Control

登録日:2024/04/29 (月曜日) 14:48:00
更新日:2024/06/07 Fri 13:57:50
所要時間:約 5 分で読めます




Control 』とは、2019年にフィンランドのデベロッパー、レメディー・エンターテイメントが製作したTPSアクションゲーム。
対応機種はPC、XBOX、PSなど多岐に渡る。
DLCとして『Fondation』『AWE』が配信された。

概要

主人公ジェシー・フェイデンを操作し、米国の機密機関「連邦 操作 局(FBC)」の本部オールデスト・ハウスを舞台に、生き別れた弟ディランを救い出すことが目的となるゲーム。
SCPの影響を色濃く受けており、 様々な超常的なアイテムや生物が登場する他、レメディー作品間で共有される宇宙「 レメディー・コネクテッド・ユニバース 」を舞台としており、『Alan Wake』シリーズとは ストーリーの根幹に関わるレベルで 繋がっている。
マックス・ペイン』から引き続き主人公のナレーションと共に進行するストーリーや 実写映像 を多用したメディアミックスなどの要素がある。

また、本作は『マックス・ペイン』や『Alan Wake』、『Quantum Break』と違いサイドクエストが大量にあり、ストーリー分岐こそ無いものの自由度は高くなっている。

アクション面では物陰に隠れるカバーアクションは無く*1、体力の自動回復も廃止されているが様々な 超能力 と様々な形態に変化する銃「 サービスウェポン 」を武器に敵と戦うことになる。
また、敵にダメージを与えると ヘルス要素 と呼ばれる回復アイテムを落とすため、戦闘ではとにかく動き回りながら超能力とサービスウェポンをフル活用する必要がある。
ただしレメディー作品らしく ストーリー主導型 であるためかオプションから ペナルティが一切無い公式チート を発動できるようになっている。

なお、 翻訳はかなり直訳気味 なので注意。

超能力

パワーオブジェクトと結合することで得られる超能力。
使用するとエネルギーを消費し、これが尽きると使用出来なくなる。
エネルギーは時間経過で自動回復する。

◇近接攻撃

腕から衝撃波のようなものを出して攻撃する。
サービスウェポンと結合することで発現する能力。

◇投擲

物体を念力で引き寄せ、高速で射出する遠距離攻撃。

◇回避

短距離を高速移動(瞬間移動?)する緊急回避能力。

◇シールド

瓦礫を念力で寄せ集めて形成するシールド

◇洗脳

ダメージで弱らせた敵を洗脳して味方にする。

◇空中浮遊

読んで字のごとく中に浮かぶ能力。

これらの能力や体力、エネルギーはミッションをクリアすることで得られるポイントを消費することで強化できる。

サービスウェポン

ジェシーが入手する 生きた 銃。
様々な形態に変化する。
弾切れになってもリロードはできず、 時間経過により弾丸が補充される。

◇通常

ピストル型の形態。最も平均的な能力。

◇破砕

散弾銃型の形態。近距離で撃てば大ダメージとなる。

◇貫通

チャージが必要だが、敵のシールドを貫通してダメージを与えられる。

◇爆破

ロケットランチャー型。
マイクロミサイルを発射できる。

◇サージ

着弾した場所に吸着し、任意のタイミングで起爆ができる爆弾を発射できるが射程が短い。

サービスウェポンは敵を倒すと得られる物資で強化できる。

オールデスト・ハウス

ニューヨーク州ニューヨーク市に存在するFBC本部。
超常現象生命体ボードが支配する高層ビルの形態をとる構造物。
外見から考えられる内部構造とは全く異なる構造をしており、空間が歪んでいる模様。
定期的に 勝手に構造が変化 するらしく、ボードに選定された局長はコントロールポイントと呼ばれる場所で構造をコントロールする必要がある。
また、人間の認識を阻害する力を有しており、一般人には見つけられないようになっている。

ストーリー

17年前に生き別れた弟を探しにニューヨーク州ニューヨーク市にやって来たジェシー・フェイデンは、その身に宿す超常存在ポラリスに導かれ、不思議な建物「オールデスト・ハウス」へ足を踏み入れる。
そこで何者かの 自殺現場 に遭遇してしまい、その場にあった銃「サービスウェポン」に触れた結果、ジェシーは 理不尽にも FBCの局長に任命され、 理不尽にも 異次元からの侵略者ヒスに対処することを強いられるのだった。
果たしてジェシーは弟を見つけ出せるのだろうか?

登場キャラクター

◇ジェシー・フェイデン

演者:コートニー・ホープ
主人公の「赤毛の女」。
オーディナリー(平凡)という名の町出身で、17年前にFBCに連れ去られた弟ディランを探しにオールデスト・ハウスに足を踏み入れた。
理不尽にも FBC局長ザカライア・トレンチの自殺現場に遭遇してしまい、 理不尽にも 余剰次元生命体からFBC局長に任命され、 理不尽にも ヒスへの対処を迫られる。

P6/ディラン・フェイデン

演者:ショーン・ダリ
ジェシーの弟。
17年前にFBCに連れ去られた。

◇エミリー・ホープ

演者:アントニア・バーナス
行方不明になっている研究責任者ダーリング博士の助手だった女性。
ジェシーにFBCの専門用語を色々教えてくれるチュートリアルの人。

◇サイモン・アリッシ

演者:ローナン・サマーズ
メンテナンスリーダー。元レンジャー部隊。
冷却ポンプが詰まり暴走状態になっていたNSC発電所の復旧をジェシーに頼む。

◇フレデリック・ラングストン

演者:デレク・バーゲン
変貌アイテムを管理する収容セクターの管理者。
ジェシーにヒスに汚染されて逃げ出した変貌アイテムの回収を頼む。

◇ラヤ・アンダーヒル

演者:シャーロット・ランドル
異次元空間スレッショルドの専門家。
ヒスの襲撃の際はヒスそっちのけでモールドが発生したスレッショルドを調査し、ジェシーに研究を手伝わせた。

◇セオドール・アッシュ・ジュニア

演者:ジョナサン・ヒルデン
下記のノースモーア以前の局長セオドール・アッシュ・シニアの息子。
異次元空間「アストラル・プレーン」と「オールデスト・ハウス」を繋ぐ導管の役割を担う「ネイル」と呼ばれる物体を調査していた。

◇ブロデリック・ノースモーア

前々FBC局長。
超常的ユーティリタリアンとしての力が強まり過ぎたため自ら局長を辞退し、オールデスト・ハウスの電力を賄う発電所「ノースモーア・サルコファガス・コンテイナー(NSC)発電所」の生きたコアとなった。
発電機に外付けされたモニターにはサーモグラフィーで内部のノースモーアの様子が写し出されている。

◇レミー・デニス

声:マイク・ボディ
捜査部リーダー。消息不明。

◇ウィリアム・カークランド

前捜査部リーダー。『Alan Wake』のリマスター版やスピンオフコミック『ナイトスプリングス』にも名前が登場した。

超常現象生命体/余剰次元生命体

超常的な生命体。
現実を変貌させ超常現象を引き起こす既知の科学の範囲外にある振動、周波数、波形、フィールドによって形成されるエネルギー場「 共鳴体 」をベースとした実体の無い存在が多いが、物理的な実体を持つ者もいる。
なお、RCUでは全ての超常現象には「共鳴体」が関係している都合上、 全ての超常存在が大小の差はあれど現実改編能力を有している ことになる。

◇ザカライア・トレンチ

演者:ジェームズ・マカフリー
マックス・ペインに声が(『MAX PAYNE 3』のペインには見た目も)そっくり。
前FBC局長。ゲーム序盤にサービスウェポンで自害したが、それ以降は 幽霊的な存在 になったようで余剰次元生命体とコンタクトを取れるパワーオブジェクト「ホットライン」を介してジェシーに語りかけてくる。

ワーリン・ドア

あらゆる宇宙に同時に存在し、全ての自分と知覚を共有しているために次元間を渡り歩ける存在。
ディランにより言及のみされる。
本格的な出番は『Alan Wake Ⅱ』となる。

◇キャスパー・ダーリング

演者:マシュー・ポレッタ
アラン・ウェイクに声がそっくり。
FBCの研究責任者で、ヒスの汚染から身を守る装置「ヘドロン共鳴体増幅器(HRA)」の開発者。
大量のビデオログを残しており、 実写映像での出番が膨大にある (むしろキャラクターのポリゴンモデルが存在しない)。
ヘドロンと接触して消息不明となったがジェシーがヒスに汚染されかけた時に彼女をホットラインを介して救い出した。
『Alan Wake Ⅱ』にて何故か異次元空間「闇の底」に転送されていたことが判明し、トーマス・ゼインと出会い意気投合した

◇ヘレン・マーシャル

演者:ブリッグ・ベネット
声:ジェイド・アヌーカ
マネジメントチームリーダー。元CIAエージェントであり、FBCでは超常現象に関する専門家を監督する立場だった。
ヒスの汚染を防ぐ装置「ヘドロン共鳴体増幅器」を製造する装置の再起動をジェシーに頼んだあと別れる。
その後、ヒスの汚染によりネイルが破損していることを知り、アストラル・プレーンがこちらの世界に流れ込むことを阻止するためにネイルを爆破しようとしたところでボードが召喚したアストラル・スパイクに襲われヒスに汚染された。
その後、ホットラインを通じてジェシーに語りかけてくるようになったためトレンチと同様に幽霊的な存在になったようである。

A-001アーティ

演者:マルティ・スオサロ
あらゆる異次元空間を管理する管理人。
水神の名を冠する通り、水溜まりをポータルにして次元間を渡り歩く。
ヒスや闇の存在、モールドなど生物を汚染する存在に対し完全な抗体を持つ。
ジェシーを 理不尽にも 助手認定してお使いを頼む。

アラン・ウェイク

演者:イルカ・ヴィリ
声:マシュー・ポレッタ
9年前に失踪したベストセラー作家。
物語で世界を書き換える 数多の世界の主。
ホットラインを介してジェシーを導く 本作の真の黒幕。

トーマス・ゼイン

演者:イルカ・ヴィリ
アランのドッペルゲンガー(声が違う)である映画監督、詩人、ダイバー。

ミスター・スクラッチ

演者:イルカ・ヴィリ
アランの 邪悪な ドッペルゲンガー。
写真のみ登場。

◇アストラル生命体

異次元空間「アストラル・プレーン」に存在する生命体。
  • ボード
アストラル・プレーン及びオールデスト・ハウスの主。
逆さまに浮かぶ巨大な黒いピラミッド の実体を持つ。
サービスウェポンに接触した人間をFBC局長に任命するか否かを選別する権限を有する集合意識。
理不尽にも 何も知らないジェシーを局長に任命した。
  • フォーマー
カマキリの様な腕とサーチライトのように光る一つ目の眼球を持つ巨大な怪物の姿をした存在。
薄暗いアストラル・プレーンの別バージョンに閉じ込められている。
  • アストラル・スパイク
黒い石の破片が集まったような姿で、芋虫の如く這い回り何でも取り込んで行く怪物。
ボードやフォーマーにより次元を超えて召喚される。
  • アストラル・コピー
黒い粘土を人形にしたような姿の怪物。
腕を振り回して攻撃する素手タイプとアサルトライフルを所持したタイプが存在する。
ボードやフォーマーにより召喚される。
  • アストラル・ミミック
アストラル・コピーと外見は同じ。
空中浮遊して念力で物体を投擲する。
  • ゴールデンコピー
金色のアストラル・コピー。
物理的ダメージが一切効かない。

◇ヘドロン

異次元空間「スライドスケープ36」を起源とする生命体。
下記のポラリスの共鳴を増幅させる触媒の役割を担う、巨大な多面体の実体を持った存在。

◇ポラリス

スライドスケープ36を起源とする、ヒスを中和する共鳴を発する共鳴体ベースの生命体。
螺旋状の光として知覚でき、ジェシーに宿っている。

ヒス

スライドスケープ36を起源とする、次元間の知覚を持つガス漏れ音。
あらゆる生物、非生物を汚染して操る。
本作のメインの敵。

◇クロッグ

NSC発電所の冷却ポンプを詰まらせ、爆発寸前にまで追いやった汚泥状の生命体。

◇モールド

あらゆる生物、非生物を侵食するカビに似ている(が全く別物な)生命体。
生物を 果実のように甘い胞子 で誘引する。
  • モールドホスト
胞子を食べてしまい、モールドに侵食されてしまった人間の成れの果て。
接近戦を行うタイプと胞子を飛ばして遠距離攻撃するタイプがいる。
  • モールド-1
モールドの親玉。複数の巨大な触手を持つ怪物。

A-010/影/闇の存在

「闇の底」こと「コールドロンレイクスレッショルド」を起源とする、『Alan Wake』シリーズでお馴染みの次元間の知覚と音を持つ闇。
  • タイプA
流動性の闇の物質。
闇に支配された生物。
  • タイプC:影になったオブジェクト
闇に覆われた物体。

第三のモノ/エミル・ハートマン

ヒスと闇の両方の汚染を受けた唯一の人間。

◇アポロ14号生命体/フラ

アポロ14号が着陸したフラ・マウロにて発見された宇宙服を着た実体。
中身は空洞で、人語を話すが意味が通じるようで全く意味を成さないワードサラダを話す。

スレッショルド

異次元空間の入り口。人々の集団的無意識により現れる。
大半はオールデスト・ハウス内部に現れるが、『Alan Wake』に登場した「闇の底」など一部のスレッショルドは外部に出現する。
これらのスレッショルドは単に別の世界なのか、あるいは現実から分岐した 並行世界 なのかは判明していない。
これらのスレッショルドは共鳴体で成り立っているため『Alan Wake』作中のように現実が改編される 変貌世界事象(AWE) が引き起こされる。

◇コールドロンレイクスレッショルド/闇の底

『Alan Wake』シリーズでお馴染みのスレッショルド。

◇モールドのスレッショルド

モールドの起源となったスレッショルド。
ヒスの侵略の際、ラヤ・アンダーヒルにより調査されていた。

◇オーシャンビューモーテル

アーティが管理する、オールデスト・ハウス内部に出現する照明スイッチのヒモを引っ張ることで転送されるモーテル。 様々なスレッショルドに通じている。

変貌世界事象(AWE)

スレッショルドの出現、超常現象生命体、パワーオブジェクト、変貌アイテムなどにより世界が改編されてしまった事象。
初めてこの単語が登場したのは『Quantum Break』。
RCUとは別の宇宙だが、FBCに似たポジションの企業「モナークソリューションズ」にはAWE部門が存在するとされる。
基本的には A ltered W orld E vents の略称だが、 A lan W ake E xperienceという意味も隠されている。

変貌アイテム

AWEによる現実改編の結果、超自然的な力を有したアイテム。
多くのアイテムがオールデスト・ハウスに収容されているが、 報告書がSCP記事にそっくり となっている。
大半はヒスに汚染されたため詳細はヒス(超常現象生命体)を参照。

パワーオブジェクト

こちらは接触することでアストラル・プレーンに転送され、そこでのアストラル・チャレンジと呼ばれる試練をクリアすることで、オブジェクトの能力と結合し、その能力を扱える超常的ユーティリタリアン*2となることができる。
超常的ユーティリタリアンとしての能力には個人差があり、訓練により強化することもできる。
作中に登場する大半のパワーオブジェクトはヒスに汚染されているため詳細はヒス(超常現象生命体)を参照。

◇サービスウェポン(OOP1-KE)

形態変化する、生きた銃。
オールデスト・ハウス内の局長のオフィスとされている場所で発見された。
接触するとロシアンルーレットを強いられ、ボードが認めた場合は局長に認定されるが認められない場合はそのまま死ぬ。
元ネタはおそらく選ばれた者にしか抜けないアーサー王の剣。

◇ホットライン(OOP3-UE)

余剰次元生命体との会話が可能になる、 ダイヤルの無いダイヤル式電話
結合することで場所やタイミングを問わずに幽霊的な奴らや超常現象生命体が 一方的に語りかけてくる ため人によってはウザく感じるかもしれない。

◇灰皿とタバコ(OOP11-KE)

迷路が刻印されたスチール製の灰皿と火が尽きないタバコ。結合した超常的ユーティリタリアンは周辺を迷路に作り替えることができ、 結合者と結合者が許可した者 以外は先へ進めなくなる。
しかし『Alan Wake』シリーズでお馴染みの超自然的ロックバンド「オールドゴッズオブアースガルズ」の楽曲『テイク・コントロール』を聴きながら進むことで突破できる。

◇スライドプロジェクター(OOP15-UE)

スライドをセットして写し出された画像がスレッショルドとなるスライドプロジェクター。
フェイデン姉弟の故郷 オーディナリーを滅ぼすAWEを引き起こした。
36というラベルが貼られたスライドを除く全てのスライドは17年前にジェシーにより燃やされた。
何者かによって起動され、スライド36をセットすることで写し出される画像に通じる異次元空間「スライドスケープ36」からヒスが侵略してきた。

追記、修正はアラン・ウェイクを助け出すヒーローになってからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ゲーム
  • アラン・ウェイク
  • Control
  • Alan Wake
  • Quantum Break
  • ジェシー・フェイデン
  • ディラン・フェイデン
  • ミスター・スクラッチ
  • トーマス・ゼイン
  • 超能力
  • レメディー・コネクテッド・ユニバース
  • レメディー・エンターテイメント
  • マーベラス
  • 505 Games
  • PS4
  • Xbox One
  • XboxOne
  • PS5
  • Xbox Series X|S
  • XboxX|S
  • Nintendo Switch
  • 2019年

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年06月07日 13:57

*1 しゃがむことはできる

*2 翻訳のブレによりパラユーティリタリアンとも呼ばれる