パルシェン

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&font(#6495ED){登録日}:2010/09/06 Mon 23:01:17 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(5){&font(b,#483d8b){硬い殻は ナパーム弾 でも 砕けない。 カラの 中味の 正体は 未だ 不明。}}} [[ポケットモンスター]]シリーズに[[初代>ポケットモンスター 赤・緑]]から存在する[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]。 *■データ ---- 全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]No.91 分類:2まいがいポケモン 英語名:Cloyster 高さ:1.5m 重さ:132.5kg [[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:水中3 性別比率:♂50♀50 タイプ:[[みず>みずタイプ(ポケモン)]]/[[こおり>こおりタイプ(ポケモン)]] [[特性>特性(ポケモン)]]:シェルアーマー(急所に当たらない)   / スキルリンク(連続技が確実に5発出るようになる) [[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]:ぼうじん(天候ダメージを受けない、粉系の技と特性「ほうし」を受けない) ・[[種族値]] HP:50 攻撃:95 防御:&bold(){180} 特攻:85 特防:45(初代のみ85) 素早さ:70 合計:525 [[努力値]]:防御+2 シェルダーに「[[みずのいし>進化の石(ポケモン)]]」を使うと[[進化>しんか(ポケモン)]]する。 *■概要 ---- 大きな縦向きの二枚貝のような姿をしたポケモン。 分厚い殻には大量に突起が付いており、非常にトゲトゲしい。 モデルはおそらくシャコガイ。 見た目通りその殻の強度は大したもので、&b(){[[ダイヤモンド]]を遥かにしのぐ程で、ナパーム弾が直撃してもヒビすら入らない。} (ただし、ダイヤモンドが硬いというのはあくまで傷が付きにくいという話であり、ハンマーで叩けば割れてしまう。 また、ナパーム弾は延焼を目的とした焼夷弾であり、貫通力がほとんど無いのは内緒) またその殻は防御だけでなく攻撃能力にも優れており、刺状の突起を飛ばしたり、刺から光線を発射したり等の多彩な攻撃手段を持つ。 普段は殻を閉じているが、攻撃をするときだけ殻を開くという。 しかし殻の中身はとても柔らかく弱点となっている。 殻を開閉させて水流を発生させ後ろ向きに水中を泳ぐ。 殻についている突起は、潮に流されないようにする為のもので、荒い海に住む個体ほどよく発達する。 殻の中に収まっている丸くて黒い物体はおそらくパルシェンの本体だろうが、その正体は謎らしい。 全国図鑑ではこいつの次に[[ゴース>ゲンガー]]が並んでいることから&bold(){その正体はゴース}ではないかと一部で囁かれている。 パルシェンが殻を破ったら、その姿はまんまゴースだろう。 因みに某[[変態新聞社>マスゴミ]]はパルシェンの事を、 「&font(#ff0000){女性器に似ている}」「&font(#ff0000){頭の角はクリトリス}」「&font(#ff0000){大人の玩具}」「&font(#ff0000){子供に見せる物じゃない}」という内容で批判したコラム記事を書いた事がある。 当然ながらそれに対するバッシングは半端無くゲーフリもぶちギレたとか。 *■ゲームでのパルシェン ---- 進化前のシェルダーは「ふたごじま」に登場するほか、「すごいつりざお」を使う事により割と様々な水辺で手に入る。 レベル30で覚える「オーロラビーム」は[[威力>威力(ポケモン)]]65・PP20・(当時)3割以上の確率で攻撃ダウンと[[旅パ>旅パ(ポケモン)]]ではかなり優秀な技。 [[ワタル>ワタル(ポケモン)]]戦では持ち前の防御で相手の攻撃を凌ぎつつ[[ギャラドス]]以外には弱点を突ける。 トレーナーでは海パン野郎やビキニのお姉さん等が使用し、[[四天王>してんのう(ポケモン)]]の[[カンナ>カンナ(ポケモン)]]も使用する。 肝心の「みずのいし」については、初代なら[[タマムシデパート>ポケモンシリーズのデパート]]でいくらでも買えたので大した問題はなかった。 しかし、[[金銀>ポケットモンスター 金・銀・クリスタル]]以降はお店で売られていないことも多々あるので、世代によっては気軽に進化させづらい。 *■対戦でのパルシェン ---- 実は&bold(){[[世代>世代(ポケモン)]]が変わる毎の浮き沈みが物凄く激しいポケモン}。 その凄まじい強度は伊達ではなく、防御の種族値は初代トップの&bold(){180}。 さらにこれに攻撃・特攻が次ぐ。 一方でHPは50しかなく、特防は僅か&bold(){45}。&font(#ff0000){総合的な特殊耐久は[[フーディン]]の物理耐久以下}である。 タイプ不一致の「10まんボルト」どころか[[炎>ほのおタイプ(ポケモン)]]弱点でもないのに役割破壊の「[[だいもんじ>大文字]]」で致命傷を負いかねないぐらい紙な特殊耐久である。 また、水氷複合は半減以下の耐性が同じ水・氷しかない為数値程の硬さは感じられない。 初代では貴重な「[[だいばくはつ>じばく/だいばくはつ(ポケモン)]]」使いであり、壊れ技筆頭の「[[ふぶき>ふぶき(ポケモン)]]」もあった為強ポケ…… と言いたい所だが、同タイプの[[ラプラス>ラプラス(ポケモン)]]のほか、[[フリーザー>フリーザー(ポケモン)]]・[[スターミー]]・[[ルージュラ]]と環境を牛耳る強豪の影に隠れてしまっていた。 一応当時の仕様では特殊耐久種族値も85かつ努力値は全能力に振れたので耐久力自体はピカイチだったのだが相手が悪すぎた。 ただ「からではさむ」で嫌がらせする戦法はパルシェンの専売特許であり、「[[どくどく>どくどく(ポケモン)]]」と絡めるとなかなか強力だった。 また高い防御と吹雪のダメージを1/4に抑える関係上「10まんボルト」を採用していない[[ケンタロス]]には強い。 そして第2世代。 ここに来て前述の通り&bold(){まさかの特防-40}。 「ふぶき」も「からではさむ」も仕様変更・弱体化を喰らい&bold(){水タイプ最底辺の烙印を押されてしまった}。 ……が、クリスタル版で「[[まきびし>撒き技(ポケモン)]]」を習得。 [[ライコウ]]と組んだほえるコンボで脚光を浴び出し採用率が急上昇。[[フォレトス>フォレトス(ポケモン)]]と違い炎に強い点も評価された。 地味にこの世代までは「リフレクター」も使えた為、物理相手にはめっぽう強い(ちなみにフォレトスはこの世代では「リフレクター」は覚えない)。 お気づきだろうか。そう。&bold(){第7世代現在も使われる「昆布」の元祖(の片割れ)は何を隠そうパルシェンなのである}。 ちなみに特防45と言っても当時の努力値の仕様上全振りすればそれなりの特殊耐久にはなった。 尤も、VC版発売後のオフ会対戦ではだいばくはつを覚えるポケモンとして唯一無二のタイプ構成であることに注目され、まきびし云々を抜きにして使われるが。 しかし第3世代。&bold(){[[努力値]]の仕様変更}。低すぎる特防45が遂に表面化してしまう。 おまけに「まきびし」は[[エアームド]]に取られ、両壁もフォレトスに取られて最早パルシェンの立場はなくなってしまった。 この世代での採用率はぶっちゃけ&bold(){皆無}と言っても過言ではない。 第4世代では大幅に新技追加。 特性・スキルリンクが追加されたのはこの世代からだが、対象技は当時威力たったの10の「つららばり」と[[威力>威力(ポケモン)]]20不一致の「とげキャノン」&bold(){のみ}。 [[HGSS>ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー]]で追加された「ロックブラスト」も当時は使いにくく、ぶっちゃけ特性を持て余していた。 高威力の弱点技が激増したのも痛すぎる。 そして、第5世代。最大の転機が訪れた。 なんと、&font(#ff0000){攻撃・特攻・素早さ同時に二段階アップ防御・特防ダウン}の積み技「[[からをやぶる>からをやぶる(ポケモン)]]」を習得。 現在でも同特性持ちの中では最速であり、[[スカーフ>こだわり系アイテム(ポケモン)]]持ちのラティ[[兄>ラティオス]][[妹>ラティアス]]ら110族まで抜ける。 「つららばり」の威力が25まで上昇し、特性「スキルリンク」と合わせれば威力125の襷潰しの可能なメインウェポンとなった。 「ロックブラスト」の命中率も90と上昇したのも追い風。 他にも「ハイドロポンプ」習得と強化が施され注目される事に。 「[[きあいのタスキ]]」を持たせて確実に1回殻を破ってから、強化された能力値で無双するという型が成立した。 [[先制技>先制技(ポケモン)]]の「こおりのつぶて」も使えるので、氷4倍の相手をほぼ確実に葬り去れるのも嬉しい。 また安定性は無くなるが、「おうじゃのしるし」を持たせて連続技を撃つことで相手を怯み倒すという悪辣な戦法も存在する。 パルシェンにとって殻とは己の力を縛る枷に過ぎなかったようだ。 また、戦闘中の能力値は6段階まで上昇するので、&bold(){殻を破った状態からさらに2回殻を破ることもできる}。 [[???「俺はその殻をあと二回残している。この意味がわかるな?」>フリーザ]] 最終的にゴースに進化するのだろうか。 ……貝殻がアイデンティティであるはずのパルシェンが殻を破って強くなるのはツッコミどころ満載だが、 実際強力な戦術なので、黙って使うようにしよう。 シナリオでは[[BW2>ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2]]の[[アイリス>アイリス(ポケモン)]]の[[オノノクス]]対策としてオススメの一体でもある。 ただし先制技や「[[すなあらし>天候変化技(ポケモン)]]」に弱く、せっかく攻撃に耐えて殻破を積んでもあっさり落とされる可能性がある。 特殊耐久が紙という不安定な種族値も健在なので、相手をよく見て使わないと思ったような強さを発揮できない。 爆発力は高いが、それをうまく発揮できるかはトレーナーの力量次第といえる。 なお、タイプ一致で氷や水タイプの技が使えるだけあり、BW以前から強い相手にはとことん強かった。 具体的には[[ガブリアス]]や[[グライオン]]等。   特にガブリアスに対しては「[[こだわりハチマキ>こだわり系アイテム(ポケモン)]]」装備の「[[げきりん>逆鱗]]」を防御特化に「[[オボンのみ>きのみ一覧(ポケモン)]]」込みで、 なんと&font(#ff0000){確定3発}まで耐えるので反撃の「れいとうビーム」「こおりのつぶて」で軽々倒す事が出来る。 交代からガブリアスを安定して狩ることが出来るのはこいつぐらいなので最大のアイデンティティと言える。 …対策として特殊技「[[りゅうせいぐん>りゅうせいぐん(ポケモン)]]」などを搭載しているケースもあるため、過信は禁物。 一応、他の[[ドラゴン>ドラゴンタイプ(ポケモン)]]も物理型なら狩ることが可能だが、ガブリアス以外は特殊型の可能性もあるので不用意に繰り出さないように。 「どくびし」「まきびし」も覚えることができ「だいばくはつ」も使える為昆布パの始動役にも便利。 「こうそくスピン」も使える為相手の撒き技にも強い。 素早さも決して速くはないが堅物が多い地面や岩等を抜かしやすい70なのも地味なポイント。 覚える技的に6VS6のほうが活躍しやすい。 第6世代では特に本人の変化は無かった。 パルシェンの初期技にハイドロポンプが追加されたので「ハートのウロコ」さえあれば覚えるので育成面では楽になった。 しかし、特殊技の威力低下で「ハイドロポンプ」や「[[なみのり>なみのり(ポケモン)]]」が弱体化。 おまけに[[ファイアロー]]の蔓延による[[電気>でんきタイプ(ポケモン)]]技・[[メガガルーラ>ガルーラ]]の流行による[[格闘>かくとうタイプ(ポケモン)]]技の需要上昇の影響をモロに受けた結果、この世代の採用率はやや下火に。 第7世代ではまたしても価値が上昇。 環境トップメタの一角[[ミミッキュ]]、対戦の仕様変更を味方につけたむらっけ[[オニゴーリ]]に強いと事だけあって以前より採用率が高くなった。 同じくトップメタの[[カプ・テテフ]]の特性で展開される「[[サイコフィールド>○○フィールド(ポケモンのわざ)]]」の効果「先制技無効化」でパルシェンの弱点であった「先制攻撃技に弱い」が解消された。 代わりに自身も「こおりのつぶて」が使いにくくなったが……。 第8世代では大きな変化はなし。無論、依然猛威を振るうミミッキュを崩す切り札としても活躍できる。 ただし、ダイマックスでパルシェンの高火力に耐えるケースも頻発するようになったので、「タスキで殻破りさえ積めばこっちのもの」というケースは少なくなった。逆にパルシェンがダイマックスしてしまえば、つららばりの連撃や殻破りのチャンスを失う代わりに優秀な物理耐久を得られるので、様々な状況に応じた育成方針や臨機応変さを求められるようになった。 なお、[[ウオノラゴン]]の「エラがみ」は&u(){&bold(){パルシェンでさえも一撃で落とされることがある}}ので要注意。 実は今世代からしれっと「ミサイルばり」を習得し、採用率は高くないがエスパータイプに手も針も出ないということはなくなった。 ……という具合に、世代ごとの上がり下がりが非常に激しいポケモンだったりする。 最終的にハイリスク・ハイリターンなアタッカーとしての地位を得られたのは昔からのファンにとって喜ばしいことだろう。   なお、物理技を活用する水タイプでは珍しく微妙に水物理技に恵まれない欠点があったりする。 第5世代で「シェルブレード」、第7世代([[USM>ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン]])で「アクアブレイク」を習得し改善の傾向にある。 特にアクアブレイクは「からをやぶる」の後に[[Zワザ]]化すれば、天敵の[[ギルガルド]]や[[メガメタグロス>メタグロス]]を一撃で落とせるようになるので実用性は高い。 しかし襷が持てないことによる安定性の無さや技スペースの問題から運用がかなり難しい。 余談だが、レベルアップが[[ミュウツー]]並に遅かったりする。 *■ポケダンでのパルシェン ---- 出てくるたびに凶悪化していく恐怖の二枚貝。 初代の[[青赤>ポケモン不思議のダンジョン 青・赤の救助隊]]は登場ダンジョンも少なく地味な存在だった。 だが[[探検隊>ポケモン不思議のダンジョン 時・闇・空の探検隊]]以降から急激な覚醒を始める。 その原因は本編では(当時は)微妙な特性「スキルリンク」。 というのもポケダンでの連続技は&font(#ff0000){1回1回の威力が普通の技と同じ程度}となっており、それをパルシェンは「スキルリンク」により確実に5発にしてしまうのだ。 敵としては奇跡の海やゼロ北に登場しその「スキルリンク」により強化された「とげキャノン」で狙撃してくる。 同じく狙撃技であり、追加効果で攻撃力の実数値を半分にする「オーロラビーム」も危険。 更に近づけば「いあつかん」「ちょうおんぱ」「まもる」でパルシェンのターン開始とヤバい… …のだが、ゼロ北やきせきのうみ15階以降のパルシェンはかしこさ「みがまえる」を所持してしまっている故に火力がない。 このためこのダンジョンは前半はパルシェン。後半はかしこさ「こうげきてき」のオクタンの方が怖い。 ちなみに「スキがない」も所持してるので「とげキャノン」を1発でも外せばその時点で攻撃をやめてくれるので大幅に弱体化 …していると思いきやなぜか遠距離技は対象外なので普通にハチの巣にされる。そこまで甘くはなかった まさに&bold(){本編で微妙なポケモンはポケダンで大活躍する}という法則の代表格。 当然仲間にしても頼もしい。 シェルダー時のみ「てっぺき」「こおりのつぶて」「つららばり」等の強力技を覚える為育てるなら是非シェルダーから。   しかし通常のダンジョンでは強いがレベル1ダンジョンでは初期能力が異常に低く初期技もショボい為はっきり言って地雷だったりする。 [[フワライド]]よりも目立たないのはこの為だろうと思われる。 しかし続編マグナゲートではまさかのクビ。 だが帰ってきた超ポケダンでは調子に乗りすぎたせいかとげキャノンの射程が4まで削られてしまったがそんなことは問題にならないくらい強い。 からをやぶる→つららばりでボスですらごり押しするとてつもない攻撃力を見せつける。その姿はまさに''破壊神''。 ちなみにXYからとげキャノンの習得レベルが13になった。 当たり前だが敵の時はさらにタチが悪くなった。 先の通り''初期技にハイドロポンプとからをやぶるが追加''されているため恐ろしく強い。 今まではとげキャノンのない状態なら雑魚だったが、 Lv5ダンジョンのアッカの岩場で超強化されてでてくるのだからたまらない。 1階から最後まで平然と出現しからをやぶってハイドロポンプを放ってくる。 赤青のリメイクである「ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX」では、高確率で「マグマのちてい」にパルシェンが遭難している。リンゴをあげて仲間にできれば優秀なアタッカーとして活躍が期待できる。 また、今作から登場のすごわざで「れんぞくひっちゅう」を覚えさせれば&bold(){連続攻撃が全発必中で放てるようになる}ので、もはや向かうところ敵なしといった勢いでダンジョンを突き進める。 からをやぶるも本編同様のチート性能。なぜなら''ねじりハチマキを装備すれば防御低下は無効''ということが発覚したため、もはや手が付けられない。 スキルリンクのない探検隊まではLv1ダンジョンでは弱かったのだが、 スキルリンク、からをやぶる習得、とげキャノンの習得レベルが13になるのがいろいろと重なった結果 ''能力低下は踏み倒し、倍速移動し、通常の5倍前後の攻撃を、遠距離から一方的に叩きこむ''そんな奴が弱いはずがなく、今日もきよらかなもりでは蜂の巣にされたポケモンが転がっているだろう… *■[[ポケットモンスターSPECIAL]]でのパルシェン ---- &sizex(5){&bold(){「とどめだ。パルシェン」}} なんと[[ロケット団>ロケット団(ポケモン)]]ボス・&bold(){[[サカキ様>サカキ(ポケモン)]]の手持ち}として初登場。 サカキ様にとっては、あくまで専門外の氷水属性、手加減の状態で使う舐めプ同然の存在に過ぎない。 同じく専門外の[[スピアー>スピアー(ポケモン)]]は「別格」なので、パルシェンこそ一番扱いが軽いと言っても過言ではない。((ベストメンバーに入れてもらえず砕けることが仕事とか言われたゴローニャもいるけど……))((ちなみに第1章のスピアーはパルシェンと同列扱いだったりする。2章からすぐに大活躍するが。)) にもかかわらず、[[第1章>第1章 赤・緑・青編(ポケットモンスターSPECIAL)]]中盤では&bold(){[[ブーバー>ブーバーン]]二匹を一瞬で氷漬け}にしたあげく、&bold(){そのまま砕いて&font(#ff0000){殺害}する}という衝撃的な展開を披露。 この時は正体を隠しつつレッドと交流していたが、サンドで動きをとどめるだけにしてとどめを刺さなかったレッドに対して、 ブーバーの習性(知性が高くて執念深く、狙った相手を追い続ける)に詳しいサカキの&bold(){知識}と、 それらを一瞬で撃破するとんでもない&bold(){強さ}、そして何より敵とみなした相手をためらいなく殺せる底知れない&bold(){恐ろしさ}を強調していた。 終盤、レッドとサカキが一騎討ちをした際にも先鋒で使用され、[[レッドのニョロボン>ニョロ(ポケットモンスターSPECIAL)]]を抜く手も見せずに氷漬けにして見せた。 なお、[[第2章>第2章 イエロー編(ポケットモンスターSPECIAL)]]以降ではゲームと同様にカンナの手持ちとしても登場。 とげキャノンを[[ジュゴン>ジュゴン(ポケモン)]]の冷凍ビームと合体させ、岩盤をも貫く氷ミサイルを精製する芸当を見せた。 単独で戦っても一級品の強さがあり、[[サキ>サキ(ポケットモンスターSPECIAL)]]はカンナの手持ちの中でも難敵であると評している。 追記・修正は殻を破ったパルシェンで3タテしてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,8) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ヌオーは地味に天敵? -- 名無しさん (2014-01-11 11:30:16) - ○ルカイザー「言っただろう、俺は勝つ!! -- 名無しさん (2014-03-29 18:36:48) - 壊れ性能の積み技習得とつららばりの威力強化のおかげで不遇脱却どころか厨ポケに成り上がったスーパー二枚貝 -- 名無しさん (2014-06-19 12:00:09) - 赤緑が発売されてたころのシール列伝ではやたらステータスが高かった。光り物のシールもないのに… -- 名無しさん (2014-08-24 00:51:32) - 襷殻破が読まれやすいからかもしれんが最近はスカーフ型のこいつをよく見かける気がする -- 名無しさん (2014-09-19 09:31:56) - 何でゲームではパルシェンとオニドリルの鳴き声が似てるんだろう? -- 名無しさん (2014-09-19 10:09:28) - ↑ポケモンではよくあること特に初代組はね。リザードンとサイホーンとかワンリキーとオムナイトとか -- 名無しさん (2014-09-19 12:48:12) - こいつで殻をやぶる→つららばり で本気ラニュイをフルボッコにして最高に気分が良いぜぇー -- 名無しさん (2014-12-09 13:51:50) - 初見でこいつ可愛いと思ってしまった。パールのコンテストではめちゃくちゃ世話になってる。だから新聞のコラムは絶対に許さない。 -- 名無しさん (2014-12-14 11:05:31) - 「某変態新聞社」って一体何なの? -- 名無しさん (2015-03-01 18:23:31) - ↑毎日新聞じゃない? -- 名無しさん (2015-05-04 19:20:56) - 毎日新聞だね。他にもトンデモ記事を濫発してた模様 -- 名無しさん (2015-05-04 19:53:06) - 進化して氷タイプが追加されるけど氷の要素なくないか。 -- 名無しさん (2015-07-28 19:28:48) - 進化前のシェルダーの舌みたいなのは、実は「足」。 -- セイ (2015-11-21 15:23:49) - アニメではキングラーに殻にヒビを入れられた事がある。つまりキングラーはナパーム弾以上の破壊力を持ってるということか・・・? -- 名無しさん (2016-01-15 19:22:06) - マニューラやマンムーと並んでガブキラーとして有名。というか氷のある程度使いやすいアタッカーってだけだが -- 名無しさん (2016-03-14 19:26:36) - 進化前にはメガシンカ追加されたのに進化後のこいつにメガシンカが来ないとはな。 -- 名無しさん (2016-12-31 18:39:53) - ↑これ以上強化されてたまるかw -- 名無しさん (2017-01-09 12:44:45) - ガブリアスが減少したことで狩猟対象はミミッキュへ。やっぱり第5世代での激強化が大きいし今後は滅多なことがない限り落ちぶれることはないだろうな -- 名無しさん (2018-02-07 23:36:13) - ポケスペではカンナ戦にも出たね。ジュゴンとのコンボでキャノン強化。そのコンボを崩すための電気ショックで一時離脱。 -- 名無しさん (2019-01-26 15:28:59) - レベルアップがミューツー並みに遅い、具体的には125万タイプだね。種族値合計が525、初代換算だと565でかつ防御以外平均的だから、当然っちゃ当然か。 -- 名無しさん (2019-06-27 14:18:10) - このナリですばやさ70なのが凄い -- 名無しさん (2019-10-14 20:45:43) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/09/06 Mon 23:01:17 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(5){&font(b,#483d8b){硬い殻は ナパーム弾 でも 砕けない。 カラの 中味の 正体は 未だ 不明。}}} [[ポケットモンスター]]シリーズに[[初代>ポケットモンスター 赤・緑]]から存在する[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]。 *■データ ---- 全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]No.91 分類:2まいがいポケモン 英語名:Cloyster 高さ:1.5m 重さ:132.5kg [[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:水中3 性別比率:♂50♀50 タイプ:[[みず>みずタイプ(ポケモン)]]/[[こおり>こおりタイプ(ポケモン)]] [[特性>特性(ポケモン)]]:シェルアーマー(急所に当たらない)   / スキルリンク(連続技が確実に5発出るようになる) [[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]:ぼうじん(天候ダメージを受けない、粉系の技と特性「ほうし」を受けない) ・[[種族値]] HP:50 攻撃:95 防御:&bold(){180} 特攻:85 特防:45(初代のみ85) 素早さ:70 合計:525 [[努力値]]:防御+2 シェルダーに「[[みずのいし>進化の石(ポケモン)]]」を使うと[[進化>しんか(ポケモン)]]する。 *■概要 ---- 大きな縦向きの二枚貝のような姿をしたポケモン。 分厚い殻には大量に突起が付いており、非常にトゲトゲしい。 モデルはおそらくシャコガイ。 見た目通りその殻の強度は大したもので、&b(){[[ダイヤモンド]]を遥かにしのぐ程で、ナパーム弾が直撃してもヒビすら入らない。} (ただし、ダイヤモンドが硬いというのはあくまで傷が付きにくいという話であり、ハンマーで叩けば割れてしまう。 また、ナパーム弾は延焼を目的とした焼夷弾であり、貫通力がほとんど無いのは内緒) またその殻は防御だけでなく攻撃能力にも優れており、刺状の突起を飛ばしたり、刺から光線を発射したり等の多彩な攻撃手段を持つ。 普段は殻を閉じているが、攻撃をするときだけ殻を開くという。 しかし殻の中身はとても柔らかく弱点となっている。 殻を開閉させて水流を発生させ後ろ向きに水中を泳ぐ。 殻についている突起は、潮に流されないようにする為のもので、荒い海に住む個体ほどよく発達する。 殻の中に収まっている丸くて黒い物体はおそらくパルシェンの本体だろうが、その正体は謎らしい。 全国図鑑ではこいつの次に[[ゴース>ゲンガー]]が並んでいることから&bold(){その正体はゴース}ではないかと一部で囁かれている。 パルシェンが殻を破ったら、その姿はまんまゴースだろう。 因みに某[[変態新聞社>マスゴミ]]はパルシェンの事を、 「&font(#ff0000){女性器に似ている}」「&font(#ff0000){頭の角はクリトリス}」「&font(#ff0000){大人の玩具}」「&font(#ff0000){子供に見せる物じゃない}」という内容で批判したコラム記事を書いた事がある。 当然ながらそれに対するバッシングは半端無くゲーフリもぶちギレたとか。 *■ゲームでのパルシェン ---- 進化前のシェルダーは「ふたごじま」に登場するほか、「すごいつりざお」を使う事により割と様々な水辺で手に入る。 レベル30で覚える「オーロラビーム」は[[威力>威力(ポケモン)]]65・PP20・(当時)3割以上の確率で攻撃ダウンと[[旅パ>旅パ(ポケモン)]]ではかなり優秀な技。 [[ワタル>ワタル(ポケモン)]]戦では持ち前の防御で相手の攻撃を凌ぎつつ[[ギャラドス]]以外には弱点を突ける。 トレーナーでは海パン野郎やビキニのお姉さん等が使用し、[[四天王>してんのう(ポケモン)]]の[[カンナ>カンナ(ポケモン)]]も使用する。 肝心の「みずのいし」については、初代なら[[タマムシデパート>ポケモンシリーズのデパート]]でいくらでも買えたので大した問題はなかった。 しかし、[[金銀>ポケットモンスター 金・銀・クリスタル]]以降はお店で売られていないことも多々あるので、世代によっては気軽に進化させづらい。 *■対戦でのパルシェン ---- 実は&bold(){[[世代>世代(ポケモン)]]が変わる毎の浮き沈みが物凄く激しいポケモン}。 その凄まじい強度は伊達ではなく、防御の種族値は初代トップの&bold(){180}。 さらにこれに攻撃・特攻が次ぐ。 一方でHPは50しかなく、特防は僅か&bold(){45}。&font(#ff0000){総合的な特殊耐久は[[フーディン]]の物理耐久以下}である。 タイプ不一致の「10まんボルト」どころか[[炎>ほのおタイプ(ポケモン)]]弱点でもないのに役割破壊の「[[だいもんじ>大文字]]」で致命傷を負いかねないぐらい紙な特殊耐久である。 また、水氷複合は半減以下の耐性が同じ水・氷しかない為数値程の硬さは感じられない。 初代では貴重な「[[だいばくはつ>じばく/だいばくはつ(ポケモン)]]」使いであり、壊れ技筆頭の「[[ふぶき>ふぶき(ポケモン)]]」もあった為強ポケ…… と言いたい所だが、同タイプの[[ラプラス>ラプラス(ポケモン)]]のほか、[[フリーザー>フリーザー(ポケモン)]]・[[スターミー]]・[[ルージュラ]]と環境を牛耳る強豪の影に隠れてしまっていた。 一応当時の仕様では特殊耐久種族値も85かつ努力値は全能力に振れたので耐久力自体はピカイチだったのだが相手が悪すぎた。 ただ「からではさむ」で嫌がらせする戦法はパルシェンの専売特許であり、「[[どくどく>どくどく(ポケモン)]]」と絡めるとなかなか強力だった。 また高い防御と吹雪のダメージを1/4に抑える関係上「10まんボルト」を採用していない[[ケンタロス]]には強い。 そして第2世代。 ここに来て前述の通り&bold(){まさかの特防-40}。 「ふぶき」も「からではさむ」も仕様変更・弱体化を喰らい&bold(){水タイプ最底辺の烙印を押されてしまった}。 ……が、クリスタル版で「[[まきびし>撒き技(ポケモン)]]」を習得。 [[ライコウ]]と組んだほえるコンボで脚光を浴び出し採用率が急上昇。[[フォレトス>フォレトス(ポケモン)]]と違い炎に強い点も評価された。 地味にこの世代までは「リフレクター」も使えた為、物理相手にはめっぽう強い(ちなみにフォレトスはこの世代では「リフレクター」は覚えない)。 お気づきだろうか。そう。&bold(){第7世代現在も使われる「昆布」の元祖(の片割れ)は何を隠そうパルシェンなのである}。 ちなみに特防45と言っても当時の努力値の仕様上全振りすればそれなりの特殊耐久にはなった。 尤も、VC版発売後のオフ会対戦ではだいばくはつを覚えるポケモンとして唯一無二のタイプ構成であることに注目され、まきびし云々を抜きにして使われるが。 しかし第3世代。&bold(){[[努力値]]の仕様変更}。低すぎる特防45が遂に表面化してしまう。 おまけに「まきびし」は[[エアームド]]に取られ、両壁もフォレトスに取られて最早パルシェンの立場はなくなってしまった。 この世代での採用率はぶっちゃけ&bold(){皆無}と言っても過言ではない。 第4世代では大幅に新技追加。 特性・スキルリンクが追加されたのはこの世代からだが、対象技は当時威力たったの10の「つららばり」と[[威力>威力(ポケモン)]]20不一致の「とげキャノン」&bold(){のみ}。 [[HGSS>ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー]]で追加された「ロックブラスト」も当時は使いにくく、ぶっちゃけ特性を持て余していた。 高威力の弱点技が激増したのも痛すぎる。 そして、第5世代。最大の転機が訪れた。 なんと、&font(#ff0000){攻撃・特攻・素早さ同時に二段階アップ防御・特防ダウン}の積み技「[[からをやぶる>からをやぶる(ポケモン)]]」を習得。 現在でも同特性持ちの中では最速であり、[[スカーフ>こだわり系アイテム(ポケモン)]]持ちのラティ[[兄>ラティオス]][[妹>ラティアス]]ら110族まで抜ける。 「つららばり」の威力が25まで上昇し、特性「スキルリンク」と合わせれば威力125の襷潰しの可能なメインウェポンとなった。 「ロックブラスト」の命中率も90と上昇したのも追い風。 他にも「ハイドロポンプ」習得と強化が施され注目される事に。 「[[きあいのタスキ]]」を持たせて確実に1回殻を破ってから、強化された能力値で無双するという型が成立した。 [[先制技>先制技(ポケモン)]]の「こおりのつぶて」も使えるので、氷4倍の相手をほぼ確実に葬り去れるのも嬉しい。 また安定性は無くなるが、「おうじゃのしるし」を持たせて連続技を撃つことで相手を怯み倒すという悪辣な戦法も存在する。 パルシェンにとって殻とは己の力を縛る枷に過ぎなかったようだ。 また、戦闘中の能力値は6段階まで上昇するので、&bold(){殻を破った状態からさらに2回殻を破ることもできる}。 [[???「俺はその殻をあと二回残している。この意味がわかるな?」>フリーザ]] 最終的にゴースに進化するのだろうか。 ……貝殻がアイデンティティであるはずのパルシェンが殻を破って強くなるのはツッコミどころ満載だが、 実際強力な戦術なので、黙って使うようにしよう。 シナリオでは[[BW2>ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2]]の[[アイリス>アイリス(ポケモン)]]の[[オノノクス]]対策としてオススメの一体でもある。 ただし先制技や「[[すなあらし>天候変化技(ポケモン)]]」に弱く、せっかく攻撃に耐えて殻破を積んでもあっさり落とされる可能性がある。 特殊耐久が紙という不安定な種族値も健在なので、相手をよく見て使わないと思ったような強さを発揮できない。 爆発力は高いが、それをうまく発揮できるかはトレーナーの力量次第といえる。 なお、タイプ一致で氷や水タイプの技が使えるだけあり、BW以前から強い相手にはとことん強かった。 具体的には[[ガブリアス]]や[[グライオン]]等。   特にガブリアスに対しては「[[こだわりハチマキ>こだわり系アイテム(ポケモン)]]」装備の「[[げきりん>逆鱗]]」を防御特化に「[[オボンのみ>きのみ一覧(ポケモン)]]」込みで、 なんと&font(#ff0000){確定3発}まで耐えるので反撃の「れいとうビーム」「こおりのつぶて」で軽々倒す事が出来る。 交代からガブリアスを安定して狩ることが出来るのはこいつぐらいなので最大のアイデンティティと言える。 …対策として特殊技「[[りゅうせいぐん>りゅうせいぐん(ポケモン)]]」などを搭載しているケースもあるため、過信は禁物。 一応、他の[[ドラゴン>ドラゴンタイプ(ポケモン)]]も物理型なら狩ることが可能だが、ガブリアス以外は特殊型の可能性もあるので不用意に繰り出さないように。 「どくびし」「まきびし」も覚えることができ「だいばくはつ」も使える為昆布パの始動役にも便利。 「こうそくスピン」も使える為相手の撒き技にも強い。 素早さも決して速くはないが堅物が多い地面や岩等を抜かしやすい70なのも地味なポイント。 覚える技的に6VS6のほうが活躍しやすい。 第6世代では特に本人の変化は無かった。 パルシェンの初期技にハイドロポンプが追加されたので「ハートのウロコ」さえあれば覚えるので育成面では楽になった。 しかし、特殊技の威力低下で「ハイドロポンプ」や「[[なみのり>なみのり(ポケモン)]]」が弱体化。 おまけに[[ファイアロー]]の蔓延による[[電気>でんきタイプ(ポケモン)]]技・[[メガガルーラ>ガルーラ]]の流行による[[格闘>かくとうタイプ(ポケモン)]]技の需要上昇の影響をモロに受けた結果、この世代の採用率はやや下火に。 第7世代ではまたしても価値が上昇。 環境トップメタの一角[[ミミッキュ]]、対戦の仕様変更を味方につけたむらっけ[[オニゴーリ]]に強いと事だけあって以前より採用率が高くなった。 同じくトップメタの[[カプ・テテフ]]の特性で展開される「[[サイコフィールド>○○フィールド(ポケモンのわざ)]]」の効果「先制技無効化」でパルシェンの弱点であった「先制攻撃技に弱い」が解消された。 代わりに自身も「こおりのつぶて」が使いにくくなったが……。 第8世代では大きな変化はなし。無論、依然猛威を振るうミミッキュを崩す切り札としても活躍できる。 ただし、ダイマックスでパルシェンの高火力に耐えるケースも頻発するようになったので、「タスキで殻破りさえ積めばこっちのもの」というケースは少なくなった。逆にパルシェンがダイマックスしてしまえば、つららばりの連撃や殻破りのチャンスを失う代わりに優秀な物理耐久を得られるので、様々な状況に応じた育成方針や臨機応変さを求められるようになった。 なお、[[ウオノラゴン]]の「エラがみ」は&u(){&bold(){パルシェンでさえも一撃で落とされることがある}}ので要注意。 実は今世代からしれっと「ミサイルばり」を習得し、採用率は高くないがエスパータイプに手も針も出ないということはなくなった。 ……という具合に、世代ごとの上がり下がりが非常に激しいポケモンだったりする。 最終的にハイリスク・ハイリターンなアタッカーとしての地位を得られたのは昔からのファンにとって喜ばしいことだろう。   なお、物理技を活用する水タイプでは珍しく微妙に水物理技に恵まれない欠点があったりする。 第5世代で「シェルブレード」、第7世代([[USM>ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン]])で「アクアブレイク」を習得し改善の傾向にある。 特にアクアブレイクは「からをやぶる」の後に[[Zワザ]]化すれば、天敵の[[ギルガルド]]や[[メガメタグロス>メタグロス]]を一撃で落とせるようになるので実用性は高い。 しかし襷が持てないことによる安定性の無さや技スペースの問題から運用がかなり難しい。 余談だが、レベルアップが[[ミュウツー]]並に遅かったりする。 *■ポケダンでのパルシェン ---- 出てくるたびに凶悪化していく恐怖の二枚貝。 初代の[[青赤>ポケモン不思議のダンジョン 青・赤の救助隊]]は登場ダンジョンも少なく地味な存在だった。 だが[[探検隊>ポケモン不思議のダンジョン 時・闇・空の探検隊]]以降から急激な覚醒を始める。 その原因は本編では(当時は)微妙な特性「スキルリンク」。 というのもポケダンでの連続技は&font(#ff0000){1回1回の威力が普通の技と同じ程度}となっており、それをパルシェンは「スキルリンク」により確実に5発にしてしまうのだ。 敵としては奇跡の海やゼロ北に登場しその「スキルリンク」により強化された「とげキャノン」で狙撃してくる。 同じく狙撃技であり、追加効果で攻撃力の実数値を半分にする「オーロラビーム」も危険。 更に近づけば「いあつかん」「ちょうおんぱ」「まもる」でパルシェンのターン開始とヤバい… …のだが、ゼロ北やきせきのうみ15階以降のパルシェンはかしこさ「みがまえる」を所持してしまっている故に火力がない。 このためこのダンジョンは前半はパルシェン。後半はかしこさ「こうげきてき」のオクタンの方が怖い。 ちなみに「スキがない」も所持してるので「とげキャノン」を1発でも外せばその時点で攻撃をやめてくれるので大幅に弱体化 …していると思いきやなぜか遠距離技は対象外なので普通にハチの巣にされる。そこまで甘くはなかった まさに&bold(){本編で微妙なポケモンはポケダンで大活躍する}という法則の代表格。 当然仲間にしても頼もしい。 シェルダー時のみ「てっぺき」「こおりのつぶて」「つららばり」等の強力技を覚える為育てるなら是非シェルダーから。   しかし通常のダンジョンでは強いがレベル1ダンジョンでは初期能力が異常に低く初期技もショボい為はっきり言って地雷だったりする。 [[フワライド]]よりも目立たないのはこの為だろうと思われる。 しかし続編マグナゲートではまさかのクビ。 だが帰ってきた超ポケダンでは調子に乗りすぎたせいかとげキャノンの射程が4まで削られてしまったがそんなことは問題にならないくらい強い。 からをやぶる→つららばりでボスですらごり押しするとてつもない攻撃力を見せつける。その姿はまさに''破壊神''。 ちなみにXYからとげキャノンの習得レベルが13になった。 当たり前だが敵の時はさらにタチが悪くなった。 先の通り''初期技にハイドロポンプとからをやぶるが追加''されているため恐ろしく強い。 今まではとげキャノンのない状態なら雑魚だったが、 Lv5ダンジョンのアッカの岩場で超強化されてでてくるのだからたまらない。 1階から最後まで平然と出現しからをやぶってハイドロポンプを放ってくる。 赤青のリメイクである「ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX」では、高確率で「マグマのちてい」にパルシェンが遭難している。リンゴをあげて仲間にできれば優秀なアタッカーとして活躍が期待できる。 また、今作から登場のすごわざで「れんぞくひっちゅう」を覚えさせれば&bold(){連続攻撃が全発必中で放てるようになる}ので、もはや向かうところ敵なしといった勢いでダンジョンを突き進める。 からをやぶるも本編同様のチート性能。なぜなら''ねじりハチマキを装備すれば防御低下は無効''ということが発覚したため、もはや手が付けられない。 スキルリンクのない探検隊まではLv1ダンジョンでは弱かったのだが、 スキルリンク、からをやぶる習得、とげキャノンの習得レベルが13になるのがいろいろと重なった結果 ''能力低下は踏み倒し、倍速移動し、通常の5倍前後の攻撃を、遠距離から一方的に叩きこむ''そんな奴が弱いはずがなく、今日もきよらかなもりでは蜂の巣にされたポケモンが転がっているだろう… *■[[ポケットモンスターSPECIAL]]でのパルシェン ---- &sizex(5){&bold(){「とどめだ。パルシェン」}} なんと[[ロケット団>ロケット団(ポケモン)]]ボス・&bold(){[[サカキ様>サカキ(ポケモン)]]の手持ち}として初登場。 サカキ様にとっては、あくまで専門外の氷水属性、手加減の状態で使う舐めプ同然の存在に過ぎない。 同じく専門外の[[スピアー>スピアー(ポケモン)]]は「別格」なので、パルシェンこそ一番扱いが軽いと言っても過言ではない。((ベストメンバーに入れてもらえず砕けることが仕事とか言われたゴローニャもいるけど……))((ちなみに第1章のスピアーはパルシェンと同列扱いだったりする。2章からすぐに大活躍するが。)) にもかかわらず、[[第1章>第1章 赤・緑・青編(ポケットモンスターSPECIAL)]]中盤では&bold(){[[ブーバー>ブーバーン]]二匹を一瞬で氷漬け}にしたあげく、&bold(){そのまま砕いて&font(#ff0000){殺害}する}という衝撃的な展開を披露。 この時は正体を隠しつつレッドと交流していたが、サンドで動きをとどめるだけにしてとどめを刺さなかったレッドに対して、 ブーバーの習性(知性が高くて執念深く、狙った相手を追い続ける)に詳しいサカキの&bold(){知識}と、 それらを一瞬で撃破するとんでもない&bold(){強さ}、そして何より敵とみなした相手をためらいなく殺せる底知れない&bold(){恐ろしさ}を強調していた。 終盤、レッドとサカキが一騎討ちをした際にも先鋒で使用され、[[レッドのニョロボン>ニョロ(ポケットモンスターSPECIAL)]]を抜く手も見せずに氷漬けにして見せた。 なお、[[第2章>第2章 イエロー編(ポケットモンスターSPECIAL)]]以降ではゲームと同様にカンナの手持ちとしても登場。 とげキャノンを[[ジュゴン>ジュゴン(ポケモン)]]の冷凍ビームと合体させ、岩盤をも貫く氷ミサイルを精製する芸当を見せた。 単独で戦っても一級品の強さがあり、[[サキ>サキ(ポケットモンスターSPECIAL)]]はカンナの手持ちの中でも難敵であると評している。 追記・修正は殻を破ったパルシェンで3タテしてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,8) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ヌオーは地味に天敵? -- 名無しさん (2014-01-11 11:30:16) - ○ルカイザー「言っただろう、俺は勝つ!! -- 名無しさん (2014-03-29 18:36:48) - 壊れ性能の積み技習得とつららばりの威力強化のおかげで不遇脱却どころか厨ポケに成り上がったスーパー二枚貝 -- 名無しさん (2014-06-19 12:00:09) - 赤緑が発売されてたころのシール列伝ではやたらステータスが高かった。光り物のシールもないのに… -- 名無しさん (2014-08-24 00:51:32) - 襷殻破が読まれやすいからかもしれんが最近はスカーフ型のこいつをよく見かける気がする -- 名無しさん (2014-09-19 09:31:56) - 何でゲームではパルシェンとオニドリルの鳴き声が似てるんだろう? -- 名無しさん (2014-09-19 10:09:28) - ↑ポケモンではよくあること特に初代組はね。リザードンとサイホーンとかワンリキーとオムナイトとか -- 名無しさん (2014-09-19 12:48:12) - こいつで殻をやぶる→つららばり で本気ラニュイをフルボッコにして最高に気分が良いぜぇー -- 名無しさん (2014-12-09 13:51:50) - 初見でこいつ可愛いと思ってしまった。パールのコンテストではめちゃくちゃ世話になってる。だから新聞のコラムは絶対に許さない。 -- 名無しさん (2014-12-14 11:05:31) - 「某変態新聞社」って一体何なの? -- 名無しさん (2015-03-01 18:23:31) - ↑毎日新聞じゃない? -- 名無しさん (2015-05-04 19:20:56) - 毎日新聞だね。他にもトンデモ記事を濫発してた模様 -- 名無しさん (2015-05-04 19:53:06) - 進化して氷タイプが追加されるけど氷の要素なくないか。 -- 名無しさん (2015-07-28 19:28:48) - 進化前のシェルダーの舌みたいなのは、実は「足」。 -- セイ (2015-11-21 15:23:49) - アニメではキングラーに殻にヒビを入れられた事がある。つまりキングラーはナパーム弾以上の破壊力を持ってるということか・・・? -- 名無しさん (2016-01-15 19:22:06) - マニューラやマンムーと並んでガブキラーとして有名。というか氷のある程度使いやすいアタッカーってだけだが -- 名無しさん (2016-03-14 19:26:36) - 進化前にはメガシンカ追加されたのに進化後のこいつにメガシンカが来ないとはな。 -- 名無しさん (2016-12-31 18:39:53) - ↑これ以上強化されてたまるかw -- 名無しさん (2017-01-09 12:44:45) - ガブリアスが減少したことで狩猟対象はミミッキュへ。やっぱり第5世代での激強化が大きいし今後は滅多なことがない限り落ちぶれることはないだろうな -- 名無しさん (2018-02-07 23:36:13) - ポケスペではカンナ戦にも出たね。ジュゴンとのコンボでキャノン強化。そのコンボを崩すための電気ショックで一時離脱。 -- 名無しさん (2019-01-26 15:28:59) - レベルアップがミューツー並みに遅い、具体的には125万タイプだね。種族値合計が525、初代換算だと565でかつ防御以外平均的だから、当然っちゃ当然か。 -- 名無しさん (2019-06-27 14:18:10) - このナリですばやさ70なのが凄い -- 名無しさん (2019-10-14 20:45:43) - 2020年になってシェルダーの存在感が妙な方面でアップしてきたような… -- 名無しさん (2020-07-05 15:34:48) #comment #areaedit(end) }

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