Tanatos casket

マフィアが治める秩序が当たり前になった世界で「タナトス」と呼ばれる政府の処刑人が、偉大なる最初のマフィアと政府が築き上げた礎を打ち砕き、混沌の世を生み出そうと暗躍するマフィアたちと戦う物語。

世界観

マフィアという存在が警察よりも権力が強く、秩序そのものと化した世界。
偉大なる最初のマフィア「アーデン一家」が政府との間に交わした誓約にてマフィアの自治が認められ、他の国にはない自由な思想と秩序が築かれた。誓約が交わされてから100年の時が経った夜、世界を混沌の渦に陥れようとする者達が動き出した。
「ケイオス」と呼ばれる超常的な力を持った武器が世界に溢れ、ケイオスを使った犯罪が爆発的に増加した。ケイオスの存在は世界のルールを大きく逸脱した存在として政府は事の収拾をマフィアに任せず切り札を投入することに決めた。

政府と同等の権威を持ったマフィアたちが唯一恐れる政府の組織。マフィアを粛清するためだけに生み出された最終機関「タナトス」。政府の切り札にしてマフィアの処刑人、世界のルールから逸脱したマフィアを狩る獣。

政府の目的は世界に混乱を齎した「ケイオス」の排斥とケイオスを流した裏切者の排除。首輪を外された獣が今、マフィア社会に牙を剥く。
最終更新:2020年05月22日 11:20