SCP-793-JP

登録日:2024/4/29 (日) 10:35:43
更新日:2025/04/05 Sat 14:23:55
所要時間:約 15 分で読めます





初恋を殺した。その人と、その存在ごと。

SCP-793-JPは怪奇創作コミュニティーサイト、
SCP Foundationに登場する日本支部所属オブジェクトである。
オブジェクトクラスEuclid


項目名は『埋葬された初恋の記憶』。

概要

SCP-793-JPが何かというと、日本の██県██市にある砂丘で起こる現象のことである。
この現象というのは砂丘の1m地下にいつの間にかトランクやキャリーケースなどの大型カバンが埋まっていることである。

そしてその中には一通の手紙と一体の遺体が入っている。

台風が接近し砂丘を直撃したせいで地表に現れたカバンを一般人の観光客が発見し、中身を確認したことが発見の経緯だそう。ずいぶんと不気味なもんを見たな…

先ほど述べたように中には死体が入ってるので、発見者の観光客により警察に通報されて、死体遺棄事件として捜査されたらしい。

砂丘一帯を調べてたくさんのカバンを発見した後、すでに調査済みの場所からなぜか同じ性質を持つカバンが発見されたことにより、異常性の疑いありとして警察内の協力者が財団に連絡しSCiP指定に至った。

つまりはじめからSCiPとして登録されていたわけではないので、メディアによる死体遺棄事件としての報道がされてしまったが、異常性が判明してからは報道規制をしている。

ちなみに世間の関心はすでに薄れてしまったので、特にカバーストーリーは流布されていない。

砂丘の中のカバンはどんどん増えているため、溢れてしまわないように定期的に発掘する必要がある。

一応、オブジェクトクラスはEuclidなので財団的には収容はできている判定ではある。
ちなみにこの砂丘は有名観光地らしく、サイトを建設できないので
観光案内センターに偽装した施設で常時監視している。
もしかしたらスタバが最後に進出したあの県の砂丘かもしれない。

そしてカバン自体は近くのサイトで焼却されて、死体は焼却の後埋葬、手紙はファイリングして保存しておく。以上が特別収容プロトコルである。

カバンの中に入っていた死体についてだが、いずれも身元が不明で生前の記録も何一つ残っていないのだが、遺伝子検査により明らかに親族と思しき人物が見つかった。
まあその親族たちも遺体の人物については何も知らなかった。無関係とは思い難い。

このことから死体の人物はなんかしらの改変か反ミームを受けた可能性があるらしいが、なにしろ本オブジェクトは現象主体なので、どうやって改ざんされたのかは結局わからずじまいである。

残る手紙についてだが、調査記録があるのでそれを抜粋する。

どうやら手紙は死体の人物に宛てられたもののようだ。

シリアルナンバー: SCP-793-JP-1
カバン: トランク
手紙: 便箋(A5。乱雑に丸められた折跡有り。指紋の状況から死体の人物の手によるものと推察される)
██先輩へ
予選大会、お疲れさまでした。
甲子園に行けなかったのは残念ですけど、でも、先輩がこれまでとてもガンバって練習してきたこと、わたし知ってます。
毎日、一番早くグラウンドに来て、一番遅く帰るのは先輩でした。
声出しも一番大きくて、雑用だって文句も言いませんでした。
ストーカーみたいって思わないでください(笑)
わたし、先輩から目を離せませんでした。
わたし、先輩のことが好きです。
もしよかったら、お付き合いしてください。
お返事、聞かせてもらえると嬉しいです。
██ ███
死体: 男性。推定年齢10代後半。██県立██高校硬式野球部のユニフォームを着用。
特記事項: ██県立██高校硬式野球部に██という名前の男性は過去に存在しなかったこ
とを確認済み。送り主らしき女性を特定できたが、すでに異常性のない死因で死亡済みだっ
た。

くしゃくしゃに丸められた手紙。
どうやら死体の人物は野球部の少年。
差出人は同じ高校の後輩らしい。たぶん同じ野球部のマネージャーとかだろう。

身元が判明しているので送り主には影響を与えないのかもしれない。
ただし残念ながらすでに亡くなっている。

内容は十中八九ラブレターで、付着した指紋から一緒に埋葬されてた死体の人物、野球部の先輩に送られたものだろう。青春してるな。死んでるんだけども。

死体の人物はユニフォームを着ているにもかかわらず過去、野球部には在籍していなかったという。なんとも妙な話である。


シリアルナンバー: SCP-793-JP-12
カバン: スーツケース
手紙: 画用紙(四つ切)にクレヨンで書かれた似顔絵のようなものと言葉
せんせい だいすき
死体: 女性。推定年齢20代後半。Tシャツにジーンズ、エプロンを身に着け、左胸に『さい
とう あきこ』と記載されたチューリップ型の名札
特記事項: 死体の身元、手紙の送り主、ともに不明。

先生、それに平仮名で書かれた名札から察するに幼稚園か保育園の先生と推測される。

画用紙にクレヨンとは手紙とよんでいいのかわからないが、
平仮名で書かれているのでおそらく子供の書いたもの。
差出人の名は書いていないので仕方ないが調べようがない。

微笑ましい内容だが宛先はこちらも死体の「さいとう あきこ」先生だろうか。


シリアルナンバー: SCP-793-JP-19
カバン: スーツケース
手紙: コピー用紙(A4。画面レイアウトなどから、携帯メールをスクリーンショット撮影
し、レーザープリンターにてプリントアウトしたものと考えられる)
好きです。突然すみません。でも、最初にどうしてもこれだけは言っておきたくて。
あなたの笑顔を見るたびに、胸がときめくのです。
今まで生きてきた中で、こんな思いをすることはありませんでした。
私を愛してほしいとは言いません。
ただ、微笑んでくれるだけでいいのです。
死体: 男性。推定年齢20代後半。スーツを着用。
特記事項: 死体の身元、手紙の送り主、ともに不明。

こちらは手がかりが少なく、差出人と死体の関係はわからないが、文体は成人のものらしい。
死体の人物は会社員だろうか。

メールの場合はわざわざ印刷して同封してくるようだ。


シリアルナンバー: SCP-793-JP-21
カバン: スーツケース
手紙: コピー用紙(A4。画面レイアウトなどから、オンラインゲーム『[編集済]』のチャット
欄をレーザー プリンターにてプリントアウトしたものと考えられる)
██████: こんばんは<███████
██████: あれ? おーい
██████: 寝落ちっすか?
██████: ……あの、思い切って言いますけど。変なこと言っていいっすか?
██████: オレ、███████さんのこと、好きっす
██████: いつも優しいし、かわいいし、みんなに親切だし
██████: ほんとに好きです
██████: あ、でも、今度会いましょうとか、そんな出会い厨みたいなこと言いませんよw
██████: ほんと、変なこといてすみません
██████: ×:いて 〇:言って
██████: じゃ、落ちます。おやすみなさい
システム: ██████がログアウトしました。
死体: 男性。推定年齢30代後半。スウェット上下を着用。
特記事項: 『[編集済]』の運営会社より入手したログを調査したが、当該の発言を確認できず、
発言主も確認できなかった。死体の身元も不明。

内容はチャットでの告白っぽい感じ。差出人は男性っぽいが死体の人物も男性。

もし死体の人物がチャットの送り先だとしたら、
差出人からは女性と勘違いされてそうな……もしくはネカマ。

ゲーム内部のデータからの情報も消えているので、やはり死体の人物に関する情報はすべて消されているようだ。


シリアルナンバー: SCP-793-JP-26
カバン: キャリーバッグ
手紙: ルーズリーフ(A4B罫)の切れ端。死体の人物および、下記の推定差出人の指紋が付着
していた。
██へ
今日は、教科書ありがとう。本当に助かった。
また忘れたらよろしく。
██ ██
死体: 女性。推定年齢10代前半。東京都██区立██中学校の制服を着用。
特記事項: 手紙の差出人と思しき、姓名の一致する██中学校卒業生の男性を特定。
インタビューを行った。インタビュー記録793-JP-26を確認のこと。死体の身元は不明。

これも手紙の範疇なのか。

ずいぶんと短いが他のと異なりラブレターっぽくない。死体の人物、たぶん女子中学生、に教科書を借りたのだろうか。

こちらは幸いにも差出人の身元が確認できており、インタビューを行うことができた。
以下がその記録である。

インタビュアー: ██研究員
インタビュー対象: ██ ██氏(男性・42歳)

インタビュー対象は、シリアルナンバー"SCP-793-JP-26"の手紙の差出人であると推定される人物である。

<記録開始>
██研究員: まず、こちらの手紙をお読みください。

██ ██: はぁ(対象は研究員より手渡された手紙を読む)。

██研究員: これを書いたのはあなたですね?

██ ██: え? いや、こんなものを書いた覚えは(語尾を濁す)。

██研究員: ない?

██ ██: ええ。

██研究員: しかし、これは(研究員は手紙に書かれた差出人の名前を指さす)あなたです
よね?我々の調査では、██歳ごろのあなたの筆跡とも一致していることを確認済みです。

██ ██: そんなことを言われても。まったく記憶にありません。

██研究員: 宛先の名前に覚えはありませんか?

██ ██: (唸るように)ない。

██研究員: そうですか。では、次にこちらを(研究員は対象に、手紙とともに発掘された
死体の顔写真を見せる)。

██ ██: これは?

██研究員: この女性に見覚えは?

██ ██: ありません。

██研究員: もう一度、見てください。

██ ██: (かぶりを振る)ないものはないですよ。

██研究員: では、そうですね。これらを見て、何か感じられたことは?

██ ██: ううん。(手紙と写真を交互に見ながら)この子が、手紙の宛先ですか?

██研究員: おそらく。

██ ██: これを書いたのが誰かは知りませんけど、気持ちはわかる気がしますよ。

██研究員: どういうことですか?

██ ██: だって、こんなに可愛くて、それに優しいんでしょう? そりゃあ、ラブレターの
一つも送りたくなるんじゃないですか?

██研究員: ふむ。ラブレターですか。

██ ██: まぁでも、僕は(溜息をつく)。

██研究員: どうしました?

██ ██: 僕は、内向的だから。とくに、これ、中学の時の手紙でしょう? とてもとても、
好きな子に手紙を出すなんて、そんな事。

██研究員: あなたには書けなかった?

██ ██: (数秒手紙を見た後うなずく)ええ。
<記録終了>

送り主の男性は40代で、あの手紙は彼が中学生の頃に書いたものと推測されるが、
あの死体は20数年間ずっと砂の中に埋まっていたのだろうか?

インタビューの記録はところどころ不可解な点こそあるものの、別に嘘をついているわけでは無さそうだ。

中学生の彼はラブレターを出すような性格ではないらしいので、ひょっとしたら完全に忘れているのか、もしくは本当に彼が出した手紙ではないのか。


いずれにしても彼から有益なオブジェクトの情報は無かった。残念。
しかしなぜ、ひと目見ただけで、彼はただの教科書を借りた、ただのお礼の手紙をラブレターだと思ったのだろうか?
なんとなく死体の人物がラブレターを受け取ったと思われるが
死体は身元不明だし、差出人との関係は全くもって不明である。


ただ共通しそうなのは手紙ラブレターっぽいこと、死体の身元が不明なこと、死体に関する記録が全く存在しないことである。


残念ながらこれ以上の手がかりはないので、結局原因が分からない系のオブジェクトである。
現象系ならしかたないね。

インタビューを受けた男性は死体の人物に心当たりがないので、妄想の恋がなんらかの異常性で実際に形を成した、という線も考えられる。考察してみると楽しいかもしれない。

仕方ないので財団はこれからも砂丘からカバンを発掘する。
不気味といえば不気味だが、Euiclidクラスの中では無害な方である。

単に砂に埋まってるだけだし。

さて、
存在しないはずの恋は、一体誰のものだったのだろうか。

追記修正は初恋の人を思い出しながらお願いします。



















































































世界はすべてを忘れ、私だけが覚えている。











本記事SCP-793-JPの下部、オプションからページソースを見ると、
隠し文章が仕掛けてある。


これらはいずれも上記の手紙の内容に関連していることがわかるだろう。
SCP-793-JPの元凶ではないだろうか。






私は知っている。それは七月の校舎の屋上。彼女の頬は夕焼けの赤に照らされて、金網の向こう。


見てしまった。下駄箱に差し挟んだその手紙が、一読の後、彼の手で握りつぶされたのを。


下足場からゆっくりと去る彼の背中を、隅に隠れ、身を強張らせて見送って。彼女は転がるようにその場を飛び出すと、走って、走って、走って。


そして今、虚空へ向かい一歩前へ。その身は、沈む太陽よりも速く。


彼女の世界が夜に沈もうとしたその瞬間、世界はすべてを忘れ、私だけが覚えている。


彼女は体育館倉庫の扉を開けた。バレー部の練習が、もうすぐはじまる。



SCP-793-JP-1の手紙を書いた少女。

彼女は真面目な先輩に恋をして、勇気を出して手紙を出した。

想いは届かず、先輩は手紙をくしゃくしゃに丸めて去っていった。

彼女はそのことに耐えきれず、命を絶ったのか。
異常性のない死因で亡くなった。

誰かが彼女と先輩を変えた。
彼女ははじめからバレー部だった。





私は知っている。それは六月のしのつく雨。教室に、彼と園児たちの前に、園長と並んで立つ微笑む彼女を。


「今日はいいニュースがあります。みんなの担任のあきこ先生が、結婚することになりました」


雨音に負けず、大きな声でそう報告する園長の声は、確かにその場の全員の耳に届いた。


驚き、歓声、おめでとうの言葉。周囲から爆発するように湧き上がるそれらは、まったく彼の耳には届かない。ただ大きく見開いた目には、
彼を見てにっこりと微笑む彼女の笑顔だけが写っていた。


たまりかねて、彼は横を向いた。視線の先、窓の外は雨。


その雨があふれ出ないよう、ぎゅっと目をつむった時、世界はすべてを忘れ、私だけが覚えている。


彼は目を開き、朝の太陽のまぶしさに目を細める。今朝は朝からいい天気だ。





SCP-793-JP-12の手紙を書いた園児の男の子。

大好きな先生が結婚する。
悲しみに暮れる。

雨の教室にいたはずの彼はいつの間にか晴れた朝の寝室にいた。






私は知っている。それは二月の暗い夜。帰宅路を行くバスの中、彼女が返信を見たことを。


『ご存知のように、私には妻と子供がいます。このようなメールは二度とよこさないでください』


それは簡潔で、いっそ清々しいほどだと思った。思おうとした。できなかった。


気が付けばスマホの電源は切れ、暗い鏡に彼女の顔が写っていた。目がしらに涙、目じりに小じわ。締まりなく薄く開かれた唇は、わななくように震えている。


はっとして、おもわず、その老醜を取り落とした。


ため息か、安息の息か。一つ息を吐き出す。身をかがめ、床からスマホを拾い上げると、世界はすべてを忘れ、私だけが覚えている。


列車は止まり、彼女は地下鉄を降りた。





SCP-793-JP-19のメールを送った彼女は、家庭持ちの彼に恋をしてしまった。

メールで厳しく拒絶された彼女。

バスではなく地下鉄に乗っていた。




私は知っている。それは九月の午前6時。前夜の興奮からか、いつもより早く目覚めた彼は。


ほとんど無意識にスマホを手に取り、LINEの確認する。同じギルドの友人からの未読。


お前、███████さんに告ったらしいな? さっきこっそり俺にだけ相談されたよ。


その勇気は認めるけど、だったらオフ会ぐらい来いって。俺が何回誘ったか覚えてる?


んで、だから知らんと思うけど、███████さんのプレイヤー、男だから。


いや、知ってて告ったんなら良いよ。お前がそういう志向だったんなら別にさ。


ただ、そうじゃ無いんだったら……まあ、笑い話にでもしたらいいんじゃね?


笑えるものか。彼はスマホを放り投げると、ベッドに突っ伏し、混乱を思考の外に投げ捨てようとした。


抑えようとしても血がのぼる頭。鏡を見ずとも、自分の顔が真っ赤だとわかる。もういい、何も考えるな。そうとも、笑い話にしてしまえばいい。


ほとんど無駄な努力は1時間ほどで身を結ぶ。彼はようやくの落ち着きと、思考の空白を手に入れた。有り体に言うと、不貞寝で、二度寝をし、
そして、世界はすべてを忘れ、私だけが覚えている。


目覚めると午前6時。彼は無意識のうちにリモコンを手にとりテレビのスイッチを入れた。機械音痴の彼は、スマホもパソコンも持って居ない。





SCP-793-JP-21を送った彼はオンラインゲームで出会った人物に恋をしてしまったが、

相手は実は男性で、そうと知らずにチャットでラブレター送ってしまったのだ。

彼は恥ずかしくなり、恋心を忘れようとした。

オンラインゲームをプレイしていた彼は、今は機械に縁のない生活で暮らしている。





私は知っている。それは四月の桜散る頃。彼は煩悶として、眠れない夜をベッドの上。


ありったけの勇気を振り絞り書いた手紙は、とてもラブレターには見えない代物だった。


どうして好きですの一言が書き込めないものか。どうして俺には、意気地が無いのか。


輾転反側するうちに、怒りは諦観に転化する。いや、あれで良かったのだ。たとえ告白したとしても、あの美しい彼女は俺などに構うまい。
まして、優しい言葉で拒絶されなば、俺はどうしてそれに耐えよう。


諦めよう。閉じた安息が彼の元に訪れると同時に彼は眠りに落ち、そして、世界はすべてを忘れ、私だけが覚えている。





SCP-793-JP-26の手紙を書いた彼は、同級生に恋をしていた。

教科書のお礼はシャイな彼なりのラブレターだったようだ。
改変後もそれがラブレターだったことは忘れていなかった。

しかし恋心は忘れてしまったようだ
彼は告白する前から恋を諦めてしまい、彼女の記憶は全て消えた。





私は知っている。その二秒前。彼女がルーズリーフの切れ端に、静かに口づけしていたことを。






結局彼の想いは彼女に届いたのだろうか。

それを確かめる方法は既に失われ、彼女は砂の下に埋葬された。




世界はすべてを忘れ、私だけが覚えている。




初恋はある人にとっては甘酸っぱい思い出であり、また他の人にとっては苦い思い出となる。


全ての恋が叶うはずもあるまい。


出来ることなら初恋の記憶を忘れたい、消してしまいたいとあなたは思ったことがあるだろうか。


記憶も記録も消し、初恋を初恋相手と一緒に世界から消し去る、目的も正体も不明の誰か。


きっとその”誰か”が叶わなかった恋を消していく。これからも。


財団はその存在に気づいていない。




SCP-793-JP 埋葬された初恋の記憶




追記修正は初恋の人を思い出せなかった人にお願いします。

CC BY-SA 3.0に基づく表示

SCP-739-JP - 埋葬された初恋の記憶
by count number
http://scp-jp.wikidot.com/scp-793-jp

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最終更新:2025年04月05日 14:23