ぼくの考えた最強偉人募集(氷室の天地)

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&font(#6495ED){登録日}:2015/05/28 (木) 03:01:39 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 55 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 「ぼくの考えた最強偉人募集」とは『[[Fate/stay night]]』のスピンアウト作品『[[氷室の天地 Fate/school life]]』において行われた読者参加企画。 #contents() *【概要】 言ってしまえば、Fateシリーズのファンなら一度は夢想したことのある「[[オリジナルサーヴァント>サーヴァント(Fate)]]」の[[募集企画>応募キャラ]]である。 作中において第1回は文化祭の出し物として、第2回・第3回はゲーム『英雄史大戦』の新キャラクター募集企画という設定の上で募集が行われた。 (ちなみに、第1回募集時の偉人も「出来が良かったので試しに投稿してみたら採用された」という理由で作中でカード化している) ルールは「偉人名」「国籍」「能力(宝具)」を書いて応募すること。 できるのならば、その偉人のイラストをつけて送ってもよい。 対象となるのは、実在した歴史上の人物、伝説や童話の登場人物など。 本家Fateシリーズのサーヴァント召喚のルールにのっとり、神様や悪魔、他作品のキャラクター、完全な読者オリジナルの偉人などはNGとなる。 ただし、半分神様とかはOKだったり、創作作品でも昔の童話や文学なら大丈夫だったり、パロディの範疇だったら他作品の要素があってもよかったりなど、このあたりのルールはそれほど厳密ではない(本家でもそんな所があるし)。 第3回募集企画時には『[[Fate/Grand Order]]』にて神様(と、悪魔もどき?)のサーヴァントが実装されたことから、神・悪魔の投稿が解禁される……予定であったが「範囲が拡大しすぎて企画意図から逸脱する」という理由から、告知からしばらくしてやっぱりナシにされている。 しかしながら、作品があの『氷室の天地』で、作者がかの[[磨伸映一郎]]ということもあって、結果発表では最強のイメージがあるような偉人はほとんど現れず、イロモノ揃いの混沌とした顔ぶれが、ぱれっと誌上に並ぶ結果となった。 どのくらいかと言うと、曲がりなりにもFateの外伝作品の企画なのに、第1回募集企画では&bold(){円卓の騎士が1人も送られてこなかった}という点で察していただきたい。 ちなみに勘違いされやすいが、彼らはあくまで「偉人」という扱いであって&font(#ff0000){正式な英霊・サーヴァントではない}ので注意。 実際に彼らが他のFate系作品に登場したとしても、この通りの姿・能力であるとは限らないのである。 以下、採用された偉人の一部を紹介する。 全員紹介すると膨大な数になるので、作中で大きく取り上げられた偉人や、特筆すべきポイントのある偉人を挙げていく。 *【第1回】 &bold(){●ラッキー・マザー}(アフリカ) 『ミトコンドリア・イヴ』 最強存在賞(磨伸賞)受賞作。 ミトコンドリアDNAに裏付けされる「人類共通の母」の一人。彼女から「子孫」への攻撃は許されるが、子孫が「人類の祖先」を攻撃することはヒトである以上不可能となる。 最強存在賞を取っただけあってか、彼女に関してはネタ抜きで十分に強そうである。 というか、何かの間違いで彼女が登場しようものなら、「オリジナル」や「原初」と呼ばれる物ほど強大になる傾向にある型月の世界観において、とんでもない脅威と化す恐れあり(実際、彼女の能力をスケールアップさせると&bold(){後の[[ティアマト>ティアマト(Fate)]]と化す})。 よく勘違いされやすいが、「現在地球上にいるすべてのヒトの母方の祖先を辿った時もっとも近い共通祖先」であり、「最初のヒト」「当時唯一のヒト(女性)」あるいは「ヒトの進化の重大なポイント」「ヒトの特徴を決定づけた偉大なる母」ではないことには注意。当時他にもヒトのメスは群れにいたし、彼女らも子孫を作りその遺伝子は後世に残っているが、どこかの段階で子孫が誰もメスを産まなかったため、母方を辿った場合に限りイヴのみが共通祖先となるというだけなのだ。 実のところ、人類進化の研究において個体としてのイヴに特別な意味は一切ない(極端な話、誰かがタイムスリップしてイヴを繁殖前に殺害したとしても人類進化に大した影響はないだろうし、世代は前後するだろうが他の誰かがイヴになるだけである)。意味があるのはイヴのいた時(約16万年程度前)といた場所(アフリカ)であり、要するに恐らく地質学的スパンとしては非常に最近まで、人類はアフリカでずっと進化を遂げ、それから世界中に放散したことの強力な証拠となったわけである。 アニメ版では柳洞一成のサーヴァントとして登場した。クラスはランサー。 &bold(){●イブン・アル・ハイサム}(イラク) 『英知の結晶』 対人攻撃力賞(TYPE-MOON賞)受賞作。 光の屈折、影、日食、虹などの物理現象を解明する理論を発案し、カメラや眼鏡の原型を作った、人類史に残る偉大な「光学の父」。 そのカメラや眼鏡からレーザーを自在に発射する。 言うなれば最強の「眼鏡の偉人」であるが、受賞したのは磨伸賞ではなくTYPE-MOON賞。 &bold(){●関孝和}(日本) 『虎は死して皮を残し人は死して名を残す』 対軍攻撃力賞(一迅社賞)受賞作。 江戸時代の和算家(数学者)で、日本の数学史上最高の英雄的人物。 電卓すらない時代に「円周率を3.1415926535ちょいと算出」「ほぼ自力で微分法をある程度考えつく」という業績を残した男である。すげえ。 自らの名を冠せられた小惑星「関孝和」を召喚、落下させ、地球ごと敵を葬り去ることができる。同一存在である自分と群馬県は無事。 &bold(){●プラトン}(ギリシア) 『&ruby(イデア){完全なレスリングと完全なボクシング}』 古代ギリシアの哲学者。 実は若い頃にレスリング大会で何度も優勝を果たしていた強豪レスラーであったという史実にのっとり、筋骨隆々とした屈強な男となっている(見た目は[[キン肉マンに出てくる某ハワイのプリンス>プリンス・カメハメ]]に似ている)。 歴史上誰よりも人間心理の把握に長けているため、いかなる攻撃も避けてみせる。彼自身はただ近づき、殴るだけでよいという凄まじい格闘技能を持つ。 これだけならただの完成度の高いネタ偉人だったのだが、Fate/EXTRA materialの[[覚者>セイヴァー(EXTRA)]]のページにて[[菌糸類>奈須きのこ]]が、 「この人、こう見えて格闘技最強だよ。&bold(){なんとかできるのはプラトン(氷室の天地版)くらい}」 と語ったおかげで一躍、『氷室の天地』を代表する最強偉人となってしまった。 その圧倒的なインパクトを麿伸も気に入ったのか、『氷室の天地』に関係ない作品や連載百回記念の公式Twitterなどにたびたび登場したりする。 間違いなくこのページの中でも一番有名な御仁であり、型月界隈でプラトンといえばまずこのキャラでイメージされる程の人気を得ている。 アニメ版では三枝由紀香のサーヴァントとして登場した。クラスはエクストラクラスであるルーラー。ちょっと分かり辛いが、プラトンの動きに合わせてアニメの中で三枝が叫んでいる。 &bold(){●徳川綱吉}(日本) 『生類憐みの令』 犬公方として知られる江戸幕府の第五代将軍。 人間以外の全ての種族の能力を大幅に強化する。 投稿者のイラストを忠実に再現した結果、犬公方というより犬そのものと化している。 &bold(){●ネビル・シュート}(イギリス) 『&ruby(パンジャンドラム){とある紳士の決戦兵器}』 かの[[英国きっての>英国面]][[変態兵器]]「[[パンジャンドラム]]」の開発に参加し、命名者にもなった航空エンジニア兼小説家。 何を思ったのかパンジャンドラムに手足を生やして[[悪魔超人]]風の顔をつけただけという恐るべき風貌の人物にデザインされてしまった。 アニメ版では後藤劾以のサーヴァントとして登場。登場直後のタイミングまで作画がシリアス仕様だったため、妙に格好いいモンスターに見えた。クラスはバーサーカー。 &bold(){●ジャンヌ・デ・ザルモアーズ}(フランス) 『かの英雄の指揮剣』 フランスの百年戦争の英雄である[[オルレアンの聖女>ルーラー(Fate)]]……ではなく、彼女が処刑された数年後にロレーヌに現れた「自称ジャンヌ・ダルク」。 上流階級から歓待され、ロレーヌ地方の領主であるロベール・デ・ザルモアーズと結婚したため、この名で呼ばれている。 史実では偽物扱いだが、ジャンヌの兄が本物と認めているとか、本当に奇跡を起こして復活していたという話がないでもない。 &bold(){●梶川与惣兵衛}(日本) 『電柱』 徳川綱吉の治世において、かの忠臣蔵でその名を残している人物。 伝説の四十七士……ではなく、対する吉良陣営……でもなく、松の廊下で浅野内匠頭を&bold(){羽交い絞めにしていた人}。  宝具名は止める時叫んだ「&bold(){殿中(でんちゅう)でござる!}」とかけたダジャレ([[某漫画>風雲児たち(漫画)]]では電柱で浅野をどつき倒していた)。 松の廊下では常識に沿った正しい判断をしたことで幕府から褒賞を貰うものの、周囲からは「家名も命も賭していたのになぜ討たせてやらなかったのか」と非難され、「討ち入り事件」で世論が完全に浅野側になると、四十七士についでに討たれたというデマが流れるほど庶民からも嫌われてしまった。 正しい行いをしたはずなのに報われなかったという悲運の人だが、仮にも最強を決める企画になぜ彼がエントリーできたのかは謎である。 アニメ版では氷室鐘の憑依候補英霊として名前が出た。 &bold(){●ソロモン}(古代ヘブライ) 『ソロモン王の指輪』 古代イスラエル王国の王にして偉大な魔術師。 連載当時からFateファンの間で「最強キャスター候補」としてしばしば名前の挙がっていた人物であり、その実力は折り紙つきである……ハズなのだが、こちらでは王冠と唐草模様のマントを身に着け、首からオカリナをぶら下げた&bold(){[[水木しげる]]風の子供}……って&bold(){[[悪魔くん]]だこれ!} 後に『[[Fate/Grand Order]]』にてソロモン王が[[グランドキャスター>グランドキャスター(Fate)]]として登場したが、当然そのデザインは全くの別物であった。 本企画の偉人の設定が、原作世界の英霊の設定とは別物であるという好例……なのかもしれない。 &bold(){●ヤマトタケル}(日本) 『反転の衣』 &bold(){●ベンジャミン・フランクリン}(アメリカ) 『遠近両用眼鏡』 『ライデン瓶』 &bold(){●レオ3世}(ビザンツ帝国) 『ギリシャ火』 第2陣で発表された女体化偉人3名。 第1陣が男性ばかりだったので、男女平等の理念で女性率を少し高めに……という[[氷室鐘]]の意向のもと女体化された。 ヤマトタケルは女装の逸話があるからまだいいとして、フランクリンとレオ3世は100%男性のはずである(ちなみにこの二人はきっちり眼鏡装備)。 アニメ版ではレオ3世が佐伯直美のサーヴァントとして登場。クラスはキャスター。 *【第2回】 &bold(){●&ruby(れいり){黎利}}(ベトナム) 『&ruby(タン・キエム){約束された還湖の剣}』 ベトナムの後黎朝大越国の初代皇帝。 アオザイ&笠のベトナムファッションと、眼鏡&巨乳が特徴的な[[セイバー>セイバー(Fate)]]。とうとう『氷室の天地』にまで登場したセイバー顔である。 なぜセイバーなのかというと、&bold(){この人の残した逸話を一言でまとめるとアーサー王伝説になる}ため。 「湖から聖剣を授かり、侵略者(明)を撃退して王の座に就き、戦いが終わると剣を湖に還した」という活躍は、まさにベトナム版アーサー王。納得のセイバー顔である。 ちなみにファンからの呼称はまんまベトナムセイバー。 アニメ版では氷室鐘のサーヴァントとして登場。クラスはもちろんセイバー。 &bold(){●&ruby(ちょうおう){趙嫗}}(ベトナム) 『超爆乳』 中国王朝の支配からの脱却を目指して反乱を起こし、象の背に跨って呉の軍と戦いを繰り広げた、ベトナムの誇る&bold(){[[爆乳]]}の英雄。 どのくらい大きいのかと言えば、なんと&bold(){三尺}(110cm前後?)。ただし、胸囲じゃなくて&bold(){長さ}が三尺。 あまりの大きさに乳房が鎧に収まらなかったので、肩にまわしていたと言われている。 (上記の説明を聞いた由紀香の想像した絵柄は、マンガ道場で有名な富永一郎が書いた女性である。%%さすが昭和属性%%) ちなみに彼女、[[生娘であったために男に免疫がなく>ランサー(EXTRA CCC・赤)]]、[[それを知った敵が目の前で全裸になり>黄金のサーヴァント]]恥ずかしがった隙を突かれて倒されたという、型月ファン的にどこかで聞いたことのある逸話の持ち主である。 &bold(){●シャーマン将軍の木}(アメリカ) 『シャーマン・ジェネラル』 アメリカにある世界最大の&bold(){木}であり、同時に世界最大の生命体。 高さはウルト○マン二人分、重さはゴ○ラ1匹分、樹齢は2200年というまさに世界樹。 2200年間地球とリンクし続けたため、大地に帰った魂も飲み込み、彼そのものが地球のハードディスクと化しているため、様々な偉人をウッドゴーレムの形で召喚することができる。 &bold(){●スターリング・ノース}(アメリカ) 『はるかなるわがラスカル』 磨伸賞受賞作。 世界名作劇場『あらいぐまラスカル』の原作『はるかなるわがラスカル』で知られるアメリカの作家。 [[アライグマ]]を解き放つ能力を持つ。アライグマは放置すると倍々に繁殖していき、敵味方の区別なくあちこちを集団で食い荒らすようになる。 ちなみにデザインは、名作劇場風のファッションに身を包み、猫をアライグマに持ち替えた、[[どこぞの>艦隊これくしょん -艦これ-]][[妖怪猫吊るし>エラー猫/エラー娘(艦これ)]]。 ちなみに実際のアライグマももりもり繁殖するわなんでも食いやがる上に食欲旺盛だわ割と凶暴だわと、大体この説明通りの&bold(){害獣}。だからこそ外来種の中でも特に問題になっているわけで……。 マスターの皆さんはアライグマを勝手に捨てたり餌付けしたりしないようにしましょう。 &bold(){●ローウェンホルスト・ムルデル}(オランダ) 『普通のオランダ人が【お抱え技師】やってみた。』 一迅社賞受賞作。 お雇い外国人として、明治期の日本において港湾や河川の事業に携わったオランダ人土木技師。 日本の治水事業に携わった、わりと真っ当な偉人さんなのだが、宝具名の[[元ネタ>普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。]]に登場するゆるキャラ「魚心くん」の、更に元ネタの一つにあたる人であるため、さっぱりとした1~2頭身のシルエットに加えて、左手にはトライデントを持ち背中には魚を括り付けているという、魚心くんほぼそのままの後ろ姿で描かれている。 &bold(){●ディオゲネス}(ギリシャ) 『樽の中の英雄』 [[アレキサンダー大王>ライダー(Zero)]]やプラトンも一目置いたという犬儒派の哲学者。 犬のような生活を送っていたことで知られ、まともな家に住まず樽の中で暮らしていたため、「犬のディオゲネス」「樽のディオゲネス」などと呼ばれていた。 樽のディオゲネスというあだ名に凄まじい解釈とアレンジを加えた結果、巨大な樽と一体化した[[真ドラゴン]]へと変貌を遂げた。 アニメ版では蒔寺楓のサーヴァントとして登場。クラスはライダー。 &bold(){●ビゾウロ・マンガンガー}(ブラジル) 『&ruby(berimbau tocando){君の声が聞こえる}』 ブラジルのカポエイラの偉人で、本名は「マノエル・エンヒッキ・ペレイラ」。 普段は一介の船乗りであるが、アフリカ魔術の力でカブトムシなどの様々な生き物に変身し、悪徳警官と戦ったヒーロー。 銃弾すら弾く不死身の肉体を持っていたが、トゲトゲのヤシ(Astrocaryum vulgare)の鉄のように硬い木材による木製ナイフ「ファッカ・ジ・チクン」には 魔術破りの力があるとされ、不死身の力を貫いて刺殺された。 デザインはまるで[[ハイパーゾアノイドのリーダー>超獣化兵五人衆(強殖装甲ガイバー)]]のような感じで、カポエイラの偉人とかには全然見えない。 &bold(){●ミュンヒハウゼン男爵}(ドイツ) 『ほら吹き男爵の冒険』 ほら吹き男爵として知られる「ミュンヒハウゼン男爵 カール・フリードリヒ・ヒエロニュムス」。 元々はユーモアあふれる話術の達人で、空想力豊かな物語を子供たちに語り、人々を笑顔に誘う人物であったのだが、その語りを「ほら吹き」呼ばわりされた上で&bold(){勝手に}書籍化され、しかも自分が語ったわけでもない話や政治思想まで勝手に追加された。 おまけに後年「ワシ鼻の老人」のイメージが勝手に固定化された上、精神疾患に「ミュンヒハウゼン症候群」という名前を付けられるなど、どんどん余計なイメージを押し付けられていった不遇な偉人。 サーヴァントとして召喚されたら、多分、[[無辜の>ランサー(EXTRA)]][[怪物>キャスター(EXTRA CCC)]]スキルがついてくる。 デザインは[[座ったままの姿勢で跳躍する男爵>ウィル・A・ツェペリ]]。 &bold(){●メフメト2世}(トルコ) 『&ruby(ジュブナイル・ドリーム){鉄壁要塞陥落}』 オスマン帝国の皇帝にして、キリスト教世界の東の盾と言われた無敵の城塞都市コンスタンティノープルを陥落させた英雄。 トルコ風の衣装をまとったイケメンメガネ男子で、採用枠の中では珍しい正統派。 Fate的にはルーマニア領主である[[ヴラド>ヴラド三世(Apocrypha)]][[三世>ランサー(EXTRA)]]と因縁があり、『[[Fate/Apocrypha]]』でも少し語られている。 アニメ版では美綴綾子のサーヴァントとして登場。クラスはアーチャー。 &bold(){●紀伊国屋文左衛門}(日本) 『&ruby(ビタミン・ザ・ビタミン){西より喜びの果実}』 江戸時代の豪商。「蜜柑船伝説」((当時ミカンが大豊作だった紀伊ではミカンの値が大暴落していたが、あいにくの荒天で当時唯一の大量輸送ルートであった海路が使えず、江戸にはミカンが入ってこなかったため逆に暴騰していた。そんな中文左衛門は嵐の中を無理やり出港、無事大量のミカンを江戸に届けた……というもの。ただし、(偉人にはよくあることだが)史実ではないとする意見が主流のようだ))で名を上げた偉人であるがゆえに、蜜柑の力を操る特性を持つ。 デザインは完全に[[オレンジアームズ!花道・オンステージ!>仮面ライダー鎧武(登場キャラクター)]]なおじさん。 投稿者は[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]の桜井光。 &bold(){●ペレアス卿}(ブリテン) 『湖の乙女の加護』 TYPE-MOON賞受賞作。 第2回でようやく登場した円卓の騎士。 アーサー王伝説に欠かせない「湖の乙女」に一方的に惚れられた勝ち組。 強さは[[ガウェイン>セイバー(EXTRA)]]に勝って[[ランスロット>バーサーカー(Zero)]]に負ける程度だが、湖の乙女の加護でランスロットとは戦わなくなるように運命を改変。 その後、聖杯探索や[[モードレッド>モードレッド(Fate)]]の反乱で多くの騎士が倒れていく中、彼だけは普通に生き残り、乙女と共に天寿を全うしたリア充。 「円卓の騎士の中にこんな人いたっけ?」と思われるかもしれないが、円卓の騎士は作品によって&bold(){12~300人に増減する}ので何の問題もない。 (ちなみに、型月世界における円卓の騎士はアーサー王を含めて13人。メンバー構成も判明しているが、この13人の中にペレアスの名前は&bold(){ない}) デザインはTheかぼちゃワインの春助とエル。 投稿者は[[Fate/strange Fake]]の[[成田良悟]]。 桜井光のそれと異なり、ギリギリ本編に登場できそうな設定であるため「Fakeの没鯖なんじゃ?」「むしろこれからFakeに登場予定なんじゃ?」という疑惑が少しだけあったが、その後Fake4巻にてアーサー王オタクのセイバーに言及される形でちゃっかり名前が登場。円卓に数えられていないハグレ騎士という扱いになるらしい。 *【第3回】 第3回の結果発表は、それまでの「見開きでまとめて紹介」という形式に加えて、実際に作中のゲームで使われるという形式でも行われる。 採用される偉人の数も増えるため、ここでは各キャラクターのデッキに分けて紹介する。 #openclose(show=◆佐伯直美のデッキ){ #areaedit() -&bold(){対美綴戦「士気収集パワーキャラ運用デッキ」} 氷室に「パワーキャラで整えてきた」「(前衛の)3体だけでコストはほぼいっぱい」と評されるほどのパワーデッキ。 実際、前衛の偉人三人はある意味非常に[[聖杯戦争>聖杯戦争(Fate)]]映えするメンツで構成されている。 &bold(){●モリオニダイ}(ギリシャ) ギリシャ神話の英雄でポセイドンの息子の一人(二人?)で、一つの身体に二つの頭を持つ統合双生児の勇者。 かの[[ヘラクレス>バーサーカー(Fate)]]が彼を倒すために「待ち伏せて暗殺」という手段をとったほどの豪傑である。 ゲーム上では統合双生児という特徴を反映してか、2キャラ分の士気を消費して4倍の力を出すという能力を持っている。 &bold(){●コンモドゥス}(ローマ帝国) 『&ruby(ヘラクレス・コンモディア){我射殺す百頭也}』 文武に秀でた第17代ローマ皇帝。華やかなりし「紫の皇子」。 ……が、実の姉による暗殺未遂事件に加えて、最愛の幼馴染の解放奴隷であるクレアンデルが汚職事件で民衆の怒りを買い、自らの手で殺す羽目に陥るという悲劇に見舞われる。 結果、皇帝は狂い果てヘラクレスの生まれ変わりを自称、狼の毛皮を纏い闘技場で戦い続けた「狂った剣闘皇帝」となってしまった。 最愛の人を殺すという逸話のロマンスが作用してか、女体化(狼の毛皮を纏った獣人娘)アレンジがされている。 奥義の「我射殺す百頭也」は大狂化により莫大な自己バフを付与するが、士気コストをバカ食いする士気依存型の能力になっている。 &bold(){●イリヤー・ムーロメツ}(ロシア) 『&ruby(スヴァトゴール){聖なるかな天上の星}』 ロシアの叙情詩「ブィリーナ」に登場する英雄。&font(l){ [[こっちのイリヤ>イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]とは無関係}。 元は生まれつき手足が動かず、30歳まで家から出ることすらできない男であったが、3人の旅の老人から強大な力を与えられ、正教のため、国を乱す者と戦うため、弱い者を助けるために戦う者となる。 更に、旅の途中で親友となった巨人スヴァトゴールから雷神ペルーンを霊的源泉とする魔力を授けられる。 強靭な四肢を手に入れ、巨人の力と電気の力で戦う英雄ということで、[[マグネットパワーで戦うスーパーロボット>鋼鉄ジーグ]]のような身体の男となっている。 &bold(){●ジョン・フラム}(バヌアツ) 『米帝の恵み』 南国バヌアツの&bold(){「神」}。 太平洋戦争のころ、米軍の戦略拠点とされたバヌアツには、兵士のための大量の物資「&ruby(cargo){カーゴ}」が投下され、島に極端な豊かさがもたらされた。 この出来事が土着宗教と結びつき、米軍そのものを神とする「カーゴ・カルト」が誕生。ジョン・フラム(ジョン・フロム・アメリカ)は民に恵と幸福をもたらす神とされ、大戦終了後も信者たちは米軍機が再び着陸して彼らに「カーゴ」をもたらす事を願い、多くの「滑走路」を作り上げていった。 ゲーム上では「士気収集」スキル持ちのユニットで、士気を「先払い」することで一定時間後「倍額」にして戻すことができる。しかも「漂白する」という半バグ技の効果により、士気を倍々で増やし続けるとやがて士気上限値を超えてゲージが白色化していくという性質がある。 莫大な士気量を必要とする佐伯のデッキを支えるキーカードであったのだが……。 } #openclose(show=◆美綴綾子のデッキ){ #areaedit() -&bold(){対佐伯戦「好きの一念岩をも通す!!イケメン&イケオジデッキ」} かつてネット対戦で使用した「重火力アメリカデッキ」は「美青年とダンディしかいない」「明らかに実利よりイラストで選んでいる」「アメリカだけに大味なデッキ」と氷室&沙条に酷評され、実際[[ロンドン☆スター>ウェイバー・ベルベット]]を相手になんのいいとこもなく敗北していたのだが、今回はイケメン&イケオジしかいない趣味デッキの路線を保ちつつも、きっちり戦える実用的な構成となっている。 1回戦では一休宗純とアンドレアス・スチール以外は目立った活躍をしていなかったが、2回戦からは他のカードも活躍を始めている。 &bold(){●一休宗純}(日本) 『足利の大虎』 とんちが得意な小坊主ではなく史実寄りのイケオジキャラ。 奥義「足利の大虎」は屏風から虎を出しまくって攻撃するスキル。 ……が、佐伯のデッキには剣闘士がいたため「虎」など敵ではなかった。 &bold(){●アンドレアス・スチール}(スイス) 『かみはバラバラになった』 [[チェーンソー]]の発明者の一人であり、自身の名を冠するチェーンソーメーカーの創業者。 能力は[[対神宝具・チェーンソー>チェーンソー(サガシリーズ)]]による概念攻撃で、距離を無視して「神」のユニットに即死攻撃、半神設定持ちのユニットにもダメージを与える。 美綴は対「半神」くらいを想定してデッキを構築していたのだが、結果的に佐伯のデッキのピンポイントメタとして力を発揮した。 ちなみに作者曰く「一瞬だけOKだった「神枠」に対して、神を考えてくるのではなく最強のカウンターを考えて送ってきたその発想力の勝利」とのこと。 &bold(){●フォルカー・フォン・アルツァイ}(ドイツ) 叙事詩「ニーベルンゲンの歌」に登場する楽人剣士でハーゲンの親友。 フィーデル(ヴァイオリンに似た弦楽器)と剣の名手で、怒らせると血の旋律を奏でるという設定の時点でイケメン確定なイケメン。 &bold(){●ジョニー・リンゴ}(アメリカ) 別名リンゴ・キッド。開拓時代のアウトロー。 兄の仇の3人の無法者を討つため西部を旅して3発の銃弾で彼らを仕留めた。 &bold(){●サン・ニラ・ウタマ}(シンガポール) 『&ruby(ガーディアン・オブ・シンガプーラ){守護の獅子よ}』 シンガポールを発見して同地を統治した王子。 上陸の際に最初に見かけた&ruby(Singa){ライオン}が国名の由来だが、&bold(){今も昔もシンガポールにライオンは生息していない}。 -&bold(){対後藤戦「友情デッキ」} 佐伯との[[『友情パワー』をインプット>ウォーズマン]]してさらに強化されたデッキ。 後藤の[[バグ技コンボ>裏技/バグ技(ゲーム)]]に対して、切り札のジョン・フラムの半バグ技で上限を無視した士気値収集を行い本来不可能な筈の合体技を仕掛ける。 バグ技の重ね打ちによって更なるバグが発生したことで試合内容は滅茶苦茶になるもののからくも勝利。 双方バグ利用だったことと未発見バグの洗い出しへの謝礼として公式裁定でも勝利扱いとなるが、ペナルティはつけられてしまった。 &bold(){●ジョン・フラム}(バヌアツ) 『米帝の恵み』 佐伯から託された士気値収集カード。動かずして士気値を倍増させ続ける戦法を取る。 なお本大会、相当にルールがゆるいのか漂白バグに関してはまるで禁止も対策も取っていなかった。 しかしこの試合で、&bold(){バグにバグとバグを重ねたオーバーフローバグが発生した}ことで公式に禁じ手とされる。 &bold(){●一休宗純}(日本) 『足利の大虎』 &bold(){●サン・ニラ・ウタマ}(シンガポール) 『&ruby(ガーディアン・オブ・シンガプーラ){守護の獅子よ}』 1回戦では特に活躍がなかったイケオジ&イケメンだが、ジョン・フラムの士気値上限破壊によって本来は同時に使えるはずのない[[奥義を同時発動>ゴッドガンダム]]。 結果、意図的なバグ技&bold(){「一休さんの屏風からマーライオンを無限噴出」}を発生させて後藤の6万超のUFOに対抗した。 しかし画面を埋め尽くすUFOと神獣はCPUの処理能力を越えてしまいユニットもろとも消滅した。 &bold(){●ジョニー・リンゴ}(アメリカ) 1回戦では特に見せ場もなく、今回も真っ先にUFOによって撃破され城内に戻された不遇枠。 ……と思われたが城内にいたためオーバーフローバグによる戦場の全ユニット判定消滅を回避。 そのまま史実通りに3発の銃弾でケリをつけるキンボシ・オオキイを達成した。 } #openclose(show=◆柳洞一成のデッキ){ #areaedit() -&bold(){対木下戦「低コスト日本偉人:オカルト強化デッキ」} テーマは「低コスト日本偉人デッキ」。 以前、氷室と対戦した時には「使い勝手のいい真っ当な剣豪や忍者」と「特殊能力・搦め手に特化した偉人」を組み合わせた戦法をとっていた。 今回も、偉人のラインナップから氷室たちは「森宗意軒」(魔界転生原作の黒幕)を使った魔界転生デッキを予想していたが、 その実態は切り札のトンデモ理論によって低コストユニットを超強化して戦う「オカルト強化デッキ」。 これにより勝利をつかんだと思われたが…… &bold(){●平国盛}(日本) 『壇ノ浦三種の神器』 『平家物語』等で源義経のライバルとされ、最期は敵兵二人を道連れにして入水自害した平家の猛将。一般には「平教経」として知られる。 宝具名は死没地で海に沈んだ天皇家の神器から。 &bold(){●荒木又右衛門}(日本) 『36人斬り』 日本三大仇討「鍵屋の辻の決闘」で有名な江戸時代初期の剣豪で、妻の弟の助太刀として活躍した。 宝具名は講談等で語られる敵討ち時のキルマーク数(実際は荒木等4人VS仇側11人だったらしい)。 只敵討ち後も故郷に帰れず&footnote(荒木は岡山藩(→鳥取藩)の義弟を助けるため自らの住む郡山藩を離れており、成功後鳥取藩と郡山藩の間で荒木の取り合いが発生。最終的に鳥取藩が荒木を勝ち取った。)、やっと引き取り先が決まるもその後家族に再会する前に病死。 その不遇な最期ゆえに『魔界転生』で「転生衆」となり、[[某英雄王>黄金のサーヴァント]]役の人主演の舞台版では後に[[プリヤ>Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]のダリウス・エインズワース役となる人が演じた。 ちなみに、[[柳生但馬守宗矩>柳生但馬守宗矩(Fate)]]及び十兵衛の教え子だったと言われている。 &bold(){●田宮坊太郎}(日本) 『田宮流抜刀術』 江戸時代初期にいたという讃岐の居合の達人。柳生十兵衛の弟に剣術を学び仇討を果たすもその後どうしたかは謎であり、一説には病死したともされる。 彼もその不遇さゆえに『魔界転生』で「転生衆」となり(病気説を採用)、某英雄王版では[[バーサーカー>バーサーカー(Zero)]]役の人(OVA版天草四郎)が演じ、[[某ロンドン☆スター>ウェイバー・ベルベット]]声の天草四郎に誘惑された。 荒木と田宮はまんま魔界転生の登場人物であったため、由紀香は伏せカードに「森宗意軒」があることを予想した……が、田宮坊太郎は&bold(){魔界転生の他メディア展開時除外キャラ枠に入れられがちなキャラ}なので&footnote(とはいえトータルで見ると森宗意軒も天草四郎フィーチャーの影響で除外率が高いのだが。)綾香から「魔界転生にそんな人いた…?」と返されてしまった。 なお『Fate/Apocrypha』で[[天草四郎>シロウ・コトミネ]]が登場、『Fate/Grand Order』で[[宮本武蔵>宮本武蔵(Fate)]]・[[柳生但馬守>柳生但馬守宗矩(Fate)]]・宝蔵院胤舜がサーヴァント化したので、後は柳生利厳(如雲斎)がどれかFate関連で登場すれば魔界転生の「転生衆」が勢ぞろいすることになる。 &bold(){●柏木源藤}(日本) 島津軍として関ケ原で戦い[[島津の退き口]]の際に井伊直政を狙撃し落馬させた戦国のスナイパー。 その際「我こそは川上四郎兵衛家臣! 柏木源藤!!」と名乗ろうとして 「我こそは川上シロンペロン家臣! 柏木源トツ!!」と&bold(){めっちゃ噛んでしまった人}。 ゆえにその能力は指定したキャラの呂律を乱し、奥義使用不可に追い込む封印効果。 &bold(){●牛若丸}(日本) 『五条欄干跳び』 おなじみ義経の幼少期。大人の姿ほど強くはないが、その分圧倒的な低コストが売りのユニット。 このカードは読者投稿ではなく作者によるもの。[[丸出しの痴女>牛若丸(Fate)]]ではない。 &bold(){●小谷部全一郎}(日本) 『義経=ジンギスカン説』 『日ユ同祖論』 アイヌ救済運動家であり差別解消に尽力を尽くした偉人。 ……だが、上二つのトンデモオカルト学説を提唱&著述して激しく批判された人物でもある。 彼が世に広めた珍説の効果により、牛若丸は&bold(){最高ランクライダーユニット&font(#ff0000){「チンギス・ハーン」}}に、平国盛は&bold(){ソロモン王の力を得た隠しユニット&font(#ff0000){「平教経・改」}}に変貌する((平国盛が落ち延びたという伝説が残る徳島の剣山には、古代イスラエルの秘宝・ソロモン王の聖櫃が隠されているというオカルト話がある。))。 } #openclose(show=◆角隈のデッキ){ #areaedit() -&bold(){対円城寺戦「動物デッキ」} ゲームの苦手な凛の助っ人として参戦した[[EXTRA男主人公>主人公(Fate/EXTRA)]]にそっくりな生徒会副会長。通称「月見の角隈」((ちなみに、君主名(プレイヤー名)は『フランシスコ』。))。 英雄史大戦のプレイ経験ゼロでありながら、ほかのプレイヤーの対戦を観察してカードの「間合い」を正確に把握。相手の攻撃を躱しつつ城のHPを隙なく削るという初心者にあるまじきハンドスキルを披露してみせた。 デッキは凛が適当に購入してきたものの中から即席で作った「動物デッキ」で、[[「人を食い殺すことが得意なフレンズたち」>けものフレンズ(アニメ)]]を主軸に構成された色物系ながら禍々しい内容。 &bold(){●ツァボの人食いライオン}(ケニア) 『ゴースト&ダークネス』 1898年ごろのイギリス領東アフリカ(現:ケニア)のツァボ川付近で&bold(){28人以上}の人間を食い殺した(人数に関しては諸説あり、多くて&bold(){135人~140人}とも)[[2頭の殺人ライオン>ツァボの人食いライオン]]。 「2頭の」ライオンという要素を拡大解釈(曲解)したのか、一つの身体に二つの頭を持つモンスターライオンとしてデザインされている。 &bold(){●ジェヴォーダンの獣}(フランス) 『人狩り』 18世紀ごろのフランス・ジェウォーダン地方に出没した[[狼に似た獣>ジェヴォーダンの獣]]で、&bold(){60人~100人}(最大で&bold(){113人})もの人間を襲ったとされている殺人獣。 半ば[[UMA>未確認生物(UMA)]]のような存在で、正体はオオカミともハイエナとも、はたまた「絶滅動物」や「悪魔」とも言われている。 &bold(){●穴持たず}(日本) 『羆嵐』 1915年ごろの北海道を襲った日本最悪の獣害事件「[[三毛別羆事件]]」のヒグマ。 ちなみに、「穴持たず」とは「冬眠に失敗したヒグマ」の通称。冬ごもりができず餌を探し回るために狂暴化の恐れがある。このヒグマの場合、&bold(){重さ340kg、体高3.5mにおよぶ破格の巨体}ゆえに巣穴を見つけることができなかったのだろうと推測されている。 &bold(){●玉藻の前}(日本) 『殺生石』 日本の大妖怪、[[九尾>化け狐・化け狸]][[の狐>狐娘(属性)]]。殺生石による「毒」の能力を持つ。 獣ではなくケモ耳の妖怪だが、角隈の「しゅみ」で投入されていた。[[良妻賢母>キャスター(EXTRA)]]の面目躍如か。 妖怪のため獣系カードと特に関連性はないが、それ故に獣メタの対象にならず、敵の奥義から仲間のカードを守ってみせた。 読者公募ではなく過去に作者がデザインしていたカードで、氷室も一成との対戦時に使用していた。 &bold(){●徳川綱吉}(日本) 『生類憐みの令』 第1回募集企画時の採用偉人。 奥義の効果で動物ユニットの体力・防御力を一時的に強化できるため、角隈のデッキにはシンプルながらもベストな1枚。 対戦時には偶然にも的確で完璧なタイミングで奥義が発動され、相手プレイヤーを追い詰めた。 -&bold(){対三枝弟戦「自由デッキ」} 二戦目も相変わらずの遠坂マネーイズパワーシステムで買い占めたカード群からその場で選んだ即席のデッキ。 「自由」であることが逆にテーマとも称されたが、「しゅみ」の玉藻の前を続投させたり、11巻で読んでいた「メガスト」の特集からグレイス・オマリーを選んでいたりと一応のこだわりや考えはある模様。 同じく強いテーマやこだわりを持たない普通のデッキの三枝弟とは塩試合になると予想されたが、切り札によって思わぬ反撃を受ける。 しかしガンマンの抜き撃ちのような素早い「勘」によって4枚中3枚を迎撃。そのまま攻城戦で勝利を収めた。 この勝負を経て凛は角隈の潜在能力の秘密を&bold(){「幸運」}と判断したが…… &bold(){●タフムーラス}(古代ペルシャ) ペルシア叙情詩「シャー・ナーメ」に登場する王。 動物の扱いに長けており調教して戦いにも用いるほどだが、悪魔に対しても同様で&bold(){あの[[アンリ・マユ>この世全ての悪(Fate)]]を縛って乗り物にして世界一周に出掛けてしまう}トンデモレベルの対魔獣スキル持ち。通称「魔縛王」。 三枝弟のジャンボの「ベヘモス化」に対して絶大なアドバンテージを誇り、隠匿された状態にも関わらず見事ピンポイントメタを決めた。 &bold(){●玉藻の前}(日本) 『殺生石』 最早[[時空を超えた愛>Fate/EXTRA]]による「しゅみ」で一回戦から続投された良妻賢母。 隠匿されたアーティガルに対して属性勝ちに成功した。またこの時、英雄史大戦におけるクラスが「アーチャー」ということも判明した((なお英雄史大戦におけるクラスは接近戦の「ウォリア」射撃系の「アーチャー」騎乗の「ライダー」の三種で「ウォリア>アーチャー>ライダー>ウォリア」の三すくみ。聖杯戦争よりも兵種が少ないため、アルキメデスが「ウォリア」だったりと本家以上に無茶な割り振りになっていることもある。))。 &bold(){●ディオゲネス}(ギリシャ) 『樽の中の英雄』 第2回募集企画時の真ドラゴン。 隠匿されたシルエットを撃破した。クラスは年末アニメ同様の「ライダー」。 &bold(){●グレイス・オマリー}(アイルランド) 『アイルランドプリンセス☆グラニュエールちゃん!』 その容赦ない略奪でイギリスを恐怖させた海賊女王。別名グラニュエール。 一方母国アイルランドではおとぎ話や童謡で唄われる英雄であり、英雄史大戦ではその二面性を&bold(){魔法海賊少女}として再現。そしてちゃっかり眼鏡装備。 隠匿されたレオ3世に対して不利な「アーチャー」で唯一のディフェンス失敗を喫するも、角隈のハンドテクによって上手く切り抜けた。 -&bold(){対木下戦「究極のメタ打ちデッキ」} 三戦目でも「[[目覚めた人>セイヴァー(EXTRA)]]」角隈がくじびき感覚で選出したカードと玉藻での構築デッキ。 その無作為さが木下のメタ戦法に刺さるとマキジ達は見立てるも、木下はさらにその上を行く「戦術メタ」を立てていた。 しかし角隈の構築は幸運や先読みをも超えた[[未来>瀬尾静音]][[予知>倉密メルカ]]の領域で…… 作者曰く「別に示し合わせたわけでもなかろうに偶然メタ打ちの組み合わせになってる」投稿案の採用。 &bold(){●ジョゼフ・ハッチ}(ニュージーランド) 『忌むべき溶解金』 第一次大戦時に&bold(){「ペンギンを蒸す機械」}によって200万羽のペンギンを虐殺して得た油で財を成した&font(l){[[コロンブス野郎>レジスタンスのライダー]]}実業家。 そのため一時ペンギンの数は激減するも、南極探検家や科学者の保護活動のおかげで回復。代わりに彼は破産したらしい。 鳥類系や鳥に縁のある偉人を機械に閉じ込め、味方士気値に変換する極悪能力によってニルス・オーラヴを蒸しあげた。 &bold(){●ジョセリン・ゴードン・ホワイトヘッド}(アメリカ) 『&ruby(ディスイリュージョン){非幻想殺し}』 脱出王フーディーニが「腹部を強く殴られても平気」な奇術を披露しようとした際に、&bold(){準備が整っていない状態で殴り彼を死に至らしめてしまった大学生}。 ゆえに「タネのある奇跡」を無効化してぶん殴れる逆[[上条さん>幻想殺し/イマジンブレイカー]]のような能力となった。劇中では木下のフーディーニが能力を発動させる際に腹パン一発で消滅させた。 というか最早偉人でもなんでもない一般人であるこのキャラを出している英雄史大戦も、ピンポイントメタで入れた角隈も、これを投稿してきた読者も凄すぎる…… &bold(){●グレース・ホッパー}(アメリカ) 『Harvard Mark Ⅱ panel 70』 女性初の数学博士号を持ち、プログラミング言語「COBOL」の開発にも関わったアメージング・グレース。 海軍にも入隊し、ハーバート大学でコンピュータ「Harvard Mark I」のプログラムに携わり、以降も「MarkⅡ」、「MarkⅢ」の開発に参加している。 後述する世界初のコンピュータバグに関する逸話は「MarkⅡ」の開発の際に起こった出来事。作中でも状態異常の分析と無効化でバグを排斥した。 &bold(){●玉藻の前}(日本) 『殺生石』 木下にも投入は確定と見込まれていた魂のカード。 ペンギンを蒸す機械によって蓄えられた士気を用いた奥義の毒で木下陣営を壊滅させた。 一応木下も対策として「対毒」の偉人を用意してはいたが、殺生石発動時には既に戦局は巻き返し不可能な状況と化していたのであった。 } #openclose(show=◆沙条綾香のデッキ){ #areaedit() -&bold(){対百武戦「美食倶楽部:回復の舞デッキ」} 8巻での[[ワカメ刈り>間桐慎二]]の際に使用したものと同様の布陣。 相手は龍造寺四天王中堅の百武だったが、[[1コマでものすごく雑に勝利した>レオパルドン(キン肉マン)]]。 &bold(){●易牙}(中国) &bold(){●北大路魯山人}(日本) 『毒舌天衣無縫』 &bold(){●ジョン・モンタギュー}(イギリス) &bold(){●マルクス・ガビウス・アピキウス}(ローマ) &bold(){●サヴァラン}(フランス) 『美食礼讃』 健啖な綾香の趣味による食文化人縛りのデッキ。 我が子すら調理する料理の鉄人・易牙を主戦力とし、スキル「募兵」によって自動でHPが回復するサンドイッチ伯・モンタギューで士気値を消耗しないで地道に嫌がらせ。 相手が奥義を発動させたところで魯山人の能力でヘイト値を稼ぎ敵の攻城進路を強制誘導して不発に追い込む。 士気値に差がついたところで食通・サヴァランの超回復奥義で「回復→攻撃→士気上昇→回復」の無敵の高速増殖炉と化す…というのがこのデッキのコンセプト。 回復の舞を完成させれば最早無敵で、堅実に強い慎二の「頼光四天王デッキ」を屠っている。 初登場が第3回募集企画以前のため、当然全員作者考案のもの。 -&bold(){対化野戦「ずいぶん鍛え直した回復の舞デッキ」} 上述の回復の舞デッキから食文化人縛りを捨てて、防御やバフといったより実用的なモノを投入した改良版。 長期戦になれば強いが自動回復能力が軌道に乗るまでの序盤は弱いという弱点を防柵によってカバー。 また化野の対抗策も、前衛と後衛を回転循環させる卓越したハンドスキル「車懸りの陣」とバフで対応し命を刈り取る形をキープ。 しかしその戦略も全て化野にとって想定内に過ぎず、後手に回されてしまう。 そんな劣勢の中、化野に大会参戦の真意を問いただすが…? &bold(){●易牙}(中国) &bold(){●マルクス・ガビウス・アピキウス}(ローマ) &bold(){●サヴァラン}(フランス) 『美食礼讃』 回復の舞デッキの中核を担う3人は続投。 龍造寺を屠った化野に小手先は通用しないということでパッシブ寡兵のモンタギューとヘイトコントロールの魯山人は外されている。 &bold(){●壱与}(邪馬台国) 13歳で卑弥呼の後を継ぎ邪馬台国を治めた少女。 「魏志倭人伝」によると卑弥呼の亡き後、邪馬台国は男王を立てたが再び国が乱れた。そこで壱与を女王にしたところ国が治まったという。 その為、英雄史大戦での能力は卑弥呼の低コスト廉価版。卑弥呼が全男性ユニットへのバフ・デバフ解除なのに対して壱与は男性ユニットへのバフは1体に留まる。 低士気値のため使い勝手も良く、易牙単体を強化して車懸りの陣を補強した。 &bold(){●ジョセフ・グリデン}(アメリカ) フランスで開発された有刺鉄線を改良し、安価での大量生産を可能にした発明家。 西部開拓時代のアメリカにとって自身の土地を牛から守るための境界は重要な意味を持ち、「悪魔の綱」と呼ばれた有刺鉄線はその役割を果たす必需品となる。 パッシブスキル「防柵・強」によってゲーム開始時に前方のみならず周囲に防柵を自動設置する回復の舞デッキの守りの要。 こちらは作者考案の偉人で何気に女体化枠。 } #openclose(show=◆氷室鐘のデッキ){ #areaedit() -&bold(){対成松戦「ワントップ偽装型:便宜を図った敵強化足止めデッキ」} 我らが氷室の天地の主人公。 単行本11巻にて閃いた「敵を強くしちゃってもいい」デッキ。 ワントップ型のデッキと思わせるもその実態は、切り札によって相手をとある状態に強化した上でその弱点を突いて動きを完全に封じる「足止めデッキ」。 一回戦では自身のデッキを探りに来た龍造寺四天王の部下にあえて情報を漏らし、相手がデッキを不利に構築し直すよう仕組むという策を披露した。 ちなみに切り札以外の偉人は第3回応募偉人ではない。 &bold(){●ブラム・ストーカー}(イギリス) 『&ruby(ドラキュリア){吸血鬼の創造者}』 吸血鬼の生みの親である怪奇小説家。一回戦の切り札。 その奥義は自身と敵味方全ての&bold(){王族・貴族の偉人を吸血鬼へと変貌させてしまう}。 当然[[吸血鬼になることで滅茶苦茶強くなってしまう……のだが、吸血鬼特有の弱点も滅茶苦茶増えてしまう>ヴラド三世(Apocrypha)]]。ついでに元々持ってる奥義も使用不可になる。 &bold(){●アタランテ}(ギリシャ) 『徒歩競争』 &bold(){●キキーモラ}(ロシア) 『労働賛歌』 &bold(){●ヴォイテク}(ポーランド) 『&ruby(カーポラル・ヴォイテク){親愛なる我らが戦友}』 『&ruby(モンテ・カッシーノ){誇り高き銃後の戦線}』 &bold(){●イスキリ}(?) 『身代わりの術』 &bold(){●ローウェンホルスト・ムルデル}(オランダ) 『普通のオランダ人が【お抱え技師】やってみた。』 切り札以外の偉人たち。イスキリは第1回募集企画時の不採用枠、ヴォイテク、ムルデルについては第2回募集企画時の採用偉人。 速度上昇のアタランテ((名前は呼ばれていないがしっかり先陣切って歩いている。))、補給の熊ヴォイテク、身代わりのイスキリ、奥義の時間延長のキキーモラ…… ……と、成松曰く「単体戦闘能力は低いものばかり」しかしムルデルの奥義には隠された効果があり…… -&bold(){その他のカード} &bold(){●プラトン}(ギリシア) 『&ruby(イデア){完全なレスリングと完全なボクシング}』 氷室の所持する高コストカード。ひむてんお馴染みの最強偉人。 一戦目のデッキには入っていなかったが、大会開始前に仲間たちの前で披露しており、使用する予定はある様子。 &bold(){●失地王ジョン}(イギリス) 『失われし大地イース』 プランタジネット朝第3代イングランド国王。 [[Fate/strange Fake]]に登場するリチャード獅子心王の弟で、王位を奪おうと反乱を起こしたり、リチャードが敵国の人質となると金を積んで逆に解放されないように試みるがいずれも失敗している。 リチャードの死後に正式に王位につくも、度重なる敗戦により多くの土地を失う。最終的に貴族はおろか、戦争による重税に苦しめられていた民からも見限られ、王権を制限される「マグナ・カルタ」に署名させられてしまう。 これらの失態により当時から現代に至るまで&bold(){「英国史上最低の王」}として認識されており、彼以降に英国でジョンを名乗る王は存在しない。また[[ロビン・フッド>アーチャー(EXTRA)]]の物語における悪政を敷く王はジョンというのが最もポピュラー。 しかし重税に関してはリチャードの度重なる外征のツケでもあり彼だけの責任ではない。むしろ最近ではリヴァプールを自由都市として栄えさせたり、マグナ・カルタが立憲君主制の基礎となったことから再評価される面も多い((最も『マグナ・カルタ』に関してはジョン自身が望んで調印したものではない上に、彼の息子の代にもなると効力を失っていった。再び注目されるようになるのは17世紀のピューリタン革命の時。絶対王政に対して民衆が人権を主張する「武器」としてである。))。 英雄史大戦では[[ファルコム学園>みんな集まれ!ファルコム学園]]の教師みたいな外見をしており、攻撃されると真下のフィールドが消滅する[[ラスボス級の能力>イースI]]を持つ。&bold(){「失地王」ってそういう意味じゃねーから!!}((多くの領地を失ったことから「失地王」と呼ばれるようになるのは誤訳による俗説で、実際は出生時に父ヘンリー2世から領地を与えられなかったことから「欠地王」と呼ぶ方が正確。)) 3回戦「&font(red){[[殊の軍団>南斗五車星(北斗の拳)]]}」を相手に使用。フィールド消失効果を利用した氷室十八番の「足止め戦法」によって早々に勝負を決めた。 } #openclose(show=◆ミステリアスパートナー「木下」のデッキ){ #areaedit() -&bold(){対柳洞戦「マイナー日本偉人:わりとギリギリでセーフデッキ」} 大会優勝候補の「龍造寺」の取り巻き「龍造寺四天王(5人いる)」の一人。ぱっと見ちんまい少女だが実は&bold(){23歳の合法ロリ}。 チームメイトからは「姐さん」として慕われている。 一成の初戦の相手であり、彼と同じく日本偉人デッキを使用してきており、一成のデッキよりも更にマイナーな偉人を使用している。 ……が、その実態は「環境を読む」ことを武器にする情報力重視のプレイヤーで、%%23歳が%%ゲームセンターに入り浸って流行の戦術や多用されているデッキを把握をしている。特徴的なプレイヤーのチェックもしており、集めた情報を基に「メタデッキ」を構築することを得意としている。 &bold(){●小栗忠順}(日本) 『徳川埋蔵金』 江戸末期の徳川幕府勘定奉行で、「上野介」という縁起でもない称号持ち。アメリカ渡航経験のある経済の達人であり、弓や鉄砲の名人でもあったらしい。 が、幕府降伏後クビになり田舎に隠棲したらなぜか明治政府に連行され処刑。理由が未だに不明なため「幕府の資金を隠匿した」説等がささやかれた。 これがいわゆる「徳川埋蔵金」の伝説。「金の掛る工業施設を建てた小栗に埋蔵金隠す余裕0だったろ」と否定されることが多いが。 能力は小さな防御陣の構築で、この陣があるかぎり埋蔵金の莫大な資金により城の耐久度にボーナスが発生する。 更に、奇門遁甲を駆使して埋蔵金を隠したという逸話と、今現在も発見されていないという事実から、陣の隠蔽性は凶悪になっており、ランダムに設定された「正しい方角」からでないと陣への侵入と破壊は不可能になっている。 &bold(){●中橋基明}(日本) 「二・二六事件」の主犯の一人。 赤いマントを好んで着用していたことから、&font(#ff0000){「怪人赤マント」}の[[都市伝説]]ルーツの一人だとされている。 加えて、「赤マントの都市伝説はどう伝播するかを調査するために旧陸軍情報部が流布したもの」「噂の伝播速度は列車張りの速度であった」という更なる都市伝説まで存在している。 これらの逸話から速度特化型のアーチャーとなっており、打撃力は低いながらも驚異的なスピードで行動することができる。 &bold(){●酒井玄蕃}(日本) 『破軍星旗』 戊辰戦争にて新政府軍相手に奮闘し「鬼玄蕃」と恐れられた庄内藩士。指揮力と詩読みの才を兼ね備えた若者で、奥義名は実際に掲げていた軍旗から。 奥義を使用しようとするも柏木源藤の奥義で不発にされる。 ちなみにモデルも、新政府軍の味方久保田藩へ王手をかけた所で故郷が孤立無援と聞き、やむなく撤退したという。 余談だが彼の故郷鶴岡市では、彼の死後街の名産として柿を開発した弟の方が目立っていたりする。 &bold(){●高橋泥舟}(日本) 『無銘槍』 神槍と謳われた槍の達人であり、勝海舟、山岡鉄舟と並んで「幕末の三舟」と呼ばれている人物だが他の二人と比べて認知度が低い。故に能力の『無銘槍』により相手の認識の外から攻撃が可能。 &bold(){●三田村鳶魚}(日本) 『&ruby(マーブルブロークンボム){幻想破壊爆弾}』 大隈重信爆殺計画にも加担したことのある人物。出所後は江戸学の研究家に転身。 大物歴史小説家の間違い描写を微に入り細を穿って指摘するようになり、これにより「時代考証」のジャンルを確立させた人物となった。 その奥義は、&bold(){歴史的に間違いな描写・能力を有する偉人の能力を無効化し弱体化させ、正しい場合は強化する}というもの。 このゲームそのものの全否定のような奥義だが「敵味方無差別に適応」「強化は味方が1.5倍だが相手は2倍」「創作物の偉人は保留(強化も弱体化もない)」と色々と扱いづらい。 これにより一成の「オカルト強化デッキ」を弱体化させて逆転勝利した。%%柏木源藤も否定してやれよ%% -&bold(){対角隈戦「刻のデッキ」} 1回戦で主君と他の四天王が諸共に討ち死にしたことで&bold(){「史実どおりになってしまった人」}。 ランダムなキャラ選出によりメタ戦法が取りづらい角隈が相手だったが、これまでの対戦を見た上で「消極プレイ派」「玉藻好き」と分析。 消極プレイに対しては時間経過で強化・攪乱を行う偉人、玉藻に対しては奥義への「対毒」偉人を投入する&bold(){戦術メタ}を決行。 本来ならば角隈が時間をかけている間に逆転不可能な戦力差へと変貌を遂げている筈だったが…… &bold(){●ニルス・オーラヴ}(イギリス) 『約束された昇進の件』 イギリスのエジンバラ動物園で飼育されるオウサマペンギン。 ベルギー陸軍のニルス・エーギリン中尉が同園を訪れた際にペンギンを部隊のマスコットにすることを打診。1972年の部隊来訪時に正式にニルス・オーラヴ上等兵として就任した。 その後もベルギー軍が祭典の為に来訪する度に昇進を重ね、1世が死んだ後もその子孫がマスコットを受け継ぎ昇進を続けている。現在は3世が准将にして騎士号持ち。 本試合でも戦場で健在な時間だけ順調に昇進してパワーアップするはずだったが&bold(){ペンギンを蒸す機械によって二階級特進を遂げる}。 &bold(){●グレース・ホッパーの蛾}(アメリカ) 『&ruby(シュレーディン・バグ){名前ある怪物}』 コンピュータの不具合を意味する『バグ』の語源とも言える蛾。 機械の不具合を意味する「バグ」という言葉自体はコンピュータ以前の[[エジソン>トーマス・エジソン(Fate)]]の手紙からも確認されているが、この蛾は1947年にハーバート大学のコンピュータに侵入して実際に不具合を起こした。 それをコンピュータ開発者の一人であるグレース・ホッパーが日誌に&bold(){「実際にバグが見つかった最初の例」}として貼り付け、コンピュータバグは概念として定着した。 よって英雄史対戦での能力は「意図的なバグ」。場に残るだけで強力なバフ・デバフやフィールド置換能力を巻き起こす脅威は氷室たちに『[[&ruby(ビースト){人類悪}>ビースト(Fate)]]』と評された。 しかしよりにもよって角隈はこの蛾を特攻対象とする名前の由来の人物を保持していた。 &bold(){●脱出王フーディーニ}(アメリカ) 『メタモルフォーゼ』 米国の奇術師で特に縄抜けや脱出術を得意としたことから「脱出王」の異名を持つ。 また一時オカルトに傾倒するも、マジシャンの観点から当時のインチキ心霊術を見抜き一転サイキックハンターにもなったこともある。 トランクに入った状態から外の助手と一瞬で入れ替わる「&ruby(メタモルフォーゼ){完全変態}」と呼ばれるマジックは十八番。 捕らえられたニルス・オーラヴを助けるために能力を使おうとしたところをジョセリンに襲われ史実の再現となってしまった。 その他、2名の偉人が確認できる。その内の1名はシルエットと「対毒」の偉人ということからおそらく[[ナイチンゲール>ナイチンゲール(Fate)]]((英雄史大戦での彼女の能力は「毒・ウイルス状態のユニットにのみ使用可能な回復・士気向上。ただし毒・ウイルス状態は治らない」というピーキーなもの。))。 } #openclose(show=◆ミステリアスパートナー「円城寺」のデッキ){ #areaedit() -&bold(){対角隈戦「メタにメタを重ねた完全封殺デッキ」} 大会優勝候補の「龍造寺」の取り巻き「龍造寺四天王(5人いる)」の一人。どこかのゲーム漫画に登場しそうな風貌をしている。 木下の得意とする情報戦をさらに重要視しており、配下を使って徹底して対戦相手の情報を掴み「完全なメタデッキ」を構築して戦う。 角隅の「動物デッキ」の情報を得て「対動物デッキ」で挑むのだが…… &bold(){●ジム・コルベット}(イギリス) 『グレートハンティング』 「世界の人喰い人数の多い獣ベストテン」の内4匹も殺害したイギリスのハンター。 その能力は「対獣」。動物ユニットであればクラスに関係なく圧倒的優位に立てる。その奥義は動物ユニットを即死させる。ただし妖怪(獣の化生)は範囲外。 &bold(){●シートン}(イギリス) 「シートン動物記」で有名な博物学者。 「[[狼王ロボ>新宿のアヴェンジャー]]」を仕留めた逸話から「対狼」のスキルを持ち合わせている。 読者投稿の偉人ではなく作者の手によるもの。 &bold(){●山本兵吉}(日本) 『羆殺しの二段撃ち』 [[三毛別羆事件]]のヒグマを仕留めた伝説のマタギ。 「対熊」の能力を持つことに加え、ヒグマを仕留めた際の正確かつ迅速な二発の射撃の逸話から「気配遮断状態から放つ「一発目」が対象に命中した場合、「二発目」の命中は確定事項として成立する」という因果逆転の奥義を持つ。 第2回募集企画時の採用偉人。 } #openclose(show=◆龍造寺四天王筆頭格「成松」のデッキ){ #areaedit() -&bold(){対氷室戦「信念を曲げて構築したメタ王侯貴族デッキ」} 大会優勝候補の「龍造寺」の取り巻き「龍造寺四天王(5人いる)」の一人でリーダー格。実は有力市会議員の息子。 本来は「プレイングで勝つ」事を好むが、優勝候補筆頭の龍造寺はまさかの敗退、四天王も木下以外全滅((残り二人の「百武」は綾香に、「江里口」は[[ひび>日比乃ひびき]][[ちか>桂木千鍵]]コンビに一コマで瞬殺された。成松によると元からあまり強くなかったらしい。))と後のなくなった四天王の名誉の為に、不本意だが円城寺の配下が強引に得てきた情報でメタデッキを組むことに。 だがその情報は氷室の罠でありそれに見事ハマってしまい完封負けをしてしまう。敗北後は氷室に意図せずとも結果的に卑劣な手を使った事を謝罪する漢を見せた。是非とも本来のデッキで再戦してもらいたいものである。 &bold(){●フリードリヒ2世}(イタリア) 第六回十字軍でエルサレムを交渉で無血奪還した第13代神聖ローマ皇帝。 「世界の脅威」とまで評された天才で、異文化にも興味を示すその知的好奇心で法律・科学・薬学・文学と多岐に渡って発展させた。 しかしあまりに近代的すぎるその思想は教皇派から異端視されてしまい、前述の活躍があるにも関わらず3回も破門されている。 &bold(){●アルフォンソ9世}(スペイン) 『&ruby(エル・レイ・デ・バボッソ){刮目せよ!これが王の怒り!}』 イライラするとよだれを垂らす癖があったことから「&bold(){よだれ垂らし王}」という不名誉極まりない異名を持つレオン王。 隣国のカスティーリヤと何度も小競り合いを起こしてはよだれを垂らしていた。息子のフェルナンド3世をカスティーリヤ王に就かせ、自身の死後にレオン王も継がれたことで二国はやっと統合した。 外見のモデルは[[兵藤会長>帝愛グループ]]。 &bold(){●アメンホテプ4世}(エジプト) 古代エジプト18王朝のファラオ・アクエンアテン。ツタンカーメンの父でもある。 王を超える権勢を持つ神官からの独立と狂信から、唯一神アテンのみを信仰する一神教を掲げて何も無い荒野を「アケトアテン」として遷都した。 しかし神官はおろかそれまで多神教を信じてきた民衆からの反発も大きく、新都は一代で打ち棄てられ信仰も元に戻った。 &bold(){●アショーカ王}(インド) 『&ruby(ダルマヴィジャーヤ){末法まで巡る救世の法}』 古代インドをほぼ統一したマウリヤ朝マガダ王国3代帝王。 元々は武力によって覇を唱えて領土を拡大させる覇王だったが、カリンガ戦争で多くの犠牲を出してから改心。 &ruby(ダルマ){法}によって人道を唱えて平和的に統治する聖王となる。 手に持つ柱は仏教を伝える碑文を刻んだ獅子柱頭の王柱で各地に建立していた。 氷室のデッキの切り札に対抗した王侯貴族の偉人たち。しかし氷室の策により全員が行動不能に陥りさらに奥義も使用不可になりそのまま敗北した。 } #openclose(show=◆三枝弟のデッキ){ #areaedit() -&bold(){対角隈戦「バランスのいい普通のスタイルのデッキ」} 2巻で氷室に英雄史大戦でのマナー違反を繰り返していた[[ワカメ>間桐慎二]]の退治を[[姉>三枝由紀香]]を通して依頼した小学生(本名不詳)。この件を機に氷室たちは大戦ゲーマーとなるので、ある意味英雄史大戦篇のきっかけ。 大会開始前に小学生男子特有のホビーに対する情熱と年上お姉さんへの憧れをマキジに買われて、凛の助っ人として呼ばれたが[[&bold(){一緒に帰って友達に噂とかされたら恥ずかしい}>藤崎詩織]]ということで断わっている。そのためトーナメントで当たった時には気まずさを感じながらも、角隈への対抗意識を目に見えて燃やす初々し味を見せた。 デッキは特にテーマや強いこだわりは持たず「ウォリア」「アーチャー」「ライダー」の三属性全てを入れたバランスの良いオーソドックスなもの。しかし一回戦を突破した実力は伊達ではなく、ハンドスキルで勝る角隈を相手に切り札による奇襲を仕掛け薄氷の闘いに持ち込んだ。 &bold(){●レオ3世}(ビザンツ帝国) 『ギリシャ火』 年末アニメでも大活躍した第1回募集企画時の偉人。クラスは「ライダー」。 一回戦でもフィニッシャーとして活躍していたためメインアタッカーと思われる。 &bold(){●アーティガル}(イギリス) 『&ruby(クリセイオー){絶対無敵雷神剣}』 エドマンド・スペンサー著『妖精の女王』5章の主人公。クラスは「ウォリア」。 女神アストレイアに育てられた騎士で、黄金の剣「クリセイオー」を振るい、冒険の果てに暴君グラントートーを打ち倒して姫を救うという紛れもない正義のヒーローである。 カードのビジュアルも正統派ヒーローめいているが、「クリセイオーが雷神(ゼウス)所縁の品」といった要素のおかげか、よく見ると剣と鎧が[[小学生の操縦する>絶対無敵ライジンオー]][[スーパーロボット>ライジンオー(機体)]]のそれになっている。 &bold(){●ジャンボ}(仏領スーダン) 『&ruby(jumbo!jumbo!!){それは、途轍もなく大きかった}』 サーカスの生みの親であるP・Tバーナムが「史上最大のショウ」の目玉としてロンドン動物園から買い取った「史上最大の象」。 「巨大」を意味するジャンボの語源であり、英雄史大戦での能力は「巨大化」による攻城能力強化。 巨大の概念そのものの獣であるが為に巨大化に際限はなく、最終的に象の悪魔&bold(){「ベヘモス」}と化す。 &bold(){●エティエンヌ・ド・シルエット}(フランス) 『型取り写し記す万象』 ルイ15世の下で財務大臣を務めたブルボン朝の貴族。クラスは「アーチャー」。 七年戦争の影響で財政難だったフランス政権で倹約を推奨し、高い絵の具を使わずに切り絵によるシンプルな影絵の肖像画を編み出した。これが「シルエット肖像画」で彼はその語源である。 よって能力は「シルエット化」。ゲーム画面の自軍カードを黒く塗り潰して隠匿する。 三枝弟の切り札であり4枚のカードの属性を伏せた特攻コンボを仕掛けた。 } #openclose(show=◆化野菱理のデッキ){ #areaedit() -&bold(){対沙条戦「突破・相殺・強化・突進デッキ」} 「[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿>ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]」で暗躍している時計塔法政科の魔術師。&bold(){眼鏡}和服美女。 第5次聖杯戦争のもみ消し役として以前より保険医の「笠間先生」として登場していたが、英雄史大戦キャラバンで優勝候補の龍造寺をあっさり破りひむてん本編へまさかの本格参戦を果たした。 チャンピオンを倒したその実力は本物でカードの特性を完全に理解したプレイング、戦況を読み解く観察眼、非常に高度なハンドスキルを持ち合わせた強敵。 [[魔術師>遠坂凛]][[2名>沙条綾香]]が出場している大会に参加しており、また英語で何者かと通話をして大会の状況を逐一報告しているようだがその目的は不明。 凛は大会に別の魔術師が参加している可能性を挙げそちらが化野の本命と推測しているが、[[戦いながら魂を共鳴しあって真相を聞き出した>ニュータイプ(ガンダムシリーズ)]]綾香はゲームの最中に思わず崩れ落ちた。 &bold(){●グレンデル}(デンマーク) 『&ruby(アントゥルー・フィギュア){虚像映す鏡像}』 最古の英文学「ベオウルフ」で勇者ベオウルフと肉弾戦を繰り広げた[[カインの末裔の怪物>グレンデル(ベオウルフ)]]。 タイマンの結果片腕をもがれ撤退。母親と共に復讐を試みるも今度は[[フルンディング>フルンティング]]によって母子共に討ち果たされた。 その姿は原典では巨人だが、時期や訳によって水魔や竜と描かれ方がまちまち。英雄史大戦ではなんと&bold(){ドラゴン系JK}である。 [[FGO>Fate/Grand Order]]では姿に諸説あることを「変身能力を持つ不定形の怪物」と解釈していたが、奥義名から察するにこちらも似たような能力によってJKなのだろう。多分。 非常に見えづらいが龍造寺戦でも使用していたのが確認できる。 &bold(){●ハンニバル・バルカ}(チュニジア) 『軍神の霊峰踏破』 カルタゴの将軍にして「ローマ史上最大の敵」として名高い[[世界最高峰の戦術家>ハンニバル・バルカ]]。 第2次ポエニ戦争での当時不可能と思われたアルプス越えを果たしての大奇襲は[[ナポレオン>ナポレオン(Fate)]]にも影響を与えている。 それどころかカンナエの戦いでの包囲殲滅戦術は&bold(){紀元前の作戦でありながら現代の軍の教本にされている}ほどに完成度が高い。 政治にも優れており、ザマの戦いでハンニバルの戦術を徹底して研究したスキピオ・アフリカヌスに敗北し、莫大な賠償金を課せられても行政改革に着手し見事返済に成功した。 リアルチートに数えて差し支えないが、そのチートさはローマに危機感を募らせ国力を上げてのハンニバル潰しに本腰を入れさせてしまい、国内からも強引な改革への反発が起きたことで逃亡生活を余儀なくされた。その最期は自殺だったという。 前述のアルプス越えに由来する防柵無効化攻撃でグリデンの有刺鉄線を&font(#ff0000){突破}した。 &bold(){●斎藤実盛}(日本) 『サネモリ害』 源平合戦期に活躍した武将。元は源氏方だったが平治の乱の後は平氏に仕えている。 大蔵合戦の際に幼少の木曾義仲を匿い逃がしていたが、篠原の合戦で成長した彼と敵として再会。討ち死にを遂げる。 「最期こそ若々しく戦いたい」との想いから白髪を黒く染め上げており、義仲も首実検の際にすぐには実盛と認識できなかったが、髪を洗わせたことで着色が落ちそこでかつての恩人を殺めたことに気付き慟哭したという。 以上が平家物語に伝わる「実盛最期」だが、別の伝承では馬が稲に足をとられてつまづいたところを討ち取られたことを恨みに思い、害虫(ウンカ)に転生して稲を食い荒らすようになったというものがある。&font(#d3d3d3){落差…} 英雄史大戦では&bold(){後者の害虫化伝説が能力として採用}されてしまい、周囲の敵HPを徐々に削る災厄となる。そのスリップダメージによって相手の自動回復能力を&font(#ff0000){相殺}した。 &bold(){●壱与}(邪馬台国) 奇しくも綾香同様に投入していた男性バフユニット。 こちらは易牙をふきとばすためにソラキチを&font(#ff0000){強化}させた。 ちなみに2Pカラーのため、[[褐色少女>クロエ・フォン・アインツベルン]]となっている。 &bold(){●ソラキチ・マツダ}(日本人) 『フェイマウス・ビリー・ゴート・ラッシュ』 松田幸次郎。元は力士だったが明治16年にアメリカのプロモーターからスカウトを受けて渡米、日本人初のプロレスラーとなる。 なおソラキチのリングネームは四股名の「寅吉」の読み間違いとされる。 その強力な「ぶちかまし」は羊の頭突きに例えられ、原初のプロレス王ウィリアム・マルドゥーンを打ち破るほどだったという。 そんなプロレス神話創世記時代に刻まれたSUMOUによる奥義は、一定距離を爆走して接触した相手をふきとばす&font(#ff0000){突進}。作中では易牙を車懸りの陣から離脱させた。 強力な能力だが当たる角度が悪いと相手を後退させるだけの無意味技になってしまうピーキーさのため、使う側には相当のハンドスキルが要求される。 &bold(){●???}(-) シルエットだけで登場した化野陣営の6騎目。 そのシルエットと通信で話していたであろう[[時計塔のゲーマー>ウェイバー・ベルベット]]の存在から推測される真名は[[アレキサンダー大王>ライダー(Zero)]]。 -&bold(){その他のカード} &bold(){●メアリー・スー}(?) 『デウス・エクス・マキナ』 1973年に出版されたスタートレックの同人誌「Menagerie」2号に掲載された二次創作小説に登場するオリジナルキャラクター。 階級は大尉で最年少かつ最優秀。原作キャラそっちのけで活躍するが、クルー全員から尊敬と愛を寄せられ、劇的に死んで惜しまれるという作者の理想の体現のような存在。 なおこの小説、ページにしてわずか半ページ。当時のファンジンに溢れていた&bold(){「ぼくの考えた最強のオリキャラ」への皮肉と警鐘を込められて作成された}。 今日においては二次創作に対する概念として定着しているが、その分類や定義は解釈が分かれておりレッテル貼りになりかねない危うさもある。より詳しい解説や注意点は[[こちら>メアリー・スー(創作)]]も参照。 3回戦「&font(green){[[風邪の旅団>南斗五車星(北斗の拳)]]}」に対して圧倒的な強さを見せつけ瞬殺した。 } #openclose(show=◆後藤劾以のデッキ){ #areaedit() -&bold(){対美綴戦「20世紀の魔術師デッキ」} ひむてんでは最早準レギュラーな柔軟性の男。当初は[[串カツの合間にキャベツを食べてそうな悪魔超人>サンシャイン(キン肉マン)]]のコスプレをしていたが対戦相手に感化されるごとに&bold(){画風が変わる}。 1回戦では対戦相手の歴史狂大作(本名&bold(){たかし})のカードが規定外だったことによる不戦勝、そして2回戦は大作に感化された状態で&ruby(ムーンサルト){月面宙返}りを披露して本人もよくわからないまま勝ち上がった。 2回戦の対戦相手が&bold(){ショック・サイエンスな人物}だったのか、その影響を受けて近代の魔術師縛りのオカルトデッキを組んでいる。 しかしこのデッキの本質はバグ技をも最大限活用した極悪コンボであり、陣営を全く動かさないまま&bold(){65534機}の円盤による物量攻撃を仕掛ける。 &bold(){●アレイスター・クロウリー}(イギリス) 『&ruby(ペルデュラボー){われ耐え忍ばん}』 [[ラノベ>アレイスター=クロウリー(とある魔術の禁書目録)]]や[[漫画>D.Gray-man]]等にも登場するほどに知名度の高い[[近代の魔術師>アレイスター・クロウリー]]。トート・タロットの製作者でもある。 自身の守護天使から告げられた言葉を「法の書」として書きとめ、独自の宗教『セレマ』を提唱。 しかし麻薬や性交による儀式を執り行う教義は危険視され、信者から死者も出したこともありマスコミから&bold(){「世界で最も邪悪な男」}と評された。 オカルト界隈でも屈指の有名人であり、ウィンストン・チャーチルとも繋がりナチスのイギリス上陸を魔術を用いて防いだというトンデモ説まである。 奥義名は彼の魔法名でその名の通り防御力増加効果を持つ。彼の有名な「両手を頬まで上げて手の甲を見せたポーズ」が空手道に古くから伝わる&bold(){守りの型}・&ruby(サンチン){三戦}っぽくアレンジされているのもつまりそういうことだろう。 &bold(){●ヴォルフ・メッシング}(ソヴィエト) 『&ruby(Мастер и Маргарита){巨匠とマルガリータ}』 ソヴィエトで暗躍した魔術師であり、読心術師であり、預言者であり、催眠術師。 ヒトラーの死を予言してゲシュタポに捕まるも催眠術を駆使して脱出した、興味を持ったスターリンから催眠術テストを受けた等の伝説を持つ。 奥義名はメッシングをモデルにしたとされるヴォランドという人物が出るミハイル・ブルガーコフのロシア文学に由来。催眠術で攻撃と防御を入れ替える。 容姿は振り子でストリングプレイスパイダーベイビーをする[[指パッチンおじさん>十傑集]]。 &bold(){●ゲオルギイ・グルジエフ}(アルメニア) 『スイッチ・オーバー・ザ・クンダバッファー』 20世紀最大の神秘思想家と呼ばれる舞踏家。父から「[[ギルガメシュ叙事詩]]」を聞かされ神秘へと傾倒し、各地を巡礼して「超人思想」へ目覚める グルジエフの超人思想は人間が自身の失敗を正当化する「&ruby(クンダバッファー){緩衝器}」を取り除き、真の自分自身と向き合いコントロールすることでより高次の思想へ至り覚醒するというもの。 一説にはヒトラーにも面識があり、ヒトラーは彼を本物の「超人」と認めて恐れたとされる。 作中ではクロウリー、メッシングとのバグ技コンボにより防御力が&bold(){規格外の「65534」}となる。更に彼の奥義は防御の数値分味方の奥義を強化するというもので…… &bold(){●カール・ハウスホーファー}(ドイツ) 『ヴリル・ヤ・ゲート』 ナチス・ドイツと関わりを持った地政学者で「ヒトラーの悪魔的天才」と呼ばれた参謀でもあったという。 地球の地下奥深くにあるとされる理想郷「シャンバラ」を目指し「ヴリル協会((ブルワー・リットンのSF小説「ヴリル:来るべき種族」に由来。ハウスホーファーはこの小説内に登場するヴリル・ヤという旧種族の末裔がいる世界こそシャンバラだと本気で信じた。))」を設立。ヒトラーやナチス高官も入信して失われた超エネルギー『ヴリル・パワー』を求めた。 またナチスが所持していたとされる空飛ぶ円盤「ハウニブー」の動力はヴリル・パワーだったとも言われている。 よって能力は円盤の召喚。作中では後藤のバグ技コンボの末、&bold(){65534機もの円盤}を襲来させるが…… } #openclose(show=◆その他){ #areaedit() &bold(){●キャリー・ネイション}(アメリカ) 『&ruby(クライスト・ブルドッグ・ハッチェテーション){主の忠犬振るう粉砕の鉞}』 由紀香の「おばあちゃん」の偉人という発想から氷室が見つけてきた[[おまえのようなババァがいるか>でかいババア(北斗の拳)]]案件なカード。 20世紀初頭のアメリカで活躍した&ruby(ハチェット){まさかり}の偉人。 最初の夫がアル中だったことから禁酒主義活動を行っていた彼女だが、あるとき「何かを手に取り酒場を粉砕せよ」という神の啓示を受けたことから右手にまさかり、左手に聖書を持ち賛美歌を歌いながら酒場を粉砕する恐るべき人物に変貌。 これが当時のアメリカ人の間でバカ受けし、罰金や保釈金も全て払えるようになったので、誰にも彼女を止められなくなった(当時のアメリカでは酒によるトラブルを問題視する風潮が高まっていた。結果、辿り着いたのがいわゆるアメリカ禁酒法時代)。 基本スキルは「酒」に縁のある偉人のステータスを大幅に下げる「禁酒」。更に、カンザスで酒場を破壊した際更に竜巻も襲来したという逸話から、奥義はまさかりで竜巻を起こすという縦横無尽すぎるもの。 &bold(){●ヘロストラトス}(ギリシャ) 紀元前のエフェソス(現トルコ)に建てられた美しく高名な神殿・[[アルテミス神殿>オリオン(Fate)]]に「歴史に名を残したいから」という理由で&bold(){&font(#ff0000){放火}した大馬鹿野郎}。 当然彼は激怒したエフェソス市民たちにより死刑、加えて「こんな奴の思い通りになってたまるか」とばかりに彼の名を歴史から抹消する記録抹殺刑まで執行されたのだが、同時代の歴史家テオポンポスがうっかり事件と犯人について記録を残してしまい、彼の目的は果たされてしまった。 能力は敵味方に「こんなバカと戦いたくない」と思わせる全体士気低下。更に[[アルテミスに縁のある敵>アタランテ(Apocrypha)]]がいた場合、攻撃力を倍増させ防御力を低下させられる「対アルテミス系特攻」。かなりトリッキーな活用が想定されるカードである。 &bold(){●ドヴォルザーク}(チェコ) 『&ruby(キャンプファイヤー){遠き山に陽は堕ちて}』 「新世界より(交響曲第9番)」などで知られる作曲家。 しかしながら「機関車がもらえるなら自分の曲など全部くれてやってもいい!」と宣うほどの&bold(){重度の[[鉄オタ>鉄道愛好家(鉄道オタク)]]だった}という事実から、機関車とパイプオルガンが融合したかのような[[勇者特急ロボ>マイトガイン]]と化して「定刻通りにただいま到着!」してしまった。 } *【惜しくも不採用となった偉人】 **第1回 &bold(){●た○駅長}(日本) 『駅長代理』 &bold(){●[[パウル>パウル(タコ)]]}(ドイツ) 『審判の旗』 &bold(){●[[はやぶさ>探査機「はやぶさ」]]}(日本) 『&ruby(ミネルヴァ){女神の使い魔}』 100%採用域だったけど、さる事情から没になった猫とタコと探査機。 不採用になった理由は&bold(){「Fate本編の時代よりも未来の存在だから」}。 「連載時の最新ネタを散々パロディにしているのに、今さらかよ」とセイバー達に突っ込まれることとなった。 &bold(){●イスキリ}(?) 『身代わりの術』 神の子にしてかの聖杯に最も縁深き例のあの人………の身代わりに処刑された彼の弟。 ちなみに出典は&bold(){日本は青森に伝わる}伝承から。なお、ご本人は青森の&ruby(へらい){戸来}村にまでたどり着き、106歳まで生きたという。 いわゆる竹内文書のトンデモオカルト学説の一例ではあるのだが、戸来村(現・新郷村)では毎年「キリスト祭」が開催されナニャドヤラ踊り((「ナニヤドヤラー、ナニヤドナサレノ~」と意味不明な節回しで伝わる盆踊り唄。一応ヘブライ語で神を讃える詞になるという説もあるが誰も本来の意味は知らない。))が披露されるくらいに&bold(){なじんでいる}。 だがその後、上述の通り第3回にて氷室のデッキにこっそり使用されている。不採用とは……しかし後述のブルーマーもアニメに出れてるしまぁいいか。 &bold(){●アメリア・ジェンクス・ブルーマー}(アメリカ) 『ブルマ』 女性の新装備ブルマを提唱した女性解放の偉人。 結託したわけでもないのに&bold(){彼女に複数票入る}という、この漫画の読者たちの豪傑ぶりを実証した。 2017年のFGOとのコラボ短編アニメでは氷室鐘を介した英霊として登場することとなった。 **第2回 &bold(){●ティブルス}(ニュージーランド) 『種の絶滅』 ニュージーランドのスティーブンス島の入植団に飼われていた飼い猫。 ある時、この猫が見たこともない新種の鳥(スチーフンイワサザイ)を狩ってきたのに気付いた入植団は喜んで調査を開始。 ティブルスが次々とこの新種の鳥を狩ってきてくれるため、サンプルも順調に増えていった。 ……が、生きたサンプルを探す段階になって、新種の鳥はティブルス(と、その子供たち)に&bold(){狩りつくされた}後だったということが判明。 故に、「種の絶滅」という最強最悪の宝具を持つ怪物と相成った。 十分に採用枠であったのだが、投稿者が&bold(){住所氏名を一切明記していなかった}ため、惜しまれながらも不採用。気を付けよう。 &bold(){●TOM}(アメリカ) 『絶対の不死者』 &bold(){●ル〇先生}(日本) 『運命改変演算者』 どんな致命的なダメージを受けても次の瞬間には復活する究極の不死性と、世界規模での知名度を併せ持つ、[[相方のネズミと仲良くケンカしている>トムとジェリー]]アイツ。 そして、対象の行動を観測することでその運命を改変する能力者。脳内での瞬間的な演算処理により、どんな些細な一挙手一投足からでも対象の運命を「死」に結び付けてしまう「いけない!〇ナ先生」。 ……両者とも権利的にアレすぎたためNG。 **第3回 &bold(){●加藤&ruby(せんにひゃくさんじゅうきゅうだん){一二三九段}}(日本) 「神武以来の天才」と評され、数々の記録を樹立し、引退後もそのキャラクター性からバラエティにも引っ張りだこな[[ひふみん>加藤一二三]]の誤読からネット上で生まれたデジタルな存在。 通常最高段の「9段」の&bold(){138倍}の力を秘めた&bold(){「1239段」}。ちなみにひふみんは十段戦を制したこともあるのでさらに上の&bold(){「12310段」}も存在していたことがある。 偉人募集のルール&bold(){「存命の著名人は禁止」}の穴を掻い潜って単行本でも紹介された不採用案。まあ同巻末を見るにこのルールガン無視の人が多すぎるのではあるが…。みんなほどほどにな! &bold(){●智泉大徳}(日本) 弘法大師空海の実の甥で十人弟子の中でも随一の秀才。 また空海からうどんの製法を伝授され、故郷の讃岐の滝宮に住む両親に振る舞ったことからうどんの偉人としても伝わっている。 ……しかし外見指定がどう見ても&bold(){[[ロボ超人に首を引きちぎられてうどんを食われそうな正義超人>ティーパックマン]]}だったため敢えなくボツに。 %%ぶっちゃけどう見てもパンジャンドラムの悪魔超人なネビルさんは採用されてるんだから別にいいんじゃないかと思わなくもない。やはり著作権的な問題だろうか……%% 投稿者曰く[[実写化の時のキャストはカナメ・ジュンを希望とのこと>ジャガージュン市]]。いくらうどん県副知事とはいえ!! *【その他】 &bold(){●[[ハンス・ウルリッヒ・ルーデル]]}(ドイツ) &bold(){●[[舩坂弘]]}(日本) &bold(){●[[シモ・ヘイヘ]]}(フィンランド) 文化祭にて[[蒔寺楓]]が史上最強として名前を挙げていた枢軸国リアルチート三人衆。 ……が、全員採用ならず。 第2回募集時には、ある種彼らと同類な[[ジャック・チャーチル]]が入選を果たしている。 &bold(){●石川啄木}(日本) 『一握の砂』 第2回募集時に作中で蒔寺楓が投稿した偉人の一人。 常人の目に留まらぬ速度で手を超振動させ、握ったものを一瞬で砂まで分解してしまう。 2017年のFGOとのコラボ短編アニメで劇中での発案者の蒔寺楓を介した英霊として登場した。 &bold(){●ネッド・ケリー}(オーストラリア) 第2回募集時に蒔寺楓が投稿した偉人の一人。 バケツヘルメットを被った中世の騎士……ではなく、19世紀のオーストラリアの無法者。 当時、英国本土の犯罪者の流刑地であったオーストラリア。ネッド・ケリーは犯罪者一家の長男に生まれながらも真面目に生きようとしていたが、悪徳警官による冤罪と母と妹への非道な仕打ちをきっかけに、腐敗した権力に怒り、バケツヘルメットと甲冑を身に纏いブッシュレンジャー(盗賊・山賊)に転身。 弱きを助け強きをくじく、山賊紳士として大活躍するようになった。 オモシロ奇人枠のようでいて、実はオーストラリアでは知らない者はいないと言われるほど人気のある義賊だったりする。 *【アニメ「Fate/Grand Order × 氷室の天地 ~七人の最強偉人篇~」】 「Fate Project 大晦日TVスペシャル 2017」内で放送。 |&bold(){クラス}|&bold(){真名}|&bold(){マスター}| |セイバー|&font(#0000ff){黎利}|[[氷室鐘]]| |アーチャー|&font(#0000ff){メフメト2世}|[[美綴綾子]]| |ランサー|&font(#0000ff){ラッキー・マザー}|[[柳洞一成]]| |ライダー|&font(#0000ff){ディオゲネス}|[[蒔寺楓]]| |キャスター|&font(#0000ff){レオ3世}|佐伯直美| |バーサーカー|&font(#0000ff){ネビル・シュート}|後藤劾以| |ルーラー|&font(#0000ff){プラトン}|[[三枝由紀香]]| 以上、最強偉人7騎による戦いが冬木市に巻き起こる! ……というのは擬似サーヴァントとしてカルデアに召喚された三枝由紀香の能力による創作というオチ。 真名は言及されなかったが「もしも女子マネージャーがニーチェを読んだら」の格好なので、フリードリヒ・ニーチェだろうか。 なお、作者は同人誌にてマイナーサーヴァントを召喚したアニメ本編に近い布陣の聖杯戦争漫画を描いていたりする。 蒔寺楓は「石川啄木」のアサシンクラスの擬似サーヴァントとして召喚され、超振動による攻撃の他に、 『一握の砂』にある「一度でも我に頭を下げさせし 人みな死ねと いのりてしこと」に基いた、頭を下げたら相手が死ぬ宝具を使用。 氷室鐘は擬似サーヴァントとして召喚される際に英霊の座で誰とフュージョンするか選ぶことになり軍師の英霊を期待したが、 「タロとジロ」(募集発表のイラストだと[[熊を倒しそうな回転技を使うアレ>銀牙-流れ星 銀-]]) 「ライカ犬」(星の開拓者EX持ち) 「ニューネッシー」 の3択を提示され、断ると今度は忠臣蔵の殿中でござるで有名な「梶川与惣兵衛」を提示されそれも拒否したため、 残った適合英霊である「アメリア・ジェンクス・ブルーマー」のキャスタークラスの擬似サーヴァントとして召喚されてしまった。 追記・修正は、この企画の偉人をサーヴァントにしたゲームシナリオか小説を一本書きあげた方にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,21) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ネタ全開のように見えて色々勉強になるんだよなあ、この企画。 -- 名無しさん (2015-05-28 03:23:34) - 桜井女史と成田さんの公式外伝作家2人まで何やってんだw -- 名無しさん (2015-05-28 07:54:24) - 石川啄木は文豪ストレイドッグスに出てきそう -- 名無しさん (2015-05-28 08:54:26) - ベンジャミン・フランクリンはFate/GOで出てくる可能性が微レ存?合衆国建国辺りの時代のシナリオが桜井さんで勝手に期待してるだけだけど。 -- 名無しさん (2015-05-28 09:49:45) - ベトナム版セイバーは見てみたい。 -- 名無しさん (2015-05-28 10:24:44) - クーフーリンだって逸話の再現を重視したらネタ全開になるからな。 -- 名無しさん (2015-05-28 10:50:06) - ひむてん英霊では個人的にテスラあたりが来て欲しい -- 名無しさん (2015-05-28 10:57:13) - 本編に出てきたらどうやって倒すんだよこれな連中のオンパレード。 -- 名無しさん (2015-05-28 11:18:43) - 星が滅びてもグンマーは残るのか・・・・ -- 名無しさん (2015-05-28 12:51:45) - ↑2 細部がネタなコハエース英霊と違ってネタ全振りだから… -- 名無しさん (2015-05-28 15:07:10) - ラッキーマザーの設定がCCCのチャタルヒュルクの元になったんじゃないかと割とガチで推測してる -- 名無しさん (2015-05-28 22:07:54) - 何気にAUOキャストオフネタがwww長さ3尺の乳ってアンダーとトップの差がおよそ1mってことかパねぇ… -- 名無しさん (2015-05-28 22:18:25) - 黎利はFakeセイバーみたくアルトリア召喚しようとしたら出て来たわーとかありそう -- 名無しさん (2015-05-28 23:25:26) - この枠組みならペレアスと黎利でドラマ作れそうだな というかペレアスってガウェイン以上なら普通に超級サーヴァントだよな チャーチルさんは多分バーサーカー枠 -- 名無しさん (2015-05-28 23:27:13) - さすが採用されてるだけあって、ネタにしつつもどれもキラリと輝く着眼点があるなあ -- 名無しさん (2015-05-28 23:37:27) - 黎利no -- 名無しさん (2015-05-29 11:04:32) - ↑3クレイモアぶん回してたことから、近代戦では滅多に居ないセイバー枠の方がいい気がする。剣チャーチル、弓ヘイヘ、騎ルーデル、狂舩坂。…あと3人居れば近代で聖杯戦争できるな -- 名無しさん (2015-05-29 14:41:32) - 石川啄木は特典ドラマCDでマキジがTRPGで使っていたな。他作品の蟹要素を盛り込んでいて爆笑したわ。石川啄木の秘奥義なんて言葉が出るし -- 名無しさん (2015-05-29 15:51:37) - 現地観光したとき黎利の伝説聞いてアーサー王じゃねぇかと思わずツッコミいれたら既にベトナムセイバーいたとは・・・ -- 名無しさん (2015-05-29 18:20:53) - 「ハングリージョーカー」や「ハイファイクラスタ」を思い出したなあ -- 名無しさん (2015-05-29 20:12:49) - 8巻収録分には載ってないんだよなあ・・・残念 -- 名無しさん (2015-05-30 10:51:53) - たま駅長が英霊の座へ向かわれたそうな… -- 名無しさん (2015-06-24 22:42:07) - TMAで一枚絵出たな。やっぱここで出てる連中は人気あるから大体登場してたり絵がデカかったりメインのポジだったりしてたな -- 名無しさん (2015-07-06 18:58:33) - ↑よく見ると氷室の持ってるカードがイブン・アル・ハイサムなあたりこだわりを感じる -- 名無しさん (2015-07-07 20:57:05) - ルーデルさんとか呼び出したら不死身っていうか死ににくくなるとか戦闘機が付与されるとかへたすっとガーデルマンが宝具だったりするんだろうかw -- 名無しさん (2015-07-08 08:21:12) - ↑下手したら愛弟子のアルゼンチン空軍とか開発に関わったA-10とか召喚するかも(震え声) -- 名無しさん (2015-09-09 23:03:26) - はやぶさはpixivのオリ鯖にもいたな。お気に入りの一つ -- 名無しさん (2015-12-09 12:00:31) - 9巻発売したので追記。ムルデルさんが何故あんな恰好なのかよくわかんないので、知っている方がいたら追記をお願いします -- 名無しさん (2015-12-22 17:39:57) - ベトナムセイバー縁の巨大ガメが無くなったな、前日レプリカが飾ってあるお寺に行ってたからタイムリー杉田 -- 名無しさん (2016-01-20 23:25:32) - かなり↑でコメントされたテスラ、まさかの最強クラス鯖で参戦という。 -- 名無しさん (2016-01-21 02:36:18) - ペレアスの強さは三倍ガウェインにも勝てるレベルなのか、流石にそれは無理なのかどっちだろ ランスさんは時間切れまで粘る事が可能だけど -- 名無しさん (2016-01-23 02:04:30) - せっかくなのでソロモンを追加。完全にギャグなビジュアルだけど、あれで戦ってみたら逆にカッコいいんじゃないかと思ってる。 -- 名無しさん (2016-02-16 21:44:46) - 投稿者イラストの中にマタ・ハリっぽい美女もいたり、GOの鯖の何体かはここから来ててもおかしくないな -- 名無しさん (2016-03-15 08:54:36) - 型月チックに考えると、自称ジャンヌはレティシアみたいに本人が乗り移ってたのかもね -- 名無しさん (2016-03-15 09:15:20) - ↑ルーラー特典の英霊休暇? -- 名無しさん (2016-03-15 13:29:02) - 第3回まだかなー? -- 名無しさん (2016-05-24 19:52:05) - 前から気になってるんだけど、タグに仮面ライダーゴースト入ってるのはどうして? -- 名無しさん (2016-08-26 23:58:16) - 第三回目があったら、安倍 晋三 マ○オに変身する  を投降する読者が一定数居そうな気がするのは気のせいだろうか。 -- 名無しさん (2016-09-04 18:02:50) - ↑2 偉人つながりじゃない?というかFateとゴーストは何度か類似性を指摘されていたような -- 名無しさん (2016-09-04 18:24:21) - ↑3 映画版に向けて僕の考えた偉人アイコンを募集していたからでは? -- 名無しさん (2016-10-01 11:32:11) - ムルデルさんについてはこちらの「魚心くん」参照。https://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/?cmd=word&word=%E9%AD%9A%E5%BF%83%E3%81%8F%E3%82%93&type=&pageid=29489 -- 名無しさん (2016-11-05 18:26:00) - ↑あれ、出ない。ムルデルさんは氷室の天地と同じ雑誌に載ってる「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた」のゆるキャラ「魚心くん」に由来。このwikiの作品ページに載ってる。 -- 名無しさん (2016-11-05 18:27:57) - ディオゲネスさんアレキサンダーの絆礼装に登場してるんだよな -- 名無しさん (2017-01-08 16:09:32) - ベトナムセイバーとかGOで登場しないかな -- 名無しさん (2017-01-08 16:24:15) - ジャンヌ・ダルクの偽物は本編に出て来てもおかしくない -- 名無しさん (2017-01-08 16:49:23) - fgo的に処理するならラッキーマザーは性質上「神性」「無辜の怪物」「女神の神核」「鬼種の魔」辺りを持ってれば攻撃自体はできそう。でもマザー側もエゲツないダメージ軽減スキルとか有りそうだし -- 名無しさん (2017-02-19 18:01:28) - ラッキーマザーは能力的にティアマトの元になった可能性はある -- 名無しさん (2017-02-26 20:21:50) - ヤマトタケルは何故fgoに出てこないんだろう?日本の神話の英雄で真っ先に名が上がる人物だし。女装の逸話があるから女体化しやすそうなのに -- 名無しさん (2017-03-12 21:37:07) - ↑あの人皇族だからなぁ… 下手に出したり、ましてや女体化なんかしたら色々面倒くさくなるし… -- 名無しさん (2017-03-12 23:04:38) - ベトナムセイバーでませんかねぇ -- 名無しさん (2017-04-11 14:43:10) - FGOでもオーストラリアから出せそうな英霊あまりいないよね。ニュージーランドだと神話からになっちゃうし -- 名無しさん (2017-05-04 22:37:27) - ↑オーストラリアだとそれこそネッド・ケリーが最有力候補になるかもね。英雄らしい逸話と人気のある人物となると実際そうなる。あとはアボリジニの神話から強引に引っ張ってくるしかないかな…… -- 名無しさん (2017-06-08 20:01:38) - 割りと強そうな偉人から全力でネタに走ったのまで千差万別やね。 -- 名無しさん (2017-06-13 20:32:45) - 今月号でついに第三回の募集、始まりました! -- 名無しさん (2017-07-23 17:47:42) - ↑マジかよ、ネットとかでも応募出来たらなぁ -- 名無しさん (2017-07-27 08:31:42) - FGOが身内コラボしまくりな点考えたら第三回で上手く入賞できたら自分の創った偉人が登場するかもね -- 名無しさん (2017-07-27 09:29:02) - さて、何体のスプンタ・マユが没になるか… -- 名無しさん (2017-07-27 11:18:38) - ↑3 今月号の148P見る限り専用のメールフォームからネットでも応募はできますね -- 名無しさん (2017-07-27 23:39:08) - 公式ツイッターでも詳細来たね。 -- 名無しさん (2017-08-19 18:32:48) - 神と悪魔駄目になったのかぁ……神話に出てくる神じゃない偉人?とかならおkかな? -- 名無しさん (2017-08-25 18:34:36) - ↑神じゃない英雄とかなら普通にOK。 -- 名無しさん (2017-08-28 23:06:42) - 第3回の募集が終わったか………いったいどんなのが採用されるやら。 -- 名無しさん (2017-10-22 21:09:14) - 応募総数が第一回で三桁余裕で突破、第二回はその3倍、第三回は二回の2倍。600キャラ以上の投稿がある事は確実 -- 名無しさん (2017-10-28 01:16:26) - これじゃないけどインフェルノさんもひむてんのドラマCDが初出じゃなかったかしらん -- 名無しさん (2017-10-28 22:39:23) - いよいよ発表来たか……早くパレット買わなきゃ!! -- 名無しさん (2017-11-22 19:29:34) - 初っ端から「神霊」と「対神宝具」が激突する好カードだったな。 -- 名無しさん (2017-11-22 19:35:40) - 啄木とブルマーまで映像化するとはwww -- 名無しさん (2018-01-01 09:40:34) - 星の開拓者って犬でもいいんだ…(困惑) -- 名無しさん (2018-01-01 16:00:58) - そういやパレット最新号のひむてんで北斎が載ってたな、そしてFGOに北斎が来たな。 -- 名無しさん (2018-01-03 09:35:11) - プラトンがグラップラーってどこの情報?マチアソビとか? -- 名無しさん (2018-01-03 10:55:04) - 確認したらルーラーだったので修正しました -- 名無しさん (2018-01-03 21:15:02) - 今月号も面白かった、日本偉人デッキ対決はどっちが勝つやら。 -- 名無しさん (2018-01-23 18:53:06) - アニメのヤツ、何騎かはガチスペックだし、真面目に見てみたいわ -- 名無しさん (2018-01-23 19:14:56) - マチアソビカフェのコラボ商品の説明で三枝由紀香の依り代召喚はニーチェで確定のようです -- 名無しさん (2018-01-26 14:29:41) - まさかの合法ロリwww しかし切り札どちらも知らんわwwww -- 名無しさん (2018-02-23 08:55:26) - 四天王二人のデッキは野良でやったらリアルファイト不可避にも程があるわw -- 名無しさん (2018-04-17 01:35:18) - しかし角隅と円城寺の試合……壮絶に塩試合だよなぁ。 -- 名無しさん (2018-04-17 19:07:59) - 氷室さんマジ策士。しかし相手が王族とか使ってなかったらどうするのやら? 別のハメ方法でもあるんかな? -- 名無しさん (2018-06-25 18:43:29) - 実装待ち枠、ヤバい概念枠、今回の募集も粒揃い -- 名無しさん (2019-01-23 01:25:08) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2015/05/28 (木) 03:01:39 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 55 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 「ぼくの考えた最強偉人募集」とは『[[Fate/stay night]]』のスピンアウト作品『[[氷室の天地 Fate/school life]]』において行われた読者参加企画。 #contents() *【概要】 言ってしまえば、Fateシリーズのファンなら一度は夢想したことのある「[[オリジナルサーヴァント>サーヴァント(Fate)]]」の[[募集企画>応募キャラ]]である。 作中において第1回は文化祭の出し物として、第2回・第3回はゲーム『英雄史大戦』の新キャラクター募集企画という設定の上で募集が行われた。 (ちなみに、第1回募集時の偉人も「出来が良かったので試しに投稿してみたら採用された」という理由で作中でカード化している) ルールは「偉人名」「国籍」「能力(宝具)」を書いて応募すること。 できるのならば、その偉人のイラストをつけて送ってもよい。 対象となるのは、実在した歴史上の人物、伝説や童話の登場人物など。 本家Fateシリーズのサーヴァント召喚のルールにのっとり、神様や悪魔、他作品のキャラクター、完全な読者オリジナルの偉人などはNGとなる。 ただし、半分神様とかはOKだったり、創作作品でも昔の童話や文学なら大丈夫だったり、パロディの範疇だったら他作品の要素があってもよかったりなど、このあたりのルールはそれほど厳密ではない(本家でもそんな所があるし)。 第3回募集企画時には『[[Fate/Grand Order]]』にて神様(と、悪魔もどき?)のサーヴァントが実装されたことから、神・悪魔の投稿が解禁される……予定であったが「範囲が拡大しすぎて企画意図から逸脱する」という理由から、告知からしばらくしてやっぱりナシにされている。 しかしながら、作品があの『氷室の天地』で、作者がかの[[磨伸映一郎]]ということもあって、結果発表では最強のイメージがあるような偉人はほとんど現れず、イロモノ揃いの混沌とした顔ぶれが、ぱれっと誌上に並ぶ結果となった。 どのくらいかと言うと、曲がりなりにもFateの外伝作品の企画なのに、第1回募集企画では&bold(){円卓の騎士が1人も送られてこなかった}という点で察していただきたい。 ちなみに勘違いされやすいが、彼らはあくまで「偉人」という扱いであって&font(#ff0000){正式な英霊・サーヴァントではない}ので注意。 実際に彼らが他のFate系作品に登場したとしても、この通りの姿・能力であるとは限らないのである。 以下、採用された偉人の一部を紹介する。 全員紹介すると膨大な数になるので、作中で大きく取り上げられた偉人や、特筆すべきポイントのある偉人を挙げていく。 *【第1回】 &bold(){●ラッキー・マザー}(アフリカ) 『ミトコンドリア・イヴ』 最強存在賞(磨伸賞)受賞作。 ミトコンドリアDNAに裏付けされる「人類共通の母」の一人。彼女から「子孫」への攻撃は許されるが、子孫が「人類の祖先」を攻撃することはヒトである以上不可能となる。 最強存在賞を取っただけあってか、彼女に関してはネタ抜きで十分に強そうである。 というか、何かの間違いで彼女が登場しようものなら、「オリジナル」や「原初」と呼ばれる物ほど強大になる傾向にある型月の世界観において、とんでもない脅威と化す恐れあり(実際、彼女の能力をスケールアップさせると&bold(){後の[[ティアマト>ティアマト(Fate)]]と化す})。 よく勘違いされやすいが、「現在地球上にいるすべてのヒトの母方の祖先を辿った時もっとも近い共通祖先」であり、「最初のヒト」「当時唯一のヒト(女性)」あるいは「ヒトの進化の重大なポイント」「ヒトの特徴を決定づけた偉大なる母」ではないことには注意。当時他にもヒトのメスは群れにいたし、彼女らも子孫を作りその遺伝子は後世に残っているが、どこかの段階で子孫が誰もメスを産まなかったため、母方を辿った場合に限りイヴのみが共通祖先となるというだけなのだ。 実のところ、人類進化の研究において個体としてのイヴに特別な意味は一切ない(極端な話、誰かがタイムスリップしてイヴを繁殖前に殺害したとしても人類進化に大した影響はないだろうし、世代は前後するだろうが他の誰かがイヴになるだけである)。意味があるのはイヴのいた時(約16万年程度前)といた場所(アフリカ)であり、要するに恐らく地質学的スパンとしては非常に最近まで、人類はアフリカでずっと進化を遂げ、それから世界中に放散したことの強力な証拠となったわけである。 アニメ版では柳洞一成のサーヴァントとして登場した。クラスはランサー。 &bold(){●イブン・アル・ハイサム}(イラク) 『英知の結晶』 対人攻撃力賞(TYPE-MOON賞)受賞作。 光の屈折、影、日食、虹などの物理現象を解明する理論を発案し、カメラや眼鏡の原型を作った、人類史に残る偉大な「光学の父」。 そのカメラや眼鏡からレーザーを自在に発射する。 言うなれば最強の「眼鏡の偉人」であるが、受賞したのは磨伸賞ではなくTYPE-MOON賞。 &bold(){●関孝和}(日本) 『虎は死して皮を残し人は死して名を残す』 対軍攻撃力賞(一迅社賞)受賞作。 江戸時代の和算家(数学者)で、日本の数学史上最高の英雄的人物。 電卓すらない時代に「円周率を3.1415926535ちょいと算出」「ほぼ自力で微分法をある程度考えつく」という業績を残した男である。すげえ。 自らの名を冠せられた小惑星「関孝和」を召喚、落下させ、地球ごと敵を葬り去ることができる。同一存在である自分と群馬県は無事。 &bold(){●プラトン}(ギリシア) 『&ruby(イデア){完全なレスリングと完全なボクシング}』 古代ギリシアの哲学者。 実は若い頃にレスリング大会で何度も優勝を果たしていた強豪レスラーであったという史実にのっとり、筋骨隆々とした屈強な男となっている(見た目は[[キン肉マンに出てくる某ハワイのプリンス>プリンス・カメハメ]]に似ている)。 歴史上誰よりも人間心理の把握に長けているため、いかなる攻撃も避けてみせる。彼自身はただ近づき、殴るだけでよいという凄まじい格闘技能を持つ。 これだけならただの完成度の高いネタ偉人だったのだが、Fate/EXTRA materialの[[覚者>セイヴァー(EXTRA)]]のページにて[[菌糸類>奈須きのこ]]が、 「この人、こう見えて格闘技最強だよ。&bold(){なんとかできるのはプラトン(氷室の天地版)くらい}」 と語ったおかげで一躍、『氷室の天地』を代表する最強偉人となってしまった。 その圧倒的なインパクトを麿伸も気に入ったのか、『氷室の天地』に関係ない作品や連載百回記念の公式Twitterなどにたびたび登場したりする。 間違いなくこのページの中でも一番有名な御仁であり、型月界隈でプラトンといえばまずこのキャラでイメージされる程の人気を得ている。 アニメ版では三枝由紀香のサーヴァントとして登場した。クラスはエクストラクラスであるルーラー。ちょっと分かり辛いが、プラトンの動きに合わせてアニメの中で三枝が叫んでいる。 &bold(){●徳川綱吉}(日本) 『生類憐みの令』 犬公方として知られる江戸幕府の第五代将軍。 人間以外の全ての種族の能力を大幅に強化する。 投稿者のイラストを忠実に再現した結果、犬公方というより犬そのものと化している。 &bold(){●ネビル・シュート}(イギリス) 『&ruby(パンジャンドラム){とある紳士の決戦兵器}』 かの[[英国きっての>英国面]][[変態兵器]]「[[パンジャンドラム]]」の開発に参加し、命名者にもなった航空エンジニア兼小説家。 何を思ったのかパンジャンドラムに手足を生やして[[悪魔超人]]風の顔をつけただけという恐るべき風貌の人物にデザインされてしまった。 アニメ版では後藤劾以のサーヴァントとして登場。登場直後のタイミングまで作画がシリアス仕様だったため、妙に格好いいモンスターに見えた。クラスはバーサーカー。 &bold(){●ジャンヌ・デ・ザルモアーズ}(フランス) 『かの英雄の指揮剣』 フランスの百年戦争の英雄である[[オルレアンの聖女>ルーラー(Fate)]]……ではなく、彼女が処刑された数年後にロレーヌに現れた「自称ジャンヌ・ダルク」。 上流階級から歓待され、ロレーヌ地方の領主であるロベール・デ・ザルモアーズと結婚したため、この名で呼ばれている。 史実では偽物扱いだが、ジャンヌの兄が本物と認めているとか、本当に奇跡を起こして復活していたという話がないでもない。 &bold(){●梶川与惣兵衛}(日本) 『電柱』 徳川綱吉の治世において、かの忠臣蔵でその名を残している人物。 伝説の四十七士……ではなく、対する吉良陣営……でもなく、松の廊下で浅野内匠頭を&bold(){羽交い絞めにしていた人}。  宝具名は止める時叫んだ「&bold(){殿中(でんちゅう)でござる!}」とかけたダジャレ([[某漫画>風雲児たち(漫画)]]では電柱で浅野をどつき倒していた)。 松の廊下では常識に沿った正しい判断をしたことで幕府から褒賞を貰うものの、周囲からは「家名も命も賭していたのになぜ討たせてやらなかったのか」と非難され、「討ち入り事件」で世論が完全に浅野側になると、四十七士についでに討たれたというデマが流れるほど庶民からも嫌われてしまった。 正しい行いをしたはずなのに報われなかったという悲運の人だが、仮にも最強を決める企画になぜ彼がエントリーできたのかは謎である。 アニメ版では氷室鐘の憑依候補英霊として名前が出た。 &bold(){●ソロモン}(古代ヘブライ) 『ソロモン王の指輪』 古代イスラエル王国の王にして偉大な魔術師。 連載当時からFateファンの間で「最強キャスター候補」としてしばしば名前の挙がっていた人物であり、その実力は折り紙つきである……ハズなのだが、こちらでは王冠と唐草模様のマントを身に着け、首からオカリナをぶら下げた&bold(){[[水木しげる]]風の子供}……って&bold(){[[悪魔くん]]だこれ!} 後に『[[Fate/Grand Order]]』にてソロモン王が[[グランドキャスター>グランドキャスター(Fate)]]として登場したが、当然そのデザインは全くの別物であった。 本企画の偉人の設定が、原作世界の英霊の設定とは別物であるという好例……なのかもしれない。 &bold(){●ヤマトタケル}(日本) 『反転の衣』 &bold(){●ベンジャミン・フランクリン}(アメリカ) 『遠近両用眼鏡』 『ライデン瓶』 &bold(){●レオ3世}(ビザンツ帝国) 『ギリシャ火』 第2陣で発表された女体化偉人3名。 第1陣が男性ばかりだったので、男女平等の理念で女性率を少し高めに……という[[氷室鐘]]の意向のもと女体化された。 ヤマトタケルは女装の逸話があるからまだいいとして、フランクリンとレオ3世は100%男性のはずである(ちなみにこの二人はきっちり眼鏡装備)。 アニメ版ではレオ3世が佐伯直美のサーヴァントとして登場。クラスはキャスター。 *【第2回】 &bold(){●&ruby(れいり){黎利}}(ベトナム) 『&ruby(タン・キエム){約束された還湖の剣}』 ベトナムの後黎朝大越国の初代皇帝。 アオザイ&笠のベトナムファッションと、眼鏡&巨乳が特徴的な[[セイバー>セイバー(Fate)]]。とうとう『氷室の天地』にまで登場したセイバー顔である。 なぜセイバーなのかというと、&bold(){この人の残した逸話を一言でまとめるとアーサー王伝説になる}ため。 「湖から聖剣を授かり、侵略者(明)を撃退して王の座に就き、戦いが終わると剣を湖に還した」という活躍は、まさにベトナム版アーサー王。納得のセイバー顔である。 ちなみにファンからの呼称はまんまベトナムセイバー。 アニメ版では氷室鐘のサーヴァントとして登場。クラスはもちろんセイバー。 &bold(){●&ruby(ちょうおう){趙嫗}}(ベトナム) 『超爆乳』 中国王朝の支配からの脱却を目指して反乱を起こし、象の背に跨って呉の軍と戦いを繰り広げた、ベトナムの誇る&bold(){[[爆乳]]}の英雄。 どのくらい大きいのかと言えば、なんと&bold(){三尺}(110cm前後?)。ただし、胸囲じゃなくて&bold(){長さ}が三尺。 あまりの大きさに乳房が鎧に収まらなかったので、肩にまわしていたと言われている。 (上記の説明を聞いた由紀香の想像した絵柄は、マンガ道場で有名な富永一郎が書いた女性である。%%さすが昭和属性%%) ちなみに彼女、[[生娘であったために男に免疫がなく>ランサー(EXTRA CCC・赤)]]、[[それを知った敵が目の前で全裸になり>黄金のサーヴァント]]恥ずかしがった隙を突かれて倒されたという、型月ファン的にどこかで聞いたことのある逸話の持ち主である。 &bold(){●シャーマン将軍の木}(アメリカ) 『シャーマン・ジェネラル』 アメリカにある世界最大の&bold(){木}であり、同時に世界最大の生命体。 高さはウルト○マン二人分、重さはゴ○ラ1匹分、樹齢は2200年というまさに世界樹。 2200年間地球とリンクし続けたため、大地に帰った魂も飲み込み、彼そのものが地球のハードディスクと化しているため、様々な偉人をウッドゴーレムの形で召喚することができる。 &bold(){●スターリング・ノース}(アメリカ) 『はるかなるわがラスカル』 磨伸賞受賞作。 世界名作劇場『あらいぐまラスカル』の原作『はるかなるわがラスカル』で知られるアメリカの作家。 [[アライグマ]]を解き放つ能力を持つ。アライグマは放置すると倍々に繁殖していき、敵味方の区別なくあちこちを集団で食い荒らすようになる。 ちなみにデザインは、名作劇場風のファッションに身を包み、猫をアライグマに持ち替えた、[[どこぞの>艦隊これくしょん -艦これ-]][[妖怪猫吊るし>エラー猫/エラー娘(艦これ)]]。 ちなみに実際のアライグマももりもり繁殖するわなんでも食いやがる上に食欲旺盛だわ割と凶暴だわと、大体この説明通りの&bold(){害獣}。だからこそ外来種の中でも特に問題になっているわけで……。 マスターの皆さんはアライグマを勝手に捨てたり餌付けしたりしないようにしましょう。 &bold(){●ローウェンホルスト・ムルデル}(オランダ) 『普通のオランダ人が【お抱え技師】やってみた。』 一迅社賞受賞作。 お雇い外国人として、明治期の日本において港湾や河川の事業に携わったオランダ人土木技師。 日本の治水事業に携わった、わりと真っ当な偉人さんなのだが、宝具名の[[元ネタ>普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。]]に登場するゆるキャラ「魚心くん」の、更に元ネタの一つにあたる人であるため、さっぱりとした1~2頭身のシルエットに加えて、左手にはトライデントを持ち背中には魚を括り付けているという、魚心くんほぼそのままの後ろ姿で描かれている。 &bold(){●ディオゲネス}(ギリシャ) 『樽の中の英雄』 [[アレキサンダー大王>ライダー(Zero)]]やプラトンも一目置いたという犬儒派の哲学者。 犬のような生活を送っていたことで知られ、まともな家に住まず樽の中で暮らしていたため、「犬のディオゲネス」「樽のディオゲネス」などと呼ばれていた。 樽のディオゲネスというあだ名に凄まじい解釈とアレンジを加えた結果、巨大な樽と一体化した[[真ドラゴン]]へと変貌を遂げた。 アニメ版では蒔寺楓のサーヴァントとして登場。クラスはライダー。 &bold(){●ビゾウロ・マンガンガー}(ブラジル) 『&ruby(berimbau tocando){君の声が聞こえる}』 ブラジルのカポエイラの偉人で、本名は「マノエル・エンヒッキ・ペレイラ」。 普段は一介の船乗りであるが、アフリカ魔術の力でカブトムシなどの様々な生き物に変身し、悪徳警官と戦ったヒーロー。 銃弾すら弾く不死身の肉体を持っていたが、トゲトゲのヤシ(Astrocaryum vulgare)の鉄のように硬い木材による木製ナイフ「ファッカ・ジ・チクン」には 魔術破りの力があるとされ、不死身の力を貫いて刺殺された。 デザインはまるで[[ハイパーゾアノイドのリーダー>超獣化兵五人衆(強殖装甲ガイバー)]]のような感じで、カポエイラの偉人とかには全然見えない。 &bold(){●ミュンヒハウゼン男爵}(ドイツ) 『ほら吹き男爵の冒険』 ほら吹き男爵として知られる「ミュンヒハウゼン男爵 カール・フリードリヒ・ヒエロニュムス」。 元々はユーモアあふれる話術の達人で、空想力豊かな物語を子供たちに語り、人々を笑顔に誘う人物であったのだが、その語りを「ほら吹き」呼ばわりされた上で&bold(){勝手に}書籍化され、しかも自分が語ったわけでもない話や政治思想まで勝手に追加された。 おまけに後年「ワシ鼻の老人」のイメージが勝手に固定化された上、精神疾患に「ミュンヒハウゼン症候群」という名前を付けられるなど、どんどん余計なイメージを押し付けられていった不遇な偉人。 サーヴァントとして召喚されたら、多分、[[無辜の>ランサー(EXTRA)]][[怪物>キャスター(EXTRA CCC)]]スキルがついてくる。 デザインは[[座ったままの姿勢で跳躍する男爵>ウィル・A・ツェペリ]]。 &bold(){●メフメト2世}(トルコ) 『&ruby(ジュブナイル・ドリーム){鉄壁要塞陥落}』 オスマン帝国の皇帝にして、キリスト教世界の東の盾と言われた無敵の城塞都市コンスタンティノープルを陥落させた英雄。 トルコ風の衣装をまとったイケメンメガネ男子で、採用枠の中では珍しい正統派。 Fate的にはルーマニア領主である[[ヴラド>ヴラド三世(Apocrypha)]][[三世>ランサー(EXTRA)]]と因縁があり、『[[Fate/Apocrypha]]』でも少し語られている。 アニメ版では美綴綾子のサーヴァントとして登場。クラスはアーチャー。 &bold(){●紀伊国屋文左衛門}(日本) 『&ruby(ビタミン・ザ・ビタミン){西より喜びの果実}』 江戸時代の豪商。「蜜柑船伝説」((当時ミカンが大豊作だった紀伊ではミカンの値が大暴落していたが、あいにくの荒天で当時唯一の大量輸送ルートであった海路が使えず、江戸にはミカンが入ってこなかったため逆に暴騰していた。そんな中文左衛門は嵐の中を無理やり出港、無事大量のミカンを江戸に届けた……というもの。ただし、(偉人にはよくあることだが)史実ではないとする意見が主流のようだ))で名を上げた偉人であるがゆえに、蜜柑の力を操る特性を持つ。 デザインは完全に[[オレンジアームズ!花道・オンステージ!>仮面ライダー鎧武(登場キャラクター)]]なおじさん。 投稿者は[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]の桜井光。 &bold(){●ペレアス卿}(ブリテン) 『湖の乙女の加護』 TYPE-MOON賞受賞作。 第2回でようやく登場した円卓の騎士。 アーサー王伝説に欠かせない「湖の乙女」に一方的に惚れられた勝ち組。 強さは[[ガウェイン>セイバー(EXTRA)]]に勝って[[ランスロット>バーサーカー(Zero)]]に負ける程度だが、湖の乙女の加護でランスロットとは戦わなくなるように運命を改変。 その後、聖杯探索や[[モードレッド>モードレッド(Fate)]]の反乱で多くの騎士が倒れていく中、彼だけは普通に生き残り、乙女と共に天寿を全うしたリア充。 「円卓の騎士の中にこんな人いたっけ?」と思われるかもしれないが、円卓の騎士は作品によって&bold(){12~300人に増減する}ので何の問題もない。 (ちなみに、型月世界における円卓の騎士はアーサー王を含めて13人。メンバー構成も判明しているが、この13人の中にペレアスの名前は&bold(){ない}) デザインはTheかぼちゃワインの春助とエル。 投稿者は[[Fate/strange Fake]]の[[成田良悟]]。 桜井光のそれと異なり、ギリギリ本編に登場できそうな設定であるため「Fakeの没鯖なんじゃ?」「むしろこれからFakeに登場予定なんじゃ?」という疑惑が少しだけあったが、その後Fake4巻にてアーサー王オタクのセイバーに言及される形でちゃっかり名前が登場。円卓に数えられていないハグレ騎士という扱いになるらしい。 *【第3回】 第3回の結果発表は、それまでの「見開きでまとめて紹介」という形式に加えて、実際に作中のゲームで使われるという形式でも行われる。 採用される偉人の数も増えるため、ここでは各キャラクターのデッキに分けて紹介する。 #openclose(show=◆佐伯直美のデッキ){ #areaedit() -&bold(){対美綴戦「士気収集パワーキャラ運用デッキ」} 氷室に「パワーキャラで整えてきた」「(前衛の)3体だけでコストはほぼいっぱい」と評されるほどのパワーデッキ。 実際、前衛の偉人三人はある意味非常に[[聖杯戦争>聖杯戦争(Fate)]]映えするメンツで構成されている。 &bold(){●モリオニダイ}(ギリシャ) ギリシャ神話の英雄でポセイドンの息子の一人(二人?)で、一つの身体に二つの頭を持つ統合双生児の勇者。 かの[[ヘラクレス>バーサーカー(Fate)]]が彼を倒すために「待ち伏せて暗殺」という手段をとったほどの豪傑である。 ゲーム上では統合双生児という特徴を反映してか、2キャラ分の士気を消費して4倍の力を出すという能力を持っている。 &bold(){●コンモドゥス}(ローマ帝国) 『&ruby(ヘラクレス・コンモディア){我射殺す百頭也}』 文武に秀でた第17代ローマ皇帝。華やかなりし「紫の皇子」。 ……が、実の姉による暗殺未遂事件に加えて、最愛の幼馴染の解放奴隷であるクレアンデルが汚職事件で民衆の怒りを買い、自らの手で殺す羽目に陥るという悲劇に見舞われる。 結果、皇帝は狂い果てヘラクレスの生まれ変わりを自称、狼の毛皮を纏い闘技場で戦い続けた「狂った剣闘皇帝」となってしまった。 最愛の人を殺すという逸話のロマンスが作用してか、女体化(狼の毛皮を纏った獣人娘)アレンジがされている。 奥義の「我射殺す百頭也」は大狂化により莫大な自己バフを付与するが、士気コストをバカ食いする士気依存型の能力になっている。 &bold(){●イリヤー・ムーロメツ}(ロシア) 『&ruby(スヴァトゴール){聖なるかな天上の星}』 ロシアの叙情詩「ブィリーナ」に登場する英雄。&font(l){ [[こっちのイリヤ>イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]とは無関係}。 元は生まれつき手足が動かず、30歳まで家から出ることすらできない男であったが、3人の旅の老人から強大な力を与えられ、正教のため、国を乱す者と戦うため、弱い者を助けるために戦う者となる。 更に、旅の途中で親友となった巨人スヴァトゴールから雷神ペルーンを霊的源泉とする魔力を授けられる。 強靭な四肢を手に入れ、巨人の力と電気の力で戦う英雄ということで、[[マグネットパワーで戦うスーパーロボット>鋼鉄ジーグ]]のような身体の男となっている。 &bold(){●ジョン・フラム}(バヌアツ) 『米帝の恵み』 南国バヌアツの&bold(){「神」}。 太平洋戦争のころ、米軍の戦略拠点とされたバヌアツには、兵士のための大量の物資「&ruby(cargo){カーゴ}」が投下され、島に極端な豊かさがもたらされた。 この出来事が土着宗教と結びつき、米軍そのものを神とする「カーゴ・カルト」が誕生。ジョン・フラム(ジョン・フロム・アメリカ)は民に恵と幸福をもたらす神とされ、大戦終了後も信者たちは米軍機が再び着陸して彼らに「カーゴ」をもたらす事を願い、多くの「滑走路」を作り上げていった。 ゲーム上では「士気収集」スキル持ちのユニットで、士気を「先払い」することで一定時間後「倍額」にして戻すことができる。しかも「漂白する」という半バグ技の効果により、士気を倍々で増やし続けるとやがて士気上限値を超えてゲージが白色化していくという性質がある。 莫大な士気量を必要とする佐伯のデッキを支えるキーカードであったのだが……。 } #openclose(show=◆美綴綾子のデッキ){ #areaedit() -&bold(){対佐伯戦「好きの一念岩をも通す!!イケメン&イケオジデッキ」} かつてネット対戦で使用した「重火力アメリカデッキ」は「美青年とダンディしかいない」「明らかに実利よりイラストで選んでいる」「アメリカだけに大味なデッキ」と氷室&沙条に酷評され、実際[[ロンドン☆スター>ウェイバー・ベルベット]]を相手になんのいいとこもなく敗北していたのだが、今回はイケメン&イケオジしかいない趣味デッキの路線を保ちつつも、きっちり戦える実用的な構成となっている。 1回戦では一休宗純とアンドレアス・スチール以外は目立った活躍をしていなかったが、2回戦からは他のカードも活躍を始めている。 &bold(){●一休宗純}(日本) 『足利の大虎』 とんちが得意な小坊主ではなく史実寄りのイケオジキャラ。 奥義「足利の大虎」は屏風から虎を出しまくって攻撃するスキル。 ……が、佐伯のデッキには剣闘士がいたため「虎」など敵ではなかった。 &bold(){●アンドレアス・スチール}(スイス) 『かみはバラバラになった』 [[チェーンソー]]の発明者の一人であり、自身の名を冠するチェーンソーメーカーの創業者。 能力は[[対神宝具・チェーンソー>チェーンソー(サガシリーズ)]]による概念攻撃で、距離を無視して「神」のユニットに即死攻撃、半神設定持ちのユニットにもダメージを与える。 美綴は対「半神」くらいを想定してデッキを構築していたのだが、結果的に佐伯のデッキのピンポイントメタとして力を発揮した。 ちなみに作者曰く「一瞬だけOKだった「神枠」に対して、神を考えてくるのではなく最強のカウンターを考えて送ってきたその発想力の勝利」とのこと。 &bold(){●フォルカー・フォン・アルツァイ}(ドイツ) 叙事詩「ニーベルンゲンの歌」に登場する楽人剣士でハーゲンの親友。 フィーデル(ヴァイオリンに似た弦楽器)と剣の名手で、怒らせると血の旋律を奏でるという設定の時点でイケメン確定なイケメン。 &bold(){●ジョニー・リンゴ}(アメリカ) 別名リンゴ・キッド。開拓時代のアウトロー。 兄の仇の3人の無法者を討つため西部を旅して3発の銃弾で彼らを仕留めた。 &bold(){●サン・ニラ・ウタマ}(シンガポール) 『&ruby(ガーディアン・オブ・シンガプーラ){守護の獅子よ}』 シンガポールを発見して同地を統治した王子。 上陸の際に最初に見かけた&ruby(Singa){ライオン}が国名の由来だが、&bold(){今も昔もシンガポールにライオンは生息していない}。 -&bold(){対後藤戦「友情デッキ」} 佐伯との[[『友情パワー』をインプット>ウォーズマン]]してさらに強化されたデッキ。 後藤の[[バグ技コンボ>裏技/バグ技(ゲーム)]]に対して、切り札のジョン・フラムの半バグ技で上限を無視した士気値収集を行い本来不可能な筈の合体技を仕掛ける。 バグ技の重ね打ちによって更なるバグが発生したことで試合内容は滅茶苦茶になるもののからくも勝利。 双方バグ利用だったことと未発見バグの洗い出しへの謝礼として公式裁定でも勝利扱いとなるが、ペナルティはつけられてしまった。 &bold(){●ジョン・フラム}(バヌアツ) 『米帝の恵み』 佐伯から託された士気値収集カード。動かずして士気値を倍増させ続ける戦法を取る。 なお本大会、相当にルールがゆるいのか漂白バグに関してはまるで禁止も対策も取っていなかった。 しかしこの試合で、&bold(){バグにバグとバグを重ねたオーバーフローバグが発生した}ことで公式に禁じ手とされる。 &bold(){●一休宗純}(日本) 『足利の大虎』 &bold(){●サン・ニラ・ウタマ}(シンガポール) 『&ruby(ガーディアン・オブ・シンガプーラ){守護の獅子よ}』 1回戦では特に活躍がなかったイケオジ&イケメンだが、ジョン・フラムの士気値上限破壊によって本来は同時に使えるはずのない[[奥義を同時発動>ゴッドガンダム]]。 結果、意図的なバグ技&bold(){「一休さんの屏風からマーライオンを無限噴出」}を発生させて後藤の6万超のUFOに対抗した。 しかし画面を埋め尽くすUFOと神獣はCPUの処理能力を越えてしまいユニットもろとも消滅した。 &bold(){●ジョニー・リンゴ}(アメリカ) 1回戦では特に見せ場もなく、今回も真っ先にUFOによって撃破され城内に戻された不遇枠。 ……と思われたが城内にいたためオーバーフローバグによる戦場の全ユニット判定消滅を回避。 そのまま史実通りに3発の銃弾でケリをつけるキンボシ・オオキイを達成した。 -&bold(){対遠坂戦「偉人血盟軍:真・友情デッキ」} ペナルティによってこれまで使用したカードを禁じられたため「切り札」1枚を残してあわや失格寸前まで追い込まれた美綴。 しかし、佐伯・木下・沙条からそれぞれカードを借り受け「[[偉人血盟軍>真・残虐チーム(キン肉マン)]]」を結成。 急造のためシナジーはないもののそれぞれ打撃・回復・支援の役割が分散されたバランスのいいデッキとなった。 また対戦相手の凛には、[[本編>Fate/stay night]]プロローグで「アンタとは殺す殺さないの関係までいきそうだ!」と言い放ったものの[[別に何もなかった>ミスリード(手法)]]ため、本試合は思わぬドリームマッチである。 &bold(){●コンモドゥス}(ローマ帝国) 『&ruby(ヘラクレス・コンモディア){我射殺す百頭也}』 前戦に引き続き佐伯から譲り受けた友情のカード&bold(){「狂った剣闘皇帝」}。 デッキの打撃担当。 &bold(){●酒井玄蕃}(日本) 『破軍星旗』 木下の姐さんが1回戦でしっかり使えなかった無念から譲り受けた&bold(){「鬼玄蕃」}。人物の詳細は木下の項目を参照 奥義は自軍全ユニットにバフをかけ、敵軍には若干のデバフを与える支援系。 酒井の象徴たる旗を起点に奥義の連続使用を目論むが…… &bold(){●サヴァラン}(フランス) 『美食礼讃』 「こうしたらもっと素敵だと思わない?」という沙条のやさしみから譲り受けた&bold(){「美味礼賛」}。 回復力特化ユニットとして使用。 } #openclose(show=◆柳洞一成のデッキ){ #areaedit() -&bold(){対木下戦「低コスト日本偉人:オカルト強化デッキ」} テーマは「低コスト日本偉人デッキ」。 以前、氷室と対戦した時には「使い勝手のいい真っ当な剣豪や忍者」と「特殊能力・搦め手に特化した偉人」を組み合わせた戦法をとっていた。 今回も、偉人のラインナップから氷室たちは「森宗意軒」(魔界転生原作の黒幕)を使った魔界転生デッキを予想していたが、 その実態は切り札のトンデモ理論によって低コストユニットを超強化して戦う「オカルト強化デッキ」。 これにより勝利をつかんだと思われたが…… &bold(){●平国盛}(日本) 『壇ノ浦三種の神器』 『平家物語』等で源義経のライバルとされ、最期は敵兵二人を道連れにして入水自害した平家の猛将。一般には「平教経」として知られる。 宝具名は死没地で海に沈んだ天皇家の神器から。 &bold(){●荒木又右衛門}(日本) 『36人斬り』 日本三大仇討「鍵屋の辻の決闘」で有名な江戸時代初期の剣豪で、妻の弟の助太刀として活躍した。 宝具名は講談等で語られる敵討ち時のキルマーク数(実際は荒木等4人VS仇側11人だったらしい)。 只敵討ち後も故郷に帰れず&footnote(荒木は岡山藩(→鳥取藩)の義弟を助けるため自らの住む郡山藩を離れており、成功後鳥取藩と郡山藩の間で荒木の取り合いが発生。最終的に鳥取藩が荒木を勝ち取った。)、やっと引き取り先が決まるもその後家族に再会する前に病死。 その不遇な最期ゆえに『魔界転生』で「転生衆」となり、[[某英雄王>黄金のサーヴァント]]役の人主演の舞台版では後に[[プリヤ>Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]のダリウス・エインズワース役となる人が演じた。 ちなみに、[[柳生但馬守宗矩>柳生但馬守宗矩(Fate)]]及び十兵衛の教え子だったと言われている。 &bold(){●田宮坊太郎}(日本) 『田宮流抜刀術』 江戸時代初期にいたという讃岐の居合の達人。柳生十兵衛の弟に剣術を学び仇討を果たすもその後どうしたかは謎であり、一説には病死したともされる。 彼もその不遇さゆえに『魔界転生』で「転生衆」となり(病気説を採用)、某英雄王版では[[バーサーカー>バーサーカー(Zero)]]役の人(OVA版天草四郎)が演じ、[[某ロンドン☆スター>ウェイバー・ベルベット]]声の天草四郎に誘惑された。 荒木と田宮はまんま魔界転生の登場人物であったため、由紀香は伏せカードに「森宗意軒」があることを予想した……が、田宮坊太郎は&bold(){魔界転生の他メディア展開時除外キャラ枠に入れられがちなキャラ}なので&footnote(とはいえトータルで見ると森宗意軒も天草四郎フィーチャーの影響で除外率が高いのだが。)綾香から「魔界転生にそんな人いた…?」と返されてしまった。 なお『Fate/Apocrypha』で[[天草四郎>シロウ・コトミネ]]が登場、『Fate/Grand Order』で[[宮本武蔵>宮本武蔵(Fate)]]・[[柳生但馬守>柳生但馬守宗矩(Fate)]]・宝蔵院胤舜がサーヴァント化したので、後は柳生利厳(如雲斎)がどれかFate関連で登場すれば魔界転生の「転生衆」が勢ぞろいすることになる。 &bold(){●柏木源藤}(日本) 島津軍として関ケ原で戦い[[島津の退き口]]の際に井伊直政を狙撃し落馬させた戦国のスナイパー。 その際「我こそは川上四郎兵衛家臣! 柏木源藤!!」と名乗ろうとして 「我こそは川上シロンペロン家臣! 柏木源トツ!!」と&bold(){めっちゃ噛んでしまった人}。 ゆえにその能力は指定したキャラの呂律を乱し、奥義使用不可に追い込む封印効果。 &bold(){●牛若丸}(日本) 『五条欄干跳び』 おなじみ義経の幼少期。大人の姿ほど強くはないが、その分圧倒的な低コストが売りのユニット。 このカードは読者投稿ではなく作者によるもの。[[丸出しの痴女>牛若丸(Fate)]]ではない。 &bold(){●小谷部全一郎}(日本) 『義経=ジンギスカン説』 『日ユ同祖論』 アイヌ救済運動家であり差別解消に尽力を尽くした偉人。 ……だが、上二つのトンデモオカルト学説を提唱&著述して激しく批判された人物でもある。 彼が世に広めた珍説の効果により、牛若丸は&bold(){最高ランクライダーユニット&font(#ff0000){「チンギス・ハーン」}}に、平国盛は&bold(){ソロモン王の力を得た隠しユニット&font(#ff0000){「平教経・改」}}に変貌する((平国盛が落ち延びたという伝説が残る徳島の剣山には、古代イスラエルの秘宝・ソロモン王の聖櫃が隠されているというオカルト話がある。))。 } #openclose(show=◆角隈のデッキ){ #areaedit() -&bold(){対円城寺戦「動物デッキ」} ゲームの苦手な凛の助っ人として参戦した[[EXTRA男主人公>主人公(Fate/EXTRA)]]にそっくりな生徒会副会長。通称「月見の角隈」((ちなみに、君主名(プレイヤー名)は『フランシスコ』。))。 英雄史大戦のプレイ経験ゼロでありながら、ほかのプレイヤーの対戦を観察してカードの「間合い」を正確に把握。相手の攻撃を躱しつつ城のHPを隙なく削るという初心者にあるまじきハンドスキルを披露してみせた。 デッキは凛が適当に購入してきたものの中から即席で作った「動物デッキ」で、[[「人を食い殺すことが得意なフレンズたち」>けものフレンズ(アニメ)]]を主軸に構成された色物系ながら禍々しい内容。 &bold(){●ツァボの人食いライオン}(ケニア) 『ゴースト&ダークネス』 1898年ごろのイギリス領東アフリカ(現:ケニア)のツァボ川付近で&bold(){28人以上}の人間を食い殺した(人数に関しては諸説あり、多くて&bold(){135人~140人}とも)[[2頭の殺人ライオン>ツァボの人食いライオン]]。 「2頭の」ライオンという要素を拡大解釈(曲解)したのか、一つの身体に二つの頭を持つモンスターライオンとしてデザインされている。 &bold(){●ジェヴォーダンの獣}(フランス) 『人狩り』 18世紀ごろのフランス・ジェウォーダン地方に出没した[[狼に似た獣>ジェヴォーダンの獣]]で、&bold(){60人~100人}(最大で&bold(){113人})もの人間を襲ったとされている殺人獣。 半ば[[UMA>未確認生物(UMA)]]のような存在で、正体はオオカミともハイエナとも、はたまた「絶滅動物」や「悪魔」とも言われている。 &bold(){●穴持たず}(日本) 『羆嵐』 1915年ごろの北海道を襲った日本最悪の獣害事件「[[三毛別羆事件]]」のヒグマ。 ちなみに、「穴持たず」とは「冬眠に失敗したヒグマ」の通称。冬ごもりができず餌を探し回るために狂暴化の恐れがある。このヒグマの場合、&bold(){重さ340kg、体高3.5mにおよぶ破格の巨体}ゆえに巣穴を見つけることができなかったのだろうと推測されている。 &bold(){●玉藻の前}(日本) 『殺生石』 日本の大妖怪、[[九尾>化け狐・化け狸]][[の狐>狐娘(属性)]]。殺生石による「毒」の能力を持つ。 獣ではなくケモ耳の妖怪だが、角隈の「しゅみ」で投入されていた。[[良妻賢母>キャスター(EXTRA)]]の面目躍如か。 妖怪のため獣系カードと特に関連性はないが、それ故に獣メタの対象にならず、敵の奥義から仲間のカードを守ってみせた。 読者公募ではなく過去に作者がデザインしていたカードで、氷室も一成との対戦時に使用していた。 &bold(){●徳川綱吉}(日本) 『生類憐みの令』 第1回募集企画時の採用偉人。 奥義の効果で動物ユニットの体力・防御力を一時的に強化できるため、角隈のデッキにはシンプルながらもベストな1枚。 対戦時には偶然にも的確で完璧なタイミングで奥義が発動され、相手プレイヤーを追い詰めた。 -&bold(){対三枝弟戦「自由デッキ」} 二戦目も相変わらずの遠坂マネーイズパワーシステムで買い占めたカード群からその場で選んだ即席のデッキ。 「自由」であることが逆にテーマとも称されたが、「しゅみ」の玉藻の前を続投させたり、11巻で読んでいた「メガスト」の特集からグレイス・オマリーを選んでいたりと一応のこだわりや考えはある模様。 同じく強いテーマやこだわりを持たない普通のデッキの三枝弟とは塩試合になると予想されたが、切り札によって思わぬ反撃を受ける。 しかしガンマンの抜き撃ちのような素早い「勘」によって4枚中3枚を迎撃。そのまま攻城戦で勝利を収めた。 この勝負を経て凛は角隈の潜在能力の秘密を&bold(){「幸運」}と判断したが…… &bold(){●タフムーラス}(古代ペルシャ) ペルシア叙情詩「シャー・ナーメ」に登場する王。 動物の扱いに長けており調教して戦いにも用いるほどだが、悪魔に対しても同様で&bold(){あの[[アンリ・マユ>この世全ての悪(Fate)]]を縛って乗り物にして世界一周に出掛けてしまう}トンデモレベルの対魔獣スキル持ち。通称「魔縛王」。 三枝弟のジャンボの「ベヘモス化」に対して絶大なアドバンテージを誇り、隠匿された状態にも関わらず見事ピンポイントメタを決めた。 &bold(){●玉藻の前}(日本) 『殺生石』 最早[[時空を超えた愛>Fate/EXTRA]]による「しゅみ」で一回戦から続投された良妻賢母。 隠匿されたアーティガルに対して属性勝ちに成功した。またこの時、英雄史大戦におけるクラスが「アーチャー」ということも判明した((なお英雄史大戦におけるクラスは接近戦の「ウォリア」射撃系の「アーチャー」騎乗の「ライダー」の三種で「ウォリア>アーチャー>ライダー>ウォリア」の三すくみ。聖杯戦争よりも兵種が少ないため、アルキメデスが「ウォリア」だったりと本家以上に無茶な割り振りになっていることもある。))。 &bold(){●ディオゲネス}(ギリシャ) 『樽の中の英雄』 第2回募集企画時の真ドラゴン。 隠匿されたシルエットを撃破した。クラスは年末アニメ同様の「ライダー」。 &bold(){●グレイス・オマリー}(アイルランド) 『アイルランドプリンセス☆グラニュエールちゃん!』 その容赦ない略奪でイギリスを恐怖させた海賊女王。別名グラニュエール。 一方母国アイルランドではおとぎ話や童謡で唄われる英雄であり、英雄史大戦ではその二面性を&bold(){魔法海賊少女}として再現。そしてちゃっかり眼鏡装備。 隠匿されたレオ3世に対して不利な「アーチャー」で唯一のディフェンス失敗を喫するも、角隈のハンドテクによって上手く切り抜けた。 -&bold(){対木下戦「究極のメタ打ちデッキ」} 三戦目でも「[[目覚めた人>セイヴァー(EXTRA)]]」角隈がくじびき感覚で選出したカードと玉藻での構築デッキ。 その無作為さが木下のメタ戦法に刺さるとマキジ達は見立てるも、木下はさらにその上を行く「戦術メタ」を立てていた。 しかし角隈の構築は幸運や先読みをも超えた[[未来>瀬尾静音]][[予知>倉密メルカ]]の領域で…… 作者曰く「別に示し合わせたわけでもなかろうに偶然メタ打ちの組み合わせになってる」投稿案の採用。 &bold(){●ジョゼフ・ハッチ}(ニュージーランド) 『忌むべき溶解金』 第一次大戦時に&bold(){「ペンギンを蒸す機械」}によって200万羽のペンギンを虐殺して得た油で財を成した&font(l){[[コロンブス野郎>レジスタンスのライダー]]}実業家。 そのため一時ペンギンの数は激減するも、南極探検家や科学者の保護活動のおかげで回復。代わりに彼は破産したらしい。 鳥類系や鳥に縁のある偉人を機械に閉じ込め、味方士気値に変換する極悪能力によってニルス・オーラヴを蒸しあげた。 &bold(){●ジョセリン・ゴードン・ホワイトヘッド}(アメリカ) 『&ruby(ディスイリュージョン){非幻想殺し}』 脱出王フーディーニが「腹部を強く殴られても平気」な奇術を披露しようとした際に、&bold(){準備が整っていない状態で殴り彼を死に至らしめてしまった大学生}。 ゆえに「タネのある奇跡」を無効化してぶん殴れる逆[[上条さん>幻想殺し/イマジンブレイカー]]のような能力となった。劇中では木下のフーディーニが能力を発動させる際に腹パン一発で消滅させた。 というか最早偉人でもなんでもない一般人であるこのキャラを出している英雄史大戦も、ピンポイントメタで入れた角隈も、これを投稿してきた読者も凄すぎる…… &bold(){●グレース・ホッパー}(アメリカ) 『Harvard Mark Ⅱ panel 70』 女性初の数学博士号を持ち、プログラミング言語「COBOL」の開発にも関わったアメージング・グレース。 海軍にも入隊し、ハーバート大学でコンピュータ「Harvard Mark I」のプログラムに携わり、以降も「MarkⅡ」、「MarkⅢ」の開発に参加している。 後述する世界初のコンピュータバグに関する逸話は「MarkⅡ」の開発の際に起こった出来事。作中でも状態異常の分析と無効化でバグを排斥した。 &bold(){●玉藻の前}(日本) 『殺生石』 木下にも投入は確定と見込まれていた魂のカード。 ペンギンを蒸す機械によって蓄えられた士気を用いた奥義の毒で木下陣営を壊滅させた。 一応木下も対策として「対毒」の偉人を用意してはいたが、殺生石発動時には既に戦局は巻き返し不可能な状況と化していたのであった。 #region(◆遠坂凛のデッキ) #areaedit() -&bold(){対美綴戦「穂群原のW軍師の進言デッキ」} 3回戦が早々に終わってしまい、助っ人の角隈が目覚めなかったことで準決勝にて打ち手交替となった凛。 ペナルティを受けながらもキラキラした友情を発揮している美綴に対して、ゲーム音痴の凛に救いの手を差し伸べたのは穂群原の[[呉学人>氷室鐘]]と[[陳宮>蒔寺楓]]という暗黒軍師コンビ。 彼女達からカードと「初心者でも勝てる方法」を授かった凛がまず取った行動は&bold(){ひとの嫌がることを進んでやること}であった…… &bold(){●ヘロストラトス}(ギリシャ) 紀元前のエフェソス(現トルコ)に建てられた美しく高名な神殿・[[アルテミス神殿>オリオン(Fate)]]に「歴史に名を残したいから」という理由で&bold(){&font(#ff0000){放火}した大馬鹿野郎}。 当然彼は激怒したエフェソス市民たちにより死刑、加えて「こんな奴の思い通りになってたまるか」とばかりに彼の名を歴史から抹消する記録抹殺刑まで執行されたのだが、同時代の歴史家テオポンポスがうっかり事件と犯人について記録を残してしまい、彼の目的は果たされてしまった。 能力は敵味方に「こんなバカと戦いたくない」と思わせる全体士気低下。更に[[アルテミスに縁のある敵>アタランテ(Apocrypha)]]がいた場合、攻撃力を倍増させ防御力を低下させられる「対アルテミス系特攻」。かなりトリッキーな活用が想定されるカードである。 初手効果発動で美綴の目論んでいた戦法を根こそぎ粉砕した。氷室が由紀香と共にカードを探しに行った時に見つけたのが初出の為、氷室が授けたのだと思われる。 #endregion } #openclose(show=◆沙条綾香のデッキ){ #areaedit() -&bold(){対百武戦「美食倶楽部:回復の舞デッキ」} 8巻での[[ワカメ刈り>間桐慎二]]の際に使用したものと同様の布陣。 相手は龍造寺四天王中堅の百武だったが、[[1コマでものすごく雑に勝利した>レオパルドン(キン肉マン)]]。 &bold(){●易牙}(中国) &bold(){●北大路魯山人}(日本) 『毒舌天衣無縫』 &bold(){●ジョン・モンタギュー}(イギリス) &bold(){●マルクス・ガビウス・アピキウス}(ローマ) &bold(){●サヴァラン}(フランス) 『美食礼讃』 健啖な綾香の趣味による食文化人縛りのデッキ。 我が子すら調理する料理の鉄人・易牙を主戦力とし、スキル「募兵」によって自動でHPが回復するサンドイッチ伯・モンタギューで士気値を消耗しないで地道に嫌がらせ。 相手が奥義を発動させたところで魯山人の能力でヘイト値を稼ぎ敵の攻城進路を強制誘導して不発に追い込む。 士気値に差がついたところで食通・サヴァランの超回復奥義で「回復→攻撃→士気上昇→回復」の無敵の高速増殖炉と化す…というのがこのデッキのコンセプト。 回復の舞を完成させれば最早無敵で、堅実に強い慎二の「頼光四天王デッキ」を屠っている。 初登場が第3回募集企画以前のため、当然全員作者考案のもの。 -&bold(){対化野戦「ずいぶん鍛え直した回復の舞デッキ」} 上述の回復の舞デッキから食文化人縛りを捨てて、防御やバフといったより実用的なモノを投入した改良版。 長期戦になれば強いが自動回復能力が軌道に乗るまでの序盤は弱いという弱点を防柵によってカバー。 また化野の対抗策も、前衛と後衛を回転循環させる卓越したハンドスキル「車懸りの陣」とバフで対応し命を刈り取る形をキープ。 しかしその戦略も全て化野にとって想定内に過ぎず、後手に回されてしまう。 そんな劣勢の中、化野に大会参戦の真意を問いただすが…? &bold(){●易牙}(中国) &bold(){●マルクス・ガビウス・アピキウス}(ローマ) &bold(){●サヴァラン}(フランス) 『美食礼讃』 回復の舞デッキの中核を担う3人は続投。 龍造寺を屠った化野に小手先は通用しないということでパッシブ寡兵のモンタギューとヘイトコントロールの魯山人は外されている。 &bold(){●壱与}(邪馬台国) 13歳で卑弥呼の後を継ぎ邪馬台国を治めた少女。 「魏志倭人伝」によると卑弥呼の亡き後、邪馬台国は男王を立てたが再び国が乱れた。そこで壱与を女王にしたところ国が治まったという。 その為、英雄史大戦での能力は卑弥呼の低コスト廉価版。卑弥呼が全男性ユニットへのバフ・デバフ解除なのに対して壱与は男性ユニットへのバフは1体に留まる。 低士気値のため使い勝手も良く、易牙単体を強化して車懸りの陣を補強した。 &bold(){●ジョセフ・グリデン}(アメリカ) フランスで開発された有刺鉄線を改良し、安価での大量生産を可能にした発明家。 西部開拓時代のアメリカにとって自身の土地を牛から守るための境界は重要な意味を持ち、「悪魔の綱」と呼ばれた有刺鉄線はその役割を果たす必需品となる。 パッシブスキル「防柵・強」によってゲーム開始時に前方のみならず周囲に防柵を自動設置する回復の舞デッキの守りの要。 こちらは作者考案の偉人で何気に女体化枠。 } #openclose(show=◆氷室鐘のデッキ){ #areaedit() -&bold(){対成松戦「ワントップ偽装型:便宜を図った敵強化足止めデッキ」} 我らが氷室の天地の主人公。 単行本11巻にて閃いた「敵を強くしちゃってもいい」デッキ。 ワントップ型のデッキと思わせるもその実態は、切り札によって相手をとある状態に強化した上でその弱点を突いて動きを完全に封じる「足止めデッキ」。 一回戦では自身のデッキを探りに来た龍造寺四天王の部下にあえて情報を漏らし、相手がデッキを不利に構築し直すよう仕組むという策を披露した。 ちなみに切り札以外の偉人は第3回応募偉人ではない。 &bold(){●ブラム・ストーカー}(イギリス) 『&ruby(ドラキュリア){吸血鬼の創造者}』 吸血鬼の生みの親である怪奇小説家。一回戦の切り札。 その奥義は自身と敵味方全ての&bold(){王族・貴族の偉人を吸血鬼へと変貌させてしまう}。 当然[[吸血鬼になることで滅茶苦茶強くなってしまう……のだが、吸血鬼特有の弱点も滅茶苦茶増えてしまう>ヴラド三世(Apocrypha)]]。ついでに元々持ってる奥義も使用不可になる。 &bold(){●アタランテ}(ギリシャ) 『徒歩競争』 &bold(){●キキーモラ}(ロシア) 『労働賛歌』 &bold(){●ヴォイテク}(ポーランド) 『&ruby(カーポラル・ヴォイテク){親愛なる我らが戦友}』 『&ruby(モンテ・カッシーノ){誇り高き銃後の戦線}』 &bold(){●イスキリ}(?) 『身代わりの術』 &bold(){●ローウェンホルスト・ムルデル}(オランダ) 『普通のオランダ人が【お抱え技師】やってみた。』 切り札以外の偉人たち。イスキリは第1回募集企画時の不採用枠、ヴォイテク、ムルデルについては第2回募集企画時の採用偉人。 速度上昇のアタランテ((名前は呼ばれていないがしっかり先陣切って歩いている。))、補給の熊ヴォイテク、身代わりのイスキリ、奥義の時間延長のキキーモラ…… ……と、成松曰く「単体戦闘能力は低いものばかり」しかしムルデルの奥義には隠された効果があり…… -&bold(){その他のカード} &bold(){●プラトン}(ギリシア) 『&ruby(イデア){完全なレスリングと完全なボクシング}』 氷室の所持する高コストカード。ひむてんお馴染みの最強偉人。 一戦目のデッキには入っていなかったが、大会開始前に仲間たちの前で披露しており、使用する予定はある様子。 &bold(){●失地王ジョン}(イギリス) 『失われし大地イース』 プランタジネット朝第3代イングランド国王。 [[Fate/strange Fake]]に登場するリチャード獅子心王の弟で、王位を奪おうと反乱を起こしたり、リチャードが敵国の人質となると金を積んで逆に解放されないように試みるがいずれも失敗している。 リチャードの死後に正式に王位につくも、度重なる敗戦により多くの土地を失う。最終的に貴族はおろか、戦争による重税に苦しめられていた民からも見限られ、王権を制限される『マグナ・カルタ』に署名させられてしまう。 これらの失態により当時から現代に至るまで&bold(){「英国史上最低の王」}として認識されており、彼以降に英国でジョンを名乗る王は存在しない。また[[ロビン・フッド>アーチャー(EXTRA)]]の物語における悪政を敷く王はジョンというのが最もポピュラー。 しかし重税に関してはリチャードの度重なる外征のツケでもあり彼だけの責任ではない。むしろ最近ではリヴァプールを自由都市として栄えさせたり、マグナ・カルタが立憲君主制の基礎となったことから再評価される面も多い((最も『マグナ・カルタ』に関してはジョン自身が望んで調印したものではない上に、彼の息子の代にもなると効力を失っていった。再び注目されるようになるのは17世紀のピューリタン革命の時。絶対王政に対して民衆が人権を主張する「武器」としてである。))。 英雄史大戦では[[ファルコム学園>みんな集まれ!ファルコム学園]]の教師みたいな外見をしており、攻撃されると真下のフィールドが消滅する[[ラスボス級の能力>イースI]]を持つ。&bold(){「失地王」ってそういう意味じゃねーから!!}((多くの領地を失ったことから「失地王」と呼ばれるようになったというのは誤訳による俗説で、出生時に父ヘンリー2世から領地を与えられなかったため「欠地王」と呼ばれたというのが実際の由来らしい。)) 3回戦「[[&color(red){殊の軍団}>南斗五車星(北斗の拳)]]」を相手に使用。フィールド消失効果を利用した氷室十八番の「足止め戦法」によって早々に勝負を決めた。 } #openclose(show=◆ミステリアスパートナー「木下」のデッキ){ #areaedit() -&bold(){対柳洞戦「マイナー日本偉人:わりとギリギリでセーフデッキ」} 大会優勝候補の「龍造寺」の取り巻き「龍造寺四天王(5人いる)」の一人。ぱっと見ちんまい少女だが実は&bold(){23歳の合法ロリ}。 チームメイトからは「姐さん」として慕われている。 一成の初戦の相手であり、彼と同じく日本偉人デッキを使用してきており、一成のデッキよりも更にマイナーな偉人を使用している。 ……が、その実態は「環境を読む」ことを武器にする情報力重視のプレイヤーで、%%23歳が%%ゲームセンターに入り浸って流行の戦術や多用されているデッキを把握をしている。特徴的なプレイヤーのチェックもしており、集めた情報を基に「メタデッキ」を構築することを得意としている。 &bold(){●小栗忠順}(日本) 『徳川埋蔵金』 江戸末期の徳川幕府勘定奉行で、「上野介」という縁起でもない称号持ち。アメリカ渡航経験のある経済の達人であり、弓や鉄砲の名人でもあったらしい。 が、幕府降伏後クビになり田舎に隠棲したらなぜか明治政府に連行され処刑。理由が未だに不明なため「幕府の資金を隠匿した」説等がささやかれた。 これがいわゆる「徳川埋蔵金」の伝説。「金の掛る工業施設を建てた小栗に埋蔵金隠す余裕0だったろ」と否定されることが多いが。 能力は小さな防御陣の構築で、この陣があるかぎり埋蔵金の莫大な資金により城の耐久度にボーナスが発生する。 更に、奇門遁甲を駆使して埋蔵金を隠したという逸話と、今現在も発見されていないという事実から、陣の隠蔽性は凶悪になっており、ランダムに設定された「正しい方角」からでないと陣への侵入と破壊は不可能になっている。 &bold(){●中橋基明}(日本) 「二・二六事件」の主犯の一人。 赤いマントを好んで着用していたことから、&font(#ff0000){「怪人赤マント」}の[[都市伝説]]ルーツの一人だとされている。 加えて、「赤マントの都市伝説はどう伝播するかを調査するために旧陸軍情報部が流布したもの」「噂の伝播速度は列車張りの速度であった」という更なる都市伝説まで存在している。 これらの逸話から速度特化型のアーチャーとなっており、打撃力は低いながらも驚異的なスピードで行動することができる。 &bold(){●酒井玄蕃}(日本) 『破軍星旗』 戊辰戦争にて新政府軍相手に奮闘し「鬼玄蕃」と恐れられた庄内藩士。指揮力と詩読みの才を兼ね備えた若者で、奥義名は実際に掲げていた軍旗から。 奥義を使用しようとするも柏木源藤の奥義で不発にされる。 ちなみにモデルも、新政府軍の味方久保田藩へ王手をかけた所で故郷が孤立無援と聞き、やむなく撤退したという。 余談だが彼の故郷鶴岡市では、彼の死後街の名産として柿を開発した弟の方が目立っていたりする。 &bold(){●高橋泥舟}(日本) 『無銘槍』 神槍と謳われた槍の達人であり、勝海舟、山岡鉄舟と並んで「幕末の三舟」と呼ばれている人物だが他の二人と比べて認知度が低い。故に能力の『無銘槍』により相手の認識の外から攻撃が可能。 &bold(){●三田村鳶魚}(日本) 『&ruby(マーブルブロークンボム){幻想破壊爆弾}』 大隈重信爆殺計画にも加担したことのある人物。出所後は江戸学の研究家に転身。 大物歴史小説家の間違い描写を微に入り細を穿って指摘するようになり、これにより「時代考証」のジャンルを確立させた人物となった。 その奥義は、&bold(){歴史的に間違いな描写・能力を有する偉人の能力を無効化し弱体化させ、正しい場合は強化する}というもの。 このゲームそのものの全否定のような奥義だが「敵味方無差別に適応」「強化は味方が1.5倍だが相手は2倍」「創作物の偉人は保留(強化も弱体化もない)」と色々と扱いづらい。 これにより一成の「オカルト強化デッキ」を弱体化させて逆転勝利した。%%柏木源藤も否定してやれよ%% -&bold(){対角隈戦「刻のデッキ」} 1回戦で主君と他の四天王が諸共に討ち死にしたことで&bold(){「史実どおりになってしまった人」}。 ランダムなキャラ選出によりメタ戦法が取りづらい角隈が相手だったが、これまでの対戦を見た上で「消極プレイ派」「玉藻好き」と分析。 消極プレイに対しては時間経過で強化・攪乱を行う偉人、玉藻に対しては奥義への「対毒」偉人を投入する&bold(){戦術メタ}を決行。 本来ならば角隈が時間をかけている間に逆転不可能な戦力差へと変貌を遂げている筈だったが…… &bold(){●ニルス・オーラヴ}(イギリス) 『約束された昇進の件』 イギリスのエジンバラ動物園で飼育されるオウサマペンギン。 ベルギー陸軍のニルス・エーギリン中尉が同園を訪れた際にペンギンを部隊のマスコットにすることを打診。1972年の部隊来訪時に正式にニルス・オーラヴ上等兵として就任した。 その後もベルギー軍が祭典の為に来訪する度に昇進を重ね、1世が死んだ後もその子孫がマスコットを受け継ぎ昇進を続けている。現在は3世が准将にして騎士号持ち。 本試合でも戦場で健在な時間だけ順調に昇進してパワーアップするはずだったが&bold(){ペンギンを蒸す機械によって二階級特進を遂げる}。 &bold(){●グレース・ホッパーの蛾}(アメリカ) 『&ruby(シュレーディン・バグ){名前ある怪物}』 コンピュータの不具合を意味する『バグ』の語源とも言える蛾。 機械の不具合を意味する「バグ」という言葉自体はコンピュータ以前の[[エジソン>トーマス・エジソン(Fate)]]の手紙からも確認されているが、この蛾は1947年にハーバート大学のコンピュータに侵入して実際に不具合を起こした。 それをコンピュータ開発者の一人であるグレース・ホッパーが日誌に&bold(){「実際にバグが見つかった最初の例」}として貼り付け、コンピュータバグは概念として定着した。 よって英雄史対戦での能力は「意図的なバグ」。場に残るだけで強力なバフ・デバフやフィールド置換能力を巻き起こす脅威は氷室たちに『&ruby(ビースト){[[人類悪>ビースト(Fate)]]}』と評された。 しかしよりにもよって角隈はこの蛾を特攻対象とする名前の由来の人物を保持していた。 &bold(){●脱出王フーディーニ}(アメリカ) 『メタモルフォーゼ』 米国の奇術師で特に縄抜けや脱出術を得意としたことから「脱出王」の異名を持つ。 また一時オカルトに傾倒するも、マジシャンの観点から当時のインチキ心霊術を見抜き一転サイキックハンターにもなったこともある。 トランクに入った状態から外の助手と一瞬で入れ替わる「&ruby(メタモルフォーゼ){完全変態}」と呼ばれるマジックは十八番。 捕らえられたニルス・オーラヴを助けるために能力を使おうとしたところをジョセリンに襲われ史実の再現となってしまった。 その他、2名の偉人が確認できる。その内の1名はシルエットと「対毒」の偉人ということからおそらく[[ナイチンゲール>ナイチンゲール(Fate)]]((英雄史大戦での彼女の能力は「毒・ウイルス状態のユニットにのみ使用可能な回復・士気向上。ただし毒・ウイルス状態は治らない」というピーキーなもの。))。 } #openclose(show=◆ミステリアスパートナー「円城寺」のデッキ){ #areaedit() -&bold(){対角隈戦「メタにメタを重ねた完全封殺デッキ」} 大会優勝候補の「龍造寺」の取り巻き「龍造寺四天王(5人いる)」の一人。どこかのゲーム漫画に登場しそうな風貌をしている。 木下の得意とする情報戦をさらに重要視しており、配下を使って徹底して対戦相手の情報を掴み「完全なメタデッキ」を構築して戦う。 角隅の「動物デッキ」の情報を得て「対動物デッキ」で挑むのだが…… &bold(){●ジム・コルベット}(イギリス) 『グレートハンティング』 「世界の人喰い人数の多い獣ベストテン」の内4匹も殺害したイギリスのハンター。 その能力は「対獣」。動物ユニットであればクラスに関係なく圧倒的優位に立てる。その奥義は動物ユニットを即死させる。ただし妖怪(獣の化生)は範囲外。 &bold(){●シートン}(イギリス) 「シートン動物記」で有名な博物学者。 「[[狼王ロボ>新宿のアヴェンジャー]]」を仕留めた逸話から「対狼」のスキルを持ち合わせている。 読者投稿の偉人ではなく作者の手によるもの。 &bold(){●山本兵吉}(日本) 『羆殺しの二段撃ち』 [[三毛別羆事件]]のヒグマを仕留めた伝説のマタギ。 「対熊」の能力を持つことに加え、ヒグマを仕留めた際の正確かつ迅速な二発の射撃の逸話から「気配遮断状態から放つ「一発目」が対象に命中した場合、「二発目」の命中は確定事項として成立する」という因果逆転の奥義を持つ。 第2回募集企画時の採用偉人。 } #openclose(show=◆龍造寺四天王筆頭格「成松」のデッキ){ #areaedit() -&bold(){対氷室戦「信念を曲げて構築したメタ王侯貴族デッキ」} 大会優勝候補の「龍造寺」の取り巻き「龍造寺四天王(5人いる)」の一人でリーダー格。実は有力市会議員の息子。 本来は「プレイングで勝つ」事を好むが、優勝候補筆頭の龍造寺はまさかの敗退、四天王も木下以外全滅((残り二人の「百武」は綾香に、「江里口」は[[ひび>日比乃ひびき]][[ちか>桂木千鍵]]コンビに一コマで瞬殺された。成松によると元からあまり強くなかったらしい。))と後のなくなった四天王の名誉の為に、不本意だが円城寺の配下が強引に得てきた情報でメタデッキを組むことに。 だがその情報は氷室の罠でありそれに見事ハマってしまい完封負けをしてしまう。敗北後は氷室に意図せずとも結果的に卑劣な手を使った事を謝罪する漢を見せた。是非とも本来のデッキで再戦してもらいたいものである。 &bold(){●フリードリヒ2世}(イタリア) 第六回十字軍でエルサレムを交渉で無血奪還した第13代神聖ローマ皇帝。 「世界の脅威」とまで評された天才で、異文化にも興味を示すその知的好奇心で法律・科学・薬学・文学と多岐に渡って発展させた。 しかしあまりに近代的すぎるその思想は教皇派から異端視されてしまい、前述の活躍があるにも関わらず3回も破門されている。 &bold(){●アルフォンソ9世}(スペイン) 『&ruby(エル・レイ・デ・バボッソ){刮目せよ!これが王の怒り!}』 イライラするとよだれを垂らす癖があったことから「&bold(){よだれ垂らし王}」という不名誉極まりない異名を持つレオン王。 隣国のカスティーリヤと何度も小競り合いを起こしてはよだれを垂らしていた。息子のフェルナンド3世をカスティーリヤ王に就かせ、自身の死後にレオン王も継がれたことで二国はやっと統合した。 外見のモデルは[[兵藤会長>帝愛グループ]]。 &bold(){●アメンホテプ4世}(エジプト) 古代エジプト18王朝のファラオ・アクエンアテン。ツタンカーメンの父でもある。 王を超える権勢を持つ神官からの独立と狂信から、唯一神アテンのみを信仰する一神教を掲げて何も無い荒野を「アケトアテン」として遷都した。 しかし神官はおろかそれまで多神教を信じてきた民衆からの反発も大きく、新都は一代で打ち棄てられ信仰も元に戻った。 &bold(){●アショーカ王}(インド) 『&ruby(ダルマヴィジャーヤ){末法まで巡る救世の法}』 古代インドをほぼ統一したマウリヤ朝マガダ王国3代帝王。 元々は武力によって覇を唱えて領土を拡大させる覇王だったが、カリンガ戦争で多くの犠牲を出してから改心。 &ruby(ダルマ){法}によって人道を唱えて平和的に統治する聖王となる。 手に持つ柱は仏教を伝える碑文を刻んだ獅子柱頭の王柱で各地に建立していた。 氷室のデッキの切り札に対抗した王侯貴族の偉人たち。しかし氷室の策により全員が行動不能に陥りさらに奥義も使用不可になりそのまま敗北した。 } #openclose(show=◆三枝弟のデッキ){ #areaedit() -&bold(){対角隈戦「バランスのいい普通のスタイルのデッキ」} 2巻で氷室に英雄史大戦でのマナー違反を繰り返していた[[ワカメ>間桐慎二]]の退治を[[姉>三枝由紀香]]を通して依頼した小学生(本名不詳)。この件を機に氷室たちは大戦ゲーマーとなるので、ある意味英雄史大戦篇のきっかけ。 大会開始前に小学生男子特有のホビーに対する情熱と年上お姉さんへの憧れをマキジに買われて、凛の助っ人として呼ばれたが[[&bold(){一緒に帰って友達に噂とかされたら恥ずかしい}>藤崎詩織]]ということで断わっている。そのためトーナメントで当たった時には気まずさを感じながらも、角隈への対抗意識を目に見えて燃やす初々し味を見せた。 デッキは特にテーマや強いこだわりは持たず「ウォリア」「アーチャー」「ライダー」の三属性全てを入れたバランスの良いオーソドックスなもの。しかし一回戦を突破した実力は伊達ではなく、ハンドスキルで勝る角隈を相手に切り札による奇襲を仕掛け薄氷の闘いに持ち込んだ。 &bold(){●レオ3世}(ビザンツ帝国) 『ギリシャ火』 年末アニメでも大活躍した第1回募集企画時の偉人。クラスは「ライダー」。 一回戦でもフィニッシャーとして活躍していたためメインアタッカーと思われる。 &bold(){●アーティガル}(イギリス) 『&ruby(クリセイオー){絶対無敵雷神剣}』 エドマンド・スペンサー著『妖精の女王』5章の主人公。クラスは「ウォリア」。 女神アストレイアに育てられた騎士で、黄金の剣「クリセイオー」を振るい、冒険の果てに暴君グラントートーを打ち倒して姫を救うという紛れもない正義のヒーローである。 カードのビジュアルも正統派ヒーローめいているが、「クリセイオーが雷神(ゼウス)所縁の品」といった要素のおかげか、よく見ると剣と鎧が[[小学生の操縦する>絶対無敵ライジンオー]][[スーパーロボット>ライジンオー(機体)]]のそれになっている。 &bold(){●ジャンボ}(仏領スーダン) 『&ruby(jumbo!jumbo!!){それは、途轍もなく大きかった}』 サーカスの生みの親であるP・Tバーナムが「史上最大のショウ」の目玉としてロンドン動物園から買い取った「史上最大の象」。 「巨大」を意味するジャンボの語源であり、英雄史大戦での能力は「巨大化」による攻城能力強化。 巨大の概念そのものの獣であるが為に巨大化に際限はなく、最終的に象の悪魔&bold(){「ベヘモス」}と化す。 &bold(){●エティエンヌ・ド・シルエット}(フランス) 『型取り写し記す万象』 ルイ15世の下で財務大臣を務めたブルボン朝の貴族。クラスは「アーチャー」。 七年戦争の影響で財政難だったフランス政権で倹約を推奨し、高い絵の具を使わずに切り絵によるシンプルな影絵の肖像画を編み出した。これが「シルエット肖像画」で彼はその語源である。 よって能力は「シルエット化」。ゲーム画面の自軍カードを黒く塗り潰して隠匿する。 三枝弟の切り札であり4枚のカードの属性を伏せた特攻コンボを仕掛けた。 } #openclose(show=◆化野菱理のデッキ){ #areaedit() -&bold(){対沙条戦「突破・相殺・強化・突進デッキ」} 「[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿>ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]」で暗躍している時計塔法政科の魔術師。&bold(){眼鏡}和服美女。 第5次聖杯戦争のもみ消し役として以前より保険医の「笠間先生」として登場していたが、英雄史大戦キャラバンで優勝候補の龍造寺をあっさり破りひむてん本編へまさかの本格参戦を果たした。 チャンピオンを倒したその実力は本物でカードの特性を完全に理解したプレイング、戦況を読み解く観察眼、非常に高度なハンドスキルを持ち合わせた強敵。 [[魔術師>遠坂凛]][[2名>沙条綾香]]が出場している大会に参加しており、また英語で何者かと通話をして大会の状況を逐一報告しているようだがその目的は不明。 凛は大会に別の魔術師が参加している可能性を挙げそちらが化野の本命と推測しているが、[[戦いながら魂を共鳴しあって真相を聞き出した>ニュータイプ(ガンダムシリーズ)]]綾香はゲームの最中に思わず崩れ落ちた。 &bold(){●グレンデル}(デンマーク) 『&ruby(アントゥルー・フィギュア){虚像映す鏡像}』 最古の英文学「ベオウルフ」で勇者ベオウルフと肉弾戦を繰り広げた[[カインの末裔の怪物>グレンデル(ベオウルフ)]]。 タイマンの結果片腕をもがれ撤退。母親と共に復讐を試みるも今度は[[フルンディング>フルンティング]]によって母子共に討ち果たされた。 その姿は原典では巨人だが、時期や訳によって水魔や竜と描かれ方がまちまち。英雄史大戦ではなんと&bold(){ドラゴン系JK}である。 [[FGO>Fate/Grand Order]]では姿に諸説あることを「変身能力を持つ不定形の怪物」と解釈していたが、奥義名から察するにこちらも似たような能力によってJKなのだろう。多分。 非常に見えづらいが龍造寺戦でも使用していたのが確認できる。 &bold(){●ハンニバル・バルカ}(チュニジア) 『軍神の霊峰踏破』 カルタゴの将軍にして「ローマ史上最大の敵」として名高い[[世界最高峰の戦術家>ハンニバル・バルカ]]。 第2次ポエニ戦争での当時不可能と思われたアルプス越えを果たしての大奇襲は[[ナポレオン>ナポレオン(Fate)]]にも影響を与えている。 それどころかカンナエの戦いでの包囲殲滅戦術は&bold(){紀元前の作戦でありながら現代の軍の教本にされている}ほどに完成度が高い。 政治にも優れており、ザマの戦いでハンニバルの戦術を徹底して研究したスキピオ・アフリカヌスに敗北し、莫大な賠償金を課せられても行政改革に着手し見事返済に成功した。 リアルチートに数えて差し支えないが、そのチートさはローマに危機感を募らせ国力を上げてのハンニバル潰しに本腰を入れさせてしまう。国内からも強引な改革への反発が起きたことで逃亡生活を余儀なくされた。その最期は自殺だったという。 前述のアルプス越えに由来する防柵無効化攻撃でグリデンの有刺鉄線を&font(#ff0000){突破}した。 &bold(){●斎藤実盛}(日本) 『サネモリ害』 源平合戦期に活躍した武将。元は源氏方だったが平治の乱の後は平氏に仕えている。 大蔵合戦の際に幼少の木曾義仲を匿い逃がしていたが、篠原の合戦で成長した彼と敵として再会。討ち死にを遂げる。 「最期こそ若々しく戦いたい」との想いから白髪を黒く染め上げており、義仲も首実検の際にすぐには実盛と認識できなかったが、髪を洗わせたことで着色が落ちそこでかつての恩人を殺めたことに気付き慟哭したという。 以上が平家物語に伝わる「実盛最期」だが、別の伝承では馬が稲に足をとられてつまづいたところを討ち取られたことを恨みに思い、害虫(ウンカ)に転生して稲を食い荒らすようになったというものがある。&font(#d3d3d3){落差…} 英雄史大戦では&bold(){後者の害虫化伝説が能力として採用}されてしまい、周囲の敵HPを徐々に削る災厄となる。そのスリップダメージによって相手の自動回復能力を&font(#ff0000){相殺}した。 &bold(){●壱与}(邪馬台国) 奇しくも綾香同様に投入していた男性バフユニット。 こちらは易牙をふきとばすためにソラキチを&font(#ff0000){強化}させた。 ちなみに2Pカラーのため、[[褐色少女>クロエ・フォン・アインツベルン]]となっている。 &bold(){●ソラキチ・マツダ}(日本人) 『フェイマウス・ビリー・ゴート・ラッシュ』 松田幸次郎。元は力士だったが明治16年にアメリカのプロモーターからスカウトを受けて渡米、日本人初のプロレスラーとなる。 なおソラキチのリングネームは四股名の「寅吉」の読み間違いとされる。 その強力な「ぶちかまし」は羊の頭突きに例えられ、原初のプロレス王ウィリアム・マルドゥーンを打ち破るほどだったという。 そんなプロレス神話創世記時代に刻まれたSUMOUによる奥義は、一定距離を爆走して接触した相手をふきとばす&font(#ff0000){突進}。作中では易牙を車懸りの陣から離脱させた。 強力な能力だが当たる角度が悪いと相手を後退させるだけの無意味技になってしまうピーキーさのため、使う側には相当のハンドスキルが要求される。 &bold(){●???}(-) シルエットだけで登場した化野陣営の6騎目。 そのシルエットと通信で話していたであろう[[時計塔のゲーマー>ウェイバー・ベルベット]]の存在から推測される真名は[[アレキサンダー大王>ライダー(Zero)]]。 -&bold(){その他のカード} &bold(){●メアリー・スー}(?) 『デウス・エクス・マキナ』 1973年に出版されたスタートレックの同人誌「Menagerie」2号に掲載された二次創作小説に登場するオリジナルキャラクター。 階級は大尉で最年少かつ最優秀。原作キャラそっちのけで活躍するが、クルー全員から尊敬と愛を寄せられ、劇的に死んで惜しまれるという作者の理想の体現のような存在。 なおこの小説、ページにしてわずか半ページ。当時のファンジンに溢れていた&bold(){「ぼくの考えた最強のオリキャラ」への皮肉と警鐘を込められて作成された}。 今日においては二次創作に対する概念として定着しているが、その分類や定義は解釈が分かれておりレッテル貼りになりかねない危うさもある。より詳しい解説や注意点は[[こちら>メアリー・スー(創作)]]も参照。 3回戦「[[&font(green){風邪の旅団}>南斗五車星(北斗の拳)]]」に対して圧倒的な強さを見せつけ瞬殺した。 } #openclose(show=◆後藤劾以のデッキ){ #areaedit() -&bold(){対美綴戦「20世紀の魔術師デッキ」} ひむてんでは最早準レギュラーな柔軟性の男。当初は[[串カツの合間にキャベツを食べてそうな悪魔超人>サンシャイン(キン肉マン)]]のコスプレをしていたが対戦相手に感化されるごとに&bold(){画風が変わる}。 1回戦では対戦相手の歴史狂大作(本名&bold(){たかし})のカードが規定外だったことによる不戦勝、そして2回戦は大作に感化された状態で&ruby(ムーンサルト){月面宙返}りを披露して本人もよくわからないまま勝ち上がった。 2回戦の対戦相手が&bold(){ショック・サイエンスな人物}だったのか、その影響を受けて近代の魔術師縛りのオカルトデッキを組んでいる。 しかしこのデッキの本質はバグ技をも最大限活用した極悪コンボであり、陣営を全く動かさないまま&bold(){65534機}の円盤による物量攻撃を仕掛ける。 &bold(){●アレイスター・クロウリー}(イギリス) 『&ruby(ペルデュラボー){われ耐え忍ばん}』 [[ラノベ>アレイスター=クロウリー(とある魔術の禁書目録)]]や[[漫画>D.Gray-man]]等にも登場するほどに知名度の高い[[近代の魔術師>アレイスター・クロウリー]]。トート・タロットの製作者でもある。 自身の守護天使から告げられた言葉を「法の書」として書きとめ、独自の宗教『セレマ』を提唱。 しかし麻薬や性交による儀式を執り行う教義は危険視され、信者から死者も出したこともありマスコミから&bold(){「世界で最も邪悪な男」}と評された。 オカルト界隈でも屈指の有名人であり、ウィンストン・チャーチルとも繋がりナチスのイギリス上陸を魔術を用いて防いだというトンデモ説まである。 奥義名は彼の魔法名でその名の通り防御力増加効果を持つ。彼の有名な「両手を頬まで上げて手の甲を見せたポーズ」が空手道に古くから伝わる&bold(){守りの型}・&ruby(サンチン){三戦}っぽくアレンジされているのもつまりそういうことだろう。 &bold(){●ヴォルフ・メッシング}(ソ連) 『&ruby(Мастер и Маргарита){巨匠とマルガリータ}』 ソヴィエトで暗躍した魔術師であり、読心術師であり、預言者であり、催眠術師。 ヒトラーの死を予言してゲシュタポに捕まるも催眠術を駆使して脱出した、興味を持ったスターリンから催眠術テストを受けた等の伝説を持つ。 奥義名はメッシングをモデルにしたとされるヴォランドという人物が出るミハイル・ブルガーコフのロシア文学に由来。催眠術で攻撃と防御を入れ替える。 容姿は振り子でストリングプレイスパイダーベイビーをする[[指パッチンおじさん>十傑集]]。 &bold(){●ゲオルギイ・グルジエフ}(アルメニア) 『スイッチ・オーバー・ザ・クンダバッファー』 20世紀最大の神秘思想家と呼ばれる舞踏家。父から「[[ギルガメシュ叙事詩]]」を聞かされ神秘へと傾倒し、各地を巡礼して「超人思想」へ目覚める グルジエフの超人思想は人間が自身の失敗を正当化する「&ruby(クンダバッファー){緩衝器}」を取り除き、真の自分自身と向き合いコントロールすることでより高次の思想へ至り覚醒するというもの。 一説にはヒトラーにも面識があり、ヒトラーは彼を本物の「超人」と認めて恐れたとされる。 作中ではクロウリー、メッシングとのバグ技コンボにより防御力が&bold(){規格外の「65534」}となる。更に彼の奥義は防御の数値分味方の奥義を強化するというもので…… &bold(){●カール・ハウスホーファー}(ドイツ) 『ヴリル・ヤ・ゲート』 ナチス・ドイツと関わりを持った地政学者で「ヒトラーの悪魔的天才」と呼ばれた参謀でもあったという。 地球の地下奥深くにあるとされる理想郷「シャンバラ」を目指し「ヴリル協会((ブルワー・リットンのSF小説「ヴリル:来るべき種族」に由来。ハウスホーファーはこの小説内に登場するヴリル・ヤという旧種族の末裔がいる世界こそシャンバラだと本気で信じた。))」を設立。ヒトラーやナチス高官も入信して失われた超エネルギー『ヴリル・パワー』を求めた。 またナチスが所持していたとされる空飛ぶ円盤「ハウニブー」の動力はヴリル・パワーだったとも言われている。 よって能力は円盤の召喚。作中では後藤のバグ技コンボの末、&bold(){65534機もの円盤}を襲来させるが…… } #openclose(show=◆その他){ #areaedit() &bold(){●キャリー・ネイション}(アメリカ) 『&ruby(クライスト・ブルドッグ・ハッチェテーション){主の忠犬振るう粉砕の鉞}』 由紀香の「おばあちゃん」の偉人という発想から氷室が見つけてきた[[おまえのようなババァがいるか>でかいババア(北斗の拳)]]案件なカード。 20世紀初頭のアメリカで活躍した&ruby(ハチェット){まさかり}の偉人。 最初の夫がアル中だったことから禁酒主義活動を行っていた彼女だが、あるとき「何かを手に取り酒場を粉砕せよ」という神の啓示を受けたことから右手にまさかり、左手に聖書を持ち賛美歌を歌いながら酒場を粉砕する恐るべき人物に変貌。 これが当時のアメリカ人の間でバカ受けし、罰金や保釈金も全て払えるようになったので、誰にも彼女を止められなくなった(当時のアメリカでは酒によるトラブルを問題視する風潮が高まっていた。結果、辿り着いたのがいわゆるアメリカ禁酒法時代)。 基本スキルは「酒」に縁のある偉人のステータスを大幅に下げる「禁酒」。更に、カンザスで酒場を破壊した際更に竜巻も襲来したという逸話から、奥義はまさかりで竜巻を起こすという縦横無尽すぎるもの。 &bold(){●ドヴォルザーク}(チェコ) 『&ruby(キャンプファイヤー){遠き山に陽は堕ちて}』 「新世界より(交響曲第9番)」などで知られる作曲家。 しかしながら「機関車がもらえるなら自分の曲など全部くれてやってもいい!」と宣うほどの&bold(){重度の[[鉄オタ>鉄道愛好家(鉄道オタク)]]だった}という事実から、機関車とパイプオルガンが融合したかのような[[勇者特急ロボ>マイトガイン]]と化して「定刻通りにただいま到着!」してしまった。 } *【惜しくも不採用となった偉人】 **第1回 &bold(){●た○駅長}(日本) 『駅長代理』 &bold(){●[[パウル>パウル(タコ)]]}(ドイツ) 『審判の旗』 &bold(){●[[はやぶさ>探査機「はやぶさ」]]}(日本) 『&ruby(ミネルヴァ){女神の使い魔}』 100%採用域だったけど、さる事情から没になった猫とタコと探査機。 不採用になった理由は&bold(){「Fate本編の時代よりも未来の存在だから」}。 「連載時の最新ネタを散々パロディにしているのに、今さらかよ」とセイバー達に突っ込まれることとなった。 &bold(){●イスキリ}(?) 『身代わりの術』 神の子にしてかの聖杯に最も縁深き例のあの人………の身代わりに処刑された彼の弟。 ちなみに出典は&bold(){日本は青森に伝わる}伝承から。なお、ご本人は青森の&ruby(へらい){戸来}村にまでたどり着き、106歳まで生きたという。 いわゆる竹内文書のトンデモオカルト学説の一例ではあるのだが、戸来村(現・新郷村)では毎年「キリスト祭」が開催されナニャドヤラ踊り((「ナニヤドヤラー、ナニヤドナサレノ~」と意味不明な節回しで伝わる盆踊り唄。一応ヘブライ語で神を讃える詞になるという説もあるが誰も本来の意味は知らない。))が披露されるくらいに&bold(){なじんでいる}。 だがその後、上述の通り第3回にて氷室のデッキにこっそり使用されている。不採用とは……しかし後述のブルーマーもアニメに出れてるしまぁいいか。 &bold(){●アメリア・ジェンクス・ブルーマー}(アメリカ) 『ブルマ』 女性の新装備ブルマを提唱した女性解放の偉人。 結託したわけでもないのに&bold(){彼女に複数票入る}という、この漫画の読者たちの豪傑ぶりを実証した。 2017年のFGOとのコラボ短編アニメでは氷室鐘を介した英霊として登場することとなった。 **第2回 &bold(){●ティブルス}(ニュージーランド) 『種の絶滅』 ニュージーランドのスティーブンス島の入植団に飼われていた飼い猫。 ある時、この猫が見たこともない新種の鳥(スチーフンイワサザイ)を狩ってきたのに気付いた入植団は喜んで調査を開始。 ティブルスが次々とこの新種の鳥を狩ってきてくれるため、サンプルも順調に増えていった。 ……が、生きたサンプルを探す段階になって、新種の鳥はティブルス(と、その子供たち)に&bold(){狩りつくされた}後だったということが判明。 故に、「種の絶滅」という最強最悪の宝具を持つ怪物と相成った。 十分に採用枠であったのだが、投稿者が&bold(){住所氏名を一切明記していなかった}ため、惜しまれながらも不採用。気を付けよう。 &bold(){●TOM}(アメリカ) 『絶対の不死者』 &bold(){●ル〇先生}(日本) 『運命改変演算者』 どんな致命的なダメージを受けても次の瞬間には復活する究極の不死性と、世界規模での知名度を併せ持つ、[[相方のネズミと仲良くケンカしている>トムとジェリー]]アイツ。 そして、対象の行動を観測することでその運命を改変する能力者。脳内での瞬間的な演算処理により、どんな些細な一挙手一投足からでも対象の運命を「死」に結び付けてしまう「いけない!〇ナ先生」。 ……両者とも権利的にアレすぎたためNG。 **第3回 &bold(){●加藤&ruby(せんにひゃくさんじゅうきゅうだん){一二三九段}}(日本) 「神武以来の天才」と評され、数々の記録を樹立し、引退後もそのキャラクター性からバラエティにも引っ張りだこな[[ひふみん>加藤一二三]]の誤読からネット上で生まれたデジタルな存在。 通常最高段の「9段」の&bold(){138倍}の力を秘めた&bold(){「1239段」}。ちなみにひふみんは十段戦を制したこともあるのでさらに上の&bold(){「12310段」}も存在していたことがある。 偉人募集のルール&bold(){「存命の著名人は禁止」}の穴を掻い潜って単行本でも紹介された不採用案。まあ同巻末を見るにこのルールガン無視の人が多すぎるのではあるが…。みんなほどほどにな! &bold(){●智泉大徳}(日本) 弘法大師空海の実の甥で十人弟子の中でも随一の秀才。 また空海からうどんの製法を伝授され、故郷の讃岐の滝宮に住む両親に振る舞ったことからうどんの偉人としても伝わっている。 ……しかし外見指定がどう見ても&bold(){[[ロボ超人に首を引きちぎられてうどんを食われそうな正義超人>ティーパックマン]]}だったため敢えなくボツに。 %%ぶっちゃけどう見てもパンジャンドラムの悪魔超人なネビルさんは採用されてるんだから別にいいんじゃないかと思わなくもない。やはり著作権的な問題だろうか……%% 投稿者曰く[[実写化の時のキャストはカナメ・ジュンを希望とのこと>ジャガージュン市]]。いくらうどん県副知事とはいえ!! *【その他】 &bold(){●[[ハンス・ウルリッヒ・ルーデル]]}(ドイツ) &bold(){●[[舩坂弘]]}(日本) &bold(){●[[シモ・ヘイヘ]]}(フィンランド) 文化祭にて[[蒔寺楓]]が史上最強として名前を挙げていた枢軸国リアルチート三人衆。 ……が、全員採用ならず。 第2回募集時には、ある種彼らと同類な[[ジャック・チャーチル]]が入選を果たしている。 &bold(){●石川啄木}(日本) 『一握の砂』 第2回募集時に作中で蒔寺楓が投稿した偉人の一人。 常人の目に留まらぬ速度で手を超振動させ、握ったものを一瞬で砂まで分解してしまう。 2017年のFGOとのコラボ短編アニメで劇中での発案者の蒔寺楓を介した英霊として登場した。 &bold(){●ネッド・ケリー}(オーストラリア) 第2回募集時に蒔寺楓が投稿した偉人の一人。 バケツヘルメットを被った中世の騎士……ではなく、19世紀のオーストラリアの無法者。 当時、英国本土の犯罪者の流刑地であったオーストラリア。ネッド・ケリーは犯罪者一家の長男に生まれながらも真面目に生きようとしていたが、悪徳警官による冤罪と母と妹への非道な仕打ちをきっかけに、腐敗した権力に怒り、バケツヘルメットと甲冑を身に纏いブッシュレンジャー(盗賊・山賊)に転身。 弱きを助け強きをくじく、山賊紳士として大活躍するようになった。 オモシロ奇人枠のようでいて、実はオーストラリアでは知らない者はいないと言われるほど人気のある義賊だったりする。 *【アニメ「Fate/Grand Order × 氷室の天地 ~七人の最強偉人篇~」】 「Fate Project 大晦日TVスペシャル 2017」内で放送。 |&bold(){クラス}|&bold(){真名}|&bold(){マスター}| |セイバー|&font(#0000ff){黎利}|[[氷室鐘]]| |アーチャー|&font(#0000ff){メフメト2世}|[[美綴綾子]]| |ランサー|&font(#0000ff){ラッキー・マザー}|[[柳洞一成]]| |ライダー|&font(#0000ff){ディオゲネス}|[[蒔寺楓]]| |キャスター|&font(#0000ff){レオ3世}|佐伯直美| |バーサーカー|&font(#0000ff){ネビル・シュート}|後藤劾以| |ルーラー|&font(#0000ff){プラトン}|[[三枝由紀香]]| 以上、最強偉人7騎による戦いが冬木市に巻き起こる! ……というのは擬似サーヴァントとしてカルデアに召喚された三枝由紀香の能力による創作というオチ。 真名は言及されなかったが「もしも女子マネージャーがニーチェを読んだら」の格好なので、フリードリヒ・ニーチェだろうか。 なお、作者は同人誌にてマイナーサーヴァントを召喚したアニメ本編に近い布陣の聖杯戦争漫画を描いていたりする。 蒔寺楓は「石川啄木」のアサシンクラスの擬似サーヴァントとして召喚され、超振動による攻撃の他に、 『一握の砂』にある「一度でも我に頭を下げさせし 人みな死ねと いのりてしこと」に基いた、頭を下げたら相手が死ぬ宝具を使用。 氷室鐘は擬似サーヴァントとして召喚される際に英霊の座で誰とフュージョンするか選ぶことになり軍師の英霊を期待したが、 「タロとジロ」(募集発表のイラストだと[[熊を倒しそうな回転技を使うアレ>銀牙-流れ星 銀-]]) 「ライカ犬」(星の開拓者EX持ち) 「ニューネッシー」 の3択を提示され、断ると今度は忠臣蔵の殿中でござるで有名な「梶川与惣兵衛」を提示されそれも拒否したため、 残った適合英霊である「アメリア・ジェンクス・ブルーマー」のキャスタークラスの擬似サーヴァントとして召喚されてしまった。 追記・修正は、この企画の偉人をサーヴァントにしたゲームシナリオか小説を一本書きあげた方にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,21) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ネタ全開のように見えて色々勉強になるんだよなあ、この企画。 -- 名無しさん (2015-05-28 03:23:34) - 桜井女史と成田さんの公式外伝作家2人まで何やってんだw -- 名無しさん (2015-05-28 07:54:24) - 石川啄木は文豪ストレイドッグスに出てきそう -- 名無しさん (2015-05-28 08:54:26) - ベンジャミン・フランクリンはFate/GOで出てくる可能性が微レ存?合衆国建国辺りの時代のシナリオが桜井さんで勝手に期待してるだけだけど。 -- 名無しさん (2015-05-28 09:49:45) - ベトナム版セイバーは見てみたい。 -- 名無しさん (2015-05-28 10:24:44) - クーフーリンだって逸話の再現を重視したらネタ全開になるからな。 -- 名無しさん (2015-05-28 10:50:06) - ひむてん英霊では個人的にテスラあたりが来て欲しい -- 名無しさん (2015-05-28 10:57:13) - 本編に出てきたらどうやって倒すんだよこれな連中のオンパレード。 -- 名無しさん (2015-05-28 11:18:43) - 星が滅びてもグンマーは残るのか・・・・ -- 名無しさん (2015-05-28 12:51:45) - ↑2 細部がネタなコハエース英霊と違ってネタ全振りだから… -- 名無しさん (2015-05-28 15:07:10) - ラッキーマザーの設定がCCCのチャタルヒュルクの元になったんじゃないかと割とガチで推測してる -- 名無しさん (2015-05-28 22:07:54) - 何気にAUOキャストオフネタがwww長さ3尺の乳ってアンダーとトップの差がおよそ1mってことかパねぇ… -- 名無しさん (2015-05-28 22:18:25) - 黎利はFakeセイバーみたくアルトリア召喚しようとしたら出て来たわーとかありそう -- 名無しさん (2015-05-28 23:25:26) - この枠組みならペレアスと黎利でドラマ作れそうだな というかペレアスってガウェイン以上なら普通に超級サーヴァントだよな チャーチルさんは多分バーサーカー枠 -- 名無しさん (2015-05-28 23:27:13) - さすが採用されてるだけあって、ネタにしつつもどれもキラリと輝く着眼点があるなあ -- 名無しさん (2015-05-28 23:37:27) - 黎利no -- 名無しさん (2015-05-29 11:04:32) - ↑3クレイモアぶん回してたことから、近代戦では滅多に居ないセイバー枠の方がいい気がする。剣チャーチル、弓ヘイヘ、騎ルーデル、狂舩坂。…あと3人居れば近代で聖杯戦争できるな -- 名無しさん (2015-05-29 14:41:32) - 石川啄木は特典ドラマCDでマキジがTRPGで使っていたな。他作品の蟹要素を盛り込んでいて爆笑したわ。石川啄木の秘奥義なんて言葉が出るし -- 名無しさん (2015-05-29 15:51:37) - 現地観光したとき黎利の伝説聞いてアーサー王じゃねぇかと思わずツッコミいれたら既にベトナムセイバーいたとは・・・ -- 名無しさん (2015-05-29 18:20:53) - 「ハングリージョーカー」や「ハイファイクラスタ」を思い出したなあ -- 名無しさん (2015-05-29 20:12:49) - 8巻収録分には載ってないんだよなあ・・・残念 -- 名無しさん (2015-05-30 10:51:53) - たま駅長が英霊の座へ向かわれたそうな… -- 名無しさん (2015-06-24 22:42:07) - TMAで一枚絵出たな。やっぱここで出てる連中は人気あるから大体登場してたり絵がデカかったりメインのポジだったりしてたな -- 名無しさん (2015-07-06 18:58:33) - ↑よく見ると氷室の持ってるカードがイブン・アル・ハイサムなあたりこだわりを感じる -- 名無しさん (2015-07-07 20:57:05) - ルーデルさんとか呼び出したら不死身っていうか死ににくくなるとか戦闘機が付与されるとかへたすっとガーデルマンが宝具だったりするんだろうかw -- 名無しさん (2015-07-08 08:21:12) - ↑下手したら愛弟子のアルゼンチン空軍とか開発に関わったA-10とか召喚するかも(震え声) -- 名無しさん (2015-09-09 23:03:26) - はやぶさはpixivのオリ鯖にもいたな。お気に入りの一つ -- 名無しさん (2015-12-09 12:00:31) - 9巻発売したので追記。ムルデルさんが何故あんな恰好なのかよくわかんないので、知っている方がいたら追記をお願いします -- 名無しさん (2015-12-22 17:39:57) - ベトナムセイバー縁の巨大ガメが無くなったな、前日レプリカが飾ってあるお寺に行ってたからタイムリー杉田 -- 名無しさん (2016-01-20 23:25:32) - かなり↑でコメントされたテスラ、まさかの最強クラス鯖で参戦という。 -- 名無しさん (2016-01-21 02:36:18) - ペレアスの強さは三倍ガウェインにも勝てるレベルなのか、流石にそれは無理なのかどっちだろ ランスさんは時間切れまで粘る事が可能だけど -- 名無しさん (2016-01-23 02:04:30) - せっかくなのでソロモンを追加。完全にギャグなビジュアルだけど、あれで戦ってみたら逆にカッコいいんじゃないかと思ってる。 -- 名無しさん (2016-02-16 21:44:46) - 投稿者イラストの中にマタ・ハリっぽい美女もいたり、GOの鯖の何体かはここから来ててもおかしくないな -- 名無しさん (2016-03-15 08:54:36) - 型月チックに考えると、自称ジャンヌはレティシアみたいに本人が乗り移ってたのかもね -- 名無しさん (2016-03-15 09:15:20) - ↑ルーラー特典の英霊休暇? -- 名無しさん (2016-03-15 13:29:02) - 第3回まだかなー? -- 名無しさん (2016-05-24 19:52:05) - 前から気になってるんだけど、タグに仮面ライダーゴースト入ってるのはどうして? -- 名無しさん (2016-08-26 23:58:16) - 第三回目があったら、安倍 晋三 マ○オに変身する  を投降する読者が一定数居そうな気がするのは気のせいだろうか。 -- 名無しさん (2016-09-04 18:02:50) - ↑2 偉人つながりじゃない?というかFateとゴーストは何度か類似性を指摘されていたような -- 名無しさん (2016-09-04 18:24:21) - ↑3 映画版に向けて僕の考えた偉人アイコンを募集していたからでは? -- 名無しさん (2016-10-01 11:32:11) - ムルデルさんについてはこちらの「魚心くん」参照。https://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/?cmd=word&word=%E9%AD%9A%E5%BF%83%E3%81%8F%E3%82%93&type=&pageid=29489 -- 名無しさん (2016-11-05 18:26:00) - ↑あれ、出ない。ムルデルさんは氷室の天地と同じ雑誌に載ってる「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた」のゆるキャラ「魚心くん」に由来。このwikiの作品ページに載ってる。 -- 名無しさん (2016-11-05 18:27:57) - ディオゲネスさんアレキサンダーの絆礼装に登場してるんだよな -- 名無しさん (2017-01-08 16:09:32) - ベトナムセイバーとかGOで登場しないかな -- 名無しさん (2017-01-08 16:24:15) - ジャンヌ・ダルクの偽物は本編に出て来てもおかしくない -- 名無しさん (2017-01-08 16:49:23) - fgo的に処理するならラッキーマザーは性質上「神性」「無辜の怪物」「女神の神核」「鬼種の魔」辺りを持ってれば攻撃自体はできそう。でもマザー側もエゲツないダメージ軽減スキルとか有りそうだし -- 名無しさん (2017-02-19 18:01:28) - ラッキーマザーは能力的にティアマトの元になった可能性はある -- 名無しさん (2017-02-26 20:21:50) - ヤマトタケルは何故fgoに出てこないんだろう?日本の神話の英雄で真っ先に名が上がる人物だし。女装の逸話があるから女体化しやすそうなのに -- 名無しさん (2017-03-12 21:37:07) - ↑あの人皇族だからなぁ… 下手に出したり、ましてや女体化なんかしたら色々面倒くさくなるし… -- 名無しさん (2017-03-12 23:04:38) - ベトナムセイバーでませんかねぇ -- 名無しさん (2017-04-11 14:43:10) - FGOでもオーストラリアから出せそうな英霊あまりいないよね。ニュージーランドだと神話からになっちゃうし -- 名無しさん (2017-05-04 22:37:27) - ↑オーストラリアだとそれこそネッド・ケリーが最有力候補になるかもね。英雄らしい逸話と人気のある人物となると実際そうなる。あとはアボリジニの神話から強引に引っ張ってくるしかないかな…… -- 名無しさん (2017-06-08 20:01:38) - 割りと強そうな偉人から全力でネタに走ったのまで千差万別やね。 -- 名無しさん (2017-06-13 20:32:45) - 今月号でついに第三回の募集、始まりました! -- 名無しさん (2017-07-23 17:47:42) - ↑マジかよ、ネットとかでも応募出来たらなぁ -- 名無しさん (2017-07-27 08:31:42) - FGOが身内コラボしまくりな点考えたら第三回で上手く入賞できたら自分の創った偉人が登場するかもね -- 名無しさん (2017-07-27 09:29:02) - さて、何体のスプンタ・マユが没になるか… -- 名無しさん (2017-07-27 11:18:38) - ↑3 今月号の148P見る限り専用のメールフォームからネットでも応募はできますね -- 名無しさん (2017-07-27 23:39:08) - 公式ツイッターでも詳細来たね。 -- 名無しさん (2017-08-19 18:32:48) - 神と悪魔駄目になったのかぁ……神話に出てくる神じゃない偉人?とかならおkかな? -- 名無しさん (2017-08-25 18:34:36) - ↑神じゃない英雄とかなら普通にOK。 -- 名無しさん (2017-08-28 23:06:42) - 第3回の募集が終わったか………いったいどんなのが採用されるやら。 -- 名無しさん (2017-10-22 21:09:14) - 応募総数が第一回で三桁余裕で突破、第二回はその3倍、第三回は二回の2倍。600キャラ以上の投稿がある事は確実 -- 名無しさん (2017-10-28 01:16:26) - これじゃないけどインフェルノさんもひむてんのドラマCDが初出じゃなかったかしらん -- 名無しさん (2017-10-28 22:39:23) - いよいよ発表来たか……早くパレット買わなきゃ!! -- 名無しさん (2017-11-22 19:29:34) - 初っ端から「神霊」と「対神宝具」が激突する好カードだったな。 -- 名無しさん (2017-11-22 19:35:40) - 啄木とブルマーまで映像化するとはwww -- 名無しさん (2018-01-01 09:40:34) - 星の開拓者って犬でもいいんだ…(困惑) -- 名無しさん (2018-01-01 16:00:58) - そういやパレット最新号のひむてんで北斎が載ってたな、そしてFGOに北斎が来たな。 -- 名無しさん (2018-01-03 09:35:11) - プラトンがグラップラーってどこの情報?マチアソビとか? -- 名無しさん (2018-01-03 10:55:04) - 確認したらルーラーだったので修正しました -- 名無しさん (2018-01-03 21:15:02) - 今月号も面白かった、日本偉人デッキ対決はどっちが勝つやら。 -- 名無しさん (2018-01-23 18:53:06) - アニメのヤツ、何騎かはガチスペックだし、真面目に見てみたいわ -- 名無しさん (2018-01-23 19:14:56) - マチアソビカフェのコラボ商品の説明で三枝由紀香の依り代召喚はニーチェで確定のようです -- 名無しさん (2018-01-26 14:29:41) - まさかの合法ロリwww しかし切り札どちらも知らんわwwww -- 名無しさん (2018-02-23 08:55:26) - 四天王二人のデッキは野良でやったらリアルファイト不可避にも程があるわw -- 名無しさん (2018-04-17 01:35:18) - しかし角隅と円城寺の試合……壮絶に塩試合だよなぁ。 -- 名無しさん (2018-04-17 19:07:59) - 氷室さんマジ策士。しかし相手が王族とか使ってなかったらどうするのやら? 別のハメ方法でもあるんかな? -- 名無しさん (2018-06-25 18:43:29) - 実装待ち枠、ヤバい概念枠、今回の募集も粒揃い -- 名無しさん (2019-01-23 01:25:08) #comment #areaedit(end) }

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