登録日:2024/04/29 Mon 14:48:00
更新日:2025/08/16 Sat 13:57:32
所要時間:約 5 分で読めます
『
Control
』とは、2019年にフィンランドのデベロッパー、レメディー・エンターテイメントが製作したTPSアクションゲーム。
対応機種はPC、XBOX、PSなど多岐に渡る。
DLCとして『
基盤』『
畏怖』が配信された。
【概要】
主人公ジェシー・フェイデンを操作し、米国の機密機関「連邦
操作
局(略称:FBC)」の本部オールデスト・ハウスを舞台に、生き別れた弟ディランを救い出すことが目的となるゲーム。
『
MAX PAYNE』から引き続き主人公のナレーションと共に進行するストーリーや実写映像を多用したメディアミックスなどの要素がある。
また、本作は『MAX PAYNE』や『Alan Wake』、『
Quantum Break』と違いサイドクエストが大量にあり、ストーリー分岐こそ無いものの自由度は高くなっている。
アクション面では物陰に隠れるカバーアクションは無く、体力の
自動回復も廃止されているが様々な
超能力
と様々な形態に変化する銃「
サービスウェポン
」を武器に敵と戦うことになる。
また、敵にダメージを与えると「ヘルス要素」と呼ばれる回復アイテムを落とすため、戦闘ではとにかく動き回りながら超能力とサービスウェポンをフル活用する必要がある。
ただしレメディー作品らしく
ストーリー主導型
であるためかオプションから
ペナルティが一切無い公式チート
を発動できるようになっている。
なお、翻訳はかなり直訳気味なので注意。そうじゃなくても独自用語が多いのに。
2025年にオールデスト・ハウスを舞台とするスピンオフ『FBC:Firebreak』が発売された。
【ストーリー】
17年前に生き別れた弟を探しにニューヨーク州ニューヨーク市にやって来たジェシー・フェイデンは、
その身に宿す超常存在ポラリスに導かれ、不思議な建物「オールデスト・ハウス」へ足を踏み入れる。
そこでザカライア・トレンチの自殺現場に遭遇してしまい、その場にあった銃
のようなもの───「サービスウェポン」に触れた結果、ジェシーは
理不尽にもFBCの局長に任命され、異次元からの侵略者
「ヒス」に対処することを強いられるのだった。
果たしてジェシーは弟を見つけ出せるのだろうか?
【登場キャラクター】
▼フェイデン姉弟
演:コートニー・ホープ
主人公。「赤毛の女」。ごく普通の民間人のはずなのだが結構ポエトリーな独り言が多い。
オーディナリー(「平凡」の意)という名の町出身で、17年前にFBCに連れ去られた弟ディランを探しにオールデスト・ハウスに足を踏み入れた。
が、清掃員のおっちゃんしかいない施設内でFBC局長トレンチの自殺現場に遭遇してしまい、
余剰次元生命体「
ボード」からFBC新局長に任命され、ヒスへの対処を迫られる。
+
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... |
実は17年前のオーディナリー 変貌世界事象の中心人物になったことからFBCから目をつけられており、局長の第一候補7番 「P7」に指定されていた。
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演:ショーン・ダリ
ジェシーの弟。17年前にFBCに連れ去られた。
詳細は個別項目参照。
▼FBC
アメリカ政府の機密機関で、正式名称は「Federal Bureau of Control(連邦操作局)」。
現実世界に存在する「FBI:Federal Bureau of Investigation(連邦捜査局)」とは似て非なる組織。
超常現象に関連するアイテム、人物、生物、スレッショルドを一般市民の目から隠匿するという、SCP財団に似た組織だが、あくまでも民間である財団と違い、全職員が公務員且つ官僚という違いがある。
ややこしいことにFBC内に「捜査部門」があるが、それとは別にFBIも同一世界に存在している。
演:ジェームズ・マカフリー
前FBC局長。ゲーム序盤に自害したが、それ以降は幽霊的な存在になったようで余剰次元生命体とコンタクトを取れるパワーオブジェクト「ホットライン」を介してジェシーに語りかけてくる。
声が
マックス・ペインに(見た目は『
MAX PAYNE 3』のマックスに)そっくりな人。
詳細は個別項目参照。
演:マシュー・ポレッタ
FBCの研究リーダーで、ヒスの汚染から身を守る装置「ヘドロン共鳴体増幅器(略:HRA)」の開発者。
ヘドロンと接触して消息不明となったが、大量のビデオログを残しており、実写映像での出番が膨大にある(むしろキャラクターのポリゴンモデルが存在しない)。
アラン・ウェイクに声がそっくり。
詳細は個別項目参照。
演:ブリッグ・ベネット
声:ジェイド・アヌーカ
白髪のパンチパーマの黒人女性。
オペレーションリーダーにしてFBCの幹部で構成される「管理チーム」のメンバー。
責任感が強くリアリストで、任務のために命をかけることを厭わない。
FBCに力を貸している超常現象生命体「ボード」を完全には信用していない。
オペレーションリーダーとして超常現象に対処する専門チームの監督を担っていた。
演:不明
通信部署リーダーにして管理チームのメンバー。
口髭を蓄えた、黒髪で青い瞳の白人男性。
生前の容姿は通信部署の壁に貼られたポスターにより確認できる。
外見モデル:ミッコ・ラウタラハティ
声:不明
セキュリティリーダーにして管理チームのメンバー。
口髭を蓄えたハゲ頭で小太りの白人男性。 生前の容姿はIDカードの証明写真で確認できる。
部下のサイモン・アリッシから信頼されていたことから有能な人物であったことが伺える。
▼レミー・デニス
声:マイク・ボディ
捜査部リーダーにして管理チームのメンバー。
2010年に拘束した
エミル・ハートマンの取り調べをした。
▼ウィリアム・カークランド
前捜査部リーダー。2019年に辞任している。
『Alan Wake』のリマスター版やスピンオフコミック『
ナイトスプリングス』にも名前が登場した。
▼エミリー・ポープ
演:アントニア・バーナス
行方不明になっているダーリング博士の助手だった女性。
ジェシーにFBCの専門用語を色々教えてくれるチュートリアルの人。
▼カーラ・ボーン
演:ハンナリーナ・ベンスキー
ダーリング博士の助手をしていた研究専門家。女性。
▼ヒューバート・タン
演:ロバート・ヘデングレン
同じくダーリング博士の助手をしていた研究専門家。
カーラを食事に誘うも相手にされなかった。
▼サバ
演:不明
ポープの助手である研究者。『The Foundation』にのみ登場。
ダーリングから評価されていたとのこと。
▼サイモン・アリッシ
演:ローナン・サマーズ
メンテナンスリーダー兼現セキュリティリーダー。
元レンジャー部隊。
冷却ポンプが詰まり暴走状態になっていたNSC発電所の復旧をジェシーに頼む。
▼フレデリック・ラングストン
演:デレク・バーゲン
変貌アイテムを収容するパノプティコンの管理者。
ジェシーにヒスに汚染されて逃げ出した変貌アイテムの回収を頼む。
▼ラヤ・アンダーヒル
演:シャーロット・ランドル
異次元空間スレッショルドの専門家。
ヒスの襲撃の際はヒスそっちのけでモールドが発生したスレッショルドを調査し、ジェシーに研究を手伝わせた。
▼セオドール・アッシュ・ジュニア
演:ジョナサン・ヒルデン
元研究リーダー。
下記のノースモーア以前の局長セオドール・アッシュ・シニアの息子。
異次元空間「アストラル・プレーン」と「オールデスト・ハウス」を繋ぐ導管の役割を担う「ネイル」と呼ばれる物体を調査していた。
前々FBC局長。
超常的ユーティリタリアンとしての力が強まり過ぎたため自ら局長を辞退し、オールデスト・ハウスの電力を賄う発電所「ノースモーア・サルコファガス・コンテイナーNSC発電所」の生きたコアとなった。
発電機に外付けされたモニターにはサーモグラフィーで内部のノースモーアの様子が写し出されている。
▼L.サムソン
SF小説を愛する職員。
ヒスにより腐敗したパワーオブジェクト「フロッピーディスク」が射出した物体によりジェシーの目の前で死亡。
▼エージェント・ガスリー
声:マイク・ボディ
捜査部門エージェント。
「イーグル特急AWE」を引き起こした超自然犯罪者の取り調べを行った。
▼エージェント・フィッシャー
声:不明
「オーシャンビュー・モーテルとカジノ」に長期滞在して調査していたエージェント。
▼エージェント・ハーディー
声:不明
演(ホロウィッツ):不明
演(ウェルズ):アレックス・ラニペクン
二人ともレンジャー部隊チャーリー7チーム所属の隊員。
「スレッショルド9-D」でヒスに汚染されポルターガイストと化した変貌アイテムを追跡していた。
▼ジーン・ギブス
収容処理設計士。
生前の姿は不明で、名前から女性と思われる。
FBC本部オールデスト・ハウスの収容セクターにて勤務し、超自然的なアイテム群「変貌アイテム」の収容手順を設計、計画する役割を担っていた。
+
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ネタバレ格納 |
本編以前の2019年、史上最大規模のハウスシフトに巻き込まれたギブスは、勤務していた収容セクターの一部分もろとも基盤セクターと呼ばれるオールデスト・ハウスの地下深くにある余剰次元に転送されてしまった。
動ける程度の負傷で済んだギブスはベースキャンプを設置、基盤セクター内を調査し、前研究リーダーのセオドール・アッシュ・ジュニアが残した研究、インフラ設備を発見して報告書を書いた。
長年放置されていた基盤セクターは巨大な物体「ネイル」(余剰次元「アストラル・プレーン」とオールデスト・ハウスを繋ぐ導管の役割を持つ)からアストラルスパイクと呼ばれる無敵かつ攻撃的な生物が出現し、辺りを徘徊する魔境と化しており、ギブス達も襲われることとなった。
やがて物資も食料も尽き、三枚目の報告書を書いた時点で仲間は僅か6人となっていた。
本編の2019年10月29日、ギブスは基盤セクターで懸命に生き続けていたが、泣きっ面に蜂の如く変貌世界事象に巻き込まれた。
DLCのThe Foundationでは、新局長ジェシーが破損した「ネイル」を修復するために基盤セクターへ向かい、アッシュ・ジュニア博士が残した地下研究施設を調査した際、研究施設に潜伏していたヒスにより腐敗したギブスがジェシーに襲い掛かってくることとなる。
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▼フィリップ・フィルソン
演:不明
収容セクターのパノプティコンで変貌アイテム「冷蔵庫」を見張っていたエージェント。
▼キャプテン・ロペス
ブラックロック採石所の探索を行ったレンジャー部隊のリーダー。
▼キャプテン・ラムゼー
モールド・スレッショルドを探索してモールドホストに成り果てたレンジャー部隊のリーダー。
アンダーヒルの部下。
▼エドナ・ピアース
声:不明
パラキネシオロジー部署リーダー。
自我を持つ超常現象生物「火炉」を調査した。
▼コリンズ
演:不明
レンジャー隊員。
オペレーションリーダーのヘレン・マーシャルの部下。
▼ラジオ司会者
声:不明
FBCが運営する超常現象に関する誤情報(要はカバーストーリー)を広めるためのオカルトラジオ番組「アメリカ・オーバーナイト」の司会。本名は不明。
番組プロデューサーにしてFBC職員のカレン・ハリスと恋仲だった。
第382回の放送時、敵対組織「ブレズド(聖なる)」組織から「フォンデュセット」なる超自然的な灰によりハリスが殺され、休職した。
なお、この「ブレズド」は『Alan Wake Ⅱ』にて「ブレズド・ウェルネス・ストリート」と名前を変えて
バリー・ウィーラーと接触していた。
◆FBC以外の登場人物
◇ポール・ウォーレン
アストラル・プレーンと意識を繋ぐ被験体「アストラルノート」を志願した男性。
宇宙飛行士。
◇ペギー
「アメリカ・オーバーナイト」のリスナー。
番組で夫の目が茶色から緑に変わったと話す。
◇クインシー・リーガン博士
「アメリカ・オーバーナイト」のレギュラーゲスト。
番組でモーテルでの怪奇現象を語った。
◇ブライアン・ヘナーマン
声:クレイ・マーフィー
「ムービーナイト」という店で『デリバリーディザスター』という映画を購入しレビューをつけた。
ムービーナイトは「ブレズド・オーガニゼーション」という超常現象を起こす危険な組織が運営していたためFBCに拘束されインタビューを受ける。
◇超自然犯罪者
「特急イーグルAWE」を引き起こして62人の死傷者を出した超自然犯罪グループの一員。
捜査部門のエージェント・ガスリーにより取り調べを受けた。
なお、彼が引き起こした変貌世界事象により特急イーグル車両が変貌アイテムと化した。
超常的な生命体や余剰次元、並行世界の生命体の総称。
「共鳴体」と呼ばれる現実を変貌させ超常現象を引き起こす既知の科学の範囲外にある振動、周波数、波形、フィールドを力の源とする。
「振動」や「電磁波」といった共鳴体そのものをベースとした実体の無い存在が多いが、物理的な実体を持つ者もいる。
なお、RCUでは全ての超常現象に「共鳴体」が関係している都合上、
全ての超常存在が大小の差はあれど現実改編能力を有している
ことになる。
演:マルティ・スオサロ
フィンランド訛りで喋る清掃員。自分のことを「管理人ダ」と称する変なおっちゃん。
ストーリー冒頭でジェシーを有無を言わさず助手認定してはトレンチ局長の面接を受けるよう促したり、色んなお使いを頼んでくる。
詳細は個別項目を参照。
スライドスケープ36を起源とする、次元間の知覚を持つガス漏れ音。
あらゆる生物、非生物を汚染して操る。
本作のメインの敵。
最初に発見されたのはスライドスケープ36だが、トレンチが所持していた「焼けたスライド」をスライドプロジェクターにセットして投影される画像をスレッショルドとする異世界にも存在しており、後者が本来の住処である模様。
詳細は個別項目を参照。
異次元空間「アストラル・プレーン」に存在する生命体。
詳細は個別項目参照。
○ヘドロン
異次元空間「スライドスケープ36」を起源とする生命体。
下記のポラリスの共鳴を増幅させる触媒の役割を担う、巨大な多面体の実体を持った存在。
◇ポラリス
スライドスケープ36を起源とする、ヒスを中和する共鳴を発する共鳴体ベースの生命体。
螺旋状の光として知覚でき、ジェシーに宿っている。
あらゆる宇宙に同時に存在し、全ての自分と知覚を共有しているために次元間を渡り歩ける存在。
ディランにより言及のみされる。
本格的な出番は『
Alan Wake Ⅱ』となる。
詳細は個別項目参照。
演:イルカ・ヴィリ
声:マシュー・ポレッタ
9年前に失踪したベストセラー作家。
物語で世界を書き換える
数多の世界の主。
本編では変貌アイテムとして「タイプライターで打った原稿」が登場し、近付くとアランのエコーが現れてナレーションが流れる。
『AWE』ではホットラインを介して度々ジェシーを導き、原稿でフェイデン姉弟とFBCの運命を操っていた
本作の真の黒幕
だったことが判明する。
詳細は個別項目を参照。
演:イルカ・ヴィリ
アランの
ドッペルゲンガー(声が違う)である映画監督。
『AWE』にて「オーシャンビュー・モーテル」の一室でアランと会話していた所をジェシーに目撃された。
ジェシーは彼を
詩人として認識していたが、それは『詩人トム』という映画でゼインが演じた「ダイバー」というキャラクターの設定であり、実際のゼインは映画監督である。
なお、本作におけるアランとゼインの会話シーンは『Alan Wake Ⅱ』での二人の会話に似ているが、細部が異なっている。
詳細は個別項目を参照。
演:イルカ・ヴィリ
アランの
邪悪な
ドッペルゲンガー。
『AWE』で写真のみ登場。
詳細は個別項目を参照。
NSC発電所の冷却ポンプを詰まらせ、爆発寸前にまで追いやった汚泥状の生命体。
詳細は個別項目を参照。
メンテナンスセクターに突如出現した焼却炉の姿をした生命体。
詳細は個別項目を参照。
演:コートニー・ホープ
変貌アイテム「ビクトリア朝様式の鏡」の鏡面をスレッショルドとする異次元空間に出現したジェシーのドッペルゲンガー。
発音しにくい。
鏡自体がヒスに汚染された影響かヒス生物となっている。
本物のジェシーと同様にサービスウェポンや念力、空中浮遊といった超能力を扱える。
……名前はジェシー(Jesse)の逆さ読み(esseJ)なら逆再生っぽく「ィセジ」とか「ーシェジ」の方が良かったんじゃ……。
詳細は個別項目を参照。
三本の巨大な触手の怪物。
詳細は個別項目を参照。
「闇の底」こと「コールドロンレイクスレッショルド」を起源とする、『Alan Wake』シリーズでお馴染みの次元間の知覚と音を持つ闇。
詳細は個別項目参照。
演:マーティン・マクドゥーガル
ヒスと闇の両方の汚染を受けた唯一の人間。
詳細は個別項目参照。
声:マイク・ボディ
アポロ14号が着陸した月(フラ・マウロ丘陵)にて発見された宇宙服を着た生命体。
中身は空洞で、人語を話すが意味が通じるようで全く意味を成さないワードサラダを話す。
自己増殖する黄色い付箋の姿をした生命体。
本作ではエグゼクティブ・セクターのオフィスの一つを埋め尽くしていたが背景扱いで実害は無い。
『FBC:Firebreak』にて異界からの侵略者として本格的に行動を始める。
【超能力一覧】
超常な力を持つアイテム「パワーオブジェクト」と結合することで得られる能力。
使用するとエネルギーを消費し、これが尽きると使用出来なくなる。
エネルギーは時間経過で自動回復する。
腕から衝撃波のようなものを出して攻撃する。
サービスウェポンと結合することで発現する能力。
物体を念力で引き寄せ、高速で射出する遠距離攻撃。
短距離を高速移動(瞬間移動?)する緊急回避能力。
瓦礫を念力で寄せ集めて形成するシールド
ダメージで弱らせた敵を洗脳して味方にする。
読んで字のごとく中に浮かぶ能力。
これらの能力や体力、エネルギーはミッションをクリアすることで得られるポイントを消費することで強化できる。
【サービスウェポン(OOP1-KE)】
下記用語欄にあるパワーオブジェクトの一つ。
様々な形態に変化する
生きた
銃。
接触するとロシアンルーレットを強いられ、ボードが認めた場合は局長に認定されるが認められない場合はそのまま死ぬ。
元ネタはおそらく選ばれた者にしか抜けない
アーサー王の剣。
弾切れになってもリロードはできず、時間経過により弾丸が補充される。
敵を倒すと得られる物資で性能強化できる。
チャージが必要だが、敵のシールドを貫通してダメージを与えられる。
ロケットランチャー型。
マイクロミサイルを発射できる。
着弾した場所に吸着し、任意のタイミングで起爆ができる爆弾を発射できるが射程が短い。
【用語など】
オールデスト・ハウス
ニューヨーク州ニューヨーク市に存在するFBC本部。
超常現象生命体ボードが支配する高層ビルの形態をとる構造物。
外見から考えられる内部構造とは全く異なる構造をしており、空間が歪んでいる模様。
定期的に勝手に構造が変化するらしく、ボードに選定された局長はコントロールポイントと呼ばれる場所で構造をコントロールする必要がある。
また、人間の認識を阻害する力を有しており、一般人には見つけられないようになっている。
ホグワーツ魔法魔術学校ですか?
スレッショルド
現実世界に出現した異次元の一部、入り口。
人々の集団的無意識により現れる。
大半はオールデスト・ハウス内部に現れるが、『Alan Wake』に登場した「闇の底/闇の世界」など一部のスレッショルドはオールデストハウスの外部に出現する。
これらのスレッショルドは『Alan Wake Ⅱ』にて
並行世界であることが判明する。
並行世界は水のように流動的なものであるため、『Alan Wake』作中のようにスレッショルドから並行世界が現実世界を浸水するように流入し、現実が変化する
変貌世界事象
(後述)が引き起こされる。
『Alan Wake』シリーズでお馴染みのスレッショルド。
モールドの起源となったスレッショルド。
ヒスの侵略の際、ラヤ・アンダーヒルにより調査されていた。
収容セクターに出現したスレッショルド。
アンティーク時計に満ちており、シェルターで閉ざされていた。
ヒスにより汚染された変貌アイテム「アンカー」が逃げ込んだ。
あらゆる超自然的エネルギーを遮断する鉱石「ブラックロック」を採掘できる次元。
FBCにとって重要な次元である。
パワーオブジェクト「ジュークボックス」にコインを入れると採石場内の「採石場ベータ」と呼ばれる区画に転送される。
アーティが管理する、オールデスト・ハウス内部に出現する照明スイッチのヒモを引っ張ることで転送されるモーテル。他の様々なスレッショルドに通じている。
スレッショルドの出現、超常現象生命体、パワーオブジェクト、変貌アイテムなどにより世界が改編されてしまった事象。
初めてこの単語が登場したのはブログ形式の作品『This House of Dreams』で、ゲーム作品では『Quantum Break』が初出。
より詳しくは個別項目を参照。
また、その後サマンサの自宅に「靴箱を欲しがる謎のエージェント」が来訪した。
本作(『Control』)でこの「エージェント」の正体がFBCのフィールドエージェントであったことが判明する。
ちなみにこの情報は取得可能な文書やボイスログではなく研究セクターのホワイトボードに記されており、日本語訳されていない。
にもかかわらず、サマンサのファミリーネームが初めて明かされたり、エージェントが派遣された理由が変貌アイテムの「靴箱」を回収するためだったことなど重要な情報がしるされている。
平行世界である『Quantum Break』ではFBCに似たポジションの企業「
モナークソリューションズ」に「
AWE局」が存在するという都市伝説がマサチューセッツ州リバーポートにて広まっていた。
基本的には
A
ltered
W
orld
E
vents (変貌世界事象)の略称だが、『Quantum Break』にて
A
lan
W
ake
E
xperience(アラン・ウェイクの軌跡)という意味も隠されていることが判明する。
変貌アイテム
AWEによる現実改編の結果、超自然的な力を有したアイテム。
多くはオールデスト・ハウスに収容されているが、報告書がSCP記事にそっくり。
大半はヒスに汚染されている。詳細は[ヒス]を参照。
パワーオブジェクト
「アストラル・プレーン」という異次元空間と繋がりを持つ特殊な変貌アイテム。
こちらは接触することでアストラル・プレーンに転送され、そこでの試練をクリアすることで、オブジェクトの能力と結合し、その能力を扱える超常的ユーティリタリアン(超能力者)となることができる。
超常的ユーティリタリアンとしての能力には個人差があり、訓練により強化することもできる。
作中に登場する大半のパワーオブジェクトはヒスに汚染されている。
余剰次元生命体との会話が可能になる、ダイヤルの無いダイヤル式電話。
結合することで場所やタイミングを問わずに幽霊的な奴らや超常現象生命体が一方的に語りかけてくるため人によってはウザく感じるかもしれない。
迷路が刻印されたスチール製の灰皿と火が尽きないタバコ。結合した超常的ユーティリタリアンは周辺を迷路に作り替えることができ、結合者と結合者が許可した者以外は先へ進めなくなる。
しかし『Alan Wake』シリーズでお馴染みの超自然的ロックバンド「オールドゴッズオブアースガルズ」の楽曲『テイク・コントロール』を聴きながら進むことで突破できる。
スライドをセットして写し出された画像がスレッショルドとなるスライドプロジェクター。
フェイデン姉弟の故郷オーディナリーを滅ぼすAWEを引き起こしたのがこれ。
36というラベルが貼られたスライドを除く全てのスライドは17年前にジェシーにより燃やされた。
トレンチによって起動され、彼が所持していた「焼けたスライド」をセットすることで写し出される画像に通じる異世界からヒスが侵略してきた。
追記、修正はアラン・ウェイクを助け出すヒーローになってからお願いします。
- タイトルが一般的な単語そのままなんで、「control(Remedy)」とか「Control(ゲーム)」にしたほうがよくないかな -- 名無しさん (2024-04-29 19:46:12)
- そもそもオールデストハウス自体誰が見つけたから固定化したのかね -- 名無しさん (2024-04-29 21:18:00)
- 一応クリアまでやったはずなのにストーリーとか設定とかが半分も理解できなかった気がする。記事中だと「理不尽にも」ってワードを強調した上で繰り返してるけど作中でのネタなのか? -- 名無しさん (2024-04-30 10:12:04)
- ↑↑ノースモーア。彼が最初にボードから局長認定された -- 名無しさん (2024-04-30 12:08:48)
- 確かに会話の後に笑いが混じったりで「え?今のジョークなの?」みたいなシーンや、ホットラインのシーンは直訳なのか何を言われてるのかわからんことがあったなぁ -- 名無しさん (2024-05-02 09:56:51)
- 続き物?なのね。遊んでたけど途中でダレちゃった -- 名無しさん (2024-05-03 14:21:02)
- Alan Wakeと同じ世界観だったのか…全然理解できてなかった -- 名無しさん (2024-05-09 17:13:56)
- ↑DLC『AWE』は「世界観が繋がってることを匂わせる」ってレベルじゃなく『Alan Wake』の続編になってる。MCUをゲームでやってるんだ -- 名無しさん (2024-05-10 10:09:01)
- 最近になって5年ぶりに再プレイしたけど、それでようやっと物語のほとんどが理解できた。しかしアラン ウェイクが操作局を作っていたのはちょっとわからなかったな。アラン2とQuantum Breakをやったら繋がりを理解できるのだろうか? -- 名無しさん (2024-09-13 02:05:43)
- ちゃんとお話全部聞いてたはずなのにこの記事を読んでそうだったの!?ってなったことが多すぎる 翻訳が直訳すぎてわからないからちゃんとローカライズしてほしいな… -- 名無しさん (2024-10-20 23:27:05)
- Controlをはじめとするレメディ・コネクテッド・ユニバースの世界観はアニヲタの記事無しではマジ理解できなかった。ただ、感覚的には好きな作品 -- 名無しさん (2025-03-10 21:13:22)
- タイトルがややこしいという指摘があったので、反対意見が無ければ「Control(レメディー社作品)」に変更します。 -- sato1108 (2025-03-25 21:01:07)
- 数日を経ても反対意見がないので変更します -- sato1108 (2025-03-28 10:03:26)
最終更新:2025年08月16日 13:57