SCP-248-JP

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&font(#6495ED){登録日}:2017/01/07 Sat 13:49:02 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ [役者Bは震える手でキャップをあけ、一気に吸い込んだ。]   役者B:……やはりマヨネーズは、まずい……。   #center(){&font(#ffb74c){ SCP-248-JP アンチマヨネーゼ!}} } *概要 SCP-248-JPは怪奇創作サイト[[The SCP Foundation]]日本支部で作成された記事。オブジェクトクラスはEuclid。SCP-248-JPは-1と-2の二つがある。 &font(b){ SCP-248-JP-1}は製作会社と出演者不明のDVD。DVDは一般家庭用のDVDプレイヤーで視聴することが可能。 DVDの内容は白無地の空間に、人間(それぞれ役者A・B・C)のシルエットのみで構成されたシンプルなもの。役者A・B・Cは身振り手振りで、マヨネーズに関する皮肉や罵倒を訴える内容となっている。…皮肉や罵倒といってもやっていることは茶番であり、主張内容はどこか&font(b){おかしい。} &b(){・出演者} &font(b){ ・役者A(若い男性)「お好み焼き!たこ焼き!マヨネーズが嫌いにも関わらずセルフサービスのごとくかけられるあの液体! おぞましいことだ! 味覚がバカになる!」} ↑をみたら分かる通り、マヨネーズを非常に嫌っている。マヨネーズに関することなら三十分近く罵倒することができるレベル。……あんパン……。 &font(b){・役者B(老人)「ああ、とうとうお迎えが。最後に頼みがある若いの……最後の晩餐にクソ憎たらしいクソ赤キャップのクソ悪魔のクソマヨネーズを持ってきてくれ。」} 大金を費やし世界中のマヨネーズを食した漢。&font(l){ マヨラー疑惑有り。}アンチの鑑。マヨチュッチュして死んだ。 &font(b){ ・役者C(中年男性)「絶望しているのかい?」} 動かなくなった役者Bを画面外に連れ出したあと、登場する。マヨネーズの調理法について&font(b){ なぜか}詳しい。マヨネーズが嫌いな彼らにとって、カレーパンは聖域である。何言っているか分からない?俺もわかんねーよ! そしてSCP-248-JP-1だが、SCPオブジェクトに指定されている通り、&font(i){斜め上}の異常性を持っている。一言で述べるなら、映像をみたあとにマヨネーズを食すとマヨネーズ(SCP-248-JP-2)になるというもの。ちなみに人間にしか効果がない。 &font(b){ SCP-248-JP-2}はマヨネーズに変化した人間。DVDを見てマヨネーズを摂取した瞬間、50cmほど浮いて半径約3mの円をえがき、高速で回転してマヨネーズになる。回転中、体がどろどろに溶けていくのだろうか?地獄である。 SCP-248-JP-2の総量は視聴者の体重と同じ量が生産され、食べることができる。SCPにありがちな毒や劇物のように思えるが、成分はふつうのマヨネーズとかわりなくSCP-248-JP-2に毒はない。 #center()&big(){そう、毒はない} …大事なことなので(ry 人間からマヨネーズになったSCP-248-JP-2だが、&font(b){ 喋る。} どうやら変化前の記憶や人格を持っているらしく食べられたSCP-248-JP-2は消化中、&font(b){ 便となって排出されるまでの間、意識を保っている。いやーキツイっす。} 体内から苦痛を訴える声が聞こえるのは、拷問ってレベルじゃねーぞ!実際、SCP-248-JP-2を食べたDクラスは体調を崩した。SCP-248-JP-2の実験ログは一読の価値あり。正直グロイので閲覧注意だが…。 ちなみにSCP-248-JP-2は食べて消化する以外に消費する方法はない。 とはいっても、&font(b){ 『排出物からD-27の音声が確認されないことから、消滅あるいは死亡したものだと仮定された』[原文ママ]}とあり、マヨネーズになった人間が死んだかどうかについては、結構曖昧。微粒子レベルで生存しているかもしれない。 ちなみに財団はSCP-248-JP-2は食べるのもアレなので、凍らせて保存しているようだ。 &font(u,White,#000000,20px){ ・収容違反} DVDとマヨネーズは、通常の運営方法ならこのオブジェクトはセーフクラスが妥当である。しかし財団のちょっとしたミスにより、収容違反が発生。ユークリッドになった模様。 以下に収容違反を記載する。 >実験終了後、収容違反が発覚しました。実験で使用したSCP-248-JP-2(D-27)が一滴ほど机に付着しており、それを拭ったティッシュを焼却炉へ、SCP-248-JP-2(D-27)がおよそ2g付着している食器を洗浄し、それぞれ処分しました。 >後に焼却炉の煙からD-27と思わしき声が空中を霧散し、洗浄処分されたSCP-248-JP-2(D-27)は下水中に廃棄され、双方は現在世界中を巡回しているものと考えられます。 >現在SCP-248-JP-2(D-27)の回収を実施していますが、成功していません。 回収はどう考えても不可能だろう。 ミクロレベルで散ったSCP-248-JP-2は長い目で見れば、便となって排出されるだろうが、正直こんな目にはあいたくない。 全体的にSCP-248-JPはシュールさとえげつなさのアップダウンが激しいSCPである。作者はよっぽどマヨネーズが嫌いだったのだろう。&font(l){ 一周回って好きかもしれないが。} 追記・修正はマヨネーズが嫌いな人にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }

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