Saitek Pro Flight X-56 Rhino H.O.T.A.S. System for PC
- X-55 Rhinoからの主な変更点
スペースシミュレーション用コントローラーであるX-56ライノは、X-55 Rhinoの改良版となるもので、スティックとスロットルに新たな6自由度ミニ・アナログスティックが追加されています。
また照明の色を変更可能なRGBバックライトや、触れるだけで違いのわかるボタンを採用することで、VRデバイス(
HTC Vive
や
Oculus Rift
といったHMD)に対応しました。
他のSaitek プロフライトシリーズと同様、精巧に開発され、これまでのコントローラーにはない、多彩な操作性、カスタマイズ性能を実現しました。
- 繊細な操作まで可能になったスティック
フライトシム上でも、実際のフライトと同様に、細かな操作をいかに正確に反映できるか?ということが、コントローラーには求められます。X-56ライノのスティックの軸(エルロンおよびエレベーター)操作には、高精度16ビットの入力を採用することで、これまでにない正確さでフライトの操縦をすることが可能になりました。
- スティックの負荷をカスタマイズ - 付属スプリング交換で実現
X-56にはスティックに内蔵されているスプリングを付属の異なる長さのスプリングに交換することで、スティックを動かす際にかかる負荷の強弱を調整する機能が搭載されています。スプリングは出荷時に内蔵されているものの他に3本の異なる長さの物が付属します。好みや機体に合わせて最適なものを選ぶ事ができます。
ツインスロットル - 負荷調整およびスロットルロック機構搭載
エンジンを2基搭載した機体の操縦には、ツインスロットル機構は必須です。別々のコントロールはもちろん、シングルエンジンの機体の操縦の際には、スロットルロック機構を活用することで、シングルスロットルとしても使用できます。また、スロットルを動かす際に必要な負荷もダイヤルで簡単に調整する事が可能です。
バックライト付きスロットル
ユニットには、トグルおよびロータリースイッチを搭載
現代の戦闘機の操縦には高度なレベルの操作が必要で、それをフライトシムで再現するには多彩なカスタマイズ機能が重要になります。X-56 ライノのスロットル
ユニットには、トグルスイッチおよびロータリースイッチが搭載されています。7つの3方向トグルスイッチに加え、2つのロータリースイッチが、様々な機体や好みにあわせて機能を割り当てることが可能です。
- スティックユニット、スロットルユニットで個別のUSB接続
X-56 ライノは、スティックユニットとスロットルユニットで、それぞれ個別のUSB接続を行います。ユーザーのカスタマイズにおけるフレキシビリティが広がります。
- 画期的な軸コントロールを実現したH.O.T.A.S.ソフトウェア
新しいデザインのコンフィギュレーション ソフトウェアの採用により、軸のコントロールが画期的に進化しました。デッドゾーンの設定はもちろん、軸の効き具合を視覚的曲線グラフで細かに設定できます。また、マウスやキーボードの入力をボタンに割り当てたり、タイミングやマクロの設定ももちろん可能です。
- 究極のバーチャルコックピットの構築
X-56 ライノにより、パソコンでも戦闘機の操縦に必要な、高度な操作を可能にしますが、さらにSaitekのプロ フライト ラダーペダルズやPro Flightシリーズのパネル類、スイッチ類を加えることで、よりリアルで可用性の高いフライトシミュレーションシステムを構築することが可能です。
ドライバーのインストール
スティック負荷の変更
部位 |
軸 |
機能 |
分解能 |
スティック部 |
X軸 |
エルロン |
32768 |
Y軸 |
エレベータ |
32768 |
R軸 |
ラダー |
4096 |
スロットル部 |
X軸 |
左スロットル |
1024 |
Y軸 |
右スロットル |
1024 |
Z軸 |
ロータリー・スイッチ |
256 |
R軸 |
台座ロータリー・スイッチ |
256 |
最終更新:2022年02月14日 12:08