はたらく細胞BLACK

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&font(#6495ED){登録日}:2018/08/02 (木) 00:34:32 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&big(){&bold(){&color(red,black){ “働き方改革”なんて微塵も導入される気配のない、細胞たちの“ブラック”労働活劇!}}} &big(){&big(){&bold(){&color(red,black){働け! 細胞ども!!}}}}} &big(){&big(){■}}&bold(){概要} 『はたらく細胞BLACK』とはモーニングにて連載している『[[はたらく細胞]]』のいくつかあるスピンオフ漫画の一つ。既刊は2巻。 原作は『ゆりキャン』などの原田重光。作画を本作が初連載の初嘉屋一生が担当。 監修を原作者の清水茜。 原作に比べ人体が不摂生な生活を送っているので細胞たちが[[ブラック企業]]並みに忙しく働いている。 また原作では主人公の赤血球は女性、白血球が男性だったが、本作では逆に主人公的な赤血球が男性、準主役となる白血球が女性となっており、 どちらも本編のAE3803、U-1146の性別を反転させた様な容姿をしている。 掲載誌が青年誌という事もあってかエロ・グロを含む表現が多く、ショッキングな描写も少なくないため、コメディ然とした原作と比べて少々人を選ぶ。 この際なのでぶっちゃけると、主役の個体を含む白血球''(本作では全て女性)''などの&font(#ff69b4){''見えちゃマズい部分(乳首)''}も''バリバリ露出させている''。 また原作では死亡した細胞は(×△×)といった感じに目がバッテンで描かれるが、本作では死んだ細胞にそのようなデフォルメがされる事は無く、 原作で描かれる事がほとんど無い赤血球の溶血、白血球の戦死者も容赦なく発生している。 戦闘員である白血球がことごとく女性なためリョナっぽいシーンもあり、この点も好みが分かれる要素かもしれない。 人気があったようで発売から2日で2万3000部の重版が決定し、 その報告を聞いた原作の原田氏は「ホッとしました……大事な作品をお借りしていたので」と言ったという。 18年8月8日時点では累計9万3000部になった。 ちなみにTwitterを見るにペン入れまでアナログで作業し、仕上げをデジタルでしているようだ。 元々は全10話を予定していたが、人気が出たため連載の継続が決定した上で第一部が終了。 一時休載を経て始まった第二部は「輸血」により舞台が別の体へと移っている。 また、月刊少年シリウス出張版では第一部の前日譚が掲載された。 &big(){&big(){■}}&bold(){あらすじ} 毎日せっせと体中に酸素を運ぶ、新米赤血球。 しかし彼の職場(世界)の労働環境は、徹底的にブラック――!! 飲酒、喫煙、ストレス、睡眠不足……不健康の総合商社のような世界で、過重労働の末に細胞たちは何を思うのか? これは、&bold(){あなたの体の物語}――。 (公式より引用) &big(){&big(){■}}&bold(){登場人物} **[[&bold(){・赤血球}>赤血球(はたらく細胞)]] 酸素を体中に届けるのが仕事。 本作の赤血球は女性型がほとんどおらず、登場する個体はほぼ全て男性型となっている。また、本編ではほとんど登場しない老人の赤血球もおり、寿命で死を迎える姿も描かれている。 詳しくは個別へ。 ・AA2153 &bold(){「酸素を運ぶそれが僕の仕事だ!」} 主人公。 男性の新米赤血球。 本編の赤血球AE3803と同様に、右側頭部から飛び出しているアホ毛とメガネが特徴。 その劣悪な環境もあり、自身を含めた細胞が「何故働くのか」「何ができるのか」「何をすべきなのか」を常に自問している。 彼もまた「体」という名の世界を維持する為に、「自分に課せられた仕事を全うする」為に、時に悩みながらも懸命に働く。 セクシーな肝細胞(≒キャバ嬢)にドギマギさせられるなど、シャイかつウブ。 白血球1196番との交流の中、劣悪でブラックな環境でも努力しいい世界(体)を築いていきたいと願っていたが…。 **[[&bold(){・好中球}>白血球(はたらく細胞)]] いわゆる「白血球」。体内に侵入して来た細菌や異物を攻撃し身体を守るのが役目。 本編ではその全てが男性型だったが、本作では逆に全個体が女性。 また武器は第一部の個体は日本刀、第二部の個体はサーベルを使用している。 詳しくは個別へ。 ・[[白血球1196>白血球(はたらく細胞)]] &bold(){「大丈夫か?新米」} もう一人の主役となる女性の白血球(好中球)。 右目を長い前髪で隠しており、原作の白血球(好中球)を女性にしたような感じである。 本作の好中球の例に漏れず、彼女もまた中々の巨乳かつノーブラ。下はちゃんと履いていたがなんと''黒パンツ''であった。 原作の1146と同様に職務に忠実で真面目な性格。 また作者によると「クールな性格なのではなく、任務の為にクールであろうとする性格」との事。 AA2153とは、彼が酸素の運搬中に一酸化炭素と肺炎球菌のダブルパンチを喰らっていた所を助けた事を切っ掛けに知り合った。以降彼を「新米」と呼ぶ。 原作のU-1146と比べて主人公の赤血球との交流の機会は少ないのだが、彼の事は気にかけている様で、 肝細胞とAA2153が良い雰囲気になっている(ように見える)様を見た時には面白くなさそうにしたり、 彼から激励を受けた際には素直に嬉しそうにしていた。%%かわいい。%% 原作者の清水先生は本作の白血球を&bold(){「今まで読んだ漫画の中でも特に好きなデザイン」と}褒めている。 ・隊長好中球(仮称) &bold(){「正直に言おう…負け戦だ……!それでも我々は戦い続けなければならない!死を恐れるな!武器を持て!細菌どもを喰らい尽くせ!!」} 好中球達のリーダー的存在。 顔の中央を横断する大きな傷跡と、左目に着けたアイパッチが特徴的な勇ましい女性。 彼女のみ、刀を二本装備している。 4話の表紙にて、1196番の骨髄球時代からの師である事が示唆されている。 淋菌の侵入に際し、勝利の見込みの無い戦いであると理解しつつも憶する事無く、また他の好中球達を鼓舞し、自身も最前線で戦った。 しかし彼女らが駆逐するより圧倒的に速い増殖速度を持つ淋菌を前に次第に劣勢となり、遂には彼女も多数の淋菌に囲まれ……。 ・白血球ちゃん &bold(){「こんな体(せかい)のためでも…細胞(わたし)たちは働かなきゃならないんだよ!」} ツインテール+貧乳の好中球。血小板より少し年上程度の外見の女の子。 第二部の身体の好中球のメイン個体。他の細胞や血球と同様、1196とは衣装が異なる。 外見に違わず性格も子供っぽいが、子供扱いされると怒る。 ・[[キラーT細胞>キラーT細胞(はたらく細胞)]] &bold(){「異物ハ排除…異物ハ排除…」} 白血球の一種で、ストレスにより繁殖しやすくなった細菌と日夜戦う。 性別は男のままだが、苛烈すぎる生活環境のためか&bold(){無印版より肉体が屈強かつ傷だらけになっている}のが特徴。 ヘルパーT細胞の命令によって暴走し毛根の毛母細胞を攻撃してしまう。ステロイドに捕縛され我に帰った後は毛母細胞の少年に侘びていた。 &bold(){命令(サイトカイン)を出したヘルパーT細胞が悪いはずなのだが一般細胞には「働き過ぎでおかしくなったT細胞たちが毛母細胞を襲ったらしい」と噂されていた。理不尽。} ・ヘルパーT細胞 敵の情報をキラーT細胞に伝え出動させるのが仕事。 過剰なストレスで&bold(){「少しでも細菌の可能性があるものは排除する」}という考えに至り、 「活発に活動している細胞はガン細胞」「怪しい奴らはこの体から根絶やしにしろ!!」という理屈で樹状細胞が止めるのも聞かずに毛母細胞に対する攻撃命令を出し円形脱毛症を引き起こしてしまう。そしてステロイドに捕縛される。 &bold(){はっきり言って無能な働き者である司令官。…この世界の制御性T細胞さんはどこに行ったのだろう。} ・NK細胞 11話に登場。大腸内のポリープが癌細胞でないか調べていた。 ・血球司令官(仮称) 赤血球白血球に司令を出す司令官。本編には彼に該当する細胞がいない為正確な役職は不明。 眼鏡を掛け女性のサポート司令がいることからどちらかというと彼の方が本編のヘルパーT細胞に近いイメージ。この体の健康状態の悪さをいつも憂えている。 ・第二部の血球司令官(仮称) 第二部の血球に司令を出す司令官。若干目が死んでる個性的な顔立ち。「この体ではノルマが全て」という考え方の持ち主。彼は裸眼だが、眼鏡を掛けた三つ編みの女性サポート司令がいる。 ・[[マクロファージ>マクロファージ(はたらく細胞)]] 本編とほぼ同じ容姿。しかし本編ほどの強キャラ感は無い。淋菌に敗れたお団子ヘアーの白血球を看取った。 ・[[血小板>血小板(はたらく細胞)]] 本編と同じ愛くるしい幼児の姿だが出番は少なめ。胃では過酷な止血作業を行い主細胞にも頼られている。 心筋梗塞編ではプラークの崩落を固めて血栓を作るが…。 **肝臓 複数の役割を持つ肝臓であるが、今作では「アルコールの分解」の機能がピックアップされている。 酒と密接に関わるためか本作の肝臓は歓楽街で表現されており、入口は''まんま歌舞伎町一番街のアーケード''になっている。 -肝細胞 肝臓の7~80%を占める細胞。肝臓内のキャバクラで働いている。 見た目は完全にキャバ嬢。髪をアップにしたメインの個体の他に、髪型が黒髪ロング・ツインテールの個体も存在するが、総じてセクシーな美女。 やって来た客のアルコールを、コップに入った2種類の飲料の形で表現される酵素で分解するのが仕事。 なお、赤血球たちは肝臓へ行き肝細胞にアルコールを分解してもらうことを&bold(){&color(#ff69b4){「ヌきに行く」「ヌいてもらう」}}と形容する。 余りにアレな言い回しな所為でか、AA2153は当初は盛大に誤解していた模様。 そして肝細胞は、それを察した上で特に触れる事はなかった。流石はプロである。 ここ最近は飲酒が多く、アルコールを分解する時に発生するアセトアルデヒドという毒物に当てられて死亡した肝細胞も少なくない模様。 メインの個体も体調を悪くしており、初登場時点では多少無理を押せば接客できていたが、 後に再登場した際には、飲酒の更なる増加を含む身体全体の不調の影響を受けて彼女の体調悪化も深刻化し、 身体はやつれ髪はボサボサ目は虚ろ……と酷い有様であった。一応、その後多少は持ち直した様子。 ・クッパ―細胞 類洞内にいるマクロファージの一種。キャバクラで働いている。 踊り子のような恰好をしており、おっぱいをモロ出ししている 古くなった赤血球を貪食するのが仕事。 本編にも僅かながら登場しており、熱中症の回で全身に黒い布を纏った格好で大量の傘を運んでいた。 **睾丸 精子の発生、形成が行われる。本作では精原細胞を育てる保育所のような場所として描かれている。 ・セルトリ細胞 精原細胞に栄養や酸素などを供給する細胞。 保母さんのような見た目。 ・精原細胞 赤ん坊のような見た目。彼らが育つと精子になる。 ・精子 &bold(){「待っててね卵子ちゃん今会いに行くから……!」} 生物にとって重要な生殖に必要な子種。 &bold(){白いふっくらしたおたまじゃくしに頭が生えている}という、直球ながらもなんともいえないデザイン。 赤血球たちの働きでなんとか射精され、新たな人間になるため卵子を求め外の世界へ旅立っていった。 が、実際は快楽を求めての性交と指摘されており、直後に淋菌に感染。つまりこの子たちはムダ死に……。 余談だが、現実的な話をすると体内で貯蔵された精子は3~4日で自然に分解されて消滅するため、 3日毎に欠かさず妊娠目的で射精しているのでなければ「無駄撃ち」していようがいまいが状況的には大差ない。 その後喫煙やアルコール、ストレスによる男性ホルモンの低下で精子たちの数は減り元気が無くなっていく…。 **毛根 毛の元となる組織。 ・毛母細胞 ヘルパーT細胞の誤解によってキラーT細胞から攻撃を受けてしまった毛髪を生み出す細胞。 見た目を一言で表せば''黒くてひょろいストレッチマン''。 **胃 食物からエネルギーを取り出す高炉。胃潰瘍の発生で身体の中でのもっとも危険な場所になってしまった。本作では好酸球と好塩基球は不在。 ・主細胞 胃の内側に数多く存在する細胞。ペプシンのもとになるペプシノーゲンを分泌する。職人気質のおっさん。副細胞や血小板に指示を出す。 ・副細胞 胃酸やペプシンにより胃が傷つくのを防ぐため、粘液を分泌している細胞。ガスマスク姿で目が可愛らしい。 **脾臓 ・赤脾髄 血液をろ過し不要な物質を取り除いたり、古くなったり傷ついた赤血球を処理するのが仕事。 ビジュアルは裁判所の裁判官みたいな老人。 友を失い絶望して「自分はもう働けない」と処理されることを望むAA2153を&bold(){&color(red){「働くことに意味を見出すなど100年早い!」}}と一蹴した。 **腎臓(第二部) 血液を濾過した老廃物である尿を生成する。この漫画では「[[千と千尋の神隠し]]」の湯屋の様な場所として描かれている。 ・糸球体 血液を濾過するフィルターの役割を果たす。糸球体は皆お団子頭の湯女の姿をしている。 「婆様」と呼ばれる老婆が若い娘の糸球体達を仕切っていたが…。 **その他細胞 ・脂肪細胞 細胞質内に脂肪滴(油)を有する細胞。高カロリー摂取や運動不足などによって肥大化していき、肥満の原因となる。 運動不足のせいで力士のようにパンパンに太っている。 &bold(){本編の[[マスト細胞>マスト細胞(はたらく細胞)]](肥満細胞)とはなんの関係も無い。} ・一般細胞 本編では若い男性型ばかりだが、今作ではオバちゃんの個体もいる。 &bold(){「ちょっと赤血球さん!最近酸素の供給が全然足りないよ!」「末端の細胞は死ねっていうのかい?」} 痛風で焼け野原になった足先に、「これくらい痛めつけないと僕らの悲鳴はこの体に届かない」と赤血球AA2153が現れると、彼らも溜まりに溜まった不満を爆発させた。 &bold(){「…そうだこんな状況で働いてられるか!!」「もっとビタミンをよこせ!」「少しは休みを取らせろ!」「ニコチンの供給が多すぎるぞ!」「アルコールの量を減らせ!」} **細菌 ・肺炎球菌 本編とほぼ同じ容姿。容赦無く赤血球の喉元を食いちぎり溶血させる。 ・淋菌 淋病を引き起こす細菌。 「淋」菌というだけあって、常に「淋シイ……淋シイ……」と連呼している((「淋病」の名前の由来は、炎症によって尿道が塞がる事で尿の勢いが落ちてポタポタと漏れ出るようになる事を、雨の中の「林」の木々から雨水が滴り落ちる様子に準えたものであるため「淋しい」とは無関係))。 容姿は背中から触手を生やした[[マタンゴ]]といった感じで、頭部や触手の形状は''明らかに男性器を模している。''&font(l){要するにきたない[[BB部隊>BB部隊(メタルギアソリッド)]]} 頑強な細胞壁を持つために好中球の装備では歯が立たず、しかも増殖速度が極めて速いため、好中球独力では退治不可能という恐るべき細菌。 彼らを撃滅するまでに好中球は多数の戦死者を出す事態となってしまった。 その後&bold(){ペニシリン}の到着により戦況が逆転。細胞壁を破壊された後のシルエットは、元々亀頭を模した頭部に加え、太ももが球状になっているため&bold(){&color(#ff69b4){もう完全に手足の付いたチンコ}}であった。 また本作に於いて、淋病によって引き起こされる「尿道から膿が出る症状」は、細胞達による''戦死した好中球の水葬''という形で表現された((実際に膿の正体は死亡した白血球が堆積したものである。顕微鏡サイズの存在である白血球(の死体)が、肉眼ではっきり見える塊を成すという事からもどれだけ激しい戦いだったか、どれだけ淋菌が手強い相手であるかが想像できるだろう))。 好中球に対しては、触手を身体に絡み付かせて締め上げる事で攻撃する。そして好中球は揃いも揃って巨乳美女。[[後は分かるな?>触手]] そして締め上げが主な攻撃手段なのに''何故か好中球の着ている服をビリビリに破り裂く''。いいぞもっとや……いや、やっぱりやめてあげてください……。 ・ピロリ菌 胃粘膜を傷つけ、胃潰瘍を誘発するとされる細菌。本作では胃酸の海を泳ぐ巨大な怪物として描かれている。 免疫細胞たちの決死の攻撃もさほどの効果を上げずお手上げ状態だったが、最終的に外の人が服用した抗生物質によって制圧された。 完全な駆除に成功したのかは不明((抗生物質によるピロリ菌駆除は、一度目の成功率が8割程度。殆どの場合二度の服薬で駆除できるが、稀に駆除しきれない場合もある。))。 **人間/世界 細胞たちが働いている職場そのものである人間。 先述の通り第1部と第2部では世界が異なる。原作では人間の性別や年齢が分からないように配慮されているが、本作ではある程度推測出来る描写が存在する。 ***第1部の体 描写から年齢は20歳以上(おそらくは中年)の男性という事が分かっている。 他に分かっている事は喫煙者で酒の飲みすぎにより肝機能が低下中、血液はドロドロで血管はデコボコ、ストレスによる円形脱毛症に悩まされ、EDということ。 バイアグラの摂取などから風俗も利用しているようだが、何をやらかしたのか淋病まで発症している。 作中喫煙は10年ぶりと言っていたので、長い間禁煙していたのに喫煙してなきゃやってられんような出来事があり、以後飲酒の量が増えストレスでEDになったりしているようだ。二日酔いには迎え酒というダメ人間(迎え酒は酔いで頭痛や吐き気をごまかしているに過ぎない)。 本編では&bold(){チョイ役かつトラブルメーカーでもあった「薬剤」が頻繁に登場する}のも特徴。 最終的に不摂生が祟り&bold(){&color(red){心筋梗塞を発症して心停止に至り、細胞たちの世界を滅亡寸前に追いやるが}}、心臓マッサージ、AEDの使用、外科手術(ステント治療によるプラーク除去)により一命をとりとめた。 その後は体内の環境が大きく改善しているが、多少は意識も変わったのだろうか。 ☆第1部でり患した疾病の例 ・ED ・淋病 ・円形脱毛症 ・水虫 ・胃潰瘍(+ピロリ菌感染) ・痛風 ・狭心症 ・心筋梗塞 ・大腸ポリープ 月刊少年シリウス出張版 ・口内炎 ***第2部の体 赤血球AA2153らが輸血により降り立った新たな世界(体)。 以前の体に輪をかけて劣悪な環境もあり細胞達の言動は荒みきっている。年齢や性別は不明であったが20話で男性と確定。 毛根の状況から見て&bold(){ハゲかけている}。加齢臭も漂う事からオッサンである可能性が高い。 そして赤血球たちは、この世界を蝕む病魔が「&bold(){糖尿病}」である事を知る。 ☆第2部でり患した疾病の例 ・敗血症 ・カフェイン中毒(エナジードリンクの飲み過ぎ) ・尿路結石 ・加齢臭 ・エコノミークラス症候群(肺塞栓症) ・糖尿病(尿糖、赤血球の糖化) ・AGA 追記・修正は自分の体内がホワイトだと自信がある方がお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 原作より先に建っててワロタ -- 名無しさん (2018-08-02 00:36:00) - こっちが先に立つのがここらしい -- 名無しさん (2018-08-02 06:28:08) - ここの住民の体はブラックだからね、しょうがないね -- 名無しさん (2018-08-02 08:56:09) - また髪を攻撃してる・・・やめたげてよぉ -- 名無しさん (2018-08-02 09:47:56) - 淋病にかかるわ、酒の飲みすぎで肝機能が低下してるわ、最近では痛風まで発症した。どんな生活してんだよ・・・ -- 名無しさん (2018-08-02 10:29:35) - なんと次回は心筋梗塞でございます -- 名無しさん (2018-08-02 14:30:50) - 本編の方はトラブル体質というか健康故に無頓着とはいえ、基本平和(感染しても発症は少なめ)なのに対してこちらときたら・・・ -- 名無しさん (2018-08-02 15:35:40) - ブラックな体内で励むブラッドな細胞。不健康な血は献血ですら拒否されるので、彼らに明日はない -- 名無しさん (2018-08-02 18:13:20) - 不健康な暮らしをしている人が存在するのもゴルゴムっていう仕業なんだ -- 名無しさん (2018-08-02 21:57:23) - 喫煙が10年ぶりってことは、法に触れてない限りは30歳以上では? -- 名無しさん (2018-08-02 22:10:58) - 20代でこんな不健康な身体は……もしかしたら無印の身体の20年後とかの可能性もあるのだろうか -- 名無しさん (2018-08-03 00:52:50) - 20代から20年前の人間があんな病気にかかってたら生きてないだろ… -- 名無しさん (2018-08-03 11:28:50) - 最終的に世界滅びそう(病死しそう)だよねこの漫画の人間 -- 名無しさん (2018-08-03 14:22:28) - ↑6 むしろ輸血とかでやって来る細胞はいそうで・・・合掌 -- 名無しさん (2018-08-03 14:28:46) - ↑2 そのとき不思議なことが起こって、次の回から「はたらく細胞BLACK RX」に! -- 名無しさん (2018-08-03 17:15:13) - ↑今週心筋梗塞で心停止起こしてるしその時不思議な事が起こった!(電気ショックで蘇生)はあるかも知れんね -- 名無しさん (2018-08-04 00:56:53) - これ見ると自分の体労ろうと思うわ……いやマジで -- 名無しさん (2018-08-04 02:52:12) - 最新話でお偉いさんがヤバイ状態なのはわかってたけど治る可能性もむにゃむにゃ・・・と無責任なトップな描かれ方してるけど要は身体の本人が「体やばいのわかってたけどまだ大丈夫だと思ってたんで生活改善も治療も充分にしませんでした」ってことだよな。我々(の思考)は皆世界の絶対的指導者と思えば意識を改革できるか? -- 名無しさん (2018-08-04 19:01:47) - 原作と原作者って書いてあるけどミス?それともあってる? -- 名無しさん (2018-08-09 10:56:57) - はたらく細胞 世界をかける -- 名無しさん (2018-08-09 11:33:36) - ↑11 中学だか高校だかに未成年喫煙やらかしてたってことやろなぁ…… -- 名無しさん (2018-08-10 08:20:19) - 1部完で体内それなりに落ち着いたようだが、入院中なんだろうか。 -- 名無しさん (2018-08-12 13:26:43) - 少なくとも体は中年男性? -- 名無しさん (2018-08-17 07:14:43) - なんとか生き延びたのは細胞達にとっては良かったけど体の主にとってはホントにいいことだったんだろうか… -- 名無しさん (2018-08-18 06:11:48) - 自分だって完璧な健康生活を送れてるわけではないが、絶対にこの体よりはマシな生活してるよ・・・ -- 名無しさん (2018-09-05 11:14:43) - 二部で入院中の世界がどうなるのかとかを見てみたい -- 名無しさん (2018-09-06 18:47:44) - やっと環境がマシになったと思ったら輸血でまたブラックなところに移されて可哀想 -- 名無しさん (2018-10-16 11:54:45) - ↑体を移動するのは盲点だった。考えたら連続で命にかかわる病気やケガするのも限度があるもんね。 -- 名無しさん (2018-10-19 17:02:08) - ↑ 散々身体壊した挙句文字通り死の淵まで行ったのに、この上にまだ成人病を繰り返してたら外の人どんだけアホやねんって話になるしね。細胞達の尽力もまるで報われんし。俺もあれは上手いと思った。肝細胞さんらと離れ離れになってしまうのは少々寂しくもあるが。 それにしてもAA2153、下手するとAE3803以上のトラブル巻き込まれ体質なのかもな……。 後、新しい身体の白血球はロリだったね。1196がセクシーでアダルティだったから差別化したのかな -- 名無しさん (2018-10-19 17:14:00) - ↑身体の人が子供説もあったな。それであのブラック環境だとブラックすぎる案件だけども -- 名無しさん (2018-10-22 17:58:08) - 加齢臭ひとつで絶望感が半端なさすぎる…… -- 名無しさん (2018-12-10 21:08:25) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2018/08/02 (木) 00:34:32 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&big(){&bold(){&color(red,black){ “働き方改革”なんて微塵も導入される気配のない、細胞たちの“ブラック”労働活劇!}}} &big(){&big(){&bold(){&color(red,black){働け! 細胞ども!!}}}}} &big(){&big(){■}}&bold(){概要} 『はたらく細胞BLACK』とはモーニングにて連載している『[[はたらく細胞]]』のいくつかあるスピンオフ漫画の一つ。既刊は2巻。 原作は『ゆりキャン』などの原田重光。作画を本作が初連載の初嘉屋一生が担当。 監修を原作者の清水茜。 原作に比べ人体が不摂生な生活を送っているので細胞たちが[[ブラック企業]]並みに忙しく働いている。 また原作では主人公の赤血球は女性、白血球が男性だったが、本作では逆に主人公的な赤血球が男性、準主役となる白血球が女性となっており、 どちらも本編のAE3803、U-1146の性別を反転させた様な容姿をしている。 掲載誌が青年誌という事もあってかエロ・グロを含む表現が多く、ショッキングな描写も少なくないため、コメディ然とした原作と比べて少々人を選ぶ。 この際なのでぶっちゃけると、主役の個体を含む白血球''(本作では全て女性)''などの&font(#ff69b4){''見えちゃマズい部分(乳首)''}も''バリバリ露出させている''。 また原作では死亡した細胞は(×△×)といった感じに目がバッテンで描かれるが、本作では死んだ細胞にそのようなデフォルメがされる事は無く、 原作で描かれる事がほとんど無い赤血球の溶血、白血球の戦死者も容赦なく発生している。 戦闘員である白血球がことごとく女性なためリョナっぽいシーンもあり、この点も好みが分かれる要素かもしれない。 人気があったようで発売から2日で2万3000部の重版が決定し、 その報告を聞いた原作の原田氏は「ホッとしました……大事な作品をお借りしていたので」と言ったという。 18年8月8日時点では累計9万3000部になった。 ちなみにTwitterを見るにペン入れまでアナログで作業し、仕上げをデジタルでしているようだ。 元々は全10話を予定していたが、人気が出たため連載の継続が決定した上で第一部が終了。 一時休載を経て始まった第二部は「輸血」により舞台が別の体へと移っている。 また、月刊少年シリウス出張版では第一部の前日譚が掲載された。 &big(){&big(){■}}&bold(){あらすじ} 毎日せっせと体中に酸素を運ぶ、新米赤血球。 しかし彼の職場(世界)の労働環境は、徹底的にブラック――!! 飲酒、喫煙、ストレス、睡眠不足……不健康の総合商社のような世界で、過重労働の末に細胞たちは何を思うのか? これは、&bold(){あなたの体の物語}――。 (公式より引用) &big(){&big(){■}}&bold(){登場人物} **[[&bold(){・赤血球}>赤血球(はたらく細胞)]] 酸素を体中に届けるのが仕事。 本作の赤血球は女性型がほとんどおらず、登場する個体はほぼ全て男性型となっている。また、本編ではほとんど登場しない老人の赤血球もおり、寿命で死を迎える姿も描かれている。 詳しくは個別へ。 ・AA2153 &bold(){「酸素を運ぶそれが僕の仕事だ!」} 主人公。 男性の新米赤血球。 本編の赤血球AE3803と同様に、右側頭部から飛び出しているアホ毛とメガネが特徴。 その劣悪な環境もあり、自身を含めた細胞が「何故働くのか」「何ができるのか」「何をすべきなのか」を常に自問している。 彼もまた「体」という名の世界を維持する為に、「自分に課せられた仕事を全うする」為に、時に悩みながらも懸命に働く。 セクシーな肝細胞(≒キャバ嬢)にドギマギさせられるなど、シャイかつウブ。 白血球1196番との交流の中、劣悪でブラックな環境でも努力しいい世界(体)を築いていきたいと願っていたが…。 **[[&bold(){・好中球}>白血球(はたらく細胞)]] いわゆる「白血球」。体内に侵入して来た細菌や異物を攻撃し身体を守るのが役目。 本編ではその全てが男性型だったが、本作では逆に全個体が女性。 また武器は第一部の個体は日本刀、第二部の個体はサーベルを使用している。 詳しくは個別へ。 ・[[白血球1196>白血球(はたらく細胞)]] &bold(){「大丈夫か?新米」} もう一人の主役となる女性の白血球(好中球)。 右目を長い前髪で隠しており、原作の白血球(好中球)を女性にしたような感じである。 本作の好中球の例に漏れず、彼女もまた中々の巨乳かつノーブラ。下はちゃんと履いていたがなんと''黒パンツ''であった。 原作の1146と同様に職務に忠実で真面目な性格。 また作者によると「クールな性格なのではなく、任務の為にクールであろうとする性格」との事。 AA2153とは、彼が酸素の運搬中に一酸化炭素と肺炎球菌のダブルパンチを喰らっていた所を助けた事を切っ掛けに知り合った。以降彼を「新米」と呼ぶ。 原作のU-1146と比べて主人公の赤血球との交流の機会は少ないのだが、彼の事は気にかけている様で、 肝細胞とAA2153が良い雰囲気になっている(ように見える)様を見た時には面白くなさそうにしたり、 彼から激励を受けた際には素直に嬉しそうにしていた。%%かわいい。%% 原作者の清水先生は本作の白血球を&bold(){「今まで読んだ漫画の中でも特に好きなデザイン」と}褒めている。 ・隊長好中球(仮称) &bold(){「正直に言おう…負け戦だ……!それでも我々は戦い続けなければならない!死を恐れるな!武器を持て!細菌どもを喰らい尽くせ!!」} 好中球達のリーダー的存在。 顔の中央を横断する大きな傷跡と、左目に着けたアイパッチが特徴的な勇ましい女性。 彼女のみ、刀を二本装備している。 4話の表紙にて、1196番の骨髄球時代からの師である事が示唆されている。 淋菌の侵入に際し、勝利の見込みの無い戦いであると理解しつつも憶する事無く、また他の好中球達を鼓舞し、自身も最前線で戦った。 しかし彼女らが駆逐するより圧倒的に速い増殖速度を持つ淋菌を前に次第に劣勢となり、遂には彼女も多数の淋菌に囲まれ……。 ・白血球ちゃん &bold(){「こんな体(せかい)のためでも…細胞(わたし)たちは働かなきゃならないんだよ!」} ツインテール+貧乳の好中球。血小板より少し年上程度の外見の女の子。 第二部の身体の好中球のメイン個体。他の細胞や血球と同様、1196とは衣装が異なる。 外見に違わず性格も子供っぽいが、子供扱いされると怒る。 ・[[キラーT細胞>キラーT細胞(はたらく細胞)]] &bold(){「異物ハ排除…異物ハ排除…」} 白血球の一種で、ストレスにより繁殖しやすくなった細菌と日夜戦う。 性別は男のままだが、苛烈すぎる生活環境のためか&bold(){無印版より肉体が屈強かつ傷だらけになっている}のが特徴。 ヘルパーT細胞の命令によって暴走し毛根の毛母細胞を攻撃してしまう。ステロイドに捕縛され我に帰った後は毛母細胞の少年に侘びていた。 &bold(){命令(サイトカイン)を出したヘルパーT細胞が悪いはずなのだが一般細胞には「働き過ぎでおかしくなったT細胞たちが毛母細胞を襲ったらしい」と噂されていた。理不尽。} ・ヘルパーT細胞 敵の情報をキラーT細胞に伝え出動させるのが仕事。 過剰なストレスで&bold(){「少しでも細菌の可能性があるものは排除する」}という考えに至り、 「活発に活動している細胞はガン細胞」「怪しい奴らはこの体から根絶やしにしろ!!」という理屈で樹状細胞が止めるのも聞かずに毛母細胞に対する攻撃命令を出し円形脱毛症を引き起こしてしまう。そしてステロイドに捕縛される。 &bold(){はっきり言って無能な働き者である司令官。…この世界の制御性T細胞さんはどこに行ったのだろう。} ・NK細胞 11話に登場。大腸内のポリープが癌細胞でないか調べていた。 ・血球司令官(仮称) 赤血球白血球に司令を出す司令官。本編には彼に該当する細胞がいない為正確な役職は不明。 眼鏡を掛け女性のサポート司令がいることからどちらかというと彼の方が本編のヘルパーT細胞に近いイメージ。この体の健康状態の悪さをいつも憂えている。 ・第二部の血球司令官(仮称) 第二部の血球に司令を出す司令官。若干目が死んでる個性的な顔立ち。「この体ではノルマが全て」という考え方の持ち主。彼は裸眼だが、眼鏡を掛けた三つ編みの女性サポート司令がいる。 ・[[マクロファージ>マクロファージ(はたらく細胞)]] 本編とほぼ同じ容姿。しかし本編ほどの強キャラ感は無い。淋菌に敗れたお団子ヘアーの白血球を看取った。 ・[[血小板>血小板(はたらく細胞)]] 本編と同じ愛くるしい幼児の姿だが出番は少なめ。胃では過酷な止血作業を行い主細胞にも頼られている。 心筋梗塞編ではプラークの崩落を固めて血栓を作るが…。 **肝臓 複数の役割を持つ肝臓であるが、今作では「アルコールの分解」の機能がピックアップされている。 酒と密接に関わるためか本作の肝臓は歓楽街で表現されており、入口は''まんま歌舞伎町一番街のアーケード''になっている。 -肝細胞 肝臓の7~80%を占める細胞。肝臓内のキャバクラで働いている。 見た目は完全にキャバ嬢。髪をアップにしたメインの個体の他に、髪型が黒髪ロング・ツインテールの個体も存在するが、総じてセクシーな美女。 やって来た客のアルコールを、コップに入った2種類の飲料の形で表現される酵素で分解するのが仕事。 なお、赤血球たちは肝臓へ行き肝細胞にアルコールを分解してもらうことを&bold(){&color(#ff69b4){「ヌきに行く」「ヌいてもらう」}}と形容する。 余りにアレな言い回しな所為でか、AA2153は当初は盛大に誤解していた模様。 そして肝細胞は、それを察した上で特に触れる事はなかった。流石はプロである。 ここ最近は飲酒が多く、アルコールを分解する時に発生するアセトアルデヒドという毒物に当てられて死亡した肝細胞も少なくない模様。 メインの個体も体調を悪くしており、初登場時点では多少無理を押せば接客できていたが、 後に再登場した際には、飲酒の更なる増加を含む身体全体の不調の影響を受けて彼女の体調悪化も深刻化し、 身体はやつれ髪はボサボサ目は虚ろ……と酷い有様であった。一応、その後多少は持ち直した様子。 ・クッパ―細胞 類洞内にいるマクロファージの一種。キャバクラで働いている。 踊り子のような恰好をしており、おっぱいをモロ出ししている 古くなった赤血球を貪食するのが仕事。 本編にも僅かながら登場しており、熱中症の回で全身に黒い布を纏った格好で大量の傘を運んでいた。 **睾丸 精子の発生、形成が行われる。本作では精原細胞を育てる保育所のような場所として描かれている。 ・セルトリ細胞 精原細胞に栄養や酸素などを供給する細胞。 保母さんのような見た目。 ・精原細胞 赤ん坊のような見た目。彼らが育つと精子になる。 ・精子 &bold(){「待っててね卵子ちゃん今会いに行くから……!」} 生物にとって重要な生殖に必要な子種。 &bold(){白いふっくらしたおたまじゃくしに頭が生えている}という、直球ながらもなんともいえないデザイン。 赤血球たちの働きでなんとか射精され、新たな人間になるため卵子を求め外の世界へ旅立っていった。 が、実際は快楽を求めての性交と指摘されており、直後に淋菌に感染。つまりこの子たちはムダ死に……。 余談だが、現実的な話をすると体内で貯蔵された精子は3~4日で自然に分解されて消滅するため、 3日毎に欠かさず妊娠目的で射精しているのでなければ「無駄撃ち」していようがいまいが状況的には大差ない。 その後喫煙やアルコール、ストレスによる男性ホルモンの低下で精子たちの数は減り元気が無くなっていく…。 **毛根 毛の元となる組織。 ・毛母細胞 ヘルパーT細胞の誤解によってキラーT細胞から攻撃を受けてしまった毛髪を生み出す細胞。 見た目を一言で表せば''黒くてひょろいストレッチマン''。 **胃 食物からエネルギーを取り出す高炉。胃潰瘍の発生で身体の中でのもっとも危険な場所になってしまった。本作では好酸球と好塩基球は不在。 ・主細胞 胃の内側に数多く存在する細胞。ペプシンのもとになるペプシノーゲンを分泌する。職人気質のおっさん。副細胞や血小板に指示を出す。 ・副細胞 胃酸やペプシンにより胃が傷つくのを防ぐため、粘液を分泌している細胞。ガスマスク姿で目が可愛らしい。 **脾臓 ・赤脾髄 血液をろ過し不要な物質を取り除いたり、古くなったり傷ついた赤血球を処理するのが仕事。 ビジュアルは裁判所の裁判官みたいな老人。 友を失い絶望して「自分はもう働けない」と処理されることを望むAA2153を&bold(){&color(red){「働くことに意味を見出すなど100年早い!」}}と一蹴した。 **腎臓(第二部) 血液を濾過した老廃物である尿を生成する。この漫画では「[[千と千尋の神隠し]]」の湯屋の様な場所として描かれている。 ・糸球体 血液を濾過するフィルターの役割を果たす。糸球体は皆お団子頭の湯女の姿をしている。 「婆様」と呼ばれる老婆が若い娘の糸球体達を仕切っていたが…。 **その他細胞 ・脂肪細胞 細胞質内に脂肪滴(油)を有する細胞。高カロリー摂取や運動不足などによって肥大化していき、肥満の原因となる。 運動不足のせいで力士のようにパンパンに太っている。 &bold(){本編の[[マスト細胞>マスト細胞(はたらく細胞)]](肥満細胞)とはなんの関係も無い。} ・一般細胞 本編では若い男性型ばかりだが、今作ではオバちゃんの個体もいる。 &bold(){「ちょっと赤血球さん!最近酸素の供給が全然足りないよ!」「末端の細胞は死ねっていうのかい?」} 痛風で焼け野原になった足先に、「これくらい痛めつけないと僕らの悲鳴はこの体に届かない」と赤血球AA2153が現れると、彼らも溜まりに溜まった不満を爆発させた。 &bold(){「…そうだこんな状況で働いてられるか!!」「もっとビタミンをよこせ!」「少しは休みを取らせろ!」「ニコチンの供給が多すぎるぞ!」「アルコールの量を減らせ!」} **細菌 ・肺炎球菌 本編とほぼ同じ容姿。容赦無く赤血球の喉元を食いちぎり溶血させる。 ・淋菌 淋病を引き起こす細菌。 「淋」菌というだけあって、常に「淋シイ……淋シイ……」と連呼している((「淋病」の名前の由来は、炎症によって尿道が塞がる事で尿の勢いが落ちてポタポタと漏れ出るようになる事を、雨の中の「林」の木々から雨水が滴り落ちる様子に準えたものであるため「淋しい」とは無関係))。 容姿は背中から触手を生やした[[マタンゴ]]といった感じで、頭部や触手の形状は''明らかに男性器を模している。''&font(l){要するにきたない[[BB部隊>BB部隊(メタルギアソリッド)]]} 頑強な細胞壁を持つために好中球の装備では歯が立たず、しかも増殖速度が極めて速いため、好中球独力では退治不可能という恐るべき細菌。 彼らを撃滅するまでに好中球は多数の戦死者を出す事態となってしまった。 その後&bold(){ペニシリン}の到着により戦況が逆転。細胞壁を破壊された後のシルエットは、元々亀頭を模した頭部に加え、太ももが球状になっているため&bold(){&color(#ff69b4){もう完全に手足の付いたチンコ}}であった。 また本作に於いて、淋病によって引き起こされる「尿道から膿が出る症状」は、細胞達による''戦死した好中球の水葬''という形で表現された((実際に膿の正体は死亡した白血球が堆積したものである。顕微鏡サイズの存在である白血球(の死体)が、肉眼ではっきり見える塊を成すという事からもどれだけ激しい戦いだったか、どれだけ淋菌が手強い相手であるかが想像できるだろう))。 好中球に対しては、触手を身体に絡み付かせて締め上げる事で攻撃する。そして好中球は揃いも揃って巨乳美女。[[後は分かるな?>触手]] そして締め上げが主な攻撃手段なのに''何故か好中球の着ている服をビリビリに破り裂く''。いいぞもっとや……いや、やっぱりやめてあげてください……。 ・ピロリ菌 胃粘膜を傷つけ、胃潰瘍を誘発するとされる細菌。本作では胃酸の海を泳ぐ巨大な怪物として描かれている。 免疫細胞たちの決死の攻撃もさほどの効果を上げずお手上げ状態だったが、最終的に外の人が服用した抗生物質によって制圧された。 完全な駆除に成功したのかは不明((抗生物質によるピロリ菌駆除は、一度目の成功率が8割程度。殆どの場合二度の服薬で駆除できるが、稀に駆除しきれない場合もある。))。 **人間/世界 細胞たちが働いている職場そのものである人間。 先述の通り第1部と第2部では世界が異なる。原作では人間の性別や年齢が分からないように配慮されているが、本作ではある程度推測出来る描写が存在する。 ***第1部の体 描写から年齢は20歳以上(おそらくは中年)の男性という事が分かっている。 他に分かっている事は喫煙者で酒の飲みすぎにより肝機能が低下中、血液はドロドロで血管はデコボコ、ストレスによる円形脱毛症に悩まされ、EDということ。 バイアグラの摂取などから風俗も利用しているようだが、何をやらかしたのか淋病まで発症している。 作中喫煙は10年ぶりと言っていたので、長い間禁煙していたのに喫煙してなきゃやってられんような出来事があり、以後飲酒の量が増えストレスでEDになったりしているようだ。二日酔いには迎え酒というダメ人間(迎え酒は酔いで頭痛や吐き気をごまかしているに過ぎない)。 本編では&bold(){チョイ役かつトラブルメーカーでもあった「薬剤」が頻繁に登場する}のも特徴。 最終的に不摂生が祟り&bold(){&color(red){心筋梗塞を発症して心停止に至り、細胞たちの世界を滅亡寸前に追いやるが}}、心臓マッサージ、AEDの使用、外科手術(ステント治療によるプラーク除去)により一命をとりとめた。 その後は体内の環境が大きく改善しているが、多少は意識も変わったのだろうか。 ☆第1部でり患した疾病の例 ・ED ・淋病 ・円形脱毛症 ・水虫 ・胃潰瘍(+ピロリ菌感染) ・痛風 ・狭心症 ・心筋梗塞 ・大腸ポリープ 月刊少年シリウス出張版 ・口内炎 ***第2部の体 赤血球AA2153らが輸血により降り立った新たな世界(体)。 以前の体に輪をかけて劣悪な環境もあり細胞達の言動は荒みきっている。年齢や性別は不明であったが20話で男性と確定。 毛根の状況から見て&bold(){ハゲかけている}。加齢臭も漂う事からオッサンである可能性が高い。 そして赤血球たちは、この世界を蝕む病魔が「&bold(){糖尿病}」である事を知る。 ☆第2部でり患した疾病の例 ・敗血症 ・カフェイン中毒(エナジードリンクの飲み過ぎ) ・尿路結石 ・加齢臭 ・エコノミークラス症候群(肺塞栓症) ・糖尿病(尿糖、赤血球の糖化) ・AGA 追記・修正は自分の体内がホワイトだと自信がある方がお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 原作より先に建っててワロタ -- 名無しさん (2018-08-02 00:36:00) - こっちが先に立つのがここらしい -- 名無しさん (2018-08-02 06:28:08) - ここの住民の体はブラックだからね、しょうがないね -- 名無しさん (2018-08-02 08:56:09) - また髪を攻撃してる・・・やめたげてよぉ -- 名無しさん (2018-08-02 09:47:56) - 淋病にかかるわ、酒の飲みすぎで肝機能が低下してるわ、最近では痛風まで発症した。どんな生活してんだよ・・・ -- 名無しさん (2018-08-02 10:29:35) - なんと次回は心筋梗塞でございます -- 名無しさん (2018-08-02 14:30:50) - 本編の方はトラブル体質というか健康故に無頓着とはいえ、基本平和(感染しても発症は少なめ)なのに対してこちらときたら・・・ -- 名無しさん (2018-08-02 15:35:40) - ブラックな体内で励むブラッドな細胞。不健康な血は献血ですら拒否されるので、彼らに明日はない -- 名無しさん (2018-08-02 18:13:20) - 不健康な暮らしをしている人が存在するのもゴルゴムっていう仕業なんだ -- 名無しさん (2018-08-02 21:57:23) - 喫煙が10年ぶりってことは、法に触れてない限りは30歳以上では? -- 名無しさん (2018-08-02 22:10:58) - 20代でこんな不健康な身体は……もしかしたら無印の身体の20年後とかの可能性もあるのだろうか -- 名無しさん (2018-08-03 00:52:50) - 20代から20年前の人間があんな病気にかかってたら生きてないだろ… -- 名無しさん (2018-08-03 11:28:50) - 最終的に世界滅びそう(病死しそう)だよねこの漫画の人間 -- 名無しさん (2018-08-03 14:22:28) - ↑6 むしろ輸血とかでやって来る細胞はいそうで・・・合掌 -- 名無しさん (2018-08-03 14:28:46) - ↑2 そのとき不思議なことが起こって、次の回から「はたらく細胞BLACK RX」に! -- 名無しさん (2018-08-03 17:15:13) - ↑今週心筋梗塞で心停止起こしてるしその時不思議な事が起こった!(電気ショックで蘇生)はあるかも知れんね -- 名無しさん (2018-08-04 00:56:53) - これ見ると自分の体労ろうと思うわ……いやマジで -- 名無しさん (2018-08-04 02:52:12) - 最新話でお偉いさんがヤバイ状態なのはわかってたけど治る可能性もむにゃむにゃ・・・と無責任なトップな描かれ方してるけど要は身体の本人が「体やばいのわかってたけどまだ大丈夫だと思ってたんで生活改善も治療も充分にしませんでした」ってことだよな。我々(の思考)は皆世界の絶対的指導者と思えば意識を改革できるか? -- 名無しさん (2018-08-04 19:01:47) - 原作と原作者って書いてあるけどミス?それともあってる? -- 名無しさん (2018-08-09 10:56:57) - はたらく細胞 世界をかける -- 名無しさん (2018-08-09 11:33:36) - ↑11 中学だか高校だかに未成年喫煙やらかしてたってことやろなぁ…… -- 名無しさん (2018-08-10 08:20:19) - 1部完で体内それなりに落ち着いたようだが、入院中なんだろうか。 -- 名無しさん (2018-08-12 13:26:43) - 少なくとも体は中年男性? -- 名無しさん (2018-08-17 07:14:43) - なんとか生き延びたのは細胞達にとっては良かったけど体の主にとってはホントにいいことだったんだろうか… -- 名無しさん (2018-08-18 06:11:48) - 自分だって完璧な健康生活を送れてるわけではないが、絶対にこの体よりはマシな生活してるよ・・・ -- 名無しさん (2018-09-05 11:14:43) - 二部で入院中の世界がどうなるのかとかを見てみたい -- 名無しさん (2018-09-06 18:47:44) - やっと環境がマシになったと思ったら輸血でまたブラックなところに移されて可哀想 -- 名無しさん (2018-10-16 11:54:45) - ↑体を移動するのは盲点だった。考えたら連続で命にかかわる病気やケガするのも限度があるもんね。 -- 名無しさん (2018-10-19 17:02:08) - ↑ 散々身体壊した挙句文字通り死の淵まで行ったのに、この上にまだ成人病を繰り返してたら外の人どんだけアホやねんって話になるしね。細胞達の尽力もまるで報われんし。俺もあれは上手いと思った。肝細胞さんらと離れ離れになってしまうのは少々寂しくもあるが。 それにしてもAA2153、下手するとAE3803以上のトラブル巻き込まれ体質なのかもな……。 後、新しい身体の白血球はロリだったね。1196がセクシーでアダルティだったから差別化したのかな -- 名無しさん (2018-10-19 17:14:00) - ↑身体の人が子供説もあったな。それであのブラック環境だとブラックすぎる案件だけども -- 名無しさん (2018-10-22 17:58:08) - 加齢臭ひとつで絶望感が半端なさすぎる…… -- 名無しさん (2018-12-10 21:08:25) #comment #areaedit(end) }

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