G-SAVIOUR(ガンダムシリーズ)

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&font(#6495ED){登録日}:2010/07/05(月) 13:18:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(7){&bold(){&color(silver,midnightblue){未来を“築く”ための戦い}}}} 2000年に発表された、ガンダム生誕20周年記念プロジェクトの1作。 サンライズと、アメリカのポールスター・テレヴィジョン社との合同で製作された、日米合作映画。 監督はグレーム・キャンベル。 タイトルにも本編にもガンダムの文字は1つも無いが、れっきとしたガンダムシリーズの作品である。 また、シリーズ初の実写作品として(96年のゲーム「GUNDAM THE WAR FOR EARTH」は除く)製作され、このインパクトは当時も現在も不変となっている。 MSの描写はコクピット以外全てCGで表現されており、駆動音に“ウイ~ン”といった実際の機械音を取り入れ、無重力宇宙空間ではフワフワと漂い、重力下では低音と重量感を意識した独特のある種リアルな描写は、“非常にリアリティ溢れる”か“もっさりしてる”の二分の評価に分かれるところ。 他にも後述するコクピットのデザインやハリウッドSF恒例のデブリ抜けなどから、「[[ウルトラマンパワード]]」と同様に、海外と日本のSF描写観の違いを味わえる。 ハリウッド制作という宣伝もされたが、実際の所はそこまででもないTVスペシャル級の予算(およそ10億円)で製作されたためか、実写パートは少々しょっぱいものとなっている他、「スターシップ・トゥルーパーズ」の戦闘服の流用など、残念な部分もチラホラ…… また、吹き替え版は話題性を重視してタレントを中心にキャスティングを行ったせいで棒読みが目立つ。 発表当時、模型雑誌「ホビージャパン」で毎月特集が掲載され、後述するメディアミックスなど精力的なプロモーション行われたが、結果は皆の知る通り惨敗に終わった。 なので現在では黒歴史(スラング的な意味で)に近い扱いを受けているが、公式の年表にはきちんと宇宙世紀0223年の物語として記載されている。 しかし、最近は公式の年表でもスルーされることが多く『否定もしないが肯定もしない』という宙に浮いた状態となっている事が多い。 なお、Gジェネなどのゲーム出演が一切無いのは、日米合作という版権絡みの問題であるとも言われているが詳細は不明である。 小説版の表紙のキャラは実写ではなくイラストであり、仮に参戦するなら違和感のないイラスト版のような絵になるかもしれない。 例として、CGの[[IGLOO>機動戦士ガンダム MS IGLOO]]やコロ落ちのキャラはカード、Gジェネ、ギレンの野望OPではアニメ絵になっている。 **■ストーリー ザンスカール帝国戦争から70年、そして1年戦争から144年を経た宇宙世紀223年。 既に崩壊した地球連邦は、連邦派のコロニーを再編し「セツルメント国家議会」を結成し、再び地球圏の統治が始まった。 しかし、長きに渡る宇宙戦国時代の動乱によって地球の環境汚染が本格化し、地球圏は深刻な食糧不足に悩まされていた。 その頃、元国家議会軍の青年マーク・カランの働く大西洋深海農業研究所リグにスパイが進入。 捕縛されたが、マークはそこでシンシア・グレーブスと出会う。 彼女らは中立セツルメントであるサイド・ガイアの研究者達であり、リグで食料不足を救う鍵となる「生物発光体」の開発のため侵入したと話す。 マークは彼女を留置所から連れ出し、リグの研究所で「生物発光体」の開発実験に大成功した。 しかし、それを強奪して独占しようと企む国家議会軍ガーノー総督の手が迫り、マークはしてない筈の殺人の罪に問われて指名手配されてしまう。 シンシアはマークとガールフレンドのミミ・デビアを連れてサイド4ニューマンハッタンに逃亡。そこでマークはかつて事故死したはずの戦友フィリッペ・サン・シモンと再会する。 彼は事故死に見せかけ離反、秘密結社「イルミナーティ」の幹部をしていると告白、更に最新型MSのGセイバーのパイロットを務めるよう促す。 なし崩しにGセイバーを受け取ったマークたちはサイド8ガイアへ亡命した。しかしそれも束の間、ミミはガーノーのスパイであり、彼女はガイアのコンピューターに侵入して意図的に議会軍の艦を砲撃する。 これを口実に議会軍が武力侵攻を開始、マークを憎む元上官ジャック・ヘイルが率いるMS部隊が迫る。マークは「生物発光体」、そしてシンシアたちを守る為、Gセイバーで立ち向かう! 本作の出来事は「ガイアの光事件」として記録される。 **■用語 ●スペースセツルメント 本作における、スペースコロニーの名称。 作中では各サイドが事実上独立していることから、コロニー(植民地)は不適切としてセツルメント(入植地)となった。 なお、本作においてはアースノイドとスペースノイドの軋轢はこれ以前の時期よりは幾分か少ないらしく((環境汚染によって地球の食料自給率が低下し、セツルメントからの輸入に頼らざるをえなくなったため。この兆候はザンスカール戦争の頃から見られたらしい))、 サウンドシネマでは親善野球試合ユニバースシリーズが毎年開催されていることも語られている。 ●セツルメント国家議会 崩壊した地球連邦の残党が、比較的連邦寄りのサイド2,3,5,7を取り込んで作り上げた新たな統一政体。 中央議会から派遣された知事が各地域の統治を行っている。 多分に軍閥的な部分があり、かつてのティターンズを彷彿とさせる武力にまかせた強権政治から、反感を持つ者も多い。 ●セツルメント自由同盟 サイド1,4と月面都市が国家議会に対抗して作り上げた勢力。 詳細な描写は少ない。 ●ニューマンハッタン サイド4に存在するセツルメントのひとつ。 自由同盟所属のセツルメントではあるが、インターナショナルな気風に溢れている。 セントラルパークを再現した公園や、自由の女神像のレプリカなどもあったりする。 ●サイド・ガイア サイド4と同じラグランジュ4に存在するサイドの呼称。 国家議会成立の時点ではまだ建造中だったため中立サイドとして扱われているが、食料開発力に目をつけた国家議会に狙われている。 サイド4との間の空域も大部分が議会軍の監視下に置かれており、気づかれずに行き来するためには危険な暗礁空域を通るしかない。 本編ラストにて、ガイアの光事件を重く見た国家議会によってサイド8としての正式な認可を受け、自治権を獲得した。 ●イルミナーティ 秘密裏に設立された武装組織。連邦時代の末期に退役軍人が中心となって結成されたプライベートクラブが元になっている。 地球圏で起こった紛争の調停を行い、時には独自の戦力で武力介入を行う。 国家議会と対立することが多いため反国家議会組織とみなされがちだが、実際の目的は地球圏の勢力バランスを保つことであり、場合によっては国家議会と協力することもある。 国家議会と自由同盟の双方に対してパイプが太いようで、実態を把握するのは困難。 …まんまソレスタルビーイングとか言ってはいけない。 ニューマンハッタン内の「サン・シモン劇場」は彼らの拠点の1つであり、劇場内の酒場「フィリッペ・ハンガー」にてフィリッペ・マルガリータを注文することがメンバーを見分ける合言葉となっている。 ●セイバーチーム ジョン・セイバーなる人物に率いられたMS開発チーム。 元々は旧連邦の所属であり、フリーダムやブグも彼らが手掛けた。 小説版によれば、弱体化した連邦の異常な体制が兵器開発にまで影響を及ぼしていた状況を打開し、当たり前の兵器を開発するための力を再び取り戻すために編成されたスペシャリスト集団とのこと。 作中では解散したと思われていたが、実は密かにイルミナーティ側についている。 その技術力は本物で、彼らが開発したセイバーシリーズMSはいずれも極めて高い性能を誇りながら、コンセプトモデルであるGセイバー以外は量産されている。 なお、ジョン・セイバーは非常に謎が多い人物で、チーム内にすらその存在自体を疑問視する者がいるほど。 ●モビルスーツ ガンダムシリーズではお馴染みの人型機動兵器。 小型化が主流だった宇宙世紀140年代の頃よりも再び大型化((一応、ザンスカール戦争期にはジェイブスなどのMSが再び大型化する可能性を示唆した機体が存在するほか、本作と矛盾あれど時代設定は近いガイア・ギアでも兵器は大型化している。また、一応設定によるとこの時代には様々なサイズのMSが存在しているらしい。))しており、シンプルな外見も合間って先祖返りしたようなものとなっている。ただし性能設定を見る限りは非常に高い推力重量比を持つ高性能っぷりなので、映像解釈の問題と思っておくのが吉である。 また、この時代には&bold(){ミノフスキー粒子を無力化する技術が確立されている}((ゲーム版を製作したサンライズインタラクティブのスタッフのコメントより。正式な設定として取り入れられているかは不明))らしいが、小説版によると本作のMSも従来同様にECM(電子妨害)の庇護下において威力を発揮する兵器として位置付けられているため、ミノフスキー粒子に代わる何かが存在する可能性も考えられる。 コクピットは全天周モニターとリニアシートが廃止されており、パイロットの正面に斜め向きのメインモニターを1枚、その両脇に三角形のサブモニター2枚(トレーラー版ではさらに足元にも1枚)をスポーツカーの窓のように配置し、そこから奥にシートをそなえつけたレイアウトが特徴。 全天周モニターに対しては本作以前の時期から「ニュータイプでない一般のパイロットでは情報量の多さに混乱し、戦闘に支障をきたす」「側面や後方を確認するためにいちいち振り向かないといけない」という欠点がしばしば指摘されてきたらしいため、恐らくこの点をセイバーチームが憂慮した結果と思われる。 なお、後付けではあるが、[[機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST]]においては長きに渡る宇宙戦国時代の中で技術が大きく衰退し、全天周モニターやリニアシートなどの技術は最早維持することすら出来ず、ビーム兵器も希少化したとされている。 ●モビルウェポン 通称MW。コンピューターによって制御される無人MS。 紛らわしいが[[モビルワーカー>モビルワーカー(鉄血のオルフェンズ)]]ではない。 議会軍は指揮官である有人MSとその手足となるMWの配備数を増やすことで戦力を増強する「MW計画」を推進している。 緻密な作戦行動と死を恐れない戦いぶりでかなりの力を発揮するが、指揮官機からの命令がなければ作戦行動中にプロトコルの更新が出来ず、とっさの状況に対応できないという欠点もある。そのため一度暴走すれば手がつけられなくなり、本編の数年前には暴走MWが居住区を丸ごと一つ焦土に変えてしまう事故が発生している。 また、前述した死を恐れない戦いぶりという点から、熟練パイロットにとってはある意味カモ同然の存在でもある。 戦闘行為に人の意思が介在しないことから嫌悪感を示す者も多い。 小説版では、MW計画はガーノーの「強力かつ絶対服従の兵士が欲しい」という要望を念頭に置き、現場の声を二の次にして進められていたため、ガーノー死後の議会軍は確固たる運用思想を持たないMWレイを持て余すこととなり、計画の見直しを決定したと解説されている。 ●生物発光体 ホタルや深海生物特有の熱を起こさない光を発する物質。 リグでは、熱を持った生物発光を起こせる生物発光体を組み込むことで、光合成に必要な熱と光を自ら生み出す植物を開発し、 荒れ果てた地上の代わりに深海に農場を作ることで食糧危機を打開することを目標として、リバ博士主導で研究開発が行われていた。 **■登場人物 ●マーク・カラン(演:ブレナン・エリオット) “&bold(){頼むぞ、Gセイバー!}” 本作の主人公。 かつては議会軍で凄腕のMSパイロットとして知られていたが、事故に遭った同僚ソウヤーを救えなかった辛い経験やジャックの非人道的な指導に嫌気がさしたことなどから退役する。 その後はリグで働いていたが、シンシアたちとの出会いによって事件に巻き込まれ、その人生を大きく狂わされる羽目に。 ソウヤーの一件からMSでの戦闘にトラウマを抱いていたものの、議会軍に次々と殺されるパイロット達の姿を目の当たりにしたことから苦悩を振り切って出撃、Gセイバーで獅子奮迅の活躍を見せる。 ミミとシンシアという2人の女性にキスしまくったリア充。 ●シンシア・グレーブス(演:エヌカ・オークマ) “&bold(){ええ・・・実験は大成功よ!}” シリーズ通して唯一の純黒人ヒロイン。 ガイアのウィズダム大学に所属する生化学者。 学会では若いながらも生物工学の権威として知られており、「生物発光体」の開発実験を行うためにリグに侵入した。 つまり、事件を起こした張本人でもある。 徐々にマークと心を通わせるが…。 なお、演じたエヌカ女史は「ガンダムW」の英語吹き替えでリリーナ役を務めており、アニメ声優としても活動している。 ●ミミ・デビア(演:カタリナ・コンティ) “&bold(){最高じゃない、あたし達にピッタリの最期ね!あんたと心中なんてちょっと悔しいけど!}” マークのガールフレンド。 議会軍の諜報部所属であり、マークと付き合っているのもお目付け役としての部分がある。 自分を国家議会の重要議員にさせるよう提言を求めるなどの汚い面があり、マークからは半ば見限られていた。 しかし心ではマークを愛しており、ガーノーに情報を流したのには個人的な感情が合わさっている。 また、「生物発光体」の食料不足解決への活用には賛成しており、最終的に議会を裏切り、ガーノーと運命を共にする。 サウンドシネマ第1話にも登場。ヒロインのエリーシアを激励、手助けして活躍する。 ●フィリッペ・サン・シモン(演:ロシュガー・マシューズ) “&bold(){あとは我々イルミナーティに任せろ!}” かつてのマークの同僚で、嫌気が差していた議会軍を事故死に見せかけて離反していた。 その後はイルミナーティに参加し、幹部を務める。 Gセイバーをはじめとするセイバーシリーズの開発にも携わっている。 マークへGセイバーに乗るよう提言したり、苦戦していたガイア軍のピンチに駆けつけたナイスハゲ。 サウンドシネマ第2話にも登場し、こちらでもオイシイ活躍を見せた。 ●フランツ・ディーター(演:アルフォンソ・キーハダ) "&bold(){マーク、太刀打ちできない!このままじゃやられちゃうよ!}" シンシアと共にリグへ侵入した、ガイアの研修生。 MSパイロットでもあり、同じくパイロットであるマークに対抗心を燃やす。 ガイアでの戦いにおいてMWレイにフルボッコにされてしまうが、マークとイルミナーティに助けられ、なんとか生還する。 ●コウビィ(演:ターイラ・マイケル) "&bold(){マークの、勝ちね…!}" ガイアの研修生。ディーター同様、シンシアのお供としてリグに潜入した。 終盤でガーノーの部下に撃たれるも、なんとか一命は取り留めた。 ●グレーブス委員長(演:ブル・マンクマ) "&bold(){このガイアが続く限り永遠に語り継がねばならないのです!今のこのガイアがあるのは、この尊い犠牲があったからこそなんだと!}" シンシアの父であり、ガイア議会の委員長。 穏健派のようで、議会軍との戦闘には難色を示していたが、世界の行く末については彼なりに真剣に考えている。 交友関係があるニューマンハッタン市長を通し、シンシアが地球に降下するための算段を整えるのに協力した。 ●リバ博士 リグに所属する高名な科学者。本編では名前と顚末のみ語られ、サウンドシネマ第3話にて登場。 どんな困難にぶつかっても不屈の執念で乗り越えてきたらしく、リグ内部での人望も厚い。 人類を食糧危機から救うために生物発光体の研究開発を行うも、最終実験に必要な触媒の開発に手を染めようとした矢先、議会軍に暗殺されてしまう。 モーリスという一人息子がおり、サウンドシネマ第3話にて主人公を務めた。 ●ガーノー総督(演:ケネス・ウェルシュ) “&bold(){シーザーもナポレオンも民衆に恐怖を与え、成功したのだよ}” 議会軍の総督で本作きっての悪役。 当初は軍を退役したマークと親しげに話しかけていたが、心では見下している。 民衆の飢餓感を煽ることで地球圏に混乱を起こし、それに乗じて自由同盟と中立セツルメントを取り込むことで、崩壊した地球連邦を再建する野望を抱いている。 サウンドシネマでは、その為に&bold(){工作員を利用して意図的に食糧危機を加速させる}という非道な行いにまで平然と手を染めていたことが発覚。 アンティーク武器を多数コレクションしており、軍服にもその意匠を取り入れるなど、センスには若干疑問が残る人。 イルミナーティがガイアへの救援に駆けつけた際、攻撃を受けないようガイアのシャトルで脱出するが、ジャックがMWレイに「ガイアから脱出する民間シャトルは全て撃墜しろ」と命令していたため、敵と誤認されて宇宙のチリと化す。 吹き替えは両さん。サウンドシネマではスケジュールの都合からか糸博氏が代役を務めていた。 ●ジャック・ヘイル(演:デイヴィッド・ラヴグレン) “&bold(){勝つためなら何してもいいんだ!それが悪役なんだよ!}” 国家議会軍のMSパイロット。悪役を自称し、勝つためなら卑劣な手段もいとわない。 金は命より重い主義で、それについていけず退役したマークを裏切り者として執拗に目をつける。 ガイアへの侵攻の際には闘いを楽しむように次々とMSを撃破し、マークとの一騎打ちでも悪役らしいコスっ辛い戦法を堂々と披露した。 なお、上記のセリフは吹き替え版のもので、実際のセリフは“Good bye my friend(さらば友よ)!”である。 ●ティム・ハロウェイ(演:ピーター・ウィリアムズ) "&bold(){誰か…誰か応答してくれ!頼む、助けてくれ…!} 冒頭で登場した議会軍のMSパイロット。 イルミナーティが衛星軌道上から投下した人工衛星(シンシア達が地球に潜入するために使ったカプセル)を追跡している最中に誤って大気圏に突入し、大西洋に墜落。 耐圧処理がされていない宇宙用ブグに搭乗していたためコクピットへの浸水で溺死しかけるが、マークによって救出され事なきことを得た。 因みに、装備なしで大気圏に突入したにも関わらず&bold(){死ぬどころか気絶すらしていない}。ブグの耐久性が凄いのか、彼が凄いのか… **■登場兵器 メカニックデザインは一部を除いて大河原邦男氏が担当しており、後に一部の機体の意匠が、同じく大河原氏が参加した[[SEED>機動戦士ガンダムSEED]]の機体に受け継がれた。 ●G-SAVIOUR Gセイバー セイバーチームが開発したガンダムタイプのMS。設計自体は旧連邦時代から行われていた模様。 開発7番目の機体とのことで、GはガンダムのGではなく、アルファベット順で7つめのGを意味する。どうやら開発された機体順にアルファベットが振られる模様。 球体関節を採用したフレーム「オリジン」に外装を被せて作られており、専用の換装ハッチを潜ることで装備換装するという点が特徴で、3種類に換装可能。所要時間はおよそ30秒。 しかし換装ハッチが場所を取ってしまうこと、ただでさえ煩雑な設計な上にオプションが改良、拡張される度にそれに合わせた調整を施さなければならないことから、運用性には若干難がある。 この換装システムに加え、スペースモードのバックパックに備わったベクターノズル式スラスターなどから、[[フォーミュラ>ガンダムF90]][[シリーズ]]の血が流れているという説もある。 武装は全形態共通で、ビームライフル、ビームサーベル×1、頭部30mmバルカン砲、ビームシールドというスタンダードなもの。 因みに、本編で登場したのは試作3号機であるGセイバー703。701は所在が不明で、702は暗礁空域での飛行試験中に事故で失われた。 #openclose(show=●各換装形態){ -無重力仕様(スペースモード) 宇宙空間での戦闘に特化した換装。単にGセイバーと言う場合は基本的にこれを指す。 背部と腰部の大型スラスターが特徴的。 上腕部と大腿部には装甲が無くフレームむき出しという、徹底した軽量化が図られており、&bold(){1008t}という驚異的な推力もあって運動性能は非常に高い。それでいてこの手の形態にありがちなパワー不足ということもなく、片腕で巨大デブリをこともなげに押しのけられる程パワフル。 重力下でも戦闘自体は出来るようである。 この機体のみガンプラ化されており、腰部スラスター基部が若干ヘタりやすい以外は当時としては良質な出来。内部フレームもきっちり再現されている。 13年の刻を超えて[[ガンダムビルドファイターズ]]にまさかの登場で本作を知る視聴者に衝撃を与えるも、ニルスの百式に瞬殺される。 が、それでもファン達は瞬殺以前に公式である映像媒体に登場出来たことに大歓喜したのであった。 BF登場に合わせてかプラモが再販されているので興味のある方は手にとってみればいかがだろうか。 -重力下仕様(テラインモード) 地上戦に特化した換装で、分厚い装甲と素早い機動性が特徴。スペースモードの約2.8倍の脚力を誇る反面、スラスター出力では劣る。 スペースモードと比べると、よりオーソドックスなガンダム像に近いデザイン。 本編では終盤の数十秒のみの登場、しかも後姿という不遇なもの。 しかし、高品質なCGによる描写と勇ましいテーマ曲に彩られ、アっという間に敵MSを撃破する姿は印象深い。 サウンドシネマ第2話においては性能テストにてMW化されたフリーダムとこの形態で交戦している。 -重力下高機動仕様(テライン・ホバーモード) 本編のテスト用に作られたPV(未ソフト化)及びサウンドシネマ第2話に登場。 テラインモードに大出力ホバーユニットを背負わせた形態で、短時間ながら器用な飛行が可能。山岳や市街地で特に威力を発揮する。 ホバーユニットは任意にパージ可能で、推進剤が切れてもすみやかにテラインモードに移行できる。 ミノフスキードライブどこ行ったという声が多いが、恐らくこれも技術衰退によって消えてしまったものと思われる。 } ●I-SAVIOUR イリュージョン セイバーチームが開発した9番目の機体。セイバーシリーズでは唯一ペットネームがある。 本編ではフレームアウトしている場面が多く、出番も少ないため全身象が掴みにくいが、設定画を見るとしっかりガンダムタイプと分かる。 AMBACデバイスと着床脚以外の機能を捨てた鳥のように細い脚と、スラスターで埋まった背部が特徴的。 完全な宇宙仕様であり、Gセイバー以上の機動性を誇るが、軽量化の結果として装甲が極端に薄く、腰に至っては&bold(){シリンダー3本だけで繋がれている}。勿論防御力はお察しレベルの為、敵の攻撃は機動性を活かして回避するのが基本となる。 要はほぼガイコツと思えばよい。 フィリッペ率いる大部隊で議会軍を蹴散らしていった。 ●RGM-196 フリーダム [[フリーダムガンダム]]でも[[ガンダムフリーダム>機動武闘外伝ガンダムファイト 7th]]でもなく、&bold(){フリーダム}。 [[ジェガン]]の遠い末裔である、地球連邦軍最後の量産型MSにして最後のRGMシリーズ。 原型機初起動から30年以上を経ており、ブグのような最新鋭の機種と比べれば旧式化は否めないが、長年使い込まれてきただけあって整備性と信頼性は非常に優れている。拡張性も高く、気の利いたメカニックによってチューンされれば一線級の機体に生まれ変わることもできるという。 連邦崩壊後は民間に払い下げられ、世界中で広く普及している模様。 ガイアは40機以上保有しているが、経年劣化が酷い上に整備も行き届いておらず、現役当時のスペックが引き出せなくなっている。 本来の主武装だったビームライフルは実弾マシンガンに、ビームシールドは実体シールドになり、ビームサーベルは一部の機体しか使えないという、まるで1年戦争時代に戻ったような気分にさせてくれる。 劇中に登場した機体のカラーリングはお馴染みのジムカラー。中には他の機体のパーツを使いまわしているのか、肩の色が違う機体もちらほら。 侵攻してきた議会軍にマークの指揮のもとで立ち向かうも、圧倒的な性能差に加えてパイロットも素人ばかりだったため、一切の戦果を残せないまま血祭りにあげられていった。 サウンドシネマ第2話ではMW化されてGセイバーのテスト目標となるが、工作員シドニーの手によって暴走させられ、集団でGセイバーを手こずらせた。 ●CAMS-13 MSレイ/CAMW-13 MWレイ 議会軍の量産型MS及びMW。MW計画によって開発された新型機。 トーラスみたいなものだと思えばいい。 昆虫の様なデザインが特徴で、ツインアイが怪しく光る。 ビームライフル兼用のビームランサーと背部ロケットランチャー、そして肩部マシンガンなど充実した武装を備え、当初はガイア軍より少ない部隊で一方的に撃破しまくるも、マークのGセイバーによって形勢を覆された。 増援を呼んで再び窮地に落し入れるが、今度は更に倍あるイリュージョン部隊によって全滅した。 そして、2機のMW型が…。 ジャックは有人型の指揮官機、MSレイに搭乗。 デザインは現地スタッフのケビン・イシオカ氏が手がけた。 ●CCMS-03 ブグ 議会軍の主力量産型MS。西洋の鎧を思わせるデザインが特徴。 [[ザクのプロトタイプ>機動戦士ガンダム THE ORIGIN]]ではない。 ブラッシュアップされた既存技術のみで建造されたことでトータルバランスに優れた機体として完成し、「同年代で最も完成されたMS」と評されることすらある。 中でも耐久性は桁外れで、&bold(){装備無しで大気圏に突入しても機体もパイロットも五体満足、数発程度ならGセイバーのビームライフルがノーガードで直撃しても耐えられる((コロニー内での戦闘だったのでビームの出力を落としていた可能性もある))}程。またコクピットはそのまま脱出ポッドにもなり、パイロットの生存性を重視していることが窺える。 戦闘能力も優秀なようで、サウンドシネマ第2話ではパイロットの技量差があったとはいえGセイバー相手に単独で善戦してみせた。 ガイア侵攻の際、ジャックが連れて来た2機がガイア内部まで攻めるが、マークのGセイバーにより瞬時に撃破された。 本編では実弾ライフルとジャイアントハチェットを主武装として、稼働時間が通常のMSと比較して3倍にも増えているが、ビーム兵器を選択する事も当然可能である。 何気に[[ジン>ジン(MS)]]のデザインモチーフだったりする。 ●MMS-DS209 グッピー 冒頭でマークが操縦していた旧式の深海作業用MS。 潜水服のような姿をしている。 四肢を後ろに回すことで巡航形態への変形が可能で、また腕部は様々なツールに換装できるようになっている。 あくまで深海作業用機のため、地上では歩く程度の機動性しか持たない。 劇中では海中に墜落したブグを作業中に発見し、射出された脱出ポッドを手動でキャッチして救出した。 レイ同様にケビン氏のデザイン。 ●ニンバス イルミナーティが保有する小型のMS運用母艦。Gセイバー運用を前提として建造された。 武装は一切持たないがMS3機を搭載可能で、それぞれが前述のハッチを利用して装備を換装できるようになっている。 ガーノーが終盤で乗り込んだ艦はニンバスと外見が同じだが、同じ艦なのか似ているだけの別の艦なのかは不明。 ●ユリシス 議会軍が保有する駆逐艦。 ガイア領空に侵入し、対デブリ火器「キー・アサット砲」による砲撃を受けた。 ガーノーによると死者が6人出たらしいが、真偽は不明。 ●MS母艦 戦艦以上の規模を誇る、議会軍最大の艦。 多数(小説版によればジャックのMS型を含めて25機)のレイとブグ2機を搭載してガイアを襲撃した。 ●F-SAVIOUR Fセイバー サウンドシネマ第1話にて登場した機体で、Gセイバーの開発母体。 フリーダムを魔改造して作られた6番目のセイバーシリーズ。 外見こそほぼ変わらないが、フリーダムがベースとは思えない俊敏な機動性と至近距離からの被弾にも耐えうる頑丈な装甲を持ち、操縦性も農耕用MSの操縦経験しかない民間人でも正規軍を蹴散らせる程度には良好。 劇中では反議会軍組織「クラブ4」に供給され、わずか5機で議会軍のMS部隊を圧倒。特に主人公アンディが搭乗した黒い機体は彼の技量もあって凄まじい強さを発揮した。 ●G2-SAVIOUR G2セイバー Gセイバーの設計を発展させたコンセプトモデル。設定のみが語られ、後にホビージャパンにてプラモデル作例が掲載された。 ジーツーではなくジーセカンドと読む。 球体関節を二重にした「ダブルジョイントフレーム」構造を採用。剛性こそ若干落ちたものの、元から高かった運動性はさらに強化され、高速で接近してくる敵への迎撃力は16%、回避性能は12%程向上している。 ダブルジョイントフレームは後にJセイバーやG3セイバーにも採用された。 また、並行して高速地上移動システムも開発されており、それを装備した形態が正式なG2セイバーであるとする説もある。 ●戦闘母艦マルス サウンドシネマ第3話で登場した議会軍のMS母艦。 MS2機を搭載し、シンシアが搭乗するシャトル便を襲撃する為に暗礁空域で待ち構えていたが、イルミナーティのMS部隊がシャトル便を護衛していた為、隠密作戦は不可能と判断して攻撃は行わなかった。 **■メディアミックス ●サウンドシネマ 地球のぶどう農家を主役に据えた第1話「イカロスの紅い翼」、Gセイバー開発秘話を取り扱った第2話「Before the mission」、シンシアが地球に降りるまでのいきさつを描いた「深海のプロメテウス」の全3話構成。 一部FMラジオ局で放送され、後にドラマCDとして発売された。 ●小説版 上下巻の2部構成。講談社スーパーダッシュ文庫より出版された。 著者は本作の企画書製作も担当した河原よしえ。 基本的なストーリーは本編と同じだが、設定や心理描写がより掘り下げられている。 また、巻末には作中世界の人物のレポートという設定で、世界観やMSに関する解説が記載されている。 ●コミカライズ版 エンターブレイン発行の「ファミ通ブロス」誌で掲載された。未単行本化。 ゲーム版第1話を題材としている。 ●[[ゲーム版>G-SAVIOUR(ゲーム版)]] 本編の1年後を舞台とした作品。対応ハードはPS2、ジャンルは3Dシューティング。 PS2初のガンダムゲーにして、現状では宇宙世紀最新の物語となる。 単調なゲーム性やストーリーの完成度の低さから評価は低いが、グラフィックはPS2初期タイトルとしては中々綺麗で、音楽やメカデザインも好評。 本編の内容をまとめたスペシャルPVが3種類収録されている。 当初は別世界の話だった本編とは異なり、こちらは過去の宇宙世紀作品のネタが多く存在することも注目要素の一つ。 **■備考 発表当初は「宇宙暦」という、アナザーガンダムに分類される作品ではあったが、のちに宇宙世紀に組み込まれた。 それ故に、1年戦争から100年以上も経っているのに技術が退化しているなどと色々言われてしまうようになったが、 アナザーガンダムのままだったら本当に黒歴史より闇の彼方に葬り去られる羽目になっただろうから、比較対象としてある意味有名ではある。 CGは十数年前のものに関わらず、関節の動きや姿勢制御など、細かい動きまで丁寧に描かれており、今の視点でも充分に高品質である。 特にコロニーミラー上におけるビームサーベル戦と、広大さと巨大感を演出するカメラワークも注目に値する。 また、農業というテーマを扱ったストーリーや設定、あまり取り扱われない宇宙世紀200年以降を舞台としている点などの独自性に関しても支持する声は多く、超マイナー作品ながら熱心な固定ファンも一定数存在する。 2015年現在ガンダムシリーズを時系列順に並べると、本作の次は『[[ガンダム Gのレコンギスタ]]』となる。 しかし、同作にて宇宙世紀末期に深刻な食糧難が発生したと語られたことと、食用賤民の末裔「クンタラ」が登場したことから、 「生物発光体は活かされなかったのか?」「本作は正史に入れなかったのか?」と物議をかもした。 追記・修正のためなら何したっていいんだ、それがwiki篭りなんだよ! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - サルベージ項目ならば、分かるのであれば日付をいれてね。新規ならトップページから申請を。もし被っていたら消されてしまうよ。 -- 名無しさん (2013-10-11 17:44:38) - 一応最初の日付を入れました。あとうっかり「(ガンダムシリーズ)」を消してしまいました(サルベ記事だったらやばいと思って速攻で差し戻しました)。ごめんなさい。 -- asakura (2013-10-12 04:34:03) - 追記:正しい登録日をサルベで調べて入れ直しました。 -- asakura (2013-10-12 04:43:27) - 今の技術で復活させてくれんかなあ -- 名無しさん (2013-10-12 08:23:12) - ぬるぬる動くCGは恐らく歴代最高だと思う。イグルーが霞んで見えるくらいに。 -- 名無しさん (2013-10-12 09:10:17) - Gセイバーそのものはトップクラスにカッコいいだけに色々と勿体ない作品だなぁ。リメイクできないかな -- 名無しさん (2013-10-12 09:29:11) - 誤解させてしまったならごめんなさい。完全新規項目の場合申請が必要ですが、サルベージ項目なら申請は不要です。 -- 名無しさん (2013-10-12 23:28:25) - 今のリバイバルブームの一環でコイツもGジェネに出てくれないだろうか・・・と思っていたが、そうか、版権が絡んでいるのか・・・ -- 名無しさん (2013-10-16 08:11:43) - ビルドファイターズに出ててびっくりしたわ -- 名無しさん (2013-12-02 18:44:30) - ↑多分版権絡みが多少片付いたんでしょ。 -- 名無しさん (2013-12-02 19:01:02) - ゲームに出てた強襲型みたいなのが好きだったなあ……あれはGサードセイバーの装備替えだったか -- 名無しさん (2013-12-03 17:29:59) - ↑×2Gジェネ参戦の日も近いな! -- 名無しさん (2013-12-03 18:31:56) - ↑映像ソフト化アンドプラモ再販も決まったらしいし、是非とも実現して欲しい。 -- 名無しさん (2013-12-03 19:17:22) - 確かにGセイバーやIセイバーはやたらとカッコ良かった記憶がある -- 名無しさん (2013-12-03 20:01:56) - ちなみにMSデザインは大河原さん。 たしかにGセイバーがF91に似てるのも納得するわ。 -- 名無しさん (2013-12-03 20:30:48) - 白基調+青のカラーリングとスタイリッシュなフォルムがたまらない。 -- 名無しさん (2013-12-03 20:32:22) - BFに出たとは言えど瞬殺されるところがGセイバーの不人気さを表している気が・・・ -- 名無しさん (2014-02-07 09:41:42) - 項目見ただけだとどうして黒歴史扱いなのか分からない。 設定の矛盾なんか宇宙世紀にはよくある事だし、普通に隠れた良作って言われそうな物だけど。 -- 名無しさん (2014-02-07 11:43:11) - というかどうして惨敗に終わったのか分からない。 やっぱり実写に忌避感を持つ人が多かったのか。 -- 名無しさん (2014-02-07 11:45:34) - ↑x1、↑x2ストーリーが悪い意味でハリウッド的で大味なのと、CG以外のパートの作りの安さが主な原因だと思う。CGのノウハウはその後EVOLVEやIGLOOに生かされたとも聞いてる -- 名無しさん (2014-02-07 12:29:47) - 慣れ親しんだ設定がことごとく無視され、技術は劣化。ガノタ向けなのにガノタが見たくなる要素を削っていったからなぁ。実際には面白いがガンダムか?と言われると疑問符が浮かぶ -- 名無しさん (2014-02-07 13:03:25) - 宇宙世紀じゃなくてアナザーにしとけばもうちょっとマシな評価だったかも -- 名無しさん (2014-02-07 13:11:24) - BFにGセイバー出たって言っても、パイロット出てないしプラモはバンダイが権利持ってるから出せるだろ。 -- 名無しさん (2014-02-07 14:11:54) - ↑ガンダムレオパルドンですね、わかります -- 名無しさん (2014-02-07 14:16:12) - レイをデザインしたのはケビン・イシオカなる人物らしい -- 名無しさん (2014-02-21 01:16:22) - Gセイバーのゲームに出たG3 -- 名無しさん (2014-02-22 05:10:42) - ↑失敗した。Gセイバーのゲームに出たG3セイバーのカッコよさ。アレッて胸をフリーダムガンダムにすれば簡単に出来るらしいな。 -- 名無しさん (2014-02-22 05:12:11) - ↑6 アナザーだったら今頃完全に消え失せてたと思うよ。 -- 名無しさん (2014-06-25 14:11:20) - ガンダム映像作品唯一の「確実にミネバ様がこの世にいないガンダム」。 -- 名無しさん (2014-07-01 21:28:59) - ↑? Vだっていないじゃん -- 名無しさん (2014-08-22 21:09:33) - ↑元気なら70台だ。 -- 名無しさん (2014-08-22 21:26:17) - フリーダムはジェガンの血を引いているが、ブグもギラドーガの血を引いているんだろうか。 -- 名無しさん (2014-09-24 21:03:32) - 今の所、この後の時代にGレコが来るんだよな。共食いまでしてたとかって有るけど結局生物発光体は活かされなかったのか -- 名無しさん (2014-10-09 23:05:34) - ↑活かされはしたが、食糧問題を解決するには力不足だったとか。 -- 名無しさん (2014-10-19 15:40:09) - ↑x2あきまんの∀漫画「月の風」によると、ムーンレイスの祖先は太陽系外に飛び出したスペースノイドだという。彼ら「ムーンレイスの先祖」が生物発光体に関する全てを持って逃げたのかもしれん。 -- 名無しさん (2014-10-19 23:49:43) - ↑x3結局研究は失敗したとか、その後に起きた戦乱で生物発光体の技術そのものが失われてしまった等も考えることができるけど、このあたりのこと考えるといまだにGセイバーが正史に入っていないあやふやな状態であることを伺わせる。 -- 名無しさん (2015-02-08 13:04:27) - ↑×1~4Gレコで「暗闇で光るクンタラ」なんて描写があったらそれはそれで嫌だw -- 名無しさん (2015-04-10 09:47:24) - 地球連邦崩壊という旧ジオンにとって悲願であり宇宙世紀史上最大の出来ごとなのに知名度の低さに負けるのはなぁ・・・。 -- 名無しさん (2015-04-26 16:21:20) - MSのサイズ問題は劇中に登場したMSがたまたま18m級だっただけでこの時代には様々なサイズのMSが存在しているとのこと -- 名無しさん (2015-06-28 14:10:23) - ↑×2しかも連邦の末裔にサイド3が参加しているという始末。 -- 名無しさん (2016-05-20 21:10:11) - ↑2 ガイア・ギアのマンマシーンとか、15m級とか入り乱れてる戦場か…整備士涙目 -- 名無しさん (2016-05-20 23:13:04) - 発光藻も含めて食われたとか>深刻な食糧難が発生した -- 名無しさん (2016-07-06 14:01:07) - あのゴチャゴチャしたコクピットは好きだ -- 名無しさん (2016-09-21 15:35:46) - わりと面白いけど必殺技使うと変な演出はいるのが -- 名無しさん (2016-10-03 12:49:22) - クロボンダストで技術衰退が語られたのってもしかしてこれとの整合性をとるためなんだろうか。 -- 名無しさん (2016-11-24 09:31:05) - ゲームでしか知らないが、レイとG3のキット化を今も待ってる。 -- 名無しさん (2017-02-10 19:53:41) - この時代にはアムロやらシャアやらはどんな風に語られてるんだろう -- 名無しさん (2017-02-10 20:10:31) - ↑確かゲームでの発言でオフィシャルじゃないかもしれないがクロスボーンのトビアとキンケドゥが教科書に載ってる旨を話す場面なんてのもあるから一定の認知度はあるんじゃないかな?日本史で言うなら坂本竜馬とか織田信長みたいな扱いでだろうか?もちろんそこにいたるまでの宇宙戦国時代で記録が散逸している可能性も大だけどね -- 名無しさん (2017-02-10 21:57:02) - アムロはともかく、シャアは第二次ネオ・ジオン紛争起こした張本人だし流石にある程度は知れてるんじゃなかろうか。 -- 名無しさん (2017-02-11 00:26:47) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/07/05 Mon 13:18:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(7){&bold(){&color(silver,midnightblue){未来を“築く”ための戦い}}}} #openclose(show=●目次){ #contents() } *概要 2000年に発表された、ガンダム生誕20周年記念プロジェクトの1作。 サンライズと、[[アメリカ>アメリカ合衆国]]のポールスター・テレヴィジョン社との合同で製作された、[[日>日本国]][[米>アメリカ合衆国]]合作スペシャルTVドラマ。 監督はグレーム・キャンベル。 タイトルにも本編にもガンダムの文字は1つも無いが、れっきとしたガンダムシリーズの作品である。 また、シリーズ初の実写作品として(1996年のゲーム『[[GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH]]』は除く)製作され、このインパクトは当時も現在も不変となっている。 MSの描写はコクピット以外全てCGで表現されており、駆動音に“ウイ~ン”といった実際の機械音を取り入れ、無重力宇宙空間ではフワフワと漂い、重力下では低音と重量感を意識した独特のある種リアルな描写は、“非常にリアリティ溢れる”か“もっさりしてる”の二分の評価に分かれるところ。 他にも後述するコクピットのデザインやハリウッドSF恒例のデブリ抜けなどから、『[[ウルトラマンパワード]]』と同様に、海外と日本のSF描写観の違いを味わえる。 ハリウッド制作という宣伝もされたが、TVドラマ故に実際の所はそこまででもない予算(およそ10億円)で製作されたためか、実写パートは少々しょっぱいものとなっている他、『スターシップ・トゥルーパーズ』の戦闘服の流用など、残念な部分もチラホラ…… 吹き替え版は主人公を加藤晴彦が、ヒロインを篠原涼子が声を当てるなど話題性を重視してキャスティングを行った為この二人だけ棒読みが目立つ。 発表当時、模型雑誌「月刊ホビージャパン」で毎月特集が掲載され、後述するメディアミックスなど精力的なプロモーション行われたが大ヒットとはいかなかった。 しかし、展開から最初期の頃の公式の年表にはきちんと宇宙世紀0223年の物語として記載されていた。 ところが、やがて宇宙世紀公式年表では記載されていない扱いを受けることが多く、『UC NexT 0100』が展開されている現在の本作の正史における扱いは不明となっている。 Gジェネなどのゲーム出演が一切無いのは、日米合作という版権絡みの問題であるとも言われているが詳細は不明である。 小説版の表紙のキャラは実写ではなくイラストであり、仮に参戦するなら違和感のないイラスト版のような絵になるかもしれない。 例として、CGの『[[IGLOO>機動戦士ガンダム MS IGLOO]]』やコロ落ちのキャラはカード、Gジェネ、ギレンの野望OPではアニメ絵になっている。 *ストーリー ザンスカール帝国戦争(宇宙世紀0153年)から70年、そして1年戦争(宇宙世紀0079年)から144年を経た宇宙世紀223年。地球。 元国家議会軍の青年マーク・カランの働く大西洋深海農業研究所リグにスパイが進入。 捕縛されたが、マークはそこでシンシア・グレーブスと出会う。 彼女らは中立セツルメントであるサイド8・ガイアの研究者達であり、リグで食料不足を救う鍵となる「生物発光体」の開発のため侵入したと話す。 マークは彼女を留置所から連れ出し、リグの研究所で「生物発光体」の開発実験に大成功した。 しかし、それを強奪して独占しようと企む国家議会軍ガーノー総督の手が迫り、マークはしてない筈の殺人の罪に問われて指名手配されてしまう。 シンシアはマークとガールフレンドのミミ・デビアを連れてサイド4ニューマンハッタンに逃亡。そこでマークはかつて事故死したはずの戦友フィリッペ・サン・シモンと再会する。 彼は事故死に見せかけ離反、秘密結社「イルミナーティ」の幹部をしていると告白、更に最新型MSのGセイバーのパイロットを務めるよう促す。 なし崩しにGセイバーを受け取ったマークたちはサイド8ガイアへ亡命した。しかしそれも束の間、ミミはガーノーのスパイであり、彼女はガイアのコンピューターに侵入して意図的に議会軍の艦を砲撃する。 これを口実に議会軍が武力侵攻を開始、マークを憎む元上官ジャック・ヘイルが率いるMS部隊が迫る。マークは「生物発光体」、そしてシンシアたちを守る為、Gセイバーで立ち向かう! 本作の出来事は「ガイアの光事件」として記録される。 *用語 **●セツルメント 本作における、スペースコロニーの名称。 連邦が分裂した余波で、各サイドが地球と国際法上対等な関係になったことから、コロニー(植民地)は差別的な名称ということでセツルメント(入植地)となった。 本作においてはアースノイドとスペースノイドの軋轢はVガンダムの時代よりは比較的少ないらしい(無論完全に解消したわけではない)。サウンドシネマでは親善野球試合ユニバースシリーズが毎年開催されていることも語られている。 **●地球 地球は過去の戦乱によって自然環境が壊滅的打撃を被っており、特に農耕地の状況は絶望的。 人口増加問題と併せて深刻な食糧危機問題が到来しており、セツルメントからの輸入でどうにか持ちこたえている状態。 **●セツルメント国家議会 かつての[[地球連邦>地球連邦(宇宙世紀)]]の後身組織。 一度は「崩壊」した地球連邦だったが、地球が無政府状態になるわけもなく、またサイド2、3、5、7が連邦寄りの姿勢を取っていたことから、地球連邦とこの四つのサイドが再合流して成立した。 中央議会から派遣された知事が各地域の統治を行っている。 多分に軍閥的な部分があり、かつての[[ティターンズ]]を彷彿とさせる武力にまかせた強権政治から、反感を持つ者も多い。 しかし七つのサイドのうち四つが参加した・反連邦サイドのほうが実は少なかったという事情から見ても、「崩壊した」と言いながら地球連邦の権威や求心力は依然として大きなものがあったようだ。 **●セツルメント国家議会軍 セツルメント国会議会の擁する軍隊。 要は地球連邦政府にとっての地球連邦軍である。構成人員も、連邦崩壊時に戦犯として裁かれた指導部以外は旧地球連邦軍人がスライドしてきている。 ちなみに小説版によると地上でのMS運用は空軍が担当しているとのこと。 **●セツルメント自由同盟 サイド1、4と月が国家議会に対抗して作り上げた勢力。 詳細な描写はない。 なお、残るサイド6がどうなっているかは不明だが、小説版の巻末コーナーでは「国家議会にも自由同盟にも属さない小国家群」についてもチラリと触れられているため、恐らく中立と思われる。 **●ニューマンハッタン サイド4に存在するセツルメントのひとつ。 自由同盟所属のセツルメントではあるが、インターナショナルな気風に溢れている。 セントラルパークを再現した公園や、自由の女神像のレプリカなどもあったりする。 **●サイド・ガイア サイド4と同じラグランジュ4に存在するサイドの呼称。 セツルメントでありながら優れたバイオテクノロジーによって緑豊かな環境を持っており、自然と共存した独自の文化が築かれている。 国家議会成立の時点ではまだ建造中だったため中立サイドとして扱われているが、食料開発力に目をつけた国家議会に狙われている。 サイド4との間の空域も大部分が議会軍の監視下に置かれており、気づかれずに行き来するためには危険な暗礁空域を通るしかない。 本編ラストにて、ガイアの光事件を重く見た国家議会によって&bold(){サイド8}としての正式な認可を受け、自治権を獲得した。 **●イルミナーティ 秘密裏に設立された武装組織。連邦時代の末期に退役軍人が中心となって結成されたプライベートクラブが元になっている。 地球圏で起こった紛争の調停を行い、時には独自の戦力で武力介入を行う。 国家議会と対立することが多いため反国家議会組織とみなされがちだが、実際の目的は地球圏の勢力バランスを保つことであり、場合によっては国家議会と協力することもある。 国家議会と自由同盟の双方に対してパイプが太いようで、実態を把握するのは困難。 &del(){まんま[[ソレスタルビーイング>私設武装組織 ソレスタルビーイング]]とか言ってはいけない。というかこっちが先である。} ニューマンハッタン内の「サン・シモン劇場」は彼らの拠点の1つであり、劇場内の酒場「フィリッペ・ハンガー」にてフィリッペ・マルガリータを注文することがメンバーを見分ける合言葉となっている。 **●リグ 正式名称は「大西洋深海農業研究所」。 地表と比べて汚染が進んでいない海底での食糧生産技術の開発を目的として設立されたが、 生物発光体無しでは熱水鉱床付近の狭い農地で栄養価の低い作物をごく少数生産するのがせいぜいで、国家議会からは税金泥棒扱いされている。 **●セイバーチーム ジョン・セイバーなる人物に率いられたMS開発チーム。 元々は旧連邦の所属であり、フリーダムやブグも彼らが手掛けた。 小説版によれば、弱体化した連邦の異常な体制が兵器開発にまで影響を及ぼしていた状況を打開し、当たり前の兵器を開発するための力を再び取り戻すために編成されたスペシャリスト集団とのこと。 作中では解散したと思われていたが、実は密かにイルミナーティ側についている。 その技術力は本物で、彼らが開発したセイバーシリーズMSはいずれも極めて高い性能を誇りながら、コンセプトモデルであるGセイバー以外は量産されている。 なお、ジョン・セイバーは非常に謎が多い人物で、チーム内にすらその存在自体を疑問視する者がいるほど。 **●モビルスーツ ガンダムシリーズではお馴染みの人型機動兵器。 小型化が主流だった宇宙世紀150年代の頃よりも再び大型化((一応、ザンスカール戦争期にはジェイブスなどのMSが再び大型化する可能性を示唆した機体が存在するほか、本作と矛盾あれど時代設定は近いガイア・ギアでも大型のマン・マシーンが主流。また、一応設定によるとこの時代には様々なサイズのMSが存在しているらしい。))しており、シンプルな外見も合間って先祖返りしたようなものとなっている。ただし性能設定を見る限りは非常に高い推力重量比を持つ高性能っぷりなので、映像解釈の問題と思っておくのが吉である。 また、この時代には&bold(){ミノフスキー粒子を無力化する技術が確立されている}((ゲーム版を製作したサンライズインタラクティブのスタッフのコメントより。正式な設定として取り入れられているかは不明。))らしいが、小説版によると本作のMSも従来同様にECM(電子妨害)の庇護下において威力を発揮する兵器として位置付けられているため、ミノフスキー粒子に代わる何かが存在する可能性も考えられる。 コクピットは全天周モニターとリニアシートが廃止されており、パイロットの正面に斜め向きのメインモニターを1枚、その両脇に三角形のサブモニター2枚(トレーラー版ではさらに足元にも1枚)をスポーツカーの窓のように配置し、そこから奥にシートをそなえつけたレイアウトが特徴。 全天周モニターに対しては本作以前の時期から「ニュータイプでない一般のパイロットでは情報量の多さに混乱し、戦闘に支障をきたす」「側面や後方を確認するためにいちいち振り向かないといけない」という欠点がしばしば指摘されてきたらしいため、恐らくこの点をセイバーチームが考慮した結果と思われる。 なお、後付けではあるが、『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST]]』においては長きに渡る宇宙戦国時代の中で技術が大きく衰退し、全天周モニターなどの技術は最早維持することすら出来ず、ビーム兵器の希少化によって小型機の利点も薄まったとされている…が、衰退や再興の流れ的には本作における描写や設定との関連性を見出すには違和感もある。 **●モビルウェポン 通称MW。コンピューターによって制御される無人MS。 紛らわしいが[[モビルワーカー>モビルワーカー(鉄血のオルフェンズ)]]ではない。 議会軍は指揮官である有人MSとその手足となるMWの配備数を増やすことで戦力を増強する「MW計画」を推進している。 緻密な作戦行動と死を恐れない戦いぶりでかなりの力を発揮するが、指揮官機からの命令がなければ作戦行動中にプロトコルの更新が出来ず、とっさの状況に対応できないという欠点もある。そのため一度暴走すれば手がつけられなくなり、本編の数年前には暴走MWが居住区を丸ごと一つ焦土に変えてしまう事故が発生している。 また、前述した死を恐れない戦いぶりという点から、熟練パイロットにとってはある意味カモ同然の存在でもある。 戦闘行為に人の意思が介在しないことから嫌悪感を示す者も多い。 また[[PS2ゲーム版>G-SAVIOUR(ゲーム版)]]でも登場しており、ストーリーの核に絡む存在となってもいる。 **●生物発光体 ホタルや深海生物特有の熱を起こさない光を発する物質。 リグでは、熱を持った生物発光を起こせる生物発光体を組み込むことで、光合成に必要な熱と光を自ら生み出す植物を開発し、 荒れ果てた地上の代わりに深海に農場を作ることで食糧危機を打開することを目標として、リバ博士主導で研究開発が行われていた。 *登場人物 ●マーク・カラン (演:ブレナン・エリオット) “&bold(){頼むぞ、Gセイバー!}” 本作の主人公。 かつては議会軍で凄腕のMSパイロットとして知られていたが、事故に遭った同僚ソウヤーを救えなかった辛い経験やジャックの非人道的な指導に嫌気がさしたことなどから退役する。 その後はリグで働いていたが、シンシアたちとの出会いによって事件に巻き込まれ、その人生を大きく狂わされる羽目に。 ソウヤーの一件からMSでの戦闘にトラウマを抱いていたものの、議会軍に次々と殺されるパイロット達の姿を目の当たりにしたことから苦悩を振り切って出撃、Gセイバーで獅子奮迅の活躍を見せる。 ミミとシンシアという2人の女性にキスしまくったリア充。 ●シンシア・グレーブ (演:エヌカ・オークマ) “&bold(){ええ・・・実験は大成功よ!}” シリーズ通して唯一の純黒人ヒロイン。 ガイアのウィズダム大学に所属する生化学者。 学会では若いながらも生物工学の権威として知られており、「生物発光体」の開発実験を行うためにリグに侵入した。 徐々にマークと心を通わせるが…。 なお、演じたオークマ女史は声優としても活動しており、「ガンダムW」の英語吹き替えでリリーナ役を務めている。 ●ミミ・デビア (演:カタリナ・コンティ) “&bold(){最高じゃない、あたし達にピッタリの最期ね!あんたと心中なんてちょっと悔しいけど!}” マークのガールフレンドであり、議会軍の諜報部所属。 マークと付き合っているのもお目付け役としての部分があるが、本人はマークを心から愛している。 マークらと共にガイアまで行くが、シンシアとマークのキスを目撃したショックから、シンシアとガイアへの憎しみに任せて議会軍に侵攻の口実を与えてしまい、そのことを知ったマークからは完全に見限られてしまう。 しかし、「生物発光体」の食料不足解決への活用には賛成しており、最終的には本性を現したガーノーを裏切り、彼と運命を共にする。 サウンドシネマ第1話にも登場。ヒロインのエリーシアを激励、手助けして活躍する。 ●フィリッペ・サン・シモン (演:ロシュガー・マシューズ) “&bold(){あとは我々イルミナーティに任せろ!}” かつてのマークの同僚で、嫌気が差していた議会軍を事故死に見せかけて離反していた。 その後はイルミナーティに参加し、幹部を務める。 Gセイバーをはじめとするセイバーシリーズの開発にも携わっている。 マークへGセイバーに乗るよう提言したり、苦戦していたガイア軍のピンチに駆けつけたナイスハゲ。 サウンドシネマ第2話にも登場し、こちらでも印象的な活躍を見せた。 ●フランツ・ディーター (演:アルフォンソ・キーハダ) "&bold(){マーク、太刀打ちできない!このままじゃやられちゃうよ!}" シンシアと共にリグへ侵入した、ガイアの研修生。 MSパイロットでもあり、同じくパイロットであるマークに対抗心を燃やしたり、レイに乗りたがったりと若さが目立つ。 ガイアでの戦いにおいてMWレイにフルボッコにされてしまうが、マークとイルミナーティに助けられ、なんとか生還する。 ●コウビィ (演:ターイラ・マイケル) "&bold(){マークの、勝ちね…!}" ガイアの研修生。カスタマイズの天才。 ディーター同様、シンシアのお供としてリグに潜入した。 終盤でガーノーの部下に撃たれるも、なんとか一命は取り留めた。 ちなみに、彼女が使っていた携帯端末は小説版にて「[[ハロ>ハロ(ガンダムシリーズ)]]と呼ばれており((ただしスペルはHALOではなくHELLO。誤植なのか意図的なものなのかは不明))、命令を遂行した際に「ハロッ」と喋るシーンもある ●グレーブス委員長 (演:ブル・マンクマ) "&bold(){このガイアが続く限り永遠に語り継がねばならないのです!今のこのガイアがあるのは、この尊い犠牲があったからこそなんだと!}" シンシアの父であり、ガイア議会の委員長。 穏健派のようで、議会軍との戦闘には難色を示していたが、議会軍に黙って従うつもりもなく、世界の行く末については彼なりに真剣に考えている。 交友関係があるニューマンハッタン市長を通し、シンシアが地球に降下するための算段を整えるのに協力した。 ●リバ博士 リグに所属する高名な科学者。本編では名前と顚末のみ語られ、サウンドシネマ第3話にて登場。 どんな困難にぶつかっても不屈の執念で乗り越えてきたらしく、リグ内部での人望も厚い。 人類を食糧危機から救うために生物発光体の研究開発を行うも、最終実験に必要な触媒の開発に手を染めようとした矢先、議会軍に暗殺されてしまう。 モーリスという一人息子がおり、サウンドシネマ第3話にて主人公を務めた。 ●ガーノー総督 (演:ケネス・ウェルシュ) “&bold(){シーザーもナポレオンも民衆に恐怖を与え、成功したのだよ}” 議会軍の総督で本作きっての悪役。 当初は軍を退役したマークと親しげに話しかけていたが、心では見下しており、会話の端々からも深海農業を馬鹿にするような言葉が見え隠れする。 民衆の飢餓感を煽ることで地球圏に混乱を起こし、それに乗じて食料調達を名目に自由同盟と中立セツルメントを制圧することで、崩壊した地球連邦を再建する野望を抱いている。 サウンドシネマでは、その為に&bold(){工作員を利用して意図的に食糧危機を加速させる}という[[非道な行い>戦略兵器(ガンダム)]]にまで平然と手を染めていたことが発覚。 アンティーク武器を多数コレクションしており、軍服にもその意匠を取り入れるなど、センスには若干疑問が残る人。 イルミナーティがガイアへの救援に駆けつけた際、攻撃を受けないようガイアのシャトルで脱出するが、ジャックがMWレイに「ガイアから脱出する民間シャトルは全て撃墜しろ」と命令していたため、敵と誤認されて宇宙のチリと化す。 吹き替えは両さん。サウンドシネマではスケジュールの都合からか糸博氏が代役を務めていた。 ●ジャック・ヘイル (演:デイヴィッド・ラヴグレン) “&bold(){勝つためなら何してもいいんだ!それが悪役なんだよ!}” 国家議会軍のMSパイロット。階級は大佐。 絵に描いたような高慢エリート系かつ徹底した合理主義者であり、 それについていけず退役したマークを裏切り者として目の敵にしている。 ガイアへの侵攻の際には闘いを楽しむように次々とMSを撃破し、マークとの一騎打ちではあくまで議会軍と対立する彼を当てこするように上記のセリフを吐き捨てた((ちなみに上記したのは吹き替え版の翻訳で、実際のセリフは“Good bye my friend(さらば友よ)!”である))。 ●ティム・ハロウェイ (演:ピーター・ウィリアムズ) "&bold(){誰か…誰か応答してくれ!頼む、助けてくれ…!} 冒頭で登場した議会軍のMSパイロット。階級は中尉。 イルミナーティが衛星軌道上から投下した人工衛星(シンシア達が地球に潜入するために使ったカプセル)を追跡している最中に誤って大気圏に突入し、大西洋に墜落。 耐圧処理がされていない宇宙用ブグに搭乗していたためコクピットへの浸水で溺死しかけるが、マークによって救出され事なきを得た。 因みに、装備なしで大気圏に突入したにもかかわらず&bold(){死ぬどころか気絶すらしていない}。ブグの耐久性が凄いのか、彼が凄いのか… *登場兵器 セイバーシリーズとフリーダムの詳細は[[当該項目>セイバーシリーズMS]]参照 **●G-SAVIOUR Gセイバー セイバーチームが7番目に開発した試作型MS。 専用の換装チューブによってスペースモード、テラインモード、テライン・ホバーモードの3形態に換装し、あらゆる環境で活動可能。 後に[[ガンダムビルドファイターズ]]にまさかの登場で本作を知るガノタに衝撃を与え、その後ガンダムウォーネグザにビルドファイターズの登場機体として参戦。 どうやら、「あくまでガンプラ」ということで版権問題をどうにかクリアしたようだ。 出番自体はニルスの百式に瞬殺されて終わりではあったが、それでもファン達は公式の映像媒体への登場に歓喜したのだった。 **●I-SAVIOUR イリュージョン セイバーチームが開発した9番目の機体。 徹底的な軽量化と強力なスラスターによる機動性が自慢の宇宙専用機。 **●RGM-196 フリーダム [[フリーダムガンダム]]でも[[ガンダムフリーダム>機動武闘外伝ガンダムファイト7th]]でもなく、&bold(){フリーダム}。 連邦最後の主力量産機にして最後のRGMシリーズ。 作中では既に旧式化しているが、運用性の高さから民間で普及している。 **●CAMS-13 MSレイ/CAMW-13 MWレイ 議会軍の量産型MS及びMW。MW計画によって開発された新型機。 トーラスみたいなものだと思えばいい。 昆虫の様なデザインが特徴で、ツインアイが怪しく光る。 ジャックは有人型の指揮官機、MSレイに搭乗。 ビームライフル兼用のビームランサーと背部ロケットランチャー、そして肩部マシンガンなど充実した武装を備え、当初はガイア軍より少ない部隊で一方的に撃破しまくるも、マークのGセイバーによって形勢を覆された。 増援を呼んで再び窮地に落し入れるが、今度は更に倍あるイリュージョン部隊によって全滅した。 作中では鳴り物入りで登場した超高性能機と言われていたものの、格下のフリーダム相手には無双しても同格のGセイバーが出てくると(パイロットが凄腕だったとはいえ)途端に形勢逆転し、 挙句&bold(){自軍の指揮官が乗ったシャトルを撃沈する}大失態を犯すなど、その実態は到底実用レベルとは言い難い未熟な代物。 小説版では、そもそもMW計画自体ガーノーの政治的判断を元に現場の要望を無視して進められたものであり、 ガーノー死後の議会軍は実用性に欠ける本機を持て余し、計画の見直しを決定したと解説されている。 デザインは現地スタッフのケビン・イシオカ氏が手がけた。 **●CCMS-03 ブグ 議会軍の主力量産型MS。西洋の鎧を思わせるデザインが特徴。 [[ザクのプロトタイプ>機動戦士ガンダム THE ORIGIN]]ではない。 ブラッシュアップされた既存技術のみで建造されたことでトータルバランスに優れた機体として完成し、「同年代で最も完成されたMS」と評されることすらある。 中でも耐久性は桁外れで、&bold(){装備無しで大気圏に突入しても機体もパイロットも五体満足、数発程度ならGセイバーのビームライフルがノーガードで直撃しても耐えられる((コロニー内での戦闘だったのでビームの出力を落としていた可能性もある))}程。またコクピットはそのまま脱出ポッドにもなり、パイロットの生存性を重視していることが窺える。 戦闘能力も優秀なようで、サウンドシネマ第2話ではパイロットの技量差があったとはいえGセイバー相手に単独で善戦してみせた。 ガイア侵攻の際、ジャックが連れて来た2機がガイア内部まで攻めるが、マークのGセイバーにより瞬時に撃破された。 本編では実弾ライフルとジャイアントハチェットを主武装として、稼働時間が通常のMSと比較して3倍にも増えているが、ビーム兵器を選択する事も当然可能である。 何気に[[ジン>ジン(MS)]]のデザインモチーフだったりする。 **●MMS-DS209 グッピー 冒頭でマークが操縦していた旧式の深海作業用MS。 潜水服のような姿をしている。 四肢を後ろに回すことで巡航形態への変形が可能で、また腕部は様々なツールに換装できるようになっている。 あくまで深海作業用機のため、地上では歩く程度の機動性しか持たない。 劇中では海中に墜落したブグを作業中に発見し、射出された脱出ポッドを手動でキャッチして救出した。 レイ同様にイシオカ氏のデザイン。 **●ニンバス イルミナーティが保有する小型のMS運用母艦。Gセイバー運用を前提として建造された。 武装は一切持たないがMS3機を搭載可能で、それぞれが前述のハッチを利用して装備を換装できるようになっている。 ガーノーが終盤で乗り込んだ艦はニンバスと外見が同じだが、同じ艦なのか似ているだけの別の艦なのかは不明。 **●ユリシス 議会軍が保有する駆逐艦。 ガイア領空に侵入し、対デブリ火器「KI-ASAT砲」による砲撃を受けた。 ガーノーによると死者が6人出たらしいが、真偽は不明。 **●MS母艦 戦艦以上の規模を誇る、議会軍最大の艦。 両舷のカタパルトは従来よりもスムーズにMSを射出することができる最新鋭のもの。 多数(小説版によればジャックのMS型を含めて25機)のレイとブグ2機を搭載してガイアを襲撃した。 *メディアミックス **●サウンドシネマ 地球のぶどう農家を主役に据えた第1話「イカロスの紅い翼」、Gセイバー開発秘話を取り扱った第2話「Before the mission」、シンシアが地球に降りるまでのいきさつを描いた「深海のプロメテウス」の全3話構成。 一部FMラジオ局で放送され、後にドラマCDとして発売された。 **●小説版 上下巻の2部構成。集英社スーパーダッシュ文庫より出版された。 著者は本作の企画書製作も担当した河原よしえ。 基本的なストーリーは本編と同じだが、設定や心理描写がより掘り下げられているほか、サウンドシネマからの小ネタもある。 また、巻末には作中世界の人物のレポートという設定で、世界観やMSに関する解説が記載されている。 河原氏は『植田益朗のアニメ!マスマスホガラカ』に出演した際に小説版はサンライズが許諾していない事情から電子化が不可能であることを述べており、[[封印作品]]として扱われている可能性が示唆されている。 **●コミカライズ版 エンターブレイン発行の[[ファミ通ブロス]]で掲載された。未単行本化。 ゲーム版第1話を題材としている。 **●[[ゲーム版>G-SAVIOUR(ゲーム版)]] 本編の1年後を舞台とした作品。対応ハードはPS2、ジャンルは3Dシューティング。 PS2初のガンダムゲーにして、現状では宇宙世紀最新の物語となる。 単調なゲーム性やストーリーの完成度の低さから評価は低いが、グラフィックはPS2初期タイトルとしては中々綺麗で、音楽やメカデザインも好評。 本編の内容をまとめたスペシャルPVが3種類収録されている。 当初は別世界の話だった本編とは異なり、こちらは過去の宇宙世紀作品のネタが多く存在することも注目要素の一つ。 *放送形態 本放送に先駆け、JAL羽田-ホノルル便の機内上映にて吹き替えキャストの異なる特別編(未ソフト化)が上映され、各種イベントでのショート版上映や沖縄アメリカンショートフィルム映画祭での本編上映の後に、 「ガンダム誕生20周年スペシャル G-SAVIOUR」として名古屋テレビをキーにANN系で放送された。 映像ソフトはVHSで吹き替え版と字幕スーパー版、DVDで両方を収録したフルバージョンが発売されており、本放送ではカットされたシーンが加えられている。 *立体化 ガンプラはGセイバーのスペースモードのみ発売された。 流石に今日の基準から見ると古臭くはあるが、可動範囲の広さや造形の細かさなどは当時としては十分に良質。 ランナーの構造などから、他のモードを発売する予定もあったのではないかと推測されている。 デザインのおかげもあって高く評価されたものの、作品が作品だけにどのガンプラよりも再販がかかっておらず、マニアの間ではプレミア価格で取引されていた。 しかしBF参戦以降は何度か再販がかかっており、現在ではそれなりに値段も落ち着いている。 また、G3セイバー、ブグ、ブグ2の完成済みミニフィギュアがゲーム版のキャンペーン景品として存在する。 *余談 発表当初は「宇宙暦」という、アナザーガンダムに分類される作品ではあったが、のちに宇宙世紀に組み込まれた。 それ故に、1年戦争から100年以上も経っているのに技術が退化しているなどと色々言われてしまうようになったが、 アナザーガンダムのままだったら本当に黒歴史より闇の彼方に葬り去られる羽目になっただろうから、比較対象としてある意味有名ではある。 CGは十数年前のものに関わらず、関節の動きや姿勢制御など、細かい動きまで丁寧に描かれており、今の視点でも充分に高品質である。 特にコロニーミラー上におけるビームサーベル戦と、広大さと巨大感を演出するカメラワークも注目に値する。 また、農業というテーマを扱ったストーリーや設定、あまり取り扱われない宇宙世紀200年以降を舞台としている点などの独自性に関しても支持する声は多く、超マイナー作品ながら熱心な固定ファンも一定数存在する。 2021年現在ガンダムシリーズを時系列順に並べると、本作の次は『[[ガンダム Gのレコンギスタ]]』となる。 しかし、同作にて宇宙世紀末期に深刻な食糧難が発生したと語られたことと、食用賤民の末裔「クンタラ」が登場したことから、 「生物発光体は活かされなかったのか?」「本作は正史に入れなかったのか?」と物議をかもした。 その一方、宇宙世紀0169年を舞台とした漫画作品『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST]]』は本作に繋がることを前提にした設定が多数盛り込まれており、現状では極めて判断が難しい状態となっている。 追記・修正のためなら何したっていいんだ、それがwiki篭りなんだよ! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,12) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - サルベージ項目ならば、分かるのであれば日付をいれてね。新規ならトップページから申請を。もし被っていたら消されてしまうよ。 -- 名無しさん (2013-10-11 17:44:38) - 一応最初の日付を入れました。あとうっかり「(ガンダムシリーズ)」を消してしまいました(サルベ記事だったらやばいと思って速攻で差し戻しました)。ごめんなさい。 -- asakura (2013-10-12 04:34:03) - 追記:正しい登録日をサルベで調べて入れ直しました。 -- asakura (2013-10-12 04:43:27) - 今の技術で復活させてくれんかなあ -- 名無しさん (2013-10-12 08:23:12) - ぬるぬる動くCGは恐らく歴代最高だと思う。イグルーが霞んで見えるくらいに。 -- 名無しさん (2013-10-12 09:10:17) - Gセイバーそのものはトップクラスにカッコいいだけに色々と勿体ない作品だなぁ。リメイクできないかな -- 名無しさん (2013-10-12 09:29:11) - 誤解させてしまったならごめんなさい。完全新規項目の場合申請が必要ですが、サルベージ項目なら申請は不要です。 -- 名無しさん (2013-10-12 23:28:25) - 今のリバイバルブームの一環でコイツもGジェネに出てくれないだろうか・・・と思っていたが、そうか、版権が絡んでいるのか・・・ -- 名無しさん (2013-10-16 08:11:43) - ビルドファイターズに出ててびっくりしたわ -- 名無しさん (2013-12-02 18:44:30) - ↑多分版権絡みが多少片付いたんでしょ。 -- 名無しさん (2013-12-02 19:01:02) - ゲームに出てた強襲型みたいなのが好きだったなあ……あれはGサードセイバーの装備替えだったか -- 名無しさん (2013-12-03 17:29:59) - ↑×2Gジェネ参戦の日も近いな! -- 名無しさん (2013-12-03 18:31:56) - ↑映像ソフト化アンドプラモ再販も決まったらしいし、是非とも実現して欲しい。 -- 名無しさん (2013-12-03 19:17:22) - 確かにGセイバーやIセイバーはやたらとカッコ良かった記憶がある -- 名無しさん (2013-12-03 20:01:56) - ちなみにMSデザインは大河原さん。 たしかにGセイバーがF91に似てるのも納得するわ。 -- 名無しさん (2013-12-03 20:30:48) - 白基調+青のカラーリングとスタイリッシュなフォルムがたまらない。 -- 名無しさん (2013-12-03 20:32:22) - BFに出たとは言えど瞬殺されるところがGセイバーの不人気さを表している気が・・・ -- 名無しさん (2014-02-07 09:41:42) - 項目見ただけだとどうして黒歴史扱いなのか分からない。 設定の矛盾なんか宇宙世紀にはよくある事だし、普通に隠れた良作って言われそうな物だけど。 -- 名無しさん (2014-02-07 11:43:11) - というかどうして惨敗に終わったのか分からない。 やっぱり実写に忌避感を持つ人が多かったのか。 -- 名無しさん (2014-02-07 11:45:34) - ↑x1、↑x2ストーリーが悪い意味でハリウッド的で大味なのと、CG以外のパートの作りの安さが主な原因だと思う。CGのノウハウはその後EVOLVEやIGLOOに生かされたとも聞いてる -- 名無しさん (2014-02-07 12:29:47) - 慣れ親しんだ設定がことごとく無視され、技術は劣化。ガノタ向けなのにガノタが見たくなる要素を削っていったからなぁ。実際には面白いがガンダムか?と言われると疑問符が浮かぶ -- 名無しさん (2014-02-07 13:03:25) - 宇宙世紀じゃなくてアナザーにしとけばもうちょっとマシな評価だったかも -- 名無しさん (2014-02-07 13:11:24) - BFにGセイバー出たって言っても、パイロット出てないしプラモはバンダイが権利持ってるから出せるだろ。 -- 名無しさん (2014-02-07 14:11:54) - ↑ガンダムレオパルドンですね、わかります -- 名無しさん (2014-02-07 14:16:12) - レイをデザインしたのはケビン・イシオカなる人物らしい -- 名無しさん (2014-02-21 01:16:22) - Gセイバーのゲームに出たG3 -- 名無しさん (2014-02-22 05:10:42) - ↑失敗した。Gセイバーのゲームに出たG3セイバーのカッコよさ。アレッて胸をフリーダムガンダムにすれば簡単に出来るらしいな。 -- 名無しさん (2014-02-22 05:12:11) - ↑6 アナザーだったら今頃完全に消え失せてたと思うよ。 -- 名無しさん (2014-06-25 14:11:20) - ガンダム映像作品唯一の「確実にミネバ様がこの世にいないガンダム」。 -- 名無しさん (2014-07-01 21:28:59) - ↑? Vだっていないじゃん -- 名無しさん (2014-08-22 21:09:33) - ↑元気なら70台だ。 -- 名無しさん (2014-08-22 21:26:17) - フリーダムはジェガンの血を引いているが、ブグもギラドーガの血を引いているんだろうか。 -- 名無しさん (2014-09-24 21:03:32) - 今の所、この後の時代にGレコが来るんだよな。共食いまでしてたとかって有るけど結局生物発光体は活かされなかったのか -- 名無しさん (2014-10-09 23:05:34) - ↑活かされはしたが、食糧問題を解決するには力不足だったとか。 -- 名無しさん (2014-10-19 15:40:09) - ↑x2あきまんの∀漫画「月の風」によると、ムーンレイスの祖先は太陽系外に飛び出したスペースノイドだという。彼ら「ムーンレイスの先祖」が生物発光体に関する全てを持って逃げたのかもしれん。 -- 名無しさん (2014-10-19 23:49:43) - ↑x3結局研究は失敗したとか、その後に起きた戦乱で生物発光体の技術そのものが失われてしまった等も考えることができるけど、このあたりのこと考えるといまだにGセイバーが正史に入っていないあやふやな状態であることを伺わせる。 -- 名無しさん (2015-02-08 13:04:27) - ↑×1~4Gレコで「暗闇で光るクンタラ」なんて描写があったらそれはそれで嫌だw -- 名無しさん (2015-04-10 09:47:24) - 地球連邦崩壊という旧ジオンにとって悲願であり宇宙世紀史上最大の出来ごとなのに知名度の低さに負けるのはなぁ・・・。 -- 名無しさん (2015-04-26 16:21:20) - MSのサイズ問題は劇中に登場したMSがたまたま18m級だっただけでこの時代には様々なサイズのMSが存在しているとのこと -- 名無しさん (2015-06-28 14:10:23) - ↑×2しかも連邦の末裔にサイド3が参加しているという始末。 -- 名無しさん (2016-05-20 21:10:11) - ↑2 ガイア・ギアのマンマシーンとか、15m級とか入り乱れてる戦場か…整備士涙目 -- 名無しさん (2016-05-20 23:13:04) - 発光藻も含めて食われたとか>深刻な食糧難が発生した -- 名無しさん (2016-07-06 14:01:07) - あのゴチャゴチャしたコクピットは好きだ -- 名無しさん (2016-09-21 15:35:46) - わりと面白いけど必殺技使うと変な演出はいるのが -- 名無しさん (2016-10-03 12:49:22) - クロボンダストで技術衰退が語られたのってもしかしてこれとの整合性をとるためなんだろうか。 -- 名無しさん (2016-11-24 09:31:05) - ゲームでしか知らないが、レイとG3のキット化を今も待ってる。 -- 名無しさん (2017-02-10 19:53:41) - この時代にはアムロやらシャアやらはどんな風に語られてるんだろう -- 名無しさん (2017-02-10 20:10:31) - ↑確かゲームでの発言でオフィシャルじゃないかもしれないがクロスボーンのトビアとキンケドゥが教科書に載ってる旨を話す場面なんてのもあるから一定の認知度はあるんじゃないかな?日本史で言うなら坂本竜馬とか織田信長みたいな扱いでだろうか?もちろんそこにいたるまでの宇宙戦国時代で記録が散逸している可能性も大だけどね -- 名無しさん (2017-02-10 21:57:02) - アムロはともかく、シャアは第二次ネオ・ジオン紛争起こした張本人だし流石にある程度は知れてるんじゃなかろうか。 -- 名無しさん (2017-02-11 00:26:47) - アムロも知っている人はいると思うな。小説版のF91やVで名前だけは出ていたし初めての正規軍同士でのMS戦を経験した人物だからな。 -- 名無しさん (2017-06-13 17:07:41) - クロスボーンダストがちょうど宇宙戦国時代が本格化したせいで技術衰退した時代の話で、セイバーチームがフリーダムをロールアウトする一年前 -- 名無しさん (2018-01-11 00:23:44) - そんな頃か。DUSTだけ見てたら色々終末観があったけどジャンク屋はまだしもそれなりに装備が整ってるとこもあるんだな -- 名無しさん (2018-01-23 16:56:13) - ↑Gセイバーの時代のMS開発技術はほとんどセイバーチームが復活させたようなもんらしい。 -- 名無しさん (2018-01-23 17:48:43) - イルミナーティの前身ができたのもちょうどDUSTの頃で、Gセイバー前史としちゃドンピシャな時代設定 -- 名無しさん (2018-01-23 18:06:33) - 新しい実写ガンダムが出来るらしいが、Gセイバーの扱いは果たしてどうなるか -- 名無しさん (2018-07-06 09:31:10) - 宇宙世紀だけど、ニュータイプの人間が登場しないのは珍しいね -- 名無しさん (2018-12-02 20:39:07) - 後付けに次ぐ後付けでどんどん宇宙世紀が血みどろになっていった先の話だと考えると、「それでも人は生きていけるし、たとえ新人類の希望なんか無くてもみんながそれぞれの明日に向かって歩いていける」っていう素晴らしい作品だと思う -- 名無しさん (2019-12-29 10:32:42) - アニメでリメイクされないものだろうか。ついでに、セイバーの時代の作品を、長谷川先生に作ってもらったり。 -- 名無しさん (2020-10-13 16:25:02) - DUST発表時はジョン・セイバー=フォント・ヴォーって展開を妄想したけどね。 -- 名無しさん (2021-07-01 23:50:42) - >オークマ女史は声優としても活動しており、「ガンダムW」の英語吹き替えでリリーナ役を務めている 違うな。レディ・アン役だ。でも彼女の演技は素晴らしいな。 -- 名無しさん (2021-09-19 05:56:14) - 全天周モニタ&リニアシートは、DUSTで衰退した中で、セイバーチームが頑張ってMS技術を復活させたが、この二点は、記事にもある問題点があり、『復活させる必要性はなし』と判断して、あえて復活させなかった説を提唱したい。 -- 名無しさん (2022-04-10 15:50:30) - Gレコにあった食料問題に関して個人的な意見だけど、生物発光体を以ってしても食料生産が追い付かずに食用賤民が・・・と考えている -- 名無しさん (2022-04-18 23:41:41) - そもそもR.C.が宇宙世紀何年から始まったのかは全くの不明だし、生物発行体が全く活かされなかったと決めつけるのは早計かと -- 名無しさん (2022-07-30 21:09:56) - あと、もう一つの可能性として「潜水技術が失われた」という線もある。生物発光体は海底に農地を作るための技術だ。となれば、生物発光体の実用化に成功したとしても、海底に行くための技術が何らかの理由で失われれば食糧難の回避は不可能になる。 -- 名無しさん (2022-07-31 02:58:52) - ↑その線は考えたこともなかったけど、確かに言われてみるとありえそう -- 名無しさん (2022-12-05 14:22:00) #comment #areaedit(end) }

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