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YMCA(曲) - (2018/05/22 (火) 23:02:29) の1つ前との変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2018/05/22 (火) 21:48:07
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
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#center(){&font(b,#ff0000,150%){Y・M・C・A!}}
#center(){&font(b,#ff0000,150%){若いうちは やりたいこと 何でもできるものさ}}
YMCAとはアメリカのディスコグループ「ヴィレッジ・ピープル」が1978年にリリースした楽曲。
タイトルのYMCAとは&italic(){Young Men's Christian Assosiation}「キリスト教青年会」の略称に由来する。
表向きの内容は若者に対する応援ソングで、若者にYMCAは素晴らしい組織だからみんな入ろう!と勧める内容なのだが…
この曲が持つ本当の意味は「ゲイ」である。これはYMCAが所有する宿泊施設に相部屋が多く、「そういう目的」で宿泊した人がノンケをホイホイ誘ったり、ゲイ同士で行為に及んだりと[[ハッテン場]]やゲイ同士の出会いの場の役割を担うようになっていたからである。
原曲の歌詞をよく読むとゲイを連想させるキーワードが織り込まれており、ミュージックビデオではヴィレッジ・ピープルのメンバーが水兵、建設作業員、インディアン、鞣し革ファッション、カウボーイ、警察官の格好をしているが、これら全てゲイに人気の高い職業・ファッションだとか。
なお曲がヒットしたことで、YMCAの宿泊施設を「そういう目的」で使っていた人達が心情的に使えなくなってしまったという逸話もある。
ヴィレッジ・ピープルの曲の中でも有数の人気曲でもあり、世界各地でカヴァーが為され、日本でも[[西城秀樹]]が『YOUNG MAN(Y.M.C.A.)』のタイトルでカヴァーした。
原曲よりもアップテンポになり、応援ソングとして人気を博した。彼がYMCAのカヴァーを決めたのは、訪米した時にこの曲を聞いて気に入ったからで、周囲からは猛反対されたという。
しかしカヴァーに合わせて歌詞を日本語訳するのに合わせてゲイを匂わせるワードは全て削除、YMCAは組織名ではなく掛け声としての扱いにし、青春応援ソングとして生まれ変わった。タイトルもYMCAから「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」に変更された。
両手で「Y」・「M」・「C」・「A」を表現する振り付けはスポーティで健康的な印象を与えるために振付師の一の宮はじめと西城秀樹が考案し、それが西城秀樹本人から本家に紹介されて世界中に広まった…とされているが、アメリカのテレビ司会者であるディック・クラークは自身が司会をするテレビ番組「アメリカン・バンドスタンド」で初めて披露されたと語っており、正確な発祥は分からない。
この曲がヒットした当時に放送されていた人気音楽番組「ザ・ベストテン」(TBS系列)で最高得点の9999点を記録した曲でもある。番組終了までにこの得点を超えた曲はついに現れることはなかった。
ちなみに西城秀樹にとってYMCAとは「&bold(){Y}oung &bold(){M}an &bold(){C}an do &bold(){A}nything」(若者は何でもできる)の略だとか。
YOUNG MANをカヴァーした日本のアーティストも多く、[[はいだしょうこ]]、桑田佳祐、GENERATIONS from EXILE TRIBE、BOYS AND MEN、E-girlsがカバーしている。なお替え歌や原曲カヴァーを含めるともっと多い。
ヤングマンつながりで、ジャイアンツのテイラー・ヤングマンの登場曲にも選ばれている。余談だが、テイラー・ヤングマンがジャイアンツでの活躍を始めたのは2018年1月のことである。
日本語以外の主な他言語カヴァーは以下の通り
-広東語版
タイトルは『YMCA 好知己』。好知己とは日本語で「良い友達」の意。カヴァーしたのは林子祥で、YMCAを掛け声に使うのが日本語版と似ている。タモリが『ヘンタイ体操』とネタにしたことがある。
内容は本家と西城秀樹版の中間ぐらい。なお広東語オリジナル版以外にもYOUNG MANを中国語訳した物をカヴァーしたアーティストも居る。
-フィンランド語版
タイトルは『NMKY』。NMKYとは「Nuorten Miesten Kristillinen Yhdistys」の略称で、キリスト教青年会のこと。ある意味原語版と近いタイトルを付けている。カヴァーしたのはバンドのグレゴリウスで、お笑い番組のコーナー企画でカバーした。
内容としては「&bold(){また彼女に愛想を尽かされて人生お先真っ暗!だからみんな仲良しのNMKYに入って新しい友達作っちゃうぜ!}」という原曲の歌詞を煮詰め、それっぽいエキスを抽出したようなもの。
ネットの某所では「しょし」のタイトルで親しまれているが、これは歌い出しの空耳に由来。
-フランス語版
タイトルは『Moi J'aime Skier』。アニメ『ピングー』の挿入歌として使われた。内容は原曲の歌詞とは大幅にかけ離れたスキーの楽しさを歌った物。
-スペイン語版
タイトルは『CHUMEN』。CHUMENとは日本語で友人の意。
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 最近はミニオンのおかげで原曲の認知度も上がりつつあるのかな -- 名無しさん (2018-05-22 22:25:44)
- 元がゲイの歌とは知らなかった -- 名無しさん (2018-05-22 22:31:57)
#comment
#areaedit(end)
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&font(#6495ED){登録日}:2018/05/22 (火) 21:48:07
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
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YMCAとはアメリカのディスコグループ「ヴィレッジ・ピープル」が1978年にリリースした楽曲。
タイトルのYMCAとは&italic(){Young Men's Christian Assosiation}「キリスト教青年会」の略称に由来する。
表向きの内容は若者に対する応援ソングで、若者にYMCAは素晴らしい組織だからみんな入ろう!と勧める内容なのだが…
この曲が持つ本当の意味は「ゲイ」である。これはYMCAが所有する宿泊施設に相部屋が多く、「そういう目的」で宿泊した人がノンケをホイホイ誘ったり、ゲイ同士で行為に及んだりと[[ハッテン場]]やゲイ同士の出会いの場の役割を担うようになっていたからである。
原曲の歌詞をよく読むとゲイを連想させるキーワードが織り込まれており、ミュージックビデオではヴィレッジ・ピープルのメンバーが水兵、建設作業員、インディアン、鞣し革ファッション、カウボーイ、警察官の格好をしているが、これら全てゲイに人気の高い職業・ファッションだとか。
なお曲がヒットしたことで、YMCAの宿泊施設を「そういう目的」で使っていた人達が心情的に使えなくなってしまったという逸話もある。
ヴィレッジ・ピープルの曲の中でも有数の人気曲でもあり、世界各地でカヴァーが為され、日本でも[[西城秀樹]]が『YOUNG MAN(Y.M.C.A.)』のタイトルでカヴァーした。
原曲よりもアップテンポになり、応援ソングとして人気を博した。彼がYMCAのカヴァーを決めたのは、訪米した時にこの曲を聞いて気に入ったからで、周囲からは猛反対されたという。
しかしカヴァーに合わせて歌詞を日本語訳するのに合わせてゲイを匂わせるワードは全て削除、YMCAは組織名ではなく掛け声としての扱いにし、青春応援ソングとして生まれ変わった。タイトルもYMCAから「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」に変更された。
両手で「Y」・「M」・「C」・「A」を表現する振り付けはスポーティで健康的な印象を与えるために振付師の一の宮はじめと西城秀樹が考案し、それが西城秀樹本人から本家に紹介されて世界中に広まった…とされているが、アメリカのテレビ司会者であるディック・クラークは自身が司会をするテレビ番組「アメリカン・バンドスタンド」で初めて披露されたと語っており、正確な発祥は分からない。
この曲がヒットした当時に放送されていた人気音楽番組「ザ・ベストテン」(TBS系列)で最高得点の9999点を記録した曲でもある。番組終了までにこの得点を超えた曲はついに現れることはなかった。
ちなみに西城秀樹にとってYMCAとは「&bold(){Y}oung &bold(){M}an &bold(){C}an do &bold(){A}nything」(若者は何でもできる)の略だとか。
YOUNG MANをカヴァーした日本のアーティストも多く、[[はいだしょうこ]]、桑田佳祐、GENERATIONS from EXILE TRIBE、BOYS AND MEN、E-girlsがカバーしている。なお替え歌や原曲カヴァーを含めるともっと多い。
ヤングマンつながりで、ジャイアンツのテイラー・ヤングマンの登場曲にも選ばれている。余談だが、テイラー・ヤングマンがジャイアンツでの活躍を始めたのは2018年1月のことである。
日本語以外の主な他言語カヴァーは以下の通り
-広東語版
タイトルは『YMCA 好知己』。好知己とは日本語で「良い友達」の意。カヴァーしたのは林子祥で、YMCAを掛け声に使うのが日本語版と似ている。タモリが『ヘンタイ体操』とネタにしたことがある。
内容は本家と西城秀樹版の中間ぐらい。なお広東語オリジナル版以外にもYOUNG MANを中国語訳した物をカヴァーしたアーティストも居る。
-フィンランド語版
タイトルは『NMKY』。NMKYとは「Nuorten Miesten Kristillinen Yhdistys」の略称で、キリスト教青年会のこと。ある意味原語版と近いタイトルを付けている。カヴァーしたのはバンドのグレゴリウスで、お笑い番組のコーナー企画でカバーした。
内容としては「&bold(){また彼女に愛想を尽かされて人生お先真っ暗!だからみんな仲良しのNMKYに入って新しい友達作っちゃうぜ!}」という原曲の歌詞を煮詰め、それっぽいエキスを抽出したようなもの。
ネットの某所では「しょし」のタイトルで親しまれているが、これは歌い出しの空耳に由来。
-フランス語版
タイトルは『Moi J'aime Skier』。アニメ『ピングー』の挿入歌として使われた。内容は原曲の歌詞とは大幅にかけ離れたスキーの楽しさを歌った物。
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タイトルは『CHUMEN』。CHUMENとは日本語で友人の意。
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- 最近はミニオンのおかげで原曲の認知度も上がりつつあるのかな -- 名無しさん (2018-05-22 22:25:44)
- 元がゲイの歌とは知らなかった -- 名無しさん (2018-05-22 22:31:57)
- そもそもヴィレッジ・ピープル自体がゲイキャラを売りにしたグループで、この曲に限らず多くの曲の歌詞が意味深。「マッチョマン」は「ガチムチのいい男♂になろうぜ」、「Go West」も「ゲイ文化への理解が深いサンフランシスコを目指そうぜ」って曲。 -- 名無しさん (2018-05-22 23:02:29)
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