SCP-2316

「SCP-2316」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

SCP-2316 - (2021/09/19 (日) 02:26:35) の最新版との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2016/12/12 (月) 20:39:46 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){75年の秋から、僕らは君の帰りを待っている。}} #center(){&sizex(7){&bold(){&font(#ff0000){監督評議会命令}}}} >#center(){&sizex(4){&bold(){以下のファイルの記述にはKeterクラス認識災害が含まれており、レベル4/2316機密に指定されています。無許可でのアクセスは禁じられています。}}} >#center(){&sizex(6){&bold(){レベル4/2316機密指定}}} > >#center(){&sizex(6){&bold(){アイテム番号:SCP-2316 オブジェクトクラス:Keter}}} #center(){&sizex(4){&bold(){&font(#ff0000){♒♒ COGNITOHAZARD WARNING ♒♒}}}} #center(){&font(#ffffff,b){彼らは長い間待っていたんだよ。}} >#center(){&bold(){以下のファイルは異常な認識災害的影響のキャリアである画像やテキストを含みます。あなたは水中の死体に見覚えがありません。このため、このファイルにアクセスする全ての職員は14.5以上の認知抵抗値(Cognitive Resistance Value:CRV)を有すると認定されることが不可欠です。あなたが自動化されたCRVの検証に失敗した場合、落ち着いて動かないようにしてください。サイトの医療スタッフのメンバーが間もなく到着します。}} #center(){&bold(){お使いの端末のマイクにゆっくり、はっきりと、次のフレーズを繰り返してください。}} #center(){私は水中の死体に見覚えがありません。} #center(){#openclose(show=☐ 調整版音色分散プロセッサを起動){ #center(){&bold(){処理が完了しました。結果が以下に表示されました。}} #center(){&font(#008000){[✔] 検証が完了しました。ユーザーのCRVは許容範囲内です。}} }} SCP-2316はシェアード・ワールド「[[SCP Foundation]]」に登場するオブジェクトの一つ。 項目名は「Field Trip (校外学習)」。 [[オブジェクトクラス>オブジェクトクラス(SCP Foundation)]]は堂々の「Keter」。 *解説 まず、これはどんなオブジェクトなのか? その前に特別収容プロトコルから述べる。 コイツに対する収容プロトコルは非常に厳重であり、いついかなるケースに置いても直接的な接触は禁じられる。 監視は映像および音声の記録装置を備えた遠隔操作のダミー探査機でのみ実施される、という念の入りようである。 さらにSCP-2316の映像および音声の見直しを実施できるのは、認識災害への曝露に対する適切な処置を取った職員のみと徹底されている。 このオブジェクトが存在する湖は、隔離された状態で周囲にフェンスを構築してあり、コイツに曝露した経験が無く特性についての事前知識も持っていない人物が定期的にパトロールを行うことになっている。あなたは水中の死体に見覚えがありません。この試行済みの隔離措置を突破しようと試みる人物は捕縛し、完全な認知影響スクリーニング検査のためにサイト-33へ連行される。 かてて加えて、SCP-2316が収容されている湖の50m以内に接近した人物は&bold(){既に死亡した者と見做す}というとんでもない手の込みようになっている。 では、次はコイツがどんなオブジェクトなのかを説明していこう。 端的に言うと、コイツはとある湖の水面と水中に出現するティーンエイジャーたちの死体の群れである。 確かに怖いが、死体より怖いものがゴロゴロいるのが財団世界である。 本部が確認しただけでも[[不死身のクソトカゲ>scp-682]]とか[[見たら死ぬシャイガイ>scp-096]]とか[[陛下のもっとも高貴なる王冠>SCP-1561]]とか[[復活したら世界が終わる巨大な怪物>SCP-2317]]とかあなたは水中の死体に見覚えがありません[[死を運ぶ別世界>SCP-2935]]とか[[死そのもの>SCP-2718]]とか[[ポケモンじゃない方のKeterグマ>SCP-1048]]とか。 日本支部でも、[[認識即破滅の鳥さん>SCP-444-JP]]とか[[作家殺しのライオン>SCP-964-JP]]とか[[存在を消す報告書>SCP-404-JP]]とか[[過去を通じて今も消すブラックホール>SCP-280-JP]]とかあなたは水中の死体に見覚えがありません[[過去の戦争に干渉するマシン>SCP-1941-JP]]とか[[日本そのもの>SCP-1000-JP]]とか。 そういうのに比べれば、財団世界ではむしろ怖くない。日本支部にも[[死体が出現するだけのSCP>SCP-587-JP]]がある。 が、同じ死体のSCPでもコイツはケタが文字通りに違う。 冒頭のセキュリティとプロトコルを確認すればわかるだろうが、このオブジェクトは総じて面倒な事態を引き起こす財団の頭痛のタネ、認識災害を引き起こすのだ。しかもその強制力と感染力が尋常ではない。 #center(){&bold(){お使いの端末のマイクにゆっくり、はっきりと、次のフレーズを繰り返してください。}} #center(){私は水中の死体に見覚えがありません。} #center(){#openclose(show=☐ 調整版音色分散プロセッサを起動){ #center(){&bold(){処理が完了しました。結果が以下に表示されました。}} #center(){&font(#008000){[✔] 検証が完了しました。ユーザーのCRVは許容範囲内です。}} }} 出現するときは、水面に小さく固まった人間の死体の群れ、という形で出てくる。 身元は一応わかっているが、DNA鑑定が確実ではないため確かなことは言えない状態である。 さらに、複数の実体の群れに見えるが、実際には集合意識で活動する単一の実体ではないか、という意見もある。 &font(#ffffff,b){俺は彼らが誰だか知ってるよ。彼らの名を知ってる。一人一人、全員の名前を。君だってそうだろう?} ちなみに現在のところ、財団では各実例を個別にわけることはできておらず、あなたは水中の死体に見覚えがありません。 &font(#ffffff,b){ジェレミア・ファインマン、アーサー・スコット、デニス・クラーク、ハー[認識災害につき除去] } で、コイツらはどんな異常特性を持っているのか? 先ほども述べたが、強力な認識災害である。それも陛下のもっとも高貴なる王冠よりもさらに強く、さらに広範囲に作用するのだ。……ここでいう「広範囲」については諸兄の考えるそれとは意味が異なるが。 この死体の群れを見た時、その人物が実体群のうちいずれかに覚えがある場合、またはかつて特定の団体(データは削除されている)に属していた過去がある場合、その人物は簡単に言うと、死体となっている実体群を昔からの知人・友人だと強く思い込むようになる。 &font(#ffffff,b){彼らは嘘をついている。彼らは彼らが誰なのか本当はよく分かってる。 認識災害があるのは事実だけれど、それは彼らが助けを求めるための手段でしかない。みんなに自分たちが何者なのか、何者だったのかを知ってもらうための手段なんだ。 } そして、件の湖に入る、またはSCP-2316の実例に触れる、といった形でSCP-2316実例との接触を試みた場合、そのアクションが他のSCP-2316実例の出現を引き起こす。あなたは水中の死体に見覚えがありません。追加の実例は認識災害の強化と確信のみを引き起こし、影響者に湖への入水を強制させる。しかも、このようにして湖に入った人物は消失し、今日まで回収されたことはない、という恐ろしい状態である。 つまり、&bold(){感染型+増殖型}のSCPオブジェクトなのだ。そら貫録のKeterである。 &bold(){&font(#ffffff){いったいどうして君は水中の死体に見覚えがないんだい?}} 財団側もこの特性上まともな調査が難しいのか、一応それを試みた痕跡として補遺が残されているが、二つあるどちらもデータ削除されている上、片方はエントリ自体が無効になっている。 このSCPオブジェクトは、果たして何のために人を呼び、引きずり込むのか? 認識災害という壁の向こうにあるその真実とは、何なのだろうか。 追記・修正は水中の死体に見覚えがない人にお願いします。 ---- #right(){CC BY-SA 3.0に基づく表示 SCP-2316 - Field Trip by djkaktus http://www.scp-wiki.net/scp-2316 http://ja.scp-wiki.net/scp-2316 この項目の内容は『[[クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス>https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja]]』に従います。 } ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #include(テンプレ3) #center(){&bold(){彼らは君に見てほしくないのさ。でも俺は見てほしい。さあ、下へ。}} ……さて。 この記事にも本家記事にも、文中に脈絡なく「&bold(){あなたは水中の死体に見覚えがありません}」としつこく出てきたのは既にお分かりだろう。 しかし、その意図についてはお分かりだろうか? この記事については、元記事の雰囲気を表現するためのものでしかない。しかし本家記事、つまり財団世界の報告書におけるそれは、別の意味を持つ。 つまり、SCP-2316の引き起こす認識災害へのミーム的対策のようなものだ。&bold(){表向きには。} 表があれば、裏がある。 このオブジェクトには何が隠されているのか? そして「校外学習」とはどういう意味なのか? それは、補遺となっている削除されたインタビュー、そして無効となったエントリに隠されている。 #openclose(show=君はこれを見なくちゃならない。彼らは君の友人だったじゃないか。){ &bold(){ERROR: UNRECOGNIZED USER. ログインのためにファイ[\\[ae0[[<} &bold(){&font(#008000){[✘✘✘] 検証が完[e\\\i.-a\\\. User Ccccrl\\\ 許容範囲内ですきみにかれらのかおをみせてあげよう。}} ・補遺1:ハリソン博士によるインタビュー これは、財団職員の一人と思われるハリソン博士が、SCP-2316に直接接触して生きて帰ってきた男性にインタビューを行った際の録音記録である。 認識災害を拡大する恐れがあるとして無効にされているが、これを相手側の立場で噛み砕き、さらに次の無効なエントリに記されたメッセージと合わせると恐ろしい事実が見えてくる。 &bold(){&font(#ffffff){あなたはすいちゅうのしたいにみおぼえがありません。}} インタビューの内容は省くが、実際に水中でSCP-2316実例を目撃した男性は、認識災害により彼らを友達だったと認識したが、個々の顔については「夢の中であった人のようにはっきりしなかった」と述べた。 が、重要なのはそこではない。男性はさらに、彼らが伝えたメッセージを受け取ったのだ。 男性は博士、ひいては財団に対して怒りをあらわにしながらこう言った。 &bold(){&font(#ffffff){あなたはすいちゅうのしたいにみおぼえがありません。}} >私には聞こえたんだ、彼らが助けを呼ぶ声が。彼らは私に… 私に、彼らが何者だったかについて語った。彼らは彼らが何者なのかを君が知っていると言ったぞ、君は――― &bold(){&font(#ffffff){あなたはすいちゅうのしたいにみおぼえがありません。}} >私は彼ら全員の名前を知っているぞ、ハリソン、私は彼らが語りかけてくるのを聞いた! 一人一人がだ。 たった一人が彼らを見て人々に伝えれば良いんだ、そうすれば人々は君たちが隠そうとしているものの正体を知ることが出来る。 &bold(){&font(#ffffff){あなたはすいちゅうのしたいにみおぼえがありません。}} そして、削除されている「団体」の名がここで明らかになる。「カーク・ロンウッド高校」。 ……どっかで聞きましたね? &bold(){&font(#ffffff){あなたあなたあなたあなたあなたあなたわたし}} このインタビューの冒頭のセキュリティは、アクセスしてきたのがログイン資格のない人物だとして撥ねつけようとしているが、間違いなくSCP-2316と思しき何者かがそれを強引に認証させてこのデータを復元している。 } #center(){&bold(){お使いの端末のマイクにゆっくり、はっきりと、次のフレーズを繰り返してください。}} #center(){私は水中の死体に見覚えがありません。} #center(){&font(#ffffff,b){私は水中の死体に見覚えがあります。}} #center(){#openclose(show=☐ 調整版音色分散プロセッサを起動){ #center(){&bold(){処理が完了しました。結果が以下に表示されました。}} #center(){&bold(){&font(#ff0000){[✘] 検証が不十分です。ユーザーのCRVは許容範囲内にありません。ユーザーのCRVは活動状態の認識災害に影響を受けています。そのまま動かないでください、あなたのサイトの医療スタッ[ '' ///afe44/25\23が間もなく到着します。}}} }} ・補遺2:無効なエントリ #openclose(show=[端末ロ[//fa/32][[){ ここまでくれば勘付いただろうが、これはSCP-2316に関連する何者かから、特定の人物に宛てたメッセージである。 全文を引用するのは避けたいところだが、これは全て読まないと意味が分からない。 なので、内容を意訳したものを、原文の雰囲気を残して載せる。 &bold(){&font(#ffffff){下へ下へ下へ下へ下へ下へ下へ下へ下へ下へ下へ下へ下へ下へ下へ下へ下へ下へ下へ下へ}} #center(){君にはもうあまり時間が残されていない。湖に戻って、水中に入って彼らを見るんだ。&br()あれは、君の友達、君のクラスメイトだ。75年の秋に、一緒に校外学習に行った彼らだよ。覚えていないのか? &br()君には彼らの声が聞こえているはずだ、それはわかってる。&br()これは彼らの過ちが引き起こしたことだ。&br()そして君だけが、いや君と俺だけが去った。&br()みんなはまだ湖の底で俺と君が戻ってきて、また一つになるのを待っている。彼らは俺と君に思い出してもらいたいんだ。&br()いい加減に目を覚ませ、こん畜生。俺たちが卒業するはずだった75年の秋を思い出せ。&br()&br()聞こえないのかい?&br()&br()聞こえないのかい?&br()&br()聞こえないのかい?&br()&br()聞こえないのかい?&br()&br()&bold(){聞こえてるのは知ってるよ。}&br()&br()聞こえないのかい?&br()&br()聞こえないのかい?&br()&br()聞こえないのかい?&br()&br()聞こえないのかい?&br()&br()俺たちはあそこでみんなと一緒だった。&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()みんなが君を待っている。&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&bold(){&font(#ffffff){俺たちは何も知らなかった。湖の中に何があるかなんて知らなかったんだ。財団は俺たちを救おうとしなかった。起きていることを観察してそのままにした。誰も彼らを止めてくれなかったんだ。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。}}&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&sizex(7){&bold(){&font(#ff0000){湖 に 戻 る ん だ 。}}} }} *簡単な解説 このオブジェクトの正体は、1975年の秋、この湖を校外学習で訪れていたバーチウッド高校のあるクラスの生徒たちのなれの果てである。 彼らはこの湖に起きていた何かの犠牲となって水死してしまったが、二人だけ生き残ることになった。 生き残った二人の片方はオブジェクト化したクラスメイトに接触した結果SCP-2316-1へと変貌。強力な認識災害を引き起こす力を手に入れ、最後の一人を探し始めた。 その過程でこの事件の真相を知ったがそれについてはもはや気にしていないらしく、最後の一人の捜索に腐心している。 この変貌した片方の生徒「俺」の力はかなり強く、財団の強固なセキュリティを易々と突破して来るレベルである。 「俺」はそれをすり抜けて真相と自身のメッセージを伝えにきている。 が、その結果この報告書自体が認識災害型のオブジェクトと化してしまい、「俺」のメッセージを読んだ者は「湖に戻って」しまい、SCP-2316に取り込まれてしまう。 無効になった補遺の一つ目では、「湖に入った人物」に対するインタビューが行われている。 恐らく財団の博士か誰かのようだが、見事に認識災害にやられている。しかし重要なのはそこではなく、「&bold(){湖に戻った人物がまた帰ってきてインタビューに応じている}」という部分。 これはつまり、概要の部分にある「オブジェクトに接触すると取り込まれる」というのはウソであり、認識災害のベクターとなって地上に戻り、拡散させる、ということである。 バーチウッド高校の面々がオブジェクト化したのはこの湖における異常現象の影響と、それを確かめるための財団の実験によるものだが、そもそものSCP-2316は76年ハブに属する別のオブジェクトを作り出そうとして失敗した、残滓のようなものだったと考えられる。ちなみに財団の検証実験はどうやら失敗した模様。 財団は実験が失敗したとしても、それを秘匿しない。秘匿するのは、機密であるか、情報災害・認識災害のベクターである場合である。このケースでは後者であり、インタビュー記録とSCP-2316側からのダイレクトアクセスをまとめて削除している……のだが、お察しの通り向こうから復旧させられてしまっている。 とまあ、こんな感じで曝露者を次から次へと増やし、最後の一人が曝露するまでこれを続けようとしている。当然そんなことになったらCK-クラス待ったなし、そら問答無用のKeterである。 #openclose(show=追記・修正は湖に戻ってからお願いします。){ この記事のラストの部分には、「俺」が探し続けた「君」がこの湖に戻ってきたことを描くTale「決して色あせない」へのリンクがある。 認識災害に曝露し、かつてのクラスメイトであった「彼ら」の声を聞いた「君」の辿る結末は……。 } ---- #right(){CC BY-SA 3.0に基づく表示 SCP-2316 - Field Trip by djkaktus http://www.scp-wiki.net/scp-2316 http://ja.scp-wiki.net/scp-2316 Not Fade Away by Shaggydredlocks http://www.scp-wiki.net/not-fade-away http://ja.scp-wiki.net/not-fade-away この項目の内容は『[[クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス>https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja]]』に従います。 } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,78) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 実は75年シリーズの一つ -- 名無しさん (2016-12-12 21:31:48) - 問題の湖に”何か”があって、75年にそこを訪れた高校の1クラスが曝露、SCP-2316に変化するも”君”と”俺(これは2316側か?)”がそれから逃れて、”君”を探すために”俺”が認識災害を広げてる? -- 名無しさん (2016-12-12 21:51:59) - 後半部分を読むと、この2名が戻っていないという意味からのKeterというクラス割り当てはあり得るな。収容できていないに該当する -- 名無しさん (2016-12-12 22:07:10) - keterグマ言うなwww それはそうと、頭の悪い私には、まだ分かりにくい内容なのだが…… -- 名無しさん (2016-12-12 22:35:40) - 前半は抜け出た”君”がSCP-2316に帰還すると何か起きてしまうのを防ぐための(”君”を欺くためだけの)カバーってことだろうか。それを呼び戻すためにSCP-2316(”俺”)が思い出させようとしてる、のかな -- 名無しさん (2016-12-12 22:56:04) - ああ違うか。単に報告書を見ただけで湖に呼ばれるようになる、ということか -- 名無しさん (2016-12-12 23:19:08) - ↑3 wikiだと再現しづらいので分かり辛いが、本家記事では報告書内にしかけがあって、「報告書を閲覧している最中に何か(SCP-2316)が干渉してきて記事を復元、閲覧者を湖に誘おうとする」形をとってる。つまり閲覧者=SCP-2316から去った&quot;君&quot;ということ。あるいは単にそう思い込ませて仲間を増やそうとしている。どっちにしても読んだ俺らが認識汚染食らうというのがキモで正体や真相はあんまり関係ないし私は水中の死体に見覚えがありません -- 名無しさん (2016-12-13 00:01:07) - なんとなくSCP-2442を連想した。Footnoteでの呼びかけといい、「あなたはすいちゅうのしたいにみおぼえがありません」さんの発言といい、「あなたあなたあなたあなたあなたあなたあなたわたし」といい、無効になったエントリの内容(特にイタリック体部分)といい、抑圧された記憶とその解放?みたいな -- 名無しさん (2016-12-13 01:20:59) - この高校は何なんだろうな。卒業アルバムの精神攻撃もキツいけど、夏の想い出写真も(ムチャクチャ地味ながらも)ヒドい。 -- 名無しさん (2016-12-13 04:47:39) - 高校自体というよりも75年に何かあった…らしいがどうなんだろう。好きなシリーズだが -- 名無しさん (2016-12-13 10:26:12) - 75年シリーズじゃなくて76年シリーズでは あとこれはバーチウッドでありカーク・ロンウッドじゃないぞ -- 名無しさん (2016-12-13 12:01:01) - 404へのリンクが444になっていたので修正しました -- 名無しさん (2016-12-13 17:12:54) - これは是非記事を読んでもらいたい作品。事前情報なしで読んだ時は鳥肌たちましたわ・・・。 -- 名無しさん (2016-12-15 00:01:45) - 76年シリーズのtale「思い出」の最後を思い出す。76年のほうとは関係無いと思うけど何かしら影響を受けた記事ではあると思う -- 名無しさん (2016-12-17 13:48:43) - ねこです に殺傷能力をつけたような感じ -- 名無しさん (2016-12-18 22:43:34) - 原文の方でも、SCP-2316に「class of 76」のタグがついてるから、これも76年シリーズの一部とみなしていいはず -- 名無しさん (2016-12-19 17:26:00) - 「湖に近づくと引き込まれる」というだけなら確かにヤバいけど一帯を封鎖すればそれで済むのに、向こうから干渉してくるのが恐ろしい。しかしその「君」が見つかったらこいつは治まるんだろうか -- 名無しさん (2017-02-07 10:26:24) - ↑来ても、「こいつはあいつじゃない。きっと本物はどこかに……」と、さらに続けていきそうな気がする。この手の話ではありがちなだけに。 -- 名無しさん (2017-02-07 13:10:12) - 原文サイト見てもちょっとよく分からなかったけど、つまり記事の最後辺りでミーム汚染食らって「私は水中の死体に見覚えがあります」とマイクに言っちゃったところでさらに「俺」が接触してきたってこと? -- 名無しさん (2017-04-22 00:40:17) - ↑ミームじゃないけどおおむねそんな感じ。記事自体が認識災害の媒体だから。 -- 名無しさん (2017-04-22 00:51:30) - 「俺」があいつを探すために76年シリーズを作ったように思える -- 名無しさん (2017-07-08 19:08:42) - JPに移ってからスマホで見ると肝心の隠しの部分がうまく表示されないな… -- 名無しさん (2017-07-20 17:35:50) - 私は暗闇のねこに見覚えがありません。よろしくおねがいします。 -- 名無しさん (2017-07-26 12:03:27) - PCから見てもギミックがよく分らん… ソース見てしまった -- 名無しさん (2017-08-24 22:54:34) - 何気ぞくっとする -- 名無しさん (2017-11-17 21:18:17) - 俺はかつて栄光の冠を頂いた図書館です、よろしくおねがいします -- 名無しさん (2018-01-10 10:00:01) - 私は水中の死体に見覚えがありません -- 俺 (2018-03-11 00:44:59) - おれです。よろしくおねがいします。 -- 名無しさん (2018-05-02 07:29:25) - インタビューのところ、ヒエッって思わず声が出てしまった…。 -- 名無しさん (2018-06-10 15:38:38) - わたしはアリソン・エッカート中のアリソン・エッカートに見覚えがありません -- 名無しさん (2018-06-15 14:25:19) - 私は水中のイワナの死体に見覚えがありません。私はイワナの腹中の団子に見覚えがあります -- 名無しさん (2018-06-15 19:05:26) - カーク・ロンウッド高校(76年)とバーチウッド高校(75年)は、平行世界等ではなく、814(使い方を間違えると空間や時間に影響が出るオブジェクト。)によって時間を戻されifみたいな感じになったんじゃないのかな(´・ω・`) -- 名無しさん (2018-07-18 22:52:45) - 前にここのwikiで76年シリーズを詳しくまとめた項目あったはずなんだが.......消されたんかな?悲しい -- 名無しさん (2019-07-15 00:32:05) - ↑安心してください。今class-of-76の項目を作っています。完成したら文字数めっちゃやばいことになりそうですが... -- 名無しさん (2019-08-16 18:36:19) - あとでSCP-332を見てわかったが、O5じゃなく監督評議会なのはそれくらい発端が(メタ的に)古いからなのか -- 名無しさん (2019-09-23 06:04:27) - コイツほんとすき。いつみても最後で鳥肌立つ。 -- 名無しさん (2019-12-06 18:23:43) - FirefoxでもChromeでもJPでも原文でもfootnoteの仕掛けが動作しないんだけどどうすれば見れんのこれ? -- 名無しさん (2020-02-05 07:52:07) - マジかよ、見覚えが無い水中の死体最低だな。 -- 名無しさん (2020-03-06 14:38:27) - 仮に75年に18歳の高校3年生だったとすれば、2020年時点では63歳か…探されている1人が湖と関係なく死んでしまったら、2316は永遠に探し続けるんかな… -- 名無しさん (2020-06-12 22:01:11) - あっこんなところにいたのか。 さあ早く湖に戻るんだ! -- 名無しさん (2020-08-22 08:52:46) - 湖はティーンの死体だらけなのか…待てよ…ティーンと分かるという事は保存状態は良好なハズ…ヌレヌレスケスケなティーンたち…なんてこったこれが桃源郷…人の求めたエリュシオン… -- 名無しさん (2020-09-12 01:30:09) - ↑おっとそう考えるのは気が早い その数倍は歳くった犠牲者がいると思った方がいい -- 名無しさん (2020-10-24 22:03:28) - 忘れないでくれ -- 名無しさん (2021-01-18 21:26:58) - ↑3 その中にはドスケベボディなヨーロピアンガールがいらっしゃる可能性が微粒子レベルで存在している…?ミーム汚染に性欲だけで抗いながらピチピチJKと致すなんて捗っちまうぜ… -- 名無しさん (2021-02-11 11:47:22) - なんかこの記事見てるとBUMPのメーデーが脳内再生されるんだけどなんでなんだろう・・・自分でもわからない -- 名無しさん (2021-04-04 02:44:00) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2016/12/12 (月) 20:39:46 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){75年の秋から、僕らは君の帰りを待っている。}} #center(){&sizex(7){&bold(){&font(#ff0000){監督評議会命令}}}} >#center(){&sizex(4){&bold(){以下のファイルの記述にはKeterクラス認識災害が含まれており、レベル4/2316機密に指定されています。無許可でのアクセスは禁じられています。}}} >#center(){&sizex(6){&bold(){レベル4/2316機密指定}}} > >#center(){&sizex(6){&bold(){アイテム番号:SCP-2316 オブジェクトクラス:Keter}}} #center(){&sizex(4){&bold(){&font(#ff0000){♒♒ COGNITOHAZARD WARNING ♒♒}}}} #center(){&font(#ffffff,b){彼らは長い間待っていたんだよ。}} >#center(){&bold(){以下のファイルは異常な認識災害的影響のキャリアである画像やテキストを含みます。あなたは水中の死体に見覚えがありません。このため、このファイルにアクセスする全ての職員は14.5以上の認知抵抗値(Cognitive Resistance Value:CRV)を有すると認定されることが不可欠です。あなたが自動化されたCRVの検証に失敗した場合、落ち着いて動かないようにしてください。サイトの医療スタッフのメンバーが間もなく到着します。}} #center(){&bold(){お使いの端末のマイクにゆっくり、はっきりと、次のフレーズを繰り返してください。}} #center(){私は水中の死体に見覚えがありません。} #center(){#openclose(show=☐ 調整版音色分散プロセッサを起動){ #center(){&bold(){処理が完了しました。結果が以下に表示されました。}} #center(){&font(#008000){[✔] 検証が完了しました。ユーザーのCRVは許容範囲内です。}} }} SCP-2316はシェアード・ワールド「[[SCP Foundation]]」に登場するオブジェクトの一つ。 項目名は「Field Trip (校外学習)」。 [[オブジェクトクラス>オブジェクトクラス(SCP Foundation)]]は堂々の「Keter」。 *解説 まず、これはどんなオブジェクトなのか? その前に特別収容プロトコルから述べる。 コイツに対する収容プロトコルは非常に厳重であり、いついかなるケースに置いても直接的な接触は禁じられる。 監視は映像および音声の記録装置を備えた遠隔操作のダミー探査機でのみ実施される、という念の入りようである。 さらにSCP-2316の映像および音声の見直しを実施できるのは、認識災害への曝露に対する適切な処置を取った職員のみと徹底されている。 このオブジェクトが存在する湖は、隔離された状態で周囲にフェンスを構築してあり、コイツに曝露した経験が無く特性についての事前知識も持っていない人物が定期的にパトロールを行うことになっている。あなたは水中の死体に見覚えがありません。この試行済みの隔離措置を突破しようと試みる人物は捕縛し、完全な認知影響スクリーニング検査のためにサイト-33へ連行される。 加えて、SCP-2316が収容されている湖の50m以内に接近した人物は&bold(){既に死亡した者と見做す}というとんでもない手の込みようになっている。 では、次はコイツがどんなオブジェクトなのかを説明していこう。 端的に言うと、コイツはとある湖の水面と水中に出現するティーンエイジャーたちの死体の群れである。 確かに怖いが、死体より怖いものがゴロゴロいるのが財団世界である。 本部が確認しただけでも[[不死身のクソトカゲ>scp-682]]とか[[見たら死ぬシャイガイ>scp-096]]とか[[陛下のもっとも高貴なる王冠>SCP-1561]]とか[[復活したら世界が終わる巨大な怪物>SCP-2317]]とかあなたは水中の死体に見覚えがありません[[死を運ぶ別世界>SCP-2935]]とか[[死そのもの>SCP-2718]]とか[[ポケモンじゃない方のKeterグマ>SCP-1048]]とか。 日本支部でも、[[認識即破滅の鳥さん>SCP-444-JP]]とか[[作家殺しのライオン>SCP-964-JP]]とか[[存在を消す報告書>SCP-404-JP]]とか[[過去を通じて今も消すブラックホール>SCP-280-JP]]とかあなたは水中の死体に見覚えがありません[[過去の戦争に干渉するマシン>SCP-1941-JP]]とか[[日本そのもの>SCP-1000-JP]]とか。 そういうのに比べれば、財団世界ではむしろ怖くない。日本支部にも[[死体が出現するだけのSCP>SCP-587-JP]]がある。 が、同じ死体のSCPでもコイツはケタが文字通りに違う。 冒頭のセキュリティとプロトコルを確認すればわかるだろうが、このオブジェクトは総じて面倒な事態を引き起こす財団の頭痛のタネ、認識災害を引き起こすのだ。しかもその強制力と感染力が尋常ではない。 #center(){&bold(){お使いの端末のマイクにゆっくり、はっきりと、次のフレーズを繰り返してください。}} #center(){私は水中の死体に見覚えがありません。} #center(){#openclose(show=☐ 調整版音色分散プロセッサを起動){ #center(){&bold(){処理が完了しました。結果が以下に表示されました。}} #center(){&font(#008000){[✔] 検証が完了しました。ユーザーのCRVは許容範囲内です。}} }} 出現するときは、水面に小さく固まった人間の死体の群れ、という形で出てくる。 身元は一応わかっているが、DNA鑑定が確実ではないため確かなことは言えない状態である。 さらに、複数の実体の群れに見えるが、実際には集合意識で活動する単一の実体ではないか、という意見もある。 &font(#ffffff,b){俺は彼らが誰だか知ってるよ。彼らの名を知ってる。一人一人、全員の名前を。君だってそうだろう?} ちなみに現在のところ、財団では各実例を個別にわけることはできておらず、あなたは水中の死体に見覚えがありません。 &font(#ffffff,b){ジェレミア・ファインマン、アーサー・スコット、デニス・クラーク、ハー[認識災害につき除去] } で、コイツらはどんな異常特性を持っているのか? 先ほども述べたが、強力な認識災害である。それも陛下のもっとも高貴なる王冠よりもさらに強く、さらに広範囲に作用するのだ。……ここでいう「広範囲」については諸兄の考えるそれとは意味が異なるが。 この死体の群れを見た時、その人物が実体群のうちいずれかに覚えがある場合、またはかつて特定の団体(データは削除されている)に属していた過去がある場合、その人物は簡単に言うと、死体となっている実体群を昔からの知人・友人だと強く思い込むようになる。 &font(#ffffff,b){彼らは嘘をついている。彼らは彼らが誰なのか本当はよく分かってる。 認識災害があるのは事実だけれど、それは彼らが助けを求めるための手段でしかない。みんなに自分たちが何者なのか、何者だったのかを知ってもらうための手段なんだ。 } そして、件の湖に入る、またはSCP-2316の実例に触れる、といった形でSCP-2316実例との接触を試みた場合、そのアクションが他のSCP-2316実例の出現を引き起こす。あなたは水中の死体に見覚えがありません。追加の実例は認識災害の強化と確信のみを引き起こし、影響者に湖への入水を強制させる。しかも、このようにして湖に入った人物は消失し、今日まで回収されたことはない、という恐ろしい状態である。 つまり、&bold(){感染型+増殖型}のSCPオブジェクトなのだ。そら貫録のKeterである。 &bold(){&font(#ffffff){いったいどうして君は水中の死体に見覚えがないんだい?}} 財団側もこの特性上まともな調査が難しいのか、一応それを試みた痕跡として補遺が残されているが、二つあるどちらもデータ削除されている上、片方はエントリ自体が無効になっている。 このSCPオブジェクトは、果たして何のために人を呼び、引きずり込むのか? 認識災害という壁の向こうにあるその真実とは、何なのだろうか。 追記・修正は水中の死体に見覚えがない人にお願いします。 ---- #right(){CC BY-SA 3.0に基づく表示 SCP-2316 - Field Trip by djkaktus http://www.scp-wiki.net/scp-2316 http://ja.scp-wiki.net/scp-2316 この項目の内容は『[[クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス>https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja]]』に従います。 } ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #include(テンプレ3) #center(){&bold(){彼らは君に見てほしくないのさ。でも俺は見てほしい。さあ、下へ。}} ……さて。 この記事にも本家記事にも、文中に脈絡なく「&bold(){あなたは水中の死体に見覚えがありません}」としつこく出てきたのは既にお分かりだろう。 しかし、その意図についてはお分かりだろうか? この記事については、元記事の雰囲気を表現するためのものでしかない。しかし本家記事、つまり財団世界の報告書におけるそれは、別の意味を持つ。 つまり、SCP-2316の引き起こす認識災害へのミーム的対策のようなものだ。&bold(){表向きには。} 表があれば、裏がある。 このオブジェクトには何が隠されているのか? そして「校外学習」とはどういう意味なのか? それは、補遺となっている削除されたインタビュー、そして無効となったエントリに隠されている。 #openclose(show=君はこれを見なくちゃならない。彼らは君の友人だったじゃないか。){ &bold(){ERROR: UNRECOGNIZED USER. ログインのためにファイ[\\[ae0[[<} &bold(){&font(#008000){[✘✘✘] 検証が完[e\\\i.-a\\\. User Ccccrl\\\ 許容範囲内ですきみにかれらのかおをみせてあげよう。}} ・補遺1:ハリソン博士によるインタビュー これは、財団職員の一人と思われるハリソン博士が、SCP-2316に直接接触して生きて帰ってきた男性にインタビューを行った際の録音記録である。 認識災害を拡大する恐れがあるとして無効にされているが、これを相手側の立場で噛み砕き、さらに次の無効なエントリに記されたメッセージと合わせると恐ろしい事実が見えてくる。 &bold(){&font(#ffffff){あなたはすいちゅうのしたいにみおぼえがありません。}} インタビューの内容は省くが、実際に水中でSCP-2316実例を目撃した男性は、認識災害により彼らを友達だったと認識したが、個々の顔については「夢の中であった人のようにはっきりしなかった」と述べた。 が、重要なのはそこではない。男性はさらに、彼らが伝えたメッセージを受け取ったのだ。 男性は博士、ひいては財団に対して怒りをあらわにしながらこう言った。 &bold(){&font(#ffffff){あなたはすいちゅうのしたいにみおぼえがありません。}} >私には聞こえたんだ、彼らが助けを呼ぶ声が。彼らは私に… 私に、彼らが何者だったかについて語った。彼らは彼らが何者なのかを君が知っていると言ったぞ、君は――― &bold(){&font(#ffffff){あなたはすいちゅうのしたいにみおぼえがありません。}} >私は彼ら全員の名前を知っているぞ、ハリソン、私は彼らが語りかけてくるのを聞いた! 一人一人がだ。 たった一人が彼らを見て人々に伝えれば良いんだ、そうすれば人々は君たちが隠そうとしているものの正体を知ることが出来る。 &bold(){&font(#ffffff){あなたはすいちゅうのしたいにみおぼえがありません。}} そして、削除されている「団体」の名がここで明らかになる。「カーク・ロンウッド高校」。 ……どっかで聞きましたね? &bold(){&font(#ffffff){あなたあなたあなたあなたあなたあなたわたし}} このインタビューの冒頭のセキュリティは、アクセスしてきたのがログイン資格のない人物だとして撥ねつけようとしているが、間違いなくSCP-2316と思しき何者かがそれを強引に認証させてこのデータを復元している。 } #center(){&bold(){お使いの端末のマイクにゆっくり、はっきりと、次のフレーズを繰り返してください。}} #center(){私は水中の死体に見覚えがありません。} #center(){&font(#ffffff,b){私は水中の死体に見覚えがあります。}} #center(){#openclose(show=☐ 調整版音色分散プロセッサを起動){ #center(){&bold(){処理が完了しました。結果が以下に表示されました。}} #center(){&bold(){&font(#ff0000){[✘] 検証が不十分です。ユーザーのCRVは許容範囲内にありません。ユーザーのCRVは活動状態の認識災害に影響を受けています。そのまま動かないでください、あなたのサイトの医療スタッ[ '' ///afe44/25\23が間もなく到着します。}}} }} ・補遺2:無効なエントリ #openclose(show=[端末ロ[//fa/32][[){ ここまでくれば勘付いただろうが、これはSCP-2316に関連する何者かから、特定の人物に宛てたメッセージである。 全文を引用するのは避けたいところだが、これは全て読まないと意味が分からない。 なので、内容を意訳したものを、原文の雰囲気を残して載せる。 &bold(){&font(#ffffff){下へ下へ下へ下へ下へ下へ下へ下へ下へ下へ下へ下へ下へ下へ下へ下へ下へ下へ下へ下へ}} #center(){君にはもうあまり時間が残されていない。湖に戻って、水中に入って彼らを見るんだ。&br()あれは、君の友達、君のクラスメイトだ。75年の秋に、一緒に校外学習に行った彼らだよ。覚えていないのか? &br()君には彼らの声が聞こえているはずだ、それはわかってる。&br()これは彼らの過ちが引き起こしたことだ。&br()そして君だけが、いや君と俺だけが去った。&br()みんなはまだ湖の底で俺と君が戻ってきて、また一つになるのを待っている。彼らは俺と君に思い出してもらいたいんだ。&br()いい加減に目を覚ませ、こん畜生。俺たちが卒業するはずだった75年の秋を思い出せ。&br()&br()聞こえないのかい?&br()&br()聞こえないのかい?&br()&br()聞こえないのかい?&br()&br()聞こえないのかい?&br()&br()&bold(){聞こえてるのは知ってるよ。}&br()&br()聞こえないのかい?&br()&br()聞こえないのかい?&br()&br()聞こえないのかい?&br()&br()聞こえないのかい?&br()&br()俺たちはあそこでみんなと一緒だった。&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()みんなが君を待っている。&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&bold(){&font(#ffffff){俺たちは何も知らなかった。湖の中に何があるかなんて知らなかったんだ。財団は俺たちを救おうとしなかった。起きていることを観察してそのままにした。誰も彼らを止めてくれなかったんだ。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。あなたは水中の死体に見覚えがありません。}}&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&sizex(7){&bold(){&font(#ff0000){湖 に 戻 る ん だ 。}}} }} *簡単な解説 このオブジェクトの正体は、1975年の秋、この湖を校外学習で訪れていたカーク・ロンウッド高校のあるクラスの生徒たちのなれの果てである。 彼らはこの湖に起きていた何かの犠牲となって水死してしまったが、二人だけ生き残ることになった。 生き残った二人の片方はオブジェクト化したクラスメイトに接触した結果SCP-2316-1へと変貌。強力な認識災害を引き起こす力を手に入れ、最後の一人を探し始めた。 その過程でこの事件の真相を知ったがそれについてはもはや気にしていないらしく、最後の一人の捜索に腐心している。 この変貌した片方の生徒「俺」の力はかなり強く、財団の強固なセキュリティを易々と突破して来るレベルである。 「俺」はそれをすり抜けて真相と自身のメッセージを伝えにきている。 が、その結果この報告書自体が認識災害型のオブジェクトと化してしまい、「俺」のメッセージを読んだ者は「湖に戻って」しまい、SCP-2316に取り込まれてしまう。 無効になった補遺の一つ目では、「湖に入った人物」に対するインタビューが行われている。 恐らく財団の博士か誰かのようだが、見事に認識災害にやられている。しかし重要なのはそこではなく、「&bold(){湖に戻った人物がまた帰ってきてインタビューに応じている}」という部分。 これはつまり、概要の部分にある「オブジェクトに接触すると取り込まれる」というのはウソであり、認識災害のベクターとなって地上に戻り、拡散させる、ということである。 カーク・ロンウッド高校の面々がオブジェクト化したのはこの湖における異常現象の影響と、それを確かめるための財団の実験によるものだが、そもそものSCP-2316は76年ハブに属する別のオブジェクトを作り出そうとして失敗した、残滓のようなものだったと考えられる。ちなみに財団の検証実験はどうやら失敗した模様。 財団は実験が失敗したとしても、それを秘匿しない。秘匿するのは、機密であるか、情報災害・認識災害のベクターである場合である。このケースでは後者であり、インタビュー記録とSCP-2316側からのダイレクトアクセスをまとめて削除している……のだが、お察しの通り向こうから復旧させられてしまっている。 しかもインタビュー記録のインタビュアーであるハリソン博士の最後の発言がこれ。 >そいつ&bold(){ら}をここから連れ出せ! 記憶処理を施すんだ。それとあのクソッたれレコーダーを止めてこい。 インタビュアーのエージェントは一人なのに三人称が複数形。見事に博士も暴露してしまっている。 とまあ、こんな感じで曝露者を次から次へと増やし、最後の一人が曝露するまでこれを続けようとしている。当然そんなことになったらCK-クラス待ったなし、そら問答無用のKeterである。 #openclose(show=追記・修正は湖に戻ってからお願いします。){ この記事のラストの部分には、「俺」が探し続けた「君」がこの湖に戻ってきたことを描くTale「決して色あせない」へのリンクがある。 認識災害に曝露し、かつてのクラスメイトであった「彼ら」の声を聞いた「君」の辿る結末は……。 } ---- #right(){CC BY-SA 3.0に基づく表示 SCP-2316 - Field Trip by djkaktus http://www.scp-wiki.net/scp-2316 http://ja.scp-wiki.net/scp-2316 Not Fade Away by Shaggydredlocks http://www.scp-wiki.net/not-fade-away http://ja.scp-wiki.net/not-fade-away この項目の内容は『[[クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス>https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja]]』に従います。 } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,128) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 実は75年シリーズの一つ -- 名無しさん (2016-12-12 21:31:48) - 問題の湖に”何か”があって、75年にそこを訪れた高校の1クラスが曝露、SCP-2316に変化するも”君”と”俺(これは2316側か?)”がそれから逃れて、”君”を探すために”俺”が認識災害を広げてる? -- 名無しさん (2016-12-12 21:51:59) - 後半部分を読むと、この2名が戻っていないという意味からのKeterというクラス割り当てはあり得るな。収容できていないに該当する -- 名無しさん (2016-12-12 22:07:10) - keterグマ言うなwww それはそうと、頭の悪い私には、まだ分かりにくい内容なのだが…… -- 名無しさん (2016-12-12 22:35:40) - 前半は抜け出た”君”がSCP-2316に帰還すると何か起きてしまうのを防ぐための(”君”を欺くためだけの)カバーってことだろうか。それを呼び戻すためにSCP-2316(”俺”)が思い出させようとしてる、のかな -- 名無しさん (2016-12-12 22:56:04) - ああ違うか。単に報告書を見ただけで湖に呼ばれるようになる、ということか -- 名無しさん (2016-12-12 23:19:08) - ↑3 wikiだと再現しづらいので分かり辛いが、本家記事では報告書内にしかけがあって、「報告書を閲覧している最中に何か(SCP-2316)が干渉してきて記事を復元、閲覧者を湖に誘おうとする」形をとってる。つまり閲覧者=SCP-2316から去った&quot;君&quot;ということ。あるいは単にそう思い込ませて仲間を増やそうとしている。どっちにしても読んだ俺らが認識汚染食らうというのがキモで正体や真相はあんまり関係ないし私は水中の死体に見覚えがありません -- 名無しさん (2016-12-13 00:01:07) - なんとなくSCP-2442を連想した。Footnoteでの呼びかけといい、「あなたはすいちゅうのしたいにみおぼえがありません」さんの発言といい、「あなたあなたあなたあなたあなたあなたあなたわたし」といい、無効になったエントリの内容(特にイタリック体部分)といい、抑圧された記憶とその解放?みたいな -- 名無しさん (2016-12-13 01:20:59) - この高校は何なんだろうな。卒業アルバムの精神攻撃もキツいけど、夏の想い出写真も(ムチャクチャ地味ながらも)ヒドい。 -- 名無しさん (2016-12-13 04:47:39) - 高校自体というよりも75年に何かあった…らしいがどうなんだろう。好きなシリーズだが -- 名無しさん (2016-12-13 10:26:12) - 75年シリーズじゃなくて76年シリーズでは あとこれはバーチウッドでありカーク・ロンウッドじゃないぞ -- 名無しさん (2016-12-13 12:01:01) - 404へのリンクが444になっていたので修正しました -- 名無しさん (2016-12-13 17:12:54) - これは是非記事を読んでもらいたい作品。事前情報なしで読んだ時は鳥肌たちましたわ・・・。 -- 名無しさん (2016-12-15 00:01:45) - 76年シリーズのtale「思い出」の最後を思い出す。76年のほうとは関係無いと思うけど何かしら影響を受けた記事ではあると思う -- 名無しさん (2016-12-17 13:48:43) - ねこです に殺傷能力をつけたような感じ -- 名無しさん (2016-12-18 22:43:34) - 原文の方でも、SCP-2316に「class of 76」のタグがついてるから、これも76年シリーズの一部とみなしていいはず -- 名無しさん (2016-12-19 17:26:00) - 「湖に近づくと引き込まれる」というだけなら確かにヤバいけど一帯を封鎖すればそれで済むのに、向こうから干渉してくるのが恐ろしい。しかしその「君」が見つかったらこいつは治まるんだろうか -- 名無しさん (2017-02-07 10:26:24) - ↑来ても、「こいつはあいつじゃない。きっと本物はどこかに……」と、さらに続けていきそうな気がする。この手の話ではありがちなだけに。 -- 名無しさん (2017-02-07 13:10:12) - 原文サイト見てもちょっとよく分からなかったけど、つまり記事の最後辺りでミーム汚染食らって「私は水中の死体に見覚えがあります」とマイクに言っちゃったところでさらに「俺」が接触してきたってこと? -- 名無しさん (2017-04-22 00:40:17) - ↑ミームじゃないけどおおむねそんな感じ。記事自体が認識災害の媒体だから。 -- 名無しさん (2017-04-22 00:51:30) - 「俺」があいつを探すために76年シリーズを作ったように思える -- 名無しさん (2017-07-08 19:08:42) - JPに移ってからスマホで見ると肝心の隠しの部分がうまく表示されないな… -- 名無しさん (2017-07-20 17:35:50) - 私は暗闇のねこに見覚えがありません。よろしくおねがいします。 -- 名無しさん (2017-07-26 12:03:27) - PCから見てもギミックがよく分らん… ソース見てしまった -- 名無しさん (2017-08-24 22:54:34) - 何気ぞくっとする -- 名無しさん (2017-11-17 21:18:17) - 俺はかつて栄光の冠を頂いた図書館です、よろしくおねがいします -- 名無しさん (2018-01-10 10:00:01) - 私は水中の死体に見覚えがありません -- 俺 (2018-03-11 00:44:59) - おれです。よろしくおねがいします。 -- 名無しさん (2018-05-02 07:29:25) - インタビューのところ、ヒエッって思わず声が出てしまった…。 -- 名無しさん (2018-06-10 15:38:38) - わたしはアリソン・エッカート中のアリソン・エッカートに見覚えがありません -- 名無しさん (2018-06-15 14:25:19) - 私は水中のイワナの死体に見覚えがありません。私はイワナの腹中の団子に見覚えがあります -- 名無しさん (2018-06-15 19:05:26) - カーク・ロンウッド高校(76年)とバーチウッド高校(75年)は、平行世界等ではなく、814(使い方を間違えると空間や時間に影響が出るオブジェクト。)によって時間を戻されifみたいな感じになったんじゃないのかな(´・ω・`) -- 名無しさん (2018-07-18 22:52:45) - 前にここのwikiで76年シリーズを詳しくまとめた項目あったはずなんだが.......消されたんかな?悲しい -- 名無しさん (2019-07-15 00:32:05) - ↑安心してください。今class-of-76の項目を作っています。完成したら文字数めっちゃやばいことになりそうですが... -- 名無しさん (2019-08-16 18:36:19) - あとでSCP-332を見てわかったが、O5じゃなく監督評議会なのはそれくらい発端が(メタ的に)古いからなのか -- 名無しさん (2019-09-23 06:04:27) - コイツほんとすき。いつみても最後で鳥肌立つ。 -- 名無しさん (2019-12-06 18:23:43) - FirefoxでもChromeでもJPでも原文でもfootnoteの仕掛けが動作しないんだけどどうすれば見れんのこれ? -- 名無しさん (2020-02-05 07:52:07) - マジかよ、見覚えが無い水中の死体最低だな。 -- 名無しさん (2020-03-06 14:38:27) - 仮に75年に18歳の高校3年生だったとすれば、2020年時点では63歳か…探されている1人が湖と関係なく死んでしまったら、2316は永遠に探し続けるんかな… -- 名無しさん (2020-06-12 22:01:11) - あっこんなところにいたのか。 さあ早く湖に戻るんだ! -- 名無しさん (2020-08-22 08:52:46) - 湖はティーンの死体だらけなのか…待てよ…ティーンと分かるという事は保存状態は良好なハズ…ヌレヌレスケスケなティーンたち…なんてこったこれが桃源郷…人の求めたエリュシオン… -- 名無しさん (2020-09-12 01:30:09) - ↑おっとそう考えるのは気が早い その数倍は歳くった犠牲者がいると思った方がいい -- 名無しさん (2020-10-24 22:03:28) - 忘れないでくれ -- 名無しさん (2021-01-18 21:26:58) - ↑3 その中にはドスケベボディなヨーロピアンガールがいらっしゃる可能性が微粒子レベルで存在している…?ミーム汚染に性欲だけで抗いながらピチピチJKと致すなんて捗っちまうぜ… -- 名無しさん (2021-02-11 11:47:22) - なんかこの記事見てるとBUMPのメーデーが脳内再生されるんだけどなんでなんだろう・・・自分でもわからない -- 名無しさん (2021-04-04 02:44:00) - ニコニコで活動している時止めゆかりさんの主が、このオブジェクトの歌を自作さているよ。報告書の雰囲気まんまで鳥肌立った。興味があったら、ぜひ。&quot;I do not recognize the bodies in the water.&quot; -- 名無しさん (2022-01-09 07:05:22) - これ「事件」が起こった年代とかそもそも元記事が投稿された時期を考慮しても2022年時点で50代以下の人はHigh Schoolの年齢じゃないから俺関係ないわってなると思うんだけど、これが2000とか2010とかだったら怖さが変わってくるんだろうな -- 名無しさん (2022-12-15 02:58:38) - SCP版七人岬だよね -- 名無しさん (2023-03-05 03:45:59) - https://bokete.jp/boke/102083742 -- 名無しさん (2023-04-14 16:04:57) -  -1へと変貌、ってあるけど報告書内に-1なんて無いよね -- 名無しさん (2023-08-28 21:19:25) - …色々と手遅れな人が10人弱いるようだ -- 名無しさん (2024-02-18 13:07:32) - 池の水全部抜いてみた!したらどうなるんだろ -- 名無しさん (2024-04-20 11:39:35) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: