となってしまった。
  • 芭瑠波羅組時代は「ウォルター」を名乗っていた。

アンク・バルフォーレ
  • ドラッドー大佐のスレイヤー。
  • コードナンバー「S-145」で登録されている炎を自在に操る老獣族。四年前エルダー擁護派が匿ったエルダーたちを、スタモア精肉店を隠れ蓑として仕事に従事させていた件を検挙した際に確保された。
  • 精肉店に従事していたほとんどが戦闘訓練を積んでいない女や子供が多い中で彼らの護衛役として派遣されたアンクは仲間たちを逃がす殿として新市街警備隊と衝突。彼の健闘で新市街警備隊の職員5人が焼死したが、およそ20数名の老獣族の確保に成功。新市街警備隊の中尉クラス四名による捕縛作戦で確保され、イグバール収容所に収容。アニマジェイルを投与され、ドラッドーのスレイヤーとして釈放された。

ロスト・オーラン
  • シスのスレイヤー。
  • コードナンバー「S-277」で登録されている磁力を自在に操る老獣族。老獣族の中でも誰もが名を知る程の名家の五男。人類の技術に似たハイテク分野に優れた知識を持ったオーラン財団が所有していたエルダーストーンから発せられる放射線を利用したレーザー技術の開発研究所に新市街警備隊が突入した際に財団の長、エニード・オーランが自身の身の安全と引き換えに新市街警備隊に売られてしまった。
  • 過去二回の脱走を試み、仲間たちの元に逃げ込むが仲間たちは皆エニードの指示によりロストを斥けた。ロストが老獣族に訪れるのを予想した第七行動班はロストの脱走を許し、逃げていくロストを尾行し、また新たな老獣族の確保に成功する。確保されたかつての仲間達から罵詈雑言を浴びせられ、裏切り者と罵られ、老獣族にはもう仲間と呼べる存在がいない事を思い知らされる。
  • その後は誰も自分を仲間と認めないのなら本当の裏切者になってやると自ら第七行動班のスレイヤーとして志願。第七行動班のシスは復讐に燃えるロストの眼を見てドラッドーがアニマジェイルを使用するのを止め、自身の監視下に置いた。
  • シスには愛玩動物のように扱われているのが気に食わないが、体格差的に有利な立場にある格闘戦においてシスに勝てた試しがないため、嫌々だがその現状を受け入れている。



Watcher

ジョエル・ドラッドー
  • 第七行動班を指揮するリーダー。階級は大佐。アンクのウォッチャー。
  • 冷酷無比な性格で総督府の命令に忠実な軍人。

シス・ウェントス
  • 第七行動班に所属する上等狙撃兵。ロストのウォッチャー。
  • 仏頂面で無口な上に口を開けばやや高圧的な態度なせいであまりいい印象を持たれていない。完璧な仕事ぶりからドラッドーもシスの行動にはあまり口を出さず、人知れず攻撃目標を暗殺し終えていることもしばしば。
  • 特に老獣族を恨んでいる訳でも、新市街警備隊が呈する大義に貢献したいわけでもなく、ただ給料が良いという理由で新市街警備隊に入隊している。むしろ老獣族は興味の対象でロストのことはペットのように可愛がっている。

イライ・レオーネ
  • 友人が始めたSNSで休暇で海へ出かけたひと時を隠し撮りされたものが公開されてから、軍内で一世を風靡し軍内でアイドルのような扱いを受けている。
  • 普段の可愛らしい少女のような振る舞いが嘘のように武器を持ち作戦に参加すれば狙った獲物は絶対に逃がさない獣のような戦い方をする生粋の軍人。
  • 老獣族によって母を殺されたことで老獣族を恨んでいる。
  • 非常に面食いで顔の良い男性職員にはひっきりなしにちょっかいを出すことをドラッドーに注意されている。元々違う老獣族をスレイヤーとして使役する予定だったが、デルタナインの部隊参入を受け、デルタナインのウォッチャーに志願。ドラッドーはそれを拒否したが、彼女に誑かされた司令本部がそれを許可。デルタナインをスレイヤーとして使役することに成功する。

キリシマ
  • ドラッドーをサポートする戦闘AI。兵站輸送用自動人形で、ドラッドーが所有する装備を収納したバックパックを背負ったアンドロイド。
  • 中性的な外見で声は少年のような声をしている。
  • 兵站輸送の他に周囲環境のスキャニングや半径5メートルの電子機械のドミネートなども可能な超ハイスペックな軍用モデル。
  • アンドロイドらしい機械的な応答ではなく人間のような表情豊かな受け答えをするようになったのはイライの悪戯によるもの。再調整の手間と費用が無駄に掛かる為、初期化はしていない。


ソートゥース

新市街に見放され政府機能を失った旧市街の新たな支配者に君臨した武装組織。エルダー擁護派が統治していた地域に武力介入を行い、軍事占領下に置いている。旧市街の各部にソートゥース支部を配置しており、ソートゥースが敷いた新政府に反抗する勢力に対する取締りを強化している。

リーダーのバーソロミューが熱心な宗教家であり、彼の信仰する宗教で、自身らを神の僕だとし、神父が着るキャソックと軍服を掛け合わせたような服装を制服としている。ストラの色には所属部隊を表しており、赤は猟兵部隊、青は医療部隊、黄は騎兵部隊、緑は工作部隊、白は研究班などに分かれている。各部隊のリーダー格は各色のストールに金色の縁取りが施されている。

三賢者

バーソロミュー・ウォーデン
  • 猟兵部隊のリーダーであり、実質的なソートゥースの親玉。武を司る賢者。
  • 父親ヴァンダルフ・ウォーデンはバーソロミューにとってはクソ親父だった。ヴァンダルフは正義感が強く小さな悪事も許さない新市街警備隊の職員だった。世間に晒している良い顔とは反対の家庭内暴力を一番に受けていた彼は父親の暴力的な背中を追う様に、傍若無人な暴漢へと変貌していった。自分の気に障るようなことがあればなんでも暴力で解決してきたが、父親の存在だけはバーソロミューの心に深い傷を負わせており、逆らうことが出来なかった。しかし、ヴァンダルフが姉のナキアに性的暴行をはたらいたことで激怒したバーソロミューは、初めて父親に暴力を振るった。取っ組み合いの喧嘩なら可愛いもんだが、二人の喧嘩は喧嘩に留まらず殺し合いに発展し、バーソロミューは父親であるヴァンダルフを殴殺してしまった。しかしバーソロミューの心の中に罪悪感などは一切湧かず、むしろ晴れ晴れとした気持ちになったという。大きなトラウマとなっていた父を殺すことでトラウマを克服したバーソロミューに怖いものはなくなり、バーソロミューは自らの欲しいものを全て手に入れ、自分自身が最強の存在として世界を支配しようと計画した。

ナキア・ウォーデン
  • 医療・研究部隊「エンプレス」のリーダー。智を司る賢者。
  • 元々は新市街にてエルダーズストーンの研究に携わる科学者の一人だった。老獣族の能力の源たる存在がエルダーズストーンだと突き止めた研究チームは、エルダーズストーンを解析、度重なる研究の末、人工的な能力発生薬品の開発に成功した。バーソロミューがナキアにその薬品を持ってくるように指示しナキアは試作品を持ち去り、バーソロミューの元でより強力な能力発生薬品の改良研究を進めた。
  • 彼女は単純に悪事を働くために能力を使用しているのではなく、人類を次のレベルに進化させるという崇高な考えを持ってデモンコードの生産の指揮している。進化や繁栄には犠牲が付き物だと考える彼女は多くの罪なき人を実験台にデモンコードの改良実験を今も尚行っている。
  • 両親を亡くしてからは自身が弟の母親代わりになると、最初は悪の道に落ちていく弟を止めていたが、弟のやること為すことは全て正しいとバーソロミューに対する感情が歪み始めてからは弟の全てを肯定するように変化していった。

タクヤ・エラッド
  • 工作部隊のリーダー。心を司る賢者。
  • まだソートゥースがただの街の暴走族だった頃グループを治めていたリーダー。ウォーデン姉弟が組織に加入してから変貌していく仲間達の姿に苦しみながらも、姉弟と同格の幹部という立場に甘んじていた。組織が暴走族から何でもありの極悪犯罪集団となっていき、人を人とも思わない行動をするかつての仲間達に恐怖を覚えていたが、幹部という立場上、ウォーデン姉弟の目の届く範囲からの脱却が出来ず苦しんでいた。
  • 工作部隊のリーダーというのも名ばかりでほとんどの仕事は右腕のシュウに任せっきりで当の本人は拠点の自室兼カウンセリングルームに籠っている。


猟兵部隊

クロコダイル
  • デモンコードにより鰐人間へと姿を変えた三兄弟の長男。
  • 黒い鱗で目元に赤い傷のようなタトゥーがトレードマーク。
  • 弟たちより少し大人びた考え方を持っており、バーソロミューを支える優秀な参謀として一目置かれている。見た目の凶暴さとは裏腹にクールな性格だが、持ってる武器はチェーンソーとえげつない。

カイマン
  • デモンコードにより鰐人間へと姿を変えた三兄弟の次男。
  • クロコダイルやガビアルに比べ顎の長さが短いのが特徴。基本的には温厚な性格だが兄弟の姿を恐れ陰口を言うような輩は問答無用で噛み殺す獰猛さを持っている。
  • 消防用で使われるような小ぶりな手斧を得物として扱う。

ガビアル
  • デモンコードにより鰐人間へと姿を変えた三兄弟の三男。
  • 緑の鱗で細長い顎が特徴的。偏食家で魚しか食べない。
  • 三兄弟で一番手の付けられないやんちゃ坊主。バーソロミューの命令を無視した単独行動で新市街警備隊の支部を襲撃するなど、その行動は褒められたものではないが、その戦闘力は三兄弟ひいては猟兵部隊内でもトップクラスで興奮状態のガビアルはバーソロミューでも止められない程だとか。普段は長男のクロコダイルに手綱を握られており暴走しないがバーソロミューの指示により切り札的に使われることが多い。

医療・研究部隊

ユリアス・コンスタンティン
  • 医療棟の院長。幹部クラスの構成員の中で唯一デモンコードによって異能力を獲得していない人物。決してグラマラスな体型でもなく大人っぽいセクシーな雰囲気でもない素朴な感じの女性だが、守ってあげたくなるような優しい性格が男性構成員から人気で彼女の常駐している医療棟のロビーは男性構成員の癒しの空間となっている。
  • そんな男性構成員たちにはあまり知られていないが、猟兵部隊の鰐三兄弟の特殊な身体に非常に興味を抱いており、特に長男のクロコダイルとは肉体関係を持っている。

工作部隊

シュウ・クサナギ(草薙 柊)
  • 工作部隊のリーダー、タクヤ・エラッドの右腕だが、部屋に籠りっきりのタクヤの代わりに工作部隊を率いているため、実質的なリーダー。本来のリーダーであるタクヤよりも部下達から厚い信頼を受けている。
  • 偵察・奇襲・暗殺・拷問など出来ることが多く、様々な部隊の幹部陣からサポート要請が飛んでくる優秀な構成員。


アルトアイゼン

旧市街北部(ディスロスト)に拠点を置く鉱業産業。貧困層の人間やN.C.G.に家を奪われた老獣族などの受け入れをしている難民受け入れ事業、鉱山での採掘事業、義体の機能拡張事業と幅広い事業を展開する産業グループ。
エルダー擁護派の人間と、人間と平和条約を結びたいエルダーが手を取り合い展開しており、ディスロストにはエルダーが多く暮らしている。人間たちも貧困を理由にN.C.G.に苦しめられた者が多く、エルダーとの暮らしを受け入れ、同じ境遇、同じ苦しみを味わった者達同士、争うことなく暮らしている。
しかし立地条件的に新市街(ロフォカレ)との国境が近く、N.C.G.第四支部が近くにあるため、国境付近でのロフォカレ人との衝突は絶えなかった。

幹部会

リク・シェイン・ロッソ
  • アルトアイゼンの代表取締役社長。かつてはN.C.G.に所属しており、ロフォカレ北部占領作戦の功労者で、隻腕の巨人の異名で恐れられた兵士だった。今は亡き両親から貰った有機体シェルを形見として大事にしており、新しい義体への更新を嫌がっていたが、北部占領作戦でエルダーに身体を焼かれてしまった。新しい義体へ乗り換えなければアニムスの損傷も懸念されていたが、形見を手放せないという強い想いから、有機義体を機能拡張。自身が持ち得る莫大な資産を全て投じ、有機体シェルを残したまま軍用無機義体と同等の性能にまで機能を拡張した。
  • 占領作戦後、貧困層の地球人がロフォカレ北部の集落でエルダーに守られ生活していたと知り、エルダーに対する考え方を変えた。しかし保護された貧困層の地球人もエルダーの仲間として虐殺したN.C.G.の上層部と意見がぶつかり組織を離反。単身で北部のN.C.G.拠点に乗り込み再び占領。支部を改良し貧困層の難民を受け入れる難民キャンプを創設した。
  • 巨人の異名に恥じぬ巨漢で知られ、身長は何と2.1mもある。アルトアイゼンで義体の機能拡張手術の事業を始めてから、自身の失った片腕も新たに作り装着している。巨大な腕はテナガザルのように長く指先が膝に届くほど大きい。
コルト・ソクラテス
  • アルトアイゼンに多額の資金援助をしている人道主義の富豪。
  • 多くの富豪たちが高品質な有機義体を好む中、最高級品質の軍用義体を着用している物好き。軍用を着込んでいるが自身が戦闘に参加することはほとんどない。軍用義体を着込んでいるのは軍用シェルが最も頑丈という理由だけ。
  • ロフォカレ開発にも携わった政府の重鎮らしいが、エルダー排斥派が多い総督府から離反し、エルダー擁護派の援助を始めた真意は不明。本人は動物が好きだからというが、何等かの狙いがあるとリクは踏んでいる。
アスカ・ウォルシンガム
  • 総督府から派遣された官僚。主な任務はアルトアイゼンとオーラン財団の動向を逐一総督府に報告することだが、表向きには和平交渉の仲介役として派遣されている。総督府の洗脳教育により老獣を嫌っていたが、老獣の子供たちとの生活が彼女の考え方を変え、和平派に都合の悪い出来事について総督府に虚偽の報告をするなど、エルダー擁護派へと変わってきていた。
エニード・オーラン
  • オーラン財団の代表者。和平派の筆頭。
  • 過去に、まだドラッドー大佐が第七行動班の指揮官に就任していなかった頃に一度彼の部隊に襲撃を受けるが、自身の命を引き換えに研究対象として自身の息子、五男のロストを売り渡した。しかしこの事実を知るのはオーラン財団の一部だけで兄弟たちには五男は襲撃に射殺されたと伝えている。
アルルエル・サンデラ
  • サンデラ水産の会長。オーランの旧知の仲で人間と老獣族が共通して食べる水産物の提供をしている漁業組合。
  • 水産物の提供と引き換えに人類の発展した技術による漁船の提供をしてもらい、漁をより効率的に行えるように協力を仰いだ。


蜂須賀組系紅月会

極道。新市街に根を下ろし、界隈を取り仕切っている。
「ホワイティア」の闇医者達や「サイレンス・マジョリティー」などと深い繋がりを持つ。
密かに組織の有力者達(上位組織である蜂須賀組も含む)の多くがアイドルのエミリア・クーゼルのファン。彼女のライブ会場でどう見ても堅気じゃない黒服を見かけたら彼ら紅月会の人間の可能性が高い。
因みに、杯を交わす予定ながら対立することが多い組に『芭瑠波羅組』がいた。

構成員

シンゲン・コウヅキ(紅月 森厳)
  • 紅月会の会長。
ミキヤ・コウヅキ (紅月 幹也)
  • 森厳の実子で紅月会の若頭。
シンゾウ・ハリマ (張間 心臓)
  • 紅月会の幹部の一人。
アオイ・カラノモリ(唐之守 葵)
  • 紅月会の幹部の一人。


エルダーズ・レイジ

長い間老獣族を虐げてきた人類に報復するために立ち上がった老獣族の戦闘部隊。クリムゾンクイーンの異名で知られる、血を操る老獣を筆頭に腕の立つ戦士たちが集まった能力者部隊。
大昔には争いが絶えなかった様々な部族が打倒人類のために一致団結し集結しているため、その戦闘力は計り知れない。

長老会

クリムゾンクイーン
  • エルダーズ・レイジの筆頭。血を意のままに操る鮮血の女帝。
  • 相手の眼を見るとその人物が自身に敵意を持っているかを読み取る力があり、微塵でも敵意を持った相手には問答無用で命を奪いにいく冷酷さを持ったクルゼフ族の部族長。
  • 血の能力は自身の身体に血を鎧の様に纏わせたり、血で武器を造型したり、血を付着させた物体を自由に動かすなどといったことが可能。しかし操れるのはあくまで自分の血液のみで対外に血液を出す必要があるため、能力の使用は常に死と隣り合わせで行う必要がある。
+ネタバレ注意
  • 多くが謎に包まれたクリムゾンクイーンの正体はクルゼフ族の老獣ではなく、新市街出身の人間の少女だった。
  • 旧市街西部(ロクソルス)が戦争の舞台となった際に家族と共にN.C.G.の爆撃によって家を奪われ、旧市街西部に亡命した。穴蔵での生活を余儀なくされた彼女と彼女の母親を救ったのは老獣の部族だった。クルゼフ族という密林で生活する老獣の部族が彼女たちを見つけた。しかし老獣は害獣だと教育を受けてきた彼女らは必死に抵抗するも、通じない言葉でも優しくなだめようとする部族長に自然と心を許した彼女は、母親の手を止めた。
  • 本来争い合ってるはずの人類と老獣なのに彼女たちは暖かく集落に迎えられた。彼女は穴蔵生活から安心して暮らせる場所に辿り着いたことに安堵したが、母親は昔から教育により老獣族を受け付けられない様子で与えられた住宅に籠るようになった。
  • 彼女は部族長に非常に懐き、部族長の元で老獣族の言語を学び、狩りを学び、伝統を学んだ。人間故に周りの子供たちを馴染めないこともあったが、彼女の互いを理解しようとする行動に周囲も次第に彼女を認め始めた。
  • 集落での生活を始めて六年、旧市街西部侵攻が開始され、クルゼフ族が暮らす密林にN.C.G.が火を放った。老獣たちも能力を用いて対抗するも超兵器を前に次々と脱落していった。彼女も当然クルゼフ族の一員として戦ったが、彼女の母親は違った。N.C.G.の元に助けを求めるように逃げていったが、N.C.G.は彼女の母親をエルダー擁護派の人間として銃を向けた。N.C.G.の職員が引き金を引くも弾丸は母親には当たらなかった。それもそのはず部族長が身を呈して母親を守ったからだった。しかし近代兵器の無慈悲な攻撃で部族長共々母親を目の前で殺されてしまう。部族長の死で加護を失った部族の力は弱まってしまい、部族は部族長の遺体を置いて逃げる他なかった。
  • 部族の密林を焼かれ、近隣の海の部族アラント族の集落へと亡命し、アラント族の好意で彼らの所有する無人島をクルゼフ族の棲み処として譲り受け、悲しみに暮れながら静かに暮らすしかなかった。しかし部族長を殺されたまま黙ってはおけないと発起した部族の戦士たち、しかしクルゼフ族は伝統的な狩りを中心とし他部族のような近代兵器を持たぬ部族故に勝ち目が薄かった。無謀な戦いを仕掛け死んでいく仲間を見たくないと、彼女は戦士たちを引き留め、全部族合同の部隊を編成し、人間との争いに終止符を打とうと提案した。
  • 実現されればかつてないほどに強力な部隊を作れるが戦闘経験のない子供の提案に命はかけられないと戦士たちは彼女に部族の戦士となるのに必要な試練を課した。試練を越えれば彼女を一人の戦士と認め、その提案に命を賭けると約束し、彼女は試練を受けた。
  • 部族長から学んだ狩りの技術と史実の戦争で散っていった戦士たちの戦い方を真似ながら見事試練を突破し、クルゼフ族の戦士と認められた。戦士たちは聡明な彼女を戦士ではなく、部族長として認め、彼女の提案に命を賭け、人間と老獣の戦いに終止符を打つことを約束した。部族長となった彼女にはエルダーズツリーからの加護が与えられ、彼女はデモンコードなどの違法改造ではなく純粋な異能力を持った唯一の人間として、力を手に入れた。

アンバーエッジ
  • ロクソルス南西部の峡湾のアラント族の部族長。
  • 振動を自由に操作できる能力を水上で行使することで波を生み出し、波を意のままに操る力を持っている。
  • 寛大で懐の広い人物で、棲み処を焼かれ逃げ延びた近隣部族のクルゼフ族に自らの部族が所有する無人島を無償で明け渡し新たな棲み処として提供するなど、心の広い人物。

総督府内務省公安部 N.C.G. 本庁

3rd:AGEs

No.10
  • 編集中。

犯罪シンジケート

V(ヴァルチャー)

「ハゲタカ」「墓荒らし」など呼ばれ方は様々あるデモンカースブローカーグループ。Vという男を頂点に百人近くの構成員がおり、構成員は動物や工芸品のような仮面を被っているのが特徴。インターネット上の匿名掲示板に書き込むと何処からか情報を入手し目の前に現れ、デモンカースを売ってくれる。
最近の旧市街で多発する様々な事件の裏には必ず「V」の影があるという。

百面相(ハンドレッドフェイス)
  • インターネット上に存在するとある掲示板に書き込みをすると現れるデモンカースのブローカー。黒い羽で作られたファーを首に巻いた淡い茶色のフード姿に様々な動物の仮面を着けている。素顔は誰も見たことがなく、世界中で起きている事件事象を観測するサイレンス・マジョリティーでさえ、百面相の素顔を知らない。
+ネタバレ注意
  • 構成員と呼ばれるのは全て「V」のクローンシェルと過去の自分のアニムスのバックアップをアップロードした「V」自身の複製体。つまりデモンカースブローカーグループなど存在せず全てV一人で行われている。
  • 同惑星内でクローン義体にバックアップをアップロードする行為は法律によって禁止された行為だが、Vはそれをおよそ百人近くのクローン義体にアップロードしている。ヴァルチャーに限らず、世界各地の様々な組織にVのクローンは紛れこんでおり、ホワイティアに所属する「ドクター・マゼラン」と呼ばれる闇医者も、「サイレンス・マジョリティー」も、彼の複製体のたちによって構成された組織である。そして第七行動班に所属するデルタナインも、彼の複製体の一体であった。
  • デルタナインは元々芭瑠波羅組に潜伏させていた複製体だったが、「紅月会」との抗争でアニムスを損傷し、記憶回路に問題を来した。その結果自分が何者で目的がなんなのかを認識できず、死体が山積みになっている抗争現場でN.C.G.に保護されることとなった。しかしこれはVにとっては嬉しい誤算となった。数々の組織に複製体を忍ばせているVもN.C.G.には手を出せずにいたが、デルタナインがN.C.G.の手中に納められたお蔭で、デルタナインの視覚情報を入手し、N.C.G.内部の監視や面倒な第七行動班の動向確認も容易になったのだった。度々、第七行動班を先回りするようにデルタナインに接触し、情報の共有を行っていた。

スケアクロウ
  • 麻袋に二つ穴を開けたような仮面を着けたデモンカースブローカー。
  • デモンカースを求める人々が集まる匿名掲示板の書き込みによれば、百面相に指示を出している姿が目撃されたことから、この人物が本当のVなのではという噂が流れている。

ホワイティア

ホワイティアは老獣族の身体やエルダーカースなどの秘密に精通した闇医者たちの集い。あまりに老獣に詳しいことから老獣族ではないかと疑われているが、彼らの流儀で身辺についての深追いはNGとされている。

ドクター・マゼラン
  • 紅月会が贔屓にしている闇医者。本来報酬以上の仕事をしない闇医者たちと少し異なり、ヴァルチャーから入手したデモンカースを蜂須賀組系に横流しにするなど好意的に接してくる闇医者の一人。真ん中でくっきり白と黒に二分されたレインコートのようなナイロン製のローブにガスマスクを着けた姿をしている。

芭瑠波羅組

蜂須賀組同系の極道。

シンケイ・ハバリ(羽計 真啓)
  • 編集中。

グレン・シンジョウ(新庄 紅蓮)
  • 編集中。

その他

エミリア・クローゼ

  • 新市街でアイドル歌手として活動する少女。カワイイ系の曲からカッコいい系の曲、はたまたヘヴィメタルや演歌までも幅広い音楽スタイルを披露し、老若男女問わず人気を博している。最近では音楽番組以外にも多くのバラエティ番組やドラマ、映画出演もしている。

カレン・シンジョウ(新庄 花蓮)

  • 芭瑠波羅組若頭・新庄紅蓮の娘。自身の護衛役の末端構成員ウォルターに恋をしていた大学生。紅月会と芭瑠波羅組の重ね杯に反対している一部紅月会の人間と思われる集団に襲撃される。その後、彼女のアニムスが新たな義体にアップロードされたのかは不明。
最終更新:2020年04月20日 17:22