ブーメラン(ワイルドアームズ)

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&font(#6495ED){登録日}:2012/10/29(月) 22:44:45
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&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

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PS用ゲーム、ワイルドアームズ、及びそのリメイク版であるワイルドアームズアルターコードFに登場するキャラクター。
CVは[[中田譲治]]が担当(アルターコードF)。

鋼の体と水銀の血を持つ『魔族』と呼ばれる異世界の存在であり、中盤から魔族の幹部である『ナイトクォーターズ』の一員に加わる。

癒えぬ渇きを心に持ち、戦場でのみその渇きは癒される。との考えを持つため、常に戦場に赴き、強者との戦いを求める『戦鬼』である。

元々彼はナイトクォーターズに匹敵する実力を持ちながらも、様々な理由からナイトクォーターズ入りを許されなかった『イレギュラーナンバー』という存在であった。
彼は裏切り者や任務に失敗した者を始末する『処刑人』であり、同族殺しとして忌み嫌われていたため、ナイトクォーターズに加えてもらえなかったのだろう。
事実、魔族のトップであるマザーが彼をナイトクォーターズに迎えた時、ナイトクォーターズのリーダーであるジークフリードは露骨に嫌悪感を示していた。

最も、彼はそんなことはどこ吹く風とばかりに自身の欲望を満たすためだけに戦っていたのだが。

また彼のその戦いに対する飽くなき欲望は、欲望を司るガーディアン(ファルガイアの聖霊のようなもの)、ルシエドを従えるほど。




【ゲームでの活躍】
序盤の終わり、ヴォルカノントラップにてナイトクォーターズが一人、ベルセルクを主人公たちが打ち倒した後に声だけで登場。
主人公たちに敗れたベルセルクを
『奇策を使いながらも敗れるとは戦士の恥』
として切り捨てた。

その後、ベルセルクが抜けた穴を補う形でナイトクォーターズに昇格。

ベルセルクを倒した主人公たちの力を試し、自分と戦うに相応しいかどうかを見極めるため、風の海のエピタフにて待ち受ける。
戦闘後、主人公たちに『今は弱いが強くなる素質がある』と見極め、自分に追いつけるほど強くなれ、と促してその場を去る。

2度目は墜ちたサンクチュアリにて戦闘。
戦闘後、前よりも確実に主人公たちが強くなっていることを実感し、サンクチュアリに残されたガーディアンロードの石像を『お前たちが強くなるならば』と彼らに譲る。

そして3度目、最終決戦の地、宇宙コロニー『マルドゥーク』へと続く塔『カ・ディンギル』入口にて主人公たちを待ち受ける。
戦いは熾烈を極めるも、遂にブーメランをも凌ぐ強さを手に入れた主人公たちが勝利。
敗北を認め、またいつの日か合まみえたいと語り、道を譲る…。

…が

#center(){『一度ならず、二度までもニンゲンに力を貸すとは…』}

なんとブーメランを疎ましく思っていたジークフリードが主人公たちごとモンスターに葬らせようとする。
モンスターの牙が主人公に迫った瞬間―
#center(){
『行けッ!ニンゲンの戦士ッ!』
『ここは俺が引き受けるッ!』

『…別にお前たちを救うつもりはない。』
『獲物を他の奴に取られたくないだけだ…。』
『お前たちを狩るのはこの俺だッ!』
}


殿を引き受け主人公たちを逃がしたブーメラン…

#center(){
『ニンゲンが希望を力に変えるのならば、俺は欲望を刃に変えてみせよう…』

『それが戦鬼である俺の生き方、戦い方だ』

『俺は必ず戻る。あいつらと決着をつけるためにな…』

『ここは、俺の死に場所じゃないッ!!』
}


瞬間、大きな振動がカ・ディンギル内に逃げ込んだ主人公たちに伝わる。
戦場となった塔の入口に戻ると、そこには主を失ったブーメランの得物、クレッセントファングが突き立っていた…。



以下、クリア後ネタバレ














#center(){&font(#ff0000){『俺は必ず帰ってくる…』}}





クレッセントファングを拾った後、特定条件を満たした状態で闘技場へと向かい、試合にエントリーすると…


#center(){
『こいつらは、この俺のエモノだ』

『ザコは、ひっこんでおいてもらおうか』
}


なんと、死んだはずのブーメランが飽くなき戦いへの欲望を力とし、地獄から蘇ってきたのだ。
地獄から舞い戻りし戦鬼…
その名もブーメランフラッシュ…。


#center(){
『またせたな…ニンゲンの戦士どもよ…』

『俺はお前たちとの決着をつけるために、約束通り、地獄から舞い戻ってきた』
『新たな力を身につけてな…』

『戦いという、飽くなき欲望にとらわれたこの俺と、俺に付き従った、欲望のガーディアン、ルシエド…』

『その絆が生み出した最強の力…』
『それがガーディアンブレード、魔剣ルシエドだッ!』

『伝説の彼方に忘れられたガーディアンブレードの威力ッ!』
『その身に刻んでもらおうッ!』
}



なんと彼はかつてファルガイアの大地を引き裂いたとされる魔剣、ガーディアンブレードを携えていたのだ
その力はまさに圧倒的であり、戦いに生きる戦鬼のそれに相応しい物であった。
それに対し、主人公たちは想いを束ね、力とし、立ち向かう。

そして…遂に決着はついた…

#center(){
『想いを束ねた心の強さが限界以上の力を生み、不可能を可能にする』

『それが、奇跡…』
『ニンゲンに与えられた、ファルガイアを守護する力というわけか』
}



主人公たちを認め、己の終りを悟ったブーメランは呟く

#center(){
『…どうやら俺も、ここまでのようだな』
『だが、俺は負けたのか…?』
『いいや、負けていない…』

『戦鬼として戦いの中に生き、そして、駆け抜けたのだ…』
『それは敗北ではないッ!』

『勝利とは己の描いた夢を全うすること』
『戦いの中に生き、そして散りゆくことで、俺の心の渇きが癒されていく』
}

#center(){&font(#ff0000){
『俺こそが勝利者だッ!』
『戦場に燃え尽きた俺の生き方に、ただの一度も、振り返ることなしッ!』
}}



己の夢を全うし、勝利者となった彼は満たされて散っていった…




追記・修正は彼の欲望を満たしてからお願いします

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- Fではルシエドがマテリアル技を使ってくるのでより強敵に。  -- 名無しさん  (2013-10-13 12:37:06)
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