ウルトラマンマックス(作品)

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「ウルトラマンマックス」は2005年7月2日から2006年4月1日まで放送された円谷プロの特撮ドラマである。


*【物語】
時は21世紀、世界中で異常気象が観測され、空想の産物と思われていた怪獣が出現した。
それに対応すべく国連は地球防衛連合UDFを設立、日本支部には精鋭のチームDASHが結成された。

そして日本にもラゴラス、グランゴンという怪獣が出現し、DASHが応戦する。
その中で災害ボランティアのトウマ・カイトは人々を救うために墜落した戦闘機に乗り怪獣に挑むが撃墜されかかる。
しかし、そんなカイトを光の巨人が助ける。

カイトの勇気に共鳴した巨人はカイトと一体化し出現、2大怪獣を撃破した。

その勇気を認められたカイトはDASHに入隊、巨人はカイトによりウルトラマンマックスと名付けられた。
そしてDASHとマックスの戦いが幕を開けたのだった。
 

*【概要】
前作『[[ウルトラマンネクサス]]』の成績不振を受け急遽穴埋めとして企画された作品である。
(要はシリーズ40周年の作品であるウルトラマンメビウスまでの繋ぎの作品である)
そのためかメインのプロデューサーは従来の渋谷氏ではなく、演出を担当していた社員の八木氏が務めている。
なお7月スタートになった理由に、2006年春から7時半がニュース枠になる事が確定しており3クール枠を取る為である事と放送同時期開催の「ウルトラマンフェスティバル」においてTVとイベント登場を合わせてヤマを作りたいというイベント企画側の要望による理由があったためで、ネクサスを打ち切りではなく路線変更無しで放送短縮で済んだのはこの要因が大きい。

迫るシリーズ40周年を前に人気回復を図った本作は、人気怪獣の再登場やオーソドックスな世界観を元に原点回帰を目標とされた。

原点回帰の例として、影絵を利用したOP、第二期までと同様EDは無し、
[[レオ>ウルトラマンレオ]]以来のセブンタイプの主役ウルトラマン等が挙げられる。

また、繋ぎの企画なため当初から全39話を予定とされていた。
これは奇しくも初代[[ウルトラマン]]と同じである(枠の都合で総集編が追加され最終的に40話)。


さて、本作の最大の特徴はバラエティ豊かな作風である。
どういった流れかは不明だが、40話しかないのに参加した脚本家18名、監督11名と非常に多い。
 
その参加した脚本家や監督も豪華な顔ぶれであり、映画業界からは金子修介や三池崇史、アニメ業界からは『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[黒田洋介]]、
『マックス』以降に『[[天元突破グレンラガン]]』『[[キルラキル]]』『[[仮面ライダーフォーゼ]]』と数々の名作品の脚本を務めた中島かずき、
その他にも普段ウルトラに参加してない一般ドラマの脚本家や小説家がゲスト参加した。

さらに昭和ウルトラからは[[上原正三]]や実相寺昭雄、飯島敏広、藤川桂介といった初期作品を支えた大御所が、
平成ウルトラからは太田愛や[[小中千昭]]や村石宏實といった面々が参加した。

「全編がパラレルワールド」という『マックス』の豪快な初期設定もあり、
『マックス』は参加した脚本家や監督による個性豊かで、コメディ・熱血・ラブロマンスなんでもありの話に彩られていき、
ウルトラシリーズの中でも一際、話のバラエティ豊かさが輝くウルトラ作品となったのである。

 
テレビ版最終回はシリーズでも稀な総集編となっており、チームDASHの面々の回想となっている。
参加スタッフが全員載った最後のスタッフロールは圧巻である。


*【出演者】
キャスト面では長官役にハヤタを演じた黒部進、博士役にフジアキコを演じた桜井浩子の初代コンビやナレーションへの佐野史郎の起用、
さらにかつてウルトラやライダーといった特撮ヒーローのレギュラーが多数ゲスト出演した。
その他テラー田農や犬塚弘、萩原流行、河合我聞といった一般層にも名が知られた俳優も出演している。
 

*【登場人物】
◆トウマ・カイト
本作の主人公。彼の勇気に感銘を受けた[[ウルトラマンマックス]]と合体・変身する。
基本的には結構爽やかな熱血漢であるが、かつて一人旅の最中に家族を火事で亡くしたことがトラウマとなっている。
チームDASHに志願したり災害ボランティアに参加しているのはそのため。
DASHには入隊試験を受けたが一回落ちている。
最後はミズキと結婚した。

◆コイシカワ・ミズキ
DASH唯一の女性隊員だが、前線にも積極的に出撃している。男勝りだが、女性らしさも備えている。
カイトとは第一話からフラグを建てていて、最終回でそれが実る。またカイトとは人工呼吸とはいえキスシーンもある。
 
◆ヒジカタ・シゲル
ギャグもシリアスもこなせるDASHの隊長。基本的には司令塔だが、前線でも活躍する。

◆ショーン・ホワイト
日本語が堪能なアメリカ人で、メカに強いコメディリリーフ。彼の発明が無ければ勝てなかった戦いもある。
たまに変な英語が飛び出す。

◆コバ・ケンジロウ
二丁拳銃で戦うネタ担当。普段はやられ役でネタにされやすいが、重要な局面では常に活躍している。
中盤以降エリーといい感じに。
やたらと次回予告でフルネームを呼ばれる。
バイクに乗るそっくりさんの兄弟がいて、オダギリジョーと戦ったとか戦っていないとか

◆エリー
高性能アンドロイドで、普段は分析やオペレーターを担当。アクティブモードで起動すれば戦闘もこなせる。
アンドロイドらしく序盤こそ無感情・無表情だったが、中盤以降はどんどん人間味が増していった。ピグモンが乗り移ったこともある。
中の人は後に役者としてブレイク、日本アカデミー助演女優賞を受賞するほどに。
 
◆トミオカ長官
UDF日本支部の長官。かつては戦闘機乗りで、普段は基地であるベースタイタンにいることが多いが自ら出撃することも。
盆栽が趣味で好物はカレー、ギャグパートでは活き活きとしている。
ハサミやスプーン…と見せかけてカレーを空に掲げる謎のポーズをよくする。

◆ヨシナガ博士
ベースタイタンに常勤の科学者で、何でもござれの万能博士。かつては女優もやっていた?

◆ダテ博士
ベースポセイドンにいる科学者でトミオカとは旧友。度々DASHの危機にかけつけた。

◆[[ウルトラマンマックス]]
マックスパワー!マックススピード!(敵も)
詳しくは項目参照。

◆[[ウルトラマンゼノン]]
一戦一敗一見学。詳しくは項目参照。
 



追記・修正はマックスパワー!マックススピード!でお願いします。

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- 問題作のネクサス、集大成のメビウスに挟まれてるから印象がどうしても薄くなってしまうけど個人的にはイチオシ。 &br()今までのウルトラシリーズだと「原点回帰、過去作を尊重=マニアックな作風」「オタクに認められれば認められるほど偉い」というのが固定観念になっていて逃れられぬ運命にあったのに、この作品はそんなことがなくて内容がシンプルで、しかも面白いという非常に画期的な試みだったので。  -- 名無しさん  (2013-10-17 19:34:24)
- 序盤こそウルトラ特有の文明批判の焼き直しっぽかったけど第三惑星の奇跡とわたしはだあれ?で化けたと思う  -- 名無しさん  (2013-12-24 16:51:03)
- ↑狙われない街、遥かなる友人、エリーのクリスマスも忘れないで。  -- 名無しさん  (2013-12-24 17:00:07)
- ↑燃え尽きろ!地球!!もな  -- 名無しさん  (2013-12-24 17:40:27)
- 全話パラレルワールド設定でみんなで暴走したから面白会は本当に面白かったよな  -- 名無しさん  (2013-12-24 21:56:32)
- ↑×2ついでに胡蝶の夢も。  -- 名無しさん  (2013-12-24 23:04:11)
- ↑アレは流石に難解すぎるわ。  -- 名無しさん  (2013-12-24 23:33:00)
- 星座泥棒は結構恐かったな。  -- 名無しさん  (2013-12-24 23:39:20)
- DASHってデカブツ相手のスコアは今一つだけど、等身大宇宙人は結構倒してる気がする。  -- 名無しさん  (2013-12-24 23:43:00)
- ゼノンの扱いだけは無いわ…。アストラとかセブン21みたいにセミレギュラーの助っ人戦士にすれば良かったのに。  -- 名無しさん  (2014-01-07 10:33:51)
- 萌え足らんガもぬこもやってる事はかなり怖いんだよな   -- 名無しさん  (2014-01-07 10:37:20)
- エリーが可愛すぎて生きるのが辛い  -- 名無しさん  (2014-01-29 18:31:09)
- タイニーがかわいすぎる  -- 名無しさん  (2014-02-03 00:18:22)
- いい意味でやりたい放題だったな  -- 名無しさん  (2014-02-21 20:59:16)
- ↑5 誰かがゼノン使うだろうと思ってたら誰も使わなかったって脚本の人が・・・  -- 名無しさん  (2014-02-21 22:22:26)
- 平成3部作に次いで好きな作品。コスモスの後番組になる予定だったウルトラマンジャスティスもセブンタイプのウルトラマンだったし、もし実現していればこんな感じだったのかな~と思う。マックスは良い意味で土6っぽい作品だったし。  -- 名無しさん  (2014-03-06 04:34:33)
- ヒーロー側が頼りない存在になっちゃったのがちょっとなぁ・・・。  -- 名無しさん  (2014-03-24 01:21:31)
- 「甦れ青春」はウルトラ好きなら見るべし。あの時のトミオカ長官はひょっとすると…?!  -- 名無しさん  (2014-03-26 13:54:05)
- 子供も親も楽しめて、尚且つマニアも唸らせる。偉い。  -- 名無しさん  (2014-07-17 02:20:09)
- 追い詰められた円谷の「とにかく人気出すために色々やろう!」っていう気概が感じられる作品。いろいろなテーマを込めて高尚な作品にしようとしたネクサスの失敗がよっぽど痛かったんだろうな  -- 名無しさん  (2014-07-18 01:46:01)
- ゼノンはイケメンだった。マックスは…アホの子。ゼノンって、メビウスの没デザインって聞いたことある。  -- 名無しさん  (2014-08-03 06:39:42)
- ↑デザイナーは否定してるけど、各書籍ではそう書いてあるという謎な状態だけどね  -- 名無しさん  (2014-08-03 12:50:02)
- 現在開催中のウルトラセブン展で展示してあるメトロン、キングジョー、エレキングはマックスの撮影で使用した物なんだって♪  -- 名無しさん  (2014-08-20 00:49:57)
- 過去の怪獣が登場する回は総じて微妙だが、ギャグ回は完全に振り切ってて面白い  -- 名無しさん  (2014-08-27 23:27:19)
- とりあえずマックスはゼノンにギャラクシー返してやれよ……  -- 名無しさん  (2015-01-05 03:07:14)
- マックス怪獣はなぜか再登場の機会に恵まれないのが悲しい。今度の映画でスラン星人が出るけど、これまではウルトラギャラクシーNEOでナツノメリュウの死体が出ただけで、ウルトラ銀河伝説にすら一体も出なかった。  -- 名無しさん  (2015-02-08 11:05:01)
- おれ個人的にネクサス嫌いだったから、マックスにはめちゃくちゃはまった。  -- 名無しさん  (2015-02-11 08:39:04)
- 多分カブトはマックスの影響を受けたとか  -- 名無しさん  (2015-02-11 08:40:07)
- レギュラー・ゲスト問わず女性キャストのレベルはトップクラスだと思う  -- 名無しさん  (2015-02-28 21:41:39)
- ↑4スラン星人だけ大丈夫だったかららしい。  -- 名無しさん  (2015-04-07 08:39:50)
- 平成ウルトラシリーズで一番好きだなぁ。奇しくも、主人公とナレーションが島根県出身。  -- 名無しさん  (2015-04-07 09:54:21)
- 特撮エースでやってた漫画版はネクサス並の鬱展開  -- 名無しさん  (2015-09-09 18:28:21)
- 怪獣のスーツかま残ってないのが残念。ラゴラスエヴォとかルガノーガーとか格好良くて好きだったのに……  -- 名無しさん  (2015-12-31 14:48:10)
- 一応、アトラク用でラゴラスエヴォはあったけど、かなりボロボロだったからなぁ…  -- 名無しさん  (2015-12-31 14:54:34)
- 本来ネクサスとメビウスの繋ぎでしかなかったのにそのどちらとも被らない個性を発揮してて好き。安易に「神!」とか言う気には流石にならないけど充分良作だと思う  -- 名無しさん  (2016-01-13 19:33:08)
- 主人公とナレーションが島根県出身と地元民からしたら感涙ものだった  -- 名無しさん  (2016-01-13 19:53:34)
- 基本を押さえつつ過去とのつながりが無いからシリーズ初見の人にもお勧めの一作  -- 名無しさん  (2016-01-29 17:46:28)
- 何気に毎週内容によって変わる各話のタイトルロゴが好きだった人いない? ちょっと世にも奇妙な物語を思い出す演出で好きだった。  -- 名無しさん  (2016-04-14 05:25:00)
- ↑あれなかなかよかったよな。それにしてもネクサスの反省踏まえた結果、カオスな  -- 名無しさん  (2016-12-18 04:23:59)
- ↑の続きだが、ネクサスの反省踏まえた結果、カオスな内容になった。でもそれがいいw  -- 名無しさん  (2016-12-18 04:27:52)
- コスモスは観てたけどまだ1才にもならない頃で全然記憶になく、ネクサスは怖がって観てなかったので、初めてシリーズ見通した思い出が出来たのがマックスだったなぁ。しかし、マックスの漫画があるというのはここのコメ欄で初めて知ったのですが...  -- 名無しさん  (2017-01-13 19:21:27)
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