SCP-993

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&font(#6495ED){登録日}: 2016/11/06 Sun 16:24:15 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(b,i,red){やあ、みんな、ハロー。&br()&br()おっと、起き上がらないで! でも、その銃は下ろしてね、そんなもの無意味だからさ。&br()ボクは実在してないんだよ、どうやって撃ち殺すつもりなのさ?&br()さあ。わかるかい、そんなことをするよりよっぽどいいだろう?&br()テレビの前のお友達にあいさつするんだ。そう……笑顔でね。はい、よく出来ました。}} SCP-993はシェアード・ワールド[[The SCP Foundation]]に登場する[[オブジェクト>オブジェクト(The SCP Foundation)]] (SCiP) である。 項目名は「Bobble the Clown」で日本語訳は「ピエロのボブル」。 [[オブジェクトクラス>オブジェクトクラス(The SCP Foundation)]]はSafe。 #contents() *概要 #center(){&font(b,i,red){驚いているようだね、博士。きみはボクの大騒ぎにいただろう?&br()きみのやり方は好きだったんだ。きみは倒れて、いま起きたところだ!&br()でも、本当に恥ずかしいのは、ボクを入れてしまったことだよ。いいカウチだね。&br()起きちゃダメだよ。ボクは家にいるみたいにくつろぐからさ。どんなお話しをしようか、博士?&br()ああ、いや、ボクは別に復讐に燃えて仕返しに来たってわけじゃないんだ。&br()ボクは怒ってるわけじゃないんだけど……テレビの前のみんなもそうだといいね。&br()だって、きみはすっごく身勝手で、ボクを子どもたちの前から連れ去ってしまったんだから。}} SCP-993は『Bobble the Clown(ピエロのボブル)』という名前で19██年の██月██日((原文ママ。財団世界においての報告書では度々この手の黒塗りの状態での情報が載っていることがある。隠蔽したい場合とか、逆に創作者が自由にオブジェクトをTaleに出演させやすくするためとか、さまざまな理由である。))に放映がはじまった子供向け番組である。 どう子供向けなのかというと、「10歳未満の子供は見られるが、10歳以上になると頭痛がして気絶する」という意味で。 そのためマジで子供しか見れない。[[大きなお友達]]のことは全く考慮されていませんあしからず。 …だがその内容を子供たちにインタビューすると、しばしば吐き気がするような内容であることがわかる。 というのも、このピエロのボブルが子供たちに教えてくれるのは挨拶とかマナーとか新しい歌とか、そういうのではない。 彼が教えてくれるのは「人喰い」「殺人」「拷問」、そして…もうひとつ報告書に書いてあるのだが削除されている。 前3つよりも恐ろしい何かだったんだろうか。すでに前3つの時点でマジキチなのだが。 当然こんなもの見て子供が平静でいられるわけもなく、子供たちは精神病や統合失調症を患ってしまう。 そのため財団は『プロトコル・ユプシロン・ベータ3』というもので全ての放送を傍受し、 キチピエロのボブルさんが子供たちのお友達にならないように放送を妨害している。 この妨害に成功していることから、[[オブジェクトクラス>オブジェクトクラス(The SCP Foundation)]]自体はSafe。 エピソードを確認する際はどうしても子供を使わなければならないが、その場合でも内容を教えてもらった後は ちゃんとしっかり記憶処理を受ける。Dクラスならともかく無垢な少年少女の成長に悪影響がでては困るし当たり前である。 しかし収容できているとはいえ、実は全く被害が出ていないわけではない。 その被害にあう対象がコントロールできているだけ…だったりする。 *放映エピソード #center(){&font(b,i,red){あのころ、ちょっと怒りんぼになっちゃったことは、ボクも認めざるを得ないかな。&br()ご心配なく、新しい視聴者と一緒に戻ってきたからね。&br()きみはボクを何度も子どもたちの前に連れて行ったよね。&br()きみを化け物と呼ぶ人もいる! ボクじゃないよ。ボクは裁かない。ボクはフェアだ。}} >&font(b,i){'ボブルのキッチンサプライズ'} >&font(b){内容:}場所はステレオタイプなアメリカの小さな町です。ボブルは町の市民を誘拐し、彼の自宅へと連れて行きます。ボブルはそこで一度人肉調理方法を見せたのち、市民の皮を剥いで調理を始めます。 のっけから子供が泣くような内容である。というか大人でも泣くぞこんなもん。 >&font(b,i){'都会でボブル'} >&font(b){内容:}場所はアメリカの大都会、おそらくニューヨークです。ボブルは蚊取り線香のような物を使って発見されない放火の方法を教えてくれます。番組の最後は、ボブルが大きな建物に火を放って立ち去ります。番組が終わる3分間燃えている建物が映されています。この間悲鳴が聞こえてきます。 悲鳴が聞こえる:つまり普通に燃やしている。 ただし財団が「おそらく」と書いているということはボブルの出現した位置を正確に特定できていないことを示しているようだ。 >&font(b,i){'ボブルの卑劣土曜日'} >&font(b){内容:}場所はロンドン、ビッグベンが見える場所です。番組の大部分でボブルは静かに女性に忍び寄ります。彼女が家に着くと、ボブルは大きな肉切り包丁で彼女を殺害します。番組の最後は、ボブルが群集に紛れ見つからないようにする方法を教えてくれます。 道理で見つからないわけである。しかしエピソードタイトルからして不穏でしかないのはなんなんだ。 >&font(b,i){'ボブルの真相解明'} >&font(b){内容:}場所は捕虜収容所。このエピソードではボブルは、捕虜に無意味な質問を繰り返し拷問します。兵士は最終的に拷問による負傷で死んだように見えます。ボブルは視聴者へ致命傷にはならない痛めつけ方を教えてくれます。 &font(b,blue){お 前 が 実 践 し て か ら 言 え} >&font(b,i){'ボブルはあなたが嫌い'} >&font(b){内容:}場所は何も無い部屋。30分間、ボブルは椅子に座りながら怒って視聴者を睨みつけています。 おそらくプロトコル実行後の番組ではないだろうかと推察される。 どうやら財団の存在を感知した様子。 >&font(b,i){'[罵倒] 野郎 [罵倒] 野郎 [罵倒] 野郎' } >&font(b){内容:}場所はSCP-993の記録が保存されている██の記録室のように見えます。このエピソードでは、ボブルはいくつかのSCPの解放の方法を怒りながら説明します。それからボブルは封じ込めた研究者の殺害方法と、日課や習慣についても教えてくれます。エピソードの最中に、アニメ化された████博士がボブルの後を横切る点は特筆に値します。壁の時計は、午後██:██を示しています。そのとき、████博士はSCP-993の記録室を歩いていたことを確認しています。 &font(b){…ん?} &font(i,l){20██年██月██日時点で、SCP-993は放送をやめたものと見られる。} *余談 ボブルの元ネタは『道化恐怖症/コルロフォビア』であると思われる。 メーキャップしたピエロを見ると恐怖を覚えるという恐怖症の一種で、日本では馴染みが薄いが、 海外ではあのジョニー・デップもこの道化恐怖症らしい。 どうも海の向こうではピエロというのは恐怖の対象として普通に市民権を得ているようで、 それゆえに若者がピエロの格好をして子供たちを怖がらせるという悪質なイタズラが敢行されたり、 バットマンの敵役のジョーカーがピエロのメーキャップをしているのも「道化は恐怖の対象」だからということのようだ。 ジョン・ゲイシーという連続殺人犯も、しばしばピエロの姿に扮することがあったという(その姿で流石に殺しはやってないようだが)。 #center(){&font(b,i,red){ハハ、何を書いてるんだい? 悪いけどこれはインタビュー番組じゃないんだよ博士。&br()そんなものはゴミ箱にポイだ。そう、結局、すべてはゴミ箱行きなのさ。&br()きみの貴重なインタビューも、子供たちの小さな心も。ボクのトリックさえもいくつかポイしなけりゃならなかった。&br()うん、そう。ぼくはここしばらくひどいことをしてなかったよね。銃を下ろしなって。}} #center(){&font(b,i,red){小さなことから始めようと思ったんだ。&br()おバカな原始人がまず火の使い方から覚えたようにね。&br()あのころから子どもたちには時間がなかったから、ボクのほうが進んだ。&br()スキンウォーカーの十八番だけど、いいアイディアだった。&br()子どもたちは夜になるとボクの噂話をして、大人たちだってボクについて話したんだ。&br()ボクはなにもしなくてよかったんだよ!}} #center(){&font(b,i,red){でも、きみはもっと賢くやらなくちゃならなかった。そうだろう?&br()突然、色んな迷信が広まり始めて、ボクには助ける子どもたちがいなかったし、両親も……うん、きみはすぐに見つけちゃうだろう。&br()でも、ボクが残した小さいなにかがある。子どもたちの頭の中に入って、ゆがませちゃう人気のキャラクター。&br()ボクがいってるのは、もちろん、ピエロのボブルのこと。ああ、そんな不機嫌にならないで。}} #center(){&font(b,i,red){&sizex(7){笑って、笑って。きみはテレビに出てるんだからさ!}}} &font(i){20██年██月██日時点で、SCP-993は通常の放送を再開した。Euclidへの指定変更が検討されている。} >&font(b,i){'おかえりボブル!'} >&font(b){内容:}舞台は█████博士のオフィスのように見えます。ボブルが部屋に現れると、█████博士は驚いた表情を見せ、それから視聴者に向かって笑いかけます。それからボブルと█████博士は15分程度会話しているように見えますが、内容は聞き取れません。15分後、█████博士は拳銃をボブルに向けて、発砲したが何の効果もありませんでした。それからボブルは、大きな肉切り包丁で█████博士の手足を順番に切り刻み、鼻や耳をそぎ落としました。█████博士は三分間に渡ってうごめいていたのですが、その後、スタッフロールが始まりました。遺憾ながら、█████博士はこのエピソードが放送される前日に消息を絶っています。 ---- #right(){ SCP-993 - Bobble the Clown by Tanhony www.scp-wiki.net/scp-993 scpjapan.wiki.fc2.com/wiki/SCP-993(翻訳) Behind the Scenes by Tanhony www.scp-wiki.net/behind-the-scenes scpjapan.wiki.fc2.com/wiki/ボブルの舞台裏(翻訳) この項目の内容は『[[クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス>https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja]]』に従います。 } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 結局博士やられたのか… -- 名無しさん (2016-11-06 16:33:25) - 鳥と同じような恐怖心による進化の気配を感じる… -- 名無しさん (2016-11-06 17:38:12) - バットマン「やっぱりピエロは放っておけんな」グリーンランタン「せやせや」 -- 名無しさん (2016-11-06 19:09:57) - そういえば現実でも、殺人ピエロというムービーが流行してたな。……まさか!?Σ -- 名無しさん (2016-11-06 19:19:34) - これは収容できているといっていいんだろうか -- 名無しさん (2016-11-06 19:33:37) - ちなみに最後のおかえりボブルは記事本体じゃ無くてあくまで「tale」なんで -- 名無しさん (2016-11-06 20:22:44) - 最後っていうか赤字と打消線部分は全部Tale『ボブルの舞台裏』 同じ作者のTaleだけどSCP項目と同じ作者がやはりTaleも書いてるどこぞのチートパルサーくん同様に「正解」ではない ただボブルの報告書のラスト考えるとこのTaleと似たようなことは結局起きそうだなあって思う -- 初版投稿者 (2016-11-06 20:37:29) - スティーブン・○ング「もうピエロにビビるのやめようぜ!あいつら笑かすための存在やぞ!HAHAHA!」 -- 名無しさん (2016-11-06 21:37:57) - テイルの内容を前に出し過ぎじゃないか?SCPを良く知らないwiki籠もりを勘違いさせるぞ -- 名無しさん (2016-11-07 01:18:31) - 日本支部の某オブジェクトにもしれっと映りこんでた(?)ボブル氏 -- 名無しさん (2016-11-07 01:38:49) - 収容されてからはひたすら財団へのささやかな抵抗を続けようとする小物感が好き -- 名無しさん (2016-11-07 02:28:36) - すっかり2chやニコ動ではみんなのおもちゃと化したボブル・・・ところで、ボブルと2170「ピエロ・ワクチン」って関連あるの? -- 名無しさん (2016-11-07 02:36:24) - Taleは二次創作だってこと知らないのかな -- 名無しさん (2016-11-07 05:20:35) - このTaleはSCPに慣れてると色々おかしい所があってボブルの妄想じゃねぇか?って読者が疑うまでが落ちなのに -- 名無しさん (2016-11-07 13:35:41) - 他のtaleだと博士「」 -- 名無しさん (2016-11-07 19:09:23) - ↑ミス 他のtaleだと「博士」と組んで日本進出して「楽しもうね!」言ってた -- 名無しさん (2016-11-07 19:14:59) - 日本のピエロはいい子だったんやなって… -- 名無しさん (2016-11-30 17:38:00) - ボブルの卑劣様土曜日 -- 名無しさん (2017-01-20 12:24:28) - ↑二代目火影の卑劣なミーム汚染だ…… -- 名無しさん (2017-01-20 18:31:17) - ボブルの卑劣二次創作 -- 名無しさん (2017-02-26 02:48:10) - 本家だと↑7普通にボブルこえーって反応らしいしそんなオチはない -- 名無しさん (2017-02-26 04:51:31) - 結局のとこ完膚なきまでに封殺されたのち[罵倒]しかできなかった奴がなぜかTaleで無双しているときてそしてこの特性 残念だが当然の扱いといえる -- 名無しさん (2017-06-26 01:23:39) - こいつのこと財団にコテンパンにされたkszkピエロ扱いする人多いけどコイツほど潜在的ヤバさを抱えてるSCPもなかなかないんじゃないか?もし現在の封じ込めの抜け道を見つけられたら「財団に明確な敵意を持つ上に保管SCPとその解放方法を把握してる奴」が各地に財団の情報をばら撒く可能性があるんだぞ? -- 名無しさん (2017-08-28 14:30:57) - ↑そんなときは、この大日如来の像を見て心を落ち着かせるのだ。 -- 名無しさん (2017-08-28 15:21:21) - ↑なるほど!これで問題は解決!安心ですね! -- 名無しさん (2017-08-28 15:29:03) - えーと要するに「余談」より上の部分で本来の記事は終わってて。下の部分はこういう続きがあったかもねって二次創作って事? -- 名無しさん (2017-09-29 08:42:57) - 「ボブルは蚊取り線香のような物を使って」←アメリカのピエロが日本の蚊取り線香ナンデ!?と思ったら、原文でも「mosquito coil」(蚊取り線香の英語名)だった。長時間もつし、携帯用ケースも市販されてるしで、考えてみれば火種としてはかなり優秀だな蚊取り線香。 -- 名無しさん (2017-10-27 15:00:14) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2016/11/06 Sun 16:24:15 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(b,i,red){やあ、みんな、ハロー。&br()&br()おっと、起き上がらないで! でも、その銃は下ろしてね、そんなもの無意味だからさ。&br()ボクは実在してないんだよ、どうやって撃ち殺すつもりなのさ?&br()さあ。わかるかい、そんなことをするよりよっぽどいいだろう?&br()テレビの前のお友達にあいさつするんだ。そう……笑顔でね。はい、よく出来ました。}} SCP-993はシェアード・ワールド[[SCP Foundation]]に登場する[[オブジェクト>オブジェクト(SCP Foundation)]] (SCiP) である。 項目名は『Bobble the Clown』で日本語訳は『ピエロのボブル』。 [[オブジェクトクラス>オブジェクトクラス(SCP Foundation)]]はSafe。 #contents() *概要 #center(){&font(b,i,red){驚いているようだね、博士。きみはボクの大騒ぎにいただろう?&br()きみのやり方は好きだったんだ。きみは倒れて、いま起きたところだ!&br()でも、本当に恥ずかしいのは、ボクを入れてしまったことだよ。いいカウチだね。&br()起きちゃダメだよ。ボクは家にいるみたいにくつろぐからさ。どんなお話しをしようか、博士?&br()ああ、いや、ボクは別に復讐に燃えて仕返しに来たってわけじゃないんだ。&br()ボクは怒ってるわけじゃないんだけど……テレビの前のみんなもそうだといいね。&br()だって、きみはすっごく身勝手で、ボクを子どもたちの前から連れ去ってしまったんだから。}} SCP-993は『Bobble the Clown(ピエロのボブル)』という名前で19██年の██月██日((原文ママ。財団世界においての報告書では度々この手の黒塗りの状態での情報が載っていることがある。隠蔽したい場合とか、逆に創作者が自由にオブジェクトをTaleに出演させやすくするためとか、さまざまな理由である。))に放映がはじまった子供向け番組である。 どう子供向けなのかというと、「10歳未満の子供は見られるが、10歳以上になると頭痛がして気絶する」という意味で。 そのためマジで子供しか見れない。[[大きなお友達>大きいお友達/大きなお友達]]のことは全く考慮されていませんあしからず。 …だがその内容を子供たちにインタビューすると、しばしば吐き気がするような内容であることがわかる。 というのも、このピエロのボブルが子供たちに教えてくれるのは挨拶とかマナーとか新しい歌とか、そういうのではない。 彼が教えてくれるのは「人喰い」「殺人」「拷問」、そして…もうひとつ報告書に書いてあるのだが削除されている。 前3つよりも恐ろしい何かだったんだろうか。すでに前3つの時点でマジキチなのだが。 当然こんなもの見て子供が平静でいられるわけもなく、子供たちは精神病や統合失調症を患ってしまう。 そのため財団は『プロトコル・ユプシロン・ベータ3』というもので全ての放送を傍受し、 キチピエロのボブルさんが子供たちのお友達にならないように放送を妨害している。 この妨害に成功していることから、[[オブジェクトクラス>オブジェクトクラス(SCP Foundation)]]自体はSafe。 エピソードを確認する際はどうしても子供を使わなければならないが、その場合でも内容を教えてもらった後は ちゃんとしっかり記憶処理を受ける。Dクラスならともかく無垢な少年少女の成長に悪影響がでては困るし当たり前である。 しかし収容できているとはいえ、実は全く被害が出ていないわけではない。 その被害にあう対象がコントロールできているだけ…だったりする。 *放映エピソード #center(){&font(b,i,red){あのころ、ちょっと怒りんぼになっちゃったことは、ボクも認めざるを得ないかな。&br()ご心配なく、新しい視聴者と一緒に戻ってきたからね。&br()きみはボクを何度も子どもたちの前に連れて行ったよね。&br()きみを化け物と呼ぶ人もいる! ボクじゃないよ。ボクは裁かない。ボクはフェアだ。}} >&font(b,i){'ボブルのキッチンサプライズ'} >&font(b){内容:}場所はステレオタイプなアメリカの小さな町です。ボブルは町の市民を誘拐し、彼の自宅へと連れて行きます。ボブルはそこで一度人肉調理方法を見せたのち、市民の皮を剥いで調理を始めます。 のっけから子供が泣くような内容である。というか大人でも泣くぞこんなもん。 >&font(b,i){'都会でボブル'} >&font(b){内容:}場所はアメリカの大都会、おそらくニューヨークです。ボブルは蚊取り線香のような物を使って発見されない放火の方法を教えてくれます。番組の最後は、ボブルが大きな建物に火を放って立ち去ります。番組が終わる3分間燃えている建物が映されています。この間悲鳴が聞こえてきます。 悲鳴が聞こえる:つまり普通に燃やしている。 ただし財団が「おそらく」と書いているということはボブルの出現した位置を正確に特定できていないことを示しているようだ。 >&font(b,i){'ボブルの卑劣土曜日'} >&font(b){内容:}場所はロンドン、ビッグベンが見える場所です。番組の大部分でボブルは静かに女性に忍び寄ります。彼女が家に着くと、ボブルは大きな肉切り包丁で彼女を殺害します。番組の最後は、ボブルが群集に紛れ見つからないようにする方法を教えてくれます。 道理で見つからないわけである。しかしエピソードタイトルからして不穏でしかないのはなんなんだ。 >&font(b,i){'ボブルの真相解明'} >&font(b){内容:}場所は捕虜収容所。このエピソードではボブルは、捕虜に無意味な質問を繰り返し拷問します。兵士は最終的に拷問による負傷で死んだように見えます。ボブルは視聴者へ致命傷にはならない痛めつけ方を教えてくれます。 &font(b,blue){お 前 が 実 践 し て か ら 言 え} >&font(b,i){'ボブルはあなたが嫌い'} >&font(b){内容:}場所は何も無い部屋。30分間、ボブルは椅子に座りながら怒って視聴者を睨みつけています。 おそらくプロトコル実行後の番組ではないだろうかと推察される。 どうやら財団の存在を感知した様子。 >&font(b,i){'[罵倒] 野郎 [罵倒] 野郎 [罵倒] 野郎' } >&font(b){内容:}場所はSCP-993の記録が保存されている██の記録室のように見えます。このエピソードでは、ボブルはいくつかのSCPの解放の方法を怒りながら説明します。それからボブルは封じ込めた研究者の殺害方法と、日課や習慣についても教えてくれます。エピソードの最中に、アニメ化された████博士がボブルの後を横切る点は特筆に値します。壁の時計は、午後██:██を示しています。そのとき、████博士はSCP-993の記録室を歩いていたことを確認しています。 &font(b){…ん?} *Tale ボブルの舞台裏 >&font(i,l){20██年██月██日時点で、SCP-993は放送をやめたものと見られる。}&br()&br()&font(i){20██年██月██日時点で、SCP-993は通常の放送を再開した。Euclidへの指定変更が検討されている。} #center(){&font(b,i,red){ハハ、何を書いてるんだい? 悪いけどこれはインタビュー番組じゃないんだよ博士。&br()そんなものはゴミ箱にポイだ。そう、結局、すべてはゴミ箱行きなのさ。&br()きみの貴重なインタビューも、子供たちの小さな心も。ボクのトリックさえもいくつかポイしなけりゃならなかった。&br()うん、そう。ぼくはここしばらくひどいことをしてなかったよね。銃を下ろしなって。}} #center(){&font(b,i,red){小さなことから始めようと思ったんだ。&br()おバカな原始人がまず火の使い方から覚えたようにね。&br()あのころから子どもたちには時間がなかったから、ボクのほうが進んだ。&br()スキンウォーカーの十八番だけど、いいアイディアだった。&br()子どもたちは夜になるとボクの噂話をして、大人たちだってボクについて話したんだ。&br()ボクはなにもしなくてよかったんだよ!}} #center(){&font(b,i,red){でも、きみはもっと賢くやらなくちゃならなかった。そうだろう?&br()突然、色んな迷信が広まり始めて、ボクには助ける子どもたちがいなかったし、両親も……うん、きみはすぐに見つけちゃうだろう。&br()でも、ボクが残した小さいなにかがある。子どもたちの頭の中に入って、ゆがませちゃう人気のキャラクター。&br()ボクがいってるのは、もちろん、ピエロのボブルのこと。ああ、そんな不機嫌にならないで。}} #center(){&font(b,i,red){&sizex(7){笑って、笑って。きみはテレビに出てるんだからさ!}}} 冒頭からここまでの赤文字は、SCP-993と同じ作者によって書かれたTale(簡単に言えばSCPに関するSS)である。 このTaleにて追加されたボブルのエピソードがこちら。 >&font(b,i){'おかえりボブル!'} >&font(b){内容:}舞台は█████博士のオフィスのように見えます。ボブルが部屋に現れると、█████博士は驚いた表情を見せ、それから視聴者に向かって笑いかけます。それからボブルと█████博士は15分程度会話しているように見えますが、内容は聞き取れません。15分後、█████博士は拳銃をボブルに向けて、発砲したが何の効果もありませんでした。それからボブルは、大きな肉切り包丁で█████博士の手足を順番に切り刻み、鼻や耳をそぎ落としました。█████博士は三分間に渡ってうごめいていたのですが、その後、スタッフロールが始まりました。遺憾ながら、█████博士はこのエピソードが放送される前日に消息を絶っています。 *余談 ボブルの元ネタは『道化恐怖症/コルロフォビア』であると思われる。 メーキャップしたピエロを見ると恐怖を覚えるという恐怖症の一種で、日本では馴染みが薄いが、 海外ではあのジョニー・デップもこの道化恐怖症らしい。((一方で後述のゲイシーが描いたピエロの絵画を高値で購入したという話もある。怖いもの見たさなのだろうか?)) どうも海の向こうではピエロというのは恐怖の対象として普通に市民権を得ているようで、 それゆえに若者がピエロの格好をして子供たちを怖がらせるという悪質なイタズラが敢行されたり、 バットマンの敵役のジョーカーがピエロのメーキャップをしているのも「道化は恐怖の対象」だからということのようだ。 日本でも分かりやすいコルロフォビアの典型例としては、アメリカ本国で大量のコルロフォビアを誘発させ、ピエロの同業者組合からマジのクレームが寄せられた『[[IT>IT(作品)]]』のペニーワイズ辺りも有名だろうか。 また、そのペニーワイズの元ネタの一つであるジョン・ゲイシーという連続殺人犯も、しばしばピエロの姿に扮することがあったという。((といっても流石にその姿で殺しをやっていたのではなく、パーティなどでよくピエロの扮装をしていたという程度。ただ、ゲイシー自身ピエロという存在に何がしかを感じていたのも確かであり、恐ろしげなピエロの絵画を何点も残している。)) ちなみに現在はEN、JP共に権利の関係で画像が差し替えられており、元のイラストをデフォルメし包丁を持たせたオリジナルのイラストが使用されている。 追記・修正はピエロがお願いします。 ---- #right(){CC BY-SA 3.0に基づく表示 SCP-993 - Bobble the Clown by Tanhony http://www.scp-wiki.net/scp-993 http://ja.scp-wiki.net/scp-993 Behind the Scenes by Tanhony http://www.scp-wiki.net/behind-the-scenes http://ja.scp-wiki.net/behind-the-scenes この項目の内容は『[[クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス>https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja]]』に従います。 } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,24) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 結局博士やられたのか… -- 名無しさん (2016-11-06 16:33:25) - 鳥と同じような恐怖心による進化の気配を感じる… -- 名無しさん (2016-11-06 17:38:12) - バットマン「やっぱりピエロは放っておけんな」グリーンランタン「せやせや」 -- 名無しさん (2016-11-06 19:09:57) - そういえば現実でも、殺人ピエロというムービーが流行してたな。……まさか!?Σ -- 名無しさん (2016-11-06 19:19:34) - これは収容できているといっていいんだろうか -- 名無しさん (2016-11-06 19:33:37) - ちなみに最後のおかえりボブルは記事本体じゃ無くてあくまで「tale」なんで -- 名無しさん (2016-11-06 20:22:44) - 最後っていうか赤字と打消線部分は全部Tale『ボブルの舞台裏』 同じ作者のTaleだけどSCP項目と同じ作者がやはりTaleも書いてるどこぞのチートパルサーくん同様に「正解」ではない ただボブルの報告書のラスト考えるとこのTaleと似たようなことは結局起きそうだなあって思う -- 初版投稿者 (2016-11-06 20:37:29) - スティーブン・○ング「もうピエロにビビるのやめようぜ!あいつら笑かすための存在やぞ!HAHAHA!」 -- 名無しさん (2016-11-06 21:37:57) - テイルの内容を前に出し過ぎじゃないか?SCPを良く知らないwiki籠もりを勘違いさせるぞ -- 名無しさん (2016-11-07 01:18:31) - 日本支部の某オブジェクトにもしれっと映りこんでた(?)ボブル氏 -- 名無しさん (2016-11-07 01:38:49) - 収容されてからはひたすら財団へのささやかな抵抗を続けようとする小物感が好き -- 名無しさん (2016-11-07 02:28:36) - すっかり2chやニコ動ではみんなのおもちゃと化したボブル・・・ところで、ボブルと2170「ピエロ・ワクチン」って関連あるの? -- 名無しさん (2016-11-07 02:36:24) - Taleは二次創作だってこと知らないのかな -- 名無しさん (2016-11-07 05:20:35) - このTaleはSCPに慣れてると色々おかしい所があってボブルの妄想じゃねぇか?って読者が疑うまでが落ちなのに -- 名無しさん (2016-11-07 13:35:41) - 他のtaleだと博士「」 -- 名無しさん (2016-11-07 19:09:23) - ↑ミス 他のtaleだと「博士」と組んで日本進出して「楽しもうね!」言ってた -- 名無しさん (2016-11-07 19:14:59) - 日本のピエロはいい子だったんやなって… -- 名無しさん (2016-11-30 17:38:00) - ボブルの卑劣様土曜日 -- 名無しさん (2017-01-20 12:24:28) - ↑二代目火影の卑劣なミーム汚染だ…… -- 名無しさん (2017-01-20 18:31:17) - ボブルの卑劣二次創作 -- 名無しさん (2017-02-26 02:48:10) - 本家だと↑7普通にボブルこえーって反応らしいしそんなオチはない -- 名無しさん (2017-02-26 04:51:31) - 結局のとこ完膚なきまでに封殺されたのち[罵倒]しかできなかった奴がなぜかTaleで無双しているときてそしてこの特性 残念だが当然の扱いといえる -- 名無しさん (2017-06-26 01:23:39) - こいつのこと財団にコテンパンにされたkszkピエロ扱いする人多いけどコイツほど潜在的ヤバさを抱えてるSCPもなかなかないんじゃないか?もし現在の封じ込めの抜け道を見つけられたら「財団に明確な敵意を持つ上に保管SCPとその解放方法を把握してる奴」が各地に財団の情報をばら撒く可能性があるんだぞ? -- 名無しさん (2017-08-28 14:30:57) - ↑そんなときは、この大日如来の像を見て心を落ち着かせるのだ。 -- 名無しさん (2017-08-28 15:21:21) - ↑なるほど!これで問題は解決!安心ですね! -- 名無しさん (2017-08-28 15:29:03) - えーと要するに「余談」より上の部分で本来の記事は終わってて。下の部分はこういう続きがあったかもねって二次創作って事? -- 名無しさん (2017-09-29 08:42:57) - 「ボブルは蚊取り線香のような物を使って」←アメリカのピエロが日本の蚊取り線香ナンデ!?と思ったら、原文でも「mosquito coil」(蚊取り線香の英語名)だった。長時間もつし、携帯用ケースも市販されてるしで、考えてみれば火種としてはかなり優秀だな蚊取り線香。 -- 名無しさん (2017-10-27 15:00:14) - ふと思ったんだけど、「10歳未満の子供は見られるが、10歳以上になると頭痛がして気絶する」って別のアノマリーの異常性とかで子供になったり転生した記憶ありの子供って見れるのかな -- 名無しさん (2017-12-31 16:54:07) - ↑そう言えばブライト博士って子供の体に入れたかな。 -- 名無しさん (2018-01-11 14:44:55) - 別世界のボブルは他のSCPの収容を手伝ってくれてる -- 名無しさん (2018-01-19 15:23:37) - ↑2 「やってはいけないことリスト」を見ると「魔法少女、或いはそのパートナーを名乗って良からぬことをしようとした」形跡が…… -- 名無しさん (2018-03-09 06:52:08) - この番組を、遠隔操作でビデオ撮影し、その映像データを見た場合は気絶しないのだろうか? -- 名無しさん (2020-03-23 12:21:58) - 4505で吊られた王と緋色の王の同期(もとい宮廷道化師)という設定が追加された模様。金魚のフンすぎて草 -- 名無しさん (2020-06-20 19:11:42) - 久しぶりに本家記事を除いたらボブルの写真がよりアニメチックなものに差し替えられてた。 -- 名無しさん (2020-09-05 03:13:18) - これでsafeなんかい -- 名無しさん (2020-10-31 20:38:58) - サイト-13にいたがむしろ協力してきたぞ…一体何があったのだ -- 名無しさん (2021-02-14 00:09:23) - ↑2 一般人への被害を抑制出来てるのであればそれはSafe -- 名無しさん (2021-02-14 01:03:06) - 一つ目の注釈は必要ないかな?SCPオブジェクト記事ならだいたいあるもんだし。あってもいいけど -- 名無しさん (2021-02-14 06:13:19) - 日本支部で最初に翻訳されたSCPは173でも001提言でもなくどうやらコレっぽいな -- 名無しさん (2021-04-03 04:01:40) - ジョン・ゲイシーは男児ばかり狙う猟奇殺人鬼だったから、子供向け()ってのもそれを意識してるかも… -- 名無しさん (2024-01-31 15:08:49) #comment #areaedit(end) }

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